JP7052276B2 - 化粧シートおよび化粧材 - Google Patents
化粧シートおよび化粧材 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7052276B2 JP7052276B2 JP2017190955A JP2017190955A JP7052276B2 JP 7052276 B2 JP7052276 B2 JP 7052276B2 JP 2017190955 A JP2017190955 A JP 2017190955A JP 2017190955 A JP2017190955 A JP 2017190955A JP 7052276 B2 JP7052276 B2 JP 7052276B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- decorative
- exterior
- decorative sheet
- acrylic resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
Description
本発明は、このような状況下になされたものであり、降雨後、特に夏季の降雨後に外装材用化粧シート内に残った水分の直射日光への曝露の繰り返しで生ずる膨れの発生による外観不良を抑制できる外装材用化粧シートを提供することを目的とする。
[1]樹脂基材シートと、樹脂基材シートの表面に透明アクリル樹脂フィルムからなる表面保護層を有する化粧シートであって、前記アクリル樹脂フィルムのJIS Z0208:1976カップ法に準拠して測定した透湿度が180g/m2・24時間以下である外装材用化粧シート。
[2]上記[1]に記載の外装材用化粧シートと被着基材とを接着剤層を介して貼着してなる外装用化粧材。
また、当該化粧シートは接着剤層を介して、硬質の被着基材に貼着された外装化粧材として好適に用いられる(図2参照)。
樹脂基材シートは、内側なので水分が入りにくく、また、樹脂基材シートに多用されるポリ塩化ビニルやポリオレフィンは、表面保護層に用いることが多いアクリル樹脂よりも吸湿性が低い。しかし、表面保護層にアクリル樹脂フィルムを用いる場合、外層でかつ吸湿性が高いので水が入りやすく、溜まった水分が樹脂基材シートと表面保護層の界面で蒸発して気泡膨れを生じさせることが考えられた。
塩化ビニルモノマーと共重合可能なモノマーとしては、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル等のビニルエステル類;メチルアクリレートやブチルアクリレート等のアクリル酸エステル類;メチルメタクリレートやエチルメタクリレート等のメタクリル酸エステル類;ブチルマレートやジエチルマレート等のマレイン酸エステル類;ジブチルフマレートやジエチルフマレート等のフマル酸エステル類;ビニルメチルエーテル、ビニルブチルエーテル及びビニルオクチルエーテル等のビニルエーテル類;アクリロニトリルやメタクリロニトリル等のシアン化ビニル類;エチレン、プロピレン、ブチレン、スチレン等のオレフィン類;イソプレン、ブタジエン等のジエン類;塩化ビニリデン、臭化ビニル等の塩化ビニル以外のハロゲン化ビニリデン、ハロゲン化ビニル類;ジアリルフタレート等のフタル酸アリル類、等が挙げられる。これらのモノマーは、単独で、又は2種以上を組み合わせて用いてもよい。
塩化ビニルモノマーがグラフトされる重合体として、エチレン-酢酸ビニル共重合体、エチレン-酢酸ビニル-一酸化炭素共重合体、エチレン-エチルアクリレート共重合体、エチレン-エチルアクリレート-一酸化炭素共重合体、エチレン-メチルメタクリレート共重合体、エチレン-プロピレン共重合体等が挙げられる。
樹脂基材シートの透湿度は、80g/m2・24時間以下が好ましく、40g/m2・24時間以下であることがさらに好ましい。
本発明の化粧シートに用いられる表面保護層としては、意匠性の観点から透明性の高いものが好ましく、耐候性、耐久性が高く、かつ樹脂基材シートや絵柄層との接着性が高いことから、アクリル樹脂フィルムを用いる。
アクリル樹脂フィルムを構成するアクリル樹脂としては、ポリメタクリル酸メチル、メタクリル酸メチル-メタクリル酸ブチル共重合体、メタクリル酸ブチル-メタクリル酸メチル共重合体などが挙げられる。また、アクリル樹脂の脆さや割れやすさを改良して、加工性、耐候性を向上させたアクリル樹脂マトリックスに架橋ゴムコアとグラフトポリマーシェルからなる粒子を分散させたものも好ましく用いられる。以下、かかる形態のアクリル樹脂を「アクリル樹脂系コアシェルポリマー」とも呼称する。
表面保護層内の残存水分量が多くなることによる膨れ気泡の発生を抑制し得るという点からは、表面保護層のアクリル樹脂フィルムの透湿度に下限はないが、残存水分が表面保護層からある程度抜けやすいことも膨れ気泡の発生の抑制に寄与する点から、その透湿度は70g/m2・24時間以上であることが好ましく、90g/m2・24時間以上であることがさらに好ましい。
以上の観点から、表面保護層の厚みは、30~80μmの範囲がより好ましく、40~70μmの範囲がさらに好ましい。
また、全面にわたり単一色で形成する着色層(ベタ層)を設けてもよく、上記絵柄層と組み合わせてもよい。
これら絵柄層の厚みは、通常1~5μmの範囲である。
接着剤層を構成する接着剤としては、樹脂基材シートと、被着基材とを接着し得るものであれば特に限定されないが、接着性の観点から、溶剤系接着剤が好ましく、具体的には、フェノール系樹脂、酢酸ビニル系樹脂、塩化ビニル系樹脂、ニトロセルロース等のセルロース系樹脂、熱可塑性、2液硬化型、あるいは湿気硬化型のウレタン樹脂、エポキシ樹脂、溶剤系の酢酸ビニル樹脂、アクリル樹脂等のエマルションなどが挙げられる。
また、残留溶剤が残りにくい材料が好ましく、1液硬化型であっても、2液硬化型であってもよい。
被着基材が樹脂製の場合、該被着基材を構成する樹脂としては、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート-イソフタレート共重合体、ポリアリレート等のポリエステル樹脂;エチレン-ビニルアルコール共重合体;ポリメチレン樹脂;ポリカーボネート樹脂;ポリイミド樹脂;ポリスチレン樹脂;ポリアミド樹脂;ABS(アクリロニトリル-ブタジエン-スチレン共重合体)樹脂;AS(アクリロニトリル-スチレン共重合体);セルロース系樹脂;ポリアミド系樹脂などが挙げられ、硬質なものが好ましい。被着基材としては、これらの樹脂からなる単層でもよいし、これらの樹脂の中から選んだ2種以上の互いに異なる樹脂層からなる2層以上の積層体でもよい。
また、被着基材が金属製の場合、用いられる金属としては、鉄あるいは鉄合金、アルミニウムあるいはアルミニウム合金、銅、真鍮、チタニウム等が用いられる。被着基材が木製の場合、用いられる木材としては、杉、檜、樫、松、ラワン、チーク等の各種樹種からなる単板、合板、パーチクルボード、繊維版、集成材などが用いられる。被着基材が窯業系無機材の場合は、セメント系材料、珪酸カルシウム、陶磁器、硝子、各種セラミックスなどが挙げられる。
例えば、図1に示す化粧シートであれば、まず、樹脂基材シート11に印刷法等によって、絵柄層12を形成する。次いで、樹脂基材シートの絵柄層側に、表面保護層13を熱ラミネートするとともに、エンボス加工を行うことで、図1に示す化粧シートを製造することができる。
また、図2に示す化粧材であれば、化粧シート10の裏面に溶剤系接着剤を塗布して接着剤層14を形成し、その後に被着基材15を貼着する方法である。
また、ラッピング加工において、化粧シートは余剰部を有しており、化粧シートの端部の継ぎ目が該余剰部で重複して貼着されることが好ましい。
(評価手法)
1.透湿度の測定
JIS Z0208:1976カップ法に準拠して測定した。
2.温水膨れ試験
10cm×2.5cmの化粧シートの試験片4枚を60℃温水の恒温槽に2週間浸漬した後、取り出して十分に乾燥させてから試験片の外観を観察し、以下の評価基準(平均的な試験片の片側表面における膨れ気泡の数)により、温水膨れ度を評価した。
温水膨れ度1:膨れ気泡の数が0個
温水膨れ度2:膨れ気泡の数が1~10個
温水膨れ度3:膨れ気泡の数が11~20個
温水膨れ度4:膨れ気泡の数が20~40個
温水膨れ度5:膨れ気泡の数が40個以上
ポリ塩化ビニル樹脂100質量部に対して、可塑剤としてポリエステル系可塑剤(アジピン酸系ポリエステル)を30質量部加えた樹脂組成物を押出し成形し、塩化ビニル系樹脂基材シートを得た(厚み;120μm、透湿度:40g/m2・24時間)。
次いで、この樹脂基材シートの表面に木目柄の絵柄層を印刷し、その上にアクリル樹脂系コアシェルポリマー1を熱ラミネートして透明アクリル樹脂フィルムからなる表面保護層(厚み:50μm)を形成し、化粧シートを得た。使用したアクリル樹脂フィルムの透湿度および得られた化粧シートの温水膨れ度を上記方法により測定した。結果を第1表に示す。
次いで、当該化粧シートの裏面に溶剤系接着剤を塗布し、接着剤層を形成した(厚み:50μm)。該接着剤層上に、被着基材として、硬質の塩化ビニル系樹脂板を接着し、化粧材を得た。
アクリル樹脂フィルムを構成するアクリル樹脂として、アクリル樹脂系コアシェルポリマー2を用いて表面保護層(厚み:50μm)を形成したこと以外は実施例1と同様にして、化粧シート及び化粧材を得た。アクリル樹脂フィルムの透湿度および化粧シートの温水膨れ度を上記方法により測定した結果を第1表に示す。
アクリル樹脂フィルムを構成するアクリル樹脂として、アクリル樹脂系コアシェルポリマー3を用いて表面保護層(厚み:50μm)を形成したこと以外は実施例1と同様にして、化粧シート及び化粧材を得た。アクリル樹脂フィルムの透湿度および化粧シートの温水膨れ度を上記方法により測定した結果を第1表に示す。
アクリル樹脂フィルムを構成するアクリル樹脂として、アクリル樹脂系コアシェルポリマー4を用いて表面保護層(厚み:50μm)を形成したこと以外は実施例1と同様にして、化粧シート及び化粧材を得た。アクリル樹脂フィルムの透湿度および化粧シートの温水膨れ度を上記方法により測定した結果を第1表に示す。
11 樹脂基材シート
12 絵柄層
13 表面保護層
14 接着剤層
15 被着基材
20 外装化粧材
Claims (6)
- 樹脂基材シートと、樹脂基材シートの表面に透明アクリル樹脂フィルムからなる表面保護層を有する化粧シートであって、
前記アクリル樹脂フィルムのJIS Z0208:1976カップ法に準拠して測定した透湿度が180g/m2・24時間以下であり、
前記表面保護層のアクリル樹脂フィルムが、アクリル樹脂マトリックスに架橋ゴムコアとグラフトポリマーシェルからなる粒子を分散させたものである外装材用化粧シート。 - 前記樹脂基材シートが、可塑剤含有塩化ビニル系樹脂基材シートである請求項1に記載の外装材用化粧シート。
- 前記樹脂基材シートの厚みが80~180μmであり、前記アクリル樹脂フィルムの厚みが20~100μmである請求項1又は2に記載の外装材用化粧シート。
- 請求項1~3のいずれか1項に記載の外装材用化粧シートと被着基材とを接着剤層を介して貼着してなる外装用化粧材。
- 前記外装材用化粧シートの前記樹脂基材シート側と、前記被着基材とを前記接着剤を介して貼着してなる、請求項4に記載の外装用化粧材。
- 請求項4又は5に記載の外装用化粧材である窓枠。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017190955A JP7052276B2 (ja) | 2017-09-29 | 2017-09-29 | 化粧シートおよび化粧材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017190955A JP7052276B2 (ja) | 2017-09-29 | 2017-09-29 | 化粧シートおよび化粧材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019064097A JP2019064097A (ja) | 2019-04-25 |
JP7052276B2 true JP7052276B2 (ja) | 2022-04-12 |
Family
ID=66338767
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017190955A Active JP7052276B2 (ja) | 2017-09-29 | 2017-09-29 | 化粧シートおよび化粧材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7052276B2 (ja) |
Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000326433A (ja) | 1999-05-20 | 2000-11-28 | Dainippon Printing Co Ltd | 断熱化粧シートおよび断熱化粧部材 |
JP2005096266A (ja) | 2003-09-25 | 2005-04-14 | Toppan Printing Co Ltd | 高耐候性化粧シート |
JP2005246825A (ja) | 2004-03-05 | 2005-09-15 | Toppan Printing Co Ltd | 化粧シート |
JP2009234011A (ja) | 2008-03-27 | 2009-10-15 | Lintec Corp | マーキングフィルム |
JP2016071033A (ja) | 2014-09-29 | 2016-05-09 | 富士フイルム株式会社 | 偏光板保護フィルムの製造方法、偏光板保護フィルム及びそれを備えた偏光板、液晶表示装置、及び光学フィルムの製造方法 |
JP2016138958A (ja) | 2015-01-27 | 2016-08-04 | 日東電工株式会社 | 偏光板及び偏光板の製造方法 |
JP2016203436A (ja) | 2015-04-17 | 2016-12-08 | 共和レザー株式会社 | 合成樹脂表皮材、その製造方法及び合成樹脂表皮材を用いた成形体 |
JP2017039236A (ja) | 2015-08-18 | 2017-02-23 | 凸版印刷株式会社 | 化粧シート及び金属化粧材 |
JP2017170732A (ja) | 2016-03-23 | 2017-09-28 | 凸版印刷株式会社 | 化粧シート及び化粧材 |
-
2017
- 2017-09-29 JP JP2017190955A patent/JP7052276B2/ja active Active
Patent Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000326433A (ja) | 1999-05-20 | 2000-11-28 | Dainippon Printing Co Ltd | 断熱化粧シートおよび断熱化粧部材 |
JP2005096266A (ja) | 2003-09-25 | 2005-04-14 | Toppan Printing Co Ltd | 高耐候性化粧シート |
JP2005246825A (ja) | 2004-03-05 | 2005-09-15 | Toppan Printing Co Ltd | 化粧シート |
JP2009234011A (ja) | 2008-03-27 | 2009-10-15 | Lintec Corp | マーキングフィルム |
JP2016071033A (ja) | 2014-09-29 | 2016-05-09 | 富士フイルム株式会社 | 偏光板保護フィルムの製造方法、偏光板保護フィルム及びそれを備えた偏光板、液晶表示装置、及び光学フィルムの製造方法 |
JP2016138958A (ja) | 2015-01-27 | 2016-08-04 | 日東電工株式会社 | 偏光板及び偏光板の製造方法 |
JP2016203436A (ja) | 2015-04-17 | 2016-12-08 | 共和レザー株式会社 | 合成樹脂表皮材、その製造方法及び合成樹脂表皮材を用いた成形体 |
JP2017039236A (ja) | 2015-08-18 | 2017-02-23 | 凸版印刷株式会社 | 化粧シート及び金属化粧材 |
JP2017170732A (ja) | 2016-03-23 | 2017-09-28 | 凸版印刷株式会社 | 化粧シート及び化粧材 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2019064097A (ja) | 2019-04-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7678466B2 (en) | Flooring having surface layer of synthetic resin and wood-based board | |
JP7052275B2 (ja) | 化粧シートおよび化粧材 | |
JP2000025180A (ja) | 化粧用シートおよびその製造方法 | |
JP2018171920A (ja) | 熱接着加工用化粧シート | |
JP7052276B2 (ja) | 化粧シートおよび化粧材 | |
JP2004156277A (ja) | 床材 | |
JP2017159582A (ja) | 防湿化粧板および建材、化粧板、化粧シート | |
JP5428160B2 (ja) | 化粧板及び化粧板の製造方法 | |
JP2002256684A (ja) | 床 材 | |
CN104960299A (zh) | 一种抗划伤抗脏污的丝滑高哑光pvc装饰膜及其制备方法 | |
JP2010234710A (ja) | 扉部材の製造方法 | |
US20070123125A1 (en) | Artist's cradle | |
JP2017159584A (ja) | 防湿化粧板および建材、化粧板、化粧シート | |
JP7479132B2 (ja) | 化粧板の製造方法 | |
JP2009190310A (ja) | 防湿合板の製造方法および該防湿合板を用いた床板 | |
JP4043833B2 (ja) | パネル | |
JP7001196B2 (ja) | 化粧材及び化粧部材 | |
JP2020090029A (ja) | 天然木化粧面材及びその製造方法 | |
JP2020056184A (ja) | 浮造調木目化粧材 | |
JP2022055481A (ja) | 外装材用化粧シート、外装材、外装材への化粧シートの貼付方法 | |
JP7310219B2 (ja) | 化粧材 | |
KR200450537Y1 (ko) | 복합패널구조를 가지는 가구 도어 | |
KR100997322B1 (ko) | 배접층 상에 접착된 목분 형성 층을 갖는 마감장식보오드의 구조 및 그에 따른 제조방법 | |
JP6746966B2 (ja) | 化粧シート及び化粧板 | |
TW202415548A (zh) | 木紋裝飾膜 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200730 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20210517 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210629 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20210802 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20211018 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220301 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220314 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7052276 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |