JP7055712B2 - 渦電流探傷の信号処理装置、方法及びプログラム - Google Patents
渦電流探傷の信号処理装置、方法及びプログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP7055712B2 JP7055712B2 JP2018129279A JP2018129279A JP7055712B2 JP 7055712 B2 JP7055712 B2 JP 7055712B2 JP 2018129279 A JP2018129279 A JP 2018129279A JP 2018129279 A JP2018129279 A JP 2018129279A JP 7055712 B2 JP7055712 B2 JP 7055712B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- data
- flaw detection
- phase angle
- eddy current
- signal processing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Magnetic Means (AREA)
Description
以下、本発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。図1は本発明の第1実施形態に係る渦電流探傷の信号処理装置10のブロック図である。図1に示されるように実施形態に係る信号処理装置10は、被検査体50の渦電流探傷試験を実行する探傷器30が出力する探傷信号f(t)の複素データPt(xt,yt)を取得する。
図8は第2実施形態に係る渦電流探傷の信号処理装置10のブロック図である。なお、図8において図1と共通の構成又は機能を有する部分は、同一符号で示し、重複する説明を省略する。
図10は第3実施形態に係る渦電流探傷の信号処理装置のブロック図である。なお、図10において図1と共通の構成又は機能を有する部分は、同一符号で示し、重複する説明を省略する。第3実施形態の信号処理装置10は、第1実施形態の構成に加え、マップ情報56に含まれる第1位置データ及び第2位置データを指定する指定部26をさらに備えている。そして、入力部16は、第1位置データに紐付けられる複素データPt1の位相角θt1と第2位置データに紐付けられる複素データPt2の位相角θt2との差分(θt1-θt2)を調整量Δθとして入力する。
図11は第4実施形態に係る渦電流探傷の信号処理装置のブロック図である。なお、図11において図1と共通の構成又は機能を有する部分は、同一符号で示し、重複する説明を省略する。第4実施形態の信号処理装置10は、第1実施形態の構成に加え、被検査体50の透磁率及び導電率並びに探傷信号に含まれる搬送波の周波数ωを含む条件を取得する取得部27と、位相角θtが調整された複素データPt´及び入力した条件に基づいて被検査体50に含まれる欠陥55の深さ量を計算する欠陥深さ計算部28と、をさらに備えている。
図12は第5実施形態に係る渦電流探傷の信号処理装置10のブロック図である。なお、図12において図1と共通の構成又は機能を有する部分は、同一符号で示し、重複する説明を省略する。第5実施形態の信号処理装置10は、第1実施形態の構成に加え、データ蓄積部12は、被検査体50の表面を隣接して走査される複数のコイル51(511,512,…51M)に由来する複数の複素データPt(P1, P2,…PM)を受信して蓄積する。
被検査体50を渦電流探傷して取得された探傷信号f(t)を位相解析した複素データPt(xt,yt)を探傷器30から受信して蓄積する(S11)。次に、この複素データPt(xt,yt)の位相角θtを調整するための調整量Δθを入力する(S12)。
Claims (6)
- 被検査体を渦電流探傷して取得された探傷信号を位相解析した複素データを受信して蓄積するデータ蓄積部と、
前記複素データの位相角を調整するための調整量を入力する入力部と、
前記調整量を反映させる前記複素データのデータ範囲を選択する選択部と、
前記選択されたデータ範囲に含まれる前記複素データの前記位相角を、前記調整量に基づいて調整する調整部と、
前記調整された位相角に基づいて前記複素データの実部データ及び虚部データの少なくとも一方を修正した修正データを演算する演算部と、を備え、
前記調整部は、共通する前記データ範囲の前記位相角を別々の前記調整量により調整し、
前記別々の調整量により調整された複数の前記位相角の各々に基づいて演算された複数の前記修正データを互いに合成する合成部と、
前記合成された合成データに基づいてマップ情報を生成する第2生成部と、をさらに備える渦電流探傷の信号処理装置。 - 請求項1に記載の渦電流探傷の信号処理装置において、
前記マップ情報に含まれる第1位置データ及び第2位置データを指定する指定部をさらに備え、
前記入力部は、前記第1位置データに紐付けられる前記複素データの位相角と前記第2位置データに紐付けられる前記複素データの位相角との差分を前記調整量として入力する渦電流探傷の信号処理装置。 - 請求項1又は請求項2に記載の渦電流探傷の信号処理装置において、
前記被検査体の透磁率及び導電率並びに前記探傷信号に含まれる搬送波の周波数を含む条件を取得する取得部と、
前記位相角が調整された複素データ及び入力した前記条件に基づいて前記被検査体に含まれる欠陥の深さ量を計算する計算部と、をさらに備える渦電流探傷の信号処理装置。 - 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の渦電流探傷の信号処理装置において、
前記データ蓄積部は、前記被検査体の表面を隣接して走査される複数のコイルに由来する複数の複素データを受信して蓄積する渦電流探傷の信号処理装置。 - 被検査体を渦電流探傷して取得された探傷信号を位相解析した複素データを受信して蓄積するステップと、
前記複素データの位相角を調整するための調整量を入力するステップと、
前記調整量を反映させる前記複素データのデータ範囲を選択するステップと、
前記選択されたデータ範囲に含まれる前記複素データの前記位相角を、前記調整量に基づいて調整するステップと、
前記調整された位相角に基づいて前記複素データの実部データ及び虚部データの少なくとも一方を修正した修正データを演算するステップと、を含み、
前記調整するステップは、共通する前記データ範囲の前記位相角を別々の前記調整量により調整し、
前記別々の調整量により調整された複数の前記位相角の各々に基づいて演算された複数の前記修正データを互いに合成するステップと、
前記合成された合成データに基づいてマップ情報を生成するステップと、をさらに含むことを特徴とする渦電流探傷の信号処理方法。 - コンピュータに、
被検査体を渦電流探傷して取得された探傷信号を位相解析した複素データを受信して蓄積するステップ、
前記複素データの位相角を調整するための調整量を入力するステップ、
前記調整量を反映させる前記複素データのデータ範囲を選択するステップ、
前記選択されたデータ範囲に含まれる前記複素データの前記位相角を、前記調整量に基づいて調整するステップ、
前記調整された位相角に基づいて前記複素データの実部データ及び虚部データの少なくとも一方を修正した修正データを演算するステップ、を実行させ、
前記調整するステップは、共通する前記データ範囲の前記位相角を別々の前記調整量により調整し、
前記別々の調整量により調整された複数の前記位相角の各々に基づいて演算された複数の前記修正データを互いに合成するステップ、
前記合成された合成データに基づいてマップ情報を生成するステップ、をさらに実行させることを特徴とする渦電流探傷の信号処理プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018129279A JP7055712B2 (ja) | 2018-07-06 | 2018-07-06 | 渦電流探傷の信号処理装置、方法及びプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018129279A JP7055712B2 (ja) | 2018-07-06 | 2018-07-06 | 渦電流探傷の信号処理装置、方法及びプログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020008411A JP2020008411A (ja) | 2020-01-16 |
JP7055712B2 true JP7055712B2 (ja) | 2022-04-18 |
Family
ID=69151436
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018129279A Active JP7055712B2 (ja) | 2018-07-06 | 2018-07-06 | 渦電流探傷の信号処理装置、方法及びプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7055712B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7501839B2 (ja) | 2020-08-07 | 2024-06-18 | 株式会社Ihiエアロスペース | 剥離寸法評価システムと方法 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007225564A (ja) | 2006-02-27 | 2007-09-06 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 渦流探傷信号の評価方法及び装置 |
JP2009078302A (ja) | 2003-03-31 | 2009-04-16 | Showa Denko Kk | アルミニウム合金連続鋳造棒の製造方法、およびアルミニウム合金連続鋳造棒の製造設備 |
JP2010271177A (ja) | 2009-05-21 | 2010-12-02 | Honda Motor Co Ltd | 表面検査装置 |
JP2012173121A (ja) | 2011-02-21 | 2012-09-10 | Toshiba Corp | 渦電流探傷試験装置およびその試験方法 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3817574A1 (de) * | 1988-05-24 | 1989-11-30 | Fraunhofer Ges Forschung | Wirbelstromsensor |
JP3422661B2 (ja) * | 1997-08-12 | 2003-06-30 | 三菱重工業株式会社 | 渦電流検査信号の自動位相・感度調整装置および基準対象検査信号の自動位相・感度調整装置 |
-
2018
- 2018-07-06 JP JP2018129279A patent/JP7055712B2/ja active Active
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009078302A (ja) | 2003-03-31 | 2009-04-16 | Showa Denko Kk | アルミニウム合金連続鋳造棒の製造方法、およびアルミニウム合金連続鋳造棒の製造設備 |
JP2007225564A (ja) | 2006-02-27 | 2007-09-06 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 渦流探傷信号の評価方法及び装置 |
JP2010271177A (ja) | 2009-05-21 | 2010-12-02 | Honda Motor Co Ltd | 表面検査装置 |
JP2012173121A (ja) | 2011-02-21 | 2012-09-10 | Toshiba Corp | 渦電流探傷試験装置およびその試験方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2020008411A (ja) | 2020-01-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5406468B2 (ja) | パルス式うず電流検査のための自動リフトオフ補償 | |
JP4487082B1 (ja) | 漏洩磁束探傷方法及び装置 | |
JP4863127B2 (ja) | 磁気探傷方法及び磁気探傷装置 | |
JP5155566B2 (ja) | 位相分析による多周波渦電流を使用した非平面状部品の検査 | |
JP6342479B2 (ja) | 検査プローブ、検査システム、及び検査方法 | |
EP1701157A1 (en) | Eddy current inspection method and system using multifrequency excitation and multifrequency phase analysis | |
JP5607868B2 (ja) | 検査システム及び動作方法 | |
JP5562629B2 (ja) | 探傷装置及び探傷方法 | |
JP5946086B2 (ja) | 渦電流検査装置、渦電流検査プローブ、及び渦電流検査方法 | |
JP5383597B2 (ja) | 渦電流検査装置および検査方法 | |
JP7055712B2 (ja) | 渦電流探傷の信号処理装置、方法及びプログラム | |
JP4766472B1 (ja) | 非破壊検査装置及び非破壊検査方法 | |
US8712716B2 (en) | Circuitry for measuring and compensating phase and amplitude differences in NDT/NDI operation | |
JP4835995B2 (ja) | 漏洩磁束探傷法及び漏洩磁束探傷装置 | |
JP2011069623A (ja) | 渦電流探傷方法 | |
JP6551885B2 (ja) | 非破壊検査装置及び非破壊検査方法 | |
JP2007240256A (ja) | 渦電流探傷による残存肉厚の評価方法及び評価装置 | |
US10775347B2 (en) | Material inspection using eddy currents | |
Watson et al. | Surface-breaking flaw detection in mild steel welds using quantum well hall effect sensor devices | |
JP6000158B2 (ja) | 探傷装置及び探傷方法 | |
JP2004354218A (ja) | デジタル式渦流探傷試験装置 | |
JP2021001814A (ja) | 非破壊検査方法及び非破壊検査装置 | |
JP2010156617A (ja) | 渦電流探傷方法と渦電流探傷装置 | |
JP2013224864A (ja) | 渦電流探傷試験装置、及び方法 | |
Yakimov et al. | Computational transformation of signals of a measuring information system for eddy-current flaw detection |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210215 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20211228 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220111 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220221 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220308 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220406 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7055712 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |