JP6346923B2 - 医療用チューブの固定クリップ - Google Patents
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Description
また、このようにして、チューブ固定部を環状に形成し、固定クリップを医療用チューブに固定した状態においては、チューブ固定部の弾性復元力によりチューブ固定部の両端部が互いに離間する方向に付勢された状態となり、両挟持部が当接し、互いに押圧された状態となる。そして、この状態で、チューブ固定部の両端部を内側に押圧して近接させると、両挟持部を離間させることができ、チューブ固定部の両端部の押圧を解除すると、チューブ固定部の両端部間が弾性復元力により広がり、両挟持部を当接させることができる。このように、本発明の固定クリップにおいては、チューブ固定部の両端部の移動に伴って、両挟持部の間を開閉することとされており、両挟持部の開閉により、両挟持部の間に被挟着物を挟んだり、両挟持部の間から被挟着物を取り外したりと、被挟着物と固定クリップとの着脱を容易に行うことができる。
また、チューブ固定部の両端部を近接させ、両挟持部を当接させると、両フック部が幅方向に並んで配置され、環状に組み合わせられる。この際、各フック部に連続する補助フック部を設けておくことで、一方のフック部に他方の補助フック部を幅方向に並べて配置できるとともに、他方のフック部に一方の補助フック部を幅方向に並べて配置できるので、両フック部の内側内周面に囲まれた内側空間に支柱等の被挟着物を挿通した際の、被挟着物と両フック部との係止幅を広く形成できる。したがって、被挟着物に対して固定クリップを安定して固定でき、固定クリップが不用意に回転することを防止できる。
また、医療用チューブが蛇管で構成される場合には、チューブ固定部の内周面に設けた突起部の端面を蛇管表面の凹凸形状に引っ掛けて固定することができるので、医療用チューブの外周面とチューブ固定部の内周面との係合が緩い場合でも、突起部により医療用チューブと固定クリップとの固定位置がずれることを防止でき、医療用チューブを被挟着物の任意の位置に安定して固定できる。
図1〜図5に示した本実施形態の医療用チューブの固定クリップ101は、例えば、図10に示すような加温加湿器201に備え付けられる。そして、固定クリップ101は、加温加湿器201と患者に装着される鼻マスク等の患者インターフェースとの間を接続して、呼吸用気体を患者に供給するための医療用チューブ50を、患者の衣服やシーツ等の比較的薄い被挟着物や、支柱等の被挟着物に固定するために用いられる。
そして、図2及び図4に示されるように、チューブ固定部10の内周面10iにより形成される内側空間15に、医療用チューブ50が挿入可能に設けられている。このチューブ固定部10の内周面10iには、その長さ方向の中央部11に、内周面10iから突出し、幅方向に延在する突起部13が形成されており、チューブ固定部10の両端部12A,12Bを外側から内側に押圧した際に、チューブ固定部10の中央部11に作用する応力を、中央部11から両端部12A,12B側に向けて分散できるようになっている。
このうち、基端側の両フック部30A,30Bは、図1及び図2に示されるように、チューブ固定部10の両端に連続して形成され、チューブ固定部10とは逆向きに反って円弧状に湾曲し、内側円弧面が互いに外向きに配置された形状とされている。また、各フック部30A,30Bは互いに離れてチューブ固定部10の幅方向にずれて、言い換えれば幅方向に離れて形成されており、図2に二点鎖線で示すように、チューブ固定部10の両端部12A,12Bを近接させて両保持アーム部20A,20Bの基端部を交差させたときに容易にすれ違いが可能な形状とされ、両フック部30A,30Bを大きく干渉させることなく交差できるようになっている。また、両フック部30A,30Bは、図3及び図4に示されるように、両挟持部40A,40Bを当接させ、チューブ固定部10を環状に形成した状態において、両フック部30A,30Bの内側円弧面が互いに内向きに配置され、両フック部30A,30Bが幅方向に並んで配置されることにより、両フック部30A,30Bの内側円弧面(内周面)に囲まれた内側空間35A,35Bを幅方向に連通させ、これら両フック部30A,30Bが環状に組み合わされた円環部36が形成されるようになっている。
まず、図1及び図2に示すように、固定クリップ101の両保持アーム部20A,20Bの間を開いた状態にする。このように、両保持アーム部20A,20Bの基端部を交差させずに、両挟持部40A,40Bを離間させた状態とし、両保持アーム部20A,20Bの間を開いた状態では、両フック部30A,30Bの間が離間して配置されるとともに、両フック部30A,30Bの内側円弧面が互いに外向きに配置され、チューブ固定部10の内側空間15が開放された状態となる。このとき、チューブ固定部10の両端部12A,12Bの間も大きく開いているので、図2に示すように、チューブ固定部10の内側空間15に医療用チューブ50を容易に挿通させることができる。
このように、固定クリップ101は、チューブ固定部10の両端部12A,12Bの移動に伴って両挟持部40A,40Bの間を開閉することができ、両挟持部40A,40Bの開閉により、被挟着物301と固定クリップ101との着脱を容易に行うことができる。
図7に示すように、固定クリップ101を医療用チューブ50に固定した状態においては、両フック部30A,30Bの内側円弧面が互いに内向きに配置され、両フック部30A,30Bが幅方向に並んで配置されることにより、両フック部30A,30Bが環状に組み合わされた円環部36が形成され、両フック部30A,30Bの内側空間35A,35Bが幅方向に挿通させられた状態が維持されている。そして、この円環部36(内側空間35A,35B)に、例えば図10に示す加温加湿器201の支柱のように、医療機器等に備え付けられた支柱等の被挟着物302を挿通させることで、両フック部30A,30Bの内側空間35A,35Bに容易に被挟着物302を挿通させることができる。この際、両フック部30A,30Bは、両挟持部40A,40Bと同様に、チューブ固定部10の弾性復元力により互いに離間する方向に付勢されているので、両フック部30A,30Bにより被挟着物302を挟持して固定クリップ101を固定でき、医療用チューブ50を安定して固定できる。
13 突起部
14 凸条部
15 内側空間
20A,20B 保持アーム部
30A,30B フック部
31A,31B リブ部
32A,32B 補助フック部
35A,35B 内側空間
36 円環部
40A,40B 挟持部
41A,41B 挟持面
42A,42B ガイド面
43 爪部
50 医療用チューブ
101 固定クリップ(医療用チューブの固定クリップ)
201 加温加湿器
301,302 被挟着物
Claims (5)
- 弾性材により形成され帯状部材が円弧状に湾曲形成されたチューブ固定部と、
前記チューブ固定部の両端から延在する一対の保持アーム部とを備え、
両保持アーム部は、基端側に形成されたフック部と、先端側に形成された挟持部とを有し、
両フック部は、前記チューブ固定部とは逆向きに反って円弧状に湾曲した形状とされるとともに、各フック部は互いに離れて前記チューブ固定部の幅方向にずれて形成されており、
両挟持部は、前記フック部よりも幅広の形状に形成されるとともに、前記チューブ固定部の両端部を近接させたときに、各挟持部の少なくとも一部が前記チューブ固定部の幅方向に重なり合う形状に形成されており、
前記チューブ固定部の両端部を近接させ、両保持アーム部の基端部を交差させるとともに、両挟持部を相互に乗り越えさせた状態のときに、
前記チューブ固定部の弾性復元力により前記チューブ固定部の両端部が互いに離間する方向に付勢され、両挟持部が互いに当接させられることにより、前記チューブ固定部が環状に形成されるとともに、
両フック部の内側円弧面が互いに内向きに配置され、両フック部が前記幅方向に並んで配置されることにより、両フック部が環状に組み合わされた円環部が形成され、
両保持アーム部の基端部を交差させずに、前記チューブ固定部の両端部を離間させた状態のときに、両フック部の前記内側円弧面が互いに外向きに配置されており、
前記フック部と前記チューブ固定部との接続部に、前記フック部の円弧形状を該円弧の長さ方向に延長して該フック部に連続した補助フック部が形成されていることを特徴とする医療用チューブの固定クリップ。 - 両保持アーム部の基端部を交差させずに、両挟持部を離間させた状態のときに、
両フック部の間が離間して配置されるとともに、両フック部の内側円弧面が互いに外向きに配置され、前記チューブ固定部の内側空間が開放されていることを特徴とする請求項1に記載の医療用チューブの固定クリップ。 - 前記チューブ固定部の長さ方向の中央部に、その内周面から突出し、幅方向に延在する突起部が形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の医療用チューブの固定クリップ。
- 前記フック部の外周面から突出し、長さ方向に延在するリブ部が形成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の医療用チューブの固定クリップ。
- 前記リブ部は、前記チューブ固定部の両端部を近接させ、両フック部を前記幅方向に並べて配置させたときに、それぞれ両フック部の前記幅方向に対向する側面に連続して形成されていることを特徴とする請求項4に記載の医療用チューブの固定クリップ。
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