JP7059200B2 - トーンアームトラッキングシステム、及びトーンアームをガイドする方法 - Google Patents

トーンアームトラッキングシステム、及びトーンアームをガイドする方法 Download PDF

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Description

本出願は、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる、2016年5月4日に出願された米国仮特許出願第62/331,932号の優先権を主張する。
本出願は、プレイ中にレコード上の針の接線(直線)トラッキングを提供するのを補助するために、レコードプレーヤ/蓄音機と共に使用するための装置、方法、およびシステムに関する。
レコードプレーヤは、通常、固定ピボット軸の周りに水平/横方向にスイングするトーンアームを有するターンテーブルシステムを備える。固定ピボット軸は、典型的には、ターンテーブルシステムのレコードの周囲に隣接して配置されている。トーンアームの針は、典型的には、図1(従来技術)に示すように、レコード内の溝を追跡するときに円弧を通って移動する。
しかしながら、一般に受け入れられているように、針は、レコードの面を、再生中にレコード溝内を、円弧ではなく、横切って、一貫した接線経路に、または直線トラッキング経路(例えば、同心の溝部分に対して)に近づけて、半径方向内向きに移動するにつれて、単一半径経路を移動することが望ましい。同様に一般に受け入れられているように、このような直線トラッキングの欠如は、トラッキング歪み、および針とレコードの溝の壁との間の摩擦力(例えば、「スケート力」)のために、針側の望ましくない針/溝側の圧力を生じ得る。
さらに、レコード溝内での針の動きの直線トラッキングの欠如は、レコード溝の反対側同士に別々のオーディオチャンネルを含むステレオ録音にとって特に望ましくないことがある。すなわち、直線トラッキングの欠如は、溝の不平衡な側圧の結果としてオーディオバランスを乱す可能性がある。
いくつかの従来のトーンアームは直線トラッキングを提供または直線トラッキングに近づけるが、それらはしばしば非常に複雑であり(関連する費用を増加させる)、または所望の目標を達成しない。
いくつかの実施形態では、レコードを再生する際に使用するためのトーンアームトラッキングシステムが提供され、トラッキングシステムは、トーンアームと、トーンアームに移動可能に接続されるとともに、ジョイント部材のガイド部材をガイドするための非直線ガイドスロットを有するトラックに移動可能に接続されたジョイント部材とを備えている。ジョイント部材は、連結部材によって、トーンアームの後部ピボット位置で旋回可能に接続されたスライド可能なピボットベースに接続されることもできる。ジョイント部材と、トーンアーム、ガイドスロット、およびピボットベースとの間のこれら3つの別個の接続により、トーンアームが旋回されると、これはジョイント部材が移動してガイドスロットによってガイドされ、これによりスライド可能なピボットベースを押すまたは引くようになっている。したがって、様々な実施形態において、スライド可能なピボットベース上のトーンアームの後部ピボット位置は、ガイドスロット構造の機能として移動する。本開示を検討した当業者によって理解されるように、本開示の様々な付随する構成要素と同様に、ガイドスロット構成は、レコードの再生中のトーンアーム構成の位置を制御するように選択的に構成されることができ、実質的な直線トラッキングを与える。
本開示のトーンアームトラッキングシステムおよびアセンブリを使用するための様々な方法も提供される。
従来技術のターンテーブルシステムのレコードおよびトーンアームアセンブリの上から見た平面図である。 本開示のいくつかの実施形態のためのレコードおよびトーンアームアセンブリの上から見た平面図である。 図2のレコード及びトーンアームアセンブリの、トーンアームシステムの一部として組み立てられた、斜視図である。 図3aのレコード及びトーンアームアセンブリの拡大部分斜視図である。 本開示の代替の実施形態のためのトーンアームシステムの一部として組み立てられた、レコードおよびトーンアームアセンブリの部分斜視図である。 図5a乃至図5cは、本開示のいくつかの実施形態のおける、トーンアームシステムのレコードおよびトーンアームアセンブリ(レーザのビームレシーバ/ビームスプリッタが示されていない)の上から見た平面図であり、図5a、図5b、および図5cの各々は、トーンアームの異なるピボット位置を示している。 本開示のいくつかの実施形態の異なる旋回位置での、図5a乃至5cの電磁石アセンブリを有するトーンアームの上から見た拡大された平面図を示し、 図7a乃至図7cは、異なる旋回位置における、図5a乃至図5cのトーンアームの後部の単純化された上から見た図を示すとともに、本開示のいくつかの実施形態における安定化磁石も示す。 レーザまたは電磁石アセンブリに依存しない、本開示のいくつかの実施形態のための機械的に作動する直線トラッキングシステムを含む、レコードおよびトーンアームアセンブリを示す単純化された上から見た平面図である。 図8のトラッキングシステムの斜視図である。 図8のトラッキングシステムの拡大側方斜視図である。 ジョイント部材、連結部材、およびガイドスロットの平面図が見えるように、トーンアーム延長部材が取り外された、図8のトラッキングシステムの上から見た拡大部分平面図である。 トーンアーム延長部材のピンチャンバがはっきりと見えるように、様々な構成要素が示されていない、図8のトラッキングシステムの拡大部分底面図である。
本明細書では、本開示の様々な実施形態の完全な理解を提供するために、特定の詳細が示されている。しかしながら、本開示を検討すると、当業者は、本明細書に開示された様々な実施形態が、これらの詳細の多くがなくても実施できることを理解するであろう。他の例では、ターンテーブル構成要素、電子オーディオ構成要素、およびレコードに関連するいくつかの周知の構造および材料は、本開示の実施形態の説明を不必要に不明瞭にすることを避けるために詳細には説明していない。
本開示において、「約」および「およそ」という用語が使用される限り、他に示されていない限り、示された範囲、値、または構造の±20%を意味する。本明細書では、本明細書で使用される用語「a」および「an」は、列挙された構成要素の「1つまたは複数」を指す。代替物(例えば、「または」)の使用は、代替物の1つ、その両方、またはそれらの任意の組み合わせを意味すると理解されるべきである。本明細書で使用する用語「含む(include)」および「備える(comprise)」は同義語として使用され、その用語および変形は非限定的であると解釈されることが意図される。この段落内の定義は、他に明示的に述べられていない限り、本開示を通じて適用されることが意図されている。
図2は、本開示のいくつかの実施形態のために、直線トラッキングを実現するための、新しくかつ新規性を有するレーザーガイド式トーンアームシステムを使用する、トーンアーム8およびレコード5を含む、ターンテーブルシステム2の一部の平面図を示す。1つのトーンアーム8のみが図2に示されるように意図されているが、それは3つの異なる位置、中央位置、およびその左側および右側の旋回位置に示されている。
また、図3aおよび3bは、本開示のターンテーブルシステム2の実施形態の斜視図および拡大部分斜視図をそれぞれ示している。いくつかの実施形態では、トーンアーム8は、少なくとも2つの旋回位置、すなわち、ヘッドカートリッジ10に近いフロントピボット26と、垂直ベースプレート27に近接したリアピボット28とを有する。トーンアーム8上のピボット部材またはピボットは、本開示を参照した当業者には理解されるように、様々な選択肢(例えば、ピボットピンまたは他のもの)の中から選択して構成されることができる。
図2及び図5a乃至図6に示すように、本開示のいくつかの実施形態では、カートリッジ10の針7がレコード6の面上でレコード溝(図示せず)を追従するので、トーンアーム8は、リアピボット28の周りで中心スピンドル4に向かって横方向内向きに揺れる/旋回することができ、カートリッジ10を含むトーンアーム8の前部29は、トーンアーム8の残りの部分に対して前部ピボット26の周りを旋回(左/右に揺れる)することができる。トーンアーム8は、2つの平行な延長部材8’を含み、ピボット26,28の各々は、対応する各延長部材8’上に1つずつ、1対のピボット接続を含むことができる。
図3a乃至図3cに最も良く示すように、レーザ源22は、トーンアーム8の前部29に接続されることができる。レーザ源22は、軸線方向レーザービーム21は、カートリッジ10を含むトーンアーム8の前端に向かって前方に進むレーザ源から放出され、その後、軸方向レーザービーム21は、トーンアーム8の前部29の長手方向軸から横方向外側に(例えば、90度の角度で)離れるように屈折ミラー24によって屈折されるように、トーンアーム8の前部29の長手方向に配列されていてもよい。図3bおよび図3cに最も良く示されているように、屈折されたレーザービーム12は、レシーバハウジング18に形成されたレシーバの窓または開口18’に入り、ターンテーブル2の回転レコードの周囲から離れて配置され、レシーバのビームスプリッタ14(例えば、ミラーまたはプリズム)の縁部に作用する。例えば、ビームスプリッタ14は、屈折されたレーザービーム12に面する頂点エッジで収束する対向する屈折側壁を有することができ、ビーム12を、ビームスプリッタ14(例えば、図3cを参照)の反対側にある反対のセンサ16に向かう2つの成分に分割することができる。反対のセンサ16への光の強度/配分の差は、次に、電磁石アセンブリ30における磁界を調整する際に使用するための電気信号に変換される。
図3a、図6、図7a、および図7bに示すように、電磁石アセンブリ30は、第1の引力/反発構成要素32と、第2の引力/反発構成要素34とを備えることができ、それぞれの構成要素は互いに対する力を放出するように構成されている。いくつかの実施形態では、構成要素間に働く電磁力は、レシーバハウジング18内のセンサ16で検知される光の強度の差の関数として(例えば、比例して)構成される。例えば、いくつかの実施形態では、付勢構成要素(例えば、ばね)32’は、構成要素32,34を、初期状態で互いに向けて付勢させることができ、電磁力は、受信された信号の作用により構成要素32,34を離すように構成されていてもよく、付勢部材の力に打ち勝つようになっている。代替的に、別の実施形態では、付勢構成要素は、構成要素32,34を初期状態で互いに対して離れるように付勢されて構成されることができ、電磁力は、受け取った信号の作用として構成要素を互いに向けて引き寄せるように構成されていてもよく、付勢部材の力に打ち勝つようになっている。最後に、代替的に、いくつかの実施形態では、構成要素を互いに向けるようにまたは離すように付勢する付勢部材は設けられず、構成要素間の距離は、本開示を参照した当業者に理解されるであろう、離れさせるおよび/または引き寄せる電磁力(例えば、反転極性)により制御されていてもよい。
上述の実施形態の全てにおいて、トーンアーム8の後部ピボット28は、ベース27(これは垂直ベースプレートであってもよい)に固定して取り付けられ、これは次に、第2の構成要素34に取り付けられ、垂直ベースプレート27および第2の構成要素34の両方は、ターンテーブルのレコード5に向かうように、および離れるように(例えば、図2および図6の矢印「A」の方向に)スライド自在に移動可能であり、第1の構成要素32の位置は固定されることができる。このようにして、構成要素32,34を互いに対して移動させるために、上述の電磁力の調整は、必要に応じて後部ピボット28を矢印「A」の方向に移動させて、本開示を参照した当業者には直ちに理解されるように、針の直線的なトラッキングに近づけるために、ヘッドカートリッジ内における針の固定された直線的な半径経路を維持させることができる。
すなわち、例えば図5aに示すように、レコード6が時計回り方向に回転され、針が溝をたどるとき、前部29は、針の後ろを追従する前部29の長手方向軸「L」がトラッキングされている円形溝の接線と整列するように、後部ピボット28から引き離す自然な傾向を有し、長手方向軸はその追従位置で浮動することができる。その場合、前部29の長手方向軸「L」は、針の直線的な半径経路「R」に対して90度のままであり、前部ピボット26と直線的な半径経路「R」上の最も近い点との間の距離は、針の移動全体にわたって同じままである。前方ピボット26と直線的な半径経路「R」との間の距離を一定の値に維持するために、後方ピボット28は、前方ピボット26の位置の作用として移動しなければならない。上述のように、本開示の様々な実施形態では、後方ピボット28の移動は、屈折されたレーザービーム12によって提供されたフィードバック信号に基づいて間接的に達成される。すなわち、センサ16の間で等しい光強度を維持するように構成要素32,34間の電磁力を調整することにより、後部ピボット28が矢印「A」の方向にスライドし、前部ピボット26が直線的な半径経路「R」から一定の距離を維持するように、およびこれにより前部29の長手方向軸「L」が接線内にとどまって、接線(直線)トラッキングを可能にする。
本開示のいくつかの実施形態では、図2および3aに最もよく示されるように、トーンアームの一対の後部長手方向部材(延長部材8’の後部部分)の各後部にカウンタウエイトが設けられている。また、いくつかの実施形態では、図4乃至6、特に、図7a乃至7cに示すように、延長部材8’の後部は、安定化磁石を含むことができる。カートリッジの軸とピボット位置との間のオフセットにより、針上の摩擦は、トーンアームを横方向内側または外側に引き寄せる傾向があり、音のバランスを歪ませ、針の不均一な摩耗を引き起こし得る。図7a乃至7cは、第1の延長部材8’の後部に第1の磁石11aが設けられ、第2の磁石11bおよび第3の磁石11cが第2の延長部材8’の平行で横方向に反対どうしの後部に設けられた本開示の実施形態を示している。第2の延長部材8’を含む第1のマグネット11aは、第1の延長部材および第2の延長部材8’が図7bに示すようにピボット固定されていないときに、第2のマグネットと第3のマグネットとの間の長手方向中間点に配列された長手方向位置に配置されている。したがって、このような実施形態では、図7bに示すように(例えば、図5bも参照)、延長部材8’がピボット固定されておらずかつ真っ直ぐ延びているときに、第1の磁石11aは、第2の磁石11bおよび第3の磁石11cからほぼ等距離にあり、第2の磁石11bは、第1の磁石11aから前方にオフセットされており、第3の磁石11cは、第1の磁石11aから後方にオフセットしている。また、いくつかの実施形態では、第1の磁石11aは、第2の磁石および第3の磁石の横方向内側に面する極に引き寄せられる横方向内向きの磁極を有し、これにより、等しい磁気成分力が、延長部材8’の旋回に対する相対的な位置を安定させるのを助けるために、第1の磁石の後方および前方の両方に付与されている。また、延長部材8’の前方部分が、図5aおよび7aに示すように、ターンテーブルの中心に向かってスピンドル4に向かって横方向に旋回されると、ピボット位置28が両方の延長部材に固定されているので、延長部材8’の全体的な長手方向の整列はオフセットされ、したがって第1の磁石11aは第2の(前方)磁石11bに近づくようにシフトして、延長部材8’のピボット位置を安定させるのを助けるために、第1および第2の(前方)磁石間に付与される引っ張り力は第1の磁石と第3の(前方)磁石との間の引っ張り力よりも大きくなる。反対の効果は、延長部材8’の前方部分がスピンドル4から離れるように横方向外側に旋回するときに付与されて、第1の磁石11aが第3の(後方)磁石11cに近づくように長手方向にシフトするので、第1および第3の磁石間の引っ張り力は、第1および第2の磁石の間の引っ張り力よりも大きく、同様に全体的に延長部材8’(またはトーンアーム)の現在のピボット位置を安定させるのを助ける。この開示を参照した当業者には理解されるように、延長部材上の複数の磁石11a、11b、11cの構成は、トーンアーム8の位置に対するその安定化効果によりカウンタスケーティング(counter skating)を助けることができる。
いくつかの実施形態では、本開示のトーンアームアセンブリ(例えば、レーザ源および電磁気アセンブリを備えたトーンアーム8、および(ビームスプリッタおよびセンサを有する)レシーバ)は、ユーザによって、既存のターンテーブル2上にレシーバハウジング18と共に取り付けられることができる。この場合、トーンアーム8およびレシーバハウジング18は較正を必要としていてもよい。図3bに示すように、いくつかの実施形態では、レシーバハウジング18内に、レシーバハウジング18をレコードスピンドル4に整列させるために使用可能な較正レーザービーム20を放出することができる、較正レーザが設けられている。例えば、ビームスプリッタ14は、ユーザが較正レーザを作動させて、較正レーザービーム20をターンテーブルの中心スピンドル4に、ターンテーブルの接線に対して90度の角度で接触させ、対称的なビームスプリッタ14は、屈折されたレーザ12が頂点エッジを通ってそれを二分するときに、トーンアーム8上の針が直線的な半径経路「R」に沿って移動するように位置合わせされるように配置され得るように、レシーバハウジング18内に配置されることができる。
図3aおよび図3bに示すように、いくつかの実施形態では、トーンアーム8の一部の長さを調節する際に使用するために、トーンアーム調節部材17が設けられている。調節は、調整部材17を回転させて、トーンアーム8シャフトの各延長部材8’の前部8’’をその中間部分8’’’に対して緩め、それぞれの部分8’’,8’’’を、使用者が、トーンオイル8の全長を短くまたは長くするために、入れ子式に伸縮自在に互いに対してスライドすることを含んでもよい。例えば、本開示を参照した当業者によって理解されるように、トーンアーム8がターンテーブル上に設置される場合、レシーバハウジング8の位置が較正された後、再生されているレコードに沿った動きを通して、針が直線的な半径経路「R」上に載っているようにトーンアーム8の長さは調整されてもよい。
図4は、本開示のいくつかの実施形態の別の代替例を示しており、ビームスプリッタ14上に受けたレーザービームは、事前に屈折されていないが、代わりに、カートリッジ10の直前で、トーンアーム8の前部29に取り付けられたレーザ源22から直接放射される。そのような実施形態では、レーザ源22は、前部29の長手方向軸に対して90度に整列した軸を有するガイドレーザービームを放出するように配置されることができる。そのようにして、このような実施形態では、屈折ミラーは不要である。また、そのような実施形態では、アライメントまたは較正ビーム20は、別個の較正用光ハウジング20’内に収容された別個の光源を介して提供されることができる。
さらに図4に示すように、この代替的なの実施形態では、レーザ源22からの入射レーザ12がリフレクタ14’によって下方に屈折されてからビームスリッパ14に入射する構成では、ビームスプリッタ14の上方に配置されたリフレクタ14’が設けられていても良く、ビームスプリッタ14の頂端部が上を向いていることにより、下向きに屈折されたビーム22に重なる。前述の実施形態と同様に、ビームスプリッタからの別れたビームは、制御信号が電磁石アセンブリ30に送られる相対強度を決定するために、反対側のセンサ16によって検出されることができる。
いくつかの実施形態では、使用者は、ベースプレート27(電磁アセンブリ30を含む)を有するトーンアーム8、レシーバ(レシーバハウジング18に収容されることができるビームスプリッタおよび反対側のセンサ)、および(いくつかの実施形態では、レシーバと共にベース23(例えば、図4を参照)上に共に搭載されることができる)較正レーザ源を備えた、ターンテーブルアセンブリを搭載させることができる。ターンテーブルアセンブリは、既存のターンテーブルシステムに搭載されて、従来技術のトーンアーム及びトンアームマウントをトーンアーム8及び電磁アセンブリ30と置き換えることができる。
図8に示すように、いくつかの実施形態では、上述の電磁石アセンブリ30を用いずに、レコード5とトーンアーム9のアセンブリが設けられている。機械的実施形態であるこの実施形態では、トーンアームは、代替的なトラッキングシステム40によって制御されている。トラッキングシステム40は、図5aに関して上に示し説明したものと同様に、電磁アセンブリ30とは異なる方法を除いて、半径経路「R」に沿った直線トーンアーム9のトラッキングを可能にする。すなわち、電磁力を調節して後部ピボットの位置を制御する代わりに、トラッキングシステム40は機械的に相互作用する構成要素を使用して後部ピボットの位置を調節する。
図9乃至12に示すように、トラッキングシステム40は、長手方向にスライド可能なピボットブリッジ64(またはピボットベース)上のピボット接続部65によって、トーンアーム9のトーンアームフレーム部材9’’に接続される。トーンアーム9は、トーンアーム9がレコード内の溝を追従するのを可能にするために、必要に応じてレコードに平行な横方向平面内でピボット接続部を中心に旋回することができる。ピボットブリッジ64のスライド可能な性質は、制御方法が独特であることを除いて、上述した方法と同様に、ピボット接続部65(例えば、後部ピボット)を調節して、トーンアームの直線的なトラッキングを維持することを可能にする。連結部材50がピボットブリッジ64に接続されており、トーンアーム9の移動により連結部材50が押されたり引かれたりされ、ピボットブリッジが前方または後方にそれぞれスライドする。一対のトーンアーム延長部材9’は、平行なトーンアームフレーム部材9’’から長手方向後方に延び、ピンチャンバ54を含む少なくとも1つの延長部材9’’を有する(例えば、図12の延長部材9’の底面図、および図9および10の斜視図を参照)。ピンチャンバ54は、ジョイント部材60からピンチャンバ54内に上方に延びるピン52を受け、ジョイント部材60は連結部材50に旋回可能に接続されている。ピン52は、ピンチャンバ54内で長手方向にスライドするように、ピンチャンバ54内で移動可能である。図12に示すように、ピンチャンバ54は、ピン52が延長部材9’の下のジョイント部材60からピンチャンバ54内に延在し、ピンチャンバ54内で長手方向に移動することができるように、ピン52を横方向に受け入れるために、延長部材9’(またはトーンアーム9)の側部に側部開口54’と、延長部材9’の底部に長手方向に延びる底部開口54’’とを含んでいる。
図10に最も良く示すように、ピボットジョイント部材60は、連結部材50の後端部に後部60aがピン等のピボット連結部材56によって旋回可能に連結された長さを有し、連結部材50自体が、その低い部分にて、ピボットブリッジ64に固定されて接続されている。さらに、いくつかの実施形態では、ピボットジョイント部材60は、頂部水平延在ジョイント部材60b(上部構造特徴)および底部水平延在ジョイント部材60c(下部構造特徴)を含み、頂部ジョイント部材60bおよび底部ジョイント部材60cは、その後端部60a、60dで、上下に延びるブリッジ部60eにより、頂部水平延在ジョイント部材60bに互いに接続されている。ピン52は、その前方部分において、その後方端部60aの反対側で、ピン52はそこから上方に延び、頂部水平延在ジョイント部材60bに接続されている。また、後端部60dとは反対側のその前部で、ピン等のガイド部材60’が底部水平延在ジョイント部材60cに接続されており、ガイド部材60’は非直線トラック46に形成されたガイドスロット48内まで下方に延びている。スロット48は、湾曲した横方向の長さを有することができる。すなわち、トラッキングシステムの左側からトラッキングシステムの右側に(図11に対して)延びるその長さに湾曲部を有することができる。このように、(ピン状部材であってもよい)ガイド部材60’の下端部は、(図11に対して左から右に)横方向に延びる非直線のスロット48内で横方向に移動できるように、ガイドスロット48内にスライド可能にぴったりと収容されている。
いくつかの実施形態では、連結50の後端部は、その後端部60a、60dにおいて、1つ以上のピボット接続部材56によってジョイント部材60に旋回可能に接続され、連結50は、頂部水平延在ジョイント部材60bと底部水平延在ジョイント部材60cとの間に空間または隙間に配置されている。長手方向にスライド可能なピボットブリッジ64は、連結部材50に固定的に接続されてもよく、トーンアーム9はピボットブリッジ64に旋回可能に接続されてもよい。トーンアーム9がレコード溝をたどるとき、ピボット接続部65の周りで旋回し、ジョイント部材60は、ピンチャンバ54内のピン52は、ピンチャンバ54内でトーンアーム9の内壁に接触または当接するため、少なくとも1つのトーンアーム延長部材9’によって移動するように作動される。
例えば、トーンアーム9のカートリッジ上の針が(図11および12に対して)左から右に動くと、トーンアームはピボットブリッジ64に対して旋回し、トーンアームの後部(例えば、延長部材9’)が右から左に移動する。次に、ピン52が右から左に移動し、ピボットジョイント60の前方部分も、旋回しない連結部材50に対して、右から左に旋回する。これにより、湾曲したトラック46によって画定された、湾曲したガイドスロット48内で、ガイド部材60’も右から左に移動させられる。図10および11に示すように、ガイドスロット構成48は、その周壁48’がスロット48の後部中央または中心部に向かってさらに後方に延び、次いでスロットの横方向外側部分に延びる。また、ジョイント部材60の前方部分から下方に延在するガイド部材60’は、スロット48の周囲壁48’内にぴったりと嵌まることができる。従って、ガイド部材60’がスロット48の横方向長さ全体の中で右から左に移動またはスライドするとき、それは必然的に前後方向の運動成分を有し、連結部材50は、連結部材50に加えられる圧力に応じて矢印「A」の方向にスライド可能である、スライド可能なピボットブリッジ64の位置に浮動するので、それは次に連結部材50を矢印「A」の後方/前方に引っ張るか押すようになっている。
湾曲したスロット48は、湾曲したスロット48の横方向の部分よりも、その横方向の中央部分がレコードから長手方向にさらに後方に離れるように構成されているので、ピボットブリッジ64上の後部ピボットまたはピボット接続65は、上述の状態によりトーンアーム9の回転による機能として前方または後方を調節する。このように、スロット48の湾曲は、トーンアーム9が連結部材50に対してほぼ直線的な配列に達すると、平行延長部材9’の各々が配列されるように、連結部材50が最も後方にあり、ピボットブリッジ64も同様である。その後、カートリッジが右または左に移動し続けると、後部延長部材9’は、中央を外れたアライメントから右または左に移動し続け、その左側および右側で湾曲スロット48が前方に湾曲していることにより、連結部材50が前方に押し出される。
当業者には理解されるように、連結部材50における押し込みおよび引っ張りの程度は、これらのパラメータの両方がジョイント部材60の動きに影響を及ぼすことができるので、湾曲したガイドスロット48およびピンチャンバ54、およびこれ故に連結部材50、の構成によって選択される。いくつかの実施形態では、湾曲したスロット48、ピンチャンバ54、およびトラッキングシステム40の残りの部分は、トーンマーク9を動かすように構成され、本開示を参照した当業者には理解されるように、図2に示すレーザ制御されたトーンアームのためのカートリッジの動きと同様にカートリッジにおける直線的なトラッキングを可能にさせる。
さらに、本開示を参照した当業者には理解されるように、いくつかの実施形態では、トラッキングシステム40は、延長部材9’の後部にて、図4乃至6、特に図7a乃至図7c、に示すものと同じまたは実質的に同じな、安定化磁石を組み込むこともでき、そのように上述されている。
いくつかの実施形態では、ピン52が逃げないようにガード部材70(ワイヤガード)が設けられる。これは、トーンアームがレコード5から離れて位置するとき(停止時など)に起こる可能性があり、ピン52がアームのピンチャンバ54に戻るのを避けることを可能にする。
図面のすべてを含む、本明細書に記載された様々な実施形態は、特に明記しない限り、本開示の非限定的な例示的実施形態として提示されている。本開示を参照した後、当業者は、本発明の精神から逸脱することなく、いくつかの詳細および特徴を追加、削除、および/または変更できることを直ちに理解するであろう。「一実施形態」、「実施形態」、「追加の実施形態」、または「いくつかの実施形態」および類似の用語は、本明細書を通して、実施形態に関連して説明された特定の特徴、構造、または特性が、少なくとも1つまたはいくつかの実施形態に含まれるが、必ずしもすべての実施形態ではなく、参照が必ずしも同じ実施形態を参照するとは限らない。さらに、特定の特徴、構造、または特性は、1つまたは複数の実施形態において任意の適切な方法で組み合わせることができる。これらの変更および他の変更は、上記の詳細な説明に照らして実施形態に行うことができる。一般に、以下の特許請求の範囲において、使用される用語は、特許請求の範囲を明細書および特許請求の範囲に開示される特定の実施形態に限定するものと解釈されるべきではなく、そのような均等物の全範囲とともに可能なすべての実施形態を含むと解釈される。(項目1)
レコードを再生する際に使用するためのトーンアームトラッキングシステムにおいて、
トーンアームと、
ジョイント部材であって、前記トーンアームに移動可能に接続され、前記ジョイント部材のガイド部材をガイドするための非直線ガイドスロットを有するトラックに移動可能に接続され、前記ジョイント部材は前記トーンアームが後部ピボット位置に旋回可能に連結されたスライド可能なピボットベースにも連結部材によって接続され、ジョイント部材とを備えた、トーンアームトラッキングシステム。
(項目2)
前記ジョイント部材は、頂部水平延在ジョイント部材と底部水平延在ジョイント部材とを含み、前記連結部材は、前記頂部水平延在ジョイント部材と前記底部水平延在ジョイント部材との間で、前記ジョイント部材に旋回可能に連結された、項目1に記載のトーンアームトラッキングシステム。
(項目3)
前記トーンアーム上にピンチャンバと、前記ジョイント部材から延在して前記ピンチャンバ内で受けられるピンとをさらに備え、前記ピンチャンバは前記トーンアームに沿って長手方向に延在しており、スライド可能な前記ピボットベースに対して前記トーンアームを旋回させることによって、前記ピンは前記ピンチャンバ内で長手方向に移動可能である、項目1に記載のトーンアームトラッキングシステム。
(項目4)
前記ジョイント部材は、頂部水平延在ジョイント部材と底部水平ジョイント部材とを含み、前記ピンは前記頂部水平延在ジョイント部材に対して固定位置から上方に延在している、項目3に記載のトーンアームトラッキングシステム。
(項目5)
前記固定位置は、前記頂部水平延在ジョイント部材の前方部上にあることを特徴とする、項目4に記載のトーンアームトラッキングシステム。
(項目6)
前記ジョイント部材の後方部は、前記連結部材に旋回可能に接続された、項目5に記載のトーンアームトラッキングシステム。
(項目7)
スライド可能な前記ピボットベースは、前記ジョイント部材によって前記連結部材に加えられた圧力に応じて、後方向および前方向にスライド可能であり、前記連結部材はスライド可能な前記ピボットベースから長手方向後方に延在する、項目1に記載のトーンアームトラッキングシステム。
(項目8)
前記ジョイント部材は、上部構造的特徴及び下部構造的特徴を含み、前記構造的特徴は分離され、前記連結部材の後方部は、前記連結部材の後方部分が、前記上部構造的特徴および前記下部構造的特徴のうちの少なくとも1つの後方部に旋回可能に接続される、項目1に記載のトーンアームトラッキングシステム。
(項目9)
前記連結部材は、前記上部構造的特徴と前記下部構造的特徴との間で延在する、項目8に記載のトーンアームトラッキングシステム。
(項目10)
前記ガイドスロットは湾曲しており、前記ガイド部材は、前記ジョイント部材の下部構造的特徴から前記ガイドスロット内に下方に延在しており、前記ジョイント部材は、前記下部構造的特徴から離間した上部構造的特徴をさらに備え、ピンが前記上部構造的特徴から前記トーンアームまで上方に延びている、項目1に記載のトーンアームトラッキングシステム。
(項目11)
直線に追従するようにトーンアームをガイドする方法において、
前記トーンアームの針に圧力を加え、
圧力に応じてジョイント部材を移動させ、前記ジョイント部材は、非直線形状を有するガイドスロットに移動可能に接続され、前記ジョイント部材は、前記トーンアームが旋回可能に接続されたスライド可能なピボットベースに移動可能に接続された、方法。
(項目12)
前記圧力に応じて前記ジョイント部材のピンを前記トーンアーム内で移動させることをさらに含む、項目11に記載の方法。
(項目13)
前記ジョイント部材は、連結部材に接続されることによって、前記ピボットベースに移動可能に接続され、これにより前記ピボットベースに接続された、項目11に記載の方法。
(項目14)
前記トーンアームの針に加わった前記圧力に応じて、前記連結部材に対して前記ジョイント部材を旋回させることをさらに含む、項目13に記載の方法。
(項目15)
前記ジョイント部材は、上部ジョイント部材および下部ジョイント部材を含み、前記連結部材は、前記上部ジョイント部材と前記下部ジョイント部材との間で前記ジョイント部材に接続された、項目14に記載の方法。
(項目16)
前記針に加えられた前記圧力に応じて前記ガイドスロット内のガイド部材を移動させることをさらに含み、前記ガイドスロットは、前記スロットの少なくとも側部よりもさらに前方に配置された横方向中央部を有する、項目13に記載の方法。
(項目17)
前記ガイド部材を前記スロットの前記横方向中央部から前記スロットの前記側部に移動させることをさらに含む、項目16に記載の方法。
(項目18)
前記スロットの前記横方向中央部から前記スロットの前記側部への前記ガイド部材の前記移動に機械的に応答して、スライド可能な前記ピボットベースを押すことをさらに含む、項目17に記載の方法。
(項目19)
前記ガイド部材を前記スロットの前記側部から前記スロットの前記横方向中央部に移動させることをさらに含む、項目16に記載の方法。
(項目20)
前記スロットの前記側部から前記スロットの前記横方向中央部への前記ガイド部材の前記移動に機械的に応答して、スライド可能な前記ピボットベースを引っ張ることをさらに含む、項目19に記載の方法。

Claims (18)

  1. レコードを再生する際に使用するためのトーンアームトラッキングシステムにおいて、
    トーンアームと、
    ジョイント部材であって、前記トーンアームに移動可能に接続され、前記ジョイント部材のガイド部材をガイドするための非直線ガイドスロットを有するトラックに移動可能に接続され、前記ジョイント部材は前記トーンアームが後部ピボット位置に旋回可能に連結されたスライド可能なピボットベースにも連結部材によって接続された、ジョイント部材とを備え
    スライド可能な前記ピボットベースは、前記ジョイント部材によって前記連結部材に加えられた圧力に応じて、後方向および前方向にスライド可能であり、前記連結部材はスライド可能な前記ピボットベースから長手方向後方に延在する、トーンアームトラッキングシステム。
  2. 前記ジョイント部材は、頂部水平延在ジョイント部材と底部水平延在ジョイント部材とを含み、前記連結部材は、前記頂部水平延在ジョイント部材と前記底部水平延在ジョイント部材との間で、前記ジョイント部材に旋回可能に連結された、請求項1に記載のトーンアームトラッキングシステム。
  3. 前記トーンアーム上にピンチャンバと、前記ジョイント部材から延在して前記ピンチャンバ内で受けられるピンとをさらに備え、前記ピンチャンバは前記トーンアームに沿って長手方向に延在しており、スライド可能な前記ピボットベースに対して前記トーンアームを旋回させることによって、前記ピンは前記ピンチャンバ内で長手方向に移動可能である、請求項1に記載のトーンアームトラッキングシステム。
  4. 前記ジョイント部材は、頂部水平延在ジョイント部材と底部水平ジョイント部材とを含み、前記ピンは前記頂部水平延在ジョイント部材に対して固定位置から上方に延在している、請求項3に記載のトーンアームトラッキングシステム。
  5. 前記固定位置は、前記頂部水平延在ジョイント部材の前方部上にあることを特徴とする、請求項4に記載のトーンアームトラッキングシステム。
  6. 前記ジョイント部材の後方部は、前記連結部材に旋回可能に接続された、請求項5に記載のトーンアームトラッキングシステム。
  7. 前記ジョイント部材は、上部構造的特徴及び下部構造的特徴を含み、前記上部構造的特徴と前記下部構造的特徴とは分離されており、前記連結部材の後方部は、前記連結部材の後方部分が、前記上部構造的特徴および前記下部構造的特徴のうちの少なくとも1つの後方部に旋回可能に接続される、請求項1に記載のトーンアームトラッキングシステム。
  8. 前記連結部材は、前記上部構造的特徴と前記下部構造的特徴との間で延在する、請求項に記載のトーンアームトラッキングシステム。
  9. 前記ガイドスロットは湾曲しており、前記ガイド部材は、前記ジョイント部材の下部構造的特徴から前記ガイドスロット内に下方に延在しており、前記ジョイント部材は、前記下部構造的特徴から離間した上部構造特徴をさらに備え、ピンが前記上部構造的特徴から前記トーンアームまで上方に延びている、請求項1に記載のトーンアームトラッキングシステム。
  10. 直線に追従するようにトーンアームをガイドする方法において、
    前記トーンアームの針に圧力を加え、
    圧力に応じてジョイント部材を移動させ、前記ジョイント部材は、非直線形状を有するガイドスロットに移動可能に接続され、前記ジョイント部材は、前記トーンアームが旋回可能に接続されたスライド可能なピボットベースに連結部材によって移動可能に接続され
    スライド可能な前記ピボットベースは、前記ジョイント部材によって前記連結部材に加えられた圧力に応じて、後方向および前方向にスライド可能であり、前記連結部材はスライド可能な前記ピボットベースから長手方向後方に延在する、方法。
  11. 前記圧力に応じて前記ジョイント部材のピンを前記トーンアーム内で移動させることをさらに含む、請求項10に記載の方法。
  12. 前記トーンアームの針に加わった前記圧力に応じて、前記連結部材に対して前記ジョイント部材を旋回させることをさらに含む、請求項10に記載の方法。
  13. 前記ジョイント部材は、上部ジョイント部材および下部ジョイント部材を含み、前記連結部材は、前記上部ジョイント部材と前記下部ジョイント部材との間で前記ジョイント部材に接続された、請求項12に記載の方法。
  14. 前記針に加えられた前記圧力に応じて前記ガイドスロット内のガイド部材を移動させることをさらに含み、前記ガイドスロットは、前記スロットの少なくとも側部よりもさらに前方に配置された横方向中央部を有する、請求項10に記載の方法。
  15. 前記ガイド部材を前記スロットの前記横方向中央部から前記スロットの前記側部に移動させることをさらに含む、請求項14に記載の方法。
  16. 前記スロットの前記横方向中央部から前記スロットの前記側部への前記ガイド部材の前記移動に機械的に応答して、スライド可能な前記ピボットベースを押すことをさらに含む、請求項15に記載の方法。
  17. 前記ガイド部材を前記スロットの前記側部から前記スロットの前記横方向中央部に移動させることをさらに含む、請求項14に記載の方法。
  18. 前記スロットの前記側部から前記スロットの前記横方向中央部への前記ガイド部材の前記移動に機械的に応答して、スライド可能な前記ピボットベースを引っ張ることをさらに含む、請求項17に記載の方法。
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