JP6696014B2 - 加飾シート及び表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、加飾シート、加飾シート付き表示装置、及び、加飾シートを有するパネル付き表示装置に関する。
例えば特許文献1に記載されているような、画像光を表示する表示装置が知られている。このような表示装置は、画像非表示の状態では、通常、黒色に観察される。一方で、例えば自動車や家具、住宅建材等の表面部材においては、意匠性が非常に重要視される。現在、種々の分野に適用される表示装置に対し、単に画像を表示する機能が期待されているだけでなく、周囲環境との意匠性の調和も要求されている。
表示装置に意匠性を付与するために、表示装置の表示面に対面して加飾シートを設けることが考えられた。加飾シートは、表示装置の周辺環境と調和することができる意匠性を付与することができる。また、表示装置の画像光が加飾シートを透過することができるように、このような加飾シートは、特許文献2に記載されているように、表示装置の表示面に対面する領域に、孔等の光透過部を有している。
特開平9−114003号公報 特許第5688573号公報
特許文献2は、表示装置の画像を鮮明にするために、ドットマトリックスディスプレイの画素の大きさよりも着色が施されたフロントパネルの孔の間隔を小さくすることが開示されている。しかし、特許文献2では、主に単色のフロントパネルを前提としており、木目調や大理石調等の複雑な絵柄を有する加飾シートを想定したものではない。
本発明は、上記の点に鑑み、加飾シートの絵柄の視認性に優れた加飾シート、表示装置及びパネル付き表示装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明の加飾シートは、絵柄部と前記絵柄部の非形成部である複数の透過部とを有し、開口率が5%以上、50%以下であり、前記透過部は、隣り合う前記透過部の間の距離が40μm以上となるように形成されていることを特徴とする。
また、前記絵柄部は、単色ではない模様を有していてもよく、無機顔料又は有機顔料を有していてもよい。
また、前記透過部は、前記加飾シートの法線方向から観察して円形状であってもよい。前記透過部は、前記加飾シートの法線方向から観察して格子状に配列されていてもよい。前記透過部は、隣り合う前記透過部の間の距離が100μm以上となるように形成されていてもよい。
本発明の加飾シートは、前記絵柄部及び前記透過部を支持する基材部を有し、前記透過部は、前記基材部の屈折率の±0.2の屈折率を有する透明な材料により構成されていてもよい。
本発明の加飾シート付き表示装置は、表示面を有する表示装置と、前記表示面に対面して設けられた上述の加飾シートと、を備えることを特徴とする。また、本発明の加飾シート付き表示装置は、表示面を有する表示装置と、絵柄部と前記絵柄部の非形成部である複数の透過部とを有する加飾シートと、を有し、前記表示装置は、ドットマトリックス方式の液晶ディスプレイであり、前記透過部のピッチが前記表示面の画素のピッチよりも大きいことを特徴とする。
本発明のパネル付き表示装置は、表示面を有する表示装置と、開口部を有するパネル部材と、前記表示面に対面して設けられた上述の加飾シートと、前記表示面と前記加飾シートとの間に配置されたパネル部材と、を有することを特徴とする。また、本発明のパネル付き表示装置は、表示面を有する表示装置と、絵柄部と前記絵柄部の非形成部である複数の透過部とを有する加飾シートと、前記表示面と前記加飾シートとの間に配置されたパネル部材と、を有し、前記表示装置は、ドットマトリックス方式の液晶ディスプレイであり、前記透過部のピッチが前記表示面の画素のピッチよりも大きいことを特徴とする。
本発明によれば、加飾シート、表示装置及びパネル付き表示装置を、加飾シートの絵柄の視認性に優れたものとすることが可能である。
本発明の実施形態のパネル付き表示装置を概略的に示す分解斜視図である。 本発明の実施形態の加飾シートの拡大正面図である。 本発明の実施形態のパネル付き表示装置の断面図である。 本発明の別の実施形態のパネル付き表示装置の断面図である。 本発明の実施形態の加飾シートの透過部の配置を示す拡大正面図である。 本発明の実施形態の加飾シートの絵柄部がパール顔料などを有する場合における加飾シートの拡大正面図である。 本発明の実施形態の加飾シートをドットマトリックス方式の液晶ディスプレイの表示面に対面させて配置した状態を示す拡大正面図である。 本発明の実施形態の加飾シートの透過部の端部における光の散乱を説明するための正面拡大図である。 本発明の別の実施形態のパネル付き表示装置の断面図である。 本発明の別の実施形態のパネル付き表示装置の断面図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。なお、本件明細書に添付する図面においては、図示と理解のしやすさの便宜上、適宜縮尺および縦横の寸法比等を、実物のそれらから変更し誇張してある。
なお、本明細書において、「層」、「シート」及び「フィルム」の用語は、呼称の違いのみに基づいて互いから区別されるものではない。例えば「シート」という用語は、層或いはフィルムと呼ばれ得るような部材も含む概念である。
また、本明細書において用いる、形状や幾何学的条件ならびにそれらの程度を特定する、例えば、「平行」、「直交」、「同一」等の用語や長さや角度の値等については、厳密な意味に縛られることなく、同様の機能を期待し得る程度の範囲を含めて解釈することとする。
本発明の実施形態の加飾シート50、加飾シート付き表示装置20及びパネル付き表示装置10について説明する。
図1は、この実施形態のパネル付き表示装置10を概略的に示す分解斜視図であり、図2は、この実施形態の加飾シート50の拡大正面図であり、図3は、この実施形態のパネル付き表示装置10の断面図である。
加飾シート50は、絵柄が形成された絵柄部53と、表示装置40の表示面41からの画像光を透過する透過部57と、を有している。
加飾シート付き表示装置20は、表示面41を有する表示装置40と、表示面41に対面して設けられた加飾シート50と、を有している。
パネル付き表示装置10は、表示面41を有する表示装置40と、表示面41に対面して設けられたパネル15と、を有し、パネル15は、開口部30aを有するパネル部材30と加飾シート50とを有している。
そして、このパネル付き表示装置10は、表示装置40の表示面41から発した画像光が、パネル部材30の開口部30aと加飾シート50の透過部57とを通過して、表示面41への法線方向からの観察者に観察されるように構成されている。
なお、図1の例では、加飾シート50、加飾シート付き表示装置20及びパネル付き表示装置10は、平板状に示されているが、各構成要素が湾曲した湾曲形状であってもよい。
表示装置40は、画像光を出射する装置であり、画像光を出射することができる表示面41を有している。この実施形態の表示装置40は、ドットマトリックス方式の液晶ディスプレイである。この表示装置40としては、プラズマディスプレイ、有機ELディスプレイ等の任意の表示装置を用いることができる。しかし、本発明の加飾シート50、加飾シート付き表示装置20並びにパネル付き表示装置40は、特に、ドットマトリックス方式の液晶ディスプレイの表示装置において好適に利用できるように構成されている。
パネル部材30は、表示装置40と加飾シート50との間に配置されており、開口部30aを有している。パネル部材30は、例えば厚さ0.5mmの板状部材である。パネル部材30は、表示装置40の表示面41が、表示面41への法線方向からの観察において、開口部30a内に位置するように配置されている。
パネル部材30は、基材層31と、基材層31上に設けられた意匠層35と、を含んでいる。基材層31は、意匠層35を適切に支持することができる部材である。意匠層35は、パネル部材30に意匠性を付与するための部材であり、典型的には黒色等の濃色となっている。このような意匠層35は、例えば黒色顔料を含む樹脂によって形成される。黒色顔料としては、カーボンブラックやチタンブラック等を例示することができる。意匠層35は、パネル部材30が設けられる環境に応じて、木目調や大理石調等の任意の意匠性を付与するものであってもよい。また、意匠層35は不要であればなくても良い。
この実施形態のパネル部材30は、矩形の開口部30aを有するロ字型となっている。しかしながら、本発明の実施形態はこれに限らず、パネル部材30は、L字型、コ字型等の、矩形から一部を除いた形状であってもよい。また、パネル部材30は、矩形に限らず、円形等の任意の形状であってもよい。さらには、開口部30aの形状も任意の形状であってもよい。
また、本発明のパネル部材30は、開口部30aを有さずに、表示装置40の表示面41と対向する部分が透明に形成されたものであってもよい。また、パネル部材30は、透明な基材層31と意匠層35とからなるものであって、意匠層35のみに開口部30aを有するものであってもよい。また、パネル部材30は、意匠層35を有さずに、全体が透明に形成されたものであってもよい。また、パネル部材30は、全体が半透明なスモーク板として形成されたものであってもよい。
加飾シート50は、基材部51と、基材部51上に設けられた絵柄部53及び遮蔽部55と、絵柄部53及び遮蔽部55の非形成部である透過部57と、を有している。
基材部51は、基材部51上に設けられた絵柄部53及び遮蔽部55を適切に支持する。基材部51は、透明なフィルム状の部材である。基材部51としては、可視光を透過し、絵柄部53及び遮蔽部55を適切に支持し得るものであればいかなる材料でもよいが、例えば、ポリメタクリル酸メチル、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリカーボネート、ポリスチレン、環状ポリオレフィン等を挙げることができる。また、基材部51は、可視光透過性や、絵柄部53及び遮蔽部55の適切な支持性等を考慮すると、10μm以上500μm以下の厚みを有していることが好ましい。
遮蔽部55は、絵柄部53と基材部51との間に配置されており、基材部51の側から絵柄部53を覆っている。遮蔽部55は、表示装置40の表示面41からの画像光が絵柄部53に入射しないよう、光を吸収する機能を有している。遮蔽部55は、例えば光吸収粒子をバインダー樹脂中に含み得る。光吸収粒子としては、カーボンブラックやチタンブラック等の黒色顔料を例示することができる。具体的な例として、遮蔽部55の厚さは、1μm以上、20μm以下である。
絵柄部53は、木目調、大理石調、幾何学模様、カーボン調、ストライプ、水玉、単色などの任意の絵柄を形成することができる。しかし、本発明の加飾シート50は、その絵柄部を、木目調や大理石調などの模様を有する絵柄や、雲母、酸化鉄、アルミ粉末、カーボンブラックなどの顔料を用いて形成された絵柄とするのに適するように構成されている。
絵柄部53は、遮蔽部55によって表示装置40の側から覆われている。この遮蔽部55によって、画像光が絵柄部53へ入射することが妨げられる。このため、絵柄部53を画像光が透過して、絵柄部53によって表される意匠と画像光とが混合して観察されることを防止することができる。すなわち、絵柄部53で特定波長域の可視光が吸収されることに起因して画像の色再現性が劣化することを効果的に防止することができる。
透過部57は、加飾シート50の正面からの観察において、絵柄部53の非形成部であり、表示装置40の表示面41からの画像光を透過させることができる。
この実施形態の透過部57は、基材部51の屈折率の±0.2の屈折率を有する透明な樹脂によって形成されている。この透過部57は、孔や空隙であってもよい。しかし、本発明の発明者は、研究の結果、基材部51の屈折率の±0.2の屈折率を有する透明な樹脂によって透過部57を形成すると加飾シートを間近で観測したときに透過部57が目立ちにくくなるということを見いだした。加飾シート50の基材部51として1.53から1.57の屈折率を有するアクリル樹脂が多く使用されていることから、透過部57の材料としては、1.33から1.77の屈折率を有するポリメタクリル酸メチル樹脂、フッソ樹脂、シリコーン樹脂、ポリプロピレン、ウレタン樹脂、ポリエチレン、ナイロン、ポリ塩化ビニル、エポキシ、ポリカーボネート、ポリスチレンなどが好ましい。
さらに、この透明な樹脂によって形成された透過部57は、図4に示すように、絵柄部53及び遮蔽部55を覆うようにしてもよい。このような透過部57は、絵柄部53および遮蔽部55を保護する透明な保護膜として機能する。
なお、本明細書において、「透明基材」における「透明」とは、透明基材を介して当該透明基材の一方の側から他方の側を透視し得る程度の透明性を有していることを意味しており、例えば、30%以上、より好ましくは70%以上の可視光透過率を有していることを意味する。可視光透過率は、分光光度計((株)島津製作所製「UV−3100PC」、JIS K 0115準拠品)を用いて測定波長380nm〜780nmの範囲内で測定したときの、各波長における透過率の平均値として特定される。
図5は、この実施形態の加飾シート50の透過部57の配置を示す拡大正面図である。
表示装置40の表示面41に画像を表示した状態では、画像光は、パネル部材30の開口部30a及び加飾シート50の透過部57を透過し、外部の観察者に観察される。加飾シート50の表示装置40の表示面41に対面する領域における透過部57の割合(以下、「開口率」という。)は、観察者が画像光を表示装置としての実用に耐える程度に観察できるようにするために、5%以上とするのが好ましく、観察者がさらに十分な明るさの画像光を観察するために、10%以上とするのがさらに好ましい。
表示装置40の表示面41に画像を表示していない状態では、加飾シート50の絵柄部の絵柄が観察される。加飾シート50の開口率は、加飾シート50の意匠を観察者が実用に耐える程度に明確に観察できるようにするために50%以下とするのが好ましく、観察者がさらに明確に加飾シート50の意匠を観察できるようにするために、25%以下とするのがさらに好ましい。
なお、加飾シート50の開口率は、加飾シート50のうちの透過部57が占める面積の割合であって、(開口率)=(透過部57の面積の合計)/((絵柄部53の面積の合計)+(透過部57の面積の合計))の式を用いて算出することができる。
この実施形態の加飾シート50の透過部57は、加飾シート50の法線方向から観察して円形状の透過部57が正方格子状に配列されたものである。透過部57は、正方格子状でなくてもよく、さらに、格子状に配列されたものでなくてもよい。しかし、透過部57が格子状に形成されている場合には、表示装置40の画像光が均一に透過することから、表示装置40の画像のムラが生じにくくなる。また、透過部57が正方格子状に配列されている場合には、さらに、表示装置40の画像のムラが生じにくくなる。そのため、加飾シート50の透過部57は、加飾シート50の法線方向から観察して円形状の透過部57が格子状に配列されていることが好ましく、正方格子状に配列されていることがさらに好ましい。また、透過部57は、円形状のものでなくてもよい。しかし、後述するとおり、画像光の拡散を抑えるために、加飾シート50の透過部57は、法線方向から観察して円形状であるものが好ましい。
この実施形態の加飾シート50の透過部57は、隣り合う透過部57の間の距離が40μm以上となるように形成されている。ここで、隣り合う透過部57の間の距離とは、隣り合う透過部57の端部間の距離をいう。また、隣り合う透過部57の間の距離が40μm以上とは、透過部57が格子状に形成されている場合には、隣り合う透過部57の間の距離D1,D2の短い方向における距離が40μm以上であることをいい、透過部57が格子状以外の態様で形成されている場合には、それぞれの透過部57から最も近い距離にある透過部57までの距離の平均が40μ以上であることをいう。さらに言い換えると、この実施形態では、任意に選択された一つの透過部57の外縁から他の一つの透過部57の外縁までの最短距離が40μm以上となっている。
本発明の発明者は、研究の結果、表示装置40の画像の非表示時において、加飾シート50の絵柄部53を近距離で観察したとき、隣り合う透過部57の間の距離を長くして、透過部57に囲まれた絵柄部53が連続している領域53Aの面積を広くすると、加飾シート50の模様を有する絵柄の模様の細部がシャープに見えるようになり、逆に、隣り合う透過部57の間の距離を短くして、透過部57に囲まれた絵柄部53が連続している領域53Aの面積を狭くすると、加飾シート50の模様を有する絵柄の模様の細部がぼやけて見えるようになることを見出した。
さらに、本発明の発明者は、隣り合う透過部57の間の距離を人間が識別できる大きさに相当する距離以上とすると、模様を有する絵柄の細部が適度にシャープに見えるようになることを見出した。表示装置40の画像の非表示時において模様を有する絵柄を意識して観察するときの典型的な利用条件である、視力1.5で20cmの距離で見た場合に人間が識別できる大きさは、約39μmである。このことから、隣り合う透過部57の間の距離を40μm以上とすると、加飾シート50の模様を有する絵柄の細部が、実用に適する程度に、シャープに見えるようになる。そのため、隣り合う透過部の間の距離が40μm以上となるように透過部57を形成することが好ましい。また、表示装置40の画像の非表示時において模様を有する絵柄を意識して観察するときの想定される利用条件の大部分をカバーする、視力1.0で30cmの距離で見た場合に人間が識別できる大きさは、約87μmである。このことから、隣り合う透過部57の間の距離を100μm以上とすると、加飾シート50の模様を有する絵柄の細部が、十分に実用に適する程度に、シャープに見えるようになる。そのため、隣り合う透過部57の間の距離が100μm以上となるように透過部57を形成することがさらに好ましい。
なお、人間が識別できる大きさは、(人間が識別できる大きさ[m])=2π/360/60/(視力)×(対象までの距離[m])の式を用いて算出することができる。
一方、表示装置40の画像の表示時においては、隣り合う透過部57の間の距離を人間が識別できる大きさに相当する距離以上とすると、表示装置40の画像が加飾シート50の透過部57毎に分離して観測されることになる。
表示装置40の画像は、自動車内に設置される表示装置などを想定すると、通常、50cm以上、多くの場合は80cm程度、の距離から観察されることになる。人間が識別できる大きさは、視力1.0の場合は、80cmの距離から見て約233μmである。このことから、隣り合う透過部57の間の距離を230μm以下とすると、表示装置40の画像が加飾シート50の透過部57毎に分離されずに観察されることになる。そのため、隣り合う透過部57の間の距離が230μm以下となるように透過部57を形成することが好ましい。また、視力1.5で80cmの距離から見た場合に人間が識別できる大きさは約155μmであることから、隣り合う透過部57の間の距離が150μm以下となるように透過部57を形成することがさらに好ましい。また、視力1.0で50cmの距離から見て人間が識別できる大きさは約145μmであることから、隣り合う透過部57の間の距離が140μm以下となるように透過部57を形成することがさらに好ましい。
透過部57の大きさは、加飾シート50の開口率が適切な値となるように設定される。隣り合う透過部57の間の距離と透過部57の直径との具体的な値は、例えば、隣り合う透過部57の間の距離を120μmとし、透過部57の直径を120μmとすることが考えられ、このときの加飾シート50の開口率は約20%である。
図6は、加飾シート50の絵柄部53がパール顔料53aなどを有する場合における加飾シート50の拡大正面図である。図6の上図は、透過部57を形成する前の拡大正面図であり、図6の下左図は、隣り合う透過部57の間の距離が40μm以上となるように透過部57を形成した後の拡大正面図であり、図6の下右図は、隣り合う透過部57の間の距離が40μm未満となるように透過部57を形成した後の拡大正面図である。
パール顔料53aは、薄板状雲母粒子の表面を二酸化チタンで被覆したものであり、通常、10μmから数10μm程度の大きさを有している。そのため、隣り合う透過部57の間の距離が40μm未満となるように透過部57を形成すると、図6の下右図に示すように、絵柄部53のパール顔料53aは、透過部57の形成時に、相当の割合で剥がれ落ちてしまうことになる。一方、隣り合う透過部57の間の距離が40μm以上となるように透過部57を形成すると、図6の下左図に示すように、透過部57に囲まれた領域に存在するパール顔料53aの大部分が残ることになる。この点は、パール顔料に限られるものではなく、フレーク状アルミニウム顔料など他の無機顔料又は有機顔料にも当てはまる。無機顔料又は有機顔料としては、一例として、酸化物・水酸化物・硫化物・クロム酸塩・珪酸塩・硫酸塩・炭酸塩・パール顔料・アルミ粉末・カーボンなどが挙げられる。
そのため、絵柄部53にパール顔料53aなどを有する加飾シートにおいては、隣り合う透過部57の間の距離が40μm以上となるように透過部57を形成することが好ましい。また、隣り合う透過部57の間の距離を100μm以上とすると、透過部57の形成時にパール顔料53aが剥がれ落ちる割合がより少なくなることから、隣り合う透過部57の間の距離が100μm以上となるように透過部57を形成することがさらに好ましい。
図7は、加飾シート50をドットマトリックス方式の液晶ディスプレイ40の表示面41に対面させて配置した状態を示す拡大正面図である。図7の上図は、液晶ディスプレイ40の表示面41を示す拡大正面図であり、図7の下左図は、加飾シート50の透過部57のピッチが表示面41の画素41aのピッチより大きくなるように透過部57を形成した加飾シート50を配置したときの拡大正面図であり、図7の下右図は、加飾シート50の透過部57のピッチが表示面41の画素41aのピッチより小さくなるように透過部57を形成したときの拡大正面図である。
ここで、透過部57のピッチは、隣り合う透過部57の中心間の距離P1,P2のことをいい、画素41aのピッチは、隣り合う画素41aの中心間の距離p1,p2のことをいう。液晶ディスプレイ40がカラー表示のものである場合、RGBのサブピクセルを含む1つのドットが画素41aに相当する。画素41aのピッチは、例えば、画素数800×480の7インチの液晶ディスプレイでは、191μmとなり、画素数1280×720の11インチの液晶ディスプレイでは、190μmとなり、画素数1536×2048の7.9インチの液晶ディスプレイであれば78μmとなり、画素数1440×2960の5.8インチの液晶ディスプレイであれば44μmとなる。
図7の上図に示すように、液晶ディスプレイ40の表示面41は、格子状に整列した複数の画素41aと、各画素41aの間の非発光部41bと、を有する。各画素41aの間の非発光部41bは、通常、ブラックマトリックスとして構成され、その幅は、1μm〜30μm程度である。図7の下左図及び下右図に示すように、加飾シート50の複数の透過部57のうちの相当割合の透過部57が液晶ディスプレイ40の表示面41の非発光部41bと重なることになる。
そして、通常、液晶ディスプレイ40の表示面41の非発光部41bの特定の領域に加飾シートの透過部57が重なる可能性は、透過部57のピッチが画素41aのピッチより大きい場合よりも、透過部57のピッチが画素41aのピッチより小さい場合の方が高くなる。
さらに、加飾シート50の開口率を一定としたとき、透過部57のピッチが大きくなると、加飾シート50上に1つの透過部57が占める面積が大きくなり、透過部57のピッチが小さくなると、加飾シート50上に1つの透過部57が占める面積が小さくなる。つまり、加飾シート50の開口率を一定としたとき、透過部57のピッチが大きいときは、大きな面積の透過部57が大きいピッチで並ぶことになり、透過部57のピッチが小さいときは、小さな面積の透過部57が小さいピッチで並ぶことになる。
図7の下左図に示すように、透過部57のピッチが画素41aのピッチより大きいときは、透過部57が液晶ディスプレイ40の表示面41の非発光部41bと重なる場合でも、1つの透過部57において非発光部41bと重なる部分の割合が十分に小さいので、透過部57を透過する画像光がわずかに少なくなるにすぎない。一方、図7の下右図に示すように、透過部57のピッチが画素41aのピッチより小さいときは、透過部57が液晶ディスプレイ40の表示面41の非発光部41bと重なると、1つの透過部57において非発光部41bと重なる部分の割合が非常に大きくなり、透過部57を透過する画像光が非常に少なくなってしまう。
そのため、透過部57のピッチが画素41aのピッチより小さくなるように透過部57を形成した加飾シート50においては、画像光が非常に少ない透過部57が周期的に生じることになり、観察される画像に悪影響を与えることになる。このような悪影響の発生を防止するためには、透過部57が液晶ディスプレイ40の表示面41の非発光部41bと重ならないように、適切な透過部57の配置と正確な位置合わせとが必要となる。
これらの観点から、透過部57のピッチが画素41aのピッチより大きくなるように透過部57を形成するのが好ましい。
図8は、加飾シート50の透過部57の端部における光の散乱を説明するための正面拡大図である。図8に示すとおり、加飾シート50の透過部57の端部は、細かな凹凸を有しており、この凹凸により透過部57を透過する画像光が散乱される。
加飾シート50の法線方向から観察したときの単位面積当たりの透過部57のエッジ長が短いほど、画像光の散乱が抑えられることになる。そして、加飾シート50の開口率が一定である場合には、隣り合う透過部57の間の距離を長くするほど単位面積当たりの透過部57のエッジ長が短くなり、画像光の散乱が少なくなる。そのため、隣り合う透過部の間の距離が40μm以上となるように透過部57を形成したとしても、画像光の散乱が抑えられることにより、表示装置40の画像の劣化も抑えられることになる。
なお、同じ面積の図形の中では、円が最も短い周囲長を有する。そのため、加飾シート50の透過部57は、法線方向から観察して円形状であるものが好ましい。
黒印刷による絵柄部53を有する加飾シート50に下記の条件で円形状の透過部57を正方格子状に形成したサンプルA、B及びCを作製し、これらのサンプルの拡散反射率を、コニカミノルタ社製分光測色計CM−600d(測定条件:C光源、2度視野)を用いて、測定した。
A:透過部間の距離 85μm、透過部のピッチ 200μm
B:透過部間の距離 135μm、透過部のピッチ 265μm
C:透過部間の距離 154μm、透過部のピッチ 354μm
これらの単位面積あたりのエッジ長の比率は、A:B:C=1.80:1.34:1.00である。測定された拡散反射率は、A:1.15%、B:0.95%、C:0.88%となった。このように、単位面積あたりの透過部57のエッジ長さが短いほど光拡散性が低い結果となった。
最後に、加飾シート50の透過部57の形成方法を説明する。
例えば、透過部57は、次のように形成される。まず、基材部51上の全面に絵柄部53および遮蔽部55が設けられる。次に、基材部51上の透過部57が形成されるべき位置にレーザーを照射する。レーザーが照射された位置の絵柄部53および遮蔽部55が除去される。除去された絵柄部53および遮蔽部55の位置が、透過部57となる。このような透過部57の形成方法では、レーザーを照射する面積に比例してコストがかかることになる。
あるいは、透過部57は、フォトリソグラフィー技術を用いて、次のように形成されてもよい。まず、基材部51上の全面に絵柄部53および遮蔽部55が設けられる。次に、絵柄部53および遮蔽部55が設けられた側にフォトレジストが塗布される。その後、透過部57が形成されるべき位置に穴が設けられたフォトマスクがフォトレジスト上に設けられる。フォトマスクを介して紫外線が照射される。紫外線が照射されると、フォトレジストが現像液に溶解するようになる。
すなわち、透過部57が形成されるべき位置において、現像工程でフォトレジストが溶解する。次に、エッチング液に浸漬して、フォトレジストが除去された位置の絵柄部53および遮蔽部55を除去する。除去された絵柄部53および遮蔽部55の位置が、透過部57となる。このような透過部57の形成方法では、用いられるフォトマスクの大きさ及び紫外線照射装置の大きさに比例してコストがかかることになる。
なお、上述した透過部57の形成方法は例示であり、他の方法によって透過部57が形成されてもよい。
以上、この実施形態の加飾シート、加飾シート付き表示装置及びパネル付き表示装置は、加飾シートの絵柄の視認性に優れたものとなる。
なお、上述した実施形態に対して様々な変更を加えることが可能である。
例えば、上述した実施形態において、加飾シート50は、基材部51を有していた。しかし、加飾シート50は、その製造工程で剥離させる等によって、基材部51が除かれていてもよい。この場合、透過部57は、加飾シート50の貫通孔として形成され得る。
また、上述した実施の形態において、図3に示すように、加飾シート50の全体に透過部57が形成されていた。しかしながら、図9に示すように、加飾シート50の透過部57は、表示装置40の表示面41に対面する領域のみに形成されていてもよい。表示装置40の表示面41に対面する領域のみに透過部57を形成することにより、加飾シートの製造コストを抑えることが可能となる。
また、上述した実施の形態において、図3に示すように、パネル付き表示装置10が観察される側に加飾シート50の絵柄部53が配置されていた。しかしながら、図10に示すように、パネル付き表示装置10が観察される側に加飾シート50の基材部51が配置されていてもよい。パネル付き表示装置10が観察される側に加飾シート50の基材部51が配置されていると、透過部57に異物が付着して画像光を妨げてしまうことが生じにくくなる。
本発明の加飾シート50、加飾シート付き表示装置20及びパネル付き表示装置10は、例えば自動車や鉄道等の車両、航空機、船舶及び宇宙船等の移動体の内装部材または外装部材に用いられる。具体的な一例として、本発明の加飾シート50、加飾シート付き表示装置20及びパネル付き表示装置10は、自動車のセンターコンソールや、ドアトリムに用いられる。あるいは、本発明の加飾シート50、加飾シート付き表示装置20及びパネル付き表示装置10は、建物の内装部材または外装部材、電子機器、家具や電化製品に組み込まれて用いられてもよい。
10 パネル付き表示装置
15 パネル
20 加飾シート付き表示装置
30 パネル部材
30a 開口部
31 基材層
35 意匠層
40 表示装置
41 表示面
50 加飾シート
51 基材部
53 絵柄部
53a パール顔料
55 遮蔽部
57 透過部

Claims (4)

  1. 表示面を有する表示装置と、
    前記表示面に対面して設けられた加飾シートと、を有する加飾シート付き表示装置であって、
    前記加飾シートは、
    絵柄部と前記絵柄部の非形成部である複数の透過部とを有し、
    開口率が5%以上、50%以下であり、
    前記透過部は、隣り合う前記透過部の間の距離が40μm以上、140μm以下となるように形成されていることを特徴とする加飾シートであり、
    前記表示装置は、ドットマトリックス方式の液晶ディスプレイであり、
    前記透過部のピッチが前記表示面の画素のピッチよりも大きいことを特徴とする
    加飾シート付き表示装置。
  2. 表示面を有する表示装置と、
    絵柄部と前記絵柄部の非形成部である複数の透過部とを有する加飾シートと、を有し、
    前記表示装置は、ドットマトリックス方式の液晶ディスプレイであり、
    前記透過部のピッチが前記表示面の画素のピッチよりも大きいことを特徴とする
    加飾シート付き表示装置。
  3. 請求項2に記載の加飾シート付き表示装置であって、
    前記表示面は幅が1μm以上、30μm以下のブラックマトリックスとして構成される非発光部を有する、
    加飾シート付き表示装置。
  4. 表示面を有する表示装置と、
    絵柄部と前記絵柄部の非形成部である複数の透過部とを有する加飾シートと、
    前記表示面と前記加飾シートとの間に配置されたパネル部材と、を有し、
    前記表示装置は、ドットマトリックス方式の液晶ディスプレイであり、
    前記透過部のピッチが前記表示面の画素のピッチよりも大きいことを特徴とする
    パネル付き表示装置。
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