JP7055363B2 - 蓋付き折畳み容器 - Google Patents

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Description

本発明は、物品の運搬等に使用される蓋付きの折畳み容器に関するものである。
従来、温度管理を必要とする物品を収容する容器として、発泡合成樹脂により構成された容器が知られている。また、発泡合成樹脂の容器として、上方に開口する箱型の容器本体と、蓋部材とを備えるとともに、物品を収容していない状態における運搬・保管効率の向上を図るべく、容器本体が折畳み可能に構成されているものがある(例えば、特許文献1等参照。)。さらに、蓋部材の下面側には、箱型に組立てられた組立状態にある容器本体の内側に嵌入する嵌入凸部が設けられている。当該嵌入凸部により、組立状態にある容器本体に被せられた蓋部材の水平方向における相対変位が防止されるようになっている。
実用新案登録第2605900号公報
ところで、容器本体を折畳み状態とし、蓋部材を容器本体とセットで運搬・保管等する場合には、折畳み状態にある容器本体の上側に蓋部材を被せることとなる。しかしながら、上記特許文献1の容器に関しては、蓋部材は折畳み状態にある容器本体に載置されるだけとなるため、容器本体に対して蓋部材が水平方向に相対変位し易く、蓋部材が容器本体から脱落するおそれがある。さらには、折畳み状態にある容器本体に対し蓋部材を被せた状態が不安定であることから、かかる状態の容器同士を積み重ねて運搬等することも困難になることが懸念される。また、蓋部材が発泡合成樹脂により構成される場合には、蓋部材が比較的軽量となることから、折畳み状態の容器本体に載せられただけの蓋部材が風圧でも飛ばされてしまうおそれがある。
本発明は、上記例示した問題点等を解決するためになされたものであって、その目的は、折畳み状態にある容器本体に対して安定した被覆状態を得ることのできる蓋部材を備えた蓋付き折畳み容器を提供することにある。
以下、上記目的等を解決するのに適した各手段につき項分けして説明する。なお、必要に応じて対応する手段に特有の作用効果等を付記する。
手段1.平面視略矩形状をなす底壁部、及び、前記底壁部の各側辺部に沿って設けられる土台部を具備する底壁構成部と、前記底壁構成部の前記各土台部に対して、前記各土台部の上方に立設される起立位置と、前記底壁部の上方に寝かされる寝かせ位置との間を回動変位可能に連結された側壁部とを備え、全ての前記側壁部が前記起立位置とされた組立状態と、全ての前記側壁部が前記寝かせ位置とされた折畳み状態とに状態変化可能な容器本体と、
前記容器本体に被せられる蓋部材とを備える蓋付き折畳み容器において、
前記蓋部材は、前記折畳み状態にある前記容器本体に被せられた場合に、前記土台部の上面側に設けられた凹部、又は、前記寝かせ位置とされた前記側壁部と、当該側壁部が連結されている前記土台部との間の隙間に挿入される挿入凸部を備えており、
前記土台部は、前記底壁部の相対する一対の側辺部からそれぞれ上方に突出する相対する一対の第1土台部と、前記第1土台部よりも高さが低く構成された相対する一対の第2土台部とを備え、
前記側壁部は、前記各第1土台部にそれぞれ連結される一対の第1側壁部と、前記各第2土台部にそれぞれ連結される一対の第2側壁部とを備え、
前記容器本体を前記組立状態から前記折畳み状態とする場合に、前記一対の第2側壁部を前記寝かせ位置とすることで、前記第1側壁部を前記寝かせ位置とすることが可能な構成において、
前記容器本体の折畳み状態において、前記一対の第1側壁部の高さ位置が互いに同じとなるように構成されるとともに、前記一対の第1側壁部間に隙間が形成され、
前記蓋部材は、前記折畳み状態にある前記容器本体に被せられた場合に、前記寝かせ位置とされた一対の前記第1側壁部間の隙間に挿入される中間側挿入凸部を備えており、
前記中間側挿入凸部は、前記蓋部材が前記折畳み状態にある前記容器本体に被せられた場合に、前記寝かせ位置にある前記一対の第1側壁部の下側を向いている面と上下に対向して、当接、又は、近接する中間側係止突起を備えていることを特徴とする蓋付き折畳み容器。
手段1によれば、折畳み状態にある容器本体に被せられた蓋部材が、容器本体に対して水平方向に相対変位し、容器本体から脱落してしまうといった事態を防止することができる。従って、蓋部材を折畳み状態にある容器本体に被せた状態の安定化を図ることができ、折畳み状態にある容器本体に蓋部材を被せた状態の蓋付き折畳み容器同士を安定して段積みすることができる。結果として、物品を収容していない状態にある蓋付き折畳み容器の運搬・保管効率の向上を図ることができるとともに、容器本体と、蓋部材とをセットで運搬、及び、保管することができることから、利便性の向上等を図ることができる。特に、蓋部材の挿入凸部が挿入される凹部が設けられた土台部、又は、蓋部材の挿入凸部が挿入される隙間が近傍に設けられた土台部との間の蓋部材の位置ずれが効果的に防止されることから、折畳み状態にある容器本体に対する蓋部材の被覆状態を安定化させるといった作用効果がより一層奏される。
尚、「前記蓋部材、及び、前記容器本体の一部、又は、全部は、発泡合成樹脂により構成されていること」としてもよい。この場合、蓋付き折畳み容器の断熱性・保温性が向上する一方で、蓋部材が軽くなり、蓋部材が容器本体から不用意に外れ易くなってしまうことも懸念されるが、上記手段1のように、蓋部材に挿入凸部を設ける構成によってかかる懸念を払拭することができる。
尚、「前記側壁部は、前記土台部に対して回動可能に連結される複数の軸部を備え、前記折畳み状態にある前記容器本体に前記蓋部材を被せた状態において、前記挿入凸部は、前記寝かせ位置とされた前記側壁部と、当該側壁部が連結されている前記土台部の間、かつ、前記複数の軸部の間の隙間に挿入されること」としてもよい。この場合、側壁部の横幅方向における蓋部材の位置ずれについてもより確実に防止することができる。
また、手段によれば、折畳み状態にある容器本体に被せられた蓋部材が、容器本体に対して水平方向に相対変位し、容器本体から脱落してしまうといった事態をより確実に防止することができる。特に、寝かせ位置とされた一対の第1側壁部の間、すなわち、一対の第1土台部の中間位置において、蓋部材の位置ずれが防止されることとなる。従って、上記手段1の挿入凸部の位置決め効果(第1土台部付近での位置決め)と相俟って、折畳み状態にある容器本体に対する蓋部材の被覆状態を安定化させるといった作用効果を飛躍的に向上させることができる。
尚、「前記蓋部材は、前記組立状態にある前記容器本体の内側に挿入されるとともに、前記起立位置にある前記側壁部の内面と当接、又は、近接する嵌合凸部を備え、前記中間側挿入凸部は、前記嵌合凸部から下方に突出し、前記中間側挿入凸部のうち前記蓋部材の外周側の面は、前記嵌合凸部の外周面と面一とされていること」としてもよい。この場合、組立状態にある容器本体に蓋部材を被せた状態において、中間側挿入凸部が設けられた部位に関しては、嵌合凸部が下方に延長されたような格好で、側壁部の内面と接触する上下幅(掛かり代)をより長く確保することができる。従って、組立状態にある容器本体に被せられた蓋部材の不用意な脱落をより確実に防止することができる。また、組立状態にある容器本体に被せられた蓋部材の下面側に指先を掛けられるようにするべく、蓋部材の下面側の外周部、又は、容器本体の側壁部の外面側の上縁部に対して指掛け用凹部を設ける場合には、蓋部材の周方向において指掛け用凹部の形成範囲内に中間側挿入凸部を設けることとしてもよい。この場合、蓋部材のうち比較的浮き上がり易い部位において蓋部材の脱落を効果的に抑止することができる。
また、手段によれば、中間側挿入凸部の中間側係止突起が、寝かせ位置にある第1側壁部の下側を向いている面に略係止状態とされることから、中間側挿入凸部が寝かせ位置にある一対の第1側壁部の間から不用意に抜け出してしまうことを抑止することができる。従って、蓋部材が折畳み状態にある容器本体から脱落してしまうことをより確実に抑止することができる。
手段.前記底壁構成部は、前記第2土台部の上面側に設けられ、前記寝かせ位置とされた前記第1側壁部の下側を向いている面と当接して支持する側板支持部を備え、
前記折畳み状態とされた前記容器本体に前記蓋部材を被せた状態において、前記中間側挿入凸部と、前記側板支持部とが近接配置されることを特徴とする手段1に記載の蓋付き折畳み容器。
寝かせ位置にある一対の第1側壁部は、第2土台部の上面側に設けられた側板支持部に当接して支持されることから、寝かせ位置にある第1側壁部のうち、側板支持部に支持されている部位の近傍部位は、当該支持されている部位から離れた部位(例えば、第1側壁部の横幅方向中央部)に比べ、下方に押圧された場合に撓み難くなっている。この点、手段によれば、折畳み状態にある容器本体に被せられた蓋部材の中間側挿入凸部が、容器本体の側板支持部に近接配置されるように構成されている。従って、中間側挿入凸部を寝かせ位置にある一対の第1側壁部の間の隙間に挿入させる際に、例えば、中間側挿入凸部が、寝かせ位置にある第1側壁部の上方を向いている面に接触したり、一対の第1側壁部のうち互いに対向している面に摺接したりしても、第1側壁部が下方に逃げるような変形はほぼなく、中間側挿入凸部を比較的スムースに挿入することができる。さらに、寝かせ位置にある第1側壁部が蓋部材の中間側挿入凸部に押圧されることで変形してしまい、これに起因して第1側壁部が損傷してしまうといった事態を抑止することができる。
手段3.平面視略矩形状をなす底壁部、及び、前記底壁部の各側辺部に沿って設けられる土台部を具備する底壁構成部と、前記底壁構成部の前記各土台部に対して、前記各土台部の上方に立設される起立位置と、前記底壁部の上方に寝かされる寝かせ位置との間を回動変位可能に連結された側壁部とを備え、全ての前記側壁部が前記起立位置とされた組立状態と、全ての前記側壁部が前記寝かせ位置とされた折畳み状態とに状態変化可能な容器本体と、
前記容器本体に被せられる蓋部材とを備える蓋付き折畳み容器において、
前記蓋部材は、前記折畳み状態にある前記容器本体に被せられた場合に、前記土台部の上面側に設けられた凹部、又は、前記寝かせ位置とされた前記側壁部と、当該側壁部が連結されている前記土台部との間の隙間に挿入される挿入凸部を備えており、
前記組立状態にある前記容器本体に前記蓋部材を被せた場合に、前記蓋部材の前記挿入凸部が、前記容器本体の内側に挿入される構成であって、
前記蓋部材は、前記挿入凸部から前記蓋部材の外周側に突出する外周側係止突起を備え、
前記側壁部は、前記組立状態にある前記容器本体に前記蓋部材を被せた場合に、前記外周側係止突起が挿入される被係止部を備えていることを特徴とする蓋付き折畳み容器。
手段によれば、蓋部材の外周側係止突起が、組立状態にある容器本体の側壁部に設けられた被係止部に略係止状態とされることから、蓋部材が組立状態にある容器本体から不用意に脱落してしまうことをより確実に防止することができる。
手段4.前記土台部は、前記底壁部の相対する一対の側辺部からそれぞれ上方に突出する相対する一対の第1土台部と、前記第1土台部よりも高さが低く構成された相対する一対の第2土台部とを備え、
前記側壁部は、前記各第1土台部にそれぞれ連結される一対の第1側壁部と、前記各第2土台部にそれぞれ連結される一対の第2側壁部とを備え、
前記容器本体を前記組立状態から前記折畳み状態とする場合に、前記一対の第2側壁部を前記寝かせ位置とすることで、前記第1側壁部を前記寝かせ位置とすることが可能な構成において、
前記容器本体の折畳み状態において、前記一対の第1側壁部の高さ位置が互いに同じとなるように構成されるとともに、前記一対の第1側壁部間に隙間が形成され、
前記蓋部材は、前記折畳み状態にある前記容器本体に被せられた場合に、前記寝かせ位置とされた一対の前記第1側壁部間の隙間に挿入される中間側挿入凸部を備えていることを特徴とする手段3に記載の蓋付き折畳み容器。
手段5.前記中間側挿入凸部は、前記蓋部材が前記折畳み状態にある前記容器本体に被せられた場合に、前記寝かせ位置にある前記一対の第1側壁部の下側を向いている面と上下に対向して、当接、又は、近接する中間側係止突起を備えていることを特徴とする手段4に記載の蓋付き折畳み容器。
組立状態にある容器本体を含む蓋付き折畳み容器の斜視図である。 折畳み状態にある容器本体を含む蓋付き折畳み容器の斜視図である。 組立状態にある容器本体の斜視図である。 折畳み状態にある容器本体の斜視図である。 蓋部材の上面側を示す斜視図である。 蓋部材の下面側を示す斜視図である。 組立状態にある容器本体を含む蓋付き折畳み容器の一部断面を含む斜視図である。 折畳み状態にある容器本体を含む蓋付き折畳み容器の一部断面を含む斜視図である。 一部断面を含む蓋部材の斜視図である。 折畳み状態にある容器本体の部分拡大平面図である。 折畳み状態にある容器本体に蓋部材を被せた場合の上段係合凸部の配置を説明するための部分拡大断面図である。 折畳み状態にある容器本体に蓋部材を被せた場合の下段係合凸部、及び、中央側挿入凸部の配置を説明するための部分拡大断面図である。 組立状態にある容器本体を含む蓋付き折畳み容器の一部断面を含む斜視図である。 折畳み状態にある容器本体を含む蓋付き折畳み容器の一部断面を含む斜視図である。
以下に、一実施形態について図面を参照して説明する。図1、図3等に示すように、蓋付き折畳み容器1は、上方に開口する箱状に組立可能な容器本体2と、容器本体2に被せられる蓋部材3とを備えている。図3、図7、図13等に示すように、容器本体2は、平面視略矩形状をなす底壁部5と、底壁部5の各長辺部に沿って底壁部5からそれぞれ上方に突出する長辺側土台部6と、底壁部5の各短辺部に沿って底壁部5からそれぞれ上方に突出する短辺側土台部7とを具備する底壁構成部4を備えている。さらに、容器本体2は、各長辺側土台部6に対してそれぞれ回動可能に連結された長辺側側壁部8と、各短辺側土台部7に対してそれぞれ回動可能に連結された短辺側側壁部9とを備えている。尚、本実施形態では、長辺側土台部6が第1土台部に相当し、短辺側土台部7が第2土台部に相当し、長辺側側壁部8が第1側壁部に相当し、短辺側土台部7が第2側壁部に相当する。
長辺側側壁部8、及び、短辺側側壁部9は、図3等に示すように、それぞれ長辺側土台部6、及び、短辺側土台部7の上方に立設される起立位置と、図4等に示すように、底壁部5の中央部側に寝かされて、当該底壁部5とほぼ平行して延在する寝かせ位置との間を回動変位可能に構成されている。また、図4、図7等に示すように、長辺側土台部6の底壁部5からの突出長は、短辺側土台部7の底壁部5からの突出長よりも長くなっており、長辺側側壁部8を回動可能に支持するための長辺側軸受部10の形成位置も、短辺側側壁部9を回動可能に支持するための短辺側軸受部11の形成位置よりも上方に位置している。さらに、長辺側側壁部8の横幅は、底壁構成部4の長手幅と同じに構成されている。加えて、各短辺側土台部7は、相対する一対の長辺側土台部6の内面同士を連結するようにして設けられ、短辺側側壁部9の横幅は、一対の長辺側土台部6間の距離とほぼ同じに構成されている。
このため、本実施形態では、全ての長辺側側壁部8、及び、短辺側側壁部9が起立位置とされた組立状態(図3参照)にある容器本体2を、全ての長辺側側壁部8、及び、短辺側側壁部9が寝かせ位置とされた折畳み状態(図4参照)とする場合には、一対の短辺側側壁部9を先に寝かせ位置へと変位させない限り、長辺側側壁部8を寝かせ位置側に変位させることが不可能になっている。そして、図4、図8に示すように、容器本体2が折畳み状態とされた場合には、寝かせ位置とされた短辺側側壁部9が底壁部5の上方に重なる(対面する)とともに、寝かせ位置とされた長辺側側壁部8が短辺側側壁部9の上方に重なるようになっている。
尚、図14に示すように、一対の短辺側土台部7間の距離は、短辺側側壁部9の上下幅の2倍の長さよりも長くなっている。このため、寝かせ位置とされた一対の短辺側側壁部9の高さが揃うようになっている。さらに、図8に示すように、一対の長辺側土台部6間の距離は、長辺側側壁部8の上下幅の2倍の長さよりも若干長くなっている。このため、寝かせ位置とされた一対の長辺側側壁部8の高さが揃うようになっている。また、図4に示すように、長辺側土台部6の上辺部(上面)は、寝かせ位置にある長辺側側壁部8よりも上方に位置している。
また、図7、図13等に示すように、本実施形態の底壁構成部4は、非発泡(ソリッド)のポリプロピレンにより構成される底壁本体12と、発泡ポリプロピレンにより構成され、底壁本体12に装着される底壁断熱部材13とを備えている。さらに、長辺側側壁部8、及び、短辺側側壁部9は、非発泡のポリプロピレンにより構成される長辺側側壁本体14、及び、短辺側側壁本体16と、発泡ポリプロピレンにより構成され、長辺側側壁本体14、及び、短辺側側壁本体16にそれぞれ装着される長辺側側壁断熱部材15、及び、短辺側側壁断熱部材17とを備えている。
また、図3、図7、図13等に示すように、各長辺側側壁部8の長辺側側壁本体14は、組立状態における容器本体2の外面(外周面の一部)を構成する略平板状の長辺側ベース板21と、長辺側ベース板21の上辺部に沿って、長辺側ベース板21から内方(組立状態にある容器本体2の内周側)に突出して設けられる長辺側上枠部22と、長辺側ベース板21の下辺部から内方に突出する長辺側下辺リブ23と、長辺側下辺リブ23の下面から下方に突出し、長辺側軸受部10に軸支される略T字状の軸部としての長辺側ヒンジ部24(図10参照)と、長辺側ベース板21の側辺部から内方に突出する左右一対の長辺側側辺リブ25(図3参照)と、長辺側側辺リブ25の先端から側方に突出する長辺側サイドリブ26とを備えている。
図3に示すように、長辺側上枠部22は、長辺側ベース板21の上辺部から内方に突出する長辺側上辺リブ22aと、長辺側上辺リブ22aから下方に所定距離を隔てて設けられた長辺側上枠下段リブ22bとを備えている。長辺側上辺リブ22aは、長辺側側壁部8の横幅方向の一端部近傍から他端部近傍にかけて内方側の部位が切欠かれており、長辺側上枠下段リブ22bの大部分が上方に露出するようになっている。さらに、長辺側上辺リブ22aの下面と、長辺側上枠下段リブ22bの上面との間を連結する長辺側上枠補強リブ22cが設けられている。本実施形態では、長辺側上枠下段リブ22b、長辺側下辺リブ23、及び、長辺側側辺リブ25の長辺側ベース板21からの突出長は同じとなっている。また、長辺側ヒンジ部24の内面側は、長辺側上枠下段リブ22b、長辺側下辺リブ23、及び、長辺側側辺リブ25の内側端縁等と面一とされているが、外面側は、長辺側ベース板21の外面よりも内方にずれて配置されている。
また、図3、図13等に示すように、本実施形態の長辺側側壁本体14の内面側には、長辺側側壁断熱部材15を収容する長辺側側壁断熱収容部27が設けられている。本実施形態では、長辺側ベース板21の内面側であって、長辺側上枠部22(長辺側上枠下段リブ22b)と、長辺側下辺リブ23と、左右一対の長辺側側辺リブ25とで囲まれる領域が、長辺側側壁断熱収容部27として構成されている。
加えて、長辺側側壁本体14には、長辺側サイドリブ26の内面の側部から突出する係合壁28が設けられている。各係合壁28には、長辺側側壁部8の横幅方向に貫通する係合孔部29が設けられている。また、各長辺側側辺リブ25と、長辺側上枠下段リブ22bとの境界部には、各長辺側側辺リブ25の先端部から長辺側側壁部8の横幅方向中央部側に延出し、長辺側上枠下段リブ22bの先端部に連結される内壁部30が設けられている。各内壁部30は、長辺側ベース板21と略平行して延び、長辺側サイドリブ26と面一とされている。
さらに、長辺側側壁本体14には、各内壁部30から隣接する長辺側サイドリブ26にかけての範囲において、内壁部30、及び、長辺側サイドリブ26に対して略コ字状のスリットが形成されることによって、当該スリットで囲まれた部位により構成された弾性片32と、弾性片32の先端部から内方に突出する係止突部33とを備える弾性係止片31が設けられている。各弾性片32は、長辺側側壁部8の横幅方向中央部側が内壁部30と連結されており、長辺側側壁部8の厚み方向において弾性変形可能に構成されている。
図3に示すように、各短辺側側壁部9は、組立状態における容器本体2の外面(外周面の一部)を構成する略平板状の短辺側ベース板41と、短辺側ベース板41の上辺部に沿って、短辺側ベース板41から内方に突出して設けられる短辺側上枠部42と、短辺側ベース板41の下辺部から内方に突出する短辺側下辺リブ43と、短辺側下辺リブ43の下面から下方に突出し、短辺側軸受部11に軸支される略T字状の軸部としての短辺側ヒンジ部44(図4、図14参照)と、短辺側ベース板41の側辺部から内方に突出する左右一対の短辺側側辺リブ45と、短辺側側辺リブ45の先端から側方に突出する短辺側サイドリブ46とを備えている。
短辺側上枠部42は、短辺側ベース板41の上辺部から内方に突出する短辺側上辺リブ42aと、短辺側上辺リブ42aから下方に所定距離を隔てて設けられた短辺側上枠下段リブ42bとを備えている。さらに、短辺側上辺リブ42aの下面と、長辺側上枠下段リブ22bの上面との間を連結する短辺側上枠補強リブ42cが設けられている。本実施形態では、短辺側上枠部42、短辺側下辺リブ43、及び、短辺側側辺リブ45の短辺側ベース板41からの突出長は同じとなっている。
また、図3、図7等に示すように、本実施形態の短辺側側壁部9の内面側には、短辺側側壁断熱部材17を収容する短辺側側壁断熱収容部47が設けられている。本実施形態では、短辺側ベース板41の内面側であって、短辺側上枠部42(短辺側上枠下段リブ42b)と、短辺側下辺リブ43と、左右一対の短辺側側辺リブ45とで囲まれる領域が、短辺側側壁断熱収容部47として構成されている。
また、図3に示すように、短辺側側壁部9には、短辺側サイドリブ46の外面側から外方に突出する係合突部48が設けられている。そして、長辺側側壁部8を起立位置とさせた後、短辺側側壁部9を起立位置とさせることで、係合突部48が、長辺側側壁部8の係合壁28の係合孔部29に挿入されるとともに、係合突部48の周辺部が、係合壁28に当接、又は、近接するようになっている。当該構成により、起立位置にある短辺側側壁部9の外方への傾倒変位が防止されるとともに、長辺側側壁部8と、短辺側側壁部9との間の上下方向における位置ずれが防止されるようになっている。
さらに、短辺側側壁部9が起立位置とされる直前に、短辺側側壁部9の外面の側辺部が長辺側側壁部8の弾性係止片31の係止突部33と接触する。このとき、弾性係止片31の弾性片32が外方に弾性変形することにより、短辺側側壁部9をそのまま起立位置へと変位させることができるようになっている。そして、短辺側側壁部9が係止突部33を越えて起立位置へと変位することで、弾性係止片31が自身の弾性力で元の姿勢に復帰し、係止突部33が短辺側側壁部9(短辺側サイドリブ46)の内面に当接、又は、近接するようになっている。当該構成により、起立位置にある短辺側側壁部9の内方への傾倒変位が防止されるようになっている。
図7、図13等に示すように、底壁構成部4に装着される底壁断熱部材13は、底壁部5の上面側に装着される底壁対応部51と、長辺側土台部6の内面側に装着される土台対応部52とを備え、底壁対応部51と、土台対応部52とが一体的に形成されている。また、各長辺側土台部6には、上方、及び、内方(底壁構成部4の内周側)に開口し、長辺側土台部6の厚み方向において土台対応部52を収容する土台断熱収容部53が設けられている。図4、図13に示すように、本実施形態の各長辺側土台部6には、長辺側土台部6の長手方向において互いに所定距離を隔てつつ5箇所に長辺側軸受部10が設けられており、各長辺側軸受部10の両側方位置に(各長辺側土台部6の6箇所に)土台断熱収容部53が設けられている。そして、底壁対応部51を底壁部5の上方、かつ、長辺側土台部6、及び、短辺側土台部7で囲まれる領域に設置するとともに、土台対応部52を土台断熱収容部53に収容させることで、底壁断熱部材13が底壁対応部51に装着されている。
図4等に示すように、土台断熱収容部53に収容された土台対応部52の上面は、土台断熱収容部53(長辺側土台部6)の上端部よりも下方に位置している。これにより、長辺側土台部6には、土台断熱収容部53の上部において、上方、及び、内方に開口する土台凹部54が形成されている。尚、図13等に示すように、長辺側側壁部8には、長辺側ヒンジ部24間に長辺側下辺リブ23を下方に膨出させるような格好で形成され、起立位置とされることで土台凹部54に挿入される拡張部55が設けられ、拡張部55の内側にも長辺側側壁断熱部材15が装着されている。
また、図7に示すように、底壁部5は、組立状態にある容器本体2同士を積み重ねた(段積みした)場合に、下側の容器本体2の側壁部8、9の上辺部(長辺側上辺リブ22a、短辺側上辺リブ42a)に当接して支持される外周支持部56と、外周支持部56の内周側に位置して、外周支持部56よりも一段低く構成され、容器本体2を床面に設置した場合に床面に当接して支持される内周支持部57とを備えている。内周支持部57は、組立状態にある容器本体2を段積みした場合に、下側の容器本体2の内側に挿入されるとともに、当該下側の容器本体2の側壁部8、9の内面(長辺側上枠部22、及び、短辺側上枠部42の内側端縁等)に当接、又は、近接するように構成されている。
さらに、図4、図14等に示すように、底壁構成部4は、短辺側土台部7から上方に突出して設けられ、寝かせ位置とされた長辺側側壁部8の係合壁28(下側を向いている面)と当接して支持する側板支持部58を備えている。尚、上記のように、寝かせ位置とされた長辺側側壁部8は底壁部5とほぼ平行して延び、寝かせ位置とされた長辺側側壁部8は、長辺側土台部6の上辺部よりも下方に位置する。
さて、図5、図6、図7、図13等に示すように、蓋部材3は、略矩形板状の天板部61と、天板部61の下面のうち蓋部材3を組立状態にある容器本体2に被せた場合に容器本体2の側壁部8、9の上辺部に当接して支持される外周対応部62よりも内周側の部位から下方に突出する嵌合凸部63とを備えている。蓋部材3を組立状態にある容器本体2に被せた場合には、嵌合凸部63は、組立状態にある容器本体2の内側に挿入されるとともに、起立位置にある側壁部8、9の内面と当接、又は、近接するように構成されている。本実施形態の蓋部材3は、発泡ポリプロピレンにより一体的に形成されている。
また、図6、図9に示すように、蓋部材3は、嵌合凸部63の下面の各長側辺部に沿って下方に突出する下段係合凸部64と、外周対応部62のうち天板部61の各長側辺部に沿って下方に突出する上段係合凸部65とを備えている。下段係合凸部64のうち蓋部材3の外周側の面は、嵌合凸部63の外周面と面一となっている。さらに、上段係合凸部65は、天板部61の外周面よりも若干(長辺側土台部6の外面を構成する板状体の厚み程度の距離を)天板部61の内周側にずれて配置されるとともに、嵌合凸部63と連結されている。
これに対し、図4、図10に示すように、折畳み状態とされた容器本体2の上面側には、寝かせ位置とされた長辺側側壁部8(長辺側側壁本体14の長辺側下辺リブ23)と、長辺側土台部6との間に第1の隙間66が形成されている。さらに、上記のように、長辺側土台部6には、土台断熱収容部53の上部において土台凹部54が形成されている。
そして、図2、図8に示すように、蓋部材3を折り畳み状態にある容器本体2に被せた場合には、天板部61の外周対応部62の下面が、長辺側土台部6の上辺部に略当接するとともに、嵌合凸部63の下面が、寝かせ位置にある一対の長辺側側壁部8のうち上方を向いている面と略当接し、蓋部材3が容器本体2に支持される。このとき、図8、図11に示すように、上段係合凸部65が、長辺側土台部6の土台凹部54に挿入され、図8、図12に示すように、下段係合凸部64が、寝かせ位置とされた長辺側側壁部8と、長辺側土台部6との間の第1の隙間66に挿入されるようになっている。尚、図11では、嵌合凸部63の図示を省略している。
特に、下段係合凸部64は、複数の長辺側ヒンジ部24間の隙間(図4参照)にまでも挿入されるようになっている。さらに、本実施形態の上段係合凸部65、及び、下段係合凸部64は、長辺側土台部6の土台凹部54、及び、長辺側側壁部8と長辺側土台部6との間の第1の隙間66に対応した形状とされ、蓋部材3を折り畳み状態にある容器本体2に被せた場合には、上段係合凸部65、及び、下段係合凸部64が、土台凹部54、及び、第1の隙間66に嵌入するようになっている。尚、本実施形態では、下段係合凸部64、及び、上段係合凸部65が、挿入凸部を構成する。
また、図6、図9に示すように、蓋部材3は、嵌合凸部63の下面の各短側辺部の中央部から下方に突出する中間側挿入凸部67を備えている。中間側挿入凸部67のうち蓋部材3の外周側の面は、嵌合凸部63の外周面と面一とされている。さらに、中間側挿入凸部67は、中間側挿入凸部67のうち蓋部材3の長側辺部側を向く各側面の下端部から側方に突出する中間側係止突起68を備えている。
これに対し、図4、図10に示すように、折畳み状態とされた容器本体2の上面側には、寝かせ位置とされた一対の長辺側側壁部8(長辺側上枠部22)の間に第2の隙間69が形成されている。そして、図8、図12等に示すように、蓋部材3を折り畳み状態にある容器本体2に被せた場合には、中間側挿入凸部67が第2の隙間69に挿入されることとなる。
また、第2の隙間69の幅(寝かせ位置にある一対の長辺側側壁部8間の距離)は、中間側挿入凸部67の横幅とほぼ同じとなっており、第2の隙間69に挿入された中間側挿入凸部67は、寝かせ位置とされた一対の長辺側側壁部8の長辺側上枠部22(長辺側上辺リブ22a)と当接、又は、近接する(第2の隙間69に嵌入する)ようになっている。
さらに、図8に示すように、第2の隙間69に挿入された各中間側挿入凸部67の下端部に設けられた一対の中間側係止突起68が、寝かせ位置にある一対の長辺側側壁部8のうち下側を向いている面と上下に対向して、当接、又は、近接するようになっている。すなわち、本実施形態では、中間側係止突起68が、長辺側上枠部22の長辺側上辺リブ22a(、及び、長辺側上枠補強リブ22c)のうち下側を向いている辺部に係止されるようになっている。
尚、図14に示すように、本実施形態では、短辺側土台部7から上方に突出して設けられ、寝かせ位置とされた長辺側側壁部8の係合壁28と当接して支持する側板支持部58が、少なくとも一対の長辺側側壁部8の係合壁28の上端部と当接して支持するように配置されている。このため、蓋部材3の嵌合凸部63の短側辺部の中央部から、嵌合凸部63の外周面と面一となる面を有するようにして設けられた中間側挿入凸部67は、折畳み状態とされた容器本体2に蓋部材3を被せた状態において、(係合壁28、ひいては、係合壁28を支持する)側板支持部58と近接配置されるような格好となる。
また、図6に示すように、蓋部材3は、上段係合凸部65から外方に突出する外周側係止突起70を備えている。図7に示すように、本実施形態では、組立状態にある容器本体2に対して蓋部材3を被せた場合には、上段係合凸部65が、長辺側側壁部8の長辺側上枠部22の長辺側上枠下段リブ22bの上方、かつ、長辺側上辺リブ22aの内方に形成される側壁凹部71に収容されるようになっている。さらに、外周側係止突起70が、長辺側上枠部22の長辺側上辺リブ22aと、長辺側上枠下段リブ22bとの間の隙間に挿入されるようになっている。これにより、外周側係止突起70が、長辺側上辺リブ22aの下面に係止されることとなる。本実施形態では、長辺側上枠部22の長辺側上辺リブ22aと、長辺側上枠下段リブ22bとの間の隙間(特に、長辺側上辺リブ22aの下面)が、被係止部を構成する。
加えて、図6に示すように、蓋部材3は、短側辺部側に関しても、嵌合凸部63の外周面の下端部から外方に突出する外周短辺側係止突起72を備えている。組立状態にある容器本体2に対して蓋部材3が被せられた状態では、外周短辺側係止突起72は、短辺側側壁部9の短辺側上枠部42の短辺側上辺リブ42aと、短辺側上枠下段リブ42bとの間の隙間(図3参照)に挿入されるようになっている。これにより、外周短辺側係止突起72が、短辺側上辺リブ42aの下面に係止されることとなる。
また、図1、図6に示すように、蓋部材3の天板部61の下面には、短側辺部の中央部を含む範囲において、下方、及び、外方に開口する指掛け補助凹部74が設けられている。すなわち、組立状態にある容器本体2に被せられた蓋部材3を取外す場合に、指掛け補助凹部74を介して、蓋部材3(天板部61の外周対応部62)の下面側に指先を掛けて、蓋部材3を持ち上げることができるようになっている。
加えて、図1、図5等に示すように、蓋部材3の上面側には、外周対応部62の反対面側の部位から上方に突出する段積み用外周突部75が設けられている。また、蓋部材3の長側辺部に対応しては、段積み用外周突部75は、反対面側に上段係合凸部65の設けられていない範囲に設けられている。さらに、蓋部材3の上面側には、中間側挿入凸部67の反対面側の部位において段積み用収容凹部76が設けられている。
組立状態、又は、折畳み状態にある容器本体2に対して蓋部材3を被せた状態の蓋付き折畳み容器1同士を上下に積み重ねる(段積みする)場合には、上側の蓋付き折畳み容器1の容器本体2の底壁構成部4の内周支持部57が、下側の蓋付き折畳み容器1の蓋部材3の段積み用外周突部75の内周側に配置され(略嵌合し)、上側の蓋付き折畳み容器1の容器本体2の底壁構成部4の下面(内周支持部57の下面、及び、外周対応部62)が、下側の蓋付き折畳み容器1の蓋部材3の上面(天板部61、及び、段積み用外周突部75の上面)に当接して支持されるようになっている。
また、蓋部材3同士を上下に積み重ねる場合には、上側の蓋部材3の嵌合凸部63が、下側の蓋部材3の段積み用外周突部75の内周側に配置され(略嵌合し)、上側の蓋部材3の中間側挿入凸部67が、下側の蓋部材3の段積み用収容凹部76に収容され、上側の蓋部材3の下面側の部位が、下側の蓋部材3の上面側の部位に当接して支持されるようになっている。
以上詳述したように、本実施形態によれば、容器本体2に被せられる蓋部材3には、折畳み状態にある容器本体2に被せられた場合に、長辺側土台部6の上面側に形成された土台凹部54に挿入(嵌入)される上段係合凸部65と、寝かせ位置とされた長辺側側壁部8と、長辺側土台部6との間に形成された第1の隙間66に挿入(嵌入)される下段係合凸部65とが設けられている。このため、折畳み状態にある容器本体2に被せられた蓋部材3が、容器本体2に対して水平方向に相対変位し、容器本体2から脱落してしまうといった事態を防止することができる。従って、蓋部材3を折畳み状態にある容器本体2に被せた状態の安定化を図ることができ、折畳み状態にある容器本体2に蓋部材3を被せた状態の蓋付き折畳み容器1同士を安定して段積みすることができる。結果として、物品を収容していない状態にある蓋付き折畳み容器1の運搬・保管効率の向上を図ることができるとともに、容器本体2と、蓋部材3とをセットで運搬、及び、保管することができることから、利便性の向上等を図ることができる。特に、長辺側土台部6との間の蓋部材3の位置ずれが効果的に防止されることから、折畳み状態にある容器本体2に対する蓋部材3の被覆状態を安定化させるといった作用効果がより一層奏される。
さらに、本実施形態の下段係合凸部64は、寝かせ位置にある長辺側側壁部8の複数の長辺側ヒンジ部24間の隙間にまで挿入されるようになっている。また、上段係合凸部65については、長辺側土台部6の延在方向において、長辺側軸受部10と、土台断熱収容部53との間の仕切りとなる壁部で区画された土台凹部54に挿入されている。このため、長辺側側壁部8の横幅方向(長辺側土台部6の延在方向)における蓋部材3の位置ずれをより確実に防止することができる。尚、本実施形態の蓋部材3は、発泡ポリプロピレンにより構成され、比較的軽量であるものの、上段係合凸部65、及び、下段係合凸部64が設けられていることにより、蓋部材3が風等によって飛ばされてしまう等の事態を防止することができる。
また、蓋部材3には、折畳み状態にある容器本体2に被せられた場合に、寝かせ位置にある一対の長辺側側壁部8の間に形成された第2の隙間69に挿入(嵌入)される中間側挿入凸部67が設けられている。このため、折畳み状態にある容器本体2に被せられた蓋部材3が、容器本体2に対して水平方向に相対変位し、容器本体2から脱落してしまうといった事態をより確実に防止することができる。特に、寝かせ位置とされた一対の長辺側側壁部8の間、すなわち、一対の長辺側土台部6の中間位置において、蓋部材3の位置ずれが防止されることとなる。従って、上記の上段係合凸部65、及び、下段係合凸部64の位置決め効果と相俟って、折畳み状態にある容器本体2に対する蓋部材3の被覆状態を安定化させるといった作用効果を飛躍的に向上させることができる。
また、中間側挿入凸部67は、蓋部材3が折畳み状態にある容器本体2に被せられた場合に、寝かせ位置にある一対の長辺側側壁部8の下側を向いている面と上下に対向して、当接、又は、近接する中間側係止突起68を備えている。このため、中間側挿入凸部67の中間側係止突起68が、寝かせ位置にある長辺側側壁部8の下側を向いている面(長辺側上辺リブ22aの長辺側ベース板21からの突出方向先端部)に略係止状態とされることから、中間側挿入凸部67が寝かせ位置にある一対の長辺側側壁部8の間(第2の隙間69)から不用意に抜け出してしまうことを抑止することができる。従って、蓋部材3が折畳み状態にある容器本体2から脱落してしまうことをより確実に抑止することができる。
さらに、折畳み状態にある容器本体2に被せられた蓋部材3の中間側係止突起68は、寝かせ位置とされた長辺側側壁部8の係合壁28、ひいては、当該係合壁28を支持する側板支持部58に近接配置されている。つまり、寝かせ位置にある一対の長辺側側壁部8は、短辺側土台部7から上方に突出する側板支持部58に当接して支持されることから、寝かせ位置にある長辺側側壁部8のうち、側板支持部58に支持されている係合壁28の近傍部位は、係合壁28から離れた部位(長辺側側壁部8の横幅方向中央部)に比べ、下方に押圧された場合に撓み難くなっている。この点、本実施形態によれば、折畳み状態にある容器本体2に被せられた蓋部材3の中間側挿入凸部67が、容器本体2の側板支持部58に近接配置されることから、中間側挿入凸部67を寝かせ位置にある一対の長辺側側壁部8の間の第2の隙間69に挿入させる際に、例えば、中間側挿入凸部67が、寝かせ位置にある長辺側側壁部8の上方を向いている面に接触したり、一対の長辺側側壁部8のうち互いに対向している面(長辺側上辺リブ22aの上辺部)に摺接したりしても、長辺側側壁部8が下方に逃げるような変形はほぼなく、中間側挿入凸部67を比較的スムースに挿入することができる。さらに、寝かせ位置にある長辺側側壁部8が蓋部材3の中間側挿入凸部67に押圧されることで変形してしまい、これに起因して長辺側側壁部8が損傷してしまうといった事態を抑止することができる。
尚、中間側挿入凸部のうち蓋部材3の外周側の面は、組立状態にある容器本体2に蓋部材3を被せた場合に容器本体2の内側に嵌入する嵌合凸部63の外周面と面一とされている。このため、組立状態にある容器本体2に蓋部材3を被せた状態において、中間側挿入凸部67が設けられた部位に関しては、嵌合凸部63が下方に延長されたような格好で、短辺側側壁部9の内面と接触する上下幅(掛かり代)をより長く確保することができる。従って、組立状態にある容器本体2に被せられた蓋部材3の不用意な脱落をより確実に防止することができる。さらに、中間側挿入凸部67が設けられた位置は、蓋部材3の天板部61の下面に設けられた指掛け補助凹部74の形成範囲に対応している。このため、組立状態にある容器本体2に被せられた蓋部材3のうち比較的浮き上がり易い部位において蓋部材3の脱落を効果的に抑止することができる。
また、蓋部材3は、上段係合凸部65から蓋部材3の外周側に突出する外周側係止突起70を備え、組立状態にある容器本体2に蓋部材3を被せた場合に、外周側係止突起70が、長辺側側壁部8の長辺側上枠部22の長辺側上辺リブ22aと、長辺側上枠下段リブ22bとの間に挿入されるようになっている。このため、蓋部材3の外周側係止突起70が、組立状態にある容器本体2の長辺側上辺リブ22aの下面に略係止状態とされることから、蓋部材3が組立状態にある容器本体2から不用意に脱落してしまうことをより確実に防止することができる。
尚、上記実施形態の記載内容に限定されず、例えば次のように実施してもよい。勿論、以下において例示しない他の応用例、変更例も当然可能である。
(a)上記実施形態の蓋部材3は、折畳み状態にある容器本体2の長辺側土台部6、又は、その近傍部位との間の位置決めを行う構成として、上段係合凸部65、及び、下段係合凸部64が設けられているが、少なくとも一方が設けられていればよい。
また、上記実施形態において、中間側挿入凸部67の配置や形状等は特に限定されるものではなく、寝かせ位置とされた一対の長辺側側壁部8の間の第2の隙間69に挿入されるように構成されていればよい。
さらに、上記実施形態では、折畳み状態にある容器本体2に蓋部材3を被せた状態において、上段係合凸部65、下段係合凸部64、及び、中間側挿入凸部67が、土台凹部54、第1の隙間66、及び、第2の隙間69に嵌入されるように構成されているが、上段係合凸部65、下段係合凸部64、及び、中間側挿入凸部67と、土台凹部54、第1の隙間66、及び、第2の隙間69を画定する部位との間が離間していてもよい。
尚、上段係合凸部65から外方に突出する外周側係止突起70、及び、嵌合凸部63の外周面の短側辺部に対応する部位から外方に突出する外周短辺側係止突起72の数や配置等は特に限定されるものではなく、適宜変更可能であって、省略することも可能である。また、中間側挿入凸部67の中間側係止突起68を省略したり、中間側挿入凸部67を省略したりすることも可能である。
(b)上記実施形態では、長辺側土台部6が短辺側土台部7よりも高く構成され、組立状態にある容器本体2を折畳み状態とする際に、一対の短辺側側壁部9を寝かせ位置へと変位させることで、長辺側側壁部8を寝かせ位置へと変位可能に構成されているが、短辺側土台部7が長辺側土台部6よりも高く構成され、組立状態にある容器本体2を折畳み状態とする際に、一対の長辺側側壁部8を寝かせ位置へと変位させることで、短辺側側壁部9を寝かせ位置へと変位可能な構成としてもよい。また、上記実施形態では、容器本体2の折畳み状態において、短辺側側壁部9同士が上下に重なったり、長辺側側壁部8同士が上下に重なったりすることのないように構成されているが、重なるように構成してもよい。
(c)上記実施形態では、短辺側土台部7から上方に突出する側板支持部58が設けられ、寝かせ位置とされた短辺側側壁部9と、寝かせ位置とされた長辺側側壁部8とが上下に離間しているが、側板支持部58を省略することとしてもよい。この場合、寝かせ位置とされた長辺側側壁部8は、短辺側土台部7の上面側に当接して支持される構成としてもよいし、寝かせ位置とされた短辺側側壁部9に当接して支持される構成としてもよい。
(d)上記実施形態の容器本体2は、非発泡材により構成される底壁本体12、長辺側側壁本体14、及び、短辺側側壁本体16と、発泡材により構成される底壁断熱部材13、長辺側側壁断熱部材15、及び、短辺側側壁断熱部材17とを備えているが、容器本体2の全体を非発泡材により構成したり、容器本体2の全体を発泡材により構成したりすることも可能である。
また、蓋部材3についても、一部、又は、全体を非発泡材により構成することも可能である。例えば、蓋部材は、非発泡のポリプロピレンにより構成される平面視略矩形状の蓋本体と、発泡ポリプロピレンにより構成され、蓋本体の下面側に装着される蓋断熱部材とを備え、蓋部材を折畳み状態にある容器本体2に被せた場合に、蓋断熱部材の下面側に設けられた挿入凸部が、長辺側土台部6の上面側に設けられた凹部や、寝かせ位置とされた長辺側側壁部8と、長辺側土台部6との間の隙間に挿入されるように構成してもよい。
さらに、上記実施形態では、蓋付き折畳み容器1は、ポリプロピレンにより構成されているが、ポリエチレン、PET、ポリアミド等その他の樹脂材料により構成されることとしてもよい。また、側壁断熱部材15,17、及び、底壁断熱部材13を発泡ポリエチレン、発泡ポリスチレン、発泡ポリウレタン等その他の発泡樹脂材料により構成することも可能である。
1…蓋付き折畳み容器、2…容器本体、3…蓋部材、4…底壁構成部、5…底壁部、6…長辺側土台部、7…短辺側土台部、8…長辺側側壁部、9…短辺側側壁部、10…長辺側軸受部、11…短辺側軸受部、21…長辺側ベース板、22…長辺側上枠部、22a…長辺側上辺リブ、22b…長辺側上枠下段リブ、23…長辺側下辺リブ、24…長辺側ヒンジ部、54…土台凹部、58…側板支持部、61…天板部、62…外周対応部、63…嵌合凸部、64…下段係合凸部、65…上段係合凸部、66…第1の隙間、67…中間側挿入凸部、68…中間側係止突起、69…第2の隙間、70…外周係止突起。

Claims (5)

  1. 平面視略矩形状をなす底壁部、及び、前記底壁部の各側辺部に沿って設けられる土台部を具備する底壁構成部と、前記底壁構成部の前記各土台部に対して、前記各土台部の上方に立設される起立位置と、前記底壁部の上方に寝かされる寝かせ位置との間を回動変位可能に連結された側壁部とを備え、全ての前記側壁部が前記起立位置とされた組立状態と、全ての前記側壁部が前記寝かせ位置とされた折畳み状態とに状態変化可能な容器本体と、
    前記容器本体に被せられる蓋部材とを備える蓋付き折畳み容器において、
    前記蓋部材は、前記折畳み状態にある前記容器本体に被せられた場合に、前記土台部の上面側に設けられた凹部、又は、前記寝かせ位置とされた前記側壁部と、当該側壁部が連結されている前記土台部との間の隙間に挿入される挿入凸部を備えており、
    前記土台部は、前記底壁部の相対する一対の側辺部からそれぞれ上方に突出する相対する一対の第1土台部と、前記第1土台部よりも高さが低く構成された相対する一対の第2土台部とを備え、
    前記側壁部は、前記各第1土台部にそれぞれ連結される一対の第1側壁部と、前記各第2土台部にそれぞれ連結される一対の第2側壁部とを備え、
    前記容器本体を前記組立状態から前記折畳み状態とする場合に、前記一対の第2側壁部を前記寝かせ位置とすることで、前記第1側壁部を前記寝かせ位置とすることが可能な構成において、
    前記容器本体の折畳み状態において、前記一対の第1側壁部の高さ位置が互いに同じとなるように構成されるとともに、前記一対の第1側壁部間に隙間が形成され、
    前記蓋部材は、前記折畳み状態にある前記容器本体に被せられた場合に、前記寝かせ位置とされた一対の前記第1側壁部間の隙間に挿入される中間側挿入凸部を備えており、
    前記中間側挿入凸部は、前記蓋部材が前記折畳み状態にある前記容器本体に被せられた場合に、前記寝かせ位置にある前記一対の第1側壁部の下側を向いている面と上下に対向して、当接、又は、近接する中間側係止突起を備えていることを特徴とする蓋付き折畳み容器。
  2. 前記底壁構成部は、前記第2土台部の上面側に設けられ、前記寝かせ位置とされた前記第1側壁部の下側を向いている面と当接して支持する側板支持部を備え、
    前記折畳み状態とされた前記容器本体に前記蓋部材を被せた状態において、前記中間側挿入凸部と、前記側板支持部とが近接配置されることを特徴とする請求項1に記載の蓋付き折畳み容器。
  3. 平面視略矩形状をなす底壁部、及び、前記底壁部の各側辺部に沿って設けられる土台部を具備する底壁構成部と、前記底壁構成部の前記各土台部に対して、前記各土台部の上方に立設される起立位置と、前記底壁部の上方に寝かされる寝かせ位置との間を回動変位可能に連結された側壁部とを備え、全ての前記側壁部が前記起立位置とされた組立状態と、全ての前記側壁部が前記寝かせ位置とされた折畳み状態とに状態変化可能な容器本体と、
    前記容器本体に被せられる蓋部材とを備える蓋付き折畳み容器において、
    前記蓋部材は、前記折畳み状態にある前記容器本体に被せられた場合に、前記土台部の上面側に設けられた凹部、又は、前記寝かせ位置とされた前記側壁部と、当該側壁部が連結されている前記土台部との間の隙間に挿入される挿入凸部を備えており、
    前記組立状態にある前記容器本体に前記蓋部材を被せた場合に、前記蓋部材の前記挿入凸部が、前記容器本体の内側に挿入される構成であって、
    前記蓋部材は、前記挿入凸部から前記蓋部材の外周側に突出する外周側係止突起を備え、
    前記側壁部は、前記組立状態にある前記容器本体に前記蓋部材を被せた場合に、前記外周側係止突起が挿入される被係止部を備えていることを特徴とする蓋付き折畳み容器。
  4. 前記土台部は、前記底壁部の相対する一対の側辺部からそれぞれ上方に突出する相対する一対の第1土台部と、前記第1土台部よりも高さが低く構成された相対する一対の第2土台部とを備え、
    前記側壁部は、前記各第1土台部にそれぞれ連結される一対の第1側壁部と、前記各第2土台部にそれぞれ連結される一対の第2側壁部とを備え、
    前記容器本体を前記組立状態から前記折畳み状態とする場合に、前記一対の第2側壁部を前記寝かせ位置とすることで、前記第1側壁部を前記寝かせ位置とすることが可能な構成において、
    前記容器本体の折畳み状態において、前記一対の第1側壁部の高さ位置が互いに同じとなるように構成されるとともに、前記一対の第1側壁部間に隙間が形成され、
    前記蓋部材は、前記折畳み状態にある前記容器本体に被せられた場合に、前記寝かせ位置とされた一対の前記第1側壁部間の隙間に挿入される中間側挿入凸部を備えていることを特徴とする請求項3に記載の蓋付き折畳み容器。
  5. 前記中間側挿入凸部は、前記蓋部材が前記折畳み状態にある前記容器本体に被せられた場合に、前記寝かせ位置にある前記一対の第1側壁部の下側を向いている面と上下に対向して、当接、又は、近接する中間側係止突起を備えていることを特徴とする請求項4に記載の蓋付き折畳み容器。
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