JP7055594B2 - 炭酸飲料サーバ - Google Patents

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Description

本発明は、炭酸ガスカートリッジ内のガス圧力を利用する炭酸飲料サーバに関する。
ビールタンク内のビールを、炭酸ガスカートリッジ内のガス圧力を利用して注出する主に家庭での使用を想定されたビールサーバが従来知られている。特に、冷蔵庫への収蔵に適するようにビールタンクが横倒しつまり横置きされる、冷却機能を有しないビールサーバが特許文献1に記載されている。特許文献1のビールサーバは、ビールタンクを収納する本体、ビールタンクの口部に装着される注ぎ口体、前記本体に装着される炭酸ガスカートリッジ(ガスボンベ)、炭酸ガスカートリッジと注ぎ口体を流体接続する柔軟なチューブなどを備えている。特許文献1は、なめらかな泡立ちのビールが家庭用の冷蔵庫に収容可能なほどのコンパクトな構成で得られることを発明の効果として挙げている。
特開2002-128195号公報
ところで、ガスカートリッジ内の炭酸ガスが、例えば特許文献1におけるチューブが外れる等して冷蔵庫内に漏れ出した場合には、ガスカートリッジの炭酸ガスの質量や冷蔵庫の庫内容積によっては、炭酸ガスの濃度が高くなり安全性の問題が懸念される。
また、コーラや炭酸水等の非アルコール性の炭酸飲料を炭酸ガスカートリッジのガス圧力を利用して注出する横置きの炭酸飲料サーバは従来知られていない。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、横置きの安全性の高い炭酸飲料サーバを提供することを目的とする。
前述の目的を達成するために、本発明によれば、炭酸飲料の充填された飲料容器と、飲料容器の口部に装着される本体と、質量20g以下の炭酸ガスの充填されたガスカートリッジと、本体内に形成された飲料の注出路を開閉する弁機構部と、ガスカートリッジから飲料容器内に炭酸ガスを導入するために本体に形成されたガス導入路と、飲料を本体に導くために本体から飲料容器内の飲料中に延びるサイホン管と、ガスカートリッジ内の炭酸ガスをガス導入路に導くために、ガスカートリッジを本体に接続するカートリッジ接続部と、本体に接続された注出ノズルであって、飲料容器の長手方向における、注出ノズルの吐出口の位置が注出ノズルの本体側の流入口の位置よりも飲料容器の底部から離れている注出ノズルとを具備し、飲料容器が横置きされる炭酸飲料サーバが提供される。
本発明による炭酸飲料サーバは、炭酸ガス質量20g以下のガスカートリッジが本体に接続するように構成されているので、冷蔵庫のような密閉空間への収蔵に適した安全な横置きの炭酸飲料サーバを提供することが可能になる。
本発明の実施形態による炭酸飲料サーバの主に配管系統を示す模式図である。 本発明の実施形態による炭酸飲料サーバの主に配管系統を示す模式図である。 本発明の実施形態による炭酸飲料サーバの斜視図である。 図2に示される炭酸飲料サーバの前部の正面図であって、主要部が断面にされた正面図である。
図1A~図3を参照して、本発明の実施形態による炭酸飲料サーバ100について以下に説明する。この炭酸飲料サーバ100は、例えばコーラや炭酸水等の炭酸飲料が充填された飲料容器5及び炭酸ガスの充填されたガスカートリッジ60を含んで構成されており、図1A及び図1Bに示されるように、ガスカートリッジ60のガス圧力を横倒しつまり横置きにされた飲料容器5内に導入して、そのガス圧力によって飲料容器内の飲料を外部に注出する。
そのため、炭酸飲料サーバ100は、図2及び図3に示されるように、炭酸飲料の充填された飲料容器5と、飲料容器5の口部に装着される本体10と、ガスカートリッジ60と、本体10内に形成された飲料注出路を開閉する弁機構部20と、本体10から飲料容器5内の飲料中に挿入されるサイホン管30と、炭酸ガスを飲料容器5内に導入するために本体10に形成されたガス導入路18と、ガスカートリッジ60を接続するカートリッジ接続部40と、を主要構成要素として具備する。また、炭酸飲料サーバ100は、上述したとおりその飲料容器5が横置きに設置される。本明細書において、「横置き」とは、飲料容器5の長手方向に延びる中心軸線(以下、「ボトル軸線」という)Axが、図1Aに示されるように水平線に平行、又は図1Bに示されるように水平線から所定の傾斜角度θで延びるように設置されることを意味する。この所定の傾斜角度θは、水平線に対して-45度~+45度の範囲にある。前記符号のマイナス(-)は、図1Bにおけるように飲料容器5の口部が底部より上位に位置する状態を表し、プラス(+)は、図示されないが飲料容器5の底部が口部より上位に位置する状態を表す。また、説明を簡潔にするために、本明細書においては、横置きされた飲料容器5のボトル軸線Ax方向に関して、本体12が配置される側を前側、飲料容器5の底部が位置する側を後側又は奥側と呼ぶ。
炭酸飲料サーバ100は、その飲料容器5が、一般的な家庭用の冷蔵庫(図示せず)の棚3に横置きに設置されるように形成されている。炭酸飲料サーバ100は、飲料容器5の移動と回転を防ぐとともに、場合によっては前述の傾斜を得るために支持脚50を有する。支持脚50は、飲料容器5の前側を支持しており、本実施形態では、本体10の後述する主部材12の後端部に主部材12と一体に形成されている。支持脚50は、主部材12からアーチ状に湾曲して下方に延びる左右一対の脚部50aを有する。各脚部50aの先端部には冷蔵庫の棚3の前端部が挿入可能であるように溝部50bが形成されている。溝部50bに棚3の前端部が挿入されると、例えばレバー23操作時において飲料容器5が棚3に対して移動したりあるいは回転したりすることが防止される。
図2及び図3における支持脚50は、飲料容器5を傾斜させるものではないが、飲料容器5の口部側を持ち上げて、それを水平線に対して傾斜させる支持脚50の実施形態も可能である。
本実施形態による炭酸飲料サーバ100の飲料容器5はペットボトルのような合成樹脂製の飲料容器5である。ただし、飲料容器5の材質は金属あるいはガラスであってもよい。また、飲料容器5に充填される飲料は、コーラや炭酸水等の非アルコール性の炭酸飲料だけではなく、ビール、発泡酒、あるいはハイボールのようなアルコール性の炭酸飲料であってもよい。
本体10は、飲料注出路を形成するため及び弁機構部20の後述する弁体21やプランジャ22を収容するために空洞11が内部に形成された概ね円筒状の主部材12と、主部材12の前側に螺合されて弁機構部20の後述するレバー23を支持するキャップ状の前端部材13とから構成される。主部材12の飲料注出路の出口側には斜め下方に直線状に延びる注出ノズル14が主部材12と一体に形成されており、また飲料注出路の入口側にはサイホン管30が接続されている。なお、図3は、飲料注出路が弁機構部20によって閉じられた状態を示している。
本体10の主部材12の後端側の内周面には、飲料容器5の口部の外周面に形成されたネジ山5aに螺合可能なネジ山15が形成されている。従って、本体10は図3に示されるように飲料容器5に螺合により装着される。飲料容器5の口部の端面と主部材12との間には炭酸ガスの漏れを防ぐための口部パッキン16が介設されている。また、主部材12のネジ山15及びそれが螺合する飲料容器の口部のネジ山5aには、図示しないが、本体10を飲料容器5から外すときの安全性を考慮して複数本のベントスロットが設けられている。本実施形態におけるベントスロットは、一般的な炭酸飲料のペットボトル及びキャップに設けられているものと同様のものであり、ボトル軸線Ax方向でネジ山15、5aを横断して切り欠くスロットである。
注出ノズル14は、その吐出口のボトル軸線Ax方向の位置が、主部材12に設けられたその流入口の位置よりも前側、即ち図3の左側にあるように延びている。これは、炭酸飲料サーバ100が冷蔵庫の棚3に設置された状態で注出ノズル14からグラス等に飲料を注ぎ易くするためである。
口部パッキン16の材料は、本実施形態では、炭酸ガスに対する透過率が小さい2元系フッ素ゴムが用いられている。ただし、口部パッキン16の材料として、例えば3元系フッ素ゴム、ブチルゴム、ニトリルゴム、クロロプレンゴム、エチレンプロピレンゴム、及びパーフルオロエラストマーのいずれかが用いられてもよい。
サイホン管30は、その一端部が、主部材12に形成された弁口19に接続するように主部材12に固定され、図3では図示されない流入口側の他端部が飲料容器5の底部付近まで延びている。本実施形態においては、サイホン管30は、その流入口側の他端部に、ボトル軸線Axから下方に傾斜した傾斜部30aを有する。また、サイホン管30は、傾斜部以外の大部分が螺旋巻回部30bとして形成されている。サイホン管30の傾斜部30aは、傾斜した飲料容器5内の飲料を余すことなく注出するために設けられている。また、サイホン管30の螺旋巻回部30bは、飲料の減圧手段として作用し、それにより注出ノズル14からの飲料の噴き出しが防止される。ただし、サイホン管30が傾斜部30aあるいは螺旋巻回部30bを有しない実施形態も可能である。
弁機構部20は、主部材12に形成された弁口19を塞ぐゴム材料から形成された概ね段付き円筒状の弁体21と、弁体21を前後に往復移動させるために弁体21に接続されたプランジャ22と、操作者が操作するレバー23と、プランジャ22を初期位置に復帰させる復帰スプリング24とを具備する。弁体21は、弁口19を塞ぐ小径部21aと大径部21bとから形成されており、小径部21aにプランジャ22の先端が嵌め込まれて連結される。また、弁体21の小径部21aの前後移動は、大径部21bの円板状部分のたわみ変形により可能にされる。
弁機構部20のレバー23は、プランジャ22に連結された回動軸25の周りにカム部23aを有しており、カム部23aは、それの回転がプランジャ22の中心軸線に沿った運動を引き起こすように形成されている。本実施形態における弁機構部20は、レバー23が奥側へ押されている間に、プランジャ22とともに弁体21の小径部21aを弁口19から引き離し飲料注出路を開放する。また、弁機構部20は、レバー23を押す力が除かれると復帰スプリング24の力によってプランジャ22を押して移動させて弁体21の細径部21aにより弁口19を塞ぎ飲料注出路を閉鎖する。
カートリッジ接続部40は、ガスカートリッジ60を保持するカートリッジホルダ42と、本体10の主部材12に一体に形成されたねじスタッド17と、ねじスタッド17の中心のガス導入路18の入口に流体連通可能に結合された中空ニードル43と、ガスカートリッジ60と中空ニードル43との間のガス漏れを防ぐカートリッジパッキン44とを具備する。ねじスタッド17の外周には雄ねじが形成されており、カートリッジホルダ42の図3の左端側には、ねじスタッド17の雄ねじに螺合可能な雌ねじが形成されている。カートリッジホルダ42は、それをねじスタッド17に容易にねじ込めるように、操作者の指をかけるための左右一対の耳部45を有する。
本実施形態においては、ねじスタッド17及び従ってカートリッジホルダ42、ガスカートリッジ60の縦軸線は、ボトル軸線Axに対して垂直にほぼ上方に延びている。また、カートリッジ接続部40は、ボトル軸線Ax方向において、支持脚50よりも前側に配置されている。
カートリッジパッキン44の材料は、本実施形態では、炭酸ガスに対する透過率が小さい2元系フッ素ゴムが用いられている。ただし、カートリッジパッキン44の材料として、例えば3元系フッ素ゴム、ブチルゴム、ニトリルゴム、クロロプレンゴム、エチレンプロピレンゴム、及びパーフルオロエラストマーのいずれかが用いられてもよい。
カートリッジホルダ42は、円筒ボトル状あるいはボンベ状を呈するガスカートリッジ60を保持する保持空間を有する。保持空間の先端側の部分、即ちガスカートリッジ60の全長の約1/4の先端側を収容する部分は、ガスカートリッジ60の周囲を取り囲む壁により形成されている。これに対して、前記全長の残りの約3/4を収容する保持空間の部分は、ガスカートリッジ60の着脱のために、一方が開放した溝状の空間となっている。保持空間は、ガスカートリッジ60がそこにぴったり収まるように、ガスカートリッジ60の外径及び全長よりもわずかに大きな幅と長さで形成されている。換言すると、本実施形態におけるカートリッジホルダ42は、ある特定の大きさのガスカートリッジ60に専用の保持空間を有する。
ねじスタッド17の先端の端面は、ガスカートリッジ60の先端側の首部が嵌合する凹部17aを有する。中空ニードル43は安全性を高めるため前記凹部17a内で延びている。また、中空ニードル43は、その管路がガス導入路18に接続するように、前記凹部17aの底面に埋め込まれて固定されている。
カートリッジ接続部40は上述したように構成されているので、ガスカートリッジ60を装着して炭酸ガスを飲料容器5内に供給しようとするときには、例えば下記の手順を実行すればよい。
1)本体10から外しておいたカートリッジホルダ42の保持空間にガスカートリッジ60を予め収めておく。
2)炭酸飲料の充填された飲料容器5を開栓する。
3)飲料容器5のキャップに代えて本体10を飲料容器5にねじ込む。
4)ガスカートリッジ60が装着されたカートリッジホルダ42をねじスタッド17にねじ込む。このとき、ねじ込みが進行するにつれて、中空ニードル43の先端は、ガスカートリッジ60の先端部の合成樹脂製あるいはゴム製の封止栓(図示せず)に刺さり、ガスカートリッジ60の底部の方へ相対的に移動し、ねじ込みが完了するまでには封止栓を貫通し、その結果、ガスカートリッジ60内の炭酸ガスが、中空ニードル43及びガス導入路18を通って飲料容器5内に供給される。
飲料を注出するときは、操作者はレバー23を押せばよい。そうすると、飲料容器5内の飲料が、炭酸ガスに押されて、サイホン管30、飲料注出路、及び注出ノズル14を通って押し出される。飲料の注出は、炭酸飲料サーバ100を、冷蔵庫(図示せず)の棚3に設置した状態で行うことが可能である。また、冷蔵庫の棚3の前端部が支持脚50の溝部50bに挿入されるので、レバー23の操作時においても、炭酸飲料サーバ100が移動したり回転したりすることはない。
ところで、ガスカートリッジ60は、ガスカートリッジ製造者によって、異なる充填量のもの、炭酸ガス質量で例えば8g、12g、48g、及び74g等のものが製造されて供給される。ガス充填量が増大するとガスカートリッジ60の直径及び全長の少なくとも一方が増大する。図3で示される実施形態では、炭酸ガス質量8gのものが用いられている。カートリッジホルダ42のサイズを大きくすれば、例えば炭酸ガス質量12gのガスカートリッジ60を装着することも可能になる。ただし、本発明におけるカートリッジ接続部40は、炭酸ガス質量が20gを超えるガスカートリッジ60を収容可能なカートリッジホルダ42を備えることはない。したがって、本発明による炭酸飲料サーバ100に接続されるガスカートリッジ60は、炭酸ガス質量が20g以下のものに限られる。ところで、本明細書において炭酸ガスの質量に言及するとき、その質量はガスカートリッジに当初、即ち製造時に充填された炭酸ガスの質量を意味する。
本発明による炭酸飲料サーバ100がこのように構成されるのは、利用者の安全性を考慮することを目的としているからである。炭酸ガス質量20gのガスカートリッジ60のガスが、例えば庫内容積200リットルの小型の冷蔵庫内で漏れた場合の庫内の炭酸ガス濃度は最大で約5.5%であり、庫内濃度としては許容できる値であると判断される。したがって、本発明においては、接続部40によって接続可能なガスカートリッジ60の上限は炭酸ガス質量20gのものとされている。
このように、本発明の構成によると、比較的小型の冷蔵庫内でガスカートリッジ60から炭酸ガスが漏れたとしても、その冷蔵庫の扉を開けた人に対する影響は許容レベルを超えることはなく、したがって利用者に対する安全性が確保される。
また、炭酸飲料サーバ100は、ガスカートリッジ60内の炭酸ガスが、飲料容器5内の飲料を注出するだけでなく、その飲料の炭酸ガスボリュームを維持するようにあるいは少なくとも炭酸ガスボリュームの低下を抑制するようにも働く。そのため、飲料容器5がペットボトル等の合成樹脂製のものであっても、長期にわたり良好な炭酸感を消費者に提供することが可能になる。
また、本実施形態による炭酸飲料サーバ100は、飲料容器5の胴部に装着される構成要素を有しない。そのため飲料容器5の胴部の外径は飲料容器5が単体のときと同じ寸法である。したがって、飲料容器5を単体で横置き収容できる冷蔵庫の棚間のスペースであれば炭酸飲料サーバ100を設置可能である。なお、カートリッジホルダ42は、本実施形態では、飲料容器5の胴部よりも上方に突出するが、支持脚50よりも前側、即ち冷蔵庫の棚3の前端部よりも前側に位置するので、上段の棚(図示せず)の前端部へ干渉することはほとんどの場合避けられると考えられる。
本実施形態による炭酸飲料サーバ100は、ガスカートリッジ60が柔軟なチューブ等を介することなく直接的に、本体10から延びる中空ニードル43に接続されるので、ガス漏れに対する信頼度が高まるとともに、冷蔵庫から出し入れする際の取扱いが容易になりまた安全性も向上する。
その他の実施形態
前述の実施形態では、カートリッジホルダ42の延びる方向は略上方であり、またそれは支持脚50よりも前側に配置されていた。ただし、カートリッジホルダ42の延びる方向、及びカートリッジ接続部40と支持脚50との位置関係は様々な形態が可能であり、例えばカートリッジホルダ42が水平に延び、支持脚50がカートリッジ接続部40よりも前側に配置される実施形態も可能である。その場合、冷蔵庫の棚3の前端部からの炭酸飲料サーバ100の突出量を減少させることができる。
前述の実施形態では、カートリッジ接続部40のカートリッジホルダ42は、ガスカートリッジ60のサイズ毎に専用に準備されたが、例えば炭酸ガス質量12gのガスカートリッジ用のカートリッジホルダ42に、炭酸ガス質量8gのガスカートリッジ60を収納する実施形態も可能である。その場合、炭酸ガス質量8gのガスカートリッジ60を収納したときに生じる隙間を埋めるためのスペーサあるいはアダプタが準備される。
前述の実施形態では、ガスの流路の観点から見ると、ガスカートリッジ60と本体10のガス導入路18との間には中空ニードル43だけが介在していたが、ねじスタッド17が本体10から分離されて中空ニードル43とガス導入路18との間が柔軟なチューブで流体連通される実施形態も本発明において可能である。それにより、カートリッジホルダ42の配置の自由度が高まるという効果が得られる。
3 棚
5 飲料容器
10 本体
14 注出ノズル
18 ガス導入路
20 弁機構部
23 レバー
30 サイホン管
40 カートリッジ接続部
50 支持脚
60 ガスカートリッジ
100 炭酸飲料サーバ

Claims (7)

  1. 炭酸飲料の充填された合成樹脂製の飲料容器と、
    前記飲料容器の口部に装着される本体と、
    質量20g以下の炭酸ガスの充填されたガスカートリッジと、
    前記本体内に形成された飲料の注出路を開閉する弁機構部と、
    前記ガスカートリッジから前記飲料容器内に炭酸ガスを導入するために前記本体に形成されたガス導入路と、
    前記飲料を前記本体に導くために前記本体から前記飲料容器内の前記飲料中に延びるサイホン管と、
    前記ガスカートリッジ内の炭酸ガスを前記ガス導入路に導くために、前記ガスカートリッジを前記本体に接続するカートリッジ接続部と、
    前記本体に接続された注出ノズルであって、前記飲料容器の長手方向における、該注出ノズルの吐出口の位置が、該注出ノズルの前記本体側の流入口の位置よりも、前記飲料容器の底部から離れている注出ノズルと、を具備し、
    前記飲料容器が横置きされる炭酸飲料サーバであって、
    前記カートリッジ接続部は、炭酸ガス質量が20gを超えるガスカートリッジとは接続不能に構成されており、
    該炭酸飲料サーバは、炭酸ガスの漏洩を防止する少なくとも一つのパッキン部材を更に具備しており、
    前記パッキン部材が、2元系フッ素ゴム、3元系フッ素ゴム、ブチルゴム、ニトリルゴム、クロロプレンゴム、エチレンプロピレンゴム、及びパーフルオロエラストマーのいずれかを含んで形成されたものである、炭酸飲料サーバ。
  2. 前記カートリッジ接続部が、前記ガスカートリッジを保持するカートリッジホルダを具備し、
    前記カートリッジホルダと前記本体とが直接的に接続されている、請求項1に記載の炭酸飲料サーバ。
  3. 該炭酸飲料サーバのための設置面から前記本体を支持する支持脚を更に具備する、請求項1又は2に記載の炭酸飲料サーバ。
  4. 前記支持脚は、前記設置面を形成する外部の部材が挿入される溝部を有する、請求項3に記載の炭酸飲料サーバ。
  5. 飲料容器の長手方向に延びる中心軸線が水平線に対して-45度以上45度以下の傾斜角で延びる、請求項1~4のいずれか一項に記載の炭酸飲料サーバ。
  6. 前記サイホン管が、その流入口側の先端部に、前記飲料容器軸線から下方に傾斜した傾斜部を有する、請求項1~5のいずれか一項に記載の炭酸飲料サーバ。
  7. 前記サイホン管が螺旋巻回部を有する、請求項1~6のいずれか一項に記載の炭酸飲料サーバ。
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