JP7058819B2 - 深絞り包装容器 - Google Patents

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本発明は、深絞り包装容器に関するものである。
食品・医療用機器等製品の製造時の品質や安全性を、消費者が使用する時まで、維持・保持する包装容器の機能は重要性を増している。特に、密閉性に関する包装容器の形状、材質、その構造は、様々な流通、保管状態を経る被包装物の品質や安全性を左右するものである。
安全性等を担保するために、包装材料や貼着部を強固にした場合、はさみやカッター等の道具を用いて、包装容器を開封する必要がある。
このように、安全性等を担保するために貼着部を強固にした場合、道具を使用しないと開封困難となり利便性が低くなるという課題があるが、被包装物を取り出すための包装容器を開封する手段として、特許文献1は深絞り容器における易開封手段を開示する。
具体的には、図17に示すように、深絞り包装容器1は、ボトムトレイ2の周縁を外側に折り曲げてフラットなシール縁部52を形成すると共に、このボトムトレイ2をトップフィルム4で密封する際に、ヒートシール部分の一部に未シール部7、8を形成し、更に、前記未シール部7、8にティアテープ51の端を位置させると共に、前記トップフィルム未シール部8であって、ティアテープ51の端の両側にノッチ50、50を入れ、更にコーナーに未シール部分7、8を形成してなる。
特許文献1の深絞り包装容器1は、開封に際しては、ノッチ50の入ったティアテープ51の端を指先で摘み、ティアテープ51をその長手方向に引き上げることで、トップフィルム4はティアテープ51に沿って切り裂かれて包装を開封して、容易に被包装物29を取り出すことができる。
しかし、特許文献1の発明は、包装容器としてボトムフィルムとトップフィルム以外にティアテープ51を必要とし、更に、ティアテープ51を挟み込み、その位置を決める必要があるため製造工程が複雑となる課題が残る。
ここで、下記特許文献2には易引裂性一軸延伸ポリエチレンフィルム、その積層体並びにその積層体を用いた包装袋および蓋材が開示されている。
具体的には、図18から図20に示すように、積層体62では、前記一軸延伸ポリエチレンフィルム60に最内層となる熱接着性樹脂層63およびその他の層(図示されていない)が積層され、前記一軸延伸ポリエチレンフィルム60にはハーフカットライン61が設けられているが、前記熱接着性樹脂層63は包装袋64として用いるときは最内層で熱接着部66として機能する。
積層体62を包装袋64として用いる場合、当該包装袋は、切断開封部分となるハーフカットライン61が前記包装袋の表面全周に渡って閉じられるように、積層体62の内側周縁で相対する熱接着性樹脂層63が熱溶融により接着されている(熱接着部66)。このハーフカットライン61に沿って手で引き裂くようにして開封することが可能であるが、さらに、前記ハーフカットライン接着部分の端部の少なくとも一つに積層体62を全貫通するノッチ65があると、このノッチ65からハーフカットライン61に沿って手で引き裂くようにすることによってより簡単に開封できる。
特開平9-142535号公報(深絞り容器における易開封手段) 特開2017-148954号公報(易引裂性一軸延伸ポリエチレンフィルム、その積層体並びにその積層体を用いた包装袋および蓋材)
しかし、包装袋64表側の全周に渡って閉じられるように積層体62由来のハーフカットライン61を設けておく必要があるという課題が残る。
本発明の目的は前記従来例の不都合を解消し、深絞り包装容器の密封性を維持しつつ、特殊な加工の付与・付属品の装着・特殊フィルムの使用・複雑な製造工程を必要とせず、従来の密封性の高い深絞り包装容器に簡便に付加でき、はさみやナイフ等の道具を使用しなくとも手指で簡単容易に包装容器を開封して、被包装物の形状を維持して容易に取り出すことができ、あわせて、被包装物を使用する際の容器にもなる深絞り包装容器を提供することにある。
前記目的を達成するため請求項1記載の本発明は、ボトムフィルムを深絞りして成形したボトムトレイに、被包装物を入れた後、トップフィルムを被せ、ボトムフィルムとトップフィルムの重なり部をシールしてなる深絞り包装容器の、該重なり部の一部をシール部と未シール部を交互に設けた部分シール部と、該部分シール部に切込み部を設け、切裂き部とし、切込み部は、深絞り包装容器の外辺に対して略垂直に設け、部分シール部は切込み部に対して略45度上向き又は下向きに設けたことを特徴とする深絞り包装容器を要旨とするものである。
請求項1の本発明によれば、深絞り包装容器の密封性を維持しつつ、特殊な加工の付与・付属品の装着・特殊フィルムの使用・複雑な製造工程を必要とせず、従来の密封性の高い深絞り包装容器に簡便に付加でき、はさみやナイフ等の道具を使用しなくとも手指で簡単容易に包装容器を開封することができる。
さらに、被包装物の形状を維持して容易に取り出すことができる。
本発明は、密封性を維持しつつ、特殊な加工の付与・付属品の装着・特殊フィルムの使用・複雑な製造工程を必要とせず、従来の密封性の高い深絞り包装容器に簡便に付加でき、はさみやナイフ等の道具を使用しなくとも手指で簡単容易に包装容器を開封して、被包装物の形状を維持して容易に取り出すことができ、あわせて、被包装物を使用する際の容器にもなる深絞り包装容器を提供することができる。
本発明の深絞り包装容器の第1の実施形態を示す斜視図である。 本発明の深絞り包装容器の第1の実施形態の使用状態を示す説明図である。 本発明の深絞り包装容器の第1の実施形態の使用状態を示す説明図である。 本発明の深絞り包装容器の第1の実施形態を示す斜視図である。 本発明の深絞り包装容器の第1の実施形態の使用状態を示す説明図である。 本発明の深絞り包装容器の第1の実施形態の使用状態を示す説明図である。 本発明の深絞り包装容器の第2の実施形態を示す斜視図である。 本発明の深絞り包装容器の第2の実施形態の開封口部を示す部分拡大図である。 本発明の深絞り包装容器の第2の実施形態の使用状態を示す説明図である。 本発明の深絞り包装容器の第3の実施形態を示す斜視図である。 本発明の深絞り包装容器の第3の実施形態の開封口部を示す部分拡大図である。 本発明の深絞り包装容器の第3の実施形態の使用状態を示す説明図である。 本発明の深絞り包装容器の開封口部を示す部分拡大図である。 本発明の深絞り包装容器の開封口部を示す部分拡大図である。 本発明の深絞り包装容器の第4の実施形態の使用状態を示す説明図である。 本発明の深絞り包装容器の製造ラインを示す説明図である。 従来例の包装容器を示す斜視図である。 従来例の包装容器を示す断面図である。 従来例の包装容器を示す断面図である。 従来例の包装容器を示す平面図である。
以下本発明を実施するための形態について説明するが、本発明はこれに限定されたものでないことは、言うまでもない。
以下図面について本発明の深絞り包装容器1の実施の形態を詳細に説明する。
図1は本発明の深絞り包装容器1の第1の実施形態を示す斜視図で、本発明は、ボトムフィルム3からなるボトムトレイ2と、トップフィルム4からなる。
開封口となるボトムフィルム端部5のボトムフィルム未シール部7と、トップフィルム端部6のトップフィルム未シール部8からなり、切裂き部15は、ボトムフィルム3に設けたボトムフィルム切込み部11、ボトムフィルム部分シール部13、トップフィルム4に設けたトップフィルム切込み部12、トップフィルム部分シール部14からなる。
図2、図3、図4は、深絞り包装容器1を開封する状態を示す。開封口となるボトムフィルム未シール部7のボトムフィルム端部5と、トップフィルム未シール部8のトップフィルム端部6をつまみ、双方の未シール部分の間を開いてシール端部10からシール部9を左右に広げるとボトムフィルム開口部20が出現する。
切裂き部15のボトムフィルム部分シール部13、トップフィルム部分シール部14の重なり部分に設けたボトムフィルム切込み部11、トップフィルム切込み部12から、トップフィルム切裂き下辺18とトップフィルム切裂き上辺19に引き裂かれて分かれ、ボトムフィルム開封部16とトップフィルム開封部17が出現し、ボトムフィルム開口部20が現れる。
さらに、トップフィルム切裂き下辺18とボトムトレイ2からなる空間にはポケット部21が形成される。
本発明の深絞り包装容器1は、図1の第1の実施形態の形状の略正方形以外に、図7の第2の実施形態の横長の略矩形や、図11の第3の実施形態の縦長の略矩形等、様々な形状とすることができる。
ボトムフィルム切込み部11、トップフィルム切込み部12は、0.1mm以上2mm未満であることが好ましい。さらに0.5mm以上1mm以下が好ましい。0.1mm未満だと少ない力で容易に切裂くことができない。2mm以上になると切裂き方向が定まりにくくなる。
開封口となるボトムフィルム未シール部7とトップフィルム未シール部8につながるシール端部10と、切裂き部15のボトムフィルム切込み部11、トップフィルム切込み部12の距離は、被包装物29の大きさや、切り裂きたい場所により任意に設定することができる。
次に、本発明の深絞り包装容器1の製造方法を説明する。
深絞り包装容器1は、図15に表す装置で製造される。深絞り包装容器1は、熱成形性の良いボトムフィルム3を、成形金型ステーション31で加熱しながら圧空成形あるいは圧空真空成型することにより、被包装物29にあわせたくぼみを作りボトムトレイ2とし、充填エリア36で開口部34からボトムトレイ2に被包装物29を充填した後、トップフィルム供給部37から供給されたトップフィルム4をボトムフィルム3に被せて貼着し、その後個々にカッティングして、本発明の深絞り包装容器1となる。
裂き部15は、開封口となるボトムフィルム未シール部7とトップフィルム未シール部8の下部に位置するシール部9に設ける。
切裂き部15は、深絞り包装容器製造ライン30のシール金型ステーション40で、ボトムフィルム3からなる被包装物29を収納したボトムトレイ2と、トップフィルム4を、貼着してシール部9を設ける際、ボトムフィルム3とトップフィルム4の重なる任意の部分に部分シール部13、14を設け、部分シール部13,14の一部に、切込み部11、12を設ける。
ボトムフィルム部分シール部13、トップフィルム部分シール部14は、ボトムフィルム3とトップフィルム4に接する面と接しない面を形成したシール金型を、シール金型ステーション40のボトムフィルム3とトップフィルム4を挟むように上下位置に設置して、上部の金型を下降して、ボトムフィルム3とトップフィルム4の重なり部分を熱貼着することにより設ける。
部分シール部13、14の形状は、図8に示すとおり、深絞り包装容器1の外辺に対して略垂直に設けたボトムフィルム切込み部11、トップフィルム切込み部12に平行して設けたが、図13、図14に示すとおり、斜め約45度上向きでも、斜め約45度下向きであってもよい。
ボトムフィルム部分シール部13、トップフィルム部分シール部14の面積は、切裂き部15のボトムフィルム切込み部11、トップフィルム切込み部12を包含する大きさであればよい。
開封口となるボトムフィルム未シール部7とトップフィルム未シール部8につながるシール端部10と、切裂き部15のボトムフィルム切込み部11、トップフィルム切込み部12の距離は、被包装物29の大きさや、切り裂きたい場所により任意に設定することができ、深絞り包装容器1を切裂いた際に、被包装物29を露出したい場合は、図15に示すとおり、切裂き部15のボトムフィルム切込み部11、トップフィルム切込み部12をシール端部10延長線上のシール部9の下部の位置に設けることにより、トップフィルム切裂き下辺18とトップフィルム切裂き上辺19の位置とポケット部21の底の部分が近い、深さの浅いポケット部21となる。反対に、切裂き部15のボトムフィルム切込み部11、トップフィルム切込み部12をシール端部10延長線上のシール部9の上部の位置に設けることにより、トップフィルム切裂き下辺18とトップフィルム切裂き上辺19の位置とポケット部21の底の位置が離れた、深さの深いポケット部21となる。
切込み部11、12は、カッティングエリア41では、フィルムの上部に固定されていたナイフに向かって下部に設置されたカウンターバー(鋼板)が上昇して、ボトムフィルム3にナイフがあたり成形される。
この場合、カウンターバーが上部から下降する機構とすることもできる。
深絞り包装容器1のボトムフィルム3には、ポリエチレン樹脂フィルム/ポリアミド樹脂フィルム等未延伸のものを用いる。また、ポリエチレン樹脂フィルムの代わりに、ポリプロピレン樹脂フィルムその他の200℃以下で癒着する低温癒着性フィルムも使用できる。ボトムフィルム3は、成型性を要求されるため、CN/CPP,CN/EVOH/PE等からなる伸びやすい未延伸フィルムを使用する。
一方、トップフィルム4はボトムフィルム3のように包装容器本体の形状に成型しないため熱変形性の少ない延伸フィルムを用いる事がほとんどである。トップフィルム4としては、延伸ナイロン(ONy)/LLDPE、未延伸ポリプロピレン(CPP)/ONy/LLDPE等の多層フィルムが使用される。
ポリエチレン樹脂フィルム等からなる接着層は、ボトムフィルム3とトップフィルム4の相接する面の双方にある。
次に、本発明の使用法および動作について説明する。
本発明の深絞り包装容器1を開封するためには、図2、図9、図12、図15に示すように、深絞り包装容器1のボトムフィルム未シール部7とトップフィルム未シール部8の間に指先を挿入してボトムフィルム端部5とトップフィルム端部6を指で摘み双方の未シール部分の間をシール端部10まで開く。
トップフィルム4をさらに開くと、ボトムフィルム部分シール部13、トップフィルム部分シール部14の重なり部に設けたボトムフィルム切込み部11、トップフィルム切込み部12から、トップフィルム切裂き下辺18とトップフィルム切裂き上辺19を境に、トップフィルム4が切裂かれる。これにより、シール部9が、ボトムフィルム開封部16とトップフィルム開封部17とに開いて、ボトムフィルム3を深絞りして成形したボトムトレイ2に充填された被包装物29を取り出すことができる。
切裂き部15をボトムフィルム部分シール部13とトップフィルム部分シール部14内に混在して設けることにより、ボトムフィルム切込み部11とトップフィルム切込み部12をきっかけにして、トップフィルム4がトップフィルム切裂き下辺18とトップフィルム切裂き上辺19を境に、水平に引き裂かれ、ボトムフィルム開封部16とトップフィルム開封部17とに大きく開き、ボトムフィルム開口部20が現れる。
ボトムフィルム開口部20から、ボトムフィルム3を深絞りして成形したボトムトレイ2に充填された被包装物29を取り出すことができる。
このように、ポリエチレン樹脂フィルム等からなる接着層は、イージーピール機能を有し、開封口となるボトムフィルム未シール部7とトップフィルム未シール部8のボトムフィルム端部5とトップフィルム端部6を摘んで、開封開始後、切裂き部15に小さなノッチとして設けたボトムフィルム切込み部11、トップフィルム切込み部12まで開封が到達すると、ボトムフィルム切込み部11、トップフィルム切込み部12をきっかけにしてトップフィルム4だけが切り裂けはじめ、トップフィルム切裂き下辺18とトップフィルム切裂き上辺19を境に、トップフィルム4が切裂かれる。
これにより、シール部9が、ボトムフィルム開封部16とトップフィルム開封部17とに開く。切裂きはじめたトッブフィルム4は、ボトムフィルム切込み部11、トップフィルム切込み部12の方向に、トップフィルム切裂き下辺18とトップフィルム切裂き上辺19を境に、トップフィルム4が切裂き時に方向性を得て略水平に裂ける。さらに切裂き続けると、トッブフィルム開封部17はシール部9が開き、ちぎれとれる。
ここで、ボトムフィルム切込み部11とトップフィルム切込み部12をボトムフィルム部分シール部13とトップフィルム部分シール部14外のシール部9に設けた場合には、トップフィルム4が切裂き時に方向性を得ることができず、斜め下に裂けたりたりして、略水平に裂けない。
図5、図6に示すとおり、トップフィルム開封部17が大きく開くと袋状のポケット部21が出現して、被包装物29を保持する。
これにより、被包装物29を取出し時に手を汚しにくくし、開封時や、取出し時に、被包装物29のドリップや、ソースが下に溜まりこぼれにくくなる。
被包装物29が、固形状と液状の混合物や、液状のものである場合は、トップフィルム切裂き下辺18とボトムトレイ2からなる空間に設けられたポケット部21に収納され、こぼれ出ずに済む。ボトムフィルム開封部16からトップフィルム開封部17を引きはがして分離すれば、ポケット部21を食器代わりに使用することもできる。
さらに、深絞り包装容器1を開封するには、はさみ等の道具を用いずに、トップフィルム開封部17を素早く容易に大きく開くことができ、ボトムフィルム開口部20から被包装物29を開封が素早くできる。
トップフィルム開封部17を素早く容易に大きく開くことができ、被包装物29の-部が露出するため、取り出しが容易となる。素早い開封と被包装物29に触れずに容易に取出すことができ、一刻を争い、衛生保持が重要な医療現場では特に有用である。
本発明の深絞り包装容器1の被包装物29としては、ハム、ベーコン、卵焼き、かまぼこ等の魚肉卵加工製品や、チーズ、ソースやたれをからめたハンバーグや煮物等惣菜、メディカルの注射器・注射針等、食品・医療用機器等の幅広いものがある。
本発明は、密封性を維持しつつ、特殊な加工の付与・付属品の装着・特殊フィルムの使用・複雑な製造工程を必要とせず、従来の密封性の高い深絞り包装容器に簡便に付加でき、はさみやナイフ等の道具を使用しなくとも手指で簡単容易に包装容器を開封して、被包装物の形状を維持して容易に取り出すことができ、あわせて、被包装物を使用する際の容器にもなる深絞り包装容器を提供することができる。
本発明は、道具を使用せずに、手指の少ない力で簡単に開封して被包装物を容易に取り出すことができるユニバーサルデザインの深絞り包装容器を提供することができる。
1 深絞り包装容器
2 ボトムトレイ
3 ボトムフィルム
4 トップフィルム
5 ボトムフィルム端部
6 トップフィルム端部
7 ボトムフィルム未シール部
8 トップフィルム未シール部
9 シール部
10 シール端部
11 ボトムフィルム切込み部
12 トップフィルム切込み部
13 ボトムフィルム部分シール部
14 トップフィルム部分シール部
15 切裂き部
16 ボトムフィルム開封部
17 トップフィルム開封部
18 トップフィルム切裂き下辺
19 トップフィルム切裂き上辺
20 ボトムフィルム開口部
21 ポケット部
29 被包装物
30 深絞り包装容器製造ライン
31 成形金型ステーション
36 充填エリア
37 トップフィルム供給部
40 シール金型ステーション
41 カッティングエリア
50 ノッチ
51 ティアテープ
52 シール縁部
60 一軸延伸ポリエチレンフィルム
61 ハーフカットライン
62 積層体
63 熱接着性樹脂層
64 包装袋
65 ノッチ
66 熱接着部

Claims (1)

  1. ボトムフィルムを深絞りして成形したボトムトレイに、被包装物を入れた後、トップフィルムを被せ、ボトムフィルムとトップフィルムの重なり部をシールしてなる深絞り包装容器の、該重なり部の一部をシール部と未シール部を交互に設けた部分シール部と、該部分シール部に切込み部を設け、切裂き部とし、切込み部は、深絞り包装容器の外辺に対して略垂直に設け、部分シール部は切込み部に対して略45度上向き又は下向きに設けたことを特徴とする深絞り包装容器。
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