JP7060781B2 - 移動経路検索プログラム、移動経路検索装置、及び移動経路検索方法 - Google Patents
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Description
始点及び終点の情報を受け付け、
前記始点及び前記終点を結ぶ移動経路に含まれる移動区間の少なくとも1つを通過した移動体の移動履歴データ群の組み合わせから、前記始点から前記終点までの移動経路を抽出し、
抽出した前記移動経路における移動履歴データに基づき、前記始点から前記終点までの移動経路に含まれる分岐点毎に、分岐した移動体の移動量の割合である移動比率を算出し、前記移動比率が所定の値以上になる分岐後の移動経路を抽出する、
処理をコンピュータに実行させる。
始点は、移動経路の始まる点又は範囲であり、例えば、出発地などが挙げられる。始点は、起点と称することもある。
終点は、移動経路の終わる点又は範囲であり、例えば、目的地、到着地などが挙げられる。
始点及び終点の情報としては、例えば、点での情報、範囲での情報などが挙げられる。
点での情報としては、例えば、緯度経度、地点の名称、ランドマークの名称などが挙げられる。
範囲での情報としては、例えば、上記の点での情報に、半径の情報を加えたものなどが挙げられる。この場合には、受け付けた点を中心とし、受け付けた半径の円で区切った範囲が始点及び/又は終点の範囲となる。このほかの範囲での情報としては、例えば、標準地域メッシュのメッシュコード、行政区画の名称などが挙げられる。
情報を受け付ける方法としては、例えば、ディスプレイに表示された道路地図上でポインティングデバイス等により情報を受け付ける方法、地点の名称等の文字や半径の数値で情報を受け付ける方法、ランドマークの名称等の文字で情報を受け付ける方法などが挙げられる。
移動体としては、移動可能なものであれば特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。移動体としては、例えば、自動車や自転車等の車両、人や動物等の生物、水等の流体などが挙げられる。また、自動車としては、例えば、乗用車、又は商用車、或いは大型車、中型車、普通車などが挙げられる。
なお、水などでは、例えば、小型の発信機を混入させたり、体積を計測できる装置を使用することにより、流体の移動量を確認又は推測してもよい。この場合、移動経路検索装置は、例えば、河川の移動経路を予測することや、水に含まれている混入物の追跡調査などに用いることができる。
移動履歴データとしては、移動体に関する情報であれば特に制限はなく、例えば、緯度経度の位置、移動体の速度、加速度、量等を計測した時刻等の情報を含む。
また、移動履歴データは、例えば、移動体が車両の場合には、加速度の情報に基づき、急ブレーキや急ハンドル等の危険運転の判定結果を含むようにしてもよい。更に、移動履歴データは、例えば、移動体が車両の場合には、運転者の生体情報、タイヤの空気圧の値等の情報を含むようにしてもよい。
また、移動履歴データは、例えば、移動体が車両であれば、乗用車等に搭載されるカーナビゲーションシステム、商用車等に搭載されるデジタルタコグラフなどを用いて取得する。取得した移動履歴データは、例えば、データベースなどに格納される。
移動経路としては、例えば、走行経路(「ルート」と称されることもある。)、航空路などが挙げられる。
移動経路としては、例えば、道路であればデジタル道路地図等で用いられているような、道路地図データベースを用いて表現することができる。道路地図データベースでは、道路網をノードとリンクの組み合わせによって表現している。ノードとは、例えば、交差点その他道路網表現上の結節点(分岐点)を示す。リンクとはノードとノードの間の道路区間を示す。
移動比率とは、分岐点において、分岐点に流入した移動体の総量に対する、各分岐先に流出した移動体の量の割合を示す。
ここで、量とは、特に制限はなく、移動体の種類により適宜選択することができる。例えば、数量や分量で規定してもよく、あるいは、重量、体積等で規定してもよい。
特に移動体が自動車である場合には、移動比率とは、分岐点において、分岐点に流入した自動車の総数に対する、各分岐先に流出した自動車の数の割合で示すことができる。
抽出する処理としては、データの母集団から所定の条件に合致したデータを抜き出す処理、又は抜き出して加工する処理することであれば特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。
抽出後の処理としては、抽出した移動経路の候補を出力することが挙げられる。出力処理としては、処理結果を出すことであれば特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。出力する処理としては、例えば、ディスプレイに表示すること、プリンタで印刷すること、スピーカーで音声を発すること、移動経路検索装置以外の装置に対する処理結果を送信することなどが挙げられる。
移動経路検索装置により、分岐点において移動履歴データによる移動実績の高い移動経路の候補を抽出することができる。抽出された移動経路の候補は、利用者に提供される。利用者は、移動経路の候補が移動実績に基づいて提供されるため、所望の移動経路を安心して自由に選択することができる。
コンピュータとしては、記憶・演算・制御などの装置を備えた機器であれば特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、パーソナルコンピュータなどが挙げられる。
以下、移動体として車両を用いて説明する。車両を用いて説明するため、以下では、移動体を車両と、移動経路を走行経路と、移動履歴データを走行履歴データと、移動量を走行数と、移動数を走行数と、移動比率を走行比率と、適宜読み替えて説明する場合がある。
システム10は、例えば、移動経路検索装置100が、抽出した移動経路の候補を利用者に対して提供するものである。
利用者としては、例えば、運送会社の運行管理者、車両の運転者、運転補助者などが挙げられる。
抽出した移動経路の提供手段としては、例えば、音声で出力したり、デジタルタコグラフやカーナビゲーションシステムの車載装置のディスプレイに表示するようにしてもよい。
図1に示すように、システム10は、本発明の移動経路検索装置100と、車両A、B、C、・・・にそれぞれ搭載されている端末装置200a、200b、200c、・・・を有し、ネットワーク300を介してそれぞれ接続されている。
移動経路検索装置100は、車両A、B、C、・・・にそれぞれ搭載されている端末装置200a、200b、200c、・・・から、走行履歴データをそれぞれ取得して格納する。走行履歴データとしては、車両の位置、速度、加速度、及びこれらの計測した時刻等の情報を含む。
なお、端末装置は、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、商用車のデジタルタコグラフや乗用車のカーナビゲーションシステムなどの車載装置が挙げられる。また、商用車及び乗用車のいずれにも搭載されるETC(Electronic Toll Collection System)などの車載装置も挙げられる。
<移動経路検索装置のハードウェア構成>
図2は、移動経路検索装置100のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
図2に示すように、移動経路検索装置100は以下の各部を有する。各部は、バス107を介してそれぞれ接続されている。
移動経路検索プログラムは、必ずしも最初から主記憶装置102、補助記憶装置103などに記憶されていなくともよい。また、インターネット、LAN、WANなどを介して移動経路検索装置100に接続される他の情報処理装置などに移動経路検索プログラムを記憶させ、移動経路検索装置100がこれらから移動経路検索プログラムを取得して実行するようにしてもよい。
主記憶装置102は、図示しない、ROM(Read Only Memory)と、RAM(Random Access Memory)と、を有する。
ROMは、BIOS(Basic Input/Output System)等の各種プログラムなどを記憶している。
RAMは、ROMに記憶された各種プログラムがCPU101により実行される際に展開される作業範囲として機能する。RAMとしては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。RAMとしては、例えば、DRAM(Dynamic Random Access Memory)、SRAM(Static Random Access Memory)などが挙げられる。
図3は、移動経路検索装置100の機能構成の一例を示すブロック図である。
図3に示すように、移動経路検索装置100は、通信部110と、記憶部120と、入力部130と、制御部140と、を有する。
通信部110は、制御部140の指示に基づき、通信インターフェイス104を用いて走行履歴データを各端末装置200から受信する。
記憶部120は、補助記憶装置103に、走行履歴データベース121と、道路地図データベース122と、走行経路データベース123と、算出結果データベース124とを有する。
データベースは、「DB」と称することもある。
走行履歴データベース(走行DB)121は、通信部110介して、端末装置200から走行データを受信し、例えば、本実施例では、分岐点毎のデータに整理して記憶する。
図4に示すように、走行データは、本実施例では、「車両ID、車両の種類、取得日時、位置情報(緯度経度)」などの項目を含む。なお、端末装置200が、ノード番号を有する道路地図情報を保有している場合、道路地図情報と走行位置情報により紐づけられたノード番号を合わせて、移動経路検索装置へ送信してもよい。
「取得日時」及び「位置情報(経度、緯度)」のデータ項目は、端末装置200に搭載されているGPS(Global Positioning System)ユニットにより取得される。
道路地図データベース(道路地図DB)122には、本実施例では、ノードとリンクの組み合わせによって表現された道路網が記憶されており、ノードには番号が付与されている。
図6は、走行経路データベース(走行経路DB)123の一例を示す図である。
走行経路DB123は、例えば、図5で示される走行履歴データのうち、始点及び終点を通過した走行経路のデータを抽出したものである。
図7は、算出結果データベース(算出結果DB)124の一例を示す図である。後述する算出部において、ノード(分岐点)毎に走行比率を算出した結果が記憶されている。
入力部130は、利用者から始点及び終点の指定を受け付ける他、移動経路検索装置100に対する各種指示を受け付ける(図12のS101参照)。
制御部140は、記憶部120に記憶された各種プログラムを実行し、移動経路検索装置100全体を制御する。制御部140により、分岐点における走行履歴に基づく移動経路の候補ルートを抽出することができる。制御部140は、第1の抽出部141、算出部142、第2の抽出部143から構成される。
第1の抽出部141は、車両が取得した走行履歴データ群から、入力部で受け付けた始点及び終点を結ぶ移動経路に含まれる移動区間の少なくとも1つを通過した走行経路データを抽出する(図12のS102参照)。
例えば、図8で示すように、Start(出発地)とGoal(目的地)を指定した場合、Startは、ノード1001とノード1002の間、Goalはノード1024とノード1025の間に位置する。図5に記載の表を見ると、StartとGoalを通過した車両は、車両IDが2、3、4の車両となる。そこで、指定した出発地及び目的地を通過した車両IDが2、3、4の走行履歴データが走行経路データとして抽出される。
例えば、移動経路検索装置は、受け付けた指定点を、指定点を中心とする円などの範囲、或いは、指定点を含む標準地域メッシュや行政区画に範囲を広げることができる。
更に、移動経路検索装置は、指定点を中心とする円の範囲とした場合、円の半径を大きくする変更することができる。または、移動経路検索装置は、標準地域メッシュの範囲を、狭いメッシュから広いメッシュに変更することができる。移動経路検索装置は、行政区画の範囲を、丁目番地レベルから市町村レベルに、或いは、市町村レベルから都道府県レベルなどに変更することができる。
このようにすることで、移動経路検索装置は、走行履歴データの数を所定の数より大きくすることができ、十分な走行履歴データの数を確保し、確度の高い移動経路の候補を抽出することができる。
算出部142は、抽出された走行経路データに基づき、出発地から目的地までの実際に走行した走行経路に含まれる各分岐点を抽出し(図12のS105参照)、分岐点毎に走行比率を算出する(図12のS106参照)。
走行比率とは、分岐点において、分岐点に流入した車両の総数に対する、各分岐先に流出した車両の数の割合である。
n1/(n1+n2)=30(%) (n1、n2は走行数)
第2の抽出部143は、走行比率が所定の値以上になる分岐後の移動経路を抽出する(図12のS107参照)。所定の値としては、適宜設定することができ、例えば、10%とすることができる。
抽出した走行経路は出力処理することができる。出力処理としては、処理結果を出すことであれば特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。出力する処理としては、例えば、ディスプレイに表示すること、プリンタで印刷すること、スピーカーで音声を発すること、移動経路検索装置以外の装置に対する処理結果を送信することなどが挙げられる。
図9は、図8で抽出された分岐後の移動経路に対し、分岐後の移動経路を連結し、出発地から目的地まで連結した一本の移動経路を示した図である。図9では、例えば、一本の移動経路の距離がもっとも短くなるものを選択して表示している。
端末装置200は、走行時の車両の位置及び取得時間等の走行データを取得し、ネットワーク300を介して、移動経路検索装置100へ送信する。また、端末装置200は、移動経路検索装置100で得られた移動経路の候補の結果を受信し出力してもよい。
図10は、端末装置200のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
図10に示すように、端末装置200は、以下の各部を有する。各部は、バス207を介してそれぞれ接続されている。
端末装置の各種プログラムは、必ずしも最初から主記憶装置202に、補助記憶装置203などに記憶されていなくともよい。また、インターネット、LAN、WANなどを介して、端末装置200に接続される他の情報処理装置などに端末装置の各種プログラムを記憶させ、端末装置200がこれらから端末装置の各種プログラムを取得して実行するようにしてもよい。
また、CPU201は、端末装置200全体の動作を制御する。なお、本実施例では、端末装置200全体の動作を制御する装置をCPU201としたが、これに限ることなく、例えば、FPGAなどとしてもよい。
主記憶装置202は、各種プログラムを記憶し、各種プログラムを実行するために必要なデータ等を記憶する。
主記憶装置202は、図示しない、ROMと、RAMと、を有する。
ROMは、BIOS等の各種プログラム等を記憶している。
RAMは、ROMに記憶された各種プログラムがCPU201により実行される際に展開される作業範囲として機能する。RAMとしては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。RAMとしては、例えば、DRAM、SRAMなどが挙げられる。
図11は、端末装置200の機能構成の一例を示すブロック図である。
図11に示すように、端末装置200は、通信部220と、記憶部230と、制御部240と、取得部250と、出力部260と、を有する。
また、通信部220は、移動経路検索装置100で得られた移動経路の候補の検索結果を受信してもよい。
記憶部230は、移動経路検索装置100から受信した移動経路の候補の検索結果を補助記憶装置203に記憶する。記憶部230は、道路地図DB122を有していてもよい。
制御部240は、本実施例では、端末装置200全体の動作を制御する機能を有する。
取得部250は、GPSユニットと、速度センサなどを有する。
GPSユニット及び速度センサを同期させて取得した位置の情報及び速度の情報を、同期させた時刻の情報と対応づけて走行データとする。
出力部260は、移動経路検索装置100から受信した移動経路の候補の検索結果を、ディスプレイやスピーカーで出力する。例えば、図8で示すように、地図上に移動経路の候補を表示する。
(付記1)
始点及び終点の情報を受け付け、
前記始点及び前記終点を結ぶ移動経路に含まれる移動区間の少なくとも1つを通過した移動体の移動履歴データ群の組み合わせから、前記始点から前記終点までの移動経路を抽出し、
抽出した前記移動経路における移動履歴データに基づき、前記始点から前記終点までの移動経路に含まれる分岐点毎に、分岐した移動体の移動量の割合である移動比率を算出し、前記移動比率が所定の値以上になる分岐後の移動経路を抽出する、
処理をコンピュータに実行させることを特徴とする、移動経路検索プログラム。
(付記2)
前記分岐点毎に抽出された前記分岐後の移動経路に対し、前記分岐後の移動経路を連結し前記始点から前記終点まで連結された一本の移動経路となるよう、前記分岐後の移動経路を抽出する、
ことを特徴とする、付記1に記載の移動経路検索プログラム。
(付記3)
前記移動経路を、前記移動経路の距離が短い移動経路を優先して抽出する、
ことを特徴とする、付記2に記載の移動経路検索プログラム。
(付記4)
抽出した前記移動経路における移動履歴データの数が所定数以下の場合には、受け付けた前記始点及び前記終点の情報により指定された少なくともいずれかの点を、所定の大きさの範囲に拡大する、
ことを特徴とする、付記1から3のいずれか一項に記載の移動経路検索プログラム。
(付記5)
始点及び終点の情報を受け付け、
前記始点及び前記終点を結ぶ移動経路に含まれる移動区間の少なくとも1つを通過した移動体の移動履歴データ群の組み合わせから、前記始点から前記終点までの移動経路を抽出し、
抽出した前記移動経路における移動履歴データに基づき、前記始点から前記終点までの移動経路に含まれる分岐点毎に、分岐した移動体の移動量の割合である移動比率を算出し、前記移動比率が所定の値以上になる分岐後の移動経路を抽出する、
処理を実行する制御部を有することを特徴とする、移動経路検索装置。
(付記6)
前記分岐点毎に抽出された前記分岐後の移動経路に対し、前記分岐後の移動経路を連結し前記始点から前記終点まで連結された一本の移動経路となるよう、前記分岐後の移動経路を抽出する、
ことを特徴とする、付記5に記載の移動経路検索装置。
(付記7)
前記移動経路を、前記移動経路の距離が短い移動経路を優先して抽出する、
ことを特徴とする、付記6に記載の移動経路検索装置。
(付記8)
抽出した前記移動経路における移動履歴データの数が所定数以下の場合には、受け付けた前記始点及び前記終点の情報により指定された少なくともいずれかの点を、所定の大きさの範囲に拡大する、
ことを特徴とする、付記5から7のいずれか一項に記載の移動経路検索装置。
(付記9)
始点及び終点の情報を受け付け、
前記始点及び前記終点を結ぶ移動経路に含まれる移動区間の少なくとも1つを通過した移動体の移動履歴データ群の組み合わせから、前記始点から前記終点までの移動経路を抽出し、
抽出した前記移動経路における移動履歴データに基づき、前記始点から前記終点までの移動経路に含まれる分岐点毎に、分岐した移動体の移動量の割合である移動比率を算出し、前記移動比率が所定の値以上になる分岐後の移動経路を抽出する、
処理をコンピュータが実行することを特徴とする、移動経路検索方法。
(付記10)
前記分岐点毎に抽出された前記分岐後の移動経路に対し、前記分岐後の移動経路を連結し前記始点から前記終点まで連結された一本の移動経路となるよう、前記分岐後の移動経路を抽出する、
ことを特徴とする、付記9に記載の移動経路検索方法。
(付記11)
前記移動経路を、前記移動経路の距離が短い移動経路を優先して抽出する、
ことを特徴とする、付記10に記載の移動経路検索方法。
(付記12)
抽出した前記移動経路における移動履歴データの数が所定数以下の場合には、受け付けた前記始点及び前記終点の情報により指定された少なくともいずれかの点を、所定の大きさの範囲に拡大する、
ことを特徴とする、付記9から11のいずれか一項に記載の移動経路検索方法。
110 通信部
120 記憶部
130 入力部
140 制御部
141 第1の抽出部
142 算出部
143 第2の抽出部
200 端末装置
Claims (4)
- 始点及び終点の情報を受け付け、
前記始点及び前記終点を結ぶ移動経路に含まれる移動区間の少なくとも1つを通過した移動体の移動履歴データ群の組み合わせから、前記始点から前記終点までの移動経路を抽出し、
抽出した前記移動経路における移動履歴データの数が所定数以下の場合には、受け付けた前記始点及び前記終点の情報により指定された少なくともいずれかの点を、所定の大きさの範囲に拡大し、
前記所定の大きさの範囲が、前記点の情報に半径の情報を加えたもの、前記点を含む標準地域メッシュのメッシュコード、前記点を含む行政区画の名称のいずれかであり、
抽出した前記移動経路における、年月日、曜日、及び時間帯の少なくともいずれかに対応した所定の時点的要素における移動履歴データに基づき、前記始点から前記終点までの移動経路に含まれる分岐点毎に、分岐した移動体の移動量の割合である移動比率を算出し、前記移動比率が所定の値以上になる分岐後の移動経路を抽出する、
処理をコンピュータに実行させることを特徴とする、移動経路検索プログラム。 - 前記分岐点毎に抽出された前記分岐後の移動経路に対し、前記分岐後の移動経路を連結し前記始点から前記終点まで連結された一本の移動経路となるよう、前記分岐後の移動経路を抽出する、
ことを特徴とする、請求項1に記載の移動経路検索プログラム。 - 始点及び終点の情報を受け付け、
前記始点及び前記終点を結ぶ移動経路に含まれる移動区間の少なくとも1つを通過した移動体の移動履歴データ群の組み合わせから、前記始点から前記終点までの移動経路を抽出し、
抽出した前記移動経路における移動履歴データの数が所定数以下の場合には、受け付けた前記始点及び前記終点の情報により指定された少なくともいずれかの点を、所定の大きさの範囲に拡大し、
前記所定の大きさの範囲が、前記点の情報に半径の情報を加えたもの、前記点を含む標準地域メッシュのメッシュコード、前記点を含む行政区画の名称のいずれかであり、
抽出した前記移動経路における、年月日、曜日、及び時間帯の少なくともいずれかに対応した所定の時点的要素における移動履歴データに基づき、前記始点から前記終点までの移動経路に含まれる分岐点毎に、分岐した移動体の移動量の割合である移動比率を算出し、前記移動比率が所定の値以上になる分岐後の移動経路を抽出する、
処理を実行する制御部を有することを特徴とする、移動経路検索装置。 - 始点及び終点の情報を受け付け、
前記始点及び前記終点を結ぶ移動経路に含まれる移動区間の少なくとも1つを通過した移動体の移動履歴データ群の組み合わせから、前記始点から前記終点までの移動経路を抽出し、
抽出した前記移動経路における移動履歴データの数が所定数以下の場合には、受け付けた前記始点及び前記終点の情報により指定された少なくともいずれかの点を、所定の大きさの範囲に拡大し、
前記所定の大きさの範囲が、前記点の情報に半径の情報を加えたもの、前記点を含む標準地域メッシュのメッシュコード、前記点を含む行政区画の名称のいずれかであり、
抽出した前記移動経路における、年月日、曜日、及び時間帯の少なくともいずれかに対応した所定の時点的要素における移動履歴データに基づき、前記始点から前記終点までの移動経路に含まれる分岐点毎に、分岐した移動体の移動量の割合である移動比率を算出し、前記移動比率が所定の値以上になる分岐後の移動経路を抽出する、
処理をコンピュータが実行することを特徴とする、移動経路検索方法。
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