JP2019164635A - 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】広告媒体の近傍に存在する顧客に対して、その属性に応じた適切な広告を表示できる情報処理装置、情報処理方法及びプログラムを提供する。【解決手段】本発明に係る情報処理装置は、店舗において顧客の画像を撮像する撮像手段と、前記画像を分析し、前記顧客の属性を推定する推定手段と、前記店舗における広告媒体へ出力する広告を前記属性に基づいて選択する選択手段とを備えることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法及びプログラムに関する。
特許文献1には、データベース内に蓄積された顧客の画像データを分析して顧客の特性(例えば年齢、性別等)を推定し、推定された顧客の特性に基づいて顧客に発行する広告を決定する画像処理装置が開示されている。
特開2017−207840号公報
特許文献1に記載の装置では、顧客の特性を推定するために、事前に顧客側から画像データをサーバに蓄積しておく必要がある。このため、初めて店舗に来店した顧客等の画像データが未だ登録されていない顧客に対しては適切な広告を広告媒体に表示できなかった。
本発明は、上述の課題に鑑みて行われたものであって、広告媒体の近傍に存在する顧客に対して、その属性に応じた適切な広告を表示できる情報処理装置、情報処理方法及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明の一つの観点によれば、店舗において顧客の画像を撮像する撮像手段と、前記画像を分析し、前記顧客の属性を推定する推定手段と、前記店舗における広告媒体へ出力する広告を前記属性に基づいて選択する選択手段とを備えることを特徴とする情報処理装置が提供される。
本発明によれば、広告媒体の近傍に存在する顧客に対して、その属性に応じた適切な広告を出力できる情報処理装置、情報処理方法及びプログラムを提供することができる。
本発明の第1実施形態に係る情報処理装置が適用されるPOSシステムの全体構成例を示す概略図である。 本発明の第1実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態に係る情報処理装置の広告出力方法の一例を示すフローチャートである。 本発明の第1実施形態において撮像された顧客の画像と画像から推定される属性との関係の一例を示す図である。 本発明の第1実施形態において顧客の属性に基づいて出力された広告の一例を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る情報処理装置の広告出力方法の一例を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態において撮像された顧客の画像と画像から推定される属性及び人間関係との関係の一例を示す図である。 本発明の第2実施形態において顧客の属性及び人間関係に基づいて出力された広告の一例を示す図である。 本発明の第3実施形態に係る情報処理装置が適用されるPOSシステムの全体構成例を示す概略図である。 本発明の第3実施形態に係る情報処理装置の広告出力方法の一例を示すフローチャートである。 本発明の第3実施形態における顧客の視線方向に応じた広告の出力方法の切り替えの一例を示す図である。 本発明の第4実施形態に係る情報処理装置の広告出力方法の一例を示すフローチャートである。 本発明の第4実施形態において撮像された画像と画像から推定された属性との関係の一例を示す図である。 本発明の第4実施形態において顧客の属性に基づいて出力された広告の一例を示す図である。 本発明の他の実施形態における情報処理装置の構成を示すブロック図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。なお、以下で説明する図面においては、同一の機能又は対応する機能を有する要素には同一の符号を付し、その繰り返しの説明を省略する。
[第1実施形態]
図1は、本発明の第1実施形態に係る情報処理装置10が適用されるPOSシステム1の全体構成例を示す概略図である。POSシステム1は、商品を販売する店舗に導入されたコンピュータシステムである。図1に示すように、POSシステム1は、情報処理装置10及び店舗サーバ12を含んでいる。情報処理装置10及び店舗サーバ12は、例えばLAN(Local Area Network)であるネットワーク14に有線接続されている。なお、接続方式は有線に限られず、無線により接続されてもよい。
本実施形態の情報処理装置10は、商品の売り上げ登録機能、会計機能、商品情報登録機能、在庫管理機能等を有するPOSアプリケーションプログラムがインストールされており、POS装置として機能する。情報処理装置10は、レジカウンタにおいて店員によって使用され、会計処理を実行する。なお、情報処理装置10の台数は、1台に限定されるものではなく、店舗の規模等に応じて、任意に変更可能である。
また、情報処理装置10には、広告媒体である広告配信装置16、撮像装置18、及び周辺機器20が接続されている。広告配信装置16は、種々のディスプレイにより構成できる。例えば、広告配信装置16は、液晶ディスプレイ、OLED(Organic Light Emitting Diode)ディスプレイ、LED(Light Emitting Diode)ディスプレイ等により構成されている。本実施形態の広告配信装置16としては、POS装置である情報処理装置10による制御を受けて、顧客に対して会計データ等の各種の情報を画面表示するカスタマーディスプレイを用いるものとする。すなわち、広告配信装置16は、会計データに加えて、顧客に対して広告、宣伝、イベント等に関するデータ(以下、「広告データ」という。)を画面表示する。なお、広告配信装置16は、カスタマーディスプレイとは別に設置されてもよい。
店舗サーバ12は、例えば、店舗で販売される商品の情報管理、販売データの集計、売り上げの管理、在庫の管理等を行い、POSシステム1の運用を管理するPOSサーバ(ストアコントローラ)である。店舗サーバ12は、例えば、店舗のバックヤードに設置されている。
また、店舗サーバ12は、業務データベース12aと広告データベース12bを含んでいる。業務データベース12aは、商品情報、販売データ、売上データ、及び在庫データ等を管理するデータベースである。広告データベース12bは、店舗において顧客に提示する広告データを管理するデータベースである。広告データベース12bでは、各広告のターゲットとなる顧客の属性が広告データに関連付けされているものとする。
撮像装置18は、例えば店舗のレジカウンタ、天井、壁面等に設置されたカメラ又はビデオカメラである。周辺機器20は、会計処理時に使用される各種の機器であり、例えばディスプレイ、非接触IC(Integrated Circuit)リーダライタ、プリンタ、キャッシュドロア、コードスキャナ等を含む。
また、図1に示すように、本実施形態に係る情報処理装置10は、撮像部10aと、属性推定部10bと、広告選択部10cと、広告出力部10dとを含んでいる。撮像部10aは、店舗において顧客の画像を撮像する。具体的には、撮像部10aは、撮像装置18の撮像動作を制御することで顧客の画像を取得する。
属性推定部10bは、撮像部10aにおいて撮像された画像を分析し、顧客の属性を推定する。顧客の属性の具体例としては、年齢(年代)、性別、身長、体型、服装、家族構成、職業、顧客の趣味、嗜好等が挙げられる。ここで、顧客の画像から属性として年齢及び性別を推定する方法の一例を説明する。まず、人物の顔の特徴量と、年齢及び性別を対応付けた学習データを予め作成しておき、後述する記憶装置(例えばHDD104)や店舗サーバ12にデータベースとして保有させる。次に、撮像装置18が撮影した画像から顔を抽出し、抽出した顔の特徴量を算出する。そして、属性推定部10bは、算出した特徴量とデータベースの特徴量とを比較することで、顧客の年齢及び性別を推定する。
また、属性推定部10bは、顧客の趣味、嗜好等の顧客の内面的な属性についても、例えば顧客の服装、装飾品、髪型等の外面的な特徴に対応付けられた学習データを予め作成しておき、同様にデータベースに保有させることで推定する。なお、顧客の属性の推定方法は、上述の方法に限られない。
広告選択部10cは、属性推定部10bにおいて推定された属性に基づいて、広告媒体である広告配信装置16へ出力する広告を選択する。具体的には、本実施形態の広告選択部10cは、顧客の属性に基づいて店舗サーバ12の広告データベース12bを参照する。そして、広告選択部10cは、推定された属性に合致する広告データを選択し、広告データベース12bからダウンロードする。広告出力部10dは、広告選択部10cにおいて選択された広告データを広告配信装置16へ出力する。
図2は、本実施形態に係る情報処理装置10のハードウェア構成例を示すブロック図である。図2に示すように、情報処理装置10は、CPU(Central Processing Unit)101、ROM(Read Only Memory)102、RAM(Random Access Memory)103、HDD(Hard Disk Drive)104、通信インターフェース(I/F(Interface))105、入力装置106、出力装置107、及び表示装置108を有している。各機器は、共通のバスライン109に接続されている。
CPU101は、情報処理装置10の全体の動作を制御する。また、CPU101は、HDD104等に記憶されたプログラムをRAM103にロードして実行する。これにより、CPU101は、上述の撮像部10a、属性推定部10b、広告選択部10c、及び広告出力部10dとしての機能を実現する。
ROM102は、ブートプログラム等のプログラムを記憶している。RAM103は、CPU101がプログラムを実行する際のワーキングエリアとして使用される。
また、HDD104は、情報処理装置10における処理結果及びCPU101により実行される各種のプログラムを記憶する記憶装置である。記憶装置は、不揮発性であればHDD104に限定されない。記憶装置は、例えばフラッシュメモリ等であってもよい。
通信I/F105は、ネットワーク13に接続された機器との間のデータ通信を制御する。通信I/F105は、CPU101と共に撮像部10a、属性推定部10b、広告選択部10c、及び広告出力部10dとしての機能を実現する。
入力装置106は、例えば、キーボード、マウス等のヒューマンインターフェースである。また、入力装置106は、表示装置108に組み込まれたタッチパネルであってもよい。情報処理装置10のユーザは、入力装置106を介して、情報処理装置10の設定の入力、処理の実行指示の入力等を行える。
出力装置107は、CPU101からの制御信号に従って、所定の情報を出力する装置である。出力装置107は、例えば、スピーカやプリンタ等である。
表示装置108は、CPU101からの制御信号に従って、所定の情報を表示する装置である。表示装置108としては、上述の広告配信装置16と同様に、液晶ディスプレイ等を用いることができる。
なお、情報処理装置10は、図2に示すハードウェア構成に限定されず、その他の機器を更に備えてもよい。情報処理装置10は一つ又は複数の装置からなってもよく、あるいは他の装置と一体に構成されてもよい。また、情報処理装置10は別の装置に接続され、本実施形態において情報処理装置10によって行われる処理の少なくとも一部は該装置によって行われてもよい。
以下、上述のように構成された情報処理装置10の動作について図3乃至図5に基づいて説明する。図3は、本実施形態に係る情報処理装置10の広告出力方法の一例を示すフローチャートである。図4は、撮像部10aにより撮像された顧客の画像と当該画像から推定される属性との関係の一例を示す図である。図5は、本実施形態において顧客の画像から推定された属性に基づいて出力された広告の一例を示す図である。なお、図3の処理は、例えば広告配信装置16(広告媒体)の近傍領域において顧客が検知されたときに開始される。なお、この処理は各顧客について実行される。
まず、撮像部10aは、レジカウンタの近傍等の撮像領域に存在する顧客を撮像する(ステップS101)。撮像部10aは、撮像した画像を属性推定部10bへ出力する。
次に、属性推定部10bは、撮像部10aから入力された顧客の画像を分析し、顧客の年齢、性別、身長、体型、趣味、嗜好等の属性を推定する(ステップS102)。属性推定部10bは、推定した顧客の属性を広告選択部10cへ出力する。
図4(A)では、顧客C1の画像IMG_1と当該画像から推定された顧客C1の属性が示されている。顧客C1の属性は、[性別:男性]、[年齢層:20−30歳]、[身長:170−175cm]、[服装:カジュアル]と推定されている。同様に、図4(B)では、顧客C2の画像IMG_2と当該画像から推定された顧客C2の属性が示されている。顧客C2の属性は、[性別:女性]、[年齢層:20−30歳]、[身長:160−170cm]、[服装:フォーマルスーツ]、[職業:会社員]と推定されている。
次に、広告選択部10cは、属性推定部10bにおいて推定された顧客の属性に基づいて店舗サーバ12の広告データベース12bを参照する。そして、広告選択部10cは、推定された属性に合致する広告データを選択し(ステップS103)、広告データベース12bからダウンロードする。
そして、広告出力部10dは、広告選択部10cにおいて選択された広告データを広告配信装置16へ出力する(ステップS104)。
図5(A)及び図5(B)では、図4(A)及び図4(B)にそれぞれ示す顧客C1、C2の属性に基づいて選択された広告データが広告配信装置16に表示されている。すなわち、図5(A)では、20代から30代の男性をターゲットとする広告がディスプレイ16aに表示されている。また、図5(B)では、20代から30代の女性をターゲットとする広告がディスプレイ16aに表示されている。
このように、本実施形態に係る情報処理装置10によれば、広告媒体(広告配信装置16)の近傍に存在する顧客の画像を撮像し、画像解析によって顧客の属性を推定できる。そして、情報処理装置10は、推定した顧客の属性に応じた適切な広告を選択し、広告媒体へ出力できる。店舗において顧客の画像を取得した場所と同一の場所で広告をリアルタイムに出力するため、顧客の画像データ等を予め登録することなく、例えば初めて来店するような顧客に対しても適切な広告を出力できる。
[第2実施形態]
以下、第2実施形態に係る情報処理装置について説明する。なお、第1実施形態の図中において付与した符号と共通する符号は同一の対象を示す。このため、第1実施形態と共通する箇所の説明は省略し、異なる箇所について詳細に説明する。
本実施形態の属性推定部10bは、画像に複数の顧客が含まれる場合に、複数の顧客の人間関係を推定する点で第1実施形態と異なっている。推定される顧客の人間関係は、例えば親子、夫婦、祖父母と孫、友人、恋人、兄弟姉妹、友達、仕事の同僚等である。
また、広告選択部10cは、各顧客の属性だけでなく、複数の顧客の人間関係に基づいて広告を選択する点で第1実施形態と異なっている。例えば、推定された顧客の人間関係が親子の場合には、親子向けの商品、サービス及びイベント等に関する広告が選択される。
以下、本実施形態の情報処理装置の動作について図6乃至図8に基づいて説明する。図6は、本実施形態に係る情報処理装置の広告出力方法の一例を示すフローチャートである。図7は、本実施形態において撮像された顧客の画像と画像から推定される属性及び人間関係との関係の一例を示す図である。図8は、本実施形態において顧客の属性及び人間関係に基づいて出力された広告の一例を示す図である。
まず、撮像部10aは、レジカウンタの近傍等の撮像領域に存在する顧客を撮像する(ステップS201)。撮像部10aは、撮像した画像を属性推定部10bへ出力する。
次に、属性推定部10bは、撮像部10aから入力された顧客の画像を分析し、画像に複数人の顧客を含むか否かを判定する(ステップS202)。ここで、属性推定部10bが、画像に複数人の顧客を含むと判定した場合(ステップS202:YES)には、ステップS203の処理へ移る。これに対し、属性推定部10bが、画像に複数人の顧客を含まない、すなわち、一人の顧客であると判定した場合(ステップS202:NO)には、ステップS206の処理へ移る。
ステップS203において、属性推定部10bは、複数の顧客を含む画像を分析することで、各顧客の年齢、性別、身長、体型、趣味、嗜好等の属性を推定する。
次に、属性推定部10bは、推定された各顧客の属性の組み合わせに基づいて、顧客同士の人間関係を推定する(ステップS204)。このとき、属性推定部10bは、推定した各顧客の属性及び顧客同士の人間関係を広告選択部10cへ出力する。
図7(A)では、顧客C3及び顧客C4が含まれた画像IMG_3と、当該画像から推定された各顧客の属性と、各顧客の属性の組み合わせから推定された人間関係とが示されている。顧客C3の属性は、[性別:男性]、[年齢層:20−25歳]、[服装:カジュアル]と推定されている。また、顧客C4の属性は、[性別:女性]、[年齢層:20−25歳]、[服装:カジュアル]と推定されている。そして、顧客C3及び顧客C4の属性から推定された人間関係は、[恋人]及び[男女の友達]と推定されている。
同様に、図7(B)では、顧客C5、顧客C6、及び顧客C7が含まれた画像IMG_4と、当該画像から推定された各顧客の属性と、各顧客の属性の組み合わせから推定された人間関係とが示されている。顧客C5の属性は、[性別:男性]、[年齢層:30−35歳]、[服装:フォーマル]と推定されている。また、顧客C6の属性は、[性別:女性]、[年齢層:30−35歳]、[服装:フォーマル]と推定されている。顧客C6の属性は、[性別:女性]、[年齢層:10歳未満]、[服装:フォーマル]と推定されている。そして、顧客C5、顧客C6及び顧客C7の属性から推定された人間関係は、[家族]及び[親子]と推定されている。なお、家族全員の服装がフォーマルであることから、入学式等の公式行事に参加した可能性等も併せて推定できる。このような推定情報も広告選択に利用してもよい。
次に、広告選択部10cは、属性推定部10bにおいて推定された各顧客の属性及び顧客同士の人間関係に基づいて店舗サーバ12の広告データベース12bを参照する。そして、広告選択部10cは、推定された属性及び人間関係に合致する広告データを選択し(ステップS205)、広告データベース12bからダウンロードしてステップS208の処理へ移る。
ステップS206において、属性推定部10bは、顧客の画像を分析することで、顧客の年齢、性別、身長、体型、趣味、嗜好等の属性を推定する。このとき、属性推定部10bは、推定した顧客の属性を広告選択部10cへ出力する。
次に、広告選択部10cは、属性推定部10bにおいて推定された顧客の属性に基づいて店舗サーバ12の広告データベース12bを参照する。そして、広告選択部10cは、推定された属性に合致する広告データを選択し(ステップS207)、広告データベース12bからダウンロードしてステップS208の処理へ移る。
ステップS208において、広告出力部10dは、広告選択部10cにおいて選択された広告データを広告配信装置16へ出力し、画面表示させる。図8(A)及び図8(B)では、図7(A)及び図7(B)にそれぞれ示す顧客の属性及び人間関係に基づいて選択された広告データが広告配信装置16に表示されている。すなわち、図8(A)では、20代から30代のカップルをターゲットとする広告がディスプレイ16aに表示されている。また、図8(B)では、子供連れの家族をターゲットとする広告がディスプレイ16aに表示されている。
このように、本実施形態に係る情報処理装置によれば、各顧客の属性だけでなく、複数の顧客の人間関係に応じて適切な広告を広告媒体へ出力できる。これにより、事業者が想定している広告のターゲット層への限定的かつ効率的な広告配信も可能になる。
[第3実施形態]
以下、第3実施形態に係る情報処理装置30について説明する。なお、上述の実施形態の図中において付与した符号と共通する符号は同一の対象を示す。このため、上述の実施形態と共通する箇所の説明は省略し、異なる箇所について詳細に説明する。
図9は、本実施形態に係る情報処理装置30が適用されるPOSシステム3の全体構成例を示す概略図である。本実施形態に係る情報処理装置30は、判定部10e及び出力方法変更部10fを更に備える点で第1実施形態とは異なっている。
判定部10eは、画像から顧客と広告媒体との位置関係を判定する。ここで、位置関係とは、顧客と広告媒体との間の距離、広告媒体に対する顧客の配置方向(正面/斜め/背面/上方/下方)、顧客の視線(目線)の方向、視線の高さ等をいう。例えば、判定部10eは、画像を分析して顧客の視線方向を判定すると共に、広告媒体が顧客の視線方向に存在するか否かを判定する。
出力方法変更部10fは、判定部10eにおいて判定された位置関係に基づいて広告媒体における広告の出力方法を変更する。例えば、出力方法変更部10fは、広告媒体が顧客の視線方向に存在しない場合に、広告の出力方法を音声方式に変更する。すなわち、顧客が広告媒体を見ていない場合には、音声による広告配信を行う。なお、音声による広告配信を行う場合でも、画面表示による広告配信は制限されない。また、判定部10eが、顧客と広告媒体との間の距離が一定以上離れているか否かを判定することもできる。例えば、距離が離れている場合、出力方法変更部10fは、画面表示に加えて又は代えて、広告方法を音声出力にすることもできる。
以下、本実施形態の情報処理装置の動作について図10及び図11に基づいて説明する。図10は、本実施形態に係る情報処理装置30の広告出力方法の一例を示すフローチャートである。図11は、本実施形態において顧客の視線方向に応じた広告の出力方法の関係の一例を示す図である。
まず、撮像部10aは、撮像領域に存在する顧客を撮像する(ステップS301)。撮像部10aは、撮像した画像を属性推定部10bへ出力する。
次に、属性推定部10bは、撮像部10aから入力された顧客の画像を分析し、顧客の年齢、性別、身長、体型、趣味、嗜好等の属性を推定する(ステップS302)。属性推定部10bは、推定した顧客の属性を広告選択部10cへ出力する。
次に、広告選択部10cは、属性推定部10bにおいて推定された顧客の属性に基づいて店舗サーバ12の広告データベース12bを参照する。そして、広告選択部10cは、推定された属性に合致する広告データを選択し(ステップS303)、広告データベース12bからダウンロードする。
次に、判定部10eは、画像を分析して顧客の視線方向を判定すると共に(ステップS304)、広告媒体が顧客の視線方向に存在するか否かを判定し(ステップS305)、その判定結果を出力方法変更部10fへ出力する。
次に、判定部10eが、広告媒体は顧客の視線方向に存在すると判定した場合には(ステップS305:YES)、出力方法変更部10fは、広告の出力方法として“画面表示”を選択し(ステップS306)、ステップS308の処理へ移る。
これに対し、判定部10eが、広告媒体は顧客の視線方向に存在しないと判定した場合には(ステップS305:NO)、出力方法変更部10fは、広告の出力方法として“音声出力”を選択し(ステップS307)、ステップS308の処理へ移る。
ステップS308において、広告出力部10dは、広告選択部10cにおいて選択された広告データを、選択された出力方法で広告配信装置16へ出力し、処理を終了する。
図11(A)では、男性の顧客C8の画像IMG_5において、顧客C8の視線方向がL1であり、視線方向L1の方向に広告配信装置16が存在する場合が示されている。この場合、顧客C8は、広告配信装置16を見ていると判定される。図11(B)は、図11(A)の場合において広告配信装置16の正面側から見た図である。図11(B)では、広告配信装置16のディスプレイ16aに広告が画面表示されることが示されている。
これに対し、図11(C)では、女性の顧客C9の画像IMG_6において、顧客C9の視線方向がL2であり、視線方向L2の方向に広告配信装置16が存在していない場合が示されている。この場合、顧客C9は、広告配信装置16を見ていないと判定される。図11(D)は、図11(C)の場合において広告配信装置16の正面側から見た図である。図11(D)では、広告配信装置16のディスプレイ16aに広告が画面表示されているだけでなく、広告音声が出力されることが示されている。
このように、本実施形態に係る情報処理装置30によれば、広告媒体と顧客との位置関係に基づいて広告の出力方法を変更する。例えば、顧客が広告媒体を見ている場合には画面表示、見ていない場合には音声出力により広告を出力する。これにより、顧客の属性に適合する広告を顧客に対してより確実に提示することができる。
[第4実施形態]
以下、第4実施形態に係る情報処理装置について説明する。なお、上述の実施形態の図中において付与した符号と共通する符号は同一の対象を示す。このため、上述の実施形態と共通する箇所の説明は省略し、異なる箇所について詳細に説明する。
本実施形態に係る情報処理装置は、画像に含まれる顧客以外の物体から得られる情報を利用して広告を選択する点で上述の実施形態とは異なっている。具体的には、本実施形態の属性推定部10bは、画像に顧客以外の物体が含まれる場合に、物体の種類を特定する。そして、広告選択部10cは、顧客の属性と物体の種類との組み合わせに基づいて広告を選択する。例えば、自動車が顧客と一緒に含まれる画像の場合には、顧客の年齢を考慮しつつ、ドライバー向けの広告を選択する。同様に、ゴルフバッグが顧客と一緒に含まれる画像の場合には、ゴルファー向けの広告を選択する。すなわち、顧客が所有する物体には顧客の趣味・嗜好が反映されている可能性が高いため、当該物体の種類を特定することで、顧客の属性を細かく推定できる。
更に、本実施形態の属性推定部10bは、画像から物体の付属品情報を取得する。そして、広告選択部10cは、属性、物体の種類及び付属品情報の組み合わせに基づいて広告を選択する。例えば、車両の付属品情報としては、エンブレム、ナンバープレート、車検シール、及び車体に貼り付けられた各種のステッカー等の車両外側の付属品から得られる情報や、チャイルドシートの有無等の車両内側の付属品から得られる情報が挙げられる。このように、物体の付属品情報を考慮することで、顧客の属性を更に詳細に推定することもできる。例えば、エンブレムから車両が高級車であることを特定した場合には、顧客の金銭的な余裕度や購買傾向が高級志向であること等を推定できる。また、車内にチャイルドシートが取り付けられている場合には、家族に小さい子供がいることや子供の人数を推定できる。
以下、本実施形態の情報処理装置の動作について図12乃至図14に基づいて説明する。図12は、本実施形態に係る情報処理装置の広告出力方法の一例を示すフローチャートである。図13は、本実施形態において撮像された顧客及び物体を含む画像の一例を示す図である。図14は、本実施形態において顧客及び物体を含む画像から推定された属性に基づいて出力された広告の一例を示す図である。
まず、撮像部10aは、店舗において所定の撮像領域に存在する顧客を撮像する(ステップS401)。撮像部10aは、撮像した画像を属性推定部10bへ出力する。
次に、属性推定部10bは、撮像部10aから入力された顧客の画像を分析し、画像に顧客以外の物体を含むか否かを判定する(ステップS402)。ここで、属性推定部10bが、画像に顧客以外の物体を含むと判定した場合(ステップS402:YES)には、ステップS403の処理へ移る。これに対し、属性推定部10bが、画像に顧客以外の物体を含まないと判定した場合(ステップS402:NO)には、ステップS409の処理へ移る。
ステップS403において、属性推定部10bは、入力された画像を分析し、物体の種類を特定する。ここで、特定方法の一例を説明する。複数の物体の特徴量と、物体の種類を対応付けた学習データを予め作成しておき、記憶装置(例えばHDD104)や店舗サーバ12にデータベースとして保有させる。次に、撮像装置18が撮影した画像から物体を抽出し、抽出した物体の特徴量を算出する。そして、属性推定部10bは、算出した物体の特徴量とデータベースの特徴量とを比較することで、撮像した物体の種類を特定する。
次に、属性推定部10bは、顧客の画像と物体の種類に基づいて顧客の属性を推定する(ステップS404)。属性推定部10bは、推定した顧客の属性を広告選択部10cへ出力する。
次に、広告選択部10cは、推定された顧客の属性と物体の種類に基づいて店舗サーバ12の広告データベース12bを参照する。そして、広告選択部10cは、推定された属性に合致する広告データを選択し(ステップS405)、広告データベース12bからダウンロードする。
ステップS406において、属性推定部10bは、画像に含まれる物体部分を分析し、物体に所定の付属品が存在するか否かを判定する。ここで、属性推定部10bが、物体に所定の付属品が存在すると判定した場合(ステップS406:YES)には、ステップS407の処理へ移る。これに対し、属性推定部10bが、物体に所定の付属品が存在すると判定した場合(ステップS406:NO)には、ステップS411の処理へ移る。
ステップS407において、属性推定部10bは、画像から物体の付属品情報を取得する。図13の例では、顧客C9を含む画像IMG_7と、同画像から推定された顧客の属性と、物体Xの物体情報と、物体Xの付属品情報とが示されている。物体Xの種類が“自動車”であることから、顧客C9の属性として性別、年齢層、服装に加えて、[趣味:ドライブ]が含まれている。また、画像IMG_7に含まれる物体Xの所定の領域A1、A2、A3の情報を抽出し、分析することで複数の付属品情報が取得されている。例えば、領域A1に含まれるエンブレムからは、[メーカー:AAA]、[メーカー区分:国内メーカー]、[価格帯:高]の付属品情報が取得されている。領域A2に含まれるナンバープレートからは、[登録地:品川]の付属品情報が取得されている。そして、領域A3に含まれる車検シールからは、[車検有効期限:平成30年3月]の付属品情報が取得されている。
ステップS408において、広告選択部10cは、付属品情報に基づいて店舗サーバ12の広告データベース12bを参照する。そして、広告選択部10cは、推定された属性に合致する広告データを選択し、広告データベース12bからダウンロードする。すなわち、顧客の属性と物体の付属品情報に基づいてそれぞれ選択された広告データが出力対象になる。
ステップS409において、属性推定部10bは、撮像部10aから入力された顧客の画像を分析し、顧客の年齢、性別、身長、体型、趣味、嗜好等の属性を推定する。属性推定部10bは、推定した顧客の属性を広告選択部10cへ出力する。
次に、広告選択部10cは、属性推定部10bにおいて推定された顧客の属性に基づいて店舗サーバ12の広告データベース12bを参照する。そして、広告選択部10cは、推定された属性に合致する広告データを選択し(ステップS410)、広告データベース12bからダウンロードする。
ステップS411において、広告出力部10dは、広告選択部10cにおいて選択された広告データを、選択された出力方法で広告配信装置16へ出力し、処理を終了する。図14(A)では、図13の顧客C9に対して表示する広告例を示している。ここでは、20代〜30代位の顧客をターゲットとした2つの広告がディスプレイ16aの上欄及び下欄にそれぞれ表示されている。上欄の広告は、車検に関する広告であり、付属品情報から車検の有効期限が近づいていることに基づいて選択された広告である。また、下欄の広告は、若者向けの観光先を紹介する内容の広告である。
これに対し、図14(B)では、画像から推定された顧客の属性が例えば[年齢層:55−60歳]の場合に表示される広告例を示している。図14(B)は、上欄に車検に関する広告、下欄に観光に関する広告をそれぞれ表示している点では上述の図14(A)と共通しているが、顧客の推定年齢(属性)に合わせて異なる広告データが選択されている。
このように、本実施形態に係る情報処理装置によれば、顧客と物体が画像内に含まれる場合に、物体の種類及び物体の付属品の情報と、顧客の属性との組み合わせに基づいて適切な広告を選択し、広告媒体へ出力できる。すなわち、顧客が所有する物体から得られる情報を広告の選択に利用することで、顧客の趣味・嗜好に更に合致する広告を提供可能になる。
[他の実施形態]
上述の実施形態において説明した情報処理装置は、更に他の実施形態によれば、図15に示すように構成することもできる。図15は、他の実施形態における情報処理装置60の構成を示すブロック図である。
図15に示すように、他の実施形態における情報処理装置60は、店舗において顧客の画像を撮像する撮像手段60aと、画像を分析し、顧客の属性を推定する推定手段60bと、店舗における広告媒体へ出力する広告を属性に基づいて選択する選択手段60cとを備える。他の実施形態における情報処理装置60によれば、広告媒体の近傍に存在する顧客に対して、その属性に応じた適切な広告を出力できる。
[変形実施形態]
以上、実施形態を参照して本発明を説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではない。本願発明の構成及び詳細には本発明の要旨を逸脱しない範囲で、当業者が理解し得る様々な変形が可能である。例えば、いずれかの実施形態の一部の構成を、他の実施形態に追加した実施形態、あるいは他の実施形態の一部の構成と置換した実施形態も本発明を適用し得る実施形態である。
例えば、属性推定部(推定手段)10bは、画像に顧客以外の物体(動物を含む)が所定のパターンで含まれる場合に、そのパターンに基づいて属性を推定するように構成してもよい。例えば、盲導犬を連れている、サングラスや白杖を装着・所持している等の所定のパターンに基づいて目が不自由な人であるか否かを判定し、属性を推定する。そして、出力方法変更部10fは、顧客の属性が“目が不自由な人”という判定結果が得られた場合には、広告の出力方法を音声方式に変更する。逆に、顧客がイヤホンや補聴器を装着している場合には、広告の出力方法としては主に画面表示を選択するとよい。
また、上述の実施形態では、情報処理装置がPOSシステム1を構成するPOS装置である場合について説明したが、POS装置以外にも適用できる。更に、情報処理装置の設置場所はレジカウンタのみに限られない。店舗内の各所へ配置して顧客の属性に適合する広告を表示、あるいは店舗内における商品の場所を案内するように構成することもできる。
また、上述の各実施形態の機能を実現するように該実施形態の構成を動作させるプログラムを記録媒体に記録させ、該記録媒体に記録されたプログラムをコードとして読み出し、コンピュータにおいて実行する処理方法も各実施形態の範疇に含まれる。すなわち、コンピュータ読取可能な記録媒体も各実施形態の範囲に含まれる。また、上述のコンピュータプログラムが記録された記録媒体はもちろん、そのコンピュータプログラム自体も各実施形態に含まれる。
該記録媒体としては、例えばフロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM(Compact Disc−Read Only Memory)、磁気テープ、不揮発性メモリカード、ROMを用いることができる。また該記録媒体に記録されたプログラム単体で処理を実行しているものに限らず、他のソフトウェア、拡張ボードの機能と共同して、OS(Operating System)上で処理を実行するものも各実施形態の範疇に含まれる。
上述の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
店舗において顧客の画像を撮像する撮像手段と、
前記画像を分析し、前記顧客の属性を推定する推定手段と、
前記店舗における広告媒体へ出力する広告を前記属性に基づいて選択する選択手段とを備えることを特徴とする情報処理装置。
(付記2)
前記画像から前記顧客と前記広告媒体との位置関係を判定する判定手段と、
前記位置関係に基づいて前記広告媒体における前記広告の出力方法を変更する変更手段とを更に備えることを特徴とする付記1に記載の情報処理装置。
(付記3)
前記判定手段は、前記広告媒体が前記顧客の視線方向に存在するか否かを判定し、
前記変更手段は、前記広告媒体が前記視線方向に存在しない場合に、前記広告の出力方法を音声方式に変更することを特徴とする付記2に記載の情報処理装置。
(付記4)
前記推定手段は、前記画像に複数の前記顧客が含まれる場合に、複数の前記顧客の人間関係を推定し、
前記選択手段は、前記人間関係に基づいて前記広告を選択することを特徴とする付記1乃至3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
(付記5)
前記推定手段は、前記画像に前記顧客以外の物体が含まれる場合に、前記物体の種類を特定し、
前記選択手段は、前記属性と前記種類との組み合わせに基づいて前記広告を選択することを特徴とする付記1乃至4のいずれかに記載の情報処理装置。
(付記6)
前記推定手段は、前記画像から前記物体の付属品情報を取得し、
前記選択手段は、前記属性、前記種類及び前記付属品情報の組み合わせに基づいて前記広告を選択することを特徴とする付記5に記載の情報処理装置。
(付記7)
前記推定手段は、前記物体が車両の場合に、車検シール、ナンバープレート、及びエンブレムの少なくとも一つから前記車両に係る前記付属品情報を取得することを特徴とする付記6に記載の情報処理装置。
(付記8)
前記属性に基づいて前記広告の出力方法を変更する変更手段を更に備え、
前記推定手段は、前記画像に前記顧客以外の物体が所定のパターンで含まれる場合に、前記パターンに基づいて前記属性を推定することを特徴とする付記1に記載の情報処理装置。
(付記9)
店舗において顧客の画像を撮像するステップと、
前記画像を分析し、前記顧客の属性を推定するステップと、
前記店舗における広告媒体へ出力する広告を前記属性に基づいて選択するステップとを備えることを特徴とする情報処理方法。
(付記10)
コンピュータに、
店舗内において顧客の画像を撮像するステップと、
前記画像を分析し、前記顧客の属性を推定するステップと、
前記店舗における広告媒体へ出力する広告を前記属性に基づいて選択するステップとを実行させることを特徴とするプログラム。
10,30,50・・・情報処理装置
10a・・・撮像部
10b・・・属性推定部
10c・・・広告選択部
10d・・・広告出力部
10e・・・判定部
10f・・・出力方法変更部
12・・・店舗サーバ
14・・・ネットワーク
16・・・広告配信装置
18・・・撮像装置
20・・・周辺機器

Claims (10)

  1. 店舗において顧客の画像を撮像する撮像手段と、
    前記画像を分析し、前記顧客の属性を推定する推定手段と、
    前記店舗における広告媒体へ出力する広告を前記属性に基づいて選択する選択手段とを備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記画像から前記顧客と前記広告媒体との位置関係を判定する判定手段と、
    前記位置関係に基づいて前記広告媒体における前記広告の出力方法を変更する変更手段とを更に備えることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記判定手段は、前記広告媒体が前記顧客の視線方向に存在するか否かを判定し、
    前記変更手段は、前記広告媒体が前記視線方向に存在しない場合に、前記広告の出力方法を音声方式に変更することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記推定手段は、前記画像に複数の前記顧客が含まれる場合に、複数の前記顧客の人間関係を推定し、
    前記選択手段は、前記人間関係に基づいて前記広告を選択することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  5. 前記推定手段は、前記画像に前記顧客以外の物体が含まれる場合に、前記物体の種類を特定し、
    前記選択手段は、前記属性と前記種類との組み合わせに基づいて前記広告を選択することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  6. 前記推定手段は、前記画像から前記物体の付属品情報を取得し、
    前記選択手段は、前記属性、前記種類及び前記付属品情報の組み合わせに基づいて前記広告を選択することを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記推定手段は、前記物体が車両の場合に、車検シール、ナンバープレート、及びエンブレムの少なくとも一つから前記車両に係る前記付属品情報を取得することを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 前記属性に基づいて前記広告の出力方法を変更する変更手段を更に備え、
    前記推定手段は、前記画像に前記顧客以外の物体が所定のパターンで含まれる場合に、前記パターンに基づいて前記属性を推定することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  9. 店舗において顧客の画像を撮像するステップと、
    前記画像を分析し、前記顧客の属性を推定するステップと、
    前記店舗における広告媒体へ出力する広告を前記属性に基づいて選択するステップとを備えることを特徴とする情報処理方法。
  10. コンピュータに、
    店舗内において顧客の画像を撮像するステップと、
    前記画像を分析し、前記顧客の属性を推定するステップと、
    前記店舗における広告媒体へ出力する広告を前記属性に基づいて選択するステップとを実行させることを特徴とするプログラム。
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