JP6734487B2 - 地域別笑顔度表示システム、地域別笑顔度表示方法及びプログラム - Google Patents
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Description
本発明は、複数の撮像装置にて撮影された、人物の画像を取得するステップと、前記画像を解析して、各人物が笑顔になったことを判定するステップと、一以上の人物が前記複数の撮像装置にて撮影された場合に、前記判定の結果および前記画像を撮像した各撮像装置の位置に基づいて、地域別の笑顔度を人物ごとに算出して表示する表示するステップと、を有する地域別笑顔度表示方法を提供する。
本発明は、コンピュータに、複数の撮像装置にて撮影された、人物の画像を取得するステップと、前記画像を解析して、各人物が笑顔になったことを判定するステップと、一以上の人物が前記複数の撮像装置にて撮影された場合に、前記判定の結果および前記画像を撮像した各撮像装置の位置に基づいて、地域別の笑顔度を人物ごとに算出して表示する表示するステップと、を実行させるためのプログラムを提供する。
本発明は、人物の画像を取得する取得手段と、前記画像を解析して、笑顔を判定する判定手段と、前記判定の結果に基づいて、地域別の笑顔度を計算して表示する表示手段とを備える地域別笑顔度表示システムを提供する。
図1は地域別笑顔度表示システム1の概要を示すブロック図である。地域別笑顔度表示システム1は、カメラ100と、サーバ装置200と、ユーザ端末300とを含む。カメラ100、サーバ装置200及びユーザ端末300はネットワーク900を介して通信可能に接続される。
図6は、地域別笑顔度表示システム1の動作例を示す。各カメラ100は、撮像した画像(ここでは定期的に撮像された静止画とする)を示す画像データを、決められたタイミングでサーバ装置200に送信する。取得部21は、これらの画像データを取得する(ステップS1)。この画像データには、各カメラ100の撮像位置及び撮像日時が付加されている。
本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、種々の変形実施が可能である。以下、変形例をいくつか説明する。以下の変形例のうち2つ以上のものが組み合わせて用いられてもよい。
判定部22が顔認識技術やそのほかの技術により同一人物であることを認識できる場合、表示部23は、同一人物の画像を撮像したカメラ100の位置に基づいて、当該人物の地域別の笑顔度を計算して表示するようにしてもよい。具体的には、判定部22は、地域別笑顔度データベースにおいて、同一人物が笑顔になった地域の地域IDをその人物の人物IDに対応づけて記憶する。さらに、判定部22は、地域別笑顔度データベースにおいて、同一人物が笑顔になった回数である笑顔カウント値を地域IDに対応づけて記憶する。表示部23は、各々の人物の人物IDに対応づけて、地域別の笑顔度を表示する。これにより、各々の人物がどの地域で笑顔になることが多いか又は少ないかを知ることができる。同一人物であることを認識する技術としては、顔認識技術のほか、例えば各人物が固有のIDを発信する発信装置を携帯しておき、そのIDをカメラ100が受信してサーバ装置200に画像データとともに転送することで、同一人物であることを認識する方法もあり得る。
判定部22が顔認識技術により人物の属性を特定することができる場合、表示部23は、地域別に人物属性別の笑顔度を計算して表示するようにしてもよい。具体的には、判定部22は、カメラ100により撮像された画像に含まれる人物について、顔認識技術により人物の属性(性別、年齢等)を推定する。そして、判定部22は、地域別笑顔度データベースにおいて、地域別且つ人物属性別に笑顔度を算出して記憶する。表示部23は、地域別且つ人物属性別に笑顔度を表示する。これにより、どのような属性の人物がどの地域で笑顔になることが多いか又は少ないかを知ることができる。人物の属性を認識する技術としては、顔認識技術のほかにも以下のようなものがある。例えばサーバ装置200の判定部22が人物の属性を人物IDに対応付けて記憶しておく。各人物は人物IDを発信する発信装置を携帯しておき、その人物IDをカメラ100が受信してサーバ装置200に画像データとともに転送する。サーバ装置(判定部22)は受信した人物IDに対応する属性を参照することで、画像に含まれる各人物の属性を認識する。
表示部23は、地域別に所定期間別の笑顔度を計算して表示するようにしてもよい。具体的には、判定部22は、カメラ100から送信されてくる画像データに付加されている撮像日時に基づいて、地域別笑顔度データベースにおいて、地域別且つ所定期間別(例えば1時間単位、1日単位、1週間単位、1ヶ月単位等)に笑顔度を算出して記憶する。表示部23は、地域別且つ所定期間別に笑顔度を表示する。これにより、各地域においてどの期間に笑顔になることが多いか又は少ないかを知ることができる。
実施形態において、判定部22は、笑顔度を、地域の人口をその地域において0時から24時までにカウントされた笑顔の人物の総数(笑顔カウント値)で除算することで算出していたが、笑顔の算出方法はこの例に限定されない。例えば、判定部22は、画像に含まれている人物の総数を、その画像に含まれている笑顔の人物の総数で除算する計算を経て笑顔度を算出してもよいし、画像に含まれている笑顔の人物の総数そのものを笑顔度としてもよい。また、笑顔カウント値の累積期間は1日に限らず、任意の期間を用いることができる。要するに、笑顔度は、笑顔の人間の多さ又は少なさを地域別に比較し得る指標となるものであればよい。
サーバ装置200がカメラ100から画像を取得するタイミングやサーバ装置200にて画像解析を実行するタイミングは、任意である。例えば、各カメラ100は自発的に画像データをサーバ装置200に送信することはせず、サーバ装置200はユーザ端末300からの要求に応じてカメラ100に画像データを要求してもよい。あるいは、サーバ装置200はユーザ端末300からの要求のタイミングとは関係なく、予め定められたスケジュールに従って画像解析を実行してもよい。撮像された画像の取得、画像の解析、笑顔判定及び伝染判定は、複数のノードで行ってもよいし、一つのノードにて実行されてもよい。例えば、ユーザ端末300がサーバ装置200の機能を有してもよい。
Claims (5)
- 複数の撮像装置にて撮影された、人物の画像を取得する取得手段と、
前記画像を解析して、各人物が笑顔になったことを判定する判定手段と、
一以上の人物が前記複数の撮像装置にて撮影された場合に、前記判定の結果および前記画像を撮像した各撮像装置の位置に基づいて、地域別の笑顔度を人物ごとに算出して表示する表示する表示手段と、
を備える地域別笑顔度表示システム。 - 前記表示手段は、さらに所定期間別の笑顔度を計算して表示する
請求項1に記載の地域別笑顔度表示システム。 - 各人物に固有のIDを記憶する記憶手段を更に備え、
各撮像装置は、各人物が携帯する発信装置から送信された、各人物に固有のIDを受信する受信手段を備え、
各撮像装置は、該受信したIDとともに該撮像された画像を前記判定手段に送信し、
前記表示手段は、前記IDを照合することにより、同一人物であるか否かを判定する
請求項1または請求項2に記載の地域別笑顔度表示システム。 - 複数の撮像装置にて撮影された、人物の画像を取得するステップと、
前記画像を解析して、各人物が笑顔になったことを判定するステップと、
一以上の人物が前記複数の撮像装置にて撮影された場合に、前記判定の結果および前記画像を撮像した各撮像装置の位置に基づいて、地域別の笑顔度を人物ごとに算出して表示する表示するステップと、
を有する地域別笑顔度表示方法。 - コンピュータに、
複数の撮像装置にて撮影された、人物の画像を取得するステップと、
前記画像を解析して、各人物が笑顔になったことを判定するステップと、
一以上の人物が前記複数の撮像装置にて撮影された場合に、前記判定の結果および前記画像を撮像した各撮像装置の位置に基づいて、地域別の笑顔度を人物ごとに算出して表示する表示するステップと、
を実行させるためのプログラム。
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