JP7055514B1 - 植物用クリップ - Google Patents
植物用クリップ Download PDFInfo
- Publication number
- JP7055514B1 JP7055514B1 JP2021197057A JP2021197057A JP7055514B1 JP 7055514 B1 JP7055514 B1 JP 7055514B1 JP 2021197057 A JP2021197057 A JP 2021197057A JP 2021197057 A JP2021197057 A JP 2021197057A JP 7055514 B1 JP7055514 B1 JP 7055514B1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piece
- holding
- clip
- plant
- contact
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 241000196324 Embryophyta Species 0.000 claims description 104
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 23
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 7
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 7
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims description 5
- 230000001154 acute effect Effects 0.000 claims description 4
- 230000007423 decrease Effects 0.000 claims 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 abstract description 10
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 7
- 210000003811 finger Anatomy 0.000 description 4
- 210000003813 thumb Anatomy 0.000 description 2
- 235000013311 vegetables Nutrition 0.000 description 2
- 235000017166 Bambusa arundinacea Nutrition 0.000 description 1
- 235000017491 Bambusa tulda Nutrition 0.000 description 1
- 241001330002 Bambuseae Species 0.000 description 1
- 235000015334 Phyllostachys viridis Nutrition 0.000 description 1
- 208000000260 Warts Diseases 0.000 description 1
- 239000011425 bamboo Substances 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 1
- 201000010153 skin papilloma Diseases 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Supports For Plants (AREA)
Abstract
Description
上記のような茎の支持は、茎の適当な位置を支持するもので、一般的には、茎の複数の箇所と支柱(ひも)とを、例えば、クリップ等を用いて連結している。
このクリップは、支柱挟み部に折り曲げ部を有し、この折り曲げ部を折り曲げることにより、支柱挟み部が支柱を挟み込み、また、茎挟み固定部が茎を挟み込む状態になる。このように、支柱と茎をそれぞれ挟み込んだ状態で、茎挟み固定部に設けられたロック爪掛かり穴に、ロック爪を入れ込んでロックする。
上記のロックを外すときには、ロック爪の近傍に設けられた押え部を押して、ロック爪とロック爪掛かり穴との係合を外す。
このクリップは、植物の茎を略U字状のばね部分の内側に挟み込んでおき、フック部分を交差させて、交差したフック部分の間に支柱(イボ竹)を把持させる。
特許文献2のクリップにおいては、植物の茎をばね部分に挟めてフック部分を交差させる場合(クリップを取り付ける場合)、当該クリップと植物の茎および支柱との位置関係など、様々な注意点に気をつけることが必要になり、フック部分の交差を解除する場合(クリップを取り外す場合)においても、フック部分等が不意に当接して植物の茎等を傷めないように気を付ける必要がある。
例えば、農園で栽培されている全ての植物について、クリップの取り付けや取り外しを行う場合には、多数回の作業を行うことになるため、1回の取り付けまたは取り外し作業において気をつけることが多くなると、作業者に相当の疲労が生じる。
(実施の形態1)
図1は、本開示の実施の形態1によるクリップ1の構成を示す説明図である。図1は、クリップ1の固定部6を閉じた(締結固定させた)状態を示している。
図2は、図1のクリップ1の固定部6を開いた(開放した)状態を示す説明図である。
図3は、図1のクリップ1を側方から見た場合の構成を示す説明図である。この図は、図1に示したクリップ1の固定部6を閉じた状態において、挟持片11b側を見た場合の構成を示している。
図4は、図1のクリップ1を先端側から見た場合の構成を示す説明図である。この図は、図1に示したクリップ1の固定部6を閉じた状態において、クリップ1の先端側(接続部12側)を手前に位置させて見た場合の構成を示している。
クリップ1は、支柱係止孔3に挿通された図示されない支柱(支持部材)に、当該クリップ1を係止する支柱係止部2(支持部材係止部)と、茎支持孔5に挿通された、図示されない植物の茎を当接させて支持する(挟持する)茎支持部4と、を連ねて備え、また、茎支持部4の端部を締結固定し、また、所定の操作によって締結固定を開放することができる固定部6を備えている。
挟持片11aは、支柱係止部2を構成する支柱挟持部13aと、茎支持部4を構成する茎挟持部14aとを長手方向に並べて備えている。
また、挟持片11bは、支柱係止部2を構成する支柱挟持部13bと、茎支持部4を構成する茎挟持部14bとを長手方向に並べて備えている。
クリップ1は、当該クリップ1の先端部分において、挟持片11aの一端と挟持片11bの一端とを接続する接続部12を備えている。
接続部12は、柔軟に撓んでヒンジ機能を有するように、例えば、支柱係止孔3の開口部分を正面視したとき、挟持片11aならびに挟持片11bよりも薄く形成されており、挟持片11aの他端と挟持片11bの他端との間が開閉するように構成されている。
換言すると、接続部12は、支柱挟持部13aの円弧状に湾曲した内側(凹部分)と支柱挟持部13bの円弧状に湾曲した内側(凹部分)とが対向し、また、茎挟持部14aの円弧状に湾曲した内側(凹部分)と茎挟持部14bの円弧状に湾曲した内側(凹部分)とが対向するように、挟持片11aと挟持片11bとを接続する。
なお、ここで例示するクリップ1は、接続部12側に支柱係止部2を備え、固定部6側に茎支持部4を備えているが、接続部12側に茎支持部4を備え、固定部6側に支柱係止部2を備えて構成することも可能である。
支柱挟持部13aおよび支柱挟持部13bは、前述のように、内側がそれぞれ円弧状に湾曲しており、例えば円柱状の支柱の外周に当接することができる形状に形成されている。また、後述するように固定部6が締結固定された場合には、クリップ1が支柱に係止されるように、上記のように当接する支柱の外周を強く狭持する形状(大きさ)に形成されている。
茎挟持部14bの円弧状に湾曲した外側部分、例えば、この湾曲した外側部分のうち固定部6近傍の部分、もしくは茎挟持部14bの他端には、クリップ1の水平方向(挟持片11bの他端が開く方向)に突出する把持部17bが設けられている。
例えば、把持部17aおよび把持部17bは、親指を把持部17aに当接させ、人差し指を把持部17bに当接させて、挟持片11aの他端と挟持片11bの他端との間を閉じることができる位置に設けられている。
クリップ1は、例えば、茎挟持部14aの円弧状に湾曲した外側部分の適当な位置から、固定部6側に向かって突出する突出片状の把持部17aを設け、茎挟持部14bの円弧状に湾曲した外側部分の適当な位置から、固定部6側に向かって突出する突出片状の把持部17bを設けることも可能である。
挟持片11bは、支柱挟持部13bと茎挟持部14bとの間に位置決め部18bが設けられている。
位置決め部18aおよび位置決め部18bは、例えば、互いに嵌合するように形成されており、挟持片11aの他端と挟持片11bの他端との間が閉じられたきに嵌合し、挟持片11aと挟持片11bとの位置決めを行って、これらの接合状態を安定させるように設けられている。
固定部6を構成する係止片15aは、図2に示したように、基端側が茎挟持部14aに接続されており、先端側に当接部16aが設けられている。
固定部6を構成する係止片15bは、基端側が茎挟持部14bに接続されており、先端側に当接部16bが設けられている。
係止片15bは、クリップ1の垂直方向において、挟持片11b(支柱挟持部13b,茎挟持部14b)よりも厚みが小さく(細く)形成されており、茎挟持部14b等に比べて撓み易く(変形し易く)構成されている。また、係止片15bは、例えば、クリップ1の垂直方向において、挟持片11bの下側部分に配置されている。
当接部16bは、図5に示したクリップ1を開いた状態において、係止片15aに向かって立体的に凸状となっている(突出している)三次元曲面部20bと、当該三次元曲面部20bの背後側に配置される平面部21bとを有している。また、当接部16bは、三次元曲面部20bと平面部21bとの接続部分を鋭角に形成させた頂点部22bを有している。
三次元曲面部20aおよび三次元曲面部20bは、後述するように互いに当接したとき、当接面積が小さくなり、互いに表面(曲面)を滑り移動し易く形成されている。
また、上記の状態において(クリップ1の垂直方向において)、当接部16aは、係止片15aから下方(もしくは斜め下方)に向かって突出して頂点部22aが下端となるように配置されており、当接部16bは、係止片15bから上方(もしくは斜め上方)に向かって突出して頂点部22bが上端となるように配置されている。
また、当接部16bは、頂点部22b(三次元曲面部20bと接続する平面部21bの先端)が、クリップ1の水平方向において係止片15bと接続する平面部21bの基端よりも、挟持片11bの外側寄りに(把持部17b側に)配置されるように、平面部21bを傾斜させて設けている。
クリップ1に上記の矢印Aの力および矢印Bの力を加えると、当接部16aが矢印Aの方向に移動し、当接部16bが矢印Bの方向に移動して当接する。換言すると、クリップ1の水平方向において、当接部16aと当接部16bとが接近して当接する。
当接部16aと当接部16bとが当接するとき、初めに三次元曲面部20aと三次元曲面部20bとが当接し、互いの表面を滑り移動する。このとき、挟持片11aおよび挟持片11bに撓み(変形)が生じ、上記の滑り移動により、図6において、例えば、当接部16aが右斜め上方に移動し、当接部16bが左斜め下方に移動する。即ち、クリップ1の垂直方向において、当接部16aが一の方向に移動し、当接部16bが他の方向に移動する。
さらに、把持部17aに矢印Aの力を加え、把持部17bに矢印Bの力を加え続けると、頂点部22aと頂点部22bとが接近して互いに鋭角部分を乗り越える。
上記のように、頂点部22aと頂点部22bとが接近して、互いに鋭角部分を乗り越えると、頂点部22aが平面部21bに当接し(もしくは平面部21bの近傍に位置し)、頂点部22bが平面部21aに当接する(もしくは平面部21aの近傍に位置する)状態になる。
即ち、当接部16aの平面部21aと当接部16bの平面部21bとが対向して当接する。
即ち、当接部16aの位置と当接部16bの位置が、図5の左右方向において(クリップ1の水平方向において)入れ替わり、クリップ1の垂直方向において重なる挟持片11aと挟持片11bが交差し、挟持片11aおよび挟持片11bが変形した(例えば、係止片15a,15bが若干撓んだ)状態になっている。
把持部17aに加えた矢印Aの力と、把持部17bに加えた矢印Bの力を消滅させると、上記の応力が当接部16a,16bに作用して、平面部21aおよび平面部21bには、互いの面を当接させる押圧が生じ、当接部16aと当接部16bとが接触した状態で固定される。
このとき、支柱の外周部分が支柱挟持部13aおよび支柱挟持部13bの各湾曲の内側部分に当接するように、クリップ1の位置を調整する。
上記のように支柱および植物の茎を挿入させた状態としておき、把持部17aに矢印Aの力を、把持部17bに矢印Bの力を同時に加えて固定部6を閉じて、クリップ1を支柱および植物の茎に固定する。なお、この固定部6が閉じるときには、前述のように係止片15a,15bが移動し、また、当接部16a,16bの各部が当接して、クリップ1が図1および図7に示した状態になる。
このように、当接部16aを上方に移動させるとともに、当接部16bを下方に移動させて、固定部6の締結固定を開放して植物の茎および支柱からクリップ1を取外す。
また、当接部16aを上方へ移動させ、当接部16bを下方に移動させるだけで固定部6の締結固定を解除することができ、容易な操作によって、クリップ1を植物茎ならびに支柱から取り外すことができる。また、当該クリップ1を繰り返し使用することができる。
また、固定部6の締結固定を解除すると、挟持片11aと挟持片11bとの間を開くことが可能になるため、クリップ1を取り外すとき、植物の茎等との接触を回避して、当該植物の茎等が傷むことを防ぐことができる。
図8は、本開示の実施の形態2によるクリップ1aの構成を示す説明図である。クリップ1aは、支柱挟持部13aに支柱当接片19aを設け、支柱挟持部13bに支柱当接片19bを設けたもので、これら以外の部分は、前述のクリップ1と同様に構成されている。
クリップ1aについては、クリップ1と同様に構成された部分の重複説明を省略する。
支柱当接片19aは、支柱挟持部13aの湾曲形状の内側に設けられ、上記の樹脂の材質(特性)によってばね性(可撓性)を有するように形成されている。
支柱当接片19aは、位置決め部18aが設けられている支柱挟持部13aの基端側から、接続部12が設けられている支柱挟持部13aの先端側に向かって突出し、支柱挟持部13aの湾曲方向に沿って、例えば支柱挟持部13aよりも小さな曲率半径で湾曲している。
支柱当接片19aは、支柱挟持部13aの基端側から先端側に向かって徐々に細くなり、当該支柱当接片19aの湾曲形状が撓む(上記のばね性を有する)ように形成されている。
支柱当接片19bは、位置決め部18bが設けられている支柱挟持部13bの基端側から、接続部12が設けられている支柱挟持部13bの先端側に向かって突出し、支柱挟持部13bの湾曲方向に沿って、例えば支柱挟持部13bよりも小さな曲率半径で湾曲している。
支柱当接片19bは、支柱挟持部13bの基端側から先端側に向かって徐々に細くなり、当該支柱当接片19bの湾曲形状が撓む(上記のばね性を有する)ように形成されている。
詳しくは、支柱当接片19aおよび支柱当接片19bは、支柱係止孔3の縁辺が支柱(図示省略)の外周に沿うように、好ましくは、支柱係止孔3の形状(大きさ)を、支柱の断面形状(大きさ)と同様なものとするように形成されている。もしくは、支柱係止孔3の内部において、支柱の断面形状(大きさ)に対応する孔部が形成されるように形成されている。
即ち、支柱当接片19aおよび支柱当接片19bは、支柱挟持部13aおよび支柱挟持部13bだけでは当接することができない、支柱の接続部12側の外周部分に当接して、この部分を狭持するように形成されている。
また、支柱当接片19aおよび支柱当接片19bは、上記のように、支柱挟持部13aおよび支柱挟持部13bだけでは当接することができない、支柱の接続部12側の外周部分に当接して、支柱に対する接触面積を大きくすることができ、クリップ1aを確実に支柱に係止させることができる。
そのため、容易に固定部6を締結固定することができ、支柱に植物の茎を支持させる作業に必要な注意点を軽減することができ、当該作業を容易にすることができる。
また、クリップ1aは、前述のクリップ1と同様に、容易な操作で固定部6の締結固定を解除することができ、当該クリップ1aを植物茎ならびに支柱から取り外すことができる。また、クリップ1aを繰り返し使用することができる。
また、クリップ1aを取り外すとき、植物の茎等との接触を回避して、当該植物の茎等が傷むことを防ぐことができる。
図9は、本開示の実施の形態3によるクリップ1bの構成を示す説明図である。クリップ1bは、支柱挟持部13aに支柱当接突起部25aを設け、支柱挟持部13bに支柱当接突起部25bを設けたもので、これら以外の部分は、前述のクリップ1等と同様に構成されている。
クリップ1bについては、クリップ1等と同様に構成された部分の重複説明を省略する。
支柱当接突起部25aの複数の突起は、支柱挟持部13aの湾曲形状の部分に、適当な間隔を空けて配置されている。
図9に示した支柱当接突起部25aの突起は、例えば、突出形状が半円形状に形成されて、支柱挟持部13aの内側部分(湾曲部分)から突出している。また、この突起は、図中、手前側から奥側に(クリップ1bの厚み方向に)延設された半円柱形状に形成さている。
外側凹部26aは、クリップ1bの厚み方向に延設された凹部であり、支柱当接突起部25aを設けることによって支柱挟持部13aの湾曲部分が厚く(太く)なり、当該支柱挟持部13aが撓み難くなることを防ぐために設けられている。
即ち、支柱挟持部13aの、外側凹部26aが設けられた部分は、柔軟に撓むことができるように、例えば、支柱係止孔3の開口部分を正面視したとき、他の部分(外側凹部26aが設けられていない部分)よりも薄く形成されている。
支柱当接突起部25aおよび支柱当接突起部25bに形成されている複数の突起は、挟持片11aと挟持片11bとを接合させたとき、支柱挟持部13aと支柱挟持部13bとの間に挿入された支柱の外周部分に当接する突出量(支柱挟持部13a,13bの各内側部分からの突出高さ)を有する。
そのため、上記のように挟持片11aと挟持片11bとを接合すると、クリップ1bの支柱挟持部13a,13bが容易に支柱の外周部分に沿って撓む。
このように、クリップ1bの支柱挟持部13a,13bが、支柱の外周部分に沿って撓むことによって、各突起が支柱の外周部分に当接し易くなり、複数の突起が良好な状態で支柱に当接して(好ましくは全ての突起が一様に当接して)、クリップ1bを確実に支柱に係止させることができる。
そのため、容易に固定部6を締結固定することができ、支柱に植物の茎を支持させる作業に必要な注意点を軽減することができ、当該作業を容易にすることができる。
また、クリップ1bは、前述のクリップ1,1aと同様に、容易な操作で固定部6の締結固定を解除することができ、当該クリップ1bを植物茎ならびに支柱から取り外すことができる。また、クリップ1bを繰り返し使用することができる。
また、クリップ1bを取り外すとき、植物の茎等との接触を回避して、当該植物の茎等が傷むことを防ぐことができる。
図10は、本開示の実施の形態4によるクリップ7の構成を示す説明図である。クリップ7は、前述のクリップ1等と同様な樹脂を用いて形成され、植物の茎等を支持するように円弧状に湾曲させた挟持片31aおよび挟持片31b、挟持片31aの一端と挟持片31bの一端とを接続する接続部34、挟持片31aの他端と挟持片31bの他端とを締結固定する固定部32、支持部材として用いるひもを係止するひも係止部40(支持部材係止部)を備えている。
換言すると、接続部34は、挟持片31aの円弧状に湾曲した内側(凹部分)と挟持片31bの円弧状に湾曲した内側(凹部分)とが対向するように、挟持片31aと挟持片31bとを接続する。
挟持片31aの他端には、前述の係止片15aと同様に構成された係止片32aが設けられており、挟持片31bの他端には、前述の係止片15bと同様に構成された係止片32bが設けられている。
係止片32aは、先端側に当接部36aが設けられており、固定部32の一の部分を構成する。また、係止片32bは、先端側に当接部36bが設けられており、固定部32の他の部分を構成する。
また、当接部36aは、クリップ1の係止片15aに設けられた当接部16aと同様に、クリップ7の垂直方向において、係止片32aから下方(もしくは斜め下方)に向かって突出して、当接部36aの頂点部(図示省略)が下端となるように配置されている。
また、当接部36bは、クリップ1の係止片15bに設けられた当接部16bと同様に、クリップ7の垂直方向において、係止片32bから上方(もしくは斜め上方)に向かって突出して、当接部36bの頂点部(図示省略)が上端となるように配置されている。
挟持片31bの円弧状に湾曲した外側部分、例えば、この湾曲した外側部分のうち固定部32近傍の部分、もしくは挟持片31bの他端には、クリップ7の水平方向(挟持片31bの他端が開く方向)に突出する把持部33bが設けられている。
例えば、把持部33aおよび把持部33bは、親指を把持部33aに当接させ、人差し指を把持部33bに当接させて、挟持片31aの他端と挟持片31bの他端との間を閉じることができる位置に設けられている。
クリップ7は、例えば、挟持片31aの円弧状に湾曲した外側部分の適当な位置から、固定部32側に向かって突出する突出片状の把持部33aを設け、挟持片31bの円弧状に湾曲した外側部分の適当な位置から、固定部32側に向かって突出する突出片状の把持部33bを設けることも可能である。
クリップ7は、固定部32が開放されている状態において、把持部33aおよび把持部33bに、それぞれ前述の矢印Aの力ならびに矢印Bの力が加えられると、図5~図7の当接部16a,16b等と同様に、当接部36a,36b等が移動して、固定部32が締結固定される。
この状態で、把持部33a,33bに、前述の矢印Aの力および矢印Bの力を加え、挟持片31aの他端と挟持片31bの他端との間を閉じる。
クリップ7は、上記のように固定部32が締結固定されたとき、固定部32(係止片32a,32b)の長手先端を正面視した場合、図7に示したものと同様に、当接部36a,36b等の各部が配置される。
また、クリップ7を取り外すとき、植物の茎等との接触を回避して、当該植物の茎等が傷むことを防ぐことができる。
2 支柱係止部
3 支柱係止孔
4 茎支持部
5 茎支持孔
6 固定部
11a,11b 挟持片
12 接続部
13a,13b 支柱挟持部
14a,14b 茎挟持部
15a,15b 係止片
16a,16b 当接部
17a,17b 把持部
18a,18b 位置決め部
19a,19b 支柱当接片
20a,20b 三次元曲面部
21a,21b 平面部
22a,22b 頂点部
25a,25b 支柱当接突起部
26a,26b 外側凹部
30 支持孔
31a,31b 挟持片
32 固定部
32a,32b 係止片
33a,33b 把持部
34 接続部
35a 貫通孔
35b 突起部
36a,36b 当接部
40 ひも係止部
Claims (3)
- 2つの挟持片と、前記2つの挟持片の一端の間を接続する接続部と、前記2つの挟持片の他端を締結固定する固定部と、を備え、可撓性を有する樹脂によって形成された植物用クリップであって、
前記接続部は、
前記2つの挟持片の他端の間を開閉させるヒンジ機能を有し、
前記2つの挟持片は、
前記固定部によって締結固定されたとき、植物の茎を支持させる支持部材に前記植物用クリップを係止させる支持部材係止部と、前記植物の茎を挟持する挟持部と、
を備え、
前記2つの挟持片のうち、第1挟持片は、
前記固定部を構成する第1係止片および第1当接部を有し、
前記第1係止片は、
前記第1挟持片の他端から延設され、先端に前記第1当接部を備え、
前記2つの挟持片のうち、第2挟持片は、
前記固定部を構成する第2係止片および第2当接部を有し、
前記第2係止片は、
前記第2挟持片の他端から延設され、先端に前記第2当接部を備え、
前記支持部材の延設方向または前記植物の茎の成長方向を前記植物用クリップの垂直方向とし、前記第1挟持片の他端および前記第2挟持片の他端の開閉方向を前記植物用クリップの水平方向としたとき、
前記第1当接部は、
前記第1係止片から、前記植物用クリップの垂直方向における第1方向に突出し、
前記第1係止片の側から前記第1方向の側の先端部に向かうに従って前記植物用クリップの水平方向に対する傾斜角度が小さくなり、前記固定部の締結固定が開放されている状態において前記第2係止片の側に膨らんでいる第1の三次元曲面部と、
前記第1の三次元曲面部の背後側に設けられ、前記第1方向の側の先端部が前記第1係止片の側の端部よりも前記植物用クリップの水平方向における前記第1挟持片の外端側に配置されて、前記植物用クリップの水平方向に対して前記第1の三次元曲面部の先端部と同じ方向に傾斜するとともに該第1の三次元曲面部の先端部の傾斜角度よりも垂直に近い角度で傾斜された第1平面部と、
前記第1の三次元曲面部の先端部と前記第1平面部の先端部とが鋭角に接続されている第1頂点部と、を有し、
前記第2当接部は、
前記第2係止片から、前記第1方向と対向する第2方向に突出し、
前記第2係止片の側から前記第2方向の側の先端部に向かうに従って前記植物用クリップの水平方向に対する傾斜角度が小さくなり、前記固定部の締結固定が開放されている状態において前記第1係止片の側に膨らんでいる第2の三次元曲面部と、
前記第2の三次元曲面部の背後側に設けられ、前記第2方向の側の先端部が前記第2係止片の側の端部よりも前記植物用クリップの水平方向における前記第2挟持片の外端側に配置されて、前記植物用クリップの水平方向に対して前記第2の三次元曲面部の先端部と同じ方向に傾斜するとともに該第2の三次元曲面部の先端部の傾斜角度よりも垂直に近い角度で傾斜された第2平面部と、
前記第2の三次元曲面部の先端部と前記第2平面部の先端部とが鋭角に接続されている第2頂点部と、を有し、
前記固定部を締結固定させるように前記植物用クリップの水平方向の力が前記第1挟持片および前記第2挟持片に加えられると、
対向している前記第1の三次元曲面部と前記第2の三次元曲面部とが当接して、
前記第1当接部が、前記第2の三次元曲面部の傾斜に沿って移動するとともに、前記第2当接部が、前記第1の三次元曲面部の傾斜に沿って移動して、前記第1頂点部と前記第2頂点部とが接近し、
前記第1頂点部と前記第2頂点部とが互いに乗り越えると、前記植物用クリップの水平方向における前記第1当接部および前記第2当接部の位置が入れ替わり、
前記第1頂点部と、前記第2平面部の前記第2係止片側端部と、が接するとともに、前記第2頂点部と、前記第1平面部の前記第1係止片側端部と、が接する状態になるまで、前記第1平面部と前記第2平面部とが互いの傾斜に沿って移動して前記固定部の締結固定が行われる、
ことを特徴とする植物用クリップ。 - 前記支持部材係止部が、
前記第1挟持片に設けられ、内周側が前記第2挟持片に向いている湾曲形状の第1支持部材挟持部と、
前記第2挟持片に設けられ、内周側が前記第1挟持片に向いている湾曲形状の第2支持部材挟持部と、
によって形成され、
前記狭持部が、
前記第1支持部材挟持部に連ねて設けられ、内周側が前記第2挟持片に向いている湾曲形状の第1の挟持部と、
前記第2支持部材挟持部に連ねて設けられ、内周側が前記第1挟紙片に向いている湾曲形状の第2の挟持部と、
によって形成され、
前記第1支持部材挟持部と前記第1の挟持部との間に設けられて、前記第1挟持片から前記第2挟持片に向かって突出する凸形状に形成された第1位置決め部と、
前記第2支持部材挟持部と前記第2の挟持部との間に設けられて、前記固定部が締結固定された場合に前記第1位置決め部と嵌合する凹形状に形成された第2位置決め部と、
を備えることを特徴とする請求項1に記載の植物用クリップ。 - 前記狭持部が、
前記第1挟持片に設けられ、内周側が前記第2挟持片に向いている湾曲形状の第1の挟持部と、
前記第2挟持片に設けられ、内周側が前記第1挟持片に向いている湾曲形状の第2の挟持部と、
によって形成され、
前記支持部材係止部が、
前記第1の挟持部と前記接続部の第1端部との間に設けられて、前記第2の挟持部の内周側に向かって突出する突起部と、
前記第2の挟持部と前記接続部の第2端部との間に設けられて、前記固定部が締結固定された場合に前記突起部が挿入されるように前記第2の挟持部の湾曲形状の内周側から外周側へ貫通する貫通孔と、
を有し、
前記固定部が締結固定された場合に前記突起部と前記接続部との間に前記植物の茎を支持させる支持部材が挟持される、
ことを特徴とする請求項1に記載の植物用クリップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021197057A JP7055514B1 (ja) | 2021-12-03 | 2021-12-03 | 植物用クリップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021197057A JP7055514B1 (ja) | 2021-12-03 | 2021-12-03 | 植物用クリップ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP7055514B1 true JP7055514B1 (ja) | 2022-04-18 |
JP2023082993A JP2023082993A (ja) | 2023-06-15 |
Family
ID=81289300
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2021197057A Active JP7055514B1 (ja) | 2021-12-03 | 2021-12-03 | 植物用クリップ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7055514B1 (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001204267A (ja) | 2000-01-28 | 2001-07-31 | Tsutomu Kadomiya | クリップ具およびその係脱機構 |
JP3185409U (ja) | 2013-05-17 | 2013-08-15 | 太平洋醫材股▲ふん▼有限公司 | 医療用接続チューブの固定クリップ |
JP2018047126A (ja) | 2016-09-23 | 2018-03-29 | アトムメディカル株式会社 | 医療用チューブの固定クリップ |
US20190224470A1 (en) | 2015-11-03 | 2019-07-25 | Tariq Chaudhry | Catheter clamp |
-
2021
- 2021-12-03 JP JP2021197057A patent/JP7055514B1/ja active Active
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001204267A (ja) | 2000-01-28 | 2001-07-31 | Tsutomu Kadomiya | クリップ具およびその係脱機構 |
JP3185409U (ja) | 2013-05-17 | 2013-08-15 | 太平洋醫材股▲ふん▼有限公司 | 医療用接続チューブの固定クリップ |
US20190224470A1 (en) | 2015-11-03 | 2019-07-25 | Tariq Chaudhry | Catheter clamp |
JP2018047126A (ja) | 2016-09-23 | 2018-03-29 | アトムメディカル株式会社 | 医療用チューブの固定クリップ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2023082993A (ja) | 2023-06-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
TW201043187A (en) | Integrated double clips applier cvith division device for clamping clips | |
US7784383B2 (en) | Jewelry aid | |
US5261428A (en) | Hair fastening device | |
US7062822B2 (en) | Tube clip | |
JP7055514B1 (ja) | 植物用クリップ | |
JP6346923B2 (ja) | 医療用チューブの固定クリップ | |
US6691717B2 (en) | Clip end hair fastener | |
KR20080035673A (ko) | 핀 고정식의 고정구 | |
CN111263598A (zh) | 饰品用紧固件、饰品用紧固件的组装套件及饰品 | |
JP5116058B2 (ja) | シートキャッチフック | |
US20030200982A1 (en) | Claw clip hair fastener | |
KR102139907B1 (ko) | 클립 및 그 클립을 장착한 정보 표시 표찰 | |
JP7233695B2 (ja) | 植物茎誘引用クリップ | |
JP2019520124A (ja) | 髪留 | |
JP5832054B1 (ja) | 樹脂製のかつら用クリップ | |
JP4002922B2 (ja) | 農園芸用クリップ | |
US20050199001A1 (en) | Earring | |
US6889525B2 (en) | Ring and mounting for a plurality of gemstones | |
JP2018099148A (ja) | ラチェットクリップ | |
US10285482B2 (en) | Hair clip with flexible joining member | |
KR100430963B1 (ko) | 머리핀 | |
JP5553260B2 (ja) | ネックレス用留め具 | |
JP6802343B1 (ja) | かつら用ストッパ、及び、かつら | |
KR200277793Y1 (ko) | 머리핀 | |
KR20160138539A (ko) | 보석용 공구 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20211203 |
|
A871 | Explanation of circumstances concerning accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871 Effective date: 20211203 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220118 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220309 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220322 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220330 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7055514 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |