JP4954777B2 - 寮入退館管理装置及びその方法 - Google Patents

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Description

本発明は、寮の特性に合わせ管理人の利便性を向上できる寮入退館管理装置に関するものである。
例えば、特許文献1(特開2001−28633号公報)に示されているように、集合住宅に居住する者が、在室、不在(外出)あるいは外泊のいずれの状態にあるかを表示し、管理人の利便性を向上させる技術が知られている。
しかしながら、この種の技術は、主に、高齢者や入院患者というように、病気がちであり、弱い入居者を危険から保護するという趣旨で構成されることが多い。
一方、これと似て非なる存在として、寮をあげることができる。寮には、複数の居室が設けられ、それぞれの居室には、寮生(一人又は複数人の入居者をこの明細書では、便宜上「寮生」という。寮生といっても、必ずしも学生を指すのではない。)が入居する。この点は、上述の場合と似ている。しかしながら、寮生は、高齢者や入院患者よりも通常元気であり、活発な活動をすることが多い。例えば、学生であれば登下校をし、社会人であれば職場へ出かけたり職場から戻ってくる。
上述の場合には、安全確保が優先されるべきであろうが、寮の場合は、寮生の自由やプライバシーがより重要視されなければならない。例えば、管理人が必要以上に寮生の行動を管理すると、寮生の不快感を招くであろう。したがって、寮入退館管理装置は、寮生の不快感を招かないような配慮をしつつ、しかも寮生の生活状態の異常を的確に把握できるように構成しなければならない。
従来技術では、このような課題を十分に検討できているとは言えないし、寮の特性に合わせて、管理人の利便性をさらに向上させることができない。例えば、生活状態の異常が検出された場合、従来技術では、軽微な異常であっても、管理人が出向いて寮生の状態を確かめた上で、管理人が異常という表示を解除しなければならず、管理人の負担が大きい。
特に、複数の寮を、寮の外部に設置される管理センターのような施設において、集中管理するような場合、異常が発生する都度、管理人が現場(異常が発生した寮の該当居室)へ出向いて、安全を確認し、さらに管理センターへ戻って異常を解除しなければならない。もし、管理人が一人しかいないならば、この間、管理センターは、留守になってしまい、機能を失うことになる。
特開2001−28633号公報
そこで本発明は、寮の特性に合わせた管理ができ管理人の手間を軽減できる寮入退館管理装置を提供することを目的とする。
第1の発明に係る寮入退館管理装置は、入退履歴情報に基づいて寮生の外出異常を検出し、寮の各居室の状態を示す室情報を管理する情報管理部と、室情報に基づいて、寮の居室配置を模し外出異常を含め各居室の寮生の状態を示す階層表示画面を生成する画面生成部と、階層表示画面を表示する表示部と、情報管理部が外出異常を検出した寮生の携帯端末に対して安否確認通信を送受信する送受信部とを備え、情報管理部は、送受信部が安否確認通信に成功すると、外出異常を仮解除する。
この構成において、外出異常を検出すると、安否確認通信が該当する寮生の携帯端末に送信され、その返信が成功すれば、外出異常が仮解除される。ここで、外出する寮生は、その責任において外出しているのであり、また、元気に活動している可能性が高い。したがって、外出先において寮生が何らかの事案に遭遇したとしても、それは当該寮生の行動に起因する問題であり、管理人側の責任は薄いと言うことができる。また、このような場合、必要以上に寮生を管理することは、寮生の自由を奪う結果となる。このため、安否確認通信に成功した場合は、外出異常を仮解除している。その結果、管理人は、それだけ外出異常の管理の手間を省くことができ、管理の利便性が向上する。
第2の発明に係る寮入退館管理装置は、安否確認通信は、空の電子メールである。
この構成により、寮入退館管理装置は、管理人の手間なしに、それ自身で安否確認通信を行えるし、該当する寮生は、簡単に返信できる。よって、管理の利便性が更に向上する。
第3の発明に係る寮入退館管理装置は、情報管理部は、仮解除された外出異常に係る寮生が、寮に入館した際、外出異常を本解除し、寮生の居室は在室状態にあることを示すように室情報を変更する。
この構成により、寮生の居室の状態を、実態にあわせることができ、寮入退館管理装置は、それ自体において、即ち管理人の手間なしに、在室状態における管理へ遷移することができる。
第4の発明に係る寮入退館管理装置は、情報管理部は、寮生が継続して所定時間以上退館しないとき、この寮生は、在室異常であると判定して室情報を変更し、画面生成部は、この寮生の居室が在室異常であることを示す階層表示画面を生成する。
ここで、長く在室を続けている寮生については、引きこもりや自閉症などの状態にある可能性がある。この構成により、管理人にこの可能性を警告することができる。このような場合、管理人は、該当する寮生の居室を訪れ、ケアを行うことが望ましい。しかし、このケアは、一分一秒を争うわけではなく、管理人は、使者又は適当な専門家を適宜派遣することもできるから、管理人の手間が増えるわけではない。
第5の発明に係る寮入退館管理装置は、情報管理部は、寮生が継続して所定時間以上入館しないとき、この寮生は、外出異常であると判定して室情報を変更し、画面生成部は、この寮生の居室が外出異常であることを示す階層表示画面を生成する。
この構成により、管理人は、外出異常を知ることができ、適宜対応をとることができる。
第6の発明に係る寮入退館管理装置は、情報管理部は、寮生の帰寮予定を示す外泊情報を参照し、寮生が外泊情報により示される帰寮予定よりも前に入館したとき、この寮生は、外泊中異常であると判定して室情報を変更し、画面生成部は、この寮生の居室が外泊中異常であることを示す階層表示画面を生成する。
この構成により、寮生が外泊情報により示される帰寮予定よりも前に入館したとき、この寮生の居室が外泊中異常であることを示す階層表示画面が生成される。このような場合、管理人は、適宜対応をとることができる。
例えば、寮生が何らかの理由により予定を切り上げて寮に戻る(入館する)場合や、あるいは、居室に忘れ物を取りに戻ったような場合は、問題ない。このような場合は、管理人は、該当する居室の状態を確認すれば十分である。
しかしながら、寮生になりすました異常侵入者(例えば、泥棒等)が入館したような場合は、重大な問題である。外泊中異常を通知された管理人は、そのような場合を想定し、適宜、事態に対応することができる。
本発明によれば、問題が少ない異常事態(安否確認通信が成功した外出異常)については、寮入退館管理装置自体で、処置できるから、管理人は、対応を省略でき、管理の利便性が向上する。また、寮生は、携帯端末を使用して安否確認通信だけすれば足りるから、一応心配してくれているという安心感を得ることができるし、必要以上に行動を制約されないから、自由やプライバシーが尊重されているという満足を得ることができる。即ち、寮の特性に応じた、生活状態の管理が実現できる。
(実施の形態1)
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態を説明する。図1は、本発明の実施の形態1における寮入退館管理装置を利用したシステムのブロック図である。
図1に示すように、本形態の寮内には、LAN1が敷設されており、制御盤2がLAN1に接続される。また、寮の玄関には、電気錠を備えたドア3が配置され、ドア3の開閉状態は、制御盤2によって制御される。さらに、寮の玄関付近には、入館用カードリーダ4と退館用カードリーダ5とが配設され、ドア3、入館用カードリーダ4及び退館用カードリーダ5は、制御盤2に接続される。寮の入居者は、各自の識別情報が記録されたカード6を所持しており、入館時には、入館用カードリーダ4にカード6をかざし、退館時には退館用カードリーダ5にカード6をかざすことになっている。即ち、入館用カードリーダ4、退館用カードリーダ5は、カード6に関する非接触型の読み取り装置である。これらLAN1〜カード6により、本形態の入退情報入力部7が構成される。
しかしながら、入退情報入力部7は、どの入居者が入/退館したかを識別できれば十分であって、例えば、ドア3は、必ずしも寮の玄関のドアである必要はなく、各入居者の個室のドアであってもよいし、指紋、光彩、顔認識そのほかの個人識別を実施しても差し支えない。
また、LAN1には、本形態の寮入退館管理装置である、管理端末10が接続され、管理端末10には、液晶ディスプレイからなる表示部11と、キーボード及びマウスからなる入力部12が備えられている。
さらに、管理端末10は、通信網30(本例では、インターネット網)に接続し、通信網30に接続する基地局31を介して、寮の入居者が所有する携帯端末32(本例では、携帯電話)と通信できるようになっている。この通信は、安否確認通信(本形態では、空の電子メール)を含む。
図2は、本発明の実施の形態1における寮入退館管理装置の機能ブロック図である。さて、本形態では、後に詳述するように、在室情報と外出情報とを動的に生成/削除することにより、矛盾を生じない処理を実施する。
図2の寮入退館管理装置には、図1を参照しながら述べた入退情報入力部7から入退情報が入力される。実施の形態1における入退情報は、少なくともどの入居者が入/退館したかという情報を含めば足り、そのほかの条件は、任意であるものとする。
図2において、制御部13は、図2に示す各要素を制御するCPU及びROM等からなる。タイマ14は、現在時刻及び日付等の時間情報を制御部13へ供給する。
記憶部15は、RAM又はハードディスク装置などの記録媒体からなり、実施の形態1では、図3に示す入退履歴情報16、室情報17、在室情報18、外出情報19、外泊情報20を格納するための領域が確保されている。ここで、入退履歴情報16については、上述したとおりである。
図3(a)に示すように、室情報17は、各居室の室番号、入居者名、後述する階層表示画面における該当ボタンの左上点のxy座標値、状態色等の値を有する。この状態色とは、この該当ボタンに着色される色であり、入居者の生活状態を一意の色で表現する。本形態では、次のように定めているが、勿論これは一例にすぎず、わかりやすければ任意に変更して差し支えないし、色の代わりに模様あるいはマークなどを使用して状態を区別してもよい。
在室(入居者が入館後退館しておらず、各居室内に居るものと考えられる状態)であって在室異常でない場合は、状態色は、水色である。
外出(入居者が退館後入館しておらず、寮外に居るものと考えられる状態)であって外出異常、仮解除でない場合は、状態色は、緑色である。
在室異常(入居者が入館後退館していない時間が第1の所定時間以上継続している状態)の場合は、状態色は、赤である。この場合、入居者が引きこもり、自閉症等の状態にあることが考えられるので、管理人は、適宜ケアを実施することが望ましい。
外出異常(入居者が退館後入館していない時間が第2の所定時間以上継続している状態)の場合は、状態色は、ピンク色である。この場合、入居者は、外出先で、事故あるいは事件に巻き込まれたり、発病あるいは怪我等を発生している可能性があるので、安否確認を実施することが望ましい。しかしながら、後述するように、本形態によれば、管理人が不在でも寮入退館管理装置自身で、安否確認できるようになっている。
仮解除(入居者が外出異常の状態にあるが、安否確認通信に成功した状態)の場合は、状態色は、白である。この場合、管理人は、一応の安心を得られる。
外泊中異常(入居者が外泊予定中であるにもかかわらず、入館している状態)の場合は、状態色は、黄色である。この場合、入居者が予定を切り上げたり、忘れ物を取りに戻ったりするような、そう問題にならないケースと、入居者になりすました異常侵入者が入館するような、重大なケースとがあり得る。したがって、管理人は、何らかの措置をとる必要がある。
ここで、本形態において、上述した第1,第2の所定時間は、いずれも48時間としたが、これも適宜変更して差し支えない。例えば、若年の高校生の寮であれば、外出異常に係る第2の所定時間をより短くすることも考えられる。
図3(b)に示すように、在室情報18は、室番号、最新入館時刻、在室経過時間等の値を有する。
図3(c)に示すように、外出情報19は、室番号、最新退館時刻、外出経過時間等の値を有する。
図3(d)に示すように、外泊情報20は、室番号と、出発日及び帰寮日等の値(外泊予定を示す値)を有する。なお、外泊情報20は、外泊予定の入居者又は管理人等が、外泊前に管理端末10へ登録することになっている。
ここで、本形態では、これらの各情報16〜20は、テーブルの形式で保持されるが、記憶形態は任意であり、例えば、リスト、配列等種々変更できる。
図2において、情報管理部21は、図5〜図10に従う寮入退館管理プログラムを実行し、入退履歴情報16を参照しながら、室情報17〜外泊情報20を適宜処理する。特に、情報管理部21は、通信網30を経由して携帯端末32に安否確認通信(空の電子メール)を送受信させ、情報管理部21は、メール送受信部23が安否確認通信に成功すると、外出異常を仮解除する。なお、各入居者が所有する携帯端末32の電子メールアドレスは、予め登録されているものとする。
さて、ある入居者が「在室」でもあり「外出」でもあるということは、矛盾である。したがって、本形態では、図5〜図10を参照しながら、後述するように、情報管理部21が在室情報と外出情報とを適宜動的に生成/削除することにより、この矛盾を生じないように処理することとしている。
図4は、画面生成部22が室情報17を参照し、寮の居室配置を模し外出異常を含め各居室の寮生の状態を示すために生成する、階層表示画面を例示する。「寮生入退館管理」という文字の右横に配置される「2007/2/15/19:05」なる表示は、現在の日時時刻であるが、最新の情報更新時刻を表示してもよい。
本例に係る寮は、1階から7階までの7階建てであり、各階には、5つの居室が存在する。但し、105号室は、居室ではなく、管理人が入る管理室である。また、現在各居室は満室の状態にあり、入居者数は34名となっている。
例えば、701号室には、「田中 一」という入居者が入居しており、「外泊中異常」(ボタンの状態色は、黄色)の状態にある。702号室には、「山田太郎」という入居者が入居しており、「在室」(ボタンの状態色は、水色)の状態にある。703号室には、「鈴木 健」という入居者が入居しており、「外出」(ボタンの状態色は、緑)の状態にある。
管理人は、このように各居室を模したボタンの色だけで、現在各入居室の寮生がどのような状態にあるかを一目で知ることができる。
次に、図5を参照しながら、寮入退館管理装置の処理の概要を説明する。まず、ステップ1にて、画面生成部22は、直近の室情報17により図4のような画面を生成し、これを入力部12に出力し画面が更新される(ステップ2)。
なお、直近の室情報17が存在しないときは、画面生成部22は、デフォルトの画面を作成する。
次に、制御部13は、画面更新のタイミングをとるため、ステップ23にて、画面の更新時間をセットし、ステップ4にて、入退情報入力部7から入退情報が入力されているかどうかチェックする。入力されていれば、ステップ5にて、制御部13は、入退履歴情報16を更新してからステップ6へ処理を移し、入力されていなければ、そのままステップ6へ処理を移す。
ステップ6にて、制御部13は、更新時間が経過したかどうかチェックし、経過していなければステップ4に処理を戻し、経過していれば、ステップ7以降へ処理を進める。
ステップ7〜ステップ11では、制御部13は、情報管理部21に順次、入館処理、退館処理、在室情報管理、外出情報管理及び外出異常仮解除の各処理を実施させ、ステップ12にて、処理を終了すべきでないことをチェックした上で、ステップ1に処理を戻し、上述の処理を繰り返す。なお、不都合が生じない限り、これら各処理の順序は適宜入れ替えて差し支えない。
図6に示すように、情報管理部21は、次のように入館処理を実施する。まず、ステップ20にて、情報管理部21は、入退履歴情報16を参照し、入館者のみを抽出する。
情報管理部21は、入館者があれば、ステップ21にて、その入館者に関する外出情報が生成されているかどうかをチェックする。もし外出情報が生成されていれば情報管理部21はそれを削除し(ステップ22)ステップ23へ処理を移す。
ステップ23では、情報管理部21は、その入館者に関する在室情報が残っていればそれを削除し(ステップ24)その入館者に関する在室情報を新たに生成して、在室情報の各値を現在のものとする(ステップ25)。
ステップ26にて、情報管理部21は、その入館者に関する外泊情報があるかどうかをチェックする。もし外泊情報があれば、ステップ27にて現在の日付が出発日と帰寮日の間にあるかどうかチェックする。もしそうならば、その入館者の状態色を、「外泊中異常」を示す黄色とし、該当する室情報17を更新する(ステップ29)。
外泊情報がないか、あるいは、現在の日付が出発日と帰寮日との間にない場合には、情報管理部21は何もせず、処理をステップ30へ移す。
ステップ30にて、情報管理部21は、その入館者が「仮解除」の状態にあるかどうかチェックする。もしそうなら、その入館者は、外出し、その後「外出異常」の状態となったが、安否確認通信に成功し、「仮解除」の状態になっていたところ、今回、無事帰寮したことになる。したがって、情報管理部21は、ステップ31にて、その入館者の状態色を「在室」を示す水色とし、ステップ32へ処理を移す。なお、ステップ30にて、その入館者が「仮解除」の状態でないときは、情報管理部21は、何もせず処理をステップ32へ移す。
ステップ32では、情報管理部21は、ステップ20で抽出された入館者のうち、未だ処理されていない入館者が残っているかどうかをチェックし、残っていなければ処理を打ち切り、残っていれば、全ての入館者の処理が完了するまで、上述の処理を繰り返す(ステップ33)。
図7に示すように、情報管理部21は、次のように退館処理を実施する。まず、ステップ40にて、情報管理部21は、退館者のみを抽出する。
情報管理部21は、退館者があれば、ステップ41にて、その退館者に関する在室情報が生成されているかどうかをチェックする。もし在室情報が生成されていれば情報管理部21はそれを削除し(ステップ42)ステップ43へ処理を移す。
ステップ43では、情報管理部21は、その退館者に関する外出情報が残っていればそれを削除し(ステップ44)その退館者に関する外出情報を新たに生成して、外出情報の各値を現在のものとする(ステップ45)。
ステップ46では、情報管理部21は、ステップ40で抽出された退館者のうち、未だ処理されていない退館者が残っているかどうかをチェックし、残っていなければ処理を打ち切り、残っていれば、全ての退館者の処理が完了するまで、上述の処理を繰り返す(ステップ47)。
図8に示すように、情報管理部21は、次のように在室情報管理を実施する。まず、ステップ50にて、情報管理部21は、在室者のみを抽出する。
情報管理部21は、在室者があれば、ステップ51にて、その在室者に関する在室経過時間を取得する。
在室経過時間が第1の所定時間以上であれば、その在室者の状態色を「在室異常」を示す赤色とし(ステップ53)、そうでなければ、その在室者の状態色を「在室」を示す水色とし(ステップ54)、その在室者の室情報17を更新する(ステップ55)。
ステップ56では、情報管理部21は、ステップ50で抽出された在室者のうち、未だ処理されていない在室者が残っているかどうかをチェックし、残っていなければ処理を打ち切り、残っていれば、全ての在室者の処理が完了するまで、上述の処理を繰り返す(ステップ57)。
図9に示すように、情報管理部21は、次のように外出情報管理を実施する。まず、ステップ60にて、情報管理部21は、外出者のみを抽出する。
情報管理部21は、外出者があれば、ステップ61にて、その外出者に関する外出経過時間を取得する。
情報管理部21は、外出経過時間が第2の所定時間以上であれば、その外出者の状態色を「外出異常」を示すピンク色とし(ステップ63)、そうでなければ、その外出者の状態色を「外出」を示す緑とし(ステップ64)、その外出者の外出情報19を更新する(ステップ65)。
ステップ66では、情報管理部21は、ステップ60で抽出された外出者のうち、未だ処理されていない外出者が残っているかどうかをチェックし、残っていなければ処理を打ち切り、残っていれば、全ての外出者の処理が完了するまで、上述の処理を繰り返す(ステップ67)。
図10に示すように、情報管理部21は、次のように外出異常仮解除を実施する。まず、ステップ70にて、情報管理部21は、外出異常者のみを抽出する。
情報管理部21は、外出異常者があれば、ステップ71にて、メール送受信部23にその外出異常者へ安否確認通信である空の電子メールを送信するように指示する。メール送受信部23が返信メールの受信に成功すれば、情報管理部21は、この外出異常者の状態色を「仮解除」を示す白色とし、その外出異常者の室情報17をその旨更新し(ステップ73、74)て、処理をステップ74に処理を移す。
返信メールの受信に失敗したときは、情報管理部21は何もせず、処理をステップ75へ移す。
ステップ75では、情報管理部21は、ステップ70で抽出された外出異常者のうち、未だ処理されていない外出異常者が残っているかどうかをチェックし、残っていなければ処理を打ち切り、残っていれば、全ての外出異常者の処理が完了するまで、上述の処理を繰り返す(ステップ76)。
(実施の形態2)
実施の形態1では、在室情報と外出情報とを動的に生成/削除することにより、矛盾を生じない処理を実施した。実施の形態2は、アルゴリズム上このような矛盾を生じないようにする「第1例」と、保持する値をトグルすることによりこのような矛盾を回避する「第2例」に関する。
また、実施の形態2では、第1、2例に共通して、図11に示すように、実施の形態1に比べ、室情報17、在室情報18の保持及び管理を省略することができ、システムを簡素化できる点で好適である。
一方、入退履歴情報24は、実施の形態1におけるように任意の形式ではなく、図12に示すように、入館あるいは退館というイベントごとに生成される、「入/退」の識別値、室番号、そのイベントが発生した日時時刻等の情報を含むものとする。
図12の例では、ID番号が「101」であるイベントでは、703号室の入居者が退館し、そのイベント発生時刻は、2007年2月15日18時であったものであり、ID番号が「102」であるイベントでは、702号室の入居者が入館し、そのイベント発生時刻は、2007年2月15日19時であったものである。
なお、図11において、室情報17と外泊情報20とは、実施の形態1と同様で差し支えない。
「第1例」
図13に示すように、実施の形態2の第1例では、ステップ85、86、88、92、93、94に並列して示されるように、状態色の決定プロセスを択一的に分岐させており、アルゴリズム上上述した矛盾を生じないようにしている。
即ち、情報管理部25は、全ての居室のうちの一つの居室を選択し(ステップ80)、この居室に関する直近の入退履歴情報24を抽出する(ステップ81)。
ステップ82にて、情報管理部25は、この情報が入館に関するものならばステップ83へ処理を進め、退館に関するものならばステップ89へ処理を進める。
ステップ83にて、情報管理部25は、この居室に関する外泊情報20が存在するかどうかチェックし、存在すればステップ87にて、現在の日付が出発日と帰寮日の間にあるかどうかチェックする。もしそうなら、ステップ88にて、この居室の状態色を「外泊中異常」を示す黄色とし、ステップ95へ処理を移す。
ステップ83にて外泊情報がないか、あるいはステップ87の結果が否であれば、情報管理部25は、処理をステップ84へ移す。
ステップ84にて、情報管理部25は、現在時間をタイマ14から取得すると共に、その居室に関する最新の入館時間と現在時間との差分を求め、この差分が第1の所定時間以上であるかどうかチェックする。第1の所定時間以上ならば、この居室の状態色を「在室異常」を示す赤色とし(ステップ85)、そうでなければ、この居室の状態色を「在室」を示す水色とし(ステップ86)、ステップ95へ処理を移す。
ステップ89にて、情報管理部25は、現在時間をタイマ14から取得すると共に、その居室に関する最新の退館時間と現在時間との差分を求め、この差分が第2の所定時間以上であるかどうかチェックする。第2の所定時間以上でなければ、この居室の状態色を「外出」を示す緑とし(ステップ94)、処理をステップ95へ移す。
第2の所定時間以上ならば、ステップ90にて、情報管理部25は、メール送受信部23を用いてこの居室に関する入居者の携帯端末32へ安否確認通信のための空メールを送信させ、ステップ91にて、返信メール受信に成功したかどうかチェックする。
成功したら、情報管理部25は、この居室の状態色を「仮解除」を示す白とし(ステップ86)、失敗したら、情報管理部25は、この居室の状態色を「外出異常」を示すピンク色とし(ステップ92)、ステップ95へ処理を移す。
ステップ96にて、画面生成部22は、決定された状態色に基づいて画面を更新する。
ステップ96〜97にて、情報管理部25は、居室を進めながら、終了すべき場合に至るまで、画面更新を繰り返す(ステップ98)。
「第2例」
第1例では、ステップ85〜ステップ94に並列して示されるように、状態色の決定プロセスを択一的に分岐させており、アルゴリズム上上述した矛盾を生じないようにしたが、図14に示すように、保持する値をトグルすることにより、上述した矛盾を回避することもできる。
図14の例では、状態値が「0」(空室)、「1」(在室)、「2」(外出)の間でトグルする。また、異常値が「0」(正常)、「1」(在室異常)、「2」(外出異常)、「3」(仮解除)、「4」(外泊中異常)の間でトグルする。
処理のアルゴリズムについては、実施の形態2の第2例に準ずることもできるし、実施の形態1に準ずることもできるから、説明の重複を避けるため、詳細な説明は省略する。なお、実施の形態2において、その他の点は、実施の形態1と同様である。
(外泊中異常の他の取り扱い)
実施の形態1,2では、外泊中異常を他の異常と並列に取り扱ったが、外泊中異常は、他の異常に比べて優先度が低いと考えることができる。したがって、図15のステップ100〜113に示すように、外泊中異常を他の異常検出とは別に検出するようにしてもよい。なお、図15において、空室(つまりカード番号が未登録)の状態にある部屋の色は灰色としている。図15のようにするときは、外泊中異常を検出するプロセスを、管理人の特定ボタンの押し下げ、または、一定時間の経過をトリガとして実施することが考えられる。
以下、ステップ110における判定期間について、図16を参照しながら説明する。図15の例では、判定期間は、次のように定められる。
まず、期間は、日を単位として取り扱われ、外泊予定の開始日の次の日と、外泊予定の終了日の前の日を抽出し、これら抽出された日(そのものも含む)の間を判定期間とする。例えば、外泊予定が4日であるときは、外泊予定の開始日の次の日と外泊予定の終了日の前の日とからなる、2日間が判定期間(図16の斜線部参照)となる。
情報管理部は、図16に示すように、場合(1)〜(6)の6つの外泊申請データがある(簡単のため、外泊予定は全て4日であるとする。)とき、上述のように判定期間(斜線部)を求める(ステップ110)。そして、情報管理部は、本日(図16の例では、1月19日)が、判定期間内にあるかどうかをチェックし、あれば外泊中異常であると判定し、なければ外泊中異常ではないと判定する(ステップ112)。
図16の例では、場合(1)、(2)、(5)及び(6)では、当日が斜線部に重ならないから外泊中異常ではないと判定される。一方、場合(3)、(4)では、当日が斜線部に重なるから外泊中異常であると判定される。
本発明の実施の形態1における寮入退館管理装置を利用したシステムのブロック図 本発明の実施の形態1における寮入退館管理装置の機能ブロック図 (a)本発明の実施の形態1における室情報の構成図 (b)本発明の実施の形態1における在室情報の構成図 (c)本発明の実施の形態1における外出情報の構成図 (d)本発明の実施の形態1における外泊情報の構成図 本発明の実施の形態1における階層表示画面の例示図 本発明の実施の形態1における寮入退館管理装置のフローチャート 本発明の実施の形態1における入館管理のフローチャート 本発明の実施の形態1における退館管理のフローチャート 本発明の実施の形態1における在室情報管理のフローチャート 本発明の実施の形態1における外出情報管理のフローチャート 本発明の実施の形態1における外出異常仮解除のフローチャート 本発明の実施の形態2における寮入館管理装置の機能ブロック図 本発明の実施の形態2における入退履歴情報の構成図 本発明の実施の形態2(第1例)における寮入館管理装置のフローチャート 本発明の実施の形態2(第2例)における室情報の構成図 本発明の外泊中異常の他の取り扱いを示すフローチャート 図15における判定期間の説明図
符号の説明
1 LAN
2 制御盤
3 ドア
4 入館用カードリーダ
5 退館用カードリーダ
6 カード
7 入退情報入力部
10 管理端末
11 表示部
12 入力部
13 制御部
14 タイマ
15 記憶部
16、24 入退履歴情報
17 室情報
18 在室情報
19 外出情報
20 外泊情報
21、25 情報管理部
22 画面生成部
23 メール送受信部
30 通信網
31 基地局
32 携帯端末

Claims (7)

  1. 入退履歴情報に基づいて寮生の外出異常を検出し、寮の各居室の状態を示す室情報を管理する情報管理部と、
    前記室情報に基づいて、寮の居室配置を模し外出異常を含め各居室の寮生の状態を示す階層表示画面を生成する画面生成部と、
    前記階層表示画面を表示する表示部と、
    前記情報管理部が外出異常を検出した寮生の携帯端末に対して安否確認通信を送受信する送受信部とを備え、
    前記情報管理部は、前記送受信部が安否確認通信に成功すると、外出異常を仮解除し、
    前記情報管理部は、寮生の帰寮予定を示す外泊情報を参照し、
    寮生が外泊情報により示される帰寮予定よりも前に入館したとき、この寮生は、外泊中異常であると判定して室情報を変更し、
    前記画面生成部は、この寮生の居室が外泊中異常であることを示す階層表示画面を生成することを特徴とする寮入退館管理装置。
  2. 前記安否確認通信は、空の電子メールである請求項1記載の寮入退館管理装置。
  3. 前記情報管理部は、仮解除された外出異常に係る寮生が、寮に入館した際、外出異常を本解除し、前記寮生の居室は在室状態にあることを示すように室情報を変更する請求項1から2いずれか記載の寮入退館管理装置。
  4. 前記情報管理部は、寮生が継続して所定時間以上退館しないとき、この寮生は、在室異常であると判定して室情報を変更し、
    前記画面生成部は、この寮生の居室が在室異常であることを示す階層表示画面を生成する請求項1から3いずれか記載の寮入退館管理装置。
  5. 前記情報管理部は、寮生が継続して所定時間以上入館しないとき、この寮生は、外出異常であると判定して室情報を変更し、
    前記画面生成部は、この寮生の居室が外出異常であることを示す階層表示画面を生成する請求項1から4いずれか記載の寮入退館管理装置。
  6. 入退履歴情報に基づいて寮生の外出異常を検出し、寮の各居室の状態を示す室情報を管理するステップと、
    前記室情報に基づいて、寮の居室配置を模し外出異常を含め各居室の寮生の状態を示す階層表示画面を生成するステップと、
    前記階層表示画面を表示するステップと、
    前記情報管理部が外出異常を検出した寮生の携帯端末に対して安否確認通信を送受信するステップとを備え、
    前記安否確認通信に成功すると、外出異常を仮解除し、
    前記情報管理部は、寮生の帰寮予定を示す外泊情報を参照し、
    寮生が外泊情報により示される帰寮予定よりも前に入館したとき、この寮生は、外泊中異常であると判定して室情報を変更し、
    この寮生の居室が外泊中異常であることを示す階層表示画面を生成することを特徴とする寮入退館管理方法。
  7. 入退履歴情報に基づいて寮生の外出異常を検出し、寮の各居室の状態を示す室情報を管理するプロセスと、
    前記室情報に基づいて、寮の居室配置を模し外出異常を含め各居室の寮生の状態を示す階層表示画面を生成するプロセスと、
    前記階層表示画面を表示するプロセスと、
    前記情報管理部が外出異常を検出した寮生の携帯端末に対して安否確認通信を送受信するプロセスとを備え、
    前記安否確認通信に成功すると、外出異常を仮解除し、
    前記情報管理部は、寮生の帰寮予定を示す外泊情報を参照し、
    寮生が外泊情報により示される帰寮予定よりも前に入館したとき、この寮生は、外泊中異常であると判定して室情報を変更し、
    この寮生の居室が外泊中異常であることを示す階層表示画面を生成することを特徴とする寮入退館管理手段としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
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