JP6816908B1 - トーンアーム及びレコードプレーヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易な構成でありながら、トラッキングエラーとインサイドフォースを抑制できるトーンアーム及びレコードプレーヤを提供する。【解決手段】レコードプレーヤにおいて、トーンアームは、レコードの水平面方向に沿って回転軸周りに回転する第1アーム1aと、第1アームの回転に応じて第1アームの自由支点周りに回転する第2アーム1bと、第1アームを回転駆動するモータ13と、レコードの再生中に、第2アームの先端部分に取り付けられる触針とレコードの溝との接触位置における溝の接線方向に第2アームの長手方向が配置されるように、モータの位相角度を制御する制御部14とを備える。【選択図】図3

Description

本開示は、触針をレコードの溝に接触させるトーンアーム及びレコードプレーヤに関する。
レコードを再生するにあたり、その音溝の変位情報を電気変化として検出する機械変位・電気信号のエネルギー変換機構が必要であり、その為の装置はカートリッジと呼ばれている。
レコードの情報は、その回転面に対して法線方向の変位が音響信号として記録されているので、そこから得られる音楽としての電気情報は、溝の振幅の時間当たりの変化として取り出される速度信号である。
カートリッジの触針(スタイラス)はレコードの溝(以下、音溝と呼ぶこともある)の振幅に沿うようにして常に摩擦接触する。また、レコードは円盤である為、触針は円弧状の音溝をトレースしながらレコードの回転中心に向かって移動する。
レコードの再生時には、レコードの溝を刻む装置(カッティングレース)と同様に、触針をレコードの径方向へ直線移動させるのが理想的であるが、一般的なレコードプレーヤはカートリッジを先端部に取り付けたトーンアームを備えており、トーンアームの後端部の回転軸を回転させることにより、触針をレコードの溝に沿って移動させてレコードを再生する。
このような構造のトーンアーム31の先端部に取り付けられたカートリッジ32は、図8に示すように、レコードの所定半径以外の外側付近と内側付近では、触針の移動方向とレコードの溝が直角せずに角度に差異が生じることになる。この差異は、一般的にトラッキングエラーと呼ばれている。
トラッキングエラーを最小化する目的で、図9に示すように、トーンアーム33にカートリッジ34を傾けて配置する構成が広く実用化されている。カートリッジ34の傾き角度はトラッキング角と呼ばれている。然しながら、この方式においてもトラッキングエラーが常に無くなる訳ではない。
トラッキング角を付すことにより、トラッキングエラーを抑制できるが、カートリッジ34をレコード内周へ引き込む力であるインサイドフォースが発生してしまう。触針は音溝の振幅方向に弾性支持されており、カートリッジ34には、音溝の周方向に沿って触針を移動させる際に生じる摩擦により発生する引っ張り力(トレース力)が発生する。この力はトーンアーム33の回転軸芯から上述したトラッキング角だけオフセットした方向の偶力として働くので、その成分の一部はトーンアームの回転力として作用する。上述した引っ張り力の成分で、トーンアームをレコードの中心方向へ向かわせようとする力は、インサイドフォースと呼ばれている。
インサイドフォースとは、前記した通り、レコードが回転し、カートリッジの触針をレコードの溝に接触させたとき、触針がターンテーブルの回転中心に近い方向へ引っ張られようとする力の成分のことを指す。
ここで、図10に示すように、音溝の周方向に沿って触針を移動させる際に生じる摩擦により発生する引っ張り力(トレース力)Fの分力F1はアームの旋回中心方向の張力F3と釣り合う。しかし、分力F2は触針をアームの旋回方向もしくはターンテーブルの中心に近い方向へ針を引っ張ろうとする。このF2がアナログレコードプレーヤの分野では一般的にインサイドフォースと呼ばれている。このインサイドフォースにより、触針は溝の径方向とは異なる方向に引っ張られるため、インサイドフォースによる音質への弊害はレコードプレーヤの業界において古くから指摘されており、ステレオ信号の左右のバランスを損なって音質の劣化が生じると言われている。他にも、音に歪みなどの障害が発生することが考えられる。
一般的に、このインサイドフォースを回避する手法として、殆どのトーンアームにはインサイドフォースキャンセラーと呼ばれる機構が付加されているが、どれも錘やバネ、及び磁力等を用いてF2と反対方向へトーンアームを引っ張る対処療法的な機構であり、インサイドフォース発生を相殺する機構ではない。
その他に、インサイドフォースを嫌い、根本的に回避もしくは縮小することを目的としたトーンアーム機構が幾つか提案され商品化されている。その代表的な例であり、理論的に正しい方式は、図11に示すようなリニアトラッキング方式による構成である。
カートリッジ35を保持するトーンアーム36の支持部36aをトーンアーム36の上下方向の自由度を保持したまま、リニアガイド37を用い、カートリッジ35の触針を常にターンテーブルの中心方向に移動させる構成である。トーンアーム36をスライドさせるリニアガイド37に、すべり案内や転がり案内を用いる場合には摩擦抵抗が問題になるので、究極的な方法として摩擦抵抗が無い空気静圧軸受けを用いる物が市販されているが、構造も複雑で且つ非常に高価な装置になる。付帯設備として圧縮空気供給装置が必要になり、相応のメンテナンスを要する為、保守性及びコストの観点で、トーンアーム36に適用するのは現実的ではない。
その他、パラレルリンク構成(並行する2本のアームを用いて、オフセットアングルを可変させる機構させ、音溝の法線方向にカートリッジの姿勢を維持する構成)でインサイドフォースの値を僅少させた例などもあるが、インサイドフォースの発生は阻止できない。
特開昭51−117003号公報
上記の例を含め、トラッキングエラーやインサイドフォースを抑制する提案は様々に試行されている。しかしながら実際にはインサイドフォースを多少抑制する程度のインサイドフォースキャンセラー以外には、あまねく普及し評価される機構は極めて少ない。
本発明の一態様では、簡易な構成でありながら、トラッキングエラーとインサイドフォースを抑制できるトーンアーム及びレコードプレーヤを提供するものである。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様によれば、レコードの水平面方向に沿って回転軸周りに回転する第1アームと、
前記第1アームの回転に応じて前記第1アームの自由支点周りに回転する第2アームと、
前記第1アームを回転駆動するモータと、
前記レコードの再生中に、前記第2アームの先端部分に取り付けられる触針と前記レコードの溝との接触位置における前記溝の接線方向に前記第2アームの長手方向が配置されるように、前記モータの位相角度を制御する制御部と、を備える、トーンアームが提供される。
前記第2アームは、前記自由支点に取り付けられた回動自在の関節機構を有し、
前記関節機構は、前記第1アームの回転と、前記レコードの溝に沿った前記触針の移動とに応じて回転してもよい。
前記制御部は、前記レコードの再生中に、前記第2アームにおける前記接触位置と前記自由支点とを結ぶ線分の方向が前記溝の接線方向に平行になるように、前記モータの位相角度を制御してもよい。
前記制御部は、前記接触位置においてインサイドフォース及びトラッキングエラーを発生させないように、前記モータの位相角度を制御してもよい。
前記第1アームの回転角度を検出する第1角度検出器と、
前記第2アームの回転角度を検出する第2角度検出器と、を備え、
前記制御部は、前記第1角度検出器により検出された前記第1アームの回転角度と、前記第2角度検出器により検出された前記第2アームの回転角度とに基づいて、前記接触位置における前記溝の接線方向に前記第2アームの長手方向が配置されるように前記モータの位相角度を制御して前記第1アームの回転角度を調整してもよい。
前記制御部は、前記第2角度検出器で検出される前記第2アームの回転角度が、前記第1角度検出器で検出される前記第1アームの回転角度と、前記レコードを回転させるターンテーブルの回転中心位置から前記回転軸までの距離と、前記ターンテーブルの回転中心位置から前記自由支点までの距離と、前記第1アームの長さと、前記第2アームの長さとに基づいて計算される回転角度に一致するように、前記モータの位相角度を制御してもよい。
前記第1アーム及び前記第2アームは、前記接触位置と前記自由支点とを結ぶ線分が前記ターンテーブルの回転中心位置と前記回転軸とを結ぶ線分に交差しないように配置されてもよい。
前記第1アーム及び前記第2アームは、前記接触位置と前記自由支点とを結ぶ線分が前記ターンテーブルの回転中心位置と前記回転軸とを結ぶ線分に交差するように配置されてもよい。
本発明の他の一態様では、レコードを回転させるターンテーブルと、
前記ターンテーブル上で回転する前記レコードの溝に触針を接触させるトーンアームと、を備え、
前記トーンアームは、
前記レコードの水平面方向に沿って回転軸周りに回転する第1アームと、
前記第1アームの回転に応じて前記第1アームの自由支点周りに回転する第2アームと、
前記第2アームの先端部分に取り付けられ、前記レコードの溝に接触する触針と、
前記第1アームを回転駆動するモータと、
前記レコードの再生中に、前記レコードの溝と前記触針との接触位置における前記溝の接線方向に前記第2アームの長手方向が配置されるように、前記モータの位相角度を制御する制御部と、を備える、レコードプレーヤが提供される。
本発明によれば、簡易な構成でありながら、トラッキングエラーとインサイドフォースを抑制できる。
本実施形態によるトーンアーム1を備えたレコードプレーヤ2の外観図。 トーンアーム1周辺の平面図。 トーンアーム1の制御系のブロック図。 コントロール アーム1aとピックアップ アーム1bの幾何学配置を示す図。 コントロール アーム1aの回転角度θを複数通りに変化させた場合にピックアップ アーム1bの回転角度φが変化する様子を示す図。 線分OSがピックアップ アーム1bと交差するようにコントロール アーム1aとピックアップ アーム1bを配置したトーンアーム1の幾何学配置を示す図。 コントロール アーム1aの回転角度θを複数通りに変化させた場合にピックアップ アーム1bの回転角度φが変化する様子を示す図。 トラッキングエラーを説明する図。 トラッキングエラーを最小化したトーンアームの一例を示す図。 インサイドフォースを説明する図。 リニアトラッキング方式を説明する図。
以下、図面を参照して、トーンアーム及びレコードプレーヤの実施形態について説明する。以下では、の主要な構成部分を中心に説明するが、には、図示又は説明されていない構成部分や機能が存在しうる。以下の説明は、図示又は説明されていない構成部分や機能を除外するものではない。
図1は本実施形態によるトーンアーム1を備えたレコードプレーヤ2の外観図、図2はトーンアーム1周辺の平面図である。
図1及び図2に示すように、レコードプレーヤ2は、トーンアーム1とターンテーブル3を備えている。ターンテーブル3は、レコード4を載置した状態で、中心の回転軸周りにレコード4を回転させる。トーンアーム1の先端部分には触針5が取り付けられている。トーンアーム1は、ターンテーブル3上で回転するレコード4の溝に触針5を接触させる部材である。触針5は、トーンアーム1に対して着脱自在のカートリッジ6に取り付けられている。ターンテーブル3の回転機構部とトーンアーム1の回転機構部は、レコードプレーヤ2の筐体部7に内蔵されている。この他、筐体部7には、電源ユニットとモータ駆動部も内蔵されている。
本実施形態によるトーンアーム1は、コントロール アーム(第1アームとも呼ぶ)1aとピックアップ アーム(第2アームとも呼ぶ)1bを備えている。コントロール アーム1aはトーンアーム1の後端側に設けられており、ピックアップ アーム1bはトーンアーム1の先端側に設けられている。
コントロール アーム1aは、レコード4の水平面方向に沿って回転軸周りに回転する。コントロール アーム1aの回転軸は、トーンアーム1の後端部付近に設けられており、後述するようにモータにより回転駆動される。回転軸の回転方向及び回転速度に応じてコントロール アーム1aは、水平面方向に沿って回転する。コントロール アーム1aの回転軸には、回転軸の回転角度を常時検出するためのセンサ(例えば、ロータリエンコーダ)が設けられている。本明細書では、このセンサを第1角度検出器と呼ぶことがある。
コントロール アーム1aの後端部と反対側の端部付近には、ピックアップ アーム1bを回動自在に支持する自由支点Qが設けられている。この自由支点Qには、ピックアップ アーム1bをレコード4の水平面方向に回動自在に支持する関節機構1cが設けられている。この関節機構1cは、ピックアップ アーム1bを水平面方向に回転させる回転軸と、回転軸の回転角度を読み取るセンサ(例えば、ロータリエンコーダ)とを有する。このセンサは、ピックアップ アーム1bの回転角度を常時検出することができる。本明細書では、このセンサを第2角度検出器と呼ぶこともある。関節機構1cは、コントロール アーム1aの回転と、レコード4の溝に沿った触針5の移動とに応じてピックアップ アーム1bを回転させる。
ピックアップ アーム1bは、コントロール アーム1aの回転に応じてコントロール アーム1aの自由支点Q周りに回転する。自由支点Qは、ピックアップ アーム1bの後端側に配置されており、先端側には触針5を搭載したカートリッジ6が取り付けられている。ピックアップ アーム1bは、触針5をレコード4の溝に接触させた状態で、コントロール アーム1aの回転に同期して、レコード4の水平面方向に沿って回転する。
図3はトーンアーム1の制御系のブロック図である。図3に示すように、トーンアーム1は、第1角度検出器11と、第2角度検出器12と、モータ13と、制御部14と、モータ駆動部15と、電源ユニット16とを備えている。トーンアーム1の制御系は、例えば、図1のターンテーブル3を支持する筐体部7に内蔵されている。
第1角度検出器11は、コントロール アーム1aの回転角度を検出する。第1角度検出器11は、上述したように例えばロータリエンコーダで構成される。第2角度検出器12は、ピックアップ アーム1bの回転角度を検出する。第2角度検出器12も、上述したように例えばロータリエンコーダで構成される。モータ13は、コントロール アーム1aを回転駆動する。モータ13は、コントロール アーム1aの回転角度が所望の値になるように、コントロール アーム1aを駆動する。モータ13は、モータ駆動部15により駆動制御される。制御部14は、コントロール アーム1aの回転角度が所望の値になるように、モータ駆動部15に対して指令信号を送る。モータ駆動部15は、指令信号に従って、モータ13を駆動制御する。
制御部14は、レコード4の再生中に、レコード4の溝と触針5との接触位置における溝の接線方向にピックアップ アーム1bの長手方向が配置されるように、モータ13の位相角度を制御する。すなわち、制御部14は、レコード4の再生中に、ピックアップ アーム1bにおける接触位置Pと自由支点Qとを結ぶ線分の方向が溝の接線方向に平行になるように、モータ13の位相角度を制御する。制御部14は、例えば、CPU(Central Processing Unit)などで構成されている。
制御部14は、触針5とレコード4の溝との接触位置においてインサイドフォースとトラッキングエラーを発生させないように、モータ13の位相角度を調整する。また、制御部14は、モータ13の位相角度を調整することにより、第1基準方向に対するコントロール アーム1aの回転軸周りの回転角度と、第2基準方向に対するピックアップ アーム1bの自由支点Q周りの回転角度とを制御する。また、制御部14は、第1角度検出器11により検出されたコントロール アーム1aの回転角度と、第2角度検出器12により検出されたピックアップ アーム1bの回転角度とに基づいて、接触位置Pにおける溝の接線方向にピックアップ アーム1bの長手方向が配置されるようにモータ13の位相角度を制御してコントロール アーム1aの回転角度を調整する。
より具体的には、制御部14は、第2角度検出器12で検出されるピックアップ アーム1bの回転角度が、第1角度検出器11で検出されるコントロール アーム1aの回転角度と、レコード4を回転させるターンテーブル3の回転中心位置からコントロール アーム1aの回転軸Sまでの距離と、ターンテーブル3の回転中心位置Oから自由支点Qまでの距離とコントロール アーム1aの長さと、ピックアップ アーム1bの長さとに基づいて計算される回転角度に一致するように、モータ13の位相角度を制御する。
図4はコントロール アーム1aピックアップ アーム1bの幾何学配置を示す図である。図4では、ターンテーブル3の回転中心位置をO、触針5とレコード4の溝との接触位置をP、ピックアップ アーム1bの自由支点Qの回転軸をQ、レコード4の溝の半径をR、コントロール アーム1aの旋回半径をr=線分QS、ピックアップ アーム1bの回転軸をS、ターンテーブル3の回転中心位置Oとコントロール アーム1aの回転軸Sとの距離をM=線分OS、接触位置Pと回転軸Qとの距離をL=線分PQとしている。また、図4では、ターンテーブル3の回転中心位置Oと回転軸Sとを結ぶ線分OSの方向を基準とするコントロール アーム1aの回転角度をθとしコントロール アーム1aの長手方向を基準とするピックアップ アーム1bの回転角度、すなわちコントロール アーム1aとピックアップ アーム1bの開き角度をφとしている。
制御部14は、ピックアップ アーム1bの回転軸Qの回転角度を第2角度検出器12で検出した値に基づいて、回転中心位置Oと接触位置Pとの線分OPと、接触位置Pと回転軸Qとの線分PQとの為す角度∠OPQが90度になるように、コントロール アーム1aの旋回目標角度をモータ13に指令する。すなわち、制御部14は、線分PQが接触点Pにおいてレコード4の接線になるように、コントロール アーム1aの旋回目標角度をモータ13に指令する。レコード4の再生中に常に線分OPと線分PQが直角になるということは、レコード4の溝の接線方向に触針5を移動させることを意味する。
レコード4の再生中に常に線分OPと線分PQが直角になるように制御することで、図2に示すように、触針5に掛かる摩擦力Fは、ピックアップ アーム1bに掛かる張力F’と打ち消し合う。このため、インサイドフォースが発生しなくなる。また、常にレコード4の溝の接線方向に触針5が移動するため、トラッキングエラーも発生しない。
次に、図4に基づいて、触針5とレコード4の溝との接触位置P、コントロール アーム1aの回転角度θ、及びピックアップ アーム1bの回転角度φの幾何学関係を説明する。本実施形態では、ターンテーブル3の回転中心位置Oからトーンアーム1の回転軸Sまでの距離M=線分OSと、ピックアップ アーム1bの長さL=線分PQとコントロール アーム1aの回転軸Sからピックアップ アーム1bの回転軸Qまでの距離r=線分SQとを、予め定めた固定値(設計パラメータ)としている。また、レコード4の溝の半径Rは、レコード4の再生位置によって変化する値であり、一般には、60mm<R<150mm程度である。
ターンテーブル3の回転中心位置Oと、ピックアップ アーム1bの回転軸Qとを結ぶ線分OQの長さをNとすると、以下の式(1)が成り立つ。
Figure 0006816908
△OSQに着目すると、三角形の余弦法則から、以下の式(2)が成り立つ。
Figure 0006816908
ここで、φ’=∠SQOは△SQOに着目し余弦法則から式(3)で表され、φ”=∠OQPは式(4)で表される。
Figure 0006816908
したがって、φ=ピックアップ アーム1bの回転軸Qの回転角度φは、以下の式(5)で表される。
Figure 0006816908
式(5)を変形すると、コントロール アーム1aの回転軸Sの回転角度θは、以下の式(6)で表される。
Figure 0006816908
式(1)より、N=線分OQは、レコード4の溝の半径Rの関数になる。式(2)及び式(5)より、コントロール アーム1aの回転角度θとピックアップ アーム1bの回転角度φも、レコード4の溝の半径Rの関数になる。Rとθの関係、Rとφの関係、及びθとφの関係はそれぞれ、2次式で近似できることから、取扱が容易になる。
トーンアーム1は、コントロール アーム1aの回転軸S周りにコントロール アーム1aを旋回させ、これにより、ピックアップ アーム1bの関節機構1cを介して、ピックアップ アーム1bの長手方向(線分PQの方向)をレコード4の溝の接線方向に配置させる。ピックアップ アーム1bの長さは常に一定である。
したがって、レコード4の溝の接線方向に触針5を移動させるには、ピックアップ アーム1bの回転角度(コントロール アーム1aとピックアップ アーム1bの開き角度)φと、コントロール アーム1aの回転角度θが常に式(1)〜式(6)で算出された適正な角度を有していればよい。
図5は、コントロール アーム1aの回転角度θを複数通りに変化させた場合にピックアップ アーム1bの回転角度φが変化する様子を示す図である。図5は、レコード4の再生開始位置、レコード4の再生中間位置、レコード4の再生終了位置における、コントロール アーム1aとピックアップ アーム1bの位置関係を示している。図5では、レコード4の再生開始位置、再生中間位置及び再生終了位置におけるコントロール アーム1aの回転角度θ1、θ2、θ3のときのピックアップ アーム1bの回転角度をφ1、φ2、φ3、レコード4の溝の半径をR1、R2、R3、触針5とレコード4の溝の接触位置をP1、P2、P3、ピックアップ アーム1bの回転中心位置をQ1、Q2、Q3としている。
レコード4を聴く場合、まずカートリッジ6の触針5をレコード4の外側付近の溝P1に接触させる。その時、ピックアップ アーム1bの長手方向(線分PQの方向)をレコード4の溝の接線方向に一致させるには、ピックアップ アーム1bの回転軸を点Q1に配置する必要がある。この場合の1aの回転軸の回転角度はθ1、ピックアップ アーム1bの回転軸の回転角度(コントロール アーム1aとピックアップ アーム1bの開き角度)はφ1である。
レコード4の再生が進んで、触針5が再生中間位置の溝位置に到達したときのコントロール アーム1aの回転軸の回転角度はθ2、ピックアップ アーム1bの回転軸の回転角度はφ2である。さらにレコード4の再生が進んで、触針5が再生終了位置の溝位置に到達したときのコントロール アーム1aの回転軸の回転角度はθ3、ピックアップ アーム1bの回転軸の回転角度はφ3である。
図5からわかるように、レコード4の再生が進むに従って、コントロール アーム1aの回転軸の回転角度は、θ1→θ2→θ3と変化していき、コントロール アーム1aとピックアップ アーム1bとの開き角度は、φ1→φ2→φ3と変化していく。コントロール アーム1aの回転軸の回転角度の大きさは、θ1>θ2>θ3であり、コントロール アーム1aとピックアップ アーム1bの開き角度の大きさは、φ1<φ2<φ3である。
このように、レコード4の再生が進むに従って、コントロール アーム1aの回転角度は徐々に小さくなり、コントロール アーム1aとピックアップ アーム1bの開き角度は徐々に大きくなる。制御部14は、レコード4の再生中、常に、ピックアップ アーム1bの長手方向(線分PQの方向)がレコード4の溝の接線方向に一致するように、コントロール アーム1aの回転軸の回転角度θを制御する。より具体的には、制御部14は、コントロール アーム1aの回転軸の回転角度θと、コントロール アーム1aとピックアップ アーム1bの開き角度φとをロータリエンコーダで常時検出して、式(5)及び式(6)を満たすように、コントロール アーム1aの回転軸の回転角度θを制御する。
式(5)及び式(6)は、上述したように、コントロール アーム1aの長さr、ピックアップ アーム1bの長さL、ターンテーブル3の回転中心位置Oからコントロール アーム1aの回転軸Sまでの距離Mを設計パラメータとして、容易に計算することができる。
図4では、ターンテーブル3の回転中心位置Oとコントロール アーム1aの回転軸Sとを結ぶ線分OSがピックアップ アーム1bと交差しないように、トーンアーム1のコントロール アーム1aとピックアップ アーム1bを配置する例を示しているが、線分OSがピックアップ アーム1bと交差するようにコントロール アーム1aとピックアップ アーム1bを配置してもよい。
図6は線分OSがピックアップ アーム1bと交差するようにコントロール アーム1aとピックアップ アーム1bを配置したトーンアーム1の幾何学配置を示す図である。図6のトーンアーム1では、ターンテーブル3の回転中心位置Oとコントロール アーム1aの回転軸Sとを結ぶ線分にコントロール アーム1aが交差している。図6の場合も、上述した式(1)〜(2)の関係が成り立つ。
ここで、φ’=∠QOSは式(7)で表され、φ”=∠OQPは式(8)で表される。
Figure 0006816908
△QOSに着目すると、式(9)が成り立つ。
Figure 0006816908
式(9)を変形すると、コントロール アーム1aの回転軸Sの回転角度θは、以下の式(10)で表される。
Figure 0006816908
式(1)より、N=線分OQは、レコード4の溝の半径Rの関数になる。式(2)及び式(10)より、コントロール アーム1aの回転角度θとピックアップ アーム1bの回転角度φも、レコード4の溝の半径Rの関数になる。Rとθの関係、Rとφの関係、及びθとφの関係はそれぞれ、2次式で近似できることから、取扱が容易になる。
図6のトーンアーム1においても、制御部14は、ピックアップ アーム1bの長手方向をレコード4の溝の接線方向に一致するように、コントロール アーム1aの回転軸の回転角度を制御する。より具体的には、制御部14は、コントロール アーム1aの回転軸の回転角度θと、コントロール アーム1aとピックアップ アーム1bの開き角度φが常に式(9)と式(10)を満たすようにする。
図7は、図6のトーンアーム1において、コントロール アーム1aの回転角度θを複数通りに変化させた場合にピックアップ アーム1bの回転角度φが変化する様子を示す図である。図7は、レコード4の再生開始位置、レコード4の再生中間位置、レコード4の再生終了位置のコントロール アーム1aとピックアップ アーム1bの位置関係を示している。図7では、レコード4の再生開始位置、再生中間位置及び再生終了位置におけるコントロール アーム1aの回転角度θ1、θ2、θ3のときのピックアップ アーム1bの回転角度をφ1、φ2、φ3、レコード4の溝をR1、R2、R3、触針5とレコード4の溝の接触位置をP1、P2、P3、ピックアップ アーム1bの回転中心位置をQ1、Q2、Q3としている。
図7からわかるように、レコード4の再生が進むに従って、コントロール アーム1aの回転軸の回転角度は、θ1→θ2→θ3と変化していき、コントロール アーム1aとピックアップ アーム1bとの開き角度は、φ1→φ2→φ3と変化していく。コントロール アーム1aの回転軸の回転角度の大きさは、θ1>θ2>θ3であり、コントロール アーム1aとピックアップ アーム1bの開き角度の大きさは、φ1<φ2<φ3である。
図5のトーンアーム1と同様に、レコード4の再生が進むに従って、コントロール アーム1aの回転角度は徐々に小さくなり、コントロール アーム1aとピックアップ アーム1bの開き角度は徐々に大きくなる。制御部14は、レコード4の再生中、常に、ピックアップ アーム1bの長手方向(線分PQの方向)がレコード4の溝の接線方向に一致するように、コントロール アーム1aの回転軸の回転角度θを制御する。より具体的には、制御部14は、コントロール アーム1aの回転軸の回転角度θと、コントロール アーム1aとピックアップ アーム1bの開き角度φとをロータリエンコーダで常時検出して、式(9)及び式(10)を満たすように、コントロール アーム1aの回転軸の回転角度θを制御する。
このように、本実施形態によるトーンアーム1は、回転軸周りに回転するコントロール アーム1aと、コントロール アーム1aの自由支点Q周りに回転するピックアップ アームム1bとを設け、ピックアップ アーム1bに取り付けられた触針5をレコード4の溝に接触させてレコード4を回転させたときに、常にピックアップ アーム1bの長手方向がレコード4の溝の接線方向に一致するように、コントロール アーム1aの回転軸の回転角度を制御する。コントロール アーム1aの回転軸の回転角度を制御すると、コントロール アーム1aとピックアップ アーム1bの開き角度も変化し、コントロール アーム1aの回転軸の回転角度θとコントロール アーム1aとピックアップ アーム1bの開き角度φが、上述した式(5)及び式(6)を満たすか、式(9)及び式(10)を満たすように制御できる。これにより、トラッキングエラーとインサイドフォースが発生しない。
本開示の態様は、上述した個々の実施形態に限定されるものではなく、当業者が想到しうる種々の変形も含むものであり、本開示の効果も上述した内容に限定されない。すなわち、特許請求の範囲に規定された内容およびその均等物から導き出される本開示の概念的な思想と趣旨を逸脱しない範囲で種々の追加、変更および部分的削除が可能である。
1 トーンアーム、2 レコードプレーヤ、3 ターンテーブル、4 レコード、5 触針、6 カートリッジ、7 筐体部、11 第1角度検出器、12 第2角度検出器、13 モータ、14 制御部、15 モータ駆動部、16 電源ユニット、31 トーンアーム、32 カートリッジ、33 トーンアーム、34 カートリッジ、35 カートリッジ、36 トーンアーム、36a 支持部、37 リニアガイド

Claims (9)

  1. レコードの水平面方向に沿って回転軸周りに回転する第1アームと、
    前記第1アームの回転に応じて前記第1アームの自由支点周りに回転する第2アームと、
    前記第1アームを回転駆動するモータと、
    前記レコードの再生中に、前記第2アームの先端部分に取り付けられる触針と前記レコードの溝との接触位置における前記溝の接線方向に前記第2アームの長手方向が配置されるように、前記モータの位相角度を制御する制御部と、を備える、トーンアーム。
  2. 前記第2アームは、前記自由支点に取り付けられた回動自在の関節機構を有し、
    前記関節機構は、前記第1アームの回転と、前記レコードの溝に沿った前記触針の移動とに応じて回転する、請求項1に記載のトーンアーム。
  3. 前記制御部は、前記レコードの再生中に、前記第2アームにおける前記接触位置と前記自由支点とを結ぶ線分の方向が前記溝の接線方向に平行になるように、前記モータの位相角度を制御する、請求項1又は2に記載のトーンアーム。
  4. 前記制御部は、前記接触位置においてインサイドフォース及びトラッキングエラーを発生させないように、前記モータの位相角度を制御する、請求項1乃至3のいずれか一項に記載のトーンアーム。
  5. 前記第1アームの回転角度を検出する第1角度検出器と、
    前記第2アームの回転角度を検出する第2角度検出器と、を備え、
    前記制御部は、前記第1角度検出器により検出された前記第1アームの回転角度と、前記第2角度検出器により検出された前記第2アームの回転角度とに基づいて、前記接触位置における前記溝の接線方向に前記第2アームの長手方向が配置されるように前記モータの位相角度を制御して前記第1アームの回転角度を調整する、請求項1乃至4のいずれか一項に記載のトーンアーム。
  6. 前記制御部は、前記第2角度検出器で検出される前記第2アームの回転角度が、前記第1角度検出器で検出される前記第1アームの回転角度と、前記レコードを回転させるターンテーブルの回転中心位置から前記第1アームの前記回転軸までの距離と、前記ターンテーブルの回転中心位置から前記自由支点までの距離と、前記第1アームの長さと、前記第2アームの長さとに基づいて計算される回転角度に一致するように、前記モータの位相角度を制御する、請求項5に記載のトーンアーム。
  7. 前記第1アーム及び前記第2アームは、前記接触位置と前記自由支点とを結ぶ線分がターンテーブルの回転中心位置と前記第1アームの前記回転軸とを結ぶ線分に交差しないように配置される、請求項1乃至6のいずれか一項に記載のトーンアーム。
  8. 前記第1アーム及び前記第2アームは、前記接触位置と前記自由支点とを結ぶ線分がターンテーブルの回転中心位置と前記第1アームの前記回転軸とを結ぶ線分に交差するように配置される、請求項1乃至6のいずれか一項に記載のトーンアーム。
  9. レコードを回転させるターンテーブルと、
    前記ターンテーブル上で回転する前記レコードの溝に触針を接触させるトーンアームと、を備え、
    前記トーンアームは、
    前記レコードの水平面方向に沿って回転軸周りに回転する第1アームと、
    前記第1アームの回転に応じて前記第1アームの自由支点周りに回転する第2アームと、
    前記第2アームの先端部分に取り付けられ、前記レコードの溝に接触する触針と、
    前記第1アームを回転駆動するモータと、
    前記レコードの再生中に、前記レコードの溝と前記触針との接触位置における前記溝の接線方向に前記第2アームの長手方向が配置されるように、前記モータの位相角度を制御する制御部と、を備える、レコードプレーヤ。
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