JP7061420B2 - 放射線検出器 - Google Patents
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Description
しかしながら、この様にすると、X線検出器の動作の開始が外部からの信号に依存することになるので、タイムラグなどにより処理時間が長くなるという問題がある。
そこで、薄膜トランジスタをオフ状態とし、X線が照射された時にデータラインに流れる電流の値と、X線が照射されていない時にデータラインに流れる電流の値との差に基づいて、X線の入射開始時を検出する技術が提案されている。
そこで、放射線の入射開始時を精度良く検出することができ、且つ、検出時間の短縮を図ることができる放射線検出器の開発が望まれていた。
本実施の形態に係る放射線検出器は、X線のほかにもγ線などの各種放射線に適用させることができる。ここでは、一例として、放射線の中の代表的なものとしてX線に係る場合を例にとり説明をする。したがって、以下の実施形態の「X線」を「他の放射線」に置き換えることにより、他の放射線にも適用させることができる。
直接変換方式のX線検出器には、例えば、アモルファスセレンなどからなる光電変換膜が設けられている。直接変換方式のX線検出器においては、外部から入射したX線は、光電変換膜に吸収され、信号電荷に直接変換される。
間接変換方式のX線検出器には、例えば、複数の光電変換部を有するアレイ基板と、複数の光電変換部の上に設けられX線を蛍光(可視光)に変換するシンチレータとが設けられている。間接変換方式のX線検出器においては、外部から入射したX線はシンチレータにより蛍光に変換される。発生した蛍光は、光電変換部により信号電荷に変換される。
すなわち、X線検出器は、X線を電気的な情報に変換する検出部を有するものであれば良い。検出部は、例えば、X線を直接的またはシンチレータと協働して検出するものとすることができる。
なお、直接変換方式のX線検出器の基本的な構成には既知の技術を適用することができるので詳細な説明は省略する。
また、X線検出器1は、例えば、一般医療などに用いることができる。ただし、X線検出器1の用途は、一般医療に限定されるわけではない。
なお、図1においては、バイアスライン2c3などを省いて描いている。
図2は、X線検出器1のブロック図である。
図3は、アレイ基板2の回路図である。
図1~図3に示すように、X線検出器1には、アレイ基板2、信号処理部3、画像処理部4、シンチレータ5、メモリ6、および入射X線検出部7が設けられている。
アレイ基板2は、基板2a、光電変換部2b、制御ライン(又はゲートライン)2c1、データライン(又はシグナルライン)2c2、バイアスライン2c3、配線パッド2d1、配線パッド2d2、および保護層2fなどを有する。
本実施の形態においては、光電変換部2bがX線をシンチレータ5と協働して検出する検出部となる。
なお、光電変換部2b、制御ライン2c1、データライン2c2、およびバイアスライン2c3などの数は例示をしたものに限定されるわけではない。
光電変換部2bは、基板2aの一方の面に複数設けられている。光電変換部2bは、制御ライン2c1とデータライン2c2とにより画された領域に設けられている。複数の光電変換部2bは、制御ライン2c1が延びる方向(第1の方向の一例に相当する)、およびデータライン2c2が延びる方向(第2の方向の一例に相当する)に並べて設けられている。複数の光電変換部2bは、マトリクス状に並べられている。なお、1つの光電変換部2bは、X線画像における1つの画素(pixel)に対応する。
また、図3に示すように、光電変換素子2b1において変換した電荷が供給される蓄積キャパシタ2b3を設けることができる。蓄積キャパシタ2b3は、例えば、矩形平板状を呈し、薄膜トランジスタ2b2の下に設けることができる。ただし、光電変換素子2b1の容量によっては、光電変換素子2b1が蓄積キャパシタ2b3を兼ねることができる。
蓄積キャパシタ2b3が設けられる場合には、薄膜トランジスタ2b2をオフ状態にするとバイアスライン2c3から蓄積キャパシタ2b3に一定の電荷が蓄積され、薄膜トランジスタ2b2をオン状態にすると蓄積キャパシタ2b3に蓄積されている電荷が放出される。
なお、以下においては、一例として、蓄積キャパシタ2b3が設けられる場合を例示する。
薄膜トランジスタ2b2は、蓄積キャパシタ2b3への電荷の蓄積および放出のスイッチングを行う。薄膜トランジスタ2b2は、ゲート電極2b2a、ドレイン電極2b2b及びソース電極2b2cを有している。薄膜トランジスタ2b2のゲート電極2b2aは、対応する制御ライン2c1と電気的に接続される。薄膜トランジスタ2b2のドレイン電極2b2bは、対応するデータライン2c2と電気的に接続される。すなわち、薄膜トランジスタ2b2は、対応する制御ライン2c1と対応するデータライン2c2とに電気的に接続されている。薄膜トランジスタ2b2のソース電極2b2cは、対応する光電変換素子2b1と蓄積キャパシタ2b3とに電気的に接続される。また、光電変換素子2b1のアノード側と蓄積キャパシタ2b3は、対応するバイアスライン2c3と電気的に接続される(図3を参照)。
制御ライン2c1、データライン2c2、およびバイアスライン2c3は、例えば、アルミニウムやクロムなどの低抵抗金属を用いて形成することができる。
信号処理部3には、制御回路31と、信号検出回路32とが設けられている。
制御回路31は、薄膜トランジスタ2b2のオン状態とオフ状態を切り替える。
行選択回路31bには、画像処理部4などから制御信号S1が入力される。行選択回路31bは、X線画像のスキャン方向に従って、対応するゲートドライバ31aに制御信号S1を入力する。
ゲートドライバ31aは、対応する制御ライン2c1に制御信号S1を入力する。
例えば、制御回路31は、フレキシブルプリント基板2e1を介して、制御信号S1を各制御ライン2c1毎に順次入力する。制御ライン2c1に入力された制御信号S1により薄膜トランジスタ2b2がオン状態となり、光電変換部2b(蓄積キャパシタ2b3)からの電荷(画像データS2)が受信できるようになる。
また、入射放射線検出部6が、X線の入射が開始されたと判定した場合には、信号検出回路32は、薄膜トランジスタ2b2がオン状態の時に画像データS2をさらに読み出すことができる。
読み出された画像データS2は、メモリ6に一時的に格納される。
画像処理部4、メモリ6、および入射X線検出部7は、信号処理部3と一体化されていてもよい。
シンチレータ5は、例えば、ヨウ化セシウム(CsI):タリウム(Tl)、あるいはヨウ化ナトリウム(NaI):タリウム(Tl)などを用いて形成することができる。この場合、真空蒸着法などを用いて、シンチレータ5を形成すれば、複数の柱状結晶の集合体からなるシンチレータ5が形成される。
また、空気中に含まれる水蒸気により、シンチレータ5の特性と反射層の特性が劣化するのを抑制するために、シンチレータ5と反射層を覆う図示しない防湿部を設けることができる。
また、メモリ6は、X線の入射開始時を判定する際に用いられる光電変換部2b(検出部)に関する情報を格納することもできる。すなわち、メモリ6は、複数の光電変換部2bのそれぞれから読み出された画像データS2と、X線の入射開始時を判定する際に用いられる光電変換部2bに関する情報と、を格納することができる。なお、X線の入射開始時を判定する際に用いられる光電変換部2bに関する情報(光電変換部2bの選定条件)については後述する。
なお、入射X線検出部7に関する詳細は後述する。
まず、制御回路31は、薄膜トランジスタ2b2をオフ状態にする。薄膜トランジスタ2b2がオフ状態となることで、バイアスライン2c3を介して一定の電荷が蓄積キャパシタ2b3に蓄積される。次に、X線が照射されると、シンチレータ5によりX線が蛍光に変換される。蛍光が光電変換素子2b1に入射すると、光電効果によって電荷(電子およびホール)が発生し、発生した電荷と、蓄積されている電荷(異種電荷)とが結合して蓄積されている電荷が減少する。次に、制御回路31は、薄膜トランジスタ2b2を順次オン状態にする。信号検出回路32は、サンプリング信号に従って各蓄積キャパシタ2b3に蓄積されている電荷(画像データS2)をデータライン2c2を介して読み出す。そして、信号検出回路32は、読み出された画像データS2(アナログ信号)をデジタル信号に順次変換する。デジタル信号に変換された画像データS2は、メモリ6に格納される。画像処理部4は、メモリ6に格納されている画像データS2に基づいて、X線画像を構成する。構成されたX線画像のデータは、画像処理部4から外部の機器などに向けて出力される。
図4は、n本の制御ライン2c1と、m本のデータライン2c2が設けられた場合である。
まず、画像処理部4などから信号検出回路32にサンプリング信号21を入力する。図4に示すように、サンプリング信号21がオンとなることで、信号検出回路32は、データライン(1)~データライン(m)に対するサンプリングを開始する。サンプリング信号21は所定の期間経過後にオフとなる。
信号検出回路32は、薄膜トランジスタ2b2がオン状態の時にデータライン(1)~データライン(m)からの画像データS2を順次読み出す。
その後、以上の手順を制御ライン(2)~制御ライン(n)に対して行う。
以上の様にして得られたデータは、メモリ6に格納される。薄膜トランジスタ2b2がオン状態の時に得られたデータは、n行m列の画像データS2となる。
また、図4においては、制御信号S1をオフとした後にサンプリング信号21をオフにしているが、制御信号S1のオフとサンプリング信号21のオフとは同時であってもよいし、制御信号S1をオフにする前にサンプリング信号21をオフとしてもよい。
まず、X線源などの外部機器からの信号により、X線がX線検出器に入射したのを認識する。次に、予め定められた時間の経過後に、読み出しを行う光電変換部2bの薄膜トランジスタ2b2をオン状態にして、蓄積されている電荷を読み出す。すなわち、一般的なX線検出器の場合には、X線が実際にX線検出器に入射したのを検出しているわけではない。そのため、外部機器からの信号が入力された時点と、読み出し動作を開始する時点との間に所定の時間を設ける必要がある。その結果、タイムラグなどが生じて、処理時間が長くなる。
その結果、薄膜トランジスタ2b2がオフ状態となっている時にデータライン2c2に流れる電流の値に基づいてX線の入射開始時を検出すると、X線の入射開始時を精度良く検出することが困難となるおそれがある。
すなわち、入射X線検出部7は、薄膜トランジスタ2b2がオン状態となっている時に読み出された画像データS2に基づいてX線が入射したか否かを判定する。
また、前述したように、医療に用いられるX線検出器1の場合には、入射するX線の強度が非常に弱いものとなる。しかしながら、薄膜トランジスタ2b2がオン状態の時に得られた画像データS2を用いてX線の入射開始時を検出すれば、X線の入射開始時を精度良く検出することが可能となる。
すなわち、入射X線検出部7は、所定の閾値を超えた値の画像データS2が読み出された光電変換部2bの数に基づいてX線の入射開始時を判定することができる。
ところが、光電変換部2bの数は非常に多い。例えば、光電変換部2bの数は、数百万個に達する場合もある。そのため、メモリ6に格納されている、同じ画像インデックスが付与されている全ての画像データS2(同じX線画像の全ての画像データS2)に基づいて、X線の入射開始時を判定すると検出時間が長くなる。医療に用いられるX線検出器1の場合には、X線の照射時間が長くなると健康への悪影響があるため、X線の照射時間は短くすることが好ましい。そのため、検出時間が長くなると、X線が照射されている期間内にX線の入射判定が完了しなくなるおそれがある。すなわち、検出時間が長くなると、X線の入射開始時が検出できなくなるおそれがある。
なお、図中の矢印Xは、制御ライン2c1が延びる方向である。矢印Yは、データライン2c2が延びる方向である。
図5(a)、(b)に示すように、複数の光電変換部2bは、制御ライン2c1が延びる方向、およびデータライン2c2が延びる方向に並べて設けられている。なお、光電変換部2bの数は、例示をしたものに限定されるわけではない。
メモリ6に格納されている一部の画像データS2を選定する際には、複数の光電変換部2bが並べられた全領域20(第1の領域の一例に相当する)を複数の領域20a(第2の領域の一例に相当する)に分割する。この場合、複数の領域20a同士の面積(1つの領域20aに含まれる光電変換部2bの数)がほぼ同じとなるようにすることができる。
図5(b)に示すように、一の領域20aにおいて選定される光電変換部2bの位置は、他の領域20aにおいて選定される光電変換部2bの位置と異なるものとすることができる。
光電変換部2bの選定条件(全領域20の分割条件、1つの領域20aから選定される光電変換部2bの数や位置など)は、実験やシミュレーションを行うことで適宜決定することができる。また、予め定められた光電変換部2bの選定条件は、メモリ6に格納することができる。
また、制御ライン2c1およびデータライン2c2には、それぞれ固有の電気特性があったり、断線していたりする場合もある。
例えば、欠陥がある光電変換部2bから読み出された画像データS2の値は、所定の閾値よりも常に高くなる場合がある。そのため、欠陥がある光電変換部2bの数が余り多くなると、X線が入射していないにも係わらずX線が入射したと誤検出するおそれがある。
また、前述した制御ライン2c1およびデータライン2c2の短絡や断線なども、暗画像を撮影すれば知ることができる。
入射X線検出部7は、X線の入射開始時を判定する際に、当該位置情報に基づいて、該当する光電変換部2bを除外することができる。
この様にすれば、X線の入射開始時をさらに精度良く検出することができる。
また、アレイ基板2の周縁領域に設けられた光電変換部2bは、最も外側から内側に3本目までの制御ライン2c1、および最も外側から内側に3本目までのデータライン2c2の少なくともいずれかに接続されている光電変換部2bとすることもできる。
この様にすれば、光電変換部2bの検査と、不適切な画像データS2が読み出され得る光電変換部2bの位置情報の登録を省略することができる。
この場合、1つの領域20aにおいて選定される光電変換部2bの数は、当該領域20aに含まれている光電変換部2bの数よりも少なくすることができる。
領域20aは、1つの制御ライン2c1に電気的に接続された複数の光電変換部2b、または、1つのデータライン2c2に電気的に接続された複数の光電変換部2bを含むことができる。
複数の領域20aのそれぞれにおいて、選定される光電変換部2bの数は同じとすることができる。
入射X線検出部7は、所定の閾値を超えた値の画像データS2が読み出された、選定された光電変換部2bの数に基づいてX線の入射開始時を判定することができる。
入射X線検出部7は、所定の閾値を超えた値の画像データS2が読み出された、選定された光電変換部2bの数を演算する際に、同じ画像インデックスが付与された画像データS2を用いることができる。
入射X線検出部7は、所定の閾値を超えた値の画像データS2が読み出された、選定された光電変換部2bの数を演算する際に、予め定められた光電変換部2bを除外することができる。
除外される光電変換部2bは、短絡および断線の少なくともいずれかの状態にあるものとすることができる。
除外される光電変換部2bは、基板2aの周縁領域に設けられているものとすることができる。
除外される光電変換部2bは、短絡および断線の少なくともいずれかの状態にある制御ライン2c1に電気的に接続されているものとすることができる。
除外される光電変換部2bは、短絡および断線の少なくともいずれかの状態にあるデータライン2c2に電気的に接続されているものとすることができる。
メモリ6は、複数の光電変換部2bのそれぞれから読み出された画像データS2と、除外される光電変換部2bに関する情報と、を格納することができる。
図6に示すように、読み出し工程28においては、信号処理部3は、複数の制御ライン2c1をスキャンし、薄膜トランジスタ2b2をON状態にして画像データS2を読み出す。
信号処理部3は、読み出された画像データS2に画像インデックスを付与して、メモリ6に格納する。
次に、入射X線検出部7は、選定された光電変換部2bのうち、所定の閾値を超えた値の画像データS2が読み出された光電変換部2bの数に基づいてX線の入射開始時を判定する。例えば、入射X線検出部7は、所定の閾値よりも大きな値の画像データS2が読み出された光電変換部2bの数を演算する。演算された光電変換部2bの数が所定の値以上となった場合には、入射X線検出部7は、X線がX線検出器1に入射したと判定することができる。
入射X線検出部7は、光電変換部2bの数を演算する際に、予め定められた光電変換部2bを除外することができる。除外される光電変換部2bについては、前述したものと同様とすることができるので詳細な説明は省略する。
続いて、画像処理部4は、X線が入射したと判定された周期において付与された画像インデックスに基づいて、X線の入射後の画像データS2を選定する。画像処理部4は、選定された画像データS2を用いてX線画像を構成する。
Claims (7)
- 基板と、
前記基板に設けられ、第1の方向に延びる複数の制御ラインと、
前記基板に設けられ、前記第1の方向に交差する第2の方向に延びる複数のデータラインと、
前記第1の方向および前記第2の方向に並べて設けられ、それぞれが対応する前記制御ラインと対応する前記データラインとに電気的に接続された薄膜トランジスタを有し、放射線を直接的またはシンチレータと協働して検出する複数の検出部と、
前記薄膜トランジスタのオン状態とオフ状態を切り替える制御回路と、
前記薄膜トランジスタがオン状態の時に、前記複数の検出部のそれぞれから画像データを読み出す信号検出回路と、
前記薄膜トランジスタがオン状態の時に読み出された前記画像データに基づいて前記放射線の入射開始時を判定する入射放射線検出部と、
を備え
前記入射放射線検出部は、
放射線画像の撮影に用いる前記複数の検出部が設けられた第1の領域を、少なくとも2つの前記検出部を含む複数の第2の領域に分割し、
前記複数の第2の領域のそれぞれにおいて、所定の前記検出部を選定し、
前記選定された検出部から読み出された前記画像データに基づいて前記放射線の入射開始時を判定する放射線検出器。 - 1つの前記第2の領域において前記選定される検出部の数は、前記1つの第2の領域に含まれている前記検出部の数よりも少ない請求項1記載の放射線検出器。
- 1つの前記第2の領域における前記選定される検出部の位置は、他の前記第2の領域における前記選定される検出部の位置と異なる請求項1または2に記載の放射線検出器。
- 前記第2の領域は、1つの前記制御ラインに電気的に接続された複数の前記検出部、または、1つの前記データラインに電気的に接続された複数の前記検出部を含む請求項1~3のいずれか1つに記載の放射線検出器。
- 前記複数の第2の領域のそれぞれにおいて、前記選定される検出部の数は同じである請求項1~4のいずれか1つに記載の放射線検出器。
- 前記入射放射線検出部は、所定の閾値を超えた値の前記画像データが読み出された、前記選定された検出部の数に基づいて前記放射線の入射開始時を判定する請求項1~5のいずれか1つに記載の放射線検出器。
- 前記信号検出回路は、1つの前記放射線画像を構成するのに用いられる前記複数の画像データを組にする画像インデックスを、前記複数の画像データのそれぞれに付与し、
前記入射放射線検出部は、前記所定の閾値を超えた値の前記画像データが読み出された、前記選定された検出部の数を演算する際に、同じ前記画像インデックスが付与された前記画像データを用いる請求項6記載の放射線検出器。
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