JP2002128195A - ビールサーバーとこのビールサーバーを備えた冷蔵庫 - Google Patents

ビールサーバーとこのビールサーバーを備えた冷蔵庫

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JP2002128195A
JP2002128195A JP2000319036A JP2000319036A JP2002128195A JP 2002128195 A JP2002128195 A JP 2002128195A JP 2000319036 A JP2000319036 A JP 2000319036A JP 2000319036 A JP2000319036 A JP 2000319036A JP 2002128195 A JP2002128195 A JP 2002128195A
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beer
server
spout
tank
refrigerator
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JP2000319036A
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English (en)
Inventor
Koji Murotani
浩二 室谷
Kiyosumi Ohashi
清澄 大橋
Itsuo Tanaka
逸雄 田中
Takao Sato
隆夫 佐藤
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Refrigeration Co
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D2331/00Details or arrangements of other cooling or freezing apparatus not provided for in other groups of this subclass
    • F25D2331/80Type of cooled receptacles
    • F25D2331/806Dispensers

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  • Devices For Dispensing Beverages (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 取扱いが容易で、かつビールを比較的に短時
間で確実に冷却できる食品冷却用の扉付冷蔵庫の中に収
めビールを冷却するビールサーバーに関する。 【解決手段】 ビールを注ぎ出す開閉自在な注ぎ口2を
有する注ぎ口体3と、ビールを入れたビールタンク4
と、このビールタンク内のビールを前記注ぎ口から出す
ために加圧するボンベ5とを備え、前記注ぎ口体、ビー
ルタンク、ボンベをサーバー本体1に一体に取り付けて
食品冷却用の扉付冷蔵庫6の中に収めビールを冷却して
なるもので、食品冷却用の扉付冷蔵庫の利用で安定した
冷却が行え、かつ扉8を開けてビールを注ぐことができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、炭酸ガス等の気体
圧を飲料タンク内に加圧してビール等の炭酸飲料を、飲
料タンクより注ぎ口体の注ぎ口から容器に注ぐビールサ
ーバーとこれを備えた食品冷却用の冷蔵庫に関する。
【0002】
【従来の技術】この種従来の第1のビールサーバーは、
ビールを入れた缶ビールを冷蔵庫で冷却し、この冷却し
た缶ビールを使用場所に置いたビールサーバーにセット
してビールを容器に注ぐ構成であった。
【0003】また、第2のビールサーバーは、予め氷を
ビールサーバーに入れ、このビールサーバーに缶ビール
をセットして前記氷により冷却したビールを容器に注ぐ
構成であった。
【0004】さらに、第3のビールサーバーは、半導体
のペルチェー効果を利用した電気冷却式のビールサーバ
ーで、これに缶ビールをセットして前記電気冷却式によ
り冷却したビールを容器に注ぐ構成であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の第1のビー
ルサーバーは、缶ビールの冷却維持機能がないので、徐
々に缶ビールが温もり全部のみきる前にぬるくなり、最
後まで美味しく飲むことが困難であった。
【0006】また、第2のビールサーバーは、ビールを
飲む度に前もってビールサーバーに氷を入れなければな
らなく、また氷が解けないように断熱構造を施さなけれ
ばならないのと、解けた氷水の処理をしなけれならない
等の取扱いに面倒さがあった。
【0007】さらに、第3のビールサーバーは、ペルチ
ェー効果を利用した電気冷却式なので電源の確保されて
いる場所に使用が限定され、かつ冷却に時間がかかる等
で使い勝手が悪かった。
【0008】本発明は、従来の課題を解決するもので、
取扱いが容易で、かつビールを比較的に短時間で確実に
冷却できるビールサーバーとこのビールサーバーを備え
た食品冷却用の冷蔵庫を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
の発明は、ビールを注ぎ出す開閉自在な注ぎ口を有する
注ぎ口体と、ビールを入れたビールタンクと、このビー
ルタンク内のビールを前記注ぎ口から出すために加圧す
るボンベとを備え、前記注ぎ口体、ビールタンク、ボン
ベをサーバー本体に一体に取り付けて食品冷却用の扉付
冷蔵庫の中に収めビールを冷却してなるビールサーバー
である。
【0010】上記手段によれば、サーバー本体に注ぎ口
体、ビールタンク、ボンベを一体に取り付けているの
で、コンパクトにできる作用を有し、かつ前記作用によ
り業務用はもちろん、一般家庭で使用されている冷凍サ
イクル式の扉付冷蔵庫の中に収められる作用を有し、そ
して冷蔵庫の安定した冷却機能により常に新鮮、かつな
めらかで真っ白な泡立ちのビールを注ぎ出せるという作
用を有する。
【0011】請求項2に記載の発明は、ビールを注ぎ出
す開閉自在な注ぎ口を有する注ぎ口体と、ビールを入れ
たビールタンクと、このビールタンク内のビールを前記
注ぎ口から出すために加圧するボンベとを備え、前記注
ぎ口体、ビールタンク、ボンベをサーバー本体に一体に
取り付け、かつ前記ビールタンクを縦置き、または横置
きにして食品冷却用の扉付冷蔵庫の中に収めビールを冷
却してなるビールサーバーである。
【0012】上記手段によれば、請求項1に記載の発明
と同じ作用を有し、また注ぎ口体、ビールタンク、ボン
ベを一体に取り付けたサーバー本体を前記ビールタンク
を縦置き、または横置きにして扉付冷蔵庫の中に収めら
れ、例えば冷蔵庫の扉の内側ポケットにビールタンクを
縦にして、または比較的に縦方向の間隔の狭い冷蔵庫の
棚にビールタンクを横にして収められる、冷蔵庫内のス
ペースを合理的に使用できる作用と、また、例えばサー
バー本体を冷蔵庫外に持ち出して使用する場合にも、前
記使用場所に応じてビールタンクを縦にして、または横
にして合理的に使用できるという作用を有する。
【0013】請求項3に記載の発明は、ビールを注ぎ出
す開閉自在な注ぎ口を有する注ぎ口体と、ビールを入れ
たビールタンクと、このビールタンク内のビールを前記
注ぎ口から出すために加圧するボンベとを備え、前記注
ぎ口体、ビールタンク、ボンベをサーバー本体に一体に
取り付けて食品冷却用の扉付冷蔵庫の中に収めビールを
冷却するとともに、前記サーバー本体を前記扉付冷蔵庫
の中に着脱自在に設置してなるビールサーバーである。
【0014】上記手段によれば、請求項1に記載の発明
と同じ作用を有し、また注ぎ口体、ビールタンク、ボン
ベを一体に取り付けたサーバー本体を扉付冷蔵庫の中に
着脱自在に設置しているので、扉付冷蔵庫の中だけでな
く、扉付冷蔵庫外に持ち出してビールサーバーを使用す
ることも可能になり、使い勝手を一段と高められるとい
う作用を有する。
【0015】請求項4に記載の発明は、ビールを注ぎ出
す開閉自在な注ぎ口を有する注ぎ口体と、ビールを入れ
たビールタンクと、このビールタンク内のビールを前記
注ぎ口から出すために加圧するボンベとを備え、前記注
ぎ口体、ビールタンク、ボンベをサーバー本体に一体に
取り付けて食品冷却用の扉付冷蔵庫の中に収めビールを
冷却するとともに、前記冷蔵庫の中でビールを注ぎ出し
可能に構成してなるビールサーバーである。
【0016】上記手段によれば、請求項1に記載の発明
と同じ作用を有し、また冷蔵庫の中でビールを注ぎ出せ
る構成により、扉を開けて冷蔵庫の中で、ビールを注ぎ
出すことができるという作用を有する。
【0017】請求項5に記載の発明は、ビールを注ぎ出
す開閉自在な注ぎ口を有する注ぎ口体と、ビールを入れ
たビールタンクと、このビールタンク内のビールを前記
注ぎ口から出すために加圧するボンベとを備え、前記注
ぎ口体、ビールタンク、ボンベをサーバー本体に一体に
取り付けて食品冷却用の扉付冷蔵庫の中に収めビールを
冷却するとともに、加圧気体の出口を上にして前記ボン
ベを常に重力方向へ向くように設定してなるビールサー
バーである。
【0018】上記手段によれば、請求項1に記載の発明
と同じ作用を有し、またボンベが加圧気体の出口を上に
し、かつ常に重力方向へ向くことにより、例えばビール
タンクを縦置き、または横置きにしてサーバー本体を扉
付冷蔵庫の中、または外で使用する場合でも加圧気体が
適切にビールタンク内に加わり、常に安定してビールを
注ぎ出せるという作用を有する。
【0019】請求項6に記載の発明は、サーバー本体に
ボンベを設置するボンベ収納部を設け、前記ボンベ収納
部を、前記ボンベが加圧気体の出口を上にし、かつ常に
重力方向へ向くように回動自在に形成しているので、例
えばビールタンクを縦置き、または横置きにしてサーバ
ー本体を扉付冷蔵庫の中または、外で使用する場合に
は、前記縦置き、横置きに応じてボンベ収納部を回動さ
せボンベが加圧気体の出口を上にし、かつ常に重力方向
へ向くようにすることが可能になり、常に安定してビー
ルを注ぎ出せるという作用を有する。
【0020】請求項7に記載の発明は、サーバー本体が
扉付冷蔵庫の中に設けた設置箇所へ着脱可能な取り付け
具を設けているので、請求項3に記載の発明と同じ作用
を有することはもちろん、サーバー本体を着脱自在な取
り付け具により冷蔵庫内に安定して設置できるという作
用を有する。
【0021】請求項8に記載の発明は、ビールタンクを
縦置きにして使用する時にサーバー本体を支える脚部を
サーバー本体に設けているので、ビールサーバーの冷蔵
庫外での使用において、ビールタンクを縦置きにしたサ
ーバー本体を安定して支えられ、ビールを安定して注ぎ
出すことができるという作用を有する。
【0022】請求項9に記載の発明は、サーバー本体に
取り付け部を設け、前記取り付け部をビールタンクとこ
のビールタンクに取り付けた注ぎ口体とで互いに挟持し
合って前記サーバー本体に一体に取り付けているので、
サーバー本体の取り付け部にビールタンク、注ぎ口体を
取り付けるための特別な部材を必要としない簡単な構成
とコンパクトにできる作用を有し、さらにサーバー本体
へのビールタンクと注ぎ口体の取り付けも、ビールタン
クに注ぎ口体を取り付ける作業で以って兼ねられ、缶ビ
ール等のビールタンクの交換作業を容易にできるという
作用を有する。
【0023】請求項10に記載の発明は、サーバー本体
を合成樹脂で形成するとともに、前記サーバー本体の成
型時のヌスミにビール冷却維持用の蓄冷材を着脱自在に
設けているので、ビールサーバーを冷蔵庫外に持ち出し
て使用する場合に冷却されたビールを長く冷却維持でき
ることはもちろん、サーバー本体にビール冷却維持用の
蓄冷材を設置する箇所を特別に設ける必要がない簡単な
構成とコンパクトにできるという作用を有する。
【0024】また、サーバー本体を冷蔵庫の中に設置し
ている時に蓄冷材を取外して冷凍庫の中で蓄冷してお
き、冷蔵庫外にサーバー本体を持ち出す時に蓄冷してお
いた蓄冷材を設置することが可能になり、急にビールサ
ーバーを冷蔵庫外に持ち出す場合にも対応できるととも
に、冷蔵庫の中に設置している時にサーバー本体から蓄
冷材を取り外しているので、ビールタンクの冷却に冷蔵
庫の冷却機能を効率良く利用できるという作用も有す
る。
【0025】請求項11に記載の発明は、サーバー本体
に、ビール購入時にビールタンクに付いている取っ手を
付けたまま前記ビールタンクを設置できるように取っ手
逃げ部を設けているので、取っ手を持ってビールタンク
のサーバー本体への着脱が可能になり、従来のビールサ
ーバーのようにいちいち取っ手を取り外してビールサー
バーにビールタンクを設置する必要のない取扱いの容易
なことはもちろん、取り付け時にビールタンクに手等が
直接に触れるのを軽減することにより、冷却されたビー
ルタンクの温度を少しでも上昇させないようにできると
いう作用を有する。
【0026】請求項12に記載の発明は、サーバー本体
を、ビールタンクの大きさに応じて径と長さを調節して
ビールタンクを支持できるように形成しているので、ビ
ールタンクの大小に応じてサーバー本体の径と長さを調
節することにより、どのようなサイズのビールタンクで
も確実に支持できるという作用を有する。
【0027】請求項13に記載の発明は、サーバー本体
に、前記サーバー本体とでビールタンクの外周側面を覆
う蓋体を設け、前記蓋体の内部にビール冷却維持用の蓄
冷材を着脱自在に設けているので、蓋体によりビールタ
ンクをサーバー本体に確実に支持できることはもちろ
ん、ビールサーバーを冷蔵庫外に持ち出して使用する場
合に冷却されたビールを長く冷却維持できるという作用
を有する。
【0028】また、サーバー本体を冷蔵庫の中に設置し
ている時に蓄冷材を取り外して冷凍庫の中で蓄冷してお
き、サーバー本体を冷蔵庫外に持ち出す時に蓄冷してお
いた蓄冷材を設置することが可能になり、急にビールサ
ーバーを冷蔵庫外に持ち出す場合にも対応できるととと
もに、冷蔵庫の中に設置している時にサーバー本体から
蓄冷材を取り外しているので、ビールタンクの冷却に冷
蔵庫の冷却機能を効率良く利用できるという作用も有す
る。
【0029】請求項14に記載の発明は、注ぎ口体の注
ぎ口に開閉自在な蓋を設けているので、注ぎ口からビー
ルを注いだ後に蓋をすることにより、注ぎ口からのビー
ル垂れを防止しビールサーバーの使用箇所を清潔に保て
るという作用を有する。
【0030】請求項15に記載の発明は、注ぎ口体の注
ぎ口を、ビールの注ぎ易い位置に設定可能に構成してい
るので、冷蔵庫内はもちろん、冷蔵庫外でのビールサー
バーの使用において、例えばビールタンクを縦置き、ま
たは横置きにした場合でも注ぎ易い位置に注ぎ口を設定
することが可能になり、ビールを容易に注ぎ出すことの
できるという作用を有する。
【0031】請求項16に記載の発明は、請求項1〜請
求項15に記載したビールサーバーを備えてなる冷蔵庫
で、請求項1〜請求項15に記載したビールサーバーの
作用を有し、業務用はもちろん一般家庭用の冷蔵庫とし
ての食品の保存機能以外に、安定した冷却能力のビール
サーバーとしても使用できるという作用を有する。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、本発明によるビールサーバ
ーとこのビールサーバーを備えた冷蔵庫の実施形態につ
いて、図面を参照しながら説明する。
【0033】(実施の形態1)図1は本発明の実施の形
態1によるビールサーバーとこのビールサーバーを備え
た冷凍冷蔵庫の斜視図で、図2は同ビールサーバーの分
解斜視図で、図3は同ビールサーバーを冷蔵庫の扉裏へ
の設置を示す斜視図で、図4は同ビールサーバーの注ぎ
口を示す斜視図で、図5は同ビールサーバーを冷蔵庫の
棚への設置を示す分解斜視図で、図6は同ビールサーバ
ーの蓄冷材の取り付けを示す斜視図で、図7は同ビール
サーバーの使用形態を示す斜視図である。
【0034】図1〜図7において、1は合成樹脂で断面
が略U字状の長方形に成型したサーバー本体で、ビール
を注ぎ出す開閉自在な注ぎ口2を有する注ぎ口体3と、
ビールを入れた市販用で円形のビールタンク4と、この
ビールタンク4内のビールを前記注ぎ口2から出すため
に加圧するボンベ5とを一体に取り付けて食品冷却用の
冷蔵庫6の中に出入自在に収めビールを冷却する。
【0035】すなわち、このビールサーバーは、注ぎ口
体3、ビールタンク4、ボンベ5を一体に取り付けたサ
ーバー本体1を冷蔵室7の観音開き式の扉8における内
側下部のドアポケット9にビールタンク4を縦置きにし
て、または冷蔵室7の棚10にビールタンク4を横置き
にして着脱自在に設置し、さらに扉8を開けて縦置きの
ビールタンク4、または横置きのビールタンク4に応じ
て前記注ぎ口2からビールを注ぎ易い位置に注ぎ口2を
設定可能に構成している。
【0036】前記サーバー本体1は、一端部に注ぎ口体
3とビールタンク4を取り付ける略皿状の取り付け部1
aと、他端部にビールタンク4の底を支持する円形状の
底部1bと、一端部と他端部との間にビールタンク4の
外側面の一部を覆って支持する断面略U字状の側面部1
cと、この側面部1cの外面に回転した位置で固定可能
に軸支した筒状のボンベ収納部1dとを有する。
【0037】前記サーバー本体1の略皿状の取り付け部
1aは、外周縁でビールタンク4の上端縁を支持し、か
つ中央部にビールタンク4のキャップ4a付き口部4b
が貫通する孔11を設けている。また、底部1bはビー
ルタンク4を交換する毎に側面部1cのガイド溝12を
介して着脱可能なように設けている。
【0038】すなわち、サーバー本体1は、孔11より
突き出たビールタンク4の口部4bからキャップ4aを
外して注ぎ口体3を着脱自在に螺合せしめて、ビールタ
ンク4とこのビールタンク4に取り付けた注ぎ口体3と
で互いに取り付け部1aを強く挟持し合ってサーバー本
体1にビールタンク4と注ぎ口体3とを一体に取り付
け、そして底部1bをガイド溝12に沿って取り付けて
いる。
【0039】前記注ぎ口体3は、注ぎ口2を開閉する弁
(図示せず)を操作するレバー13とビールタンク4の
底に炭酸ガスを案内するチューブ(図示せず)を有し、
かつビールタンク4の口部4bに着脱自在に螺合せしめ
て前記弁を介して注ぎ口2をビールタンク4内に連通さ
せている。また、注ぎ口体3は、前記冷蔵庫6の中、ま
たは冷蔵庫6の外でビールサーバーを使用する際、ビー
ルタンク4の縦置き、横置きに応じて前記注ぎ口2から
ビールを注ぎ易いように注ぎ口2を位置設定するため、
折り曲げた位置に外形を保てる蛇腹状の外形保持部14
を注ぎ口2の途中に形成している。
【0040】前記ボンベ5は、炭酸ガスを充填し、かつ
スパイラル状のチューブ15を注ぎ口体3に接続し、ビ
ールが注ぎ口2から注ぎでるようにチューブ15、注ぎ
口体3のチューブを介して前記炭酸ガスをビールタンク
4内の底に加圧するとともに、ビールタンク4が縦置
き、または横置きでもボンベ5の加圧気体の出口を上に
して常にボンベ5が重力方向へ向くように回動させて垂
直に設定した前記ボンベ収納部1dに着脱自在に挿入し
ている。
【0041】16は、サーバー本体1の側部1cに一体
に設けた爪状の取り付け具で、サーバー本体1の設置箇
所としての冷蔵庫6における扉8のドアポケット9、ま
たは棚10の孔等の係合部17に着脱自在に係合する。
18は、サーバー本体1に取り付けたビールタンク4を
縦置きにした時に、縦になってビールタンク4を支持し
ているサーバー本体1が、不安定にならないようにサー
バー本体1の側部1cの下面を以って構成した脚部であ
る。
【0042】19は、冷蔵庫6の冷却機能で冷やされた
ビールタンク4の冷却維持用に使用する蓄冷材で、サー
バー本体1を冷蔵庫6の外に持ち出して使用する時に、
サーバー本体1の成型時に側部1cの角部における縦方
向の肉厚部に生じたヌスミ20に着脱自在に挿入してビ
ールタンク4の側部の一部を冷却維持するものである。
従って、サーバー本体1は冷蔵庫6の中で使用する時
は、蓄冷材19を取り外して冷蔵庫6の冷却機能を効率
良く受けられる構成にしてあり、一方の蓄冷材19はそ
の間に冷凍庫21の中で冷凍しておき、使用待機にして
ある。
【0043】22は、サーバー本体1の側部1cを断面
が略U字状にすることで形成した取っ手逃げ部で、ビー
ル購入時においてビールタンク4に付いている取っ手2
3を付けたままビールタンク4を設置できるように取っ
手23が逃げられるように構成している。
【0044】24は、注ぎ口体3の注ぎ口2の先に柔軟
な帯で取り付けた合成樹脂の蓋で、注ぎ口2の先端に被
せて、ビールを注ぎ出した後における若干のビール垂れ
を防止する。
【0045】上記実施の形態1において、サーバー本体
1の使用形態を説明すると、図2に示すように購入時に
ビールタンク4についている取っ手23を持ってビール
タンク4をU字状の側部1cに沿って取付け部1a側へ
移動させるとともに、取っ手逃げ部22に合わせて取っ
手23を位置させ、ビールタンク4の口部4bを孔11
より取り付け部1aの表側に突き出し、そして底部1b
を側部1cの他端部のガイド溝12に嵌合させて取り付
ける。従って、ビールタンク4の取っ手23が取っ手逃
げ部22により逃げてサーバー本体1へのビールタンク
4の取り付け時の邪魔にはならなく、特にビールタンク
4が冷えている時に手を触れないようにもでき、少しで
も温度上昇を避けることができる。
【0046】次に、ビールタンク4のキャップ4aを外
して口部4bに注ぎ口体3を螺合させると、注ぎ口体3
とビールタンク4とが取り付け部1aを互いに強く挟持
し合い、結果として注ぎ口体3とビールタンク4が、特
別な部材を使用することなく、取り付け部1aに一体
に、かつコンパクトに取り付けることができる。更に、
予め、または最後のどちらでもよいが、注ぎ口体3にチ
ューブ15を介して接続してあるボンベ5をボンベ収納
部1dに収納するとともに、ビールタンク4を縦置きに
して、または横置きにしてサーバー本体1を使用するの
に合わせてボンベ収納部1dを回転させ、ボンベ5の加
圧気体の出口を上にして常にボンベ5が重力方向へ向く
ように垂直に設定する。
【0047】このように図3に示す如くビールタンク4
とボンベ5をセットしたサーバー本体1は、側部1cの
ヌスミ20から蓄冷材19を抜き出して図1に示す如く
冷蔵室7に収納し、ビールタンク4を冷却するので、安
定した冷蔵庫6の冷却機能を利用して効率良く冷却する
ことができるとともに、蓄冷材19を取外しているの
で、効率よく冷却力をビールタンク4に伝えることがで
きる。一方、前記蓄冷材19は、急な使用に備えて予め
冷凍庫21に入れ冷凍しておくことができる。
【0048】また、ビールタンク4を縦置きにしてサー
バー本体1を使用する時は、取り付け具16をドアポケ
ット9の係合部17に係止してサーバー本体1を縦に設
置し、またはビールタンク4を横置きにしてサーバー本
体1を使用する時は、取り付け具16を棚10の係合部
17に係止してサーバー本体1を横に設置するので、扉
8の開閉ショックでサーバー本体1がずれたり、棚10
上およびドアポケット9への食品を出し入れ時に当って
サーバー本体1がずれたりすることのない安定した設置
ができる。
【0049】そして、このように冷蔵室7に設置したサ
ーバー本体1のビールタンク4からビールを取り出すと
きは、扉8を開き、注ぎ口2を持って外形保持部14の
処を曲げて注ぎ易い位置に注ぎ口2を設定し、レバー1
3を操作して容器に冷えたビールを注ぐことができる。
【0050】また、このビールの注ぎ時には、ビールタ
ンク4の縦置き、または横置きのいずれの状態にあって
も、ボンベ5はボンベ収納部1dにより垂直に保たれて
いるので、適切に加圧気体(炭酸ガス)がビールタンク
4の底に加わり、常に安定してビールを注ぎ出すことが
できる。
【0051】そして、ビールの注ぎが終われば、レバー
13を操作して注ぎ口体3の弁を閉じても注ぎ口2から
若干のビールが垂れるので、蓋24を注ぎ口2に被せて
ビール垂れを防ぎ清潔に保つことができる。
【0052】また、図7に示すようにサーバー本体1を
縦にして、または横にしてテーブル25の上に載せて使
用したい時は、図3、図4に示す係合部17から取り付
け具16を外してドアポケット9、または棚10から冷
えたビールタンク4のセットしてあるサーバー本体1を
持ち出して図7に示す如くテーブル25の上に縦にし
て、または横にして載せて使用することができる。特
に、テーブル25の上にサーバー本体1を縦置きに設置
した際には、脚部18がサーバー本体1を支え安定して
ビールを注ぎだすことができる。
【0053】そして、このような冷蔵庫6外での使用状
態でも、冷蔵庫の安定した冷却力でビールタンク4を冷
やしているので、比較的に長くビールの冷却維持が保た
れる。しかし、更に長くビールの冷却維持を必要とする
ビールサーバーの使用時には、冷凍庫21において予め
冷凍しておいた蓄冷材19を、図6に示すようにサーバ
ー本体1の側部1cの角部に位置するヌスミ20に挿入
して使用する。従って、冷蔵室7で冷却されたビールタ
ンク4は、その外側部の一部を冷凍状態の蓄冷材19に
より覆われ冷却維持されるので、テーブル25上におい
てサーバー本体1を長時間使用してもビールが途中で温
くなることなく、最後まで美味しくビールを飲むことが
できるものである。
【0054】以上のように実施の形態1による発明は、
サーバー本体に注ぎ口体、ビールタンク、ボンベを一体
に取付け冷蔵庫の中に収納して冷却しているので、コン
パクトにでき、かつ業務用はもちろん、一般家庭で使用
されている冷凍サイクル式の扉付冷蔵庫の中に収め冷蔵
庫の安定した冷却機能により常に新鮮、かつなめらかで
真っ白な泡立ちのビールを注ぎ出すことができる。
【0055】また、実施の形態1による発明は、注ぎ口
体、ビールタンク、ボンベを一体に取り付けたサーバー
本体を、ビールタンクの縦置き、または横置きにして扉
付冷蔵庫の中に収め、例えば冷蔵庫の扉の内側ポケット
にビールタンクを縦にして、または比較的に縦方向の間
隔の狭い冷蔵庫の棚にビールタンクを横にして収めら
れ、冷蔵室内のスペースを合理的に使用できる。また、
例えばサーバー本体を冷蔵庫外に持ち出して使用する場
合にも、前記使用場所に応じてビールタンクを縦にし
て、または横にして合理的に使用できる。
【0056】また、実施の形態1による発明は、注ぎ口
体、ビールタンク、ボンベを一体に取り付けたサーバー
本体を扉付冷蔵庫の中に着脱自在に設置しているので、
扉付冷蔵庫の中だけでなく、扉付冷蔵庫外に持ち出して
ビールサーバーを使用することも可能になり、使い勝手
を一段と高めることができる。
【0057】また、実施の形態1による発明は、冷蔵庫
の中でビールを注ぎ出せる構成により、扉を開けて冷蔵
庫の中で、ビールを注ぎ出すことができる。
【0058】また、実施の形態1による発明は、ボンベ
が加圧気体の出口を上にし、かつ常に重力方向へ向くよ
うに設けているので、例えばビールタンクを縦置き、ま
たは横置きにしてサーバー本体を扉付冷蔵庫の中、また
は外で使用する場合でも加圧気体が適切にビールタンク
内に加わり、常に安定してビールを注ぎ出すことができ
る。
【0059】また、実施の形態1による発明は、ビール
タンクを縦置き、または横置きにしてサーバー本体を扉
付冷蔵庫の中または、外で使用する場合には、前記縦置
き、横置きに応じてボンベ収納部を回動させボンベが加
圧気体の出口を上にし、かつ常に重力方向へ向くように
でき、常に安定してビールを注ぎ出すことができる。
【0060】また、実施の形態1による発明は、サーバ
ー本体を着脱自在な取り付け具により冷蔵庫内に設置し
ているので、安定した設置ができる。
【0061】また、実施の形態1による発明は、ビール
タンクを縦置きにして使用する時にサーバー本体を支え
る脚部をサーバー本体に設けているので、ビールサーバ
ーの冷蔵庫外での使用において、ビールタンクを縦置き
にしたサーバー本体を安定して支えられ、ビールを安定
して注ぎ出すことができる。
【0062】また、実施の形態1による発明は、サーバ
ー本体に取り付け部を設け、前記取付け部をビールタン
クとこのビールタンクに取り付けた注ぎ口体とで互いに
挟持し合って前記サーバー本体に一体に取り付けている
ので、サーバー本体の取り付け部にビールタンク、注ぎ
口体を取り付けるための特別な部材を必要としない簡単
な構成とコンパクトにでき、さらにサーバー本体へのビ
ールタンクと注ぎ口体の取り付けも、ビールタンクに注
ぎ口体を取り付ける作業で以って兼ねられ、缶ビール等
のビールタンクの交換作業を容易にできる。
【0063】また、実施の形態1による発明は、サーバ
ー本体の成型時のヌスミにビール冷却維持用の蓄冷材を
着脱自在に設けているので、ビールサーバーを冷蔵庫外
に持ち出して使用する場合に冷却されたビールを長く冷
却維持できるとともに、サーバー本体にビール冷却維持
用の蓄冷材を設置する箇所を特別に設ける必要がない簡
単な構成とコンパクトにできる。
【0064】また、サーバー本体を冷蔵庫の中に設置し
ている時に蓄冷材を取り外して冷凍庫の中で蓄冷してお
き、冷蔵庫外にサーバー本体を持ち出す時に蓄冷してお
いた蓄冷材を設置することが可能になり、急にビールサ
ーバーを冷蔵庫外に持ち出す場合にも対応できるととも
に、冷蔵庫の中に設置している時にサーバー本体から蓄
冷材を取り外しているので、ビールタンクの冷却に冷蔵
庫の冷却力を効率良く伝えることができる。
【0065】また、実施の形態1による発明は、サーバ
ー本体に、ビール購入時にビールタンクに付いている取
っ手を付けたまま前記ビールタンクを設置できるように
取っ手逃げ部を設けているので、取っ手を持ってビール
タンクのサーバー本体への着脱が可能になり、従来のビ
ールサーバーのようにいちいち取っ手を取り外してビー
ルサーバーにビールタンクを設置する必要のない取扱い
の容易なものにでき、かつ取り付け時にビールタンクに
手等が直接に触れるのを軽減し、冷却されたビールタン
クの温度を少しでも上昇させないようにできる。
【0066】また、実施の形態1による発明は、注ぎ口
体の注ぎ口に開閉自在な蓋を設けているので、注ぎ口か
らビールを注いだ後に蓋をすることで、注ぎ口からのビ
ール垂れを防止しビールサーバーの使用箇所を清潔に保
つことができる。
【0067】また、実施の形態1による発明は、ビール
を注ぎ易い位置に注ぎ口体の注ぎ口を設定可能に構成し
ているので、冷蔵庫内はもちろん、冷蔵庫外でのビール
サーバーの使用において、例えばビールタンクを縦置
き、または横置きにした場合でも注ぎ易い位置に注ぎ口
を設定することが可能になり、ビールを容易に注ぎ出す
ことができる。
【0068】なお、上記実施の形態1では、サーバー本
体1にビールタンク4をセットした状態で冷蔵庫6の
中、または冷蔵庫外に持ち出して使用する形態につき説
明したが、ビールサーバーを冷蔵室7の中において使用
しない場合は、購入してきたビールタンク4のみを冷蔵
室7の中で冷却し、ビールサーバーを使用する場所でサ
ーバー本体1に冷却したビールタンク4、ボンベ5をセ
ットしても良い。
【0069】(実施の形態2)図8は本発明の実施の形
態2によるサーバー本体の斜視図で、図9は同サーバー
本体にビールタンクを取り付けた状態の斜視図である。
そして、この実施の形態2による発明は、ビールタンク
の大小に合わせてサーバー本体の大きさを調節できる構
成にした点が、実施の形態1による発明と異なり、それ
以外の同一構成および作用効果を奏する部分には同じ符
号を付して詳細な説明を省き、異なる点を中心に説明す
る。
【0070】81はサーバー本体で、実施の形態1のサ
ーバー本体1と同様に、取り付け部81a、底部81
b、側部81cを有し、かつボンベ収納部81dを回転
した位置で固定可能に設けている。そして、サーバー本
体81は長手方向の側部81cを、底側を長くして分割
し左右に位置する側部81cのガイド溝82とこれに摺
動自在に係合したガイド体83とでサーバー本体81の
長さを調節可能に構成し、ビールタンク4の長さの大小
に対応可能にしている。
【0071】また、サーバー本体81は分割した底側の
長い方の側部81cの内側部84を、固定の外側部85
に対し左右のガイド溝85aとこれに摺動自在に係合し
た左右のガイド体84aとで上下方向へ摺動し、かつ摺
動した位置で固定可能に構成し、ビールタンク4の直径
の大小に対応可能にしている。86は実施の形態1のサ
ーバー本体1における孔11を、U字状に形成した開口
部で、外側部85に大きな径のビールタンク4が当らな
い上昇位置で内側部84に受けとめられたビールタンク
4の口部4bが開口部86の底から所定高さの位置で貫
通するものである。87は開口部86を覆う蓋体で、注
ぎ口体3とビールタンク4とにより挟持されて取り付け
られる。
【0072】すなわち、サーバー本体81は、ビールタ
ンク4の径に応じて高さを調節した内側部84に支持さ
れ開口部86より突き出たビールタンク4の口部4bに
キャップ4aを外して注ぎ口体3を着脱自在に螺合せし
めて、ビールタンク4とこのビールタンク4に取り付け
た注ぎ口体3とで互いに取り付け部81aと蓋体87を
挟持し合ってサーバー本体1にビールタンク4と注ぎ口
体3を一体に取り付け、そして底部81bをガイド溝1
2に沿って取り付けている。
【0073】上記実施の形態2において、サーバー本体
81は2L(2リットル)と3L(3リットル)の大き
さのビールタンク4をセットできるように構成してあ
る。すなわち、サーバー本体81は、図8に示すように
ガイド溝82よりガイド体83を後方へ引出した位置で
底側の側部81cを固定して3Lのビールタンク4の長
さに調節する。また、サーバー本体81は、底側の側部
81cの内側部84を、ガイド溝85aよりガイド体8
4aを上方(固定の外側部85より外方へ)へ引き上げ
た位置で固定して3Lのビールタンク4の直径に対応し
た調節をする。
【0074】そして、取っ手23を持って3Lのビール
タンク4を内側部84aに支持させた時、内側部84a
が固定状態にある外側部85より外方へずれているので
直径の大きい3Lのビールタンク4が外側部85に当る
ことなく安定して受けとめられ、そして口部4bを取り
付け部81aの開口部86より突き出させる。次に蓋体
87を開口部86に嵌合させて閉じ、キャップ4aを外
した口部4bに注ぎ口体3を螺合して取り付け部81a
と蓋体87をビールタンク4と注ぎ口体3とで互いに挟
持し合うことにより、3Lのビールタンク4と注ぎ口体
3が取り付けられるのである。
【0075】また、サーバー本体81は2Lのビールタ
ンク4を取り付ける時、図8に示すガイド体83をガイ
ド溝82に引き戻して底側の側部81cを前側の側部8
1cに接合し、一方、底側の側部81cの内側部84を
内方へガイド溝85aとガイド体84aとにより押し込
んで外側部85と同一位置にする(開口部86を除き実
施の形態1で説明したサーバー本体1の外観状態と略同
じようになる)。この状態において、サーバー本体81
に2Lのビールタンク4を、上記説明した3Lのビール
タンク4を取り付けた時と同じようにして取り付けるこ
とができる。
【0076】以上のように実施の形態2による発明は、
サーバー本体を、ビールタンクの大きさに応じて径と長
さを調節してビールタンクを支持できるように形成して
いるので、ビールタンクの大小に応じてサーバー本体の
径と長さを調節することにより、どのようなサイズのビ
ールタンクでも確実に支持できる。
【0077】なお、上記実施の形態2では、大小のビー
ルタンク4をサーバー本体1に取り付けるのに、径と長
さの両方を調節したが、ビールタンク4が径または長さ
の一方が一定で、他方のみが変わる大小の違いではその
いずれか一方を調節しても良いことは当然である。
【0078】(実施の形態3)図10は、本発明の実施
の形態3によるビールタンクを設置する過程のサーバー
本体の斜視図である。そして、この実施の形態3による
発明は、冷やされたビールタンクを冷却維持するための
構成を、実施の形態1の発明よりも向上させた点が、実
施の形態1による発明と異なり、それ以外の同一構成お
よび作用効果を奏する部分には同じ符号を付して詳細な
説明を省き、異なる点を中心に説明する。
【0079】100はサーバー本体1の取っ手逃げ部2
2となっている側部1cの開口側部を覆う合成樹脂の蓋
体で、ヒンジ101により一端部を側部1cの上端に取
付けて開閉自在に構成し、かつビールタンク4と同様に
円弧状の外形に形成し、中央部に凹状の取っ手逃げ部2
2aを設けている。
【0080】102は冷蔵庫6の冷却機能で冷やされた
ビールタンク4の冷却維持用に使用する蓄冷材で、サー
バー本体1を冷蔵庫6の外に持ち出して使用する時に、
蓋体100の成型時に長手方向の肉厚部に生じたヌスミ
103に着脱自在に挿入してビールタンク4の側部の一
部を冷却維持するものである。従って、サーバー本体1
は冷蔵庫6の中で使用する時は、蓄冷材102を取り外
して冷蔵庫6の冷却機能を効率良く受けられる構成にし
てあり、一方の蓄冷材102はその間に冷凍庫21の中
で冷凍状態にしておき、使用待機にしてある。
【0081】上記実施の形態3において、実施の形態1
と同様にしてビールタンク4をセットしたサーバー本体
1は、側部1cの開口している部分を蓋体100により
閉じた状態で冷蔵室7のドアポケット9、または棚10
において冷蔵庫6の冷却機能により冷却する。一方、蓋
体100のヌスミ103より取り出した蓄冷材102は
冷凍庫21において冷凍しておくものである。
【0082】そして、図7に示すようにテーブル25に
ビールサーバーをおいてビールを飲みたい時には、扉8
を開けてサーバー本体1を冷蔵室7から取り出し、一方
冷凍庫21から取り出した蓄冷材102を、開けた蓋体
100のヌスミ103に挿入して再び蓋体100を閉じ
ビールタンク4の外側部を冷凍状態の蓄冷材102で覆
うのである。
【0083】従って、冷蔵室7で冷却されたビールタン
ク4は、その外側部を冷凍状態の蓄冷材102により覆
われ冷却維持されるので、テーブル25上においてサー
バー本体1を長時間使用してもビールが途中で温くなる
ことなく、最後まで美味しくビールを飲むことができ
る。
【0084】なお、実施の形態1で説明したサーバー本
体1の側部1cにも冷凍状態の蓄冷材19を挿入してサ
ーバー本体1を使用すれば、ビールタンク4の外側部の
略全体が蓄冷材で覆うことができ、ビールタンク4の冷
却維持の作用を一段と向上させることができる。従っ
て、大きなビールタンク4を使用した時でも、ビールを
飲んでいる途中でビールタンク4のビールが温くなるこ
となく、最後まで美味しくビールを飲むことができるも
のである。
【0085】以上のように実施の形態3による発明は、
サーバー本体に、前記サーバー本体とでビールタンクの
外周側面を覆う蓋体を設け、前記蓋体の内部にビール冷
却維持用の蓄冷材を着脱自在に設けているので、蓋体に
よりビールタンクをサーバー本体に確実に支持できるこ
とはもちろん、ビールサーバーを冷蔵庫外に持ち出して
使用する場合に冷却されたビールを長く冷却維持でき
る。
【0086】また、サーバー本体を冷蔵庫の中に設置し
ている時に蓄冷材を取り外して冷凍庫の中で蓄冷してお
き、サーバー本体を冷蔵庫外に持ち出す時に蓄冷してお
いた蓄冷材を設置することが可能になり、急にビールサ
ーバーを冷蔵庫外に持ち出して使用する場合にも対応で
きるととともに、冷蔵庫の中に設置している時にサーバ
ー本体から蓄冷材を取り外しているので、ビールタンク
に冷蔵庫の冷却力が効率良く伝わり冷却効率を損なうこ
となくできる。
【0087】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に記載の発
明は、ビールを注ぎ出す開閉自在な注ぎ口を有する注ぎ
口体と、ビールを入れたビールタンクと、このビールタ
ンク内のビールを前記注ぎ口から出すために加圧するボ
ンベとを備え、前記注ぎ口体、ビールタンク、ボンベを
サーバー本体に一体に取り付けて食品冷却用の扉付冷蔵
庫の中に収めビールを冷却してなるもので、サーバー本
体に注ぎ口体、ビールタンク、ボンベを一体に取り付け
てコンパクトにできるとともに、業務用はもちろん、一
般家庭で使用されている冷凍サイクル式の扉付冷蔵庫の
中に収められ冷蔵庫の安定した冷却機能により常に新
鮮、かつなめらかで真っ白な泡立ちのビールを注ぎ出す
ことができる。
【0088】請求項2に記載の発明は、ビールを注ぎ出
す開閉自在な注ぎ口を有する注ぎ口体と、ビールを入れ
たビールタンクと、このビールタンク内のビールを前記
注ぎ口から出すために加圧するボンベとを備え、前記注
ぎ口体、ビールタンク、ボンベをサーバー本体に一体に
取り付け、かつ前記ビールタンクを縦置き、または横置
きにして食品冷却用の扉付冷蔵庫の中に収めビールを冷
却してなるもので、例えば冷蔵庫の扉のドアポケットに
ビールタンクを縦にして、または比較的に縦方向の間隔
の狭い冷蔵庫の棚にビールタンクを横にして収められる
等、冷蔵庫内スペースを合理的に利用して設置できる。
また、例えばサーバー本体を冷蔵庫外に持ち出して使用
する場合には、前記使用場所に応じてビールタンクを縦
にして、または横にして合理的に使用できる。
【0089】請求項3に記載の発明は、ビールを注ぎ出
す開閉自在な注ぎ口を有する注ぎ口体と、ビールを入れ
たビールタンクと、このビールタンク内のビールを前記
注ぎ口から出すために加圧するボンベとを備え、前記注
ぎ口体、ビールタンク、ボンベをサーバー本体に一体に
取り付けて食品冷却用の扉付冷蔵庫の中に収めビールを
冷却するとともに、前記サーバー本体を前記扉付冷蔵庫
の中に着脱自在に設置してなるもので、サーバー本体を
扉付冷蔵庫の中だけでなく、扉付冷蔵庫外に持ち出して
食卓等で使用することも可能になり、使い勝手を一段と
高めることができる。
【0090】請求項4に記載の発明は、ビールを注ぎ出
す開閉自在な注ぎ口を有する注ぎ口体と、ビールを入れ
たビールタンクと、このビールタンク内のビールを前記
注ぎ口から出すために加圧するボンベとを備え、前記注
ぎ口体、ビールタンク、ボンベをサーバー本体に一体に
取り付けて食品冷却用の扉付冷蔵庫の中に収めビールを
冷却するとともに、前記冷蔵庫の中でビールを注ぎ出し
可能に構成してなるもので、扉を開けて冷蔵庫の中で、
ビールを注ぎ出すことができる。
【0091】請求項5に記載の発明は、ビールを注ぎ出
す開閉自在な注ぎ口を有する注ぎ口体と、ビールを入れ
たビールタンクと、このビールタンク内のビールを前記
注ぎ口から出すために加圧するボンベとを備え、注ぎ口
体、ビールタンク、ボンベをサーバー本体に一体に取り
付けて食品冷却用の扉付冷蔵庫の中に収めビールを冷却
するとともに、加圧気体の出口を上にして前記ボンベを
常に重力方向へ向くように設定してなるもので、ボンベ
が加圧気体の出口を上にし、かつ常に重力方向へ向くこ
とにより、例えばビールタンクを縦置き、または横置き
にしてサーバー本体を扉付冷蔵庫の中、または外で使用
する場合でも加圧気体が適切にビールタンク内に加わ
り、常に安定してビールを注ぎ出すことができる。
【0092】請求項6に記載の発明は、サーバー本体に
ボンベを設置するボンベ収納部を設け、前記ボンベ収納
部を、前記ボンベが加圧気体の出口を上にし、かつ常に
重力方向へ向くように回動自在に形成しているので、例
えばビールタンクを縦置き、または横置きにしてサーバ
ー本体を扉付冷蔵庫の内、または外で使用する場合で
も、ボンベ収納部を回動させボンベが加圧気体の出口を
上にし、かつ常に重力方向へ向くようにでき、常に安定
してビールを注ぎ出すことができる。
【0093】請求項7に記載の発明は、サーバー本体が
扉付冷蔵庫の中に設けた設置箇所へ着脱可能な取り付け
具を設けているので、サーバー本体を着脱自在な取り付
け具により冷蔵庫内に安定して設置できる。
【0094】請求項8に記載の発明は、ビールタンクを
縦置きにして使用する時にサーバー本体を支える脚部を
前記サーバー本体に設けているので、ビールサーバーの
冷蔵庫外での使用において、ビールタンクを縦置きにし
たサーバー本体を安定して支えられ、ビールを安定して
注ぎ出すことができる。
【0095】請求項9に記載の発明は、サーバー本体に
取り付け部を設け、前記取り付け部をビールタンクとこ
のビールタンクに取り付けた注ぎ口体とで互いに挟持し
合って前記サーバー本体に一体に取り付けているので、
サーバー本体の取り付け部にビールタンク、注ぎ口体を
取り付けるための特別な部材を必要としない簡単な構成
とコンパクトにできるとともに、サーバー本体へのビー
ルタンクと注ぎ口体の取り付けも、ビールタンクに注ぎ
口体を取り付ける作業が兼ね、ビールタンクの交換作業
を容易にできる。
【0096】請求項10に記載の発明は、サーバー本体
を合成樹脂で形成するとともに、前記サーバー本体の成
型時のヌスミにビール冷却維持用の蓄冷材を着脱自在に
設けているので、ビールサーバーを冷蔵庫外に持ち出し
て使用する場合に冷却されたビールを長く冷却維持でき
るとともに、サーバー本体に蓄冷材を設置する箇所を特
別に設ける必要のない簡単な構成とコンパクトにでき
る。
【0097】また、サーバー本体を冷蔵庫の中に設置し
ている時は蓄冷材を取り外して冷凍庫の中で蓄冷し、サ
ーバー本体を冷蔵庫外に持ち出す時に蓄冷しておいた蓄
冷材を設置することが可能なので、急にビールサーバー
を冷蔵庫外に持ち出して使用する場合にも容易に対応で
きるとともに、冷蔵庫の中に設置している時にはサーバ
ー本体から蓄冷材を取り外し、ビールタンクの冷却に冷
蔵庫の冷却機能を効率良く利用できる。
【0098】請求項11に記載の発明は、サーバー本体
に、ビール購入時にビールタンクに付いている取っ手を
付けたまま前記ビールタンクを設置できるように取っ手
逃げ部を設けているので、取っ手を持ってビールタンク
のサーバー本体への着脱が可能になり、従来のビールサ
ーバーのようにいちいち取っ手を取り外してビールサー
バーにビールタンクを設置する必要のない取扱いの容易
なものにでき、かつ取り付け時にビールタンクに手等が
直接に触れるのを軽減し、冷却されたビールタンクの温
度を少しでも上昇させないようにもできる。
【0099】請求項12に記載の発明は、サーバー本体
を、ビールタンクの大きさに応じて径と長さを調節して
ビールタンクを支持できるように形成しているので、大
小のビールタンクをサーバー本体に容易に取り付けるこ
とができる。
【0100】請求項13に記載の発明は、サーバー本体
に、前記サーバー本体とでビールタンクの外周側面を覆
う蓋体を設け、前記蓋体の内部にビール冷却維持用の蓄
冷材を着脱自在に設けているので、ビールタンクをサー
バー本体に確実に支持できることはもちろん、冷蔵庫外
にビールサーバーを持ち出して使用する場合に冷却され
たビールを長く冷却維持できる。
【0101】また、サーバー本体を冷蔵庫の中に設置し
ている時は蓄冷材を取り外して冷凍庫の中で蓄冷し、サ
ーバー本体を冷蔵庫外に持ち出す時に蓄冷しておいた蓄
冷材を設置することも可能なので、急にビールサーバー
を冷蔵庫外に持ち出して使用する場合にも容易に対応で
きるとともに、サーバー本体を冷蔵庫の中に設置してい
る時に蓄冷材を取り外し、ビールタンクの冷却に冷蔵庫
の冷却機能を効率良く利用できる。
【0102】請求項14に記載の発明は、注ぎ口体の注
ぎ口に開閉自在な蓋を設けているので、注ぎ口からのビ
ール垂れを防止しビールサーバーの使用箇所を清潔に保
つことができる。
【0103】請求項15に記載の発明は、注ぎ口体の注
ぎ口をビールの注ぎ易い位置に設定可能に構成している
ので、冷蔵庫内はもちろん、冷蔵庫外でのビールサーバ
ーの使用において、例えばビールタンクを縦置き、また
は横置きにした場合でも常に注ぎ易い位置に注ぎ口を設
定でき、ビールを容易に注ぎ出すことができる。
【0104】請求項16に記載の発明は、請求項1〜請
求項15に記載したビールサーバーを備えているので、
業務用はもちろん、一般家庭用の冷蔵庫として食品の保
存機能以外に、安定した冷却能力のビールサーバーとし
ても使用でき使い勝手を大幅に向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1によるビールサーバーと
これを備えた冷凍冷蔵庫を示す斜視図
【図2】同実施の形態1によるビールサーバーを示す分
解斜視図
【図3】同実施の形態1によるビールサーバーを冷蔵庫
の扉への設置を示す斜視図
【図4】同実施の形態1によるビールサーバーの注ぎ口
を示す斜視図
【図5】同実施の形態1によるビールサーバーを冷蔵庫
の棚への設置を示す要部の分解斜視図
【図6】同実施の形態1によるビールサーバーの蓄冷材
の取り付けを示す斜視図
【図7】同実施の形態1によるビールサーバーの使用形
態を示す斜視図
【図8】同実施の形態2によるビールサーバーの要部を
示す斜視図
【図9】同実施の形態2によるビールサーバーの組立て
経過を示す斜視図
【図10】同実施の形態3によるビールサーバーの蓄冷
材の取り付けを示す斜視図
【符号の説明】
1,81 サーバー本体 1a,81a 取り付け部 1d,81d ボンベ収納部 2 注ぎ口 3 注ぎ口体 4 ビールタンク 5 ボンベ 6 冷蔵庫 14 外形保持部 16 取り付け具 18 脚部 19,102 蓄冷材 20,103 ヌスミ 22,22a 取っ手逃げ部 23 取っ手 24 蓋 81c 側部 84 内側部 100 蓋体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 逸雄 大阪府東大阪市高井田本通4丁目2番5号 松下冷機株式会社内 (72)発明者 佐藤 隆夫 大阪府東大阪市高井田本通4丁目2番5号 松下冷機株式会社内 Fターム(参考) 3E082 AA04 BB03 CC02 FF09

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビールを注ぎ出す開閉自在な注ぎ口を有
    する注ぎ口体と、ビールを入れたビールタンクと、この
    ビールタンク内のビールを前記注ぎ口から出すために加
    圧するボンベとを備え、前記注ぎ口体、ビールタンク、
    ボンベをサーバー本体に一体に取り付けて食品冷却用の
    扉付冷蔵庫の中に収めビールを冷却してなるビールサー
    バー。
  2. 【請求項2】 ビールを注ぎ出す開閉自在な注ぎ口を有
    する注ぎ口体と、ビールを入れたビールタンクと、この
    ビールタンク内のビールを前記注ぎ口から出すために加
    圧するボンベとを備え、前記注ぎ口体、ビールタンク、
    ボンベをサーバー本体に一体に取り付け、かつ前記ビー
    ルタンクを縦置き、または横置きにして食品冷却用の扉
    付冷蔵庫の中に収めビールを冷却してなるビールサーバ
    ー。
  3. 【請求項3】 ビールを注ぎ出す開閉自在な注ぎ口を有
    する注ぎ口体と、ビールを入れたビールタンクと、この
    ビールタンク内のビールを前記注ぎ口から出すために加
    圧するボンベとを備え、前記注ぎ口体、ビールタンク、
    ボンベをサーバー本体に一体に取り付けて食品冷却用の
    扉付冷蔵庫の中に収めビールを冷却するとともに、前記
    サーバー本体を前記扉付冷蔵庫の中に着脱自在に設置し
    てなるビールサーバー。
  4. 【請求項4】 ビールを注ぎ出す開閉自在な注ぎ口を有
    する注ぎ口体と、ビールを入れたビールタンクと、この
    ビールタンク内のビールを前記注ぎ口から出すために加
    圧するボンベとを備え、前記注ぎ口体、ビールタンク、
    ボンベをサーバー本体に一体に取り付けて食品冷却用の
    扉付冷蔵庫の中に収めビールを冷却するとともに、前記
    冷蔵庫の中でビールを注ぎ出し可能に構成してなるビー
    ルサーバー。
  5. 【請求項5】 ビールを注ぎ出す開閉自在な注ぎ口を有
    する注ぎ口体と、ビールを入れたビールタンクと、この
    ビールタンク内のビールを前記注ぎ口から出すために加
    圧するボンベとを備え、前記注ぎ口体、ビールタンク、
    ボンベをサーバー本体に一体に取り付けて食品冷却用の
    扉付冷蔵庫の中に収めビールを冷却するとともに、加圧
    気体の出口を上にして前記ボンベを常に重力方向へ向く
    ように設定してなるビールサーバー。
  6. 【請求項6】 サーバー本体はボンベを設置するボンベ
    収納部を設け、前記ボンベ収納部を、前記ボンベが加圧
    気体の出口を上にし、かつ常に重力方向へ向くように回
    動自在に形成してなる請求項5に記載のビールサーバ
    ー。
  7. 【請求項7】 サーバー本体は、扉付冷蔵庫の中に設け
    た設置箇所へ着脱可能な取り付け具を設けてなる請求項
    1〜請求項6のいずれか一項に記載のビールサーバー。
  8. 【請求項8】 サーバー本体は、ビールタンクを縦置き
    にして使用する時に前記サーバー本体を支える脚部を設
    けてなる請求項1〜請求項7のいずれか一項に記載のビ
    ールサーバー。
  9. 【請求項9】 サーバー本体は取り付け部を設け、前記
    取り付け部をビールタンクとこのビールタンクに取り付
    けた注ぎ口体とで互いに挟持し合って前記サーバー本体
    に一体に取り付けてなる請求項1〜請求項8のいずれか
    一項に記載のビールサーバー。
  10. 【請求項10】 サーバー本体は、合成樹脂で形成する
    とともに、成型時のヌスミにビール冷却維持用の蓄冷材
    を着脱自在に設けてなる請求項1〜請求項9のいずれか
    一項に記載のビールサーバー。
  11. 【請求項11】 サーバー本体は、ビール購入時にビー
    ルタンクに付いている取っ手を付けたまま前記ビールタ
    ンクを設置できるように取っ手逃げ部を設けてなる請求
    項1〜請求項10のいずれか一項に記載のビールサーバ
    ー。
  12. 【請求項12】 サーバー本体は、ビールタンクの大き
    さに応じて径と長さを調節してビールタンクを支持して
    なる請求項1〜請求項11のいずれか一項に記載のビー
    ルサーバー。
  13. 【請求項13】 サーバー本体は、前記サーバー本体と
    でビールタンクの外周側面を覆う蓋体を設け、前記蓋体
    の内部にビール冷却維持用の蓄冷材を着脱自在に設けて
    なる請求項1〜請求項12のいずれか一項に記載のビー
    ルサーバー。
  14. 【請求項14】 注ぎ口体は、注ぎ口に開閉自在な蓋を
    設けてなる請求項1〜請求項13のいずれか一項に記載
    のビールサーバー。
  15. 【請求項15】 注ぎ口体は、注ぎ口をビールの注ぎ易
    い位置に設定可能に構成してなる請求項1〜請求項14
    のいずれか一項に記載のビールサーバー。
  16. 【請求項16】 請求項1〜請求項15に記載したビー
    ルサーバーを備えてなる冷蔵庫。
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