JP7060864B2 - 試験管理システム、試験管理方法及び試験管理プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、コンピュータを用いた試験(例えば、CBT:Computer Based Training)の試験運用を管理する試験管理システム等に関する。
近年、従来の紙ベースの試験に代わって、CBTによる試験が行われる機会が増えている。CBTに関する技術として、例えば、特許文献1、2に示す技術が開示されている。特許文献1、2に示す技術は、学習者管理11、成績管理12、教材構造チャート13、設問選択14および設問提示15の各サブシステムをプログラムで実行するデータ処理装置1と、学習者の氏名、住所等の情報を記憶する学習者データ記憶部21、学習する各学習領域の属性、各学習領域に含まれる複数の学習要素の属性等を記憶する教材構造チャート記憶部22、学習者の正誤情報、学習履歴情報等を記憶する学習履歴データ記憶部23および設問本文、解答、解説、指導者マニュアル、設問の属性等を記憶する設問データ記憶部24を具有する記憶装置2及び入出力装置3、4とを具備するものである。
また、試験運用を管理する技術として、例えば特許文献3に示す技術が開示されている。特許文献3に示す技術は、受験端末40のコンピュータ30は、試験に関する処理を実行するもので、カメラ11~13による画像情報や、荷重センサ20、ドアー開閉センサ21、衣服センサ22等のセンサ類による各種の監視情報を入力し、通信ネットワークによりセンタコンピュータに監視情報を伝送し、コンピュータ30は、入力部32、出力部31、記憶部36と接続され、各種情報を入出力し、座席センサ20は、受験者が着席しているか離席しているかを監視・検出し、ドアー開閉センサ21は、受験ブース100への受験者の入室又は外室等を監視し、ガウン又は受験者の衣服等に衣服センサ22が設けられるものである。
特開2006-079113号公報 特開平11-143347号公報 特開2003-91231号公報
試験においてやむを得ず中断しなければならない場合がある。例えば、リスニングの試験においてヘッドホンの不具合により聞き取りができない場合は、停電や天災などにより一時的に試験を続行することが困難となる場合などが考えられる。停電や天災などの場合は、被験者が一斉に試験を中断することができるため、試験運用は他の会場と違うものになるものの、公平性は維持することが可能である。しかしながら、ヘッドホンの不具合や体調不良、嘔吐などによる本人及びその周囲の一部の被験者のみが、一時的に中断を余儀なくされるような場合は、他の被験者は試験が継続されており公平性が維持できなくなってしまう。
特に、CBTによる試験を行う場合には、僅かな確率ながらも装置の不具合等が生じる可能性があり、少なくともそのような不具合に対応できるように環境を整えておく必要がある。上記特許文献1ないし3に示す技術は、このような試験の運用まで考慮したものではなく、実際の試験に用いた場合には、不具合対応が困難になってしまうという問題がある。
本発明は、試験を受ける被験者の公平性を保ちつつ、試験中にアクシデントが起こった場合に当該アクシデントに対応することが可能となる試験管理システム等を提供する。
本発明に係る試験管理システムは、試験の表示画面のロックを制御する画面ロック制御手段を備え、試験を中断する旨の情報が入力された場合に、前記画面ロック制御手段が表示画面をロックし、試験を再開する旨の情報が入力された場合に、前記画面ロック制御手段が表示画面のロックを解除するものである。
このように、本発明に係る試験管理システムにおいては、試験の表示画面のロックを制御する画面ロック制御手段を備え、試験を中断する旨の情報が入力された場合に、前記画面ロック制御手段が表示画面をロックし、試験を再開する旨の情報が入力された場合に、前記画面ロック制御手段が表示画面のロックを解除するため、やむを得ず試験を中断しなければならない事情があった場合に、試験の中断中は表示画面をロックすることで試験を継続できなくし、中断理由が解消した際には表示画面のロックを解除して試験を再開することで、中断等の事情があった場合であっても被験者の公平性を保ちつつ、試験を速やかに運用することができるという効果を奏する。
本発明に係る試験管理システムは、無線及び/又は有線通信を開始する通信開始手段と、無線及び/又は有線通信を停止する通信停止手段とを備え、試験を中断する旨の情報が入力された場合に、前記通信開始手段が無線及び/又は有線通信を開始し、試験を再開する旨の情報が入力された場合に、前記通信停止手段が無線及び/又は有線通信を停止するものである。
このように、本発明に係る試験管理システムにおいては、無線及び/又は有線通信を開始する通信開始手段と、無線及び/又は有線通信を停止する通信停止手段とを備え、試験を中断する旨の情報が入力された場合に、前記通信開始手段が無線及び/又は有線通信を開始し、試験を再開する旨の情報が入力された場合に、前記通信停止手段が無線及び/又は有線通信を停止するため、試験中は無線及び/又は有線による通信ができなくなることで、不正を防止することができ、試験が中断した場合には、表示画面をロックした上で無線及び/又は有線による通信を可能とすることで、試験を再開する旨の情報を中断対象となっている被験者の試験装置に一斉送信することが可能となり、試験の運用を効率的に行うことができると共に、試験の公平性を保つことができるという効果を奏する。
本発明に係る試験管理システムは、試験を中断する旨の情報が被験者が利用する試験端末から入力され、試験を再開する旨の情報が試験を監督する試験監督者が利用する試験監督端末から無線及び/又は有線通信により入力されるものである。
このように、本発明に係る試験管理システムにおいては、試験を中断する旨の情報が被験者が利用する試験端末から入力され、試験を再開する旨の情報が試験を監督する試験監督者が利用する試験監督端末から無線及び/又は有線通信により入力されるため、試験中に中断を余儀なくされるようなアクシデントが起こった場合に、被験者ごとに各自の試験端末からその旨を入力して試験を中断することができると共に、中断の理由がなくなった後は試験監督者が利用する試験監督端末から遠隔で試験を再開することができ、被験者ごとに試験の中断を管理することができるという効果を奏する。
本発明に係る試験管理システムは、試験時間における開始時刻、終了時刻及び延長可能時間を管理すると共に、試験の経過時間を測定する時間管理手段を備え、時間管理手段が、試験を中断する旨の情報が入力された時から試験を再開する旨の情報が入力される時までの間、前記延長可能時間を上限値として経過時間を試験時間としてカウントしないものである。
このように、本発明に係る試験管理システムにおいては、試験時間における開始時刻、終了時刻及び延長可能時間を管理すると共に、試験の経過時間を測定する時間管理手段を備え、時間管理手段が、試験を中断する旨の情報が入力された時から試験を再開する旨の情報が入力される時までの間、前記延長可能時間を上限値として経過時間を試験時間としてカウントしないため、やむを得ない事情で試験を中断した場合であっても、各被験者の実施的な試験時間を統一し、公平性を保つことができるという効果を奏する。
本発明に係る試験管理システムは、試験を受ける被験者ごとに当該被験者を識別するための識別情報、及び/又は試験態様ごとに当該試験態様を識別するための識別情報を付加する識別情報付加手段と、前記識別情報に対応付けて試験に関連する情報が記憶される試験情報記憶部とを備えるものである。
このように、本発明に係る試験管理システムにおいては、試験を受ける被験者ごとに当該被験者を識別するための識別情報、及び/又は試験態様ごとに当該試験態様を識別するための識別情報を付加し、前記識別情報に対応付けて試験に関連する情報が記憶されるため、各被験者ごとに試験に関する情報(例えば、設問情報、教育教材情報、試験結果等)を個別管理したり、また、試験科目、学部、学科、試験会場といった試験態様ごとに試験に関する情報(例えば、設問情報、教育教材情報等)を管理することができ、被験者間で不公平がないように試験を運用することが可能になると共に、同じ試験態様の被験者をまとめて管理することができ、管理の手間を低減することができるという効果を奏する。
第1の実施形態に係る試験管理システムのシステム構成図である。 第1の実施形態に係る試験管理システムを構成する各装置のハードウェア構成図である。 第1の実施形態に係る試験管理システムの機能ブロック図である。 第1の実施形態に係る試験管理システムの動作を示すフローチャートである。 第1の実施形態に係る試験装置で認証を行う場合の画面の一例を示す図である。 第1の実施形態に係る試験装置で緊急ボタンが押下された場合の画面の一例を示す図である。 図4における(1)の処理を示すフローチャートである。 アラートが発生した旨の情報を受信した試験監督装置の表示画面の一例を示す図である。 アラート発生時の試験監督装置の表示画面の一例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態を説明する。また、本実施形態の全体を通して同じ要素には同じ符号を付けている。
(本発明の第1の実施形態)
本実施形態に係る試験管理システムについて、図1ないし図8を用いて説明する。本実施形態に係る試験管理システムは、試験装置が被験者各人に配布され、そのディスプレイに表示された設問に対して被験者が解答を入力することで試験が行われるCBTを利用したものであり、予期しないアクシデントが起こった場合であっても、被験者間の公平性を保ちつつ試験を厳正に継続運用することができるものである。
なお、以下の実施形態においては、一例として大学等の入学試験を挙げるが、開始時刻と終了時刻が明確に規定されるような試験であれば、本実施形態に係る試験装置を適用可能である。また、試験中は不正防止のために、外部との通信は一切行うことができないようにすることを前提としている。
図1は、本実施形態に係る試験管理システムのシステム構成図である。試験管理システム1は、被験者が試験の閲覧や解答に使用する複数の試験装置10と、一つの試験会場(例えば、複数の部屋に分かれて各部屋で複数人の被験者が試験を受けるような場合は、その部屋ごと)に対して配置される試験監督者が使用する試験監督装置11と、これらの試験装置10及び試験監督装置11が使用するデータや試験の運用等を管理する管理装置12とを備える。試験装置10は、被験者各人に配布される端末であり、例えばタブレット型やノートパソコンなどの携帯性が良い端末である。試験監督装置11は、各試験会場における試験監督者が利用する端末であり、これも、例えばタブレット型やノートパソコンなどの携帯性が良い端末である。管理装置12は、サーバ型の端末であり、試験運用から具体的な試験内容に関することまで、必要となるあらゆる情報が一元的に管理されている。
各装置は外部と無線及び/又は有線での通信を行う機能を有しており、双方向通信によるデータ等の送受信が可能になっているが、試験時間中において試験が継続している間は、被験者が利用する試験装置10の通信機能は完全に遮断されている。これは、外部とアクセスすることで不正が行われることを防止するためである。
図2は、本実施形態に係る試験管理システムを構成する各装置のハードウェア構成図である。各装置は、CPU21、RAM22、ROM23、ハードディスク(HDとする)24、通信I/F25及び入出力I/F26を備える。ROM23やHD24には、オペレーティングシステム、プログラム、データベース等が格納されており、必要に応じてプログラムがRAM22に読み出され、CPU21により実行される。
通信I/F25は、装置間の通信を行うためのインタフェースである。入出力I/F26は、タッチパネル、キーボード、マウス等の入力機器からの入力を受け付けたり、プリンタやディスプレイ等にデータを出力するためのインタフェースである。この入出力I/F26は、必要に応じて光磁気ディスク、CD-R、DVD-R等のリムーバブルディスク等に対応したドライブを接続することができる。各処理部はバスを介して接続され、情報のやり取りを行う。
なお、上記ハードウェアの構成はあくまで一例であり、必要に応じて変更可能である。また、上述したように、本実施形態において、通信I/F25は、試験時間内は不正を防止する目的で通信機能を完全に遮断することが原則であるが、以下に説明するように、必要に応じて試験時間内であっても通信を行う場合がある。さらに、本実施形態においては、タッチパネル方式でディスプレイに入力を行うタブレットを使って試験が行われるものとするが、他のデバイスが利用されてもよい。
図3は、本実施形態に係る試験管理システムの機能ブロック図である。試験管理システム1は、図1において上述したように、複数の試験装置10と、複数の試験監督装置11と、これらの試験装置10及び試験監督装置11が使用するデータや試験の運用を管理する管理装置12とを備える。
管理装置12は、試験を受験する被験者の願書記載情報、受験科目、認証コード、パスワード等の個人情報が被験者ごとに記憶されている被験者情報記憶部121と、試験問題やその解説・解答等の情報が記憶されている試験情報記憶部122と、科目ごとの試験時間や試験で使用する機器等の試験運用に関する情報を記憶されている管理情報記憶部123と、これらのデータを利用しながら試験の管理、運用及び他の装置とのやり取り等を行う試験処理部(管理用)124とを備える。この管理装置12は、試験を主催する主催者が管理する装置であり、試験前においては、作成した試験問題の登録や試験スケジュールの登録等の処理が行われ、試験中においては、試験中の運用制御を行い、試験後においては、試験の採点、合否判定、合否通知等の処理が行われる。すなわち、試験を管理・運用する上で必要な処理は、基本的にこの管理装置12で行われる。
被験者情報記憶部121は、試験前に判明している被験者に関する情報が格納される。例えば、受け取った願書の情報を元に、識別情報付加手段(図示しない)により被験者ごとに任意のID及びパスワードが割り振られ、その他の個人情報と共に被験者情報記憶部121に記憶される。試験情報記憶部122は、試験の主催者が予め作成している試験の設問、解答、配点、難易度、設問種別及び/又は解説等の試験問題に関する情報を登録して記憶する。管理情報記憶部123は、試験の主催者が予め設定した試験時間や試験に必要な機器(例えば、英語のリスニングに使用するヘッドホン等)の情報等が、被験者情報記憶部121や試験情報記憶部122に記憶されている情報と関連付けられて記憶される。また、試験を中断せざるを得ない不測の事態が起こった場合に、試験時間を被験者ごとに延長するための延長上限時間等が記憶される。
試験処理部(管理側)124は、被験者情報記憶部121、試験情報記憶部122及び/又は管理情報記憶部123に記憶されている情報の読み出し、登録、書き込み、更新等の処理を管理者の操作に応じて行う。特に、試験中においては、試験装置11や試験監督装置12からの情報をリアルタイムに送受信して、試験の運用を制御する処理を行う。
なお、上述した処理はあくまで一例を示すものであり、これ以外にも様々な処理が行われるようにしてもよい。
試験装置10は、管理装置12にて記憶されている被験者情報記憶部121と同様の情報が記憶された被験者情報記憶部(被験者側)101と、管理装置12にて記憶されている試験情報記憶部122と同様の情報が記憶された試験情報記憶部(被験者側)102と、管理装置12にて記憶されている管理情報記憶部123と同様の情報が記憶された管理情報記憶部(被験者側)103と、ディスプレイ109で入力された被験者の識別情報と被験者情報記憶部(被験者側)101に記憶されている被験者の識別情報とが一致するかどうかを判定して認証処理を行う認証処理部104と、試験情報記憶部(被験者側)102や管理情報記憶部(被験者側)103に記憶されている情報を用いてディスプレイ109への設問の表示、試験時間の管理、またディスプレイ109で入力された解答の取り込み等の試験運用に関する処理を行う試験処理部(被験者側)105と、試験中にやむを得ない事態が生じた場合に、被験者の操作によりアラートの発生を検知し、試験装置10を中断状態に制御するアラート処理部106と、アラート処理部106からのアラート情報を受けて外部機器との無線及び/又は有線による通信を制御する通信制御部107と、アラート処理部106からのアラート情報を受けてディスプレイ109の表示画面をロックするロック制御部108とを備える。
被験者情報記憶部(被験者側)101、試験情報記憶部(被験者側)102及び管理情報記憶部(被験者側)103は、試験の前に予め管理装置12からコピーされている。コピー処理は、外付けの外部メモリ等を用いてもよいし、通信機能を用いてダウンロードしてもよい。このように、被験者情報記憶部(被験者側)101、試験情報記憶部(被験者側)102及び管理情報記憶部(被験者側)103の情報を試験装置10にコピーしておくことで、試験中において通信機能が停止している場合であっても、試験装置10が単独で試験処理を行うことが可能となっている。
認証処理部104は、ディスプレイ109に入力された被験者のIDとパスワードを取得し、被験者情報記憶部101に記憶されている情報との一致を確認する。IDもパスワードも双方一致した場合のみ被験者を正当者として認証する。被験者ごとに識別情報を認証することで、被験者ごとに受験科目や学部が異なるような場合であっても、一つの試験装置104で試験を実施することが可能となる。また、試験問題の入れ替えや複数の試験を実施する場合などにおいても柔軟な対応が可能となる。
なお、認証処理においては、替え玉受験等の不正防止のために、被験者の顔や指紋を事前に登録しておき、顔認証や指紋認証により試験問題にアクセスできるようにしてもよい。
試験処理部(被験者側)105は、認証処理部104による認証が完了すると、試験開始と共に、認証された被験者に対応付けられている設問を試験情報記憶部(被験者側)102から読み出してディスプレイ109に表示する。このとき、設問ごとに解答時間が設定されているような場合は、管理情報記憶部103からその設問の解答時間を取得し、設問の表示と共に時間をカウントする。ディスプレイ109に被験者から解答が入力されると、その解答を取り込んで試験情報記憶部(被験者側)102に書き込む。このとき、設問ごとに解答時間が設定されているような場合は、その設問の解答に要した時間も併せて書き込まれる。
また、試験処理部(被験者側)105は、試験時間の管理も行う。つまり、試験開始と共にシステム時刻を取得し、管理情報記憶部(被験者側)103に記憶されている試験時間から試験終了時刻を演算して管理情報記憶部(被験者側)103に書き込む。また、時間の経過と共に、試験の残り時間を(例えば、1分間隔で)管理情報記憶部(被験者側)103に書き込むようにしてもよい。
また、必要に応じて、試験処理部(被験者側)105は、被験者が不正解となった設問について、その正答や解説を提示し、再度提示された解説に関連する設問をディスプレイ109に表示するようにしてもよい。つまり、ディスプレイ109に被験者から解答が入力された時点で即座に採点を行い、不正解である場合には、試験情報記憶部(被験者側)102から当該設問の正答や解説を抽出し、ディスプレイ109に表示する。被験者は表示された正答や解説を参照し、ウインドウを閉じると共に、提示された解説に関連する設問が再度試験情報記憶部(被験者側)102から抽出されディスプレイ109に表示される。被験者が、再出題された設問に正解するまでこれらの処理を繰り返してもよい。このような処理を行うことで、単に設問に対する正解/不正解がわかるだけでなく、解説の内容を正確に理解したり、間違った理由を分析するといった学習力を測定することが可能となる。
アラート処理部106は、試験中において試験を中断せざるを得ない不測の事態が起こった場合に、被験者がディスプレイ109に表示されている「緊急」ボタンを押下することでアラート処理を行う。アラート処理では、不測の事態が起こった瞬間から試験時間のカウントを停止するように制御し、代わって延長時間をカウントするように制御することが行われる。また、アラートなった試験装置10を特定し、管理装置12や試験監督装置11に送信したり、試験の継続ができないようにディスプレイ109の画面をロックする処理等を行う。つまり、不測の事態が起こった場合に、不利な影響を受ける被験者を救済し、試験の公平性を保つための処理である。
上記試験時間や延長時間の停止、カウント等の制御は、試験処理部(被験者側)105に通知することで行われる。アラート状態になった試験装置10を特定し、管理装置12や試験監督装置11に送信する処理は、アラート処理部106からの通知を受けた通信制御部107が外部との通信を開始し、管理装置12に情報を送信することで行われる。このとき、ロック制御部108によりディスプレイ109の画面はロックされているため、被験者は試験装置10を操作することができなくなる。つまり、試験の継続に加え不正を行うこともできなくなるため、通信制御部107による通信が行われても問題ない。
なお、試験を中断せざるを得ない不測の事態とは、例えば、天災、停電、機器の故障等により試験の継続が困難になった場合や、体調不良により試験の継続が困難になった場合を含んでもよい。特に、体調不良などにより一人の被験者が嘔吐したような場合などは、本人については自己管理の問題で不測の事態とは言えない場合もあり得るが、その周辺の被験者にとっては予期できない不測の事態であり、そのような被験者は当然に救済されるべきである。
試験監督装置11は、試験時間の管理を行ったり、管理装置12から送信される試験に関する情報を受信してディスプレイ113に表示する試験管理部111と、試験監督の対象となっている試験装置10でアラートが発生し、そのアラートの原因が解消された場合に、アラートを解除して試験を再開するように制御する解除処理部112とを備える。なお、試験監督装置11は、試験監督者が使用するものであるため、試験中であっても常時外部と通信することが可能である。
試験管理部111は、管理装置12から送信される情報を用いて試験時間の管理を行う。すなわち、試験の開始と同時にシステム時刻を取得し、管理情報記憶部123に記憶されている試験時間から、試験終了時刻や試験経過時間、残り時間を演算して管理する。ここで管理されるのは、あくまで同じ試験会場で試験を行っている試験装置10全体に関してであり、個々の試験装置10は試験中は通信できない状態であるため、試験装置10ごとの個別の管理はできない。
しかしながら、いずれかの試験装置10でアラートが発生した場合は、その試験装置10は通信可能状態となり、アラート発生の情報が管理装置12に送信される。試験管理部111は、管理装置12に送信された情報を取得することで、どの試験装置10にアラートが発生したかを瞬時にディスプレイ113に表示することができる。試験監督者は発生したアラートの原因を速やかに排除し、解除処理部112によるアラートの解除操作を行う。解除処理部112は、アラート解除の旨の情報を管理装置12に送信し、管理装置12の試験処理部(管理側)124が、アラートの解除対象となった試験装置10に対してアラートの解除指令情報を送信する。アラートの解除指令情報を受信した試験装置10は、試験を再開するために再び通信制御部107が通信機能を停止し、アラート処理部106がアラート状態を解除した上でロック制御部108がディスプレイ109の画面ロックを解除する。また、アラート処理部106がアラート状態を解除したことを受けて、試験処理部(被験者側)105は、延長時間のカウントを停止し、試験時間のカウントを再開する。このとき、中断により停止していた延長時間に応じて試験終了時刻が再計算される。
なお、試験監督装置11において、個々の試験装置10ごとに中断された時間が試験終了時刻を管理するために、試験処理部(管理側)124においても試験装置10ごとに個別の試験時間の演算を行い管理がなされる。試験監督装置11は、管理装置12から個々の試験装置10の情報を取得することで、試験装置10が通信できない状態であっても、試験装置10を個別に管理することが可能となる。
次に、本実施形態に係る試験管理システムの動作について説明する。図4は、本実施形態に係る試験管理システムの動作を示すフローチャートである。試験装置10には予め被験者情報記憶部(被験者側)101、試験情報記憶部(被験者側)102及び管理情報記憶部(被験者側)103の情報が格納されており、被験者各人に配布されているとする。まず、試験装置10が被験者に配布された時点で通信制御部107が通信を停止する(S1)。認証処理部104が、被験者が入力したIDとパスワードを被験者情報記憶部101から検索し、認証処理を行う(S2)。
図5は、本実施形態に係る試験装置で認証を行う場合の画面の一例を示す図である。図5に示すように、ID(ここでは、受験番号+生年月日)を入力し、サインインボタン51を押下してサインインし、続けて被験者しか知らないパスコードを入力して認証ボタン52を押下する。認証ボタン52の押下に伴って、認証処理部104がIDとパスコードで認証処理を行い、被験者が正当者であると確認できた場合のみ、次の画面に進んで試験を受けることが可能となる。
図4に戻って、被験者の認証処理が完了したら試験が開始される(S3)。このとき、試験処理部(被験者側)105は、試験時間のカウントを開始する。また、同時に、試験監督装置11の試験管理部111においても、試験時間のカウントが開始され、管理装置12との通信により試験時間に関する情報が共有される。試験中は、試験処理部(被験者側)105が、試験情報記憶部(被験者側)102や管理情報記憶部(被験者側)103の情報を用いて、試験問題の表示や解答の取得といった試験処理を継続的に行う(S4)。アラート処理部(106)が、アラートが発生したかどうかを判定し(S5)、アラートが発生しない場合は、試験終了まで試験処理が継続して行われる。
アラートが発生した場合、すなわち試験中に試験を中断せざるを得ない不測の事態が生じて、被験者によりディスプレイ109に表示されているアラートボタンが押下された場合、ロック制御部108がディスプレイ109に表示されている画面をロック状態にして操作不能にする(S6)。また、通信制御部107が通信可能な状態にして、少なくとも管理装置12及び/又は試験監督装置11との間で通信可能状態とする(S7)。なお、本実施形態においては、試験装置10と管理装置12とが相互に通信を行い、管理装置12と試験監督装置11とが相互に通信を行うものとするが、試験装置10と試験監督装置11とが相互に通信を行うようにしてもよい。試験装置10が通信可能になると共に、試験時間のカウントを停止し、延長時間のカウントを開始する(S8)。つまり、アラートが発生している間は試験時間としてカウントしないことで、被験者が不利益を受けないようにする。管理情報記憶部103には最大延長時間(例えば、30分程度)が設定されており、延長時間が最大延長時間を超えるような場合は、試験の継続が不可能であるとして、別途対応策が講じられる必要がある。一方、最大延長時間以内であれば、試験の継続が可能であるとして、試験時間の延長をすることで被験者間の公平性を保つことが可能となる。
図6は、本実施形態に係る試験装置で緊急ボタンが押下された場合の画面の一例を示す図である。図6(A)に示すように、試験中は設問や選択肢が表示されるが、併せて緊急ボタン61が画面上に常時表示されて押下可能な状態となっている。被験者は、試験を継続することが困難となるようなやむを得ない事情が生じた場合に、緊急ボタン61を押下すると、図6(B)に示すような画面に遷移し、待機指示が表示されると共に画面にロックを掛けて一切の操作を不能にする。このとき、試験装置10は少なくとも管理装置12との通信を開始し、管理装置12にアラートが発生した旨の情報が送信される。また、同時に、試験時間のカウントが提示され、延長時間のカウントが開始される。
図4に戻って、試験装置10側でアラートが開始されると(1)の処理に進む。図7は、図4における(1)の処理を示すフローチャートである。図7の処理は、管理装置12及び試験監督装置11側の処理である。管理装置12は、試験装置10からアラートが発生した旨の情報を受信すると(S21)、試験時間のカウントを停止し、延長時間のカウントを開始する(S22)。この処理は、試験装置10における試験時間の管理と管理装置12における試験時間の管理とを合わせるためである。試験処理部(管理側)124は、アラートが発生している試験装置10を特定し、その試験装置10に関するアラート発生時間、経過した試験時間、延長時間、残り試験時間等の情報を被験者情報記憶部121に書き込んでデータを更新する(S23)。同時に、それらの情報は試験監督装置11に送信され、試験監督装置11の画面上にその旨の情報が表示される(S24)。
図8は、アラートが発生した旨の情報を受信した試験監督装置の表示画面の一例を示す図である。試験監督装置11の表示画面には、通常時においては、図8(A)に示すように、各被験者の席次が表示されており、例えば、受験の有無等が一目でわかるようになっている。これ以外にも、例えば、被験者の個人情報やお手洗いのための退席の有無、受験票の確認の有無、不審な行動を行ったかどうかといった情報を表示したり、書き込んだりできるようにしてもよい。そして、管理装置12からアラートが発生した旨の情報を受信すると、図8(B)に示すような画面に遷移する。ここでは、アラートが発生している旨の情報や、その対象となっている試験装置10の場所が一目でわかるように表示される。試験監督者は、このような画面表示に切り替わることで、試験を継続できない不測の事態が生じたことを認識し、それの排除に取り掛かる。
ここで、試験装置10の試験が中断されている間は、例えば、試験監督装置11には図9に示すような画面が表示されてもよい。図9に示すように、アラートの発生で試験が中断している試験装置10の位置が示されると共に、その延長時間等が表示される。このような表示画面を参照することで、試験監督者は試験中断(試験中断による試験時間延長)の状態を正確に把握することができる。
図7に戻って、アラート原因が排除できたかどうかが判断され(S25)、排除できていない間は図4のステップS6に戻る。なお、このステップS25の判断は、試験監督者による判断であり、試験監督装置11や管理装置12における判断処理ではない。アラート原因が排除できたと判断されると、解除処理部112が、試験監督者の画面操作に基づいて、アラート解除の対象となる被験者を特定し(S26)、アラート解除処理を実行する(S27)。具体的には、図8(B)に示すように、画面上からアラートを解除する対象となる試験装置10を選択し、解除ボタンを押下する。そうすると、特定したアラート解除の対象となっている被験者の試験装置10の情報が管理装置12に送信される。全てのアラートが解除されると、試験監督装置11の画面は、図8(A)の状態に戻る。
管理装置12では、試験監督装置11から受信した情報に基づいて、対象となる試験装置10の状態をアラート解除済みに更新すると共に、試験時間のカウントを再開し、延長時間のカウントを停止する(S28)。そして、アラート解除の対象となる試験装置10に対して、アラートを解除する旨のアラート解除指令信号を送信する(S29)。
図4に戻って、アラート解除指令信号を受信した試験装置10は、アラート処理部106の指令によりロック制御部108がディスプレイ109のロックを解除し(S9)、通信制御部107が通信不可能状態にする(S10)。そして、試験処理部105が、試験時間のカウントを再開すると共に延長時間のカウントを停止して(S11)、試験を再開する。ここまでの処理は、試験が終了するまで繰り返して行われる(S12)。試験が終了すると同時に、再びロック制御部108により画面がロックされ(S13)、通信制御部107により通信可能状態となって(S14)、処理を終了する。試験装置10に記憶された試験結果は、試験終了後に通信により管理装置12に送信されるようにしてもよいし、メモリスティック等の外部メモリデバイスを用いてデータが移されるようにしてもよい。
なお、上記説明においては、主に、試験会場内の一部の被験者において、試験を継続できない不測の事態が生じた場合について説明したが、天災や停電のように全員が同一条件の下で試験を継続できなくなった場合には、試験監督者の指示にしたがって、速やかに図6の緊急ボタン61を押下するように、試験前に被験者に説明しておくことが望ましい。試験監督者は、試験監督装置11を参照することで、どの試験装置10において速やかに緊急ボタン61が押下されなかったかを知ることができ、緊急ボタン61を押下しない被験者に対して直接注意を促すことも可能である。
また、上記説明においては、被験者ごとに識別情報やパスワードを付与し、被験者ごとの情報管理を行う構成について説明したが、例えば、試験科目、学部、学科、試験会場といった試験態様の種別ごとにパスコードを付与しておき、試験開始前に試験監督者からそのパスコードが提示され、各被験者が自分に配布された試験装置10にそのパスコードを入力することで、設問情報や教育教材情報等を提示するようにしてもよい。具体的には、これから受験する科目(例えば、数学とする)について、予めパスコード(例えば、AA)が設定されており、数学の試験直前に試験監督者から被験者にパスコードAAが伝えられる。被験者はパスコードAAを自分に配布されている試験装置10に入力することで、これから受験する数学の設問等をディスプレイに表示することが可能となる。このとき、図5に示すようなサインイン画面からサインインすることで、試験装置10と被験者とを1対1で対応させることができ、解答情報や試験結果等については、被験者ごとに管理することができる。このような試験態様の種別ごとにパスコードでの管理を行うことで、1つの試験装置10を複数の試験(予行での練習問題等も含む)や試験会場に利用することが可能になり、試験問題の配布ミス(試験問題の提示ミス)なども防止することが可能となる。
このように、本実施形態に係る試験管理システムにおいては、やむを得ず試験を中断しなければならない事情があった場合に、試験の中断中は表示画面をロックすることで試験を継続できなくし、中断理由が解消した際には表示画面のロックを解除して試験を再開することで、中断等の事情があった場合であっても被験者の公平性を保ちつつ、試験を速やかに運用することができる。
また、試験中は無線及び/又は有線による通信ができなくなることで、不正を防止することができ、試験が中断した場合には、表示画面をロックした上で無線及び/又は有線による通信を可能とすることで、試験を再開する旨の情報を中断対象となっている被験者の試験装置に一斉送信することが可能となり、試験の運用を効率的に行うことができると共に、試験の公平性を保つことができる。
さらに、試験中に中断を余儀なくされるようなアクシデントが起こった場合に、被験者ごとに各自の試験端末からその旨を入力して試験を中断することができると共に、中断の理由がなくなった後は試験監督者が利用する試験監督端末から遠隔で試験を再開することができ、被験者ごとに試験の中断を管理することができる。
さらにまた、やむを得ない事情で試験を中断した場合であっても、各被験者の実施的な試験時間を統一し、公平性を保つことができる。
さらにまた、各被験者ごとに試験に関する情報(例えば、受験科目、試験時間、試験結果等)を個別管理しつつ、被験者間で不公平がないように試験を運用することが可能になる。
1 試験管理システム
10 試験装置
11 試験監督装置
12 管理装置
21 CPU
22 RAM
23 ROM
24 HD(ハードディスク)
25 通信I/F
26 入出力I/F
101 被験者情報記憶部(被験者側)
102 試験情報記憶部(被験者側)
103 管理情報記憶部(被験者側)
104 認証処理部
105 試験処理部(被験者側)
106 アラート処理部
107 通信制御部
108 ロック制御部
109 ディスプレイ
111 試験管理部
112 解除処理部
113 ディスプレイ
121 被験者情報記憶部
122 試験情報記憶部
123 管理情報記憶部
124 試験処理部(管理側)

Claims (5)

  1. 被験者が試験に使用する試験装置と、試験監督者が使用する試験監督装置とを少なくとも備える試験管理システムであって
    前記試験装置が、
    当該試験装置ごとに個別に試験を中断状態に制御するアラート処理部と、
    無線及び/又は有線による通信を制御する通信制御部と、
    試験の表示画面のロックを制御する画面ロック制御手段を備え、
    前記試験監督装置が、
    中断した前記試験のアラートを解除する解除処理部を備え、
    前記被験者により試験中にアラート発生の操作が行われた場合に、前記アラート処理部が前記通信制御部を通信可能状態にしてアラート情報を送信すると共に、前記画面ロック制御手段が前記試験装置の表示画面をロックし、
    前記試験を再開する場合に、前記解除処理部が前記通信制御部を通信不能状態にすると共に、前記試験装置の表示画面のロックを解除するアラート解除情報を送信することを特徴とする試験管理システム。
  2. 請求項1に記載の試験管理システムにおいて、
    試験時間における開始時刻、終了時刻及び延長可能時間を管理すると共に、試験の経過時間を測定する時間管理手段を備え、
    時間管理手段が、試験を中断する旨の情報が入力された時から試験を再開する旨の情報が入力される時までの間、前記延長可能時間を上限値として経過時間を試験時間としてカウントしない試験管理システム。
  3. 請求項1又は2に記載の試験管理システムにおいて、
    試験を受ける被験者ごとに当該被験者を識別するための識別情報、及び/又は試験態様ごとに当該試験態様を識別するための識別情報を付加する識別情報付加手段と、
    前記識別情報に対応付けて試験に関連する情報が記憶される試験情報記憶部とを備える試験管理システム。
  4. 試験を管理する試験管理方法において、
    コンピュータが、
    試験を中断状態に制御するアラート処理ステップと、
    無線及び/又は有線による通信を制御する通信制御ステップと、
    試験の表示画面のロックを制御する画面ロック制御ステップと、
    中断した前記試験のアラートを解除する解除処理ステップとを実行し、
    被験者により試験中にアラート発生の操作が行われた場合に、前記アラート処理ステップが前記通信制御ステップの通信処理を可能状態にしてアラート情報を送信すると共に、前記画面ロック制御ステップが試験装置の表示画面をロックし、
    前記試験を再開する場合に、前記解除処理ステップが前記通信制御ステップの通信処理を不能状態にすると共に、前記試験装置の表示画面のロックを解除するアラート解除情報を送信する試験管理方法。
  5. 試験を管理する試験管理プログラムにおいて、
    試験を中断状態に制御するアラート処理手段、
    無線及び/又は有線による通信を制御する通信制御手段、
    試験の表示画面のロックを制御する画面ロック制御手段、
    中断した前記試験のアラートを解除する解除処理手段としてコンピュータを機能させ、
    験者により試験中にアラート発生の操作が行われた場合に、前記アラート処理手段が前記通信制御手段を通信可能状態にしてアラート情報を送信すると共に、前記画面ロック制御手段が試験装置の表示画面をロックし、
    前記試験を再開する場合に、前記解除処理手段が前記通信制御手段を通信不能状態にすると共に、前記試験装置の表示画面のロックを解除するアラート解除情報を送信する試験管理プログラム。
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