JP2015233204A - 画像記録装置及び画像記録方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】不特定多数の人がいる中で自動撮像する場合でも、より確実にユーザが所望する画像を提供し得る画像記録装置及び画像記録方法を提供する。
【解決手段】画像記録装置1は、識別子受信部11が、ユーザIDを受信し、顔画像受信部12が当該ユーザIDに対応する顔画像を受信し、判断部15が、撮像部14によって撮像された画像に含まれる顔の特徴と顔画像の特徴とを比較した結果に基づいて、画像記録対象であるか否かを判断し、画像記録部16が、判断部15によって画像記録対象であると判断された画像を記録する。
【選択図】図1
【解決手段】画像記録装置1は、識別子受信部11が、ユーザIDを受信し、顔画像受信部12が当該ユーザIDに対応する顔画像を受信し、判断部15が、撮像部14によって撮像された画像に含まれる顔の特徴と顔画像の特徴とを比較した結果に基づいて、画像記録対象であるか否かを判断し、画像記録部16が、判断部15によって画像記録対象であると判断された画像を記録する。
【選択図】図1
Description
本発明は、画像記録装置及び画像記録方法に関する。
行楽地(例えば、アミューズメント施設等)に出かけた際や学校行事では、同行者の誰かが撮像を行うことがある。この場合、常に同行者が撮像を行うとすると、撮像作業の負担がかかってしまう。
そこで、特許文献1に記載のように、アミューズメント施設等で効率的に撮像を行うシステムが検討されている。具体的には、アミューズメントパークのアトラクション毎に設置されているカメラ装置が画像を取得し、各カメラ装置の撮像ポイント周辺に設置されているID読取装置が、ユーザの利用券からIDを取得する。そして、システムは、カメラ装置が取得した画像と、当該カメラ装置周辺のID読取装置が読み取ったIDとを対応付けてコンテンツデータベースに格納する。そして、IDに対応づく画像をユーザへ提供する。
しかし、上述のようなシステムでは、アミューズメント施設のように不特定多数の人がいる中で撮像を実行しているので、たとえ読み取ったIDと撮像した画像とを紐づけたとしても、当該IDに対応するユーザが写っていない画像までも当該IDと紐づけてデータベースに格納してしまう可能性が高い。すなわち、ユーザが所望しない画像まで当該ユーザに関連する画像として提供してしまうという問題点があった。
上記の問題点を解決するために、不特定多数の人がいる中で自動撮像する場合でも、より確実にユーザが所望する画像を提供し得る画像記録装置及び画像記録方法を提供することを目的とする。
本発明に係る画像記録装置は、近距離無線通信なデバイスであると共にユーザの識別子を記憶する近距離無線通信デバイスから近距離無線通信により当該識別子を受信する識別子受信手段と、識別子受信手段によって受信された識別子によって示されるユーザの顔の特徴を含む情報を取得する顔情報取得手段と、画像を撮像する撮像手段と、識別子受信手段によって識別子が受信された際に撮像手段によって撮像された画像に含まれる顔の特徴を抽出し、抽出した顔の特徴と、顔情報取得手段によって取得された情報に含まれるユーザの顔の特徴とを比較して、比較した結果に基づいて、当該画像が画像記録対象であるか否かを判断する判断手段と、判断手段によって、画像記録対象と判断された画像を記録する画像記録手段と、を備える。
また、本発明に係る画像記録方法は、画像を記録する装置で実行される画像記録方法であって、近距離無線通信なデバイスであると共にユーザの識別子を記憶する近距離無線通信デバイスから近距離無線通信により当該識別子を受信する識別子受信ステップと、識別子受信ステップにおいて受信された識別子によって示されるユーザの顔の特徴を含む情報を取得する顔情報取得ステップと、画像を撮像する撮像ステップと、識別子受信ステップにおいて識別子が受信された際に撮像ステップにおいて撮像された画像に含まれる顔の特徴を抽出し、抽出した顔の特徴と、顔情報取得ステップにおいて取得された情報に含まれるユーザの顔の特徴とを比較して、比較した結果に基づいて、当該画像が画像記録対象であるか否かを判断する判断ステップと、判断ステップにおいて、画像記録対象と判断された画像を記録する画像記録ステップと、を含む。
このような本発明に係る画像記録装置、及び画像記録方法によれば、撮像された画像に含まれる顔の特徴と、識別子によって示されるユーザの顔の特徴とを比較して、その比較結果に基づいて記録対象の画像を決定するので、識別子に対応する顔が含まれる撮像画像を提供することができ、識別子に対応する顔が含まれない画像を記録対象から除去することができる。すなわち、不特定多数の人がいる中で自動撮像する場合でも、より確実にユーザが所望する画像を提供することができる。
また、本発明に係る画像記録装置では、撮像手段は、識別子受信手段が設けられる位置周辺で画像を撮像する、こととしてもよい。この構成によれば、撮像手段は、識別子受信手段が設けられる位置周辺で画像を撮像するので、距離無線通信デバイスを所持するユーザが位置する可能性が高い箇所を撮像することができる。
本発明に係る画像記録装置では、顔情報取得手段は、識別子受信手段によって受信された識別子に予め関連付けられた、ユーザとは別の撮像拒否ユーザの顔の特徴を含む情報をさらに取得し、判断手段は、撮像手段によって撮像された画像から抽出した顔の特徴と、顔情報取得手段によって取得された情報に含まれる撮像拒否ユーザの顔の特徴とを比較して、比較した結果に基づいて、当該画像を画像記録対象から除外する、こととしてもよい。撮像拒否ユーザの顔画像を取得して、当該撮像拒否ユーザの顔画像が含まれる撮像画像を画像記録対象から除外するので、撮像拒否ユーザが含まれる画像を記録してしまうことを回避することができる。すなわち、ユーザに不要な画像を提供してしまうことを回避することができる。
本発明に係る画像記録装置では、近距離無線通信デバイスの位置を複数回取得する位置取得手段をさらに備え、撮像手段は、位置取得手段により取得された位置の変化に基づいて撮像方法を決定し、当該撮像方法に基づいて撮像する、こととしてもよい。この構成によれば、近距離無線通信デバイスの位置に基づいて撮像方法を決定するので、近距離無線通信デバイスのユーザの位置に基づいて撮像することができる。すなわち、近距離無線通信デバイスのユーザをより確実に撮像することができる。
本発明に係る画像記録装置では、識別子受信手段によって受信された識別子に予め関連付けられた、ユーザとは別の撮像許可ユーザの顔の特徴を含む情報をさらに取得し、判断手段は、撮像手段によって撮像された画像から抽出した顔の特徴と、顔情報取得手段によって取得された情報に含まれる撮像許可ユーザの顔の特徴とを比較して、比較した結果に基づいて、当該画像に優先度を設定する、としてもよい。この構成によれば、識別子の顔画像を含むだけでなく、当該識別子に関連する関連識別子の顔画像も含む画像を優先的に記録するので、近距離無線通信デバイスのユーザだけでなく、当該ユーザに関連するユーザも写っている画像を記録することができる。すなわち、識別子に対応するユーザがより所望する画像を提供することができる。
本発明によれば、不特定多数の人がいる中で自動撮像する場合でも、より確実にユーザが所望する画像を提供することができる。
以下、添付図面を参照して、画像記録装置及び画像記録方法の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、図面の説明において同一又は相当要素には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
図1に実施形態に係る画像記録装置1を含む撮像システムのブロック図を示す。図1に示すように、撮像システムは、画像記録装置1、近距離無線通信デバイス2、ユーザID管理装置3、及び画像管理装置4を備える。
上記撮像システムは、例えば、遊園地などの不特定多数の人がいる箇所で適用し得るシステムである。この場合、画像記録装置1は、画像記録装置1の周囲を撮像するための装置(すなわち、撮像手段を備えた装置)であり、アトラクションの敷地内など、いわゆる撮像ポイントとなる場所に位置する。画像記録装置1は、ユーザが装着した近距離無線通信デバイス2からユーザの識別子であるユーザIDを、例えばアトラクションの敷地内(例えば、アトラクションの入口)で受信する。なお、ユーザIDは、画像提供サービスを行うサービス提供者によって定義された、各ユーザを識別可能なID(識別子)である。このユーザIDは、例えば、ユーザがサービス提供者と契約した際に、サービス提供者から発行されたIDである。すなわち、ユーザIDは、サービス提供者から画像提供サービスを受けるための認証情報にもなる。このサービス提供者は、画像記録装置1、ユーザID管理装置3、及び画像管理装置4を有し、画像提供サービスを行う。そして、画像記録装置1は、当該ユーザIDと上記撮像手段により撮像された画像とを関連付けて記録する。例えば、画像記録装置1は、アトラクションを利用しているユーザを撮像した画像を記録する。画像記録装置1は、上記記録した画像をユーザIDと関連付けた状態で、画像管理装置4へ送信する。
画像記録装置1と近距離無線通信デバイス2とは、互いに近距離無線通信により情報の送受信が可能である。また、画像記録装置1とユーザID管理装置3とは、互いに上記近距離無線通信とは異なる通信(例えば、無線通信)により情報の送受信が可能である。また、画像記録装置1と画像管理装置4とは、互いに上記近距離無線通信とは異なる通信(例えば、無線通信)により情報の送受信が可能である。
近距離無線通信デバイス2は、画像記録装置1と近距離無線通信できるデバイスである。また、近距離無線通信デバイス2は、ユーザIDを保持している。
上記近距離無線通信デバイス2は、ユーザが携帯可能なデバイスであり、例えば、ウェアラブル端末である。ここで、ウェアラブル端末とは、ユーザが装着することが可能な機器である。ウェアラブル端末の具体的な形態としては、指輪型、腕輪型(リストバンド型)、腕時計型等、ユーザが装着可能であれば任意の形態をとることができる。また、近距離無線通信デバイス2は、上記ユーザIDをUIM(User Identity Module Card)等の記憶手段において保持する。また、近距離無線通信デバイス2は、GPS(Global Positioning System)等の位置情報取得手段を備えており、近距離無線通信デバイス2の位置情報を取得する。そして、近距離無線通信デバイス2は、画像記録装置1からの送信要求に応じて、ユーザID及び位置情報(例えば、緯度経度情報)を送信する。また、近距離無線通信デバイス2は、画像記録装置1へ複数回、ユーザID及び位置情報を画像記録装置1へ送信することもできる。
ユーザID管理装置3は、ユーザIDと、当該ユーザIDに関連する情報を管理する装置である。具体的には、ユーザID管理装置3は、サーバ装置等である。ユーザID管理装置3は、ユーザIDに関連する情報として、ユーザの身体特徴情報(身長、体重、国籍等)、ユーザの顔画像、ユーザの関係人物(例えば、家族、友人)の顔画像を有する。ユーザID管理装置3は、上記ユーザIDと、当該ユーザIDに関連する情報をユーザID関連情報DB(データベース)31に予め記憶しておく。また、上記ユーザの関係人物の顔画像には、撮像可否(すなわち、撮像許可又は撮像拒否)を示す情報(すなわち、撮像NGか否かを示す情報)か紐づけられている。
すなわち、ユーザID管理装置3は、ユーザIDに予め関連付けられた、ユーザとは別の撮像許可ユーザの顔の特徴を含む情報を記憶すると共に、ユーザIDに予め関連付けられた、ユーザとは別の撮像拒否ユーザの顔の特徴を含む情報を記憶する。
画像管理装置4は、画像記録装置1から受信した画像を管理する装置である。具体的には、画像管理装置4は、サーバ装置(例えば、クラウドサーバ)等である。画像管理装置4は、画像記録装置1から受信した画像を画像情報DB(データベース)41へ記憶する。ユーザIDを用いて画像管理装置4へアクセスしたユーザは、上記画像情報DB41に記憶されている当該ユーザIDに関連する画像を利用(参照、取得等)することができる。
近距離無線通信デバイス2、ユーザID管理装置3、及び画像管理装置4の詳細については、後述する画像記録装置1の各ブロックの説明時に行う。
続いて、画像記録装置1のハードウェア構成を図2に示す。画像記録装置1は、図2に示すように、1又は複数のCPU110、主記憶装置であるRAM111及びROM112、入力デバイスである入力装置113、カメラ114、ディスプレイ等の出力装置115、BLE、ビーコン等の近距離無線通信用の通信モジュールである近距離無線通信モジュール116、近距離無線通信とは異なる通信を行うためのネットワークカード等のデータ送受信デバイスである通信モジュール117、半導体メモリ等の補助記憶装置118などを含むコンピュータシステムとして構成されている。画像記録装置1は、図2に示すCPU110、RAM111等のハードウェア上に所定のコンピュータソフトウェアを読み込ませることにより、CPU110の制御のもとで入力装置113、カメラ114、出力装置115、近距離無線通信モジュール116、通信モジュール117、及び補助記憶装置118を動作させるとともに、RAM111や補助記憶装置118におけるデータの読み出し及び書き込みを行うことで実現される。
図1に戻り、画像記録装置1が有する各ブロックの詳細な説明を行う。画像記録装置1は、識別子受信部11(識別子受信手段、位置取得手段)と、顔画像受信部12(顔情報取得手段)と、撮像方法決定部13と、撮像部14(撮像手段)と、判断部15(判断手段)と、画像記録部16(画像記録手段)と、画像送信部17と、を有する。
識別子受信部11は、近距離無線通信デバイス2から近距離無線通信により近距離無線通信デバイス2が記憶するユーザID及び近距離無線通信デバイス2の位置情報を受信する部分である。具体的には、識別子受信部11は、所定周期でビーコンを近距離無得通信網の電波により画像記録装置1の周囲に送信する。その後、識別子受信部11は、当該ビーコンを受信した近距離無線通信デバイス2と近距離無線接続し、近距離無線通信デバイス2へ位置情報及びユーザIDの送信要求をする。当該送信要求に応じて、近距離無線通信デバイス2は、記憶しているユーザID及び位置情報取得手段により取得した位置情報を識別子受信部11へ送信する。識別子受信部11は、近距離無線通信デバイス2から送信されたユーザID及び位置情報を受信する。識別子受信部11は、受信したユーザIDを顔画像受信部12へ送出し、受信したユーザID及び位置情報を撮像方法決定部13へ送出する。
識別子受信部11が、ビーコンを送信し、当該ビーコンを受信した近距離無線通信デバイス2と接続する技術は、公知技術により実現できる。なお、識別子受信部11は、ビーコンを用いることなく、他の近距離無線通信方法でユーザID及び近距離無線通信デバイス2の位置情報を受信するようにしてもよい。
顔画像受信部12は、ユーザIDによって示されるユーザの顔の特徴を含む情報を取得する部分である。顔画像受信部12は、ユーザの顔の特徴を含む情報として、ユーザIDに対応する顔画像を受信する。具体的には、識別子受信部11からユーザIDを受け取り、当該ユーザIDをユーザID管理装置3へ送信すると共に、ユーザIDに関連する情報の取得要求をする。ユーザID管理装置3は、画像記録装置1からユーザIDを受信すると共に、ユーザIDに関連する情報の取得要求を受け付けると、ユーザID関連情報DB31を参照し、画像記録装置1から受信したユーザIDを検索キーとして、当該ユーザIDに関連する情報(ユーザの身体特徴情報、ユーザの顔画像、ユーザの関係人物の顔画像(撮像可否を示す情報も含む)を検索する。ユーザID管理装置3は、上記検索により得られたユーザIDに関連する情報を画像記録装置1へ送信する。顔画像受信部12は、ユーザID管理装置3からユーザIDに関連する情報を受信する。顔画像受信部12は、ユーザID管理装置3から受信した、ユーザIDに関連する情報及びユーザIDを判断部15へ送出する。なお、ユーザID関連情報DB31に記憶されているユーザIDに関連する情報は、電話帳としてユーザID管理装置3に記憶された情報から抽出されたものでもよい。
撮像方法決定部13は、撮像部14が撮像する方法を決定する部分である。撮像方法決定部13は、例えば、撮像部14の撮像時の方向設定、ズーム設定を撮像方法として決定する。具体的には、撮像方法決定部13は、識別子受信部11からユーザIDと共に、同一ユーザIDの複数の位置情報を受け取り、それぞれの位置情報の受信時刻と当該位置情報の変化に基づいてユーザの移動速度を推定する。そして、撮像方法決定部13は、識別子受信部11から受け取った最新の位置情報と、当該移動速度に応じて、近距離無線通信デバイス2の現在位置を推定する。撮像方法決定部13は、予め記憶している撮像方向と位置とを関連付けた情報を参照し、当該近距離無線通信デバイス2の現在位置に対応する撮像方向を設定する。上記の関連付けた情報とは、撮像方向と当該撮像方向での撮像によって撮像可能な位置とが対応付けられた情報である。また、撮像方法決定部13は、上記のように推測した移動速度に応じてズームを設定する。例えば、撮像方法決定部13は、ズームを設定する際に、予め記憶された閾値であるズームイン速度閾値より上記移動速度が小さい場合に、ズームイン設定(予め定められた基準の撮像範囲を絞る設定)をし、予め記憶された閾値であるズームアウト速度閾値より上記移動速度が大きい場合に、ズームアウト設定(予め定められた基準の撮像範囲を広げる設定)をする。これは、移動速度が小さい場合には、近距離無線通信デバイス2の現在位置が確からしいため撮像範囲を絞ることとし、移動速度が大きい場合には、近距離無線通信デバイス2の現在位置の精度が低くなるため、撮像範囲を広げることとした。このように、撮像方法決定部13は、識別子受信部11により取得された位置の変化に基づいて撮像方法を決定する。また、撮像方法決定部13は、決定した撮像方法に基づいた情報(撮影制御情報)を撮像部14へ通知する。撮像部14は、撮像方法決定部13により通知された撮像方法に基づいて撮像する。
撮像部14は、画像を撮像する部分であり、具体的にはカメラ114により実現される。本実施形態では、1台のカメラ114により撮像部14を実現する。また、撮像部14は、識別子受信部11が設けられる位置周辺で画像を撮像する。撮像部14は、例えば、アトラクションの開始位置、アトラクションの途中の箇所、アトラクションの終了位置等のアトラクションの敷地内で画像を撮像する。この場合、ユーザの位置からでは撮像できない画像も撮像することができる。そして、撮像部14は、撮像方法決定部13から決定された撮像方法の通知を受け付けた場合、当該撮像方法に基づいて撮像する。また、撮像部14は、撮像した画像を判断部15へ送出する。判断部15は、当該画像を受け取った後に、保持する。この画像は、判断部15によって、画像を記録するか否か判断される。なお、撮像部14は、常時(例えば、数秒毎)撮像をしていてもよいし、撮像処理負荷を考慮して、識別子受信部11によりユーザIDが受信された際に撮像するようにしてもよい。例えば、撮像方法決定部13が、識別子受信部11からユーザIDを受信した際に、その旨を撮像部14へ通知することにより、撮像部14は、識別子受信部11によりユーザIDが受信された時を特定することができる。これにより、撮像部14は、識別子受信部11によりユーザIDが受信された時を基準とした期間(例えば、識別子受信部11によりユーザIDが受信された時から1分間に数秒毎)撮像することできる。
判断部15は、識別子受信部11によってユーザIDが受信された際に、撮像部14によって撮像された画像に含まれる顔の特徴を抽出し、抽出した顔の特徴と、顔画像受信部12によって取得された情報に含まれるユーザの顔及び当該ユーザに関連するユーザの顔の特徴とを比較して、比較した結果に基づいて、当該画像が画像記録対象であるか否かを判断する部分である。ここで、画像記録対象とは、画像管理装置4へ送信する対象となる画像(ユーザが撮像を所望すると想定するタイミングであるシャッタータイミングに対応する画像)をいう。すなわち、画像記録対象とは、ユーザIDを示すユーザが利用可能な画像をいう。
具体的には、判断部15は、撮像部14によって撮像された画像を受け取り、当該画像から顔部分を公知技術により検出すると共に、当該顔部分の特徴を抽出する。ここでいう顔の特徴とは、顔の形状、顔の色、顔の特徴点(眉と目の端点や中心点,あるいは鼻と口の周辺の点)の位置等である。また、判断部15は、顔画像受信部12から受け取ったユーザIDが示すユーザの顔画像や関係人物の顔画像に対しても、顔検出、及び顔の特徴を抽出する。
そして、判断部15は、撮像部14によって撮像された画像から抽出した顔の特徴と、顔画像受信部12から受け取ったユーザIDが示すユーザの顔画像や関係人物の顔画像の顔の特徴とを比較して、撮像部14によって撮像された画像に、ユーザIDが示すユーザの顔、当該ユーザIDが示すユーザの関係人物の顔が含まれているか否かを公知技術により判断する。なお、判断部15は、ユーザの身体特徴情報をさらに用いて、撮像部14によって撮像された画像に、ユーザIDが示すユーザの顔が含まれているか否かを公知技術により判断するようにしてもよい。具体的には、判断部15は、画像から抽出したユーザの各部位の大きさの割合で、身長、体重等を特定するなどして判断するようにしてもよい。
そして、判断部15は、上記判断により、ユーザIDが示すユーザの顔が撮像部14によって撮像された画像に含まれていない場合、当該画像を画像記録対象から除外する。すなわち、判断部15は、当該画像を画像記録対象ではないと判断する。また、判断部15は、ユーザIDが示すユーザの顔が撮像部14によって撮像された画像に含まれている場合において、撮像拒否のユーザの顔も含まれている場合も、撮像拒否のユーザの顔が含まれているため当該画像を画像記録対象でないと判断する。このように、判断部15は、撮像部14によって撮像された画像から抽出した顔の特徴と、顔画像受信部12から受け取った撮像拒否ユーザの顔の特徴とを比較して、比較した結果に基づいて、当該画像を画像記録対象から除外する。なお、判断部15は、撮像された画像中の撮像拒否ユーザ部分をトリミングし、トリミング後の画像を画像記録対象とするようにしてもよい。
また、判断部15は、ユーザIDが示すユーザの顔が撮像部14によって撮像された画像に含まれており、且つ当該画像に撮像拒否のユーザの顔が含まれていない場合、当該画像を画像記録対象であると判断する。
また、判断部15は、ユーザIDが示すユーザの顔が撮像部14によって撮像された画像に含まれており、当該画像に撮像拒否のユーザの顔が含まれておらず、且つ当該画像に撮像拒否ユーザではない関係人物(撮像許可ユーザ)の顔が含まれている場合、当該画像を画像記録対象であると判断すると共に、当該画像に優先度を設定する。例えば、判断部15は、撮像許可ユーザの顔が含まれていない場合と比較して、高い優先度を設定する。このように、判断部15は、撮像部14によって撮像された画像から抽出した顔の特徴と、撮像許可ユーザの顔の特徴とを比較して、比較した結果に基づいて、当該画像に優先度を設定する。
判断部15は、上述のように、識別子受信部11によってユーザIDが受信された際に撮像部14によって撮像された画像に対して上記の比較を行う。具体的には、判断部15は、顔画像受信部12からユーザID及び当該ユーザIDに関連する情報を受け取ってから所定期間、撮像部14によって撮像された画像に対して上記比較を行う。上記所定期間とは、ユーザIDが示すユーザが撮像範囲に入る可能性の高い期間であり、例えば、1分間である。なお、撮像部14が、識別子受信部11によりユーザIDが受信された際に撮像する場合には、判断部15は、当該撮像部14によって撮像された画像に対して、上記ユーザIDに関連する情報を用いて、上記比較を行う。
また、判断部15は、撮像部14によって撮像された画像のうち、画像記録対象と判断した画像を、顔画像受信部12から受け取ったユーザIDと紐づけて、画像記録部16に送出する。また、判断部15は、撮像部14によって撮像された画像のうち、画像記録対象と判断した画像に優先度を設定して画像記録部16に送出する。画像記録部16では、当該画像とユーザIDとに加えて優先度が付されている場合には、さらに優先度を付加して記録する。また、判断部15は、撮像部14から受け取った画像を上記比較するために保持する。
画像記録部16は、判断部15によって画像記録対象と判断された画像を記録する部分である。具体的には、判断部15から受け取った画像とユーザIDとを紐づけて記録する。また、画像記録部16は、画像記録対象の画像に優先度が設定されている場合、当該優先度も画像に紐づけて記録する。
画像送信部17は、画像記録部16によって記録された画像(当該画像に紐づけられたユーザID及び優先度も含む)を画像管理装置4へ送信する部分である。画像管理装置4は、画像記録装置1から受信した画像をユーザID及び優先度を紐づけて画像情報DB41に記録する。なお、画像送信部17は、近距離無線通信モジュール116を用いて、近距離無線通信デバイス2に対して、画像管理装置4へ画像が記録された旨の情報を送信する。これにより、画像送信部17は、近距離無線通信デバイス2に対して、ユーザIDが示すユーザを撮像したことを意味する通知(フィードバック)をすることができる。なお、近距離無線通信デバイス2は、上記通知を受けると、振動等によるユーザへの通知処理を行う。
近距離無線通信デバイス2が記憶しているユーザIDを用いて、情報機器(例えば、スマートフォン、パソコン)から画像管理装置4へログインすると、画像管理装置4は、当該ユーザIDに紐づけられた画像を情報機器へ表示出力したり、送信したりする。なお、画像管理装置4は、上記ユーザIDに紐づけられた画像のうち、優先度が設定された画像を他の画像より強調表示したり、送信順を優先したりする。
続いて、図3に示すフローチャートを用いて、本実施形態に係る画像記録装置1で実行される処理及び動作を説明する。まず、識別子受信部11が、ビーコンを出力し、近距離無線通信デバイス2がビーコン送信範囲に位置することを検知すると、近距離無線通信デバイス2からユーザID及び位置情報を受信する(ステップS1 識別子受信ステップ)。そして、撮像方法決定部13は、識別子受信部11によって、同一ユーザIDの近距離無線通信デバイス2から複数回位置情報を受信した場合、当該複数の位置情報に基づいて当該近距離無線通信デバイス2の移動速度を算出する。そして撮像方法決定部13は、当該移動速度に基づいて撮像方法を決定し、撮像部14へ通知する(ステップS2 撮像方法決定ステップ)。撮像部14は、撮像方法決定部13から撮像方法に基づいて撮像し、当該撮像による画像を判断部15へ送出する(ステップS3 撮像ステップ)。顔画像受信部12は、ユーザIDによって示されるユーザの顔の特徴を含む情報を取得し、取得した情報を判断部15へ送出する(ステップS4 顔情報取得ステップ)。判断部15は、撮像部14により撮像された画像(撮像画像)と、顔画像受信部12によって受信されたユーザ及び関連ユーザの顔画像とを比較し、撮像画像が画像記録対象であるか否かを判断する(ステップS5 判断ステップ)。画像記録部16は、判断部15によって画像記録対象であると判断された画像をユーザIDに紐づけて記録し(ステップS6 画像記録ステップ)、処理を終了する。
(他の実施形態)
上述の実施形態では、撮像部14が撮像した画像を判断部15で受け取り、当該画像を保持する場合について述べたが、判断部15は、自身が保持する画像のうち、受け取りから所定時間(例えば、数分)経過した画像を削除するようにしてもよい。これにより、画像記録装置1は、不要な画像(今後判断対象とはならない画像)を保持し続けることを防止することができる。
上述の実施形態では、撮像部14が撮像した画像を判断部15で受け取り、当該画像を保持する場合について述べたが、判断部15は、自身が保持する画像のうち、受け取りから所定時間(例えば、数分)経過した画像を削除するようにしてもよい。これにより、画像記録装置1は、不要な画像(今後判断対象とはならない画像)を保持し続けることを防止することができる。
上述の実施形態では、判断部15は、ユーザIDに対応するユーザの顔画像の特徴が、撮像部14による撮像画像中に含まれる場合に画像記録対象とする場合について述べたが、単にユーザの顔画像の特徴が撮像画像中に含まれるだけでなく、撮像画像に含まれる当該ユーザの顔の表情の状態(例えば、笑顔)に基づいて画像記録対象とするか否かを判断するようにしてもよい。これは、撮像画像中から表情を判断する公知技術により実現することができる。
上述の実施形態では、顔画像受信部12は、ユーザID管理装置3からユーザIDに関連する情報を受信する場合について述べたが、近距離無線通信デバイス2がユーザIDに関連する情報を記憶している場合には、識別子受信部11を介してユーザIDに関連する情報を受信するようにしてもよい。
上述の実施形態では、顔画像受信部12が、ユーザの顔の特徴を含む情報として、ユーザの顔画像を受信する場合について述べたが、ユーザの顔の特徴(上述した判断部15によって画像の顔部分から抽出される特徴)を示す情報を予めユーザID管理装置3に記憶させておき、ユーザの顔の特徴を含む情報として、ユーザの顔画像の代わりにユーザの顔の特徴を示す情報を受信するようにしてもよい。
また、判断部15は、撮像画像に含まれるユーザIDが示すユーザのジェスチャの有無に基づいて画像記録対象とするか否かを判断するようにしてもよい。具体的には、ユーザからの撮像要求を示すジェスチャの特徴情報(例えば、手で示すジェスチャの場合、ジェスチャ時の手の形状)を予め判断部15で記憶しておき、撮像画像から上記ジェスチャの部位(上記例の場合における、手)を検出し、検出した部位の形状を特徴情報として抽出し、当該抽出した特徴情報と、ジェスチャの特徴情報とが共通する場合、画像記録対象とする。
また、画像記録装置1を複数の装置に分離してもよい。例えば、画像記録装置1を、撮像装置と、画像解析装置とを含む装置とするようにしてもよい。この場合、撮像装置と、画像解析装置とが、通信手段(例えば、無線通信)により互いに情報の送受信を行う。この撮像装置は、上述した画像記録装置1の機能のうち、撮像部14に対応する機能を有する。画像解析装置は、それ以外の機能を有する。画像解析装置は、撮像装置から受信した撮像画像を受信する毎に、撮像画像が画像記録対象であるか否かを判断してもよいし、ある一定のタイミング(例えば、1日に1回)で、まとめて撮像画像が画像記録対象であるか否かを判断してもよい。また、画像記録装置1と、ユーザID管理装置3と、画像管理装置4とを1台の装置により実現してもよい。また、画像記録装置1を複数の装置に分離する場合、判断部15に対応する処理をクラウド上で行ってもよい。
また、判断部5は、撮像画像中に撮像拒否ユーザが含まれると判断した場合、撮像画像中の撮像拒否ユーザの位置と、撮像拒否ユーザが含まれた旨を撮像方法決定部13へ通知するようにしてもよい。これに応じて、撮像方法決定部13は、当該撮像拒否ユーザの位置に基づいて撮像方法を変更するようにしてもよい。具体的には、撮像方法決定部13は、撮像拒否ユーザの位置が撮像範囲から外れるように撮像方向、ズーム設定する。
また、複数台のカメラ114により撮像部14を実現するようにしてもよい。また、上述の実施形態において、撮像方法決定部13は、近距離無線通信デバイス2より受信した位置情報に基づいて、移動速度を算出する場合について述べたが、判断部15が同一ユーザIDが示すユーザを含む撮像画像におけるそれぞれの撮像画像中の上記ユーザの位置に基づいて移動速度を算出するようにしてもよい。例えば、判断部15が、撮像画像中におけるユーザ位置及び撮像時刻を撮像方法決定部13へ通知し、撮像方法決定部13が、当該ユーザ位置及び撮像時刻に基づいて移動速度を算出する。
また、画像送信部17は、画像にユーザIDを紐づけて画像管理装置4へ送信する場合について述べたが、上記画像に対してさらに撮像位置、撮像日時を紐づけて画像管理装置4へ送信するようにしてもよい。例えば、画像記録装置1で撮像位置の情報を予め記憶し、撮像部14が撮像日時を取得することにより、上記撮像位置及び撮像日時を公知技術で画像に紐づけることにより、実現することができる。この場合、画像管理装置4は、ユーザに対して場所別・日時別に画像を提供することができ、ユーザに対して、アルバムのように、所定の条件(場所、日時)で整理した状態で画像を提供することができる。すなわち、上述の撮像システムは、ユーザIDに紐づけて当該ユーザID用のアルバムを自動作成することができる。
上述の実施形態では、撮像部14が、常時撮像する場合や、識別子受信部11によりユーザIDが受信された際に撮像する場合について述べたが、上述の公知技術により顔部分を含む画像を検出した場合、あるいは当該顔部分が笑顔等の特定の表情である場合であることを条件として撮像するようにしてもよい。また、撮像部14は、上述のようにジェスチャ(例えば、シャッターを押す仕草を示すジェスチャ)を含む画像を撮像した場合に、判断部15へ画像を送出するようにしてもよい。
上述の実施形態では、判断部15は、ユーザIDが示すユーザの顔を含む画像を画像記録対象とする場合について述べたが、数を限定して風景の画像を画像記録対象とするようにしてもよい。
(作用効果)
続いて、作用効果について説明する。画像記録装置1は、識別子受信部11が、ユーザIDを受信し、顔画像受信部12が当該ユーザIDに対応する顔画像を受信し、判断部15が、ユーザIDを受信した際に撮像部14によって撮像された画像に含まれる顔の特徴と顔画像の特徴とを比較した結果に基づいて、画像記録対象であるか否かを判断し、画像記録部16が、判断部15によって画像記録対象であると判断された画像を記録する。
続いて、作用効果について説明する。画像記録装置1は、識別子受信部11が、ユーザIDを受信し、顔画像受信部12が当該ユーザIDに対応する顔画像を受信し、判断部15が、ユーザIDを受信した際に撮像部14によって撮像された画像に含まれる顔の特徴と顔画像の特徴とを比較した結果に基づいて、画像記録対象であるか否かを判断し、画像記録部16が、判断部15によって画像記録対象であると判断された画像を記録する。
画像記録装置1によれば、撮像された画像中の顔部分の特徴と、ユーザIDに対応する顔画像から抽出した顔部分の特徴とを比較して、その比較結果に基づいて記録対象の画像を決定するので、ユーザIDに対応する顔が含まれる撮像画像を提供することができ、ユーザIDに対応する顔が含まれない画像を記録対象から除去することができる。すなわち、不特定多数の人がいる中で自動撮像する場合でも、より確実にユーザが所望する画像を提供することができる。また、判断部15は、ユーザIDを受信したタイミングで、撮像された画像中の顔部分の特徴と、ユーザIDに対応する顔画像の顔部分の特徴とを比較するので、当該比較処理の負荷を軽減することができる。上述のように、画像記録装置1は、顔部分の特徴をフィルターとして、画像記録対象の画像を決定している。また、画像記録装置1が、自動的に画像を撮像するので、家族のおでかけ、学校行事などにおいて、同行者に撮像処理負担がかかることはない。
また、撮像部14は、識別子受信部11が設けられる位置周辺で画像を撮像するようにしてもよい。この場合、近距離無線通信デバイス2を所持するユーザが位置する可能性が高い箇所を撮像することができる。なお、撮像部14が遠方の位置を撮像可能であれば、必ずしも上記の構成を取る必要はない。
また、顔画像受信部12が、撮像拒否ユーザの顔画像を取得して、判断部15が、当該撮像拒否ユーザの顔画像が含まれる撮像画像を画像記録対象から除外してもよい。この場合、撮像拒否ユーザが含まれる撮像画像を記録してしまうことを回避することができる。すなわち、ユーザに不要な画像を提供してしまうことを回避することができる。なお、撮像拒否ユーザがいない場合は、必ずしも上記の構成を取る必要はない。
また、撮像方法決定部13は、近距離無線通信デバイス2の位置に基づいて撮像方法を決定するようにしてもよい。この場合、近距離無線通信デバイス2のユーザの位置に基づいて撮像することができる。すなわち、近距離無線通信デバイス2のユーザをより確実に撮像することができる。なお、位置変化が少ない場合(例えば、位置情報によらず近距離無線通信デバイス2の位置が特定できる場合)等、位置を検出する意義が少ない場合は、必ずしも上記の構成を取る必要はない。
また、判断部15は、ユーザIDが示すユーザの顔画像を含むだけでなく、当該ユーザとは別のユーザの顔画像も含む画像を優先的に記録するようにしてもよい。この場合、近距離無線通信デバイス2のユーザだけでなく、当該ユーザに関連するユーザも写っている画像を記録することができる。すなわち、ユーザIDに対応するユーザがより所望する画像を提供することができる。なお、ユーザIDに対応するユーザが、ユーザの関係人物が画像に含まれているか否かが優先事項でない場合は、必ずしも上記の構成を取る必要はない。
上述の実施形態では、遊園地で利用されることを想定した例を示したが、公園や学校行事(運動会等)等の不特定多数が集まる場所・場面で利用されてもよい。
1…画像記録装置、2…近距離無線通信デバイス、3…ユーザID管理装置、4…画像管理装置、11…識別子受信部、12…顔画像受信部、13…撮像方法決定部、14…撮像部、15…判断部、16…画像記録部、17…画像送信部、31…ユーザID関連情報DB、41…画像情報DB。
Claims (6)
- 近距離無線通信なデバイスであると共にユーザの識別子を記憶する近距離無線通信デバイスから近距離無線通信により当該識別子を受信する識別子受信手段と、
前記識別子受信手段によって受信された識別子によって示されるユーザの顔の特徴を含む情報を取得する顔情報取得手段と、
画像を撮像する撮像手段と、
前記識別子受信手段によって識別子が受信された際に前記撮像手段によって撮像された画像に含まれる顔の特徴を抽出し、抽出した顔の特徴と、前記顔情報取得手段によって取得された情報に含まれる前記ユーザの顔の特徴とを比較して、比較した結果に基づいて、当該画像が画像記録対象であるか否かを判断する判断手段と、
前記判断手段によって、画像記録対象と判断された画像を記録する画像記録手段と、
を備える画像記録装置。 - 前記撮像手段は、前記識別子受信手段が設けられる位置周辺で画像を撮像する、請求項1に記載の画像記録装置。
- 前記顔情報取得手段は、前記識別子受信手段によって受信された識別子に予め関連付けられた、前記ユーザとは別の撮像拒否ユーザの顔の特徴を含む情報をさらに取得し、
前記判断手段は、前記撮像手段によって撮像された画像から抽出した顔の特徴と、前記顔情報取得手段によって取得された情報に含まれる前記撮像拒否ユーザの顔の特徴とを比較して、比較した結果に基づいて、当該画像を画像記録対象から除外する、請求項1又は2に記載の画像記録装置。 - 前記近距離無線通信デバイスの位置を複数回取得する位置取得手段をさらに備え、
前記撮像手段は、前記位置取得手段により取得された位置の変化に基づいて撮像方法を決定し、当該撮像方法に基づいて撮像する、請求項1〜3の何れか一項に記載の画像記録装置。 - 前記顔情報取得手段は、前記識別子受信手段によって受信された識別子に予め関連付けられた、前記ユーザとは別の撮像許可ユーザの顔の特徴を含む情報をさらに取得し、
前記判断手段は、前記撮像手段によって撮像された画像から抽出した顔の特徴と、前記顔情報取得手段によって取得された情報に含まれる前記撮像許可ユーザの顔の特徴とを比較して、比較した結果に基づいて、当該画像に優先度を設定する、請求項1〜4の何れか一項に記載の画像記録装置。 - 画像を記録する装置で実行される画像記録方法であって、
近距離無線通信なデバイスであると共にユーザの識別子を記憶する近距離無線通信デバイスから近距離無線通信により当該識別子を受信する識別子受信ステップと、
前記識別子受信ステップにおいて受信された識別子によって示されるユーザの顔の特徴を含む情報を取得する顔情報取得ステップと、
画像を撮像する撮像ステップと、
前記識別子受信ステップにおいて識別子が受信された際に前記撮像ステップにおいて撮像された画像に含まれる顔の特徴を抽出し、抽出した顔の特徴と、前記顔情報取得ステップにおいて取得された情報に含まれる前記ユーザの顔の特徴とを比較して、比較した結果に基づいて、当該画像が画像記録対象であるか否かを判断する判断ステップと、
前記判断ステップにおいて、画像記録対象と判断された画像を記録する画像記録ステップと、
を含む画像記録方法。
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