JP7054475B2 - 積層体および電子機器 - Google Patents

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Description

本発明は、積層体及び積層体を備える電子機器に関する。
画像を表示する表示装置を備える電子機器が広く用いられている。このような表示装置は、画像非表示の状態では、通常、黒色に観察される。一方で、例えば自動車や家具、住宅建材等の表面部材においては、意匠性が非常に重要視される。現在、種々の分野に適用される電子機器に対し、単に表示装置に画像を表示する機能が期待されているだけでなく、周囲環境との意匠性の調和も要求されている。
電子機器に意匠性を付与するために、例えば特許文献1に示すように、表示装置の表示面に対面する位置に、加飾層を有する積層体(加飾シート)を設けることが考えられた。積層体は、表示装置に周辺環境と調和することができる意匠性を付与することができる。また、表示装置の画像光が積層体を透過することができるよう、積層体の表示面に対面する領域には孔等の透過部が設けられる。
特開2012-83589号公報
ところが、特許文献1に示すような積層体を表示装置の表示面に対面する位置に設けた場合、表示面に画像を表示すると、観察される画像にモアレ(干渉縞)が生じることがあった。本件発明者らが鋭意検討した結果、モアレは、積層体に設けられた透過部の規則的な配列と、表示装置の画素の規則的な配列とに起因して生じることが知見された。モアレは表示装置に表示される画像を観察する際の視認性を悪化させるため、モアレの発生を抑制することが望まれる。
モアレの発生を抑制するために、積層体に設けられる透過部の配列を不規則にすることが考えられた。しかし、透過部の配列を不規則にすることは手間がかかる。また、積層体を透過する画像光の量がばらつき、観察される画像の明るさにむらが生じることがある。このため、透過部の配列を不規則にすることは、好ましくない。
本発明は、このような点を考慮してなされたものであり、モアレの発生を抑制することを目的とする。
本発明の積層体は、画素を有する表示装置に対面して配置される積層体であって、
絵柄を形成する絵柄部と、前記絵柄部の非形成部である透過部と、を有する絵柄層と、
前記絵柄層と前記表示装置との間に配置される拡散シートと、を備える。
本発明の積層体において、前記透過部は、一方向及び前記一方向に非平行な他方向に沿って規則的に配列されていてもよい。
本発明の積層体において、
前記拡散シートは、表面拡散層を含み、
前記表面拡散層は、少なくとも前記拡散シートの前記絵柄層に近接する側とは逆側に設けられていてもよい。
本発明の積層体において、前記絵柄層は、前記拡散シートの側から前記絵柄部を覆うように設けられた遮蔽部をさらに有してもよい。
本発明の積層体において、前記拡散シートの厚さは、450μm以上であってもよい。
本発明の積層体において、前記拡散シートのヘイズ値は、12.8%以上であってもよい。
本発明の積層体において、前記拡散シートの厚さT〔μm〕と前記拡散シートのヘイズ値H〔%〕とが、次の関係を満たしてもよい。
T>-17.3H+934
本発明の電子機器は、
画素を有する表示装置と、
前記拡散シートが設けられた側が前記表示装置に対面するよう配置された上述したいずれかの積層体と、を備える。
本発明の電子機器において、前記画素は、ある方向及び前記ある方向に非平行な別の方向に沿って規則的に配列されていてもよい。
本発明の電子機器において、
前記表示装置が画像を表示している状態で、前記画像を表示し、
前記表示装置が画像を表示していない状態で、前記絵柄部によって形成される絵柄を表示してもよい。
本発明によれば、モアレの発生を抑制することができる。
図1は、電子機器の各要素を概略的に示す分解斜視図である。 図2は、電子機器の断面図である。 図3は、積層体の一部を拡大して示す正面図である。 図4は、表示装置が画像を表示していない状態を示す、電子機器の正面図である。 図5は、表示装置が画像を表示している状態を示す、電子機器の正面図である。 図6は、電子機器の一変形例を示す断面図である。 図7は、拡散シートの厚さとヘイズ値との関係を説明するためのグラフである。 図8は、従来の電子機器を示す断面図である。
以下、図面を参照して本発明の一実施の形態について説明する。なお、本件明細書に添付する図面においては、図示と理解のしやすさの便宜上、適宜縮尺および縦横の寸法比等を、実物のそれらから変更し誇張してある。
なお、本明細書において、「板」、「シート」、「フィルム」の用語は、呼称の違いのみに基づいて、互いから区別されるものではない。例えば、「拡散シート」は板やフィルムと呼ばれ得るような部材をも含む概念であり、したがって、「拡散シート」は、「拡散板」や「拡散フィルム」と呼ばれる部材と、呼称の違いのみにおいて区別され得ない。
また、本明細書において用いる、形状や幾何学的条件ならびにそれらの程度を特定する、例えば、「平行」、「直交」、「同一」等の用語や長さや角度の値等については、厳密な意味に縛られることなく、同様の機能を期待し得る程度の範囲を含めて解釈することとする。
図1は、本発明による一実施の形態の電子機器1を概略的に示す分解斜視図である。図1に示されるように、電子機器1は、表示面11を有する表示装置10と、表示面11に対面して配置された積層体20と、を有している。電子機器1において、積層体20は、後述する拡散シート40が設けられた側が表示装置10に対面するよう配置されている。なお、図示されている例では、電子機器1は、平板状に示されているが、電子機器1の各構成要素が湾曲することで、電子機器1は、湾曲形状であってもよい。
表示装置10は、画像光を出射する装置であり、画像光を出射することができる表示面11を有している。表示装置10は、液晶ディスプレイやプラズマディスプレイ、有機ELディスプレイ等の任意の表示装置を用いることができる。このような表示装置10の表示面11は、典型的にはガラス面となっている。表示面11は、第1方向d1及び第1方向d1に非平行な第2方向d2に広がっている。図示された例において、第1方向d1と第2方向d2とは、互いに直交している。また、表示装置10は、表示面11において、第1方向d1及び第2方向d2に沿って規則的に配列されている複数の画素pxを有している。言い換えると、複数の画素pxは、規則的に2次元配列されている。すなわち、表示装置10は、いわゆるドットマトリクスディスプレイである。
積層体20は、表示装置10の表示面11に対面して配置され、表示面11が外部から直接観察されないよう、少なくとも表示面11の全体を覆っている。図示された例では、積層体20は、正面視において表示装置10の表示面11と重なる第1領域20aと、第1領域20a以外の領域である第2領域20bと、を含んでいる。積層体20は、表示装置10の表示面11の全体を覆うことができるよう、表示面11の寸法より大きな寸法を有している。しかしながら、図示された例に限らず、積層体20は、表示面11と同一の寸法を有していてもよい。この場合、積層体20は、正面視において表示装置10の表示面11と重なる第1領域20aのみを含む。図1に示す例では、積層体20は、全体として表示装置10の表示面11と同一の方向に広がる平板状の部材である。すなわち、積層体20は、第1方向d1及び第2方向d2に広がっている。積層体20の厚さは、例えば470μm以上1500μm以下である。また、積層体20は、絵柄を表示して、電子機器1に意匠性を付与する。積層体20は、絵柄層30と、絵柄層30と表示装置10との間に配置された拡散シート40と、を有している。
絵柄層30は、積層体20が表示する絵柄を形成するための層である。絵柄層30は、基材部31と、基材部31上に設けられた絵柄部33及び遮蔽部37と、絵柄部33及び遮蔽部37の非形成部である透過部35と、を有している。絵柄層30の厚さは、例えば20μm以上550μm以下である。
基材部31は、基材部31上に設けられた絵柄部33および遮蔽部37を適切に支持する。基材部31は、透明なフィルム状の部材である。基材部31としては、可視光を透過し、絵柄部33及び遮蔽部37を適切に支持し得るものであればいかなる材料でもよいが、例えば、ポリメタクリル酸メチル、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリカーボネート、ポリスチレン、環状ポリオレフィン等を挙げることができる。また、基材部31は、可視光透過性や、絵柄部33および遮蔽部37の適切な支持性等を考慮すると、10μm以上500μm以下の厚みを有していることが好ましい。
なお、透明とは、分光光度計((株)島津製作所製「UV-3100PC」、JIS K 0115準拠品)を用いて測定波長380nm~780nmの範囲内で測定したときの、各波長における透過率の平均値として特定される可視光透過率が、80%以上であることを意味する。
絵柄部33は、積層体20が表示する絵柄を形成する。絵柄部33は、図形、パターン、デザイン、色彩、絵、写真、キャラクター、マーク、文字や数字などの絵柄を、意匠として形成することができる。特に、電子機器1が設けられる周辺環境と調和させることができる意匠として、木目調や大理石調の絵柄や幾何学模様を例示することができる。また、絵柄部33は、単色の色彩をベタ印刷してなる絵柄を意匠として形成するものであってもよい。なお、図2に示すような第1方向d1及び第2方向d2に直交する方向の断面における絵柄部33の断面形状は、矩形となっているが、これに限らず、台形形状等であってもよい。絵柄部33の厚さが厚くなっていると、絵柄部33によって形成される絵柄を濃く明確にすることができる。ここで、絵柄部33の厚さとは、絵柄部33を支持する基材部31の法線方向に沿った絵柄部33の長さのことである。具体的な例として、絵柄部33の厚さは、1μm以上20μm以下である。
透過部35は、表示装置10からの画像光を透過させるために設けられている。透過部35は、図3に示すように、積層体20の正面からの観察において、絵柄部33及び遮蔽部37の非形成部である。なお、透過部35は、図2に示された例のように、孔や空隙であってもよいが、例えば透明な樹脂によって形成されてもよい。さらに、透明な樹脂は、透過部35だけでなく、基材部31が設けられている側とは逆側から絵柄部33および遮蔽部37を覆うように形成されていてもよい。このような透明な樹脂は、透過部35を形成するとともに、絵柄部33および遮蔽部37を保護する透明な保護膜として機能することができる。図3に示された例では、透過部35は、正面視において円形であるが、任意の形状であってもよい。
透過部35は、第3方向d3及び第3方向d3に非平行な第4方向d4に沿って規則的に配列されている。言い換えると、透過部35は、規則的に2次元配列されている。本実施の形態では、図3に示すように、第1方向d1と第2酸方向d3が同一の方向であり、第2方向d2と第4方向d4が同一の方向である。すなわち、透過部35は、第1方向d1及び第2方向d2に沿って配列されている。また、透過部35は、例えば直径Dが50μm以上200μm以下の円形であり、隣り合う透過部35の間隔Pは、例えば75μm以上500μm以下である。
透過部35は、例えば、基材部31上の全面に設けられた絵柄部33及び遮蔽部37に対して、透過部35が形成させるべき位置にレーザーを照射し、レーザーが照射された位置の絵柄部33及び遮蔽部37を除去することで設けられる。なお、この透過部35を形成する方法は例示であり、透過部35は、他の方法によって形成されてもよい。
遮蔽部37は、拡散シート40の側から絵柄部33を覆うように設けられている。遮蔽部37は、表示装置10からの画像光が絵柄部33に入射しないよう、光を吸収する機能を有している。遮蔽部37は、例えば光吸収粒子をバインダー樹脂中に含み得る。光吸収粒子としては、カーボンブラックやチタンブラック等の黒色顔料を例示することができる。表示装置10から出射された画像光が透過部35を透過することを遮蔽部37によって阻害されないよう、遮蔽部37は、絵柄部33に対面する位置にのみ設けられていることが好ましい。また、十分な厚さの遮蔽部37が絵柄部33を覆っていると、絵柄部33によって形成される絵柄を濃く明確に形成することができる。具体的な例として、遮蔽部37の厚さは、1μm以上20μm以下である。
拡散シート40は、表示装置10から出射した画像光を拡散させながら透過させる。拡散シート40は、基材層41と、基材層41の絵柄層30に近接する側とは逆側の面に設けられた表面拡散層43と、を有している。
図示された例では、拡散シート40は、積層体20と同様に、少なくとも表示装置10の表示面11の全体を覆うことができるよう、表示面11の寸法より大きな寸法を有している。図2に示された例では、拡散シート40は、絵柄層30と重なる領域の全体に亘って、すなわち積層体20の全体に亘って設けられている。しかしながら、拡散シート40は、積層体20の全体に設けられていなくてもよい。すなわち、拡散シート40は、表示面11の全体を覆っていれば、積層体20の一部にのみ設けられていてもよい。例えば、拡散シート40は、積層体20の第1領域20aと重なる部分にのみ設けられていてもよい。すなわち、拡散シート40は、表示面11と同一の寸法を有していてもよい。
また、後述するように、拡散シート40の光を拡散させる部分と絵柄層30の透過部35との間の距離が長くすることで、表示装置10が画像を表示した状態で、モアレの発生を効果的に抑制することができる。このため、例えば、図2に示す拡散シート40の厚さTは、450μm以上となっていることが好ましく、580μm以上となっていることがより好ましい。しかしながら、積層体20全体が厚くなりすぎるのを防止するため、拡散シート40の厚さTは、1200μm以下となっていることが好ましい。
拡散シート40は、画像光を十分に拡散させるため、ヘイズ値Hが例えば12.8%以上となっていることが好ましく、32.4%以上となっていることがより好ましく、46.7%以上となっていることがさらに好ましい。しかしながら、拡散シート40のヘイズ値Hが高すぎると、画像光によって形成されるべき画像が電子機器1の観察者に観察されなくなる。このため、拡散シート40のヘイズ値Hは、例えば55.0%以下であることが好ましい。拡散シート40のヘイズ値は、例えば拡散シート40の製造時における表面拡散層43のガラスブラストの粗さを適宜に調節することで、所望の値に調節することができる。
ここで、ヘイズ値とは、対象となる物体、ここでは拡散シート40の全光線透過率に対する拡散透過率の比で表され、拡散シート40を透過する光の拡散率を意味する。なお、全光線透過率とは、拡散シート40へ入光する光の量に対する、拡散シート40を透過する光の量の割合である。拡散透過率とは、拡散シート40へ入光する光に対する、直進方向以外の方向に拡散シート40を透過する光の量、すなわち拡散されて透過する光の量の割合である。全光線透過率と拡散透過率は、JIS K 7361に準拠したヘイズメーター(例えば、村上色彩技術研究所製、製品番号:HM-150)によって測定することができる。
また、拡散シート40の厚さT〔μm〕とヘイズ値H〔%〕とは、次の関係(i)を満たしていることが好ましく、関係(ii)を満たしていることがより好ましい。
T>-17.3H+934 ・・・(i)
T>-9.4H+884 ・・・(ii)
このような関係を満たすことで、後述するように、表示装置10が画像を表示した状態で、モアレの発生を効果的に抑制することができる。
基材層41は、基材層41上に設けられた表面拡散層43を適切に支持する。基材層41は、透明なフィルム状の部材であり、例えばアクリル系樹脂からなるフィルムで形成されている。また、基材層41は、可視光透過性や、表面拡散層43の適切な支持性等を考慮すると、100μm以上1000μm以下の厚みを有していることが好ましい。
表面拡散層43は、凹凸形状を有し、拡散シート40に光拡散性を付与する。表面拡散層43は、拡散シート40の表面に形成されている。図2に示された例では、表面拡散層43は、基材層41の絵柄層30に近接する側とは逆側の面に設けられている。また、表面拡散層43は、凹凸形状を有している。表面拡散層43の凹凸形状により、拡散シート40の表面において光を拡散することができる。表面拡散層43は、基材層41と同一の材料で形成されていることが好ましい。表面拡散層43の厚さは、例えば2μm以上20μm以下である。
なお、図2に示された例では、表面拡散層43は、基材層41の絵柄層30に近接する側とは逆側の面に設けられている。しかしながら、表面拡散層43は、基材層41の絵柄層30に近接する側とは逆側の面に代えて、絵柄層30に近接する側の面に設けられていてもよい。さらには、表面拡散層43は、絵柄層30に近接する側の面及び基材層41の絵柄層30に近接する側とは逆側の面の両面に設けられていてもよい。
次に、本実施の形態の電子機器1の作用について説明する。
表示装置10の表示面11に画像を表示しない状態では、図4に示すように、積層体20の第1領域20a及び第2領域20bにおいて、積層体20の絵柄部33によって形成される絵柄が表示される。すなわち、電子機器1は、観察されることが意図された絵柄を表示することができる。表示された絵柄によって、表示装置10の表示面11が外部の観察者から観察されなくなり、意匠性において電子機器1を周辺環境と調和させることができる。特に、遮蔽部37が絵柄部33に対面する位置にのみ設けられている場合、遮蔽部37が観察者に観察されず、遮蔽部37によって積層体20の意匠性が害されることを防止することができる。
一方、表示装置10が表示面11に画像を表示した状態では、図5に示すように、画像光は、積層体20の第1領域20aにおいて、拡散シート40の表面拡散層43で拡散されながら拡散シート40を透過する。その後、画像光は、絵柄層30の透過部35及び基材部31を透過し、これにより、観察者は画像を観察することができる。すなわち、電子機器1は、観察されることが意図された画像を表示することができ、外部の観察者は、画像を観察することができる。
また、絵柄部33は、遮蔽部37によって表示装置10の側から覆われている。したがって、遮蔽部37によって、画像光が絵柄部33へ入射することが妨げられる。このため、絵柄部33を画像光が透過して、絵柄部33によって表される絵柄と画像光とが混合して観察されることを防止することができる。すなわち、絵柄部33で特定波長域の可視光が吸収されることに起因して画像の色再現性が劣化することを効果的に防止することができる。さらに、遮蔽部37が絵柄部33に対面する領域にのみ設けられている場合、遮蔽部37によって透過部35を透過する画像光が妨げられることが防止される。すなわち、画像光を効率的に利用して、画像を明るく表示することができる。
ところで、上述したように、図8に示すような従来の積層体120を有する電子機器101では、表示装置110の表示面111に画像を表示すると、モアレが発生することがある。モアレは、積層体120の絵柄層130に設けられた透過部135の規則的な配列と、表示装置110の画素の規則的な配列とに起因して生じる。より詳しくは、規則的に配列された画素を有する表示装置110から出射した画像光は、画素の配列による周期性を含んでいる。また、画像光は、規則的に配列された透過部135を透過することで、透過部135の周期性を含んで、積層体120から出射する。すなわち、積層体120から出射する画像光では、画素の配列による周期性と透過部135の配列による周期性とを含んでいる。これら2つの周期性が互いに干渉することで、観察される画像にモアレ(干渉縞)が生じる。
一方、本実施の形態の電子機器1では、積層体20が絵柄層30と表示装置10との間に配置された拡散シート40を有している。このような電子機器1では、表示装置10から出射した画像光は、拡散シート40で拡散された後に、絵柄層30の透過部35を透過する。規則的に配列された画素を有する表示装置10から出射した画像光は、画素pxの配列の周期性を含んでいるが、拡散シート40で拡散されることで、この周期性が弱められる。拡散シート40で拡散された画像光が規則的に配列された絵柄層30の透過部35を透過して積層体20から出射しても、画像光は、画素pxの配列による周期性と透過部35の配列による周期性とを含んでいるが、画素pxの配列による周期性が弱められている。このため、2つの周期性の干渉が生じにくくなり、モアレの発生が抑制される。
とりわけ、拡散シート40の光を拡散させる部分と絵柄層30の透過部35との間の距離が長くなると、拡散された光が広がって進むため、各画素pxから出射した光が互いに重なり合い、画素pxの配列による周期性が効果的に弱められる。したがって、拡散シート40において光を拡散させる部分は、絵柄層30に近接する側とは逆側、すなわち絵柄層30から離間する側に設けられていることが好ましい。すなわち、拡散シート40において表面拡散層43は、表示装置10に近接する側に設けられていることが好ましい。さらに、拡散シート40の光を拡散させる部分と絵柄層30の透過部35との間の距離を長くするために、拡散シート40の厚さTが、450μm以上であることが好ましく、580μm以上であることがより好ましい。画素pxの配列に起因した画像光の周期性を効果的に弱めることで、画素pxの配列による周期性と透過部35の配列による周期性との干渉がより生じにくくなり、モアレの発生がより抑制される。
また、画像光を十分に拡散して画像光から画素pxの配列による周期性を効果的に弱めるために、拡散シート40の拡散性は強いことが好ましい。具体的には、拡散シート40のヘイズ値は、12.8%以上であることが好ましく、32.4%以上であることがより好ましく、46.7%以上であることがさらに好ましい。画素pxの配列による周期性が画像光から効果的に弱めることで、画素pxの配列による周期性と透過部35の配列による周期性との干渉がさらに生じにくくなり、モアレの発生がさらに抑制される。
上述したように、拡散シート40の厚さTが大きいことが好ましく、ヘイズ値Hが高いことが好ましい。本件発明者らが鋭意検討した結果、拡散シート40によって画像光を拡散させて画素pxの配列による周期性を画像光から効果的に弱めるためには、拡散シート40の厚さT〔μm〕と拡散シート40のヘイズ値H〔%〕は、次の関係(i)を満たしていることが好ましく、関係(ii)を満たしていることがより好ましいことが知見された。
T>-17.3H+934 ・・・(i)
T>-9.4H+884 ・・・(ii)
この関係(i)又は(ii)が満たされていると、画像光から画素pxの配列による周期性が弱められ、画素pxの配列による周期性と透過部35の配列による周期性との干渉がさらに生じにくくなり、モアレの発生がさらに抑制される。
以上のように、本実施の形態の積層体20は、画素pxを有する表示装置10に対面して配置される積層体であって、絵柄を形成する絵柄部33と、絵柄部33の非形成部である透過部35と、を有する絵柄層30と、絵柄層30と表示装置10との間に配置される拡散シート40と、を備える。このような積層体20によれば、表示装置10の各画素pxから出射した画像光が、拡散シート40によって拡散される。このため、画素pxの配列による周期性が弱められる。画素pxの配列による周期性と透過部35の配列による周期性との干渉が生じにくくなるため、モアレの発生を抑制することができる。
また、本実施の形態の積層体20において、拡散シート40は、表面拡散層43を含み、表面拡散層43は、少なくとも拡散シート40の絵柄層30に近接する側とは逆側に設けられている。このような積層体20によれば、拡散シート40の光を拡散させる部分である表面拡散層43と絵柄層30の透過部35との間の距離を長くすることができる。表面拡散層43と透過部35との間の距離を長くすることで、画像光を十分に拡散させて画素pxの配列による周期性を画像光から効果的に弱めることができる。このため、画素pxの配列による周期性と透過部35の配列による周期性との干渉がより生じにくくなり、モアレの発生をより抑制することができる。
さらに、本実施の形態の積層体20において、絵柄層30は、拡散シート40の側から絵柄部33を覆うように設けられた遮蔽部37をさらに有する。このような積層体20によれば、遮蔽部37によって、画像光が絵柄部33へ入射することが妨げられる。このため、絵柄部33を画像光が透過して、絵柄部33によって表される絵柄と画像光とが混合して観察されることを防止することができる。
また、本実施の形態の積層体20において、拡散シート40の厚さTは、450μm以上である。このような積層体20によれば、拡散シート40の光を拡散させる部分と絵柄層30の透過部35との間の距離を長くすることができる。光を拡散させる部分と透過部35との間の距離を長くすることで、画像光を十分に拡散させて画素pxの配列による周期性を画像光から効果的に弱めることができる。このため、画素pxの配列による周期性と透過部35の配列による周期性との干渉がより生じにくくなり、モアレの発生をより抑制することができる。
さらに、本実施の形態の積層体20において、拡散シート40のヘイズ値Hは、12.8%以上である。このような積層体20によれば、表示装置10の各画素pxから出射した画像光が、拡散シート40によって十分に拡散される。画像光が十分に拡散されることで、画素pxの配列による周期性を画像光から効果的に弱めることができる。このため、画素pxの配列による周期性と透過部35の配列による周期性との干渉がさらに生じにくくなり、モアレの発生をさらに抑制することができる。
また、本実施の形態の積層体20によれば、拡散シート40の厚さT〔μm〕と拡散シート40のヘイズ値H〔%〕とが、次の関係(i)を満たす。
T>-17.3H+934 ・・・(i)
このような積層体20によれば、拡散シート40において画像光の十分に拡散させて、画素pxの配列による周期性を画像光から効果的に弱めることができる。このため、画素pxの配列による周期性と透過部35の配列による周期性との干渉がさらに生じにくくなり、モアレの発生をさらに抑制することができる。
なお、上述した実施の形態に対して様々な変更を加えることが可能である。
例えば、図6に示すように、積層体20において、拡散シート40の基材層41を基材として、絵柄層30が形成されていてもよい。あるいは、積層体20は、その製造工程で基材部31を剥離させる等によって、基材部31が除かれていてもよい。言い換えると、積層体20は、基材部31を有していなくてもよい。このような積層体20によれば、基材部31が存在しないため、積層体20を薄くすることができる。
上述した電子機器1は、例えば自動車や鉄道等の車両、航空機、船舶及び宇宙船等の移動体の内装部材または外装部材に用いられる。具体的な適用例として、電子機器1は、自動車のセンターコンソールや、ドアトリムに用いられる。あるいは、電子機器1は、建物の内装部材または外装部材、電子機器、家具や電化製品に組み込まれて用いられてもよい。
以下、実施例を用いて本発明をより詳細に説明するが、本発明はこの実施例に限定されるものではない。
実施例1~7として、拡散シート40の厚さT及びヘイズ値Hを変更した積層体20を備える電子機器1を用意した。実施例1~7における拡散シート40の基材層41及び表面拡散層43は、アクリル系樹脂からなる。拡散シート40は、押出成形によって製造される。押出成形のダイスの隙間を適宜に変更することで、拡散シート40の厚さTを変化させている。また、実施例1~7の拡散シート40は、ガラスブラストの加工条件を変化させて表面拡散層43の表面粗さを変化させることで、ヘイズ値Hを変化させている。また、比較例1として、実施例1~7の拡散シート40が配置されている位置に基材シートが配置されている積層体を備える電子機器を用意した。比較例1において、基材シートはアクリル系樹脂からなる。また、比較例1において、基材シートには表面拡散層が設けられていない。各実施例及び比較例において、絵柄層30の透過部35は、第1方向d1及び第2方向d2に沿って規則的に配列されている。透過部35は、直径Dが50μm、間隔Pが100μmである。表示装置10は、第1方向d1及び第2方向d2に沿って規則的に配列された複数の画素pxを有する。表示装置10としては、7インチ液晶ディスプレイ(解像度WVGA)を用いた。実施例1~7及び比較例1を観察する際に、表示装置10には、白色の画像を表示させた。
各実施例の拡散シート40及び比較例の基材シートの厚さT及びヘイズ値Hを以下の表1に示す。また、各実施例及び比較例について、目視にてモアレの有無を確認した結果を表1に示す。目視にてモアレが確認されなかったものにはAを、注意深く観察しないとモアレが確認されなかったものにはBを、画像の視認性にほとんど影響がないモアレのみが確認されたものにはCを、画像の視認性に悪影響を及ぼすモアレが確認されたものにはDを、それぞれ付している。
Figure 0007054475000001
また、各実施例及び比較例について、縦軸を拡散シート40の厚さT〔μm〕、横軸を拡散シート40のヘイズ値H〔%〕としたグラフを図7に示す。
表1及び図7から理解されるように、実施例1~7及び比較例1との比較から、積層体20が拡散シート40を有していると、モアレの発生を抑制することができる。とりわけ、拡散シート40のヘイズ値Hが12.8%以上であると、モアレの発生を抑制することができる。また、実施例1,2と実施例5~7との比較から、拡散シート40のヘイズ値Hが32.4%以上であると、モアレの発生をより抑制することができ、ヘイズ値Hが46.7%以上であると、モアレの発生をさらに抑制することができることが理解される。これは、拡散シート40で拡散されることで、表示装置10の画素pxの配列による周期性が効果的に弱められ、画素pxの配列による周期性と透過部35の配列による周期性との干渉が生じにくくなったためであると考えられる。
さらに、実施例3~7の比較から、拡散シート40の厚さTが450μm以上であると、モアレの発生をより抑制することができ、580μm以上であると、モアレの発生をさらに抑制することができることが理解される。これは、拡散シート40の光を拡散させる部分と絵柄層30の透過部35との間の距離が長いほど、拡散された光が広がって進むため、各画素pxから出射した光が互いに重なり合い、画素pxの配列による周期性が効果的に弱められる。このため、画素pxの配列による周期性と透過部35の配列による周期性との干渉が生じにくくなったためであると考えられる。
さらに、図7には、直線L1,L2が示されている。図7の直線L1は、拡散シート40の厚さT〔μm〕及びヘイズ値H〔%〕について、以下の式(a)で示される直線である。
T=-17.3H+934 ・・・(a)
図7において直線L1を境界とする右上の領域が、次の関係(i)を満たす拡散シート40の厚さT及びヘイズ値Hとなる領域である。図から理解されるように、実施例1~4は関係(i)を満たしている。
T>-17.3H+934 ・・・(i)
拡散シート40の厚さT〔μm〕及びヘイズ値H〔%〕が関係(i)を満たしていると、実施例1~4と実施例5~7との比較から理解されるように、モアレの発生をより抑制することができる。また、図7の直線L2は、拡散シート40の厚さT〔μm〕及びヘイズ値H〔%〕について、以下の式(b)で示される直線である。
T=-9.4H+884 ・・・(b)
図7において直線L2を境界とする右上の領域が、関係(ii)を満たす拡散シート40の厚さT及びヘイズ値Hとなる領域である。図から理解されるように、実施例1及び実施例3は関係(ii)を満たしている。
T>-9.4H+884 ・・・(ii)
拡散シート40の厚さT〔μm〕及びヘイズ値H〔%〕が関係(ii)を満たしていると、実施例1,3と実施例2,4との比較から理解されるように、モアレの発生をさらに抑制することができる。これは、拡散シート40での拡散と、拡散シート40の光を拡散させる部分と絵柄層30の透過部35との間の距離が長くなることとによって、画像光を十分に拡散させて画素pxの配列による周期性を画像光から効果的に弱めることができ、画素pxの配列による周期性と透過部35の配列による周期性との干渉がさらに生じにくくなったためであると考えられる。
1 電子機器
10 表示装置
11 表示面
20 積層体
20a 第1領域
20b 第2領域
30 絵柄層
31 基材部
33 絵柄部
35 透過部
37 遮蔽部
40 拡散シート
41 基材層
43 表面拡散層
px 画素

Claims (9)

  1. 画素を有する表示装置に対面して配置される積層体であって、
    絵柄を形成する絵柄部と、前記絵柄部の非形成部である透過部と、を有する絵柄層と、
    前記絵柄層と前記表示装置との間に配置される拡散シートと、を備え、
    前記拡散シートは、表面拡散層を含み、
    前記表面拡散層は、少なくとも前記拡散シートの前記絵柄層に近接する側とは逆側に設けられている、積層体。
  2. 前記透過部は、一方向及び前記一方向に非平行な他方向に沿って規則的に配列されている、請求項1に記載の積層体。
  3. 前記絵柄層は、前記拡散シートの側から前記絵柄部を覆うように設けられた遮蔽部をさらに有する、請求項1乃至2のいずれか一項に記載の積層体。
  4. 前記拡散シートの厚さは、450μm以上である、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の積層体。
  5. 前記拡散シートのヘイズ値は、12.8%以上である、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の積層体。
  6. 前記拡散シートの厚さT〔μm〕と前記拡散シートのヘイズ値H〔%〕とが、次の関係を満たす、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の積層体。
    T>-17.3H+934
  7. 画素を有する表示装置と、
    前記拡散シートが設けられた側が前記表示装置に対面するよう配置された請求項1乃至6のいずれか一項に記載の積層体と、を備える、電子機器。
  8. 前記画素は、ある方向及び前記ある方向に非平行な別の方向に沿って規則的に配列されている、請求項7に記載の電子機器。
  9. 前記表示装置が画像を表示している状態で、前記画像を表示し、
    前記表示装置が画像を表示していない状態で、前記絵柄部によって形成される絵柄を表示する、請求項7または8に記載の電子機器。
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