JP7056143B2 - 免疫学的測定用組成物および免疫学的測定方法 - Google Patents
免疫学的測定用組成物および免疫学的測定方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7056143B2 JP7056143B2 JP2017249054A JP2017249054A JP7056143B2 JP 7056143 B2 JP7056143 B2 JP 7056143B2 JP 2017249054 A JP2017249054 A JP 2017249054A JP 2017249054 A JP2017249054 A JP 2017249054A JP 7056143 B2 JP7056143 B2 JP 7056143B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- composition
- immunological measurement
- separation
- dioxetane
- copper ions
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Investigating Or Analysing Materials By The Use Of Chemical Reactions (AREA)
- Measuring Or Testing Involving Enzymes Or Micro-Organisms (AREA)
Description
ホスファターゼとしては種々のものが知られているが、例えばアルカリホスファターゼ(EC 3.1.3.1、以下ALPとも称する)(たとえば特許文献1、2)は、遺伝子工学用酵素として利用されるほか、酵素免疫測定法における標識酵素として広く利用されており、化学発光基質と組み合わせて様々な分析方法に利用されている(たとえば特許文献3)。
[項1] 免疫学的測定方法に用いるための組成物であって、発光基質及び/又はエンハンサーを含み、かつ、該組成物の銅イオン濃度が0.01mg/L以下である、免疫学的測定用組成物。
[項2] 発光基質を利用する免疫学的測定方法に用いるための組成物であって、発光基質添加前のB/F分離用の洗浄液を含み、かつ、該組成物の銅イオン濃度が0.01mg/L以下である、免疫学的測定用組成物。
[項3] 銅イオン濃度が0.001mg/L以下である、項1または2に記載の組成物。
[項4] 発光基質が、2-クロロ-5-(4-メトキシスピロ[1,2-ジオキセタン-3,2’-(5-クロロトリシクロ[3.3.1.1(3,7)]デカン)]-4-イル)-1-フェニルリン酸二ナトリウム(商標名:CDP-Star)、3-(4-メトキシスピロ[1,2-ジオキセタン-3,2’-(5’-クロロ)トリシクロ[3.3.1.1(3,7)]デカン-4-イル)フェニルリン酸二ナトリウム(商標名:CSPD)、3-(2’-スピロアダマンタン)-4-メトキシ-4-(3”-ホスホリルオキシ)フェニル-1,2-ジオキセタン(商標名:AMPPD)、3-(4-メトキシスピロ[1,2-ジオキセタン-3,2’-トリシクロ[3.3.1.1(3,7)]デカン-4-イル)フェノール二水素リン酸二ナトリウム塩(商標名:LumigenPPD、商標名:Lumi-Phos530)、及び[(4-クロロフェニル)スルファニル](10-メチル-9(10H)-アクリジニリデン)メチルホスフェート二ナトリウム;[(4-クロロフェニル)チオ](10-メチル-9(10H)-アクリジニリデン)-メタノール1-(二水素リン酸)二ナトリウム塩(1:2)(商標名:Lumigen APS-5)からなる群の中から選択される少なくとも一種の発光基質である、項1から3のいずれかに記載の組成物。
[項5] ホスファターゼを用いる免疫学的測定方法で使用される、項1~4のいずれかに記載の免疫学的測定用組成物。
[項6] 項1から5のいずれかに記載の組成物を含む、免疫学的測定用キット。
[項7] 項1から5のいずれかに記載の組成物、または、項6に記載のキットを用いる、免疫学的測定方法。
[項8] 免疫学的測定方法において、発光基質及び/又はエンハンサーが含まれる組成物の銅イオン濃度を0.01mg/L以下にする、免疫学的測定用組成物の安定性を向上させる方法。
[項9] 発光基質を利用する免疫学的測定方法において、発光基質添加前のB/F分離用の洗浄液用組成物の銅イオン濃度を0.01mg/L以下にする、免疫学的測定用組成物の安定性を向上させる方法。
[項10] キレート剤を用いて、前記組成物の銅イオン濃度を0.01mg/L以下にすることを特徴とする、項8又は9に記載の免疫学的測定用組成物の安定性を向上させる方法。
また、これらの方法を適用できる自動分析機が種々知られている。たとえば、ガラスフィルター担体を固相に用いる方法が適用できる自動分析機として、特許文献4に記載の測定システムが例示できる。また、市販のものではPOCube(登録商標、東洋紡製)などが例示できる。
[A]ブロック液
[B]洗浄液
[C]R1試薬(ビオチン標識抗測定対象抗体を含む)
[D]R2試薬(アルカリホスファターゼ標識抗測定対象抗体を含む)
[E]R3試薬(発光基質及び/又はエンハンサーを含む)
[F]抗ビオチン抗体が固定化された固相。
[A]ブロック液
[B]洗浄液
[D]R2試薬(アルカリホスファターゼ標識抗測定対象抗体を含む)
[E]R3試薬(発光基質及び/又はエンハンサーを含む)
[F]抗測定対象抗体が固定化された固相。
固相化担体としてマイクロタイタープレートやチューブを用いる場合は、固相化担体自体を反応容器とすることができるが、固相化担体とは別途に各種の反応容器を用いることもできる。
例えば、固相化担体としてガラスフィルターを用いる場合は、図2のような形態からなる反応容器(特許文献5や特許文献6などに記載の反応容器)を用いることができる。図2において、(a)はこの容器の斜視図であり、(b)はこの容器の断面図である。図2において、1:反応容器(全体)、2:開口部、3:多孔性担体、4:吸水層、5:液体不透過性容器、をそれぞれ示す。
この反応容器は、例えば前記の特許文献4に記載の測定システムに適用することができる。
(1)測定対象を[C]R1試薬(ビオチン標識抗測定対象抗体)と[D]R2試薬(アルカリホスファターゼ標識抗測定対象抗体)とで挟んだ複合体を作製する。
(2)工程(1)で得られた複合体を、反応容器の開口部から固相に滴下し、そのビオチン標識部分と[F]の固相に標識された抗ビオチン抗体との相互作用により固相に結合させる。なお、工程(2)が開始される前に、固相には、予め[A]ブロック液を反応容器の開口部から固相に滴下して非特異反応のブロッキングをしておくことが好ましい。
(3)[B]洗浄液を反応容器の開口部から固相に滴下して、工程(1)で複合体を形成しなかった[C]R1試薬と[D]R2試薬などを反応系外である固相の下の吸水層に移動させる。(発光基質添加前のB/F分離)
(4)[E]R3試薬(発光基質及び/又はエンハンサー)を反応容器の開口部から固相に滴下して、固相に結合した前記複合体のアルカリホスファターゼ標識部分と反応させ、発光強度を測定する。
ここで、B/F分離とは、抗原と抗体とが結合している結合型分画(Bound、B)と、結合していない遊離型分画(Free、F)とを分離することをいう。
または、本発明のキットの構成として、例えば、図1のような形態からなるカートリッジ(特許文献4に記載の試薬カートリッジ)を用い、その各ウェルに前記[A]~[E]の溶液が別々に保持されていてもよい。
このような組成物は、前記の組成物[A]~[F]を含む測定キットのうち、[E]R3試薬(発光基質及び/又はエンハンサー)に該当する。前記キットの構成において[E]R3試薬の銅イオン濃度が0.01mg/L以下であれば、[E]R3試薬単独で本発明の免疫学的測定用組成物に該当するし、また、組成物[A]~[F]を含む測定キットも本発明の免疫学的測定用キットに該当する。
このような組成物は、前記の組成物[A]~[F]を含む測定キットのうち、[B]洗浄液に該当する。前記キットの構成において[B]洗浄液の銅イオン濃度が0.01mg/L以下であれば、[B]洗浄液単独で本発明の免疫学的測定用組成物に該当するし、また、組成物[A]~[F]を含む測定キットも本発明の免疫学的測定用キットに該当する。
本発明で用いるブロッキング剤は、特に限定されない。例えば、カゼイン、スキムミルク、ウシ血清アルブミン(BSA)、ゼラチンなどのほか、血液タンパク質または植物タンパク質を有効成分とするもの、兎血液成分などを用いることができる。なかでもカゼインが好ましい。
前記[C]R1試薬としては、アミノ基またはスルフヒドリル基にビオチンを標識した抗体を用いることが好適であり、前記R1試薬中の成分としては防腐剤や蛋白成分等を含んでよい。
前記[D]R2試薬としては、検出に利用する酵素標識の態様は特に限定されないが、アミノ基またはスルフヒドリル基にアルカリホスファターゼを標識した抗体を用いることが好適であり、前記R2試薬中の成分としては防腐剤や蛋白成分等を含んでよい。
また、前記の第二の態様である測定キットで用いられる抗体も、上記と同様のものを使用することができる。
例えば、アルカリホスファターゼを用いる系の場合は、前記[E]R3試薬に含まれる発光基質として、Lumigen APS-5(商標)、LumigenPPD(商標)、Lumi-Phos530(商標)(以上Lumigen社)、CDP-Star(商標)、CSPD(商標)、AMPPD(商標)(以上Tropix社)等を使用することができるが、これらに限定されない。
前記で示した基質は、市販品を用いることができる。基質を含む基質液の組成は、その機能を損ねない範囲で、特に限定されない。
本明細書においては、銅イオン濃度は、ICP-AES(アメテック社のSPECTROBLUE(登録商標)を使用)で測定した値で定義される。ただし、ICP-AESで検出限界を下回ったため検出できなかったと判断される場合は、さらに、ICP-MS(アジレント・テクノロジー社のAgilent7700sICP-MSを使用)で測定した値を採用する。
本発明者は、発光基質の1種であるCDP-StarとALPとを用いた化学発光免疫測定法において、原因不明の測定値低下を経験した。本発明者は、試薬組成について検討を行い、洗浄液中に含まれる重金属イオンの影響について評価を行った。
以下の実験では、蒸留水を用いて重金属イオンを含まない洗浄液を作成し、検討のベース組成とした。このベース組成の洗浄液に、各金属を表1のように添加して影響を及ぼす金属を特定した。金属はチタンおよびモリブデン以外は塩化物塩で添加した。チタンは酸化チタン硫酸塩、モリブデンはモリブデン酸ナトリウムを用いた。表1に示す金属濃度(mg/L)は、塩としての添加濃度ではなく金属としての添加濃度である。
[試薬]
[A]ブロック液(1重量%カゼイン)
[B]洗浄液(水に、表1に記載の濃度の各金属を添加)
[C]R1試薬(5.0μg/mlビオチン標識抗CRP抗体液)
[D]R2試薬(5.0ng/ml アルカリホスファターゼ標識抗CRP抗体液)
[E]R3試薬(ロシュ社CDP-StarTM Ready-to-Use With Emerald-II;発光基質共にエンハンサーを含む混合物)
[F]POCube(登録商標)専用反応容器(第一抗体に結合したリガンドを特異的に認識するリガンド捕捉剤が結合された多孔性フィルタ(抗ビオチン抗体を結合させたガラスフィルター固相)を含む容器)
(1)R1試薬30μLとR2試薬20μLおよび試料として予め生理食塩水で20倍希釈した血清10μLを別のウェルに自動分注・混合し、40℃で2分30秒インキュベートし抗原-抗体のサンドイッチ複合体を形成した。
(2)POCube(登録商標)専用反応容器に、ブロック液を50μL添加した後、(1)でインキュベート後の液40μLを反応容器に滴下し、40℃で20秒インキュベートし抗原-抗体のサンドイッチ複合体を反応容器に結合させた。
(3)インキュベート後、反応容器に表1に記載の各洗浄液80μLを2回分注し、B/F分離を行った後、R3試薬30μLを添加し、発光強度を測定した。
実施例1と同様の方法で、ベース組成の洗浄液に添加する銅の濃度を0mg/L、0.001mg/L、0.01mg/L、0.1mg/L、1mg/Lとして、測定値を確認した。
実施例1と同様の方法で、用いる発光基質をLumigen APS-5(商標)に変更し、洗浄液に添加する銅の濃度を0mg/L、0.001mg/L、0.01mg/L、0.1mg/L、1mg/Lとして測定値を確認した。
実施例1と同様の方法で、[B]洗浄液には銅などの金属を添加せず、そのかわりに、以下の[A][C][D]および[E]の各試薬にそれぞれ1mg/Lの銅を添加して、測定値を確認した。
[A]ブロック液
[C]R1試薬(ビオチン標識抗測定対象抗体)
[D]R2試薬(アルカリホスファターゼ標識抗測定対象抗体)
[E]R3試薬(発光基質と共にエンハンサーを含む混合物)
実施例1と同様の方法で、[B]洗浄液には銅などの金属を添加せず、そのかわりに、R3試薬に添加する銅の濃度を0mg/L、0.001mg/L、0.01mg/L、0.1mg/L、1mg/Lとして測定値を確認した。
実施例1と同様の方法で、[B]洗浄液に銅を1mg/Lとなるように添加した。さらに、[E]R3試薬にエチレンジアミン四酢酸二ナトリウム(EDTA・2Na)を0mM、0.01mM、0.1mM、1mM、5mM、10mMとなるように添加し、測定値を確認した。
Claims (16)
- 銅イオンを含み得るB/F分離用洗浄液を使用する免疫学的測定方法に用いるための組成物であって、2-クロロ-5-(4-メトキシスピロ[1,2-ジオキセタン-3,2’-(5-クロロトリシクロ[3.3.1.1(3,7)]デカン)]-4-イル)-1-フェニルリン酸二ナトリウム(商標名:CDP-Star)、3-(4-メトキシスピロ[1,2-ジオキセタン-3,2’-(5’-クロロ)トリシクロ[3.3.1.1(3,7)]デカン]-4-イル)フェニルリン酸二ナトリウム(商標名:CSPD)、3-(2’-スピロアダマンタン)-4-メトキシ-4-(3”-ホスホリルオキシ)フェニル-1,2-ジオキセタン(商標名:AMPPD)、3-(4-メトキシスピロ[1,2-ジオキセタン-3,2’-トリシクロ[3.3.1.1(3,7)]デカン-4-イル)フェノール二水素リン酸二ナトリウム塩(商標名:Lumigen PPD、商標名:Lumi-Phos530)、及び[(4-クロロフェニル)スルファニル](10-メチル-9(10H)-アクリジニリデン)メチルホスフェート二ナトリウム;[(4-クロロフェニル)チオ](10-メチル-9(10H)-アクリジニリデン)-メタノール1-(二水素リン酸)二ナトリウム塩(1:2)(商標名:Lumigen APS-5)からなる群の中から選択される少なくとも一種の発光基質と、0.01~10mMのキレート剤とを含み、かつ、該組成物の銅イオン濃度が0.01mg/L以下であり、前記B/F分離用洗浄液による洗浄後に用いることによって銅イオンによる感度低下を抑制できる、免疫学的測定用組成物。
- 前記B/F分離用洗浄液が0.01~1mg/Lの銅イオンを含み得る、請求項1に記載の免疫学的測定用組成物。
- 前記B/F分離用洗浄液が0.1~1mg/Lの銅イオンを含み得る、請求項1又は2に記載の免疫学的測定用組成物。
- 銅イオン濃度が0.001mg/L以下である、請求項1~3のいずれかに記載の免疫学的測定用組成物。
- ホスファターゼを用いる免疫学的測定方法で使用される、請求項1~4のいずれかに記載の免疫学的測定用組成物。
- アルカリホスファターゼを用いる免疫学的測定方法で使用される、請求項1~5のいずれかに記載の免疫学的測定用組成物。
- キレート剤としてエチレンジアミン四酢酸又はその塩を含む、請求項1~6のいずれかに記載の免疫学的測定用組成物。
- 請求項1から7のいずれかに記載の組成物を含む、銅イオンを含み得るB/F分離用洗浄液を使用する免疫学的測定方法に用いるための免疫学的測定用キット。
- 請求項1から7のいずれかに記載の組成物、または、請求項8に記載のキットを用いる、銅イオンを含み得るB/F分離用洗浄液を使用する免疫学的測定方法。
- 銅イオンを含み得るB/F分離用洗浄液を使用する免疫学的測定方法において、前記B/F分離用洗浄液による洗浄後に用いる免疫学的測定用組成物であって2-クロロ-5-(4-メトキシスピロ[1,2-ジオキセタン-3,2’-(5-クロロトリシクロ[3.3.1.1(3,7)]デカン)]-4-イル)-1-フェニルリン酸二ナトリウム(商標名:CDP-Star)、3-(4-メトキシスピロ[1,2-ジオキセタン-3,2’-(5’-クロロ)トリシクロ[3.3.1.1(3,7)]デカン]-4-イル)フェニルリン酸二ナトリウム(商標名:CSPD)、3-(2’-スピロアダマンタン)-4-メトキシ-4-(3”-ホスホリルオキシ)フェニル-1,2-ジオキセタン(商標名:AMPPD)、3-(4-メトキシスピロ[1,2-ジオキセタン-3,2’-トリシクロ[3.3.1.1(3,7)]デカン-4-イル)フェノール二水素リン酸二ナトリウム塩(商標名:Lumigen PPD、商標名:Lumi-Phos530)、及び[(4-クロロフェニル)スルファニル](10-メチル-9(10H)-アクリジニリデン)メチルホスフェート二ナトリウム;[(4-クロロフェニル)チオ](10-メチル-9(10H)-アクリジニリデン)-メタノール1-(二水素リン酸)二ナトリウム塩(1:2)(商標名:Lumigen APS-5)からなる群の中から選択される少なくとも一種の発光基質を含み、かつ銅イオン濃度が0.01mg/L以下である免疫学的測定用組成物に、0.01~10mMのキレート剤を添加することによって、B/F分離用洗浄液に含まれ得る銅イオンによる感度低下を抑制する方法。
- 前記B/F分離用洗浄液が0.01~1mg/Lの銅イオンを含み得る、請求項10に記載の方法。
- 前記B/F分離用洗浄液が0.1~1mg/Lの銅イオンを含み得る、請求項10又は11に記載の方法。
- 前記免疫学的測定用組成物の銅イオン濃度が0.001mg/L以下である、請求項10~12のいずれかに記載の方法。
- ホスファターゼを用いる免疫学的測定方法である、請求項10~13のいずれかに記載の方法。
- アルカリホスファターゼを用いる免疫学的測定方法である、請求項10~14のいずれかに記載の方法。
- キレート剤としてエチレンジアミン四酢酸又はその塩を添加する、請求項10~15のいずれかに記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016252606 | 2016-12-27 | ||
JP2016252606 | 2016-12-27 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018105866A JP2018105866A (ja) | 2018-07-05 |
JP7056143B2 true JP7056143B2 (ja) | 2022-04-19 |
Family
ID=62788065
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017249054A Active JP7056143B2 (ja) | 2016-12-27 | 2017-12-26 | 免疫学的測定用組成物および免疫学的測定方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7056143B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109490281A (zh) * | 2018-10-18 | 2019-03-19 | 深圳天深医疗器械有限公司 | 化学发光底物液及其应用 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20030232405A1 (en) | 2002-06-06 | 2003-12-18 | Hashem Akhavan-Tafti | Fluorescent detection of peroxidase enzymes |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DK0667918T3 (da) * | 1991-11-14 | 2000-06-05 | Dgi Inc | Ikke-radioaktivt hybridiseringsassay og -sæt |
-
2017
- 2017-12-26 JP JP2017249054A patent/JP7056143B2/ja active Active
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20030232405A1 (en) | 2002-06-06 | 2003-12-18 | Hashem Akhavan-Tafti | Fluorescent detection of peroxidase enzymes |
Non-Patent Citations (1)
Title |
---|
CSPD and CDP-Star Substrates for Alkaline Phosphatase,Applied Biosystems ,Applied Biosystems ,2001年,P1-9 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2018105866A (ja) | 2018-07-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5515740B2 (ja) | 尿中タンパク質定量用の尿前処理剤、尿前処理方法、及び尿中タンパク質定量方法。 | |
US12092637B2 (en) | Method for measuring fibroblast growth factor-23 and reagent therefor | |
CN101281200B (zh) | 碱性磷酸酶标记试剂盒、免疫测定试剂盒及免疫测定方法 | |
JP7056143B2 (ja) | 免疫学的測定用組成物および免疫学的測定方法 | |
WO2007083523A1 (ja) | レムナント様リポタンパク質中のコレステロールの測定方法 | |
EP2980586B1 (en) | Insulin assay method | |
CN110865182B (zh) | 一种阻断剂及其在免疫检测中的应用 | |
CN116973200A (zh) | 一种叶酸解离剂及其应用 | |
CN112979810A (zh) | Tag-72抗体-hrp稀释液及其应用 | |
US6680201B2 (en) | Agent for the removal of turbidity in biological samples | |
JP7268306B2 (ja) | 生体試料中の測定対象物質を免疫学的に測定する方法 | |
CN115201181A (zh) | 一种排除磁微粒化学发光检测中血细胞干扰的方法 | |
CN109696435B (zh) | 维生素d的测定方法 | |
JPH09203735A (ja) | 非特異反応の抑制方法 | |
JP7084590B2 (ja) | 脂質異常症治療が必要な被検者の選別方法及び選別用試薬 | |
WO2019159944A1 (ja) | 試料中のエクソソームの測定方法、測定試薬及び測定キット | |
JP4550880B2 (ja) | 固相酵素免疫測定法用化学発光試薬 | |
EP4279924A1 (en) | Adsorption inhibitor for hepcidin, method for inhibiting adsorption, reference standard, reagent, kit and measurement method | |
WO2018221544A1 (ja) | 線維芽細胞増殖因子-23の測定方法、測定試薬及び測定キット | |
JP7007862B2 (ja) | 化学発光試薬組成物及び化学発光試薬キット | |
CN114755217A (zh) | 一种磁珠稀释液及其制备方法 | |
JP2003075438A (ja) | Pivka−iiの測定方法 | |
CN117999482A (zh) | 用于测定信号扩增的方法、组合物和试剂盒 | |
JP2009204400A (ja) | 固相酵素免疫測定法用化学発光試薬及び化学発光試薬キット | |
JP2001281253A (ja) | 酵素免疫測定法による試料中の測定対象物質の測定試薬及び測定方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20201214 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20211014 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20211019 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20211217 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220308 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220321 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 7056143 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |