JP7056749B2 - 顧客情報登録装置 - Google Patents

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Description

本発明は、顧客情報登録装置、顧客情報登録方法、記録媒体、カメラ、顧客情報登録システムに関する。
マーケティングなどの目的のため、顧客の顔画像に基づいて算出される特徴量の情報を登録、管理することがある。
このような技術の一つとして、例えば、特許文献1がある。特許文献1には、特徴量抽出手段と、同意サイン抽出手段と、判断手段と、制御手段と、を備えた利用制御システムが記載されている。特許文献1によると、特徴量抽出手段は、端末装置が取得した生体情報から生体の特徴量を抽出する。また、同意サイン抽出手段は、生体情報から、人物情報の消去を指示する識別情報として消去対象の人物の生体情報と共に取得される情報であって当該人物自身の識別情報以外の情報である同意サインを抽出する。判断手段は、同意サインが抽出されたか否か判断する。そして、制御手段は、同意サインが抽出されたと判断された場合に、生体の特徴量を人物情報として記憶する記憶媒体に対して、抽出された生体の特徴量に合致する人物情報の利用を不可能とする制御を行う。
国際公開第2016/051790号
特許文献1に記載の技術の場合、抽出した同意サインに応じて、抽出された生体の特徴量に合致する人物情報の利用を不可能とする制御を行う。そのため、特許文献1に記載の技術の場合、人物個人を特定しない情報(例えば、何月何日に30歳の男性が来店した、などの人物の属性のみを示す情報や統計的なデータ)などは、そのまま残ってしまう、という問題が生じていた。
ここで、上記のような情報からは間接的に人物を特定可能としてしまうおそれがある。そのため、人物情報の利用を望まない人物は、上記のような個人を特定しない情報の登録も望んでいない可能性がある。しかしながら、上述したように、特許文献1に記載の技術では人物情報の利用を不可とする制御を可能とするのみであり、個人を特定しない情報の制御まで行うことは出来なかった。このように、個人に関する情報の利用を望まないという個人の希望に、より厳密に応えることが難しい、という問題が生じていた。
そこで、本発明の目的は、個人に関する情報の利用を望まないという個人の希望に、より厳密に応えることのできる顧客情報登録装置、顧客情報登録方法、記録媒体、カメラ、顧客情報登録システムを提供することにある。
かかる目的を達成するため本発明の一形態である顧客情報登録装置は、
店舗のカメラにより取得された画像データに基づく顧客の顔データを取得して、取得した前記顧客の顔データを記憶部に一時的に記憶する顔データ取得部と、
前記カメラによる撮影箇所における顧客個人を特定しない情報である付随情報を取得する分析部と、
前記顧客の顔データの登録を望まない旨を示す拒否情報を取得する拒否情報取得部と、
前記拒否情報取得部が取得した前記拒否情報に応じて、前記記憶部が一時的に記憶する前記顧客の顔データを削除するとともに、前記付随情報から削除対象の前記顧客に起因する情報を削除して前記付随情報を更新する削除部と、
を有する
という構成をとる。
また、本発明の他の形態である顧客情報登録方法は、
記憶部を有する顧客情報登録装置が、
店舗のカメラにより取得された画像データに基づく顧客の顔データを取得して、取得した前記顧客の顔データを前記記憶部に一時的に記憶し、
前記カメラによる撮影箇所における顧客個人を特定しない情報である付随情報を取得し、
前記顧客の顔データの登録を望まない旨を示す拒否情報を取得し、
取得した前記拒否情報に応じて、前記記憶部が一時的に記憶する前記顧客の顔データを削除するとともに、前記付随情報から削除対象の前記顧客に起因する情報を削除して前記付随情報を更新する
という構成をとる。
また、本発明の他の形態である記録媒体は、
記憶部を有する顧客情報登録装置に、
店舗のカメラにより取得された画像データに基づく顧客の顔データを取得して、取得した前記顧客の顔データを記憶部に一時的に記憶する顔データ取得部と、
前記カメラによる撮影箇所における顧客個人を特定しない情報である付随情報を取得する分析部と、
前記顧客の顔データの登録を望まない旨を示す拒否情報を取得する拒否情報取得部と、
前記拒否情報取得部が取得した前記拒否情報に応じて、前記記憶部が一時的に記憶する前記顧客の顔データを削除するとともに、前記付随情報から削除対象の前記顧客に起因する情報を削除して前記付随情報を更新する削除部と、
を実現するためのプログラムを記録した、コンピュータが読み取り可能な記録媒体である。
また、本発明の他の形態であるカメラは、
取得した画像データに基づく顧客の顔データを取得して、取得した前記顧客の顔データを記憶部に一時的に記憶する顔データ取得部と、
撮影箇所における顧客個人を特定しない情報である付随情報を取得する分析部と、
前記顧客の顔データの登録を望まない旨を示す拒否情報を取得する拒否情報取得部と、
前記拒否情報取得部が取得した前記拒否情報に応じて、前記記憶部が一時的に記憶する前記顧客の顔データを削除するとともに、前記付随情報から削除対象の前記顧客に起因する情報を削除して前記付随情報を更新する削除部と、
を有する
という構成をとる。
また、本発明の他の形態である顧客情報登録システムは、
顧客情報登録装置とカメラとを含む顧客情報登録システムであって、
前記顧客情報登録装置は、
店舗のカメラにより取得された画像データに基づく顧客の顔データを取得して、取得した前記顧客の顔データを記憶部に一時的に記憶する顔データ取得部と、
前記カメラによる撮影箇所における顧客個人を特定しない情報である付随情報を取得する分析部と、
前記顧客の顔データの登録を望まない旨を示す拒否情報を取得する拒否情報取得部と、
前記拒否情報取得部が取得した前記拒否情報に応じて、前記記憶部が一時的に記憶する前記顧客の顔データを削除するとともに、前記付随情報から削除対象の前記顧客に起因する情報を削除して前記付随情報を更新する削除部と、を有する
という構成をとる。
本発明は、以上のように構成されることにより、個人に関する情報の利用を望まないという個人の希望により厳密に応えることのできる顧客情報登録装置、顧客情報登録方法、記録媒体、カメラ、顧客情報登録システムを提供することが可能となる。
本発明の第1の実施形態における顧客情報登録システムの全体の構成の一例を示す図である。 図1で示す顧客情報登録装置の構成の一例を示すブロック図である。 図2で示す一時顧客情報の一例を示す図である。 図2で示す付随情報の一例を示す図である。 図2で示すオプトアウト情報の一例を示す図である。 図2で示す顧客情報の一例を示す図である。 図2で示す顧客情報の他の一例を示す図である。 出力部による出力の一例を示す図である。 図1で示すレジ端末の構成の一例を示すブロック図である。 図1で示す顧客端末の構成の一例を示すブロック図である。 顧客情報登録装置の動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態における顧客情報登録装置の構成の一例を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態における顧客情報登録システムの構成の一例を示すブロック図である。
[第1の実施形態]
本発明の第1の実施形態を図1から図11までを参照して説明する。図1は、顧客情報登録システム1の全体の構成の一例を示す図である。図2は、顧客情報登録装置2の構成の一例を示すブロック図である。図3は、一時顧客情報242の一例を示す図である。図4は、付随情報243の一例を示す図である。図5は、オプトアウト情報244の一例を示す図である。図6、図7は、顧客情報245の一例を示す図である。図8は、出力部による出力の一例を示す図である。図9は、レジ端末4の構成の一例を示すブロック図である。図10は、顧客端末5の構成の一例を示すブロック図である。図11は、顧客情報登録装置2の動作の一例を示すフローチャートである。
本発明の第1の実施形態では、顧客情報登録装置2を有する顧客情報登録システム1について説明する。顧客情報登録装置2は、リピーター検出などの顧客分析に活用することを目的に、顧客の顔データを格納する。後述するように、本実施形態における顧客情報登録装置2は、顔データの登録を望まない旨を示すオプトアウト情報を顧客側から取得する。すると、顧客情報登録装置2は、一時的に記憶した顔データを削除する。また、顧客情報登録装置2は、顧客個人を特定しない統計的な情報である付随情報においても、削除希望の顧客に起因する情報の削除を行う。ここで、顔データとは、顔画像から算出された特徴量や顔画像のことをいう。以降の説明では、顔データとして特徴量を採用した場合について説明する。
図1は、顧客情報登録システム1の全体の構成の一例を示している。図1を参照すると、顧客情報登録システム1は、例えば、顧客情報登録装置2と、カメラ3と、レジ端末4と、顧客端末5と、を有している。
図1で示すように、顧客情報登録装置2とカメラ3とは、互いに通信可能なよう接続されている。また、顧客情報登録装置2とレジ端末4とは、互いに通信可能なよう接続されている。また、顧客情報登録装置2と顧客端末5とは、互いに通信可能なよう接続することが出来る。
なお、顧客情報登録システム1の構成は、図1で示す場合に限定されない。例えば、カメラ3、レジ端末4、顧客端末5の数は、1つであっても構わないし、2つ以上の複数であっても構わない。また、例えば、顧客情報登録システム1は、商品棚や店舗の入り口に設置された重みセンサなどの各種センサやRFID(radio frequency identifier)リーダーなどを有しても構わない。また、例えば、顧客情報登録システム1は、レジ端末4や顧客端末5を有さなくても構わない。
顧客情報登録装置2は、特徴量を格納する情報処理装置である。図2は、顧客情報登録装置2の構成の一例を示している。図2を参照すると、顧客情報登録装置2は、主な構成要素として、操作入力部21と、画面表示部22と、通信I/F部23と、記憶部24と、演算処理部25と、を有している。
操作入力部21は、キーボードやマウスなどの操作入力装置からなる。操作入力部21は、オペレータの操作を検出して演算処理部25に出力する。
画面表示部22は、LCD(Liquid Crystal Display、液晶ディスプレイ)などの画面表示装置からなる。画面表示部22は、演算処理部25からの指示に応じて、各種情報を画面表示する。例えば、画面表示部22は、演算処理部25からの指示に応じて、画像データ情報241、一時顧客情報242、付随情報243、オプトアウト情報244、顧客情報245、などを画面表示する。
通信I/F部23は、例えば、データ通信回路からなる。通信I/F部23は、通信回線を介して接続された各種装置との間でデータ通信を行う。例えば、顧客情報登録装置2は、通信I/F部23を介して、カメラ3、レジ端末4、顧客端末5、その他センサなど外部装置と通信を行う。
記憶部24は記憶装置である。記憶部24は、ハードディスクやメモリ(例えば、揮発性のメモリ)などを含んでいる。記憶部24は、演算処理部25における各種処理に必要な処理情報やプログラム246を記憶する。プログラム246は、演算処理部25に読み込まれて実行されることにより各種処理部を実現する。プログラム246は、通信I/F部23などのデータ入出力機能を介して外部装置や記録媒体から予め読み込まれ、記憶部24に格納されている。記憶部24で記憶される主な情報としては、画像データ情報241と一時顧客情報242と付随情報243とオプトアウト情報244と顧客情報245とがある。
画像データ情報241は、通信I/F部23を介してカメラ3から取得した画像データである。画像データ情報241は、例えば、特徴量算出部252や分析部253で利用される。
一時顧客情報242は、店舗内などカメラ3による撮影エリア内、監視対象エリア内に訪れた顧客に関する情報を示している。一時顧客情報242は、一時的に記憶部24に格納されている。例えば、一時顧客情報242は、オプトアウト情報取得部254が取得するオプトアウト情報244に基づいて削除される情報と、登録部256により顧客情報245として記憶部24に格納される情報とにわけられる。一時顧客情報242は、例えば、記憶部24のうち揮発性のメモリなど一時的にデータを記憶するための記憶装置に格納される。
一時顧客情報242には、顧客の顔画像から算出した特徴量を示す顔特徴量情報が含まれている。図3は、一時顧客情報242の一例を示している。図3を参照すると、一時顧客情報242では、例えば、IDと、顔特徴量情報と、を対応付けている。例えば、図3の1行目では、ID「Av+E3sCH」と顔特徴量情報「xxxxxxxxxx」とを対応付けている。ここで、IDとは、顧客を識別するための識別情報である。IDは、例えば、新たな顔特徴量情報を一時顧客情報242として記憶部24に格納する際に、特徴量算出部252などにより自動的に付与される。顔特徴量情報は、顔画像の特徴量を示す情報である。顔特徴量情報は、特徴量算出部252により顔画像(画像データ情報241)に基づいて算出される。
なお、一時顧客情報242は、上記例示した情報以外を含んでも構わない。例えば、一時顧客情報242には、顔画像などから判断される顧客の年齢や性別などを示す属性情報や、店舗内などカメラ3による撮影エリア内、監視対象エリア内における顧客の行動に関連する情報である行動関連情報(行動情報)、などを含むことが出来る。また、行動関連情報には、例えば、1回の来店で対応する顧客を撮影したカメラの数、店舗内全体や店舗内を予め複数のエリアに区切った際のエリアごとの顧客の滞在時間、商品への手伸ばしの検出の有無、商品購入の有無、顧客の動線、顧客の視線などを示す情報を含むことが出来る。
付随情報243は、例えば、店舗内などカメラ3による撮影箇所における顧客個人を特定しない情報(例えば、統計的な情報)を示している。付随情報243は、例えば、画像データ情報241に基づいて分析部253で生成される。
図4は、付随情報243として含むことが可能な情報の一例を示している。図4を参照すると、付随情報243には、例えば、来店者分析情報、通過人数情報、コンバージョン情報、などの各種統計的な情報を含むことが出来る。なお、来店者分析情報は、来店回数ごとに顧客の数を計測した情報、購買までの来店数ごとに顧客の数を計測した情報、年齢・性別ごとに顧客の数を計測した情報など、予め定められた属性ごとの顧客の数を示す情報である。また、通過人数情報は、所定時間内に予め定められた箇所を顧客が通過した人数を予め定められた箇所ごとに示す情報である。また、コンバージョン情報は、顧客が店舗内のどのエリアに長く滞在するかを示す情報であり、顧客の滞在状況を把握する際などに用いることが出来る。
なお、付随情報243には、上記例示した以外の情報を含んでも構わない。例えば、付随情報243には、ヒートマップ情報、天気ごとの顧客数を示す情報など、上記例示した以外の顧客個人を特定しない統計的な情報を含んでいても構わない。
オプトアウト情報244は、特徴量の登録を望まない旨を示す情報であり、記憶部24に格納された特徴量を削除する旨を指示している。オプトアウト情報244は、例えば、通信I/F部23を介して、レジ端末4や顧客端末5から取得される。オプトアウト情報244は、画像データ情報241などから取得するよう構成しても構わない。
図5は、オプトアウト情報244の一例を示している。図5を参照すると、オプトアウト情報244には、例えば、顔特徴量情報と、特徴量の削除を指示することを示す識別子と、が対応づけられている。例えば、図5の1行目では、顔特徴量情報「xxxxxxxxxx」と識別子「〇」とを対応づけている。これは、顔特徴量情報「xxxxxxxxxx」の顧客が特徴量の削除を望んでいる(つまり、特徴量の登録を望んでいない)ことを示している。
なお、オプトアウト情報244に含まれる情報は、登録されてから1日、1週間、1か月など、予め定められた期間が経過すると削除するよう構成することが望ましい。オプトアウト情報244を定期的に削除することで、オプトアウト情報244として個人情報が残ってしまうことを抑制することが出来る。
顧客情報245は、店舗内などカメラ3による撮影エリア内、監視対象エリア内に訪れた顧客に関する情報を示している。例えば、顧客情報245は、記憶部24に格納される。顧客情報245は、記憶部24のうちハードディスクなどの記憶装置に格納される。
顧客情報245には、少なくとも、顧客の顔画像から算出した特徴量を示す顔特徴量情報が含まれている。図6は、顧客情報245の一例を示している。図6を参照すると、顧客情報245では、例えば、IDと顔特徴量情報とを対応付けている。例えば、図6の1行目では、ID「IMsa3u4y」と顔特徴量情報「bbbbbbbbbb」とを対応付けている。このように、例えば、顧客情報245は、一時顧客情報242が有する情報に応じた情報を有している。
なお、顧客情報245には、一時顧客情報242と同様に、上記例示した情報以外を含んでも構わない。例えば、顧客情報245には、属性情報や行動関連情報(行動情報)などを含むことが出来る。また、顧客情報245には、来店回数や前回来店日などを示す過去の来店情報などを含んでも構わない。
例えば、図7は、顧客情報245の他の一例を示している。図7を参照すると、他の顧客情報245では、例えば、IDと、顔特徴量情報と、属性情報と、来店回数と、前回来店日と、行動関連情報と、を対応付けている。例えば、図7の1行目では、ID「IMsa3u4y」と、顔特徴量情報「bbbbbbbbbb」と、属性情報「aaaaa」と、来店回数「2」と、前回来店日「2018/07/20」と、行動関連情報「XXXXXX」とを対応付けている。なお、来店回数は、前回までの(または、現在を含む)顧客の来店回数を示しており、前回来店日は、顧客が前回来店した日を示している。来店回数や前回来店日などの来店情報は、例えば、登録部256などにより更新される。
演算処理部25は、MPUなどのマイクロプロセッサとその周辺回路を有し、記憶部24からプログラム246を読み込んで実行することにより、上記ハードウェアとプログラム246とを協働させて各種処理部を実現する。演算処理部25で実現される主な処理部として、例えば、画像データ取得部251と、特徴量算出部252と、分析部253と、オプトアウト情報取得部254と、削除部255と、登録部256と、出力部257と、がある。
画像データ取得部251は、通信I/F部23を介して、カメラ3から画像データを取得する。そして、画像データ取得部251は、取得した画像データを画像データ情報241として記憶部24に格納する。
なお、顧客情報登録システム1が複数のカメラ3を有する場合、画像データ取得部251は、複数のカメラ3のそれぞれから画像データを取得する。このような場合、例えば、画像データ取得部251は、カメラ3の識別情報と画像データとを対応づけて、当該対応付けた情報を記憶部24に格納することが出来る。換言すると、画像データ取得部251は、どのカメラ3により取得された画像データであるか判別可能なように画像データを記憶部24に格納することが出来る。
特徴量算出部252(顔データ取得部)は、顔画像の特徴量を算出する。例えば、特徴量算出部252は、画像データ情報241から顧客の顔を示す領域である顔画像(顔領域)を抽出する。そして、特徴量算出部252は、抽出した顔画像の特徴量を算出する。その後、特徴量算出部252は、算出した特徴量を示す顔特徴量情報と、特徴量ごとに異なる任意のIDと、対応付けて一時顧客情報242として記憶部24に格納する。
なお、本実施形態においては、特徴量算出部252が顔画像の特徴量を算出する際の処理については特に限定しない。例えば、特徴量算出部252は、顔画像から検出した目・鼻・口端などの顔の特徴点位置に基づいて特徴量を算出するなど、既知の方法を用いて顔画像の特徴量を算出することが出来る。もちろん、特徴量算出部252は、輝度情報を用いる、局所領域間の関連性に応じた値を用いるなど、その他既知の方法を用いて特徴量を算出しても構わない。
また、特徴量算出部252が算出した特徴量が、オプトアウト情報244に含まれている場合がある。この場合、特徴量算出部252は、オプトアウト情報244に含まれる特徴量の記憶部24への格納を、行わないよう構成することが出来る。
また、上述したように、顧客情報登録装置2が複数のカメラ3を有する場合、画像データ取得部251は、例えば、カメラ3の識別情報と画像データとを対応づけて、当該対応付けた情報を記憶部24に格納する。そのため、特徴量算出部252は、例えば、算出した顔画像の特徴量に、対応するカメラ3の識別情報を対応付けることが出来る。換言すると、特徴量算出部252は、どのカメラ3により取得された画像データに基づいて算出されたものであるか判別可能なように、特徴量を算出することが出来る。
分析部253は、画像データ情報241が示す画像データや当該画像データから抽出した顔画像を分析することで、来店者分析情報、通過人数情報、コンバージョン情報などの顧客個人を特定しない統計的な情報を取得する。そして、分析部253は、統計的な情報を付随情報243として記憶部24に格納する。また、分析部253は、画像データ情報241が示す画像データや当該画像データから抽出した顔画像を分析することで、顧客の性別や年齢を示す属性情報を取得したり、顧客の店舗内又はエリアごとの滞在時間、商品への手伸ばしの有無、動線の検出、視線の検出などの行動関連情報(行動情報)を取得したりすることが出来る。
このように、分析部253は、画像データ情報241に基づいて、顧客個人を特定しない統計的な情報を取得するとともに、顧客ごとの情報である属性情報や行動関連情報を取得することが出来る。また、分析部253は、例えば、顔画像の特徴量を用いてレジ端末4から取得したPOS(Point of sale)情報などとの関連付けを行うことで、顧客が商品を購入したか、どのような商品を購入したか、を示す行動関連情報を取得することが出来る。なお、分析部253の処理も、特徴量に基づく性別や年齢の推定など既知の方法を用いて実現して構わない。そのため、分析部253の処理の詳細な説明は省略する。
オプトアウト情報取得部254(拒否情報取得部)は、特徴量の登録を望まない旨を示す情報である拒否情報(つまり、記憶部24に格納された特徴量を削除する旨を望む情報)を、顧客から取得する。そして、オプトアウト情報取得部254は、取得した情報をオプトアウト情報244として記憶部24に格納する。
例えば、オプトアウト情報取得部254は、通信I/F部23を介して、レジ端末4や顧客端末5などの外部装置から拒否情報を取得する。
例えば、オプトアウト情報取得部254は、特徴量の削除を指示することを示す識別子と顧客の顔の画像データとを対応づけた情報を顧客端末5から取得する。すると、オプトアウト情報取得部254は、顧客の顔の画像データから特徴量を算出するよう特徴量算出部252に対して指示することで、特徴量算出部252から特徴量を取得する。そして、オプトアウト情報取得部254は、識別子と取得した特徴量とを対応づけた情報をオプトアウト情報244として記憶部24に格納する。なお、識別子と顧客の特徴量とを対応づけた情報を顧客端末5から取得した場合、オプトアウト情報取得部254は、当該取得した情報をそのままオプトアウト情報244として記憶部24に格納して構わない。
また、例えば、オプトアウト情報取得部254は、レジ端末4から特徴量の削除を指示することを示す識別子を示す情報を取得する。また、オプトアウト情報取得部254は、レジ周辺を撮影するカメラ3やレジ端末4に設けられたカメラが取得した画像データ情報241から、識別子送信を行った顧客の顔の画像データを取得する。すると、オプトアウト情報取得部254は、顧客の顔の画像データから特徴量を算出するよう特徴量算出部252に対して指示することで、特徴量算出部252から特徴量を取得する。そして、オプトアウト情報取得部254は、識別子と取得した特徴量とを対応づけた情報をオプトアウト情報244として記憶部24に格納する。
このように、オプトアウト情報取得部254は、通信I/F部23を介して、レジ端末4や顧客端末5から特徴量の登録を望まない旨を示す情報である拒否情報を取得すると、当該拒否情報をオプトアウト情報244として記憶部24に格納する。なお、オプトアウト情報取得部254は、店舗出入り口やレジ周辺を撮影しているなど所定のカメラ3から取得した画像データ情報241から顧客が所定のジェスチャーを行っていることが検出された場合など、画像データ情報241に基づいて、拒否情報などを取得しても構わない。
削除部255は、オプトアウト情報244に基づいて、一時顧客情報242の削除を行う。例えば、オプトアウト情報244が登録されると、削除部255は、オプトアウト情報244及び一時顧客情報242を参照する。そして、削除部255は、オプトアウト情報244に含まれる特徴量と同じ特徴量を示す顔特徴量情報とIDとを対応づけた情報を一時顧客情報242から削除する。このように削除部255がオプトアウト情報244に基づいた削除を行うため、登録を望まない顧客の特徴量が顧客情報245として蓄積されることを抑制することが出来る。
また、削除部255は、オプトアウト情報244に基づいて、付随情報243からオプトアウト情報244に含まれる特徴量が示す顧客に起因する情報を削除することで、付随情報243の更新を行う。例えば、削除部255は、付随情報243に含まれる来店者分析情報のうち登録を望まない特徴量に対応する顧客の数を1減算させることが出来る。また、削除部255は、通過人数情報から、登録を望まない顧客をカウントした数を減算させることが出来る。また、削除部255は、登録を望まない顧客が最初からいなかったものとするようコンバージョン情報を更新することが出来る。このように、削除部255は、登録を望まない顧客がいなかったものとするよう付随情報243を更新することが出来る。なお、削除部255は、分析部253に対して、登録を望まない顧客が最初からいなかったものとして画像データ情報241に対する分析を再度行うよう指示しても構わないし、削除部255により直接、付随情報243を更新するよう構成しても構わない。
なお、削除部255は、例えば、オプトアウト情報取得部254によりオプトアウト情報244が格納されるごとに、上述した削除処理を行う。または、削除部255は、例えば、バッチ的に日に1回などある所定のタイミング(例えば、登録部256による登録の直前など)で上述した削除処理を行うよう構成しても構わない。
このように、削除部255は、オプトアウト情報244に基づいて、一時顧客情報242の削除を行うとともに、付随情報243の更新を行う。これにより、特徴量の登録を望まない顧客の特徴量が格納されるのを抑制するとともに、顧客個人を特定しない統計的な情報からも顧客に起因・関連する情報を削除することが出来る。
登録部256は、一時顧客情報242に含まれる情報を顧客情報245として記憶部24に格納(移管)する。例えば、登録部256は、予め定められた所定時間ごと、一日ごと、一週間ごとなど予め定められた間隔ごとに、一時顧客情報242に含まれる情報を取得して、取得した情報を顧客情報245として記憶部24に格納する。または、登録部256は、予め定められた所定時間になると、一時顧客情報242に含まれる情報を取得して、取得した情報を顧客情報245として記憶部24に格納する。また、登録部256は、一時顧客情報242に含まれる情報を削除する。
このように、登録部256は、一時顧客情報242に含まれる情報を顧客情報245として記憶部24に格納する。これにより、予め定められた間隔、または、予め定められた時間までに特徴量の登録を望まない旨を示す情報を顧客から取得しなかった特徴量は、顧客情報245として管理される。
なお、登録部256は、予め定められた間隔ごとに、一時顧客情報242に含まれる情報のすべてを顧客情報245として記憶部24に格納するよう構成しなくても構わない。例えば、登録部256は、一時顧客情報242として記憶部24に格納されてから所定の時間経過した情報のみを移管の対象とするよう構成することが出来る。
また、登録部256による登録対象の特徴量が顧客情報245に既に含まれている場合が想定される。この場合、登録部256は、重複する特徴量を新たに顧客情報245として格納しないよう構成して構わない。また、顧客情報245に来店情報が含まれる場合、登録部256は、当該来店情報の更新(例えば、来店回数を1増やすとともに、前回来店日の更新を行う)を行うよう構成することが出来る。
出力部257は、画面表示部22やそのほか外部装置に所定の出力を行うよう指示する。
例えば、出力部257は、特徴量算出部252による一時顧客情報242の登録に関する情報や、オプトアウト情報244に関する情報、削除部255や登録部256による削除処理や登録処理に応じた情報などを出力するよう画面表示部22などに対して指示することが出来る。例えば、出力部257は、一時顧客情報242やオプトアウト情報244を登録した旨を示す情報や登録件数などの統計情報を出力するよう指示することが出来る。また、出力部257は、削除部255や登録部256による削除処理や登録処理を行った旨を示す情報や削除処理や登録処理の対象となった特徴量に応じた情報、削除件数や登録件数などの統計情報を出力するよう指示することが出来る。なお、出力部257による各種情報の出力指示は、例えば、情報の登録や処理が行われるごとに行われても構わないし、日に1回予め定められた時間に出力するなど、所定の間隔で行われても構わない。
また、出力部257は、例えば、図8で示すように、カメラ3が取得した画像情報221や天気情報223などとともに、顧客情報245などを出力するよう画面表示部22に対して指示することが出来る。図8は、出力部257による指示の結果出力される画面表示部22の表示の一例を示している。図8を参照すると、出力部257からの指示に応じて、画面表示部22上には、例えば、画像情報221、来店顧客情報222、天気情報223、来店回数統計情報224、属性統計情報225、コンバージョン情報226、通過人数情報227、などを表示することが出来る。
なお、画像情報221は、カメラ3から取得した画像データ(画像データ情報241)を示している。また、来店顧客情報222は、現在来店している顧客の情報を示している。来店顧客情報222には、顧客情報245の少なくとも一部を含めることが出来る。天気情報223は、天気を示している。図8で例示する場合、天気情報223は、当日前後3日間の天気を示している。来店回数統計情報224は、現在店舗内に存在する顧客のそれぞれが過去に何回来店しているかなどを示す情報を示している。属性統計情報225は、顧客の数を年齢、性別ごとに示す情報である。コンバージョン情報226は、顧客が店舗内のどのエリアに長く滞在するかを示す情報である。通過人数情報227は、所定時間内に顧客が通過した人数を示す情報である。来店回数統計情報224、属性統計情報225、コンバージョン情報226、通過人数情報227は、例えば、分析部253による分析の結果として取得される付随情報243と対応している。
このように、出力部257は、画像データ取得部251が取得した画像データとともに、付随情報243や顧客情報245などを出力するよう画面表示部22に対して指示することが出来る。出力部257は、上記例示した以外の情報を出力するよう画面表示部22に対して指示しても構わない。
以上が、顧客情報登録装置2の構成の一例である。
カメラ3は、画像データを取得する。カメラ3は、例えば、レジ端末4、店舗出入り口、商品棚付近、など、店舗内の所定位置に予め設置されており、店舗内を監視している。カメラ3は、既存の監視カメラなどであって構わない。
レジ端末4は、商品の購入など顧客とのやり取りに応じた販売情報を管理する、POSシステムを搭載した情報処理装置である。図9は、レジ端末4が有する構成のうち本実施形態に特有の構成の一例を示している。図9を参照すると、レジ端末4は、例えば、オプトアウト情報受付部41と送信部42とを有している。
なお、レジ端末4は、CPU(Central Processing Unit)などの演算装置とプログラムを記憶した記憶装置とを有している。例えば、レジ端末4は、記憶装置が記憶するプログラムを演算装置が実行することで、上述した各処理部を実現する。
オプトアウト情報受付部41は、顧客の操作に応じて、特徴量の登録を望まない旨を示す情報である拒否情報の入力を受け付ける。例えば、オプトアウト情報受付部41は、レジ端末4が有するタッチパネルなどの表示装置に、特徴量を登録しても構わないか否かを示す選択肢を表示する。そして、オプトアウト情報受付部41は、顧客が特徴量の登録を望まない旨を示す選択肢を選択した際に、拒否情報の入力を受け付ける。このように、オプトアウト情報受付部41は、顧客からの何らかの操作に応じて、拒否情報の入力を受け付ける。
送信部42は、各種情報を顧客情報登録装置2に対して送信する。例えば、送信部42は、オプトアウト情報受付部41が拒否情報の入力を受け付けると、当該拒否情報を顧客情報登録装置2に対して送信する。また、送信部42は、例えば、顧客が商品を購入した際、当該顧客が商品を購入した旨を示す情報を顧客情報登録装置2に対して送信することが出来る。
顧客端末5は、顧客が有する情報処理装置である。顧客端末5は、例えば、スマートフォン、タブレットなどの携帯端末やパーソナルコンピュータなどの情報処理装置である。
図10は、顧客端末5が有する構成のうち本実施形態に特有の構成の一例を示している。図10を参照すると、顧客端末5は、例えば、画像データ取得部51と、オプトアウト情報受付部52と、送信部53と、を有している。
なお、顧客端末5は、CPU(Central Processing Unit)などの演算装置とプログラムを記憶した記憶装置とを有している。例えば、顧客端末5は、記憶装置が記憶するプログラムを演算装置が実行することで、上述した各処理部を実現する。
画像データ取得部51は、例えば、顧客端末5が有するカメラなどを用いて、顧客端末5を操作する顧客の顔の画像データを取得する。
オプトアウト情報受付部52は、顧客の操作に応じて、特徴量の登録を望まない旨を示す情報である拒否情報の入力を受け付ける。例えば、オプトアウト情報受付部52は、顧客端末5が有する表示装置に、特徴量を登録しても構わないか否かを示す選択肢を表示する。そして、オプトアウト情報受付部52は、顧客が特徴量の登録を望まない旨を示す選択肢を選択した際に、拒否情報の入力を受け付ける。このように、オプトアウト情報受付部52は、顧客からの何らかの操作に応じて、拒否情報の入力を受け付ける。
送信部53は、各種情報を顧客情報登録装置2に対して送信する。例えば、送信部53は、オプトアウト情報受付部52が拒否情報の入力を受け付けると、当該拒否情報と画像データ取得部51が取得した顧客の顔の顔データとを対応づけて顧客情報登録装置2に対して送信する。
なお、顧客端末5は、画像データ取得部51が取得した顔の画像データに基づいて特徴量を算出する特徴量算出部を有しても構わない。顧客端末5が特徴量算出部を有する場合、送信部53は、オプトアウト情報受付部52が取得した拒否情報と特徴量算出部が算出した特徴量とを対応付けて顧客情報登録装置2に対して送信することが出来る。
以上が、顧客情報登録システム1の構成の一例である。
次に、顧客情報登録装置2の動作について説明する。図11は、顧客情報登録装置2が画像データに基づいて算出したある特徴量を顧客情報245として格納するか、オプトアウト情報244に基づく削除を行うか、するまでの動作の一例を示すフローチャートである。
図11を参照すると、画像データ取得部251は、通信I/F部23を介して、カメラ3から画像データを取得する(ステップS101)。そして、画像データ取得部251は、取得した画像データを画像データ情報241として記憶部24に格納する。
特徴量算出部252は、顔画像の特徴量を算出する(ステップS102)。例えば、特徴量算出部252は、画像データ情報241から顧客の顔を示す領域である顔画像(顔領域)を抽出する。そして、特徴量算出部252は、抽出した顔画像の特徴量を算出する。その後、特徴量算出部252は、算出した特徴量を一時顧客情報242として記憶部24に格納する(ステップS103)。なお、特徴量算出部252が算出した特徴量がオプトアウト情報244に含まれている場合、特徴量算出部252は、オプトアウト情報244に含まれる特徴量の記憶部24への格納を行わなくても構わない。
オプトアウト情報取得部254が拒否情報を取得してオプトアウト情報244として記憶部24に格納した場合(ステップS105、YES)、削除部255は、一時顧客情報242からオプトアウト情報244に応じた特徴量を削除する(ステップS107)。
一方、オプトアウト情報取得部254がオプトアウト情報を格納していない場合(ステップS105、NO)、登録部256は、予め定められた間隔が経過した、または、予め定められた所定時間になったか否か確認する(ステップS105)。予め定められた間隔が経過した、または、予め定められた所定時間になった場合(ステップS105、YES)、登録部256は、一時顧客情報242に含まれる情報を取得して、取得した情報を顧客情報245として記憶部24に格納する(ステップS106)。また、登録部256は、一時顧客情報242に含まれる情報を削除する。一方、予め定められた間隔が経過していない場合、または、予め定められた所定時間になっていない場合(ステップS105、NO)、登録部256は上記ステップS106の処理を行わない。この場合、ステップS104の処理に戻ることになる。
以上が、顧客情報登録装置2の動作の一例である。
このように、顧客情報登録装置2は、オプトアウト情報取得部254と削除部255とを有している。このような構成により、顧客情報登録装置2は、オプトアウト情報取得部254が取得したオプトアウト情報244に基づいて、一時顧客情報242の削除を行うとともに、付随情報243の更新を行うことが出来る。これにより、特徴量の登録を望まない顧客の特徴量が格納されるのを抑制するとともに、顧客個人を特定しない統計的な情報からも顧客に起因・関連する情報を削除することが出来る。つまり、上記構成によると、人物からの登録を望まない旨の意思表示に応じて、顧客と直接関係する一時顧客情報242の削除を行うとともに、間接的な情報である付随情報243の更新を行うことも可能になる。換言すると、個人に関する情報の利用を望まないという個人の希望に、より厳密に応えることが可能となる。
なお、本実施形態では、1台の情報処理装置により顧客情報登録装置2を実現する場合について説明した(図2参照)。しかしながら、顧客情報登録装置2は、例えば、ネットワークを介して通信可能なよう接続された複数台の情報処理装置により実現されても構わない。
また、本実施形態においては、顧客情報登録装置2の外部にカメラ3を有する場合について例示した。しかしながら、顧客情報登録装置2がカメラ3としての機能を有しても構わない。また、カメラ3が顧客情報登録装置2としての機能を有しても構わない。つまり、本実施形態で説明した各機能を有するようにカメラ3を構成しても構わない。
また、本実施形態においては、登録部256の処理により、予め定められた間隔、または、予め定められた時間までに特徴量の登録を望まない旨を示す情報を顧客から取得しなかった特徴量は、顧客情報245として管理されることとした。しかしながら、登録部256は、予め定められた間隔、または、予め定められた時間までにオプトアウト情報244の格納がなかった特徴量のうち、行動関連情報が示す店舗内における顧客の行動が所定の条件を満たす特徴量のみを顧客情報245として管理するよう構成しても構わない。換言すると、例えば、顧客情報登録装置2が条件判定部を有し、登録部256は条件判定部による条件判定の結果に基づいて、特徴量を顧客情報245として記憶部24に格納するよう構成しても構わない。この場合、条件判定部は、例えば、行動関連情報から店舗内における顧客の行動が、商品購入の意思がある、又は顧客が商品購入を検討したと判断されるか否かに基づいて、前記顔データ特徴量を前記記憶部に格納するか否か判定するよう構成することが出来る。
また、顧客情報登録システム1は、削除する付随情報を顧客が選択可能なよう構成しても構わない。例えば、レジ端末4にてオプトアウト情報(拒否情報)を受け付ける場合、レジ端末4に設けられたディスプレイ(不図示)に、情報の削除を希望する顧客に起因する付随情報の一覧を表示し、削除を希望する付随情報の入力を受け付けることができる。これにより、顧客情報登録装置2は、顧客ごとの希望に即して情報を管理することができる。顧客端末5にてオプトアウト情報を受け付ける場合も同様である。このように、レジ端末4や顧客端末5は、拒否情報とともに、削除を希望する付随情報の入力を受け付けるよう構成しても構わない。
また、顧客情報登録システム1は、オプトアウト情報に応じて、情報の削除を希望する顧客に起因する付随情報のみを削除する構成とすることもできる。換言すると、顧客情報登録装置2は、オプトアウト情報244に基づいて、付随情報243の更新処理のみを行う(一時顧客情報242の削除は行わない)よう構成することが出来る。例えば、店舗側にリピーターとして認識して欲しいため顔データの削除は希望しないが購入した商品の情報(購買情報)は削除して欲しいと希望する顧客がいるとする。この場合、レジ端末4に設けられたディスプレイには、削除対象情報として顔データと付随情報とが表示される。そして、顧客が、表示された削除対象情報の中から購買情報を選択し入力することで、該顧客に関する情報のうち購買情報のみが削除される。これにより、顧客ごとの希望に即して情報を管理することができる。顧客端末5にてオプトアウト情報を受け付ける場合も同様である。このように、顧客情報登録装置2は、オプトアウト情報244に基づいて、付随情報243の更新処理のみを行うよう(一時顧客情報242の削除処理は行わないよう)構成しても構わない。
[第2の実施形態]
次に、図12、図13を参照して、本発明の第2の実施形態について説明する。第2の実施形態では、顧客情報登録装置6及び顧客情報登録システム8の構成の概要について説明する。
まず、図12を参照して、顧客情報登録装置6について説明する。図12は、顧客情報登録装置6の構成の一例を示している。図12を参照すると、顧客情報登録装置6は、例えば、顔データ取得部61と、分析部62と、拒否情報取得部63と、削除部64と、を有している。
例えば、顧客情報登録装置6は、CPUなどの演算装置と、プログラムを記憶した記憶装置とを有している。顧客情報登録装置6は、記憶装置が記憶するプログラムを演算装置が実行することで、上述した各処理部を実現する。
顔データ取得部61は、店舗のカメラにより取得された画像データに基づく顧客の顔データを取得して、取得した顧客の顔データを記憶部に一時的に記憶する。
分析部62は、カメラによる撮影箇所における顧客個人を特定しない情報である付随情報を取得する。例えば、分析部62は、カメラにより取得された画像データに基づいて、付随情報を取得する。
拒否情報取得部63は、顧客の顔データの登録を望まない旨を示す拒否情報を取得する。
削除部64は、拒否情報取得部63が取得した拒否情報に応じて、記憶部が一時的に記憶する顧客の顔データを削除する。また、削除部64は、拒否情報に応じて、付随情報から削除対象の顧客に起因する情報を削除して付随情報を更新する。
このように、顧客情報登録装置6は、拒否情報取得部63と削除部64とを有している。このような構成により、顧客情報登録装置6は、拒否情報取得部63が取得した拒否情報に基づいて、記憶部が一時的に記憶する顧客の顔データを削除するとともに、付随情報を更新することが出来る。これにより、顔データの登録を望まない顧客の顔データが格納されるのを抑制するとともに、顧客個人を特定しない付随情報からも顧客に起因・関連する情報を削除することが出来る。つまり、上記構成によると、人物からの登録を望まない旨の意思表示に応じて、顧客と直接関係する顔データの削除を行うとともに、間接的な情報である付随情報の更新を行うことも可能になる。換言すると、個人に関する情報の利用を望まないという個人の希望に、より厳密に応えることが可能となる。
また、上述した顧客情報登録装置6は、当該顧客情報登録装置6に所定のプログラムが組み込まれることで実現できる。具体的に、本発明の他の形態であるプログラムは、記憶部を有する顧客情報登録装置6に、店舗のカメラにより取得された画像データに基づく顧客の顔データを取得して、取得した顧客の顔データを記憶部に一時的に記憶する顔データ取得部61と、カメラによる撮影箇所における顧客個人を特定しない情報である付随情報を取得する分析部62と、顧客の顔データの登録を望まない旨を示す拒否情報を取得する拒否情報取得部63と、拒否情報取得部63が取得した拒否情報に応じて、記憶部が一時的に記憶する顧客の顔データを削除するとともに、付随情報から削除対象の顧客に起因する情報を削除して付随情報を更新する削除部64と、を実現するためのプログラムである。
また、上述した顧客情報登録装置6により実行される顧客情報登録方法は、記憶部を有する顧客情報登録装置6が、店舗のカメラにより取得された画像データに基づく顧客の顔データを取得して、取得した顧客の顔データを記憶部に一時的に記憶し、カメラによる撮影箇所における顧客個人を特定しない情報である付随情報を取得し、顧客の顔データの登録を望まない旨を示す拒否情報を取得し、取得した拒否情報に応じて、記憶部が一時的に記憶する顧客の顔データを削除するとともに、付随情報から削除対象の顧客に起因する情報を削除して付随情報を更新する、という方法である。
また、上述した顧客情報登録装置6が有する各種機能は、カメラが有しても構わない。具体的に、本発明の他の形態であるカメラは、取得した画像データに基づく顧客の顔データを取得して、取得した顧客の顔データを記憶部に一時的に記憶する顔データ取得部61と、カメラによる撮影箇所における顧客個人を特定しない情報である付随情報を取得する分析部62と、顧客の顔データの登録を望まない旨を示す拒否情報を取得する拒否情報取得部63と、拒否情報取得部63が取得した拒否情報に応じて、記憶部が一時的に記憶する顧客の顔データを削除するとともに、付随情報から削除対象の顧客に起因する情報を削除して付随情報を更新する削除部64と、を有するカメラである。
また、図13で示すように、画像データを取得するカメラ7と、顧客情報登録装置6と、を有する顧客情報登録システム8であっても構わない。図13で示す場合、カメラ7と顧客情報登録装置6とは、互いに通信可能なよう接続されている。なお、図13で示す顧客情報登録装置6の構成は、図12を用いて既に説明したものと同様である。そのため、詳細な説明は省略する。
上述した構成を有する、プログラム、顧客情報登録方法、カメラ、顧客情報登録システムの発明であっても、上記顧客情報登録装置6と同様の効果、作用を有するために、上述した本発明の目的を達成することが出来る。
<付記>
上記実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうる。以下、本発明における顧客情報登録装置などの概略を説明する。但し、本発明は、以下の構成に限定されない。
(付記1)
店舗のカメラにより取得された画像データに基づく顧客の顔データを取得して、取得した前記顧客の顔データを記憶部に一時的に記憶する顔データ取得部と、
前記カメラによる撮影箇所における顧客個人を特定しない情報である付随情報を取得する分析部と、
前記顧客の顔データの登録を望まない旨を示す拒否情報を取得する拒否情報取得部と、
前記拒否情報取得部が取得した前記拒否情報に応じて、前記記憶部が一時的に記憶する前記顧客の顔データを削除するとともに、前記付随情報から削除対象の前記顧客に起因する情報を削除して前記付随情報を更新する削除部と、
を有する
顧客情報登録装置。
(付記2)
付記1に記載の顧客情報登録装置であって、
前記拒否情報取得部は、前記顧客が操作する外部装置から前記顧客の顔データの登録を望まない旨を示す前記拒否情報を取得する
顧客情報登録装置。
(付記3)
付記1または付記2に記載の顧客情報登録装置であって、
前記拒否情報取得部は、前記画像データに基づいて、前記顧客の顔データの登録を望まない旨を示す前記拒否情報を取得する
顧客情報登録装置。
(付記4)
付記1から付記3までのいずれか1項に記載の顧客情報登録装置であって、
前記拒否情報取得部は、前記顧客が操作する外部装置から前記顧客の顔データの登録を望まない旨を示す前記拒否情報を取得するとともに、取得した前記拒否情報と前記顧客の顔データとを対応づけ、
前記削除部は、前記拒否情報取得部により前記拒否情報と対応づけられた前記顧客の顔データを削除する
顧客情報登録装置。
(付記5)
付記1から付記4までのいずれか1項に記載の顧客情報登録装置であって、
前記削除部は、前記拒否情報取得部が取得した前記拒否情報に応じて、登録を望まない顧客をいなかったものとするように前記付随情報の更新を行う
顧客情報登録装置。
(付記6)
付記1から付記5までのいずれか1項に記載の顧客情報登録装置であって、
一時的に記憶された前記顧客の顔データを予め定められた間隔ごとに、または、予め定められた所定時刻に登録する登録部を有する
顧客情報登録装置。
(付記7)
付記1から付記6までのいずれか1項に記載の顧客情報登録装置であって、
前記顔データ取得部は、前記拒否情報に応じて、前記顧客の顔データを前記記憶部に一時的に記憶する処理を行わない
顧客情報登録装置。
(付記8)
付記1から付記7までのいずれか1項に記載の顧客情報登録装置であって、
前記顔データ取得部は、取得した前記顧客の顔データを前記記憶部に含まれる揮発性メモリに一時的に記憶する
顧客情報登録装置。
(付記9)
付記1から付記8までのいずれか1項に記載の顧客情報登録装置であって、
前記削除部による処理の結果に応じた所定の出力を行う出力部を有する
顧客情報登録装置。
(付記10)
記憶部を有する顧客情報登録装置が、
店舗のカメラにより取得された画像データに基づく顧客の顔データを取得して、取得した前記顧客の顔データを前記記憶部に一時的に記憶し、
前記カメラによる撮影箇所における顧客個人を特定しない情報である付随情報を取得し、
前記顧客の顔データの登録を望まない旨を示す拒否情報を取得し、
取得した前記拒否情報に応じて、前記記憶部が一時的に記憶する前記顧客の顔データを削除するとともに、前記付随情報から削除対象の前記顧客に起因する情報を削除して前記付随情報を更新する
顧客情報登録方法。
(付記11)
記憶部を有する顧客情報登録装置に、
店舗のカメラにより取得された画像データに基づく顧客の顔データを取得して、取得した前記顧客の顔データを記憶部に一時的に記憶する顔データ取得部と、
前記カメラによる撮影箇所における顧客個人を特定しない情報である付随情報を取得する分析部と、
前記顧客の顔データの登録を望まない旨を示す拒否情報を取得する拒否情報取得部と、
前記拒否情報取得部が取得した前記拒否情報に応じて、前記記憶部が一時的に記憶する前記顧客の顔データを削除するとともに、前記付随情報から削除対象の前記顧客に起因する情報を削除して前記付随情報を更新する削除部と、
を実現するためのプログラム。
(付記12)
取得した画像データに基づく顧客の顔データを取得して、取得した前記顧客の顔データを記憶部に一時的に記憶する顔データ取得部と、
撮影箇所における顧客個人を特定しない情報である付随情報を取得する分析部と、
前記顧客の顔データの登録を望まない旨を示す拒否情報を取得する拒否情報取得部と、
前記拒否情報取得部が取得した前記拒否情報に応じて、前記記憶部が一時的に記憶する前記顧客の顔データを削除するとともに、前記付随情報から削除対象の前記顧客に起因する情報を削除して前記付随情報を更新する削除部と、
を有する
カメラ。
(付記13)
顧客情報登録装置とカメラとを含む顧客情報登録システムであって、
前記顧客情報登録装置は、
店舗のカメラにより取得された画像データに基づく顧客の顔データを取得して、取得した前記顧客の顔データを記憶部に一時的に記憶する顔データ取得部と、
前記カメラによる撮影箇所における顧客個人を特定しない情報である付随情報を取得する分析部と、
前記顧客の顔データの登録を望まない旨を示す拒否情報を取得する拒否情報取得部と、
前記拒否情報取得部が取得した前記拒否情報に応じて、前記記憶部が一時的に記憶する前記顧客の顔データを削除するとともに、前記付随情報から削除対象の前記顧客に起因する情報を削除して前記付随情報を更新する削除部と、を有する
顧客情報登録システム。
(付記14)
店舗のカメラによる撮影箇所における顧客個人を特定しない情報である付随情報を取得する分析部と、
顧客に関する前記付随情報の登録を望まない旨を示す拒否情報を取得する拒否情報取得部と、
前記拒否情報取得部が取得した前記拒否情報に応じて、前記付随情報の登録を望まない顧客に起因する情報を前記付随情報から削除して前記付随情報を更新する削除部と、
を有する
顧客情報登録装置。
なお、上記各実施形態及び付記において記載したプログラムは、記憶装置に記憶されていたり、コンピュータが読み取り可能な記録媒体に記録されていたりする。例えば、記録媒体は、フレキシブルディスク、光ディスク、光磁気ディスク、及び、半導体メモリ等の可搬性を有する媒体である。
以上、上記各実施形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は、上述した実施形態に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明の範囲内で当業者が理解しうる様々な変更をすることが出来る。
なお、本発明は、日本国にて2018年9月26日に特許出願された特願2018-180214の特許出願に基づく優先権主張の利益を享受するものであり、当該特許出願に記載された内容は、全て本明細書に含まれるものとする。
1 顧客情報登録システム
2 顧客情報登録装置
21 操作入力部
22 画面表示部
221 画像情報
222 来店顧客情報
223 天気情報
224 来店回数統計情報
225 属性統計情報
226 コンバージョン情報
227 通過人数情報
23 通信I/F部
24 記憶部
241 画像データ情報
242 一時顧客情報
243 付随情報
244 オプトアウト情報
245 顧客情報
246 プログラム
25 演算処理部
251 画像データ取得部
252 特徴量算出部
253 分析部
254 オプトアウト情報取得部
255 削除部
256 登録部
257 出力部
3 カメラ
4 レジ端末
41 オプトアウト情報受付部
42 送信部
5 顧客端末
51 画像データ取得部
52 オプトアウト情報受付部
53 送信部
6 顧客情報登録装置
61 顔データ取得部
62 分析部
63 拒否情報取得部
64 削除部
7 カメラ
8 顧客情報登録システム

Claims (7)

  1. 店舗のカメラにより取得された画像データに基づく顧客の顔データを取得して、取得した前記顧客の顔データを記憶部に一時的に記憶する顔データ取得部と、
    前記カメラによる撮影箇所における顧客個人を特定しない情報である付随情報を取得する分析部と、
    前記顧客の顔データの登録を望まない旨を示す拒否情報を取得する拒否情報取得部と、
    前記拒否情報取得部が取得した前記拒否情報に応じて、前記記憶部が一時的に記憶する前記顧客の顔データを削除するとともに、前記付随情報から削除対象の前記顧客に起因する情報を削除して前記付随情報を更新する削除部と、
    を有し、
    前記拒否情報取得部は、前記顧客が操作する外部装置から前記顧客の顔データの登録を望まない旨を示す前記拒否情報を取得するとともに、取得した前記拒否情報と前記顧客の顔データとを対応づけ、
    前記削除部は、前記拒否情報取得部により前記拒否情報と対応づけられた前記顧客の顔データを削除する
    顧客情報登録装置。
  2. 請求項に記載の顧客情報登録装置であって、
    前記拒否情報取得部は、前記画像データに基づいて、前記顧客の顔データの登録を望まない旨を示す前記拒否情報を取得する
    顧客情報登録装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の顧客情報登録装置であって、
    前記削除部は、前記拒否情報取得部が取得した前記拒否情報に応じて、登録を望まない顧客をいなかったものとするように前記付随情報の更新を行う
    顧客情報登録装置。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の顧客情報登録装置であって、
    一時的に記憶された前記顧客の顔データを予め定められた間隔ごとに、または、予め定められた所定時刻に登録する登録部を有する
    顧客情報登録装置。
  5. 請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の顧客情報登録装置であって、
    前記顔データ取得部は、前記拒否情報に応じて、前記顧客の顔データを前記記憶部に一時的に記憶する処理を行わない
    顧客情報登録装置。
  6. 記憶部を有する顧客情報登録装置が、
    店舗のカメラにより取得された画像データに基づく顧客の顔データを取得して、取得した前記顧客の顔データを前記記憶部に一時的に記憶し、
    前記カメラによる撮影箇所における顧客個人を特定しない情報である付随情報を取得し、
    前記顧客の顔データの登録を望まない旨を示す拒否情報を取得し、
    取得した前記拒否情報に応じて、前記記憶部が一時的に記憶する前記顧客の顔データを削除するとともに、前記付随情報から削除対象の前記顧客に起因する情報を削除して前記付随情報を更新し、
    前記拒否情報をする際、前記顧客が操作する外部装置から前記顧客の顔データの登録を望まない旨を示す前記拒否情報を取得するとともに、取得した前記拒否情報と前記顧客の顔データとを対応づけ、
    前記拒否情報と対応づけられた前記顧客の顔データを削除する
    顧客情報登録方法。
  7. 記憶部を有する顧客情報登録装置に、
    店舗のカメラにより取得された画像データに基づく顧客の顔データを取得して、取得した前記顧客の顔データを記憶部に一時的に記憶する顔データ取得部と、
    前記カメラによる撮影箇所における顧客個人を特定しない情報である付随情報を取得する分析部と、
    前記顧客の顔データの登録を望まない旨を示す拒否情報を取得する拒否情報取得部と、
    前記拒否情報取得部が取得した前記拒否情報に応じて、前記記憶部が一時的に記憶する前記顧客の顔データを削除するとともに、前記付随情報から削除対象の前記顧客に起因する情報を削除して前記付随情報を更新する削除部と、
    を実現させ、
    前記拒否情報取得部は、前記顧客が操作する外部装置から前記顧客の顔データの登録を望まない旨を示す前記拒否情報を取得するとともに、取得した前記拒否情報と前記顧客の顔データとを対応づけ、
    前記削除部は、前記拒否情報取得部により前記拒否情報と対応づけられた前記顧客の顔データを削除する
    プログラム。
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