JP7054004B2 - 構造体及び構造体の製造方法 - Google Patents

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本発明は、構造体及び構造体の製造方法に関する。
3次元造形装置には、線状樹脂(フィラメント)をノズルから基材層へ吐出することで基材層に線状構造体を積層し、基材層上に線状構造体を有する被覆層を形成するものが各種提案されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1の3次元造形装置では、ノズルが基材層に対して間隔をあけた状態で、線状樹脂がノズルから基材層へ吐出される。
ここで、基材層の構成材料と被覆層の樹脂材料とを変えることで、様々な機能をもたせた構造体を3次元造形装置で製造することができる。例えばシューズのインソールを製造する場合には、インソールの上面側の部分を柔らかめの樹脂で構成し、また、インソールの下面側の部分を硬めの樹脂で構成することがある。このようにインソールを構成することで、インソールの上面側の部分では人間の荷重がやさしく受け止められ、また、インソールの下面側の部分ではインソールの型崩れを抑制する。
特開2018-94746号公報
基材層の構成材料と被覆層の樹脂材料とが異なると、被覆層が基材層から剥がれやすくなってしまう場合がある。特に、特許文献1の技術のように、ノズルが基材層に対して間隔をあけた状態で、線状樹脂がノズルから基材層へ吐出される場合には、被覆層全体が基材層の表面上に形成されることになり、被覆層が基材層から剥がれやすくなる。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、被覆層が基材層から剥がれてしまうことが抑制される構造体及び構造体の製造方法を提供することを目的としている。
本発明によれば、基材層と、被覆層とを備える構造体であって、前記被覆層は、線状構造体と、含浸層とを有し、且つ、前記被覆層は、前記基材層を構成する樹脂材料とは異なる樹脂材料で構成され、前記線状構造体は、前記基材層の少なくとも一部を被覆するように構成され、前記含浸層上には、前記線状構造体が形成され、且つ、前記含浸層を構成する樹脂は、前記基材層内に含浸している、構造体が提供される。
本発明によれば、含浸層を構成する樹脂、すなわち被覆層の一部を構成する樹脂が基材層内に含浸しているので、被覆層と基材層との結合が強まる。このため、本発明によれば、被覆層が基材層を構成する樹脂材料とは異なる樹脂材料で構成されていたとしても、被覆層が基材層から剥がれしまうことが抑制される。
以下、本発明の種々の実施形態を例示する。以下に示す実施形態は互いに組み合わせ可能である。
好ましくは、前記基材層は、発泡体で構成され、前記含浸層を構成する樹脂は、前記発泡体の気泡内に含浸している、構造体が提供される。
実施形態に係る製造方法は、基材層と、被覆層とを備え、前記被覆層は、前記基材層を構成する樹脂材料とは異なる樹脂材料で構成されている構造体の製造方法であって、含浸層形成工程と、線状構造体形成工程とを備え、前記被覆層は、線状構造体と、含浸層とを有し、前記含浸層形成工程では、線状樹脂を吐出するノズルを前記基材層に押し込みながら、前記ノズルから前記基材層内へ前記線状樹脂を吐出することで、前記基材層内に前記含浸層を形成し、前記線状構造体形成工程では、前記ノズルを前記基材層の上側で走査しながら前記ノズルから前記線状樹脂を吐出することで、前記線状構造体を形成する、方法が提供される。
好ましくは、前記含浸層形成工程では、前記ノズルを前記基材層へ押し込む量である押込量を、前記線状樹脂の太さ以上としている、方法が提供される。
好ましくは、前記基材層は、発泡体で構成され、前記含浸層形成工程では、前記発泡体の気泡内に前記線状樹脂が含浸するように、前記ノズルを前記基材層に押し込みながら、前記ノズルから前記基材層内へ前記線状樹脂を吐出する、方法が提供される。
実施形態に係る構造体1を模式的に示す斜視図である。 図2Aは線状樹脂4bを主に第1方向D1に走査して形成された線状構造体4を模式的に示す平面図であり、図2Bは線状樹脂5bを主に第2方向D2に走査して形成された線状構造体5を模式的に示す平面図であり、図2Cは線状構造体4と線状構造体5とが交互に重ねられて形成された造形物10を模式的に示す平面図である。 実施形態に係る構造体1の被覆層3の造形物10の斜視図である。 図4Aは含浸層形成工程の説明図であり、図4Bは線状構造体形成工程の説明図である。
以下、本発明の実施形態について説明する。以下に示す実施形態中で示した各種特徴事項は、互いに組み合わせ可能である。また、各特徴について独立して発明が成立する。
1.構造体1の構成
図1に示すように、構造体1は、基材層2と被覆層3とを備える。構造体1としては、看護分野(褥瘡予防サポーター、尖足予防サポーター、子供用シーネなど)、スポーツ用途(シューズのインソールなど)などで用いられるものが挙げられる。構造体1は、軟性材料で形成された被覆層3を設けることによって使用感が高められている。構造体1は、被覆層3を生体(例:人体)に接触させて利用する用途に好適である。実施形態では、構造体1がシューズのインソールである。
<基材層2>
基材層2は被覆層3が形成される層であり、基材層2と被覆層3とは密着している。基材層2は発泡体で構成されており、基材層2の発泡体には、被覆層3を構成する樹脂が入り込む気泡が形成されている。基材層2は、多数の気泡を有する発泡体で構成することができ、また、多数の気泡を有するスポンジ体で構成することもできる。基材層2を構成する樹脂材料は特に限定されるものではない。基材層2の気泡構造は、連続気泡構造であってもよいし、独立気泡構造であってもよい。連続気泡構造の方が独立気泡構造よりも樹脂が奥に入り込みやすく、独立気泡構造の方が連続気泡構造よりも強度を高めやすい。
<被覆層3>
被覆層3は、基材層2の少なくとも一部を被覆する。被覆層3は、基材層2を構成する樹脂材料とは異なる樹脂材料で構成されている。被覆層3は、造形物10と含浸層11とを有する。図2A~図2Cに示すように、造形物10は、2種類の線状構造体(後述する線状構造体4、5)が積層されて構成されている。
図2A及び図2Bに示すように、線状構造体4,5が1本の線状樹脂4b,5bによって形成されている。図2Aに示すように線状構造体4を構成する線状樹脂4bは第1方向D1に延びており、図2Bに示すように線状構造体5を構成する線状樹脂5bは第2方向D2に延びている。本実施形態では第1方向D1と第2方向D2とは直交しているが、第1方向D1と第2方向D2とは直交していなくてもよい。また、線状構造体4、5には、複数の溝4a、5aが形成されている。溝4aは第1方向D1に延びており、溝5aは第2方向D2に平行に延びている。すなわち、線状樹脂4bの隣接する一対の直線部4cは間隔があけられており、同様に、線状樹脂5bの隣接する一対の直線部5cには間隔があけられている。
造形物10は複数の線状構造体4と複数の線状構造体5を有し、線状構造体4及び線状構造体5は交互に積層されている。このため、図3に示すように、造形物10はメッシュ状に形成されており、造形物10には多数の孔3aが形成されている。その結果、構造体1の通気性が向上するとともに、構造体1の被覆層3の弾力性が向上する。
含浸層11を構成する樹脂は基材層2内に含浸している。具体的には、本実施形態では基材層2は発泡体であるので、基材層2の発泡体の気泡内には含浸層11を構成する樹脂が入り込んでいる。このように、含浸層11を構成する樹脂が基材層2内に含浸することで、含浸層11を構成する樹脂が基材層2を構成する発泡体と絡まり、その結果、含浸層11が基材層2と強固に結合する。また、含浸層11上には造形物10(線状構造体4、5)が形成されているが、含浸層11を構成する樹脂材料と造形物10を構成する樹脂材料とは同じであるため、含浸層11と造形物10とは強固に結合する。このように、含浸層11を構成する樹脂が基材層2内に含浸しているので、被覆層3が基材層2から剥がれしまうことが抑制されている。実施形態では、含浸層11の表面の位置が、基材層2の表面に概ね一致しているが、含浸層11の表面は基材層2の表面から突き出ていてもよい。
2.構造体1の製造方法
実施形態に係る構造体1の製造方法は、含浸層形成工程と、線状構造体形成工程とを備えている。実施形態に係る構造体1の製造方法の3次元造形装置は、ノズル20と、図示省略の加熱手段と、図示省略の樹脂供給部とを備える。ノズル20は、樹脂供給部から供給された樹脂を線状にする機能を有する。加熱手段は例えばノズル20に付設されており、ノズル20に供給された樹脂は加熱手段の熱によって軟化する。
<含浸層形成工程>
図4Aに示すように、含浸層形成工程では、線状樹脂Rsを吐出するノズル20を基材層2に押し込みながら、ノズル20から基材層2内へ線状樹脂Rsを吐出する。なお、線状樹脂Rsは、図2A~図2Cに示す、線状樹脂4b又は線状樹脂5bに対応する。ノズル20が基材層2に押し込こまれることで、ノズル20の先端面と基材層2の表面との当接力が増大する。その結果、ノズル20から吐出された線状樹脂Rsがノズル20の先端面と基材層2の表面との間に逃げにくくなり、ノズル20から吐出された線状樹脂Rsの圧力が上昇する。これにより、ノズル20から吐出された線状樹脂Rsは、基材層2内に入り込みやすくなる。基材層2内に入り込んだ線状樹脂Rsは、冷却された後に基材層2内で固化し、含浸層11となる。ここで、実施形態では基材層2が発泡体で構成されているので、基材層2には多数の気泡が形成されている。このため、実施形態では、ノズル20から吐出された線状樹脂Rsが基材層2の気泡内に入り込むことで、線状樹脂Rsが基材層2を構成する発泡体に絡まる。つまり、含浸層11及び基材層2にはアンカー効果が生じる。このように、実施形態では、アンカー効果によって含浸層11が基材層2と強固に結合し、含浸層11及び基材層2の密着力が向上している。
含浸層形成工程において、ノズル20は2次元走査される。具体的には、含浸層形成工程におけるノズル20の2次元走査範囲は、造形物10のうちの最下層の線状構造体Bdの形状に応じて、定められる。なお、線状構造体Bdは、図2A~図2Cに示す、線状構造体4又は線状構造体5に対応する。例えば、造形物10のうちの最下層の線状構造体Bdが線状構造体4であれば、最下層の線状構造体Bdの1つ上の層の線状構造体Bdは線状構造体5である。
実施形態において、含浸層形成工程におけるノズル20の2次元走査範囲(以下、第1範囲と称する)は、造形物10のうちの最下層の線状構造体Bdにおける、ノズル20の2次元走査範囲(以下、第2範囲と称する)と同じであるか、又は第2範囲の全体を含むように第2範囲よりも広くなっていることが好ましい。これにより、造形物10の下部の全体が含浸層11上に形成されることになり、造形物10が基材層2から剥がれてしまうことがより確実に抑制される。
また、第2範囲は第1範囲からはみ出していてもよい。はみ出した部分においては、はみ出していない部分と比較すると、被覆層3と基材層2との間の密着力は低下する。しかし、はみ出していない部分においては、被覆層3と基材層2との間の密着力が高くなっているので、被覆層3が基材層2から剥がれてしまうことが抑制される効果が得られる。
また、含浸層11を形成する場合におけるノズル20の先端の軌跡は、造形物10のうちの最下層の線状構造体Bdを形成する場合におけるノズル20の先端の軌跡と同様とするとよい。これにより、基材層2のうちの第1範囲が含浸層11で覆い尽くされなくなり、被覆層3の孔3aと基材層2の気泡との間の通気が含浸層11によって遮られることがなくなり、構造体1の通気性が向上する。
図4Aに示すように、含浸層形成工程では、ノズル20を基材層2へ押し込む量である押込量Dpを、線状樹脂Rsの太さ以上としている。なお、実施形態において、線状樹脂Rsの太さは、線状構造体Bdの積層ピッチと同様である。このように、押込量Dpを線状樹脂Rsの太さ以上とすることで、ノズル20から吐出された線状樹脂Rsが、ノズル20の先端面と基材層2の表面との間に更に逃げにくくなる。これにより、ノズル20から吐出された線状樹脂Rsが基材層2内に入り込みやすくなるだけでなく、ノズル20から吐出された線状樹脂Rsが基材層2のより奥側にまで入り込む。したがって、アンカー効果が強まり、含浸層11が基材層2により強固に結合する。
また、含浸層形成工程では、ノズル20を基材層2へ押し込みすぎると、基材層2に入り込んだ樹脂が横に広がり過ぎてしまう場合がある。ここで、含浸層形成工程では、ノズル20が基材層2を2次元走査するので、基材層2に入り込んだ樹脂が横に広がると、隣接する2次元走査パスの樹脂が接触してしまうことがある。隣接する2次元走査パスの樹脂が接触すると、基材層2のうちの第1範囲が含浸層11で覆い尽くされてしまい、構造体1の通気性が低下してしまう。このため、隣接する2次元走査パスの樹脂が接触しないように、含浸層形成工程におけるノズル20の押込量Dpと含浸層形成工程におけるノズル20の二次元走査パスを定めることが好ましい。
<線状構造体形成工程>
図4Bに示すように、線状構造体形成工程では、ノズル20を二次元走査しながらノズル20から線状樹脂Rsを吐出することで、線状構造体Bdを形成する。各線状構造体Bdを構成する各線状樹脂Rsは、1本の線状樹脂で構成されている。つまり、ノズル20が2次元走査するときにおけるノズル20の先端の軌跡は一筆書きになっている。これにより、実施形態に係る構造体1の製造方法では、被覆層3を効率的に形成することができる。
3.実施形態の効果
従来の製造方法では、ノズルが基材層に対して間隔をあけた状態で、線状樹脂はノズルから基材層へ吐出される。このため、従来の製造方法では、ノズルから吐出された樹脂が基材層へ含浸しにくく、アンカー効果が得られない。しかし、実施形態に係る構造体1では、ノズル20が基材層2に押し込こまれることで、ノズル20から吐出された線状樹脂Rsが、基材層2の気泡内に入り込み、固化する。固化することで含浸層11となった樹脂が基材層2を構成する発泡体に絡まり、含浸層11及び基材層2にはアンカー効果が生じる。このアンカー効果によって含浸層11が基材層2と強固に結合し、含浸層11及び基材層2の密着力が向上する。
3次元造形装置は様々な形状の構造体を形成することができるが、3次元造形装置を用いた製造方法は、金型を用いた製造方法(例えば、射出成形による製造方法)と比較すると、1つの構造体を完成させるのに要する時間が長くなってしまう。そこで、基材層2を予め射出成形で製造しておき、この基材層2上に3次元造形装置で造形物10を形成する手段も考えられる。ここで、基材層2を構成する樹脂材料と造形物10を形成する樹脂材料とが同じである場合には、当該手段によって、基材層2と造形物10とを密着させやすい。しかし、実施形態で説明したシューズのインソールのように、基材層2を構成する樹脂材料と造形物10を形成する樹脂材料とが異なる場合もある。このような場合には、基材層2と造形物10を密着させにくい。そこで、予め射出成形で製造した基材層2に対して実施形態に係る製造方法を適用すると良い。これにより、基材層2を構成する樹脂材料と造形物10を形成する樹脂材料とが異なっていても、射出成形等では製造し難い様々な形状の構造体を、効率的に製造することができる。
1 :構造体
2 :基材層
3 :被覆層
3a :孔
4 :線状構造体
4a :溝
4b :線状樹脂
4c :直線部
5 :線状構造体
5a :溝
5b :線状樹脂
5c :直線部
10 :造形物
11 :含浸層
20 :ノズル
Bd :線状構造体
D1 :第1方向
D2 :第2方向
Dp :押込量
Rs :線状樹脂

Claims (4)

  1. 基材層と、被覆層とを備え、
    前記被覆層は、前記基材層を構成する樹脂材料とは異なる樹脂材料で構成されている構造体の製造方法であって、
    含浸層形成工程と、線状構造体形成工程とを備え、
    前記被覆層は、線状構造体と、含浸層とを有し、
    前記含浸層形成工程では、線状樹脂を吐出するノズルを前記基材層に押し込みながら、前記ノズルから前記基材層内へ前記線状樹脂を吐出することで、前記基材層内に前記含浸層を形成し、
    前記ノズルが前記基材層に押し込まれている状態において、前記ノズルの先端は、前記ノズルが前記基材層に押し込こまれていない状態における前記基材層の表面よりも下に位置しており、
    前記線状構造体形成工程では、前記ノズルを前記基材層の上側で走査しながら前記ノズルから前記線状樹脂を吐出することで、前記線状構造体を形成する、方法。
  2. 請求項に記載の方法であって、
    前記含浸層形成工程では、前記ノズルを前記基材層へ押し込む量である押込量を、前記線状樹脂の太さ以上としている、方法。
  3. 基材層と、被覆層とを備え、
    前記被覆層は、前記基材層を構成する樹脂材料とは異なる樹脂材料で構成されている構造体の製造方法であって、
    含浸層形成工程と、線状構造体形成工程とを備え、
    前記被覆層は、線状構造体と、含浸層とを有し、
    前記含浸層形成工程では、線状樹脂を吐出するノズルを前記基材層に押し込みながら、前記ノズルから前記基材層内へ前記線状樹脂を吐出することで、前記基材層内に前記含浸層を形成し、
    前記含浸層形成工程では、前記ノズルを前記基材層へ押し込む量である押込量を、前記線状樹脂の太さ以上として
    前記線状構造体形成工程では、前記ノズルを前記基材層の上側で走査しながら前記ノズルから前記線状樹脂を吐出することで、前記線状構造体を形成する、方法。
  4. 請求項1~請求項3の何れか1つに記載の方法であって、
    前記基材層は、発泡体で構成され、
    前記含浸層形成工程では、前記発泡体の気泡内に前記線状樹脂が含浸するように、前記ノズルを前記基材層に押し込みながら、前記ノズルから前記基材層内へ前記線状樹脂を吐出する、方法。
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