JP7057069B2 - スパッタリングターゲット - Google Patents

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Description

本発明は、スパッタリングターゲットに関する。より具体的には、Mg含有スパッタリングターゲットに関する。
近年ハードディスクドライブ等の磁気記録は高容量化が進んでいる。更なる高容量化の技術として熱アシスト記録(HAMR)に注目が集まっている。この技術においては、FePt層を含む磁気記録層と基板との間に中間層を設け、この中間層が、FePt層の配向の促進及び保磁に寄与する。
特表2016-522957号では、中間層として、MgO-Ti(ON)層が開示されている。窒素環境下でMgO-TiOをスパッタリングすることで、TiOの酸素欠陥中にNが入り込みNaCl型構造を安定化させ、その結果Fe-Pt層の配向を促進し高保磁力をもたらしている。一方で、特表2015-530691号では、中間層として、TiN-X層(Xはドーパント)が開示されている。この層は、複合ターゲットを直流スパッタリングすることにより製造される。
特表2016-522957号公報 特表2015-530691号公報
特許文献1の方法では、窒素雰囲気下で直流スパッタリングすることで中間層に窒素を導入している。しかしながら、この方法では、中間層における窒素の導入量を制御することが困難である。従って、所望の組成を有する中間層を形成することは困難である。特許文献2では、複合ターゲットを直流スパッタリングすることが開示されているものの、複数のドーパントそれぞれについてどの程度含めればよいのか開示されていない。特に、MgOなどは絶縁性であり、不適切な組合せ及び分量だと抵抗が大きくなり、直流スパッタリングが困難になる恐れがある。
本発明は、以上の事情に鑑み、直流スパッタリングすることが可能で、且つスパッタ後の薄膜の組成を所望の組成に制御することが可能なスパッタリングターゲットを提供することを目的とする。
本発明者が鋭意研究した結果、Mg、Ti、O、Nを特定の範囲内の組成とすることで、直流スパッタリングすることが可能なスパッタリングターゲットが得られることを見出した。こうした知見により、本発明は以下のように特定される。
(発明1)
スパッタリングターゲットであって、
Mg、Ti、O、Nを以下の組成で含む、スパッタリングターゲット。
0<Mg≦40 at%,
10≦Ti<50 at%,
0<O≦50 at%,
0<N<50 at%,
(発明2)
発明1に記載のスパッタリングターゲットであって、Mg、Ti、O、N、及び不可避的不純物からなる、スパッタリングターゲット。
(発明3)
発明1又は2に記載のスパッタリングターゲットであって、
MgOを含み、並びに、TiO及びTiN及びTiON から選択される少なくとも1種を含む、スパッタリングターゲット。
(発明4)
発明1~3いずれか1つに記載のスパッタリングターゲットであって、比抵抗が100mΩ・cm以下である、スパッタリングターゲット。
(発明5)
磁気媒体の製造方法であって、
発明1~4いずれか1つに記載のスパッタリングターゲットを用いてスパッタリングを行う工程を含む、
該方法。
本発明は、一側面において、Mg、Ti、O、Nを特定の範囲内で含む。これにより、直流スパッタリングすることが可能となる。また、本発明は、一側面において、予め原料の時点で窒化物を導入しているため、スパッタ後の膜の窒素量を制御しやすい。
以下、本発明を実施するための具体的な実施形態について説明する。以下の説明は、本発明の理解を促進するためのものである。即ち、本発明の範囲を限定することを意図するものではない。
1. ターゲット材の特性及び組成
(1)構成元素
本発明の一実施形態において、ターゲット材は、Mg、Ti、O、Nを含む。更なる本発明の一実施形態において、これらの元素は以下の含有量であってもよい。
0<Mg≦40 at%(好ましくは35at%以下、更に好ましくは26at%以下)
10≦Ti<50 at%(好ましくは24~50at%)
0<O≦50 at%(好ましくは30~50at%)
0<N<50 at%(好ましくは20at%以下)
Mgの量は40at%以下とすることで、ターゲット材の比抵抗を著しく下げることができる。
本発明の一実施形態において、ターゲット材は、Mg、Ti、O、N、及び不可避的不純物からなるターゲット材であってもよい。
(2)他の元素
本発明の一実施形態において、上記以外の元素として、以下の元素を含んでもよい:Cu、Fe、Mn、Zn、Na、K、Pb、Cd、C、及びこれらの組み合わせ。これらの元素は、本発明の目的を損なわない範囲で含むことができる。あるいは、本発明の一実施形態において、これらの元素は不可避的不純物として含まれてもよい。不可避的不純物としての含有量は、10000wtppm以下、好ましくは5000wtppm以下(全ての不可避的不純物元素の合計量)である。
ターゲット材の元素分析(及び定量)は、当分野で公知の手法で行うことができる。例えば、以下の手法で行うことができる。例えば、ターゲット材自身、又は焼結体の端材(ターゲット形状に加工する際に余った切れ端)を試料として利用することができる。まず、なるべくターゲット中心に近い箇所から採取した5g程度の試料を粉末化する。OやNやCについては粉末を加熱しガス化した後に赤外吸光法(LECO社製のTC600)を用いて測定を行うことができる。金属元素については粉末を酸などで溶解し、ICP発光分光分析装置(日立ハイテクサイエンス社製のSPS3100HV)を用いて分析をする。あるいは、EDS(日立ハイテクノロジーズ社製のS-3700N)やEPMA(日本電子社製のJXA-8500F)により構成元素を分析してもよい。
(3)化合物の構成
本発明の一実施形態において、ターゲット材は、化合物としてMgOを含む。更に、ターゲット材は、化合物としてTiO及びTiN及びTiONから選択される少なくとも1種を含むことができる。例えば、以下のいずれか1つの組み合わせを含むことができる。あるいは、ターゲット材は、MgOと、以下のいずれか1つの組み合わせと、不可避的不純物からなるターゲット材であってもよい。
TiO及びTiN及びTiON
TiO及びTiN
TiO及びTiON
TiN及びTiON
TiON
TiONは、予め原材料に含まれていてもよく、或いは、含まれていなくてもよく、例えば、TiOとTiNが反応した結果生成されてもよい。
本発明の一実施形態において、MgOの含有量は、10~80mol%、好ましくは、70mol%以下、より好ましくは55mol%以下であってもよい。80mol%以下にすることでターゲット材の比抵抗を著しく下げることができる。
本発明の一実施形態において、TiO及びTiN及びTiONの合計含有量は、20~90mol%、好ましくは30mol%以上、より好ましくは45mol%以上であってもよい。更に好ましい実施形態においては、TiNの含有量は、50mol%未満、最も好ましくは40mol%未満であってもよい(例えば、原材料として、50mol%未満、好ましくは40mol%未満であってもよい)。
なお、MgOが含まれているかどうかは、EDSやEPMAから判別が可能である。また、上述した元素分析から、Mg量を算出し、それに基づいて、MgOの量を算出することもできる(Tiと違って、Mgについては、MgO以外の化合物を生じる可能性が低いため)。また、ターゲット材の構成元素が、Mg、Ti、O、及びNからなる場合には、上述した方法でMgOの量を算出し、全体量からMgO量を引くことにより、TiO、TiN及びTiONの合計含有量を算出してもよい。
また、MgO、TiO、TiN及びTiONに加えて、TiO2及び/又はTix2x-1(xは2~20の整数)(例:Ti23)が更に含まれてもよい。あるいは、これらのうちのTiOの代わりとして、TiO2及び/又はTix2x-1が含まれてもよい。含有量は、特に限定されない。しかし、TiO2は絶縁体であり、Tix2x-1は半導体であるため(即ち、含有量が多いと抵抗値が高くなるため)、典型的には0mol%~0.5mol%であることが好ましい(更に好ましくは0.1mol%以下))。TiO2及び/又はTix2x-1については、XRDのピークを検出することにより、これらの存在を検出することができる。また、含有量については、上記の方法でMgOを定量し、全体量からMgO量を引くことで、TiO、TiN、TiON、TiO2及びTix2x-1の合計含有量として測定することができる。「TiO、TiN、TiON、TiO2及びTix2x-1の合計含有量」は、上述したTiO及びTiN及びTiONの合計含有量と同様、20~90mol%、より好ましくは30mol%以上、更に好ましくは45mol%以上であってもよい。
本発明の一実施形態において、ターゲット材は、少なくとも上記化合物のうち1種以上及び不可避的不純物からなるターゲット材であってもよい。
(4)粒径
一実施形態において、本発明のターゲット材は、MgOを含み、MgOの粒径が、10μm以下(好ましくは、6μm以下)である。これにより、パーティクルを抑制することが可能となる。そして、生産性の向上及び歩留りの改善を実現することができる。なお、本明細書における粒径の測定方法は以下のとおりである。即ち、FE-EPMAによって組織観察を実施する。観察・保存した組織写真で、粒子数N=200になるまで写真上に直線を引き、直線上に存在する粒子数(N≧200)と直線の総長さ(L)を用い、L/Nでその観察部位の平均粒径を算出する。
(5)比抵抗
一実施形態において、本発明のターゲット材は、比抵抗が、100mΩ・cm以下、好ましくは17mΩ・cm以下、更に好ましくは、6mΩ・cm以下、最も好ましくは、1.2mΩ・cm以下である。上記比抵抗であることにより、直流スパッタリングが可能となる。そして、直流スパッタリングが可能であることにより効率よく薄膜を生成することができる。下限値について特に規定されないが、典型的には0.01mΩ・cm以上である。本発明における比抵抗は、薄膜の場合も含めて、四探針法により測定した値とする(例えば、NPS株式会社製の抵抗率測定器(Sigma-5+)にて測定した値)。
(6)相対密度
一実施形態において、本発明のターゲット材は、相対密度が90%以上、好ましくは、98%以上である。これにより、スパッタ時のアーキングの発生が抑制される。90%以上であると、アーキングの発生が更に抑制される。上限値については、特に規定されないが、典型的には、100%以下、又は99.9%以下であってもよい。なお、本明細書で言及する相対密度は、実測密度と理論密度との比を指す。実測密度については、純水を溶媒として用いたアルキメデス法にて測定を行った値を指す。理論密度は、下記の通り、原料の単体密度それぞれに混合質量比を掛け、得られた値の総和とする。
理論密度=Σ{(成分nの理論密度×混合質量比)}
2. ターゲット材の製造方法
一実施形態において、本発明のターゲット材は、原料として、Mg、Ti、O、Nを含む粉末を用いることができる。典型的には、原料として、MgO、TiO及びTiNの粉末を使用することができる。MgO、TiO及びTiNの量については、「1. ターゲット材の特性及び組成」の「(1)構成元素」及び/又は「(3)化合物の構成」のところで記載した原子%及び/又はモル%になるようにすることができる。TiO及びTiNの組み合わせに加えて、或いはこれに替えて、TiONの粉末を使用してもよい。
また、上記に加えて、TiO2及び/又はTix2x-1の粉末を原料として、添加してもよい。TiO2及び/又はTix2x-1は組成を合わせるためにTi粉末と併用することができる。TiO2及び/又はTix2x-1の量については、「1. ターゲット材の特性及び組成」の「(3)化合物の構成」のところで記載したモル%になるようにすることができる。
これらの原料粉末を粉砕し混合する。原料粉末の粉砕混合処理は、ジルコニア、アルミナ、ナイロン樹脂等のボールやビーズを用いた乾式法や、上記のボールやビーズを用いたメディア撹拌型ミル、メディアレスの容器回転式、機械撹拌式、気流式の湿式法を使用することができる。ここで、一般的に湿式法は乾式法に比べて、MgOがMg(OH)2に変化する可能性がある。従って、乾式法を用いて混合を行うことが好ましい。
粉砕後の粒子のサイズについては特に限定されないが、小さいほど相対密度を高くすることができるので望ましい。一方で、粒子サイズが小さすぎると、MgOは凝集しやすく、そして、TiOやTiNの粒子表面の酸化や酸素吸着が発生して、酸素量が、意図した値からずれる可能性がある。典型的には、粒子サイズは、0.5μm~5μmの大きさにすることができる。また、粉砕が不充分であると、製造したターゲット中に各成分が偏析して、高抵抗率領域と低抵抗率領域が存在することになり、スパッタ成膜時に高抵抗率領域での帯電等によるアーキングなどの異常放電の原因となってしまうので、充分な混合と粉砕が必要である。
このようにして得られた混合粉末をホットプレス法で真空雰囲気、あるいは、不活性ガス雰囲気において成型・焼結させる。また、前記ホットプレス以外にも、プラズマ放電焼結法など様々な加圧焼結方法を使用することができる。特に、熱間静水圧焼結法は焼結体の密度向上に有効である。焼結時の保持温度は、1250~1450℃の温度範囲とするのが好ましい。また、焼結時の保持圧力は、200kgf/cm2以上の圧力範囲とするのが好ましい。
以上のようにして得られた焼結体は、研削、研磨などの機械加工によりターゲットの形状に加工することができる。
更には、ボンディング剤によりバッキングプレートと焼結体を結合させることで、スパッタリングターゲットを作成することができる。
3. ターゲット材の使用
上記方法で得られたターゲット材は、比抵抗が充分に低い。従って、生産性の高い直流スパッタリングなどで利用することができる。また、一般的に使用されるアルゴン雰囲気下で行うことができる。前記アルゴン雰囲気においては、窒素は含まれなくてもよいし、又は、少量(例えば、0.09%以下)の窒素が含まれてもよい。その他のスパッタ条件については、特に限定されず一般的に用いられる条件で行えばよい。
本発明のターゲット材は、あらかじめ特定の比率でNを導入している。従って、スパッタ後、製造者が意図する量のNを含む薄膜を製造することができる。これにより所望量の窒化物を含む薄膜が得られる。そして、この薄膜の上に更にFePt層を形成すると、Fe-Pt層の配向を促進し高保磁力をもたらすことができる。
一実施形態において、本発明は、磁気媒体の製造方法を含むことができる。例えば、基板(例:シリコン/ガラス基板)上に、本発明のターゲット材を用いてスパッタリングすることにより、薄膜を形成することができる。当該薄膜と基板との間には、別途ヒートシンク層や軟磁性下地層等を設けてもよい。上記薄膜の上には、スパッタ法などにより磁気記録層(例Fe-Pt層)を形成することができる。
MgO、TiO及びTiNの原料粉を、表1に示した組成(原子%及び体積%にて示す)になるように、乳鉢で粉砕及び混合した。得られた造粒粉を金型プレスで成形することにより、スパッタリングターゲットの成形体を得た。該成形体を、ホットプレス焼結 (1300~1400℃,330kgf/cm2)して焼結体を得た。その後、四探針法により比抵抗を測定した(NPS株式会社製の抵抗率測定器(Sigma-5+)を使用)。更に、「1. ターゲット材の特性及び組成」の「(6)相対密度」の欄に記載した方法に基づいて相対密度を測定した。また、「1. ターゲット材の特性及び組成」の「(4)粒径」の欄に記載した方法に基づいて、粒径を想定した。結果を表1に示す。
Figure 0007057069000001
実施例1~11に該当するスパッタリングターゲットは、いずれも使用に耐えうる相対密度を達成していた。即ち、アーキングの発生等が懸念されない十分な相対密度を達成していた。また、比抵抗の値も十分低く、従って、直流スパッタリングに使用できることが示された。
比較例1~3に該当するスパッタリングターゲットは、いずれも使用に耐えうる相対密度を達成していた。しかし、比抵抗の値が高いため、直流スパッタリングに使用することが困難であることが示された。特に、比較例1と実施例1を参照すると理解できるように、Mg又はMgOの含有量を特定の値以下とすることで比抵抗が大幅に変化することが示された。
本明細書において、「又は」や「若しくは」という記載は、選択肢のいずれか1つのみを満たす場合や、全ての選択肢を満たす場合を含む。例えば、「A又はB」「A若しくはB」という記載の場合、Aを満たしBを満たさない場合と、Bを満たしAを満たさない場合と、Aを満たし且つBを満たす場合のいずれも包含することを意図する。
以上、本発明の具体的な実施形態について説明してきた。上記実施形態は、本発明の具体例に過ぎず、本発明は上記実施形態に限定されない。例えば、上述の実施形態の1つに開示された技術的特徴は、他の実施形態に提供することができる。また、特定の方法については、一部の工程を他の工程の順序と入れ替えることも可能であり、特定の2つの工程の間に更なる工程を追加してもよい。本発明の範囲は、特許請求の範囲によって規定される。

Claims (4)

  1. スパッタリングターゲットであって、
    Mg、Ti、O、Nを以下の組成で含み、
    5≦Mg≦40 at%,
    10≦Ti≦45 at%,
    0<O≦50 at%,
    0<N<50 at%,
    TiOを少なくとも含み、比抵抗が100mΩ・cm以下である、スパッタリングターゲットであり、
    MgOを含み、並びに、TiN及びTiONから選択される少なくとも1種を含み、
    ここで、TiO及びTiN及びTiONの合計含有量は、20~90mol%である、スパッタリングターゲット
  2. 請求項1に記載のスパッタリングターゲットであって、Mg、Ti、O、N、及び不可避的不純物からなる、スパッタリングターゲット。
  3. 請求項1又は2のスパッタリングターゲットであって、比抵抗が17mΩ・cm以下である、スパッタリングターゲット。
  4. 磁気媒体の製造方法であって、
    請求項1~いずれか1項に記載のスパッタリングターゲットを用いてスパッタリングを行う工程を含む、
    該方法。
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