JP2020090029A - 天然木化粧面材及びその製造方法 - Google Patents

天然木化粧面材及びその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2020090029A
JP2020090029A JP2018228454A JP2018228454A JP2020090029A JP 2020090029 A JP2020090029 A JP 2020090029A JP 2018228454 A JP2018228454 A JP 2018228454A JP 2018228454 A JP2018228454 A JP 2018228454A JP 2020090029 A JP2020090029 A JP 2020090029A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
veneer
natural wood
layer
base plate
natural
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2018228454A
Other languages
English (en)
Inventor
泰幸 井之口
Yasuyuki Inoguchi
泰幸 井之口
純司 滝下
Junji Takishita
純司 滝下
雪雄 田口
Yukio Taguchi
雪雄 田口
智彦 宇都宮
Tomohiko Utsunomiya
智彦 宇都宮
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KASHIWA MOKKO KK
Original Assignee
KASHIWA MOKKO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KASHIWA MOKKO KK filed Critical KASHIWA MOKKO KK
Priority to JP2018228454A priority Critical patent/JP2020090029A/ja
Publication of JP2020090029A publication Critical patent/JP2020090029A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Finished Plywoods (AREA)
  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)

Abstract

【課題】天然木突板単板の割れや裂けを防止しつつ様々な表面形状の芯材に折り曲げて貼り付けでき、且つ折り曲げの前後に拘わらず長期保管が可能な天然木化粧面材及びその製造方法を提供する。【解決手段】天然木化粧面材1は、木質系複合材100の芯材101の表面に折り曲げて貼り付けられる天然木化粧面材であって、天然木突板単板11を有する突板部材10と、合成樹脂製基材層210を有するシートであって、突板部材10の裏面に第1接着層40を介して積層され、折り曲げ時に天然木突板単板11の割れ又は裂けを防止する補強シート20と、折り曲げ溝31が裏面に形成され、補強シート20の突板部材10とは反対側の面に第2接着層50を介して積層される台板30と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、天然木化粧面材及びその製造方法に関する。
従来、建物の内装等に使用される木材において、合板やMDF(中密度繊維板)等を芯材とし、芯材の表面に天然木化粧面材を接着した木質系複合材が広く用いられている。この天然木化粧面材は、薄くスライスした天然木突板単板を、合板やMDF等からなる台板の表面に接着し、その台板の裏面に折り曲げ溝を形成したものである。この天然木化粧面材を折り曲げ溝に沿って折り曲げ、芯材の外角部を含む表面全体を覆うように接着することで木質系複合材が製造される。天然木化粧面材を用いて製造された木質系複合材は、表面に塗装を施すことにより天然木の木目が鮮やかに浮かび上がるため、化粧面材として人工シートを表面に貼着した複合材と比較して、高級感を演出することができるという利点がある。
ここで、天然木化粧面材は、折り曲げ加工を施した場合、折り曲げられる角部の表面の塗装が割れるという問題が生じ易い。そこで、例えば、特許文献1では、天然木突板単板に、軟質のホットメルト接着剤を塗布することにより、折り曲げ加工を施した場合においても、塗装の割れを抑制することができる技術を開示している。
ところが、特許文献1に開示されている従来技術では、軟質の塗料である接着剤を表面に塗布して仕上げを行うため、表面が軟らかく傷つき易いという問題がある。このような問題に鑑みて、特許文献2には、天然木化粧面材の表面側に軟質塗料を塗布して軟質塗膜を形成し、軟質塗膜の上面に硬質塗料を塗布して、乾燥後の塗膜表面硬度が軟質塗膜より高い硬質塗膜を形成すると共に、裏面側の折り曲げ部分に折曲げ溝を形成した天然木化粧面材が提案されている。この天然木化粧面材によれば、折り曲げ加工を施した場合の塗装の割れを抑制しながらも、表面の硬度を高めることができる。
特開2006−289663号公報 特開2017−13310号公報
しかしながら、上述した特許文献2に開示される従来の天然木化粧面材では、折曲げ溝が設けられる裏面を外側にし、表面を内側にして折り曲げると、硬質塗膜が曲げに耐えられずに破損する恐れがあり、凹状部分等の芯材の内角部を含む表面へ貼り付けることができないという問題がある。また、硬質塗膜が経時変化によって硬化した後で折り曲げると割れが生じることから、割れを回避するために硬質塗膜の硬化前に折り曲げを行う必要がある。つまり、この従来技術の天然木化粧面材には、折り曲げ前の状態で長期保管ができないという問題点がある。
本発明は、上述した課題に鑑みてなされたものであり、天然木突板単板の割れや裂けを防止しつつ様々な表面形状の芯材に折り曲げて貼り付けでき、且つ折り曲げの前後に拘わらず長期保管が可能な天然木化粧面材及びその製造方法を提供することを目的とする。
本発明に係る天然木化粧面材は、木質系複合材の芯材の表面に折り曲げて貼り付けられる天然木化粧面材であって、天然木突板単板を有する突板部材と、樹脂層を有するシートであって、突板部材の裏面に第1接着層を介して積層され、折り曲げ時に天然木突板単板の割れ又は裂けを防止する補強シートと、折り曲げ溝が裏面に形成され、補強シートの突板部材とは反対側の面に第2接着層を介して積層される台板と、を備える。
この構成によれば、天然木突板単板を有する突板部材と、折り曲げ溝が裏面に形成される台板との間に補強シートが積層されているので、芯材の表面へ天然木化粧面材を貼り付けるための折り曲げ時に、天然木突板単板の割れ又は裂けを確実に防止することができる。すなわち、補強シートは樹脂層を有するため伸び性が高く、折り曲げに対して柔軟に変形するため、折り曲げ後も割れや裂けに対する強度を確保することができる。さらに、天然木化粧面材の裏面側の折り曲げ溝を広げて表面を内側にして折り曲げる場合も、補強シートが柔軟に変形して天然木突板単板の割れ又は裂けを防止できるので、内角部を含む芯材の凹部へも貼り付けできる。また、経時変化で塗膜が硬化する塗料とは異なり、樹脂層を有する補強シートは経時変化が殆ど生じない。よって、天然木突板単板の割れや裂けを防止しつつ様々な表面形状の芯材に折り曲げて貼り付けでき、且つ折り曲げの前後に拘わらず長期保管が可能であるという効果を奏する。
本発明に係る天然木化粧面材の製造方法は、木質系複合材の芯材の表面に折り曲げて貼り付けられる天然木化粧面材の製造方法であって、天然木突板単板を有する突板部材を準備する準備工程と、樹脂層を有するシートであって、天然木化粧面材の折り曲げ時に天然木突板単板の割れ又は裂けを防止する補強シートを、台板の表面に貼り付ける補強シート貼り工程と、補強シート貼り工程の後、突板部材の裏面と台板の補強シート側の面とを重ね合わせて、突板部材と台板とを貼り合わせる貼り合わせ工程と、貼り合わせ工程の後、台板の裏面に折り曲げ溝を加工する溝加工工程と、を有する。
この方法によれば、天然木突板単板を有する突板部材と、折り曲げ溝が裏面に形成される台板との間に、樹脂層を有する補強シートが積層される構造を有し、芯材の表面へ貼り付けるための折り曲げ時に天然木突板単板の割れ又は裂けを防止可能な天然木化粧面材を確実に製造することができるという効果を奏する。また、貼り合わせ工程によって、突板部材と台板との間に樹脂層を有する補強シートが積層され、この状態で溝加工工程において台板の裏面に折り曲げ溝を加工するので、天然木突板単板を破損することなく加工を行うことできる。また、溝加工工程後に所望のタイミングで各種の塗装を行うことができるため、各種の塗装を施した天然木化粧面材を在庫として用意することなく、種々の要求に柔軟に対応できる。
本発明に係る木質系複合材の製造方法は、天然木化粧面材の製造方法によって製造された天然木化粧面材を用いて木質系複合材を製造する方法であって、天然木化粧面材を折り曲げ溝に沿って折り曲げる折り曲げ工程と、折り曲げ工程の後、天然木化粧面材の裏面を芯材の表面に接着する接着工程と、接着工程の後、天然木突板単板の表面を研磨する木地研磨工程と、を有する。
この方法によれば、突板部材と台板との間に樹脂層を有する補強シートが積層される構造を有することにより、折り曲げ工程において、天然木突板単板の割れ又は裂けを生じさせることなく天然木化粧面材を折り曲げることができ、品質の高い木質系複合材を製造することができるという効果を奏する。また、塗装を施すことなく製造できるので、木質系複合材を無塗装仕上げとすることも可能である。さらに、塗装仕上げを行う場合であっても、未塗装の状態で木質系複合材を保管できるので、各種の塗装を施した木質系複合材を在庫として用意することなく、種々の要求に柔軟に対応できる。
実施形態に係る天然木化粧面材の構成を示す分解斜視図である。 実施形態に係る天然木化粧面材の層構成を示す断面図である。 補強シートの層構成を示す拡大断面図である。 天然木化粧面材及び木質系複合材の製造方法の流れを示す工程図である。 突板不織布貼り工程が施されて天然木突板単板に不織布が貼り付けられた状態(突板部材)を示す図である。 台板補強シート貼り工程が施されて台板に補強シートが貼り付けられた状態を示す図である。 貼り合わせ工程において、突板部材と、補強シートが貼り付けられた台板とが貼り付けられる様子を示す図である。 芯材の一例を示す側面図である。 溝加工工程が施された後の天然木化粧面材の側面図である。 折り曲げ工程が施された後の天然木化粧面材の側面図である。 接着工程が施された後の天然木化粧面材の側面図である。 変形例に係る天然木化粧面材の構成を示す分解斜視図である。 変形例に係る天然木化粧面材の層構成を示す断面図である。
以下、本発明に係る天然木化粧面材及びその製造方法を具体化した実施形態について図面を参照しつつ説明する。
<実施形態>
最初に、本発明の実施形態に係る天然木化粧面材1の構成について、図1乃至図3を参照しつつ説明する。天然木化粧面材1は、図1、図2に示すように、天然木突板単板11を有する突板部材10と、突板部材10に第1接着層40を介して積層された補強シート20と、補強シート20に第2接着層50を介して積層された台板30とを備えて構成される。
突板部材10は、天然木突板単板11と、天然木突板単板11に第3接着層60を介して積層された不織布12とを備え、厚さ0.3〜0.6mm程度の板状に構成される。
天然木突板単板11は、オーク、ウォールナット、メープル等の天然木材からなり、厚さ0.2mm〜0.5mm、好ましくは、厚さ0.2mm程度にスライス加工された薄板である。
不織布12は、例えば紙であり、特に和紙を好適に用いることができる。具体的には、不織布12としての和紙は、木材パルプと、ビニロン繊維と、バインダー繊維と、ピッチコントロール剤と、消泡剤と、剥離剤との混合物を、厚さ0.1mm程度のシート状面体(紙)に成形した成形品を用いることができる。このような和紙の坪量としては、30〜40g/mの範囲から選択することができる。不織布12として、例えば、大福製紙株式会社製のビニロン紙−36を採用することができる。不織布12は、天然木突板単板11の裏面全体に第3接着層60を介して積層されることにより、天然木突板単板11の割れや裂けを防止する。
第3接着層60用の接着剤としては、木材用水溶性接着剤を用いることができる。第3接着層60用の木材用水溶性接着剤としては、例えば、変性ポリアクリルアミド樹脂と変性ポリアミドポリアミンエピクロロヒドリン樹脂とを混合させた熱硬化性の接着剤を好適に用いることができる。また、変性ポリアクリルアミド樹脂としては、例えば、北海道三井化学株式会社製の「非ホルスター HS−309Y」を、変性ポリアミドポリアミンエピクロロヒドリン樹脂としては、同社製の「非ホルスター HS−509A」を用いることができる。
補強シート20は、樹脂層を有するシートであって、木質系基材に積層するために用いられる公知の防湿化粧シートを好適に用いることができる。例えば、補強シート20として、大日本株式会社製の「NVR」(商品名)を好適に用いることができる。補強シート20は、具体的には、図3に示すように、合成樹脂製基材層210の一方の面側に蒸着層211が積層された印刷基材の合成樹脂製基材層210の他方の面に印刷層209、表面保護層208が順に積層されてなり、蒸着層211側の面に接着層212を介して紙層213が積層されている。補強シート20は、厚さが0.1〜0.2mm程度であることが好ましい。
本実施形態において、補強シート20として用いる上記の防湿化粧シートは、特開2009−234140号公報に記載されている通りのものであり、当該シートを構成する諸材料について、同公報から適宜引用して説明する。本発明の樹脂層としての合成樹脂製基材層210は、伸び性及び防湿性を有する合成樹脂によって構成される。合成樹脂製基材層210に用いる合成樹脂として、ポリエチレン,ポリプロピレン,エチレン−プロピレン共重合体,エチレン−ビニルアルコール共重合体,あるいは、これらの混合物等のオレフィン系熱可塑性樹脂、ポリエチレンテレフタレート,ポリブチレンテレフタレート,ポリエチレンナフタレート,ポリエチレンナフタレート−イソフタレート共重合体,ポリカーボネート,ポリアリレート等のエステル系熱可塑性樹脂、ポリメタアクリル酸メチル,ポリメタアクリル酸エチル,ポリアクリル酸ブチル等のアクリル系熱可塑性樹脂、あるいは、ポリイミド、ポリウレタン、ポリスチレン、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン樹脂等の非ハロゲン系熱可塑性樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル、これらの共重合体等の塩化ビニル系熱可塑性樹脂などを挙げることができる。合成樹脂製基材層210は、一軸ないし二軸方向に延伸したシートであっても、未延伸であってもよいが、後述する蒸着層211が少なくとも一方の面に形成される基材となることから、機械的強度が強く、寸法安定性に優れるなどの理由から二軸方向に延伸したシートが好ましい。合成樹脂製基材層210の厚さとしては、概ね9〜25μmが適当である。また、合成樹脂製基材層210の必要な面には必要に応じてコロナ放電処理、オゾン処理、プラズマ処理等の易接着処理が施されているものである。
また、蒸着層211としては、アルミニウムに代表される金属薄膜からなる無機物の蒸着層、あるいは、酸化珪素、酸化マグネシウム、酸化アルミニウムに代表される無機酸化物の薄膜からなる無機酸化物蒸着層であり、この蒸着層211は真空蒸着法、プラズマ活性化化学反応蒸着法等の周知の蒸着法で、上記した合成樹脂製基材層210の少なくとも一方の面に薄膜形成される。なお、蒸着層211としては、アルミニウムに代表される金属薄膜からなる蒸着層は金属光沢があるために、意匠によっては金属光沢を隠蔽しなければならないという問題、また、フラッシュドア加工の際に高周波を使用して接着を行う場合などがあり、より好ましくは、蒸着層が透明である無機酸化物蒸着層である。また、蒸着層211のガスバリアー性を一層向上させる目的で、蒸着層211上(接着層212が当接する側の面)にポリビニルアルコールあるいはポリビニルアルコールに酸化珪素、酸化マグネシウム、酸化アルミニウムに代表される無機酸化物を添加した組成物をロールコート法、グラビアコート法等の周知の塗布方法でポリビニルアルコール層あるいは組成物層を塗布形成してもよいものである。
また、紙層213としては、建材用プリント用紙(建材用薄葉紙)、純白紙、あるいは、合成樹脂を混抄させて層間強度を強化した樹脂混抄紙や樹脂を含浸して層間強度を強化した樹脂含浸紙などの紙間強化紙等を挙げることができ、坪量としては概ね23〜100g/m2が適当である。なお、上記した各種紙は必要に応じて必要な面にコロナ放電処理、プラズマ処理、オゾン処理等の適宜の易接着処理を施してもよいものである。
また、蒸着層211と紙層213とを積層する接着層212としては、ポリオール成分とイソシアネート成分からなる2液硬化型ポリウレタン系接着剤を用いて周知の塗布手段で形成すればよい。ポリオール成分としては、ポリエステルポリオール、ポリエステルポリウレタンポリオール、ポリエーテルポリオール、ポリエーテルポリウレタンポリオール等を挙げることができ、イソシアネート成分としては、TDI、MDI、HDI、PIDI、XDI等のジイソシアネートおよびこれらを出発原料とする変性体を挙げることができ、ロールコート法やグラビアコート法等の適宜の塗布手段を用いて形成すればよいものである。塗布量としては、1〜20g/m2であり、好ましくは1〜5g/m2である。
次に、合成樹脂製基材層210の他方の面に形成する印刷層209、および、表面保護層208について説明する。印刷層209としては、グラビア印刷法、オフセット印刷法、シルクスクリーン印刷法等の周知の印刷法でインキを用いて形成することができ、たとえば、隠蔽性を有するベタ柄印刷層からなる。印刷層209を形成するインキとしては、ビヒクルとして塩素化ポリエチレン、塩素化ポリプロピレン等の塩素化ポリオレフィン、ポリエステル、イソシアネートとポリオールとからなるポリウレタン、ポリアクリル、ポリ酢酸ビニル、ポリ塩化ビニル、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、セルロース系樹脂、ポリアミド樹脂等を1種ないし2種以上混合して用い、これに顔料、溶剤、各種補助剤等を加えてインキ化したものを用いることができ、環境問題を考慮すると、ポリエステル、イソシアネートとポリオールからなるポリウレタン、ポリアクリル、ポリ酢酸ビニル、セルロース系樹脂、ポリアミド系樹脂等の1種ないし2種以上混合した非塩素系のビヒクルが適当であり、より好ましくはポリエステル、イソシアネートとポリオールからなるポリウレタン、ポリアクリル、ポリアミド系樹脂等の1種ないし2種以上混合したものである。
また、表面保護層208としては、耐擦傷性、耐摩耗性、耐汚染性、耐水性、耐候性等の表面物性を付与するために設けられるものであり、この表面保護層208を形成する樹脂としては、熱硬化型樹脂ないし電離放射線硬化型樹脂等の硬化型樹脂を用いて形成するのが適当であり、表面保護層208の塗布量として、固形分で概ね1〜20g/m2が適当である。
補強シート20は、突板部材10の不織布12側の面全体に第1接着層40を介して積層される。第1接着層40としては、各種フィルム・シート貼り用接着剤を用いることができる。第1接着層40として用いるフィルム・シート貼り用接着剤としては、例えば、ウレタン変性エチレン−酢酸ビニル共重合体水性エマルジョンからなる接着剤を好適に用いることができる。例えば、第1接着層40の主剤として住友林業クレスト株式会社製の「インスターボンド KU−6400」(商品名)を、架橋剤として住友林業クレスト株式会社製の「H60」(商品名)をそれぞれ用いることができる。
台板30は、ベニヤ板等の合板、中密度繊維板(MDF)、高密度繊維板(HDF)等からなり、厚さ2〜15mm程度に加工された木質系板材の板材である。また、台板30の裏面には、V字状の折り曲げ溝31が複数形成されている。折り曲げ溝31は、台板30裏面から深く形成されるが、表面まで貫通しておらず、溝最深部と表面との間は所定の厚さ(例えば0.3mm程度)でつながっている。折り曲げ溝31は、台板30裏面において、芯材101に貼り付ける際の折り曲げ位置に沿って形成される。台板30は、補強シート20の裏面全体に第2接着層50を介して積層される。
第2接着層50用の接着剤としては、プラスチックオーバレイ用接着剤を用いることができる。第2接着層50用のプラスチックオーバレイ用接着剤としては、ビニル共重合樹脂系エマルジョン形接着剤を好適に用いることができる。例えば、第2接着層50用の接着剤として、コニシ株式会社製の「ボンド CV6205」(商品名)を用いることができる。
次に、天然木化粧面材1及び木質系複合材100の製造方法について、図4を参照しつつ説明する。図4は、天然木化粧面材1及び木質系複合材100の製造工程の流れを示す工程図である。
まず、図4に示すように、ステップ1(以下、S1と略記する。他のステップも同様。)の突板不織布貼り工程において、天然木突板単板11の裏面又は不織布12の表面に第3接着層60用の接着剤を塗布し、両面を重ね合わせることにより、天然木突板単板11に不織布12を貼り付ける。これにより、図5に示す突板部材10が得られる。
次に、S2の台板補強シート貼り工程において、台板30の表面又は補強シート20の裏面に第2接着層50用の接着剤を塗布し、両面を重ね合わせることにより、台板30に補強シート20を貼り付ける。これにより、図6に示すように、補強シート20を貼り付けた台板30が得られる。
次に、S3の貼り合わせ工程において、S1で得られた突板部材10の不織布12側の面又はS2で得られた台板30の補強シート20側の面に第1接着層40用の接着剤を塗布し、両面を重ね合わせることにより、両部材を貼り合わせる。具体的には、第1接着層40用の接着剤の主剤に対し架橋剤を5%混ぜ、突板部材10の不織布12側の面又は台板30の補強シート20側の面に塗布して両面を重ね合わせた状態で、図7に示すように、両部材を所定圧で所定時間に亘ってプレスする。これにより、溝加工が施される前の天然木化粧面材1の中間品が得られる。ここで、最終製品である木質系複合材の完成まで製造を継続する場合は、直ちにS5の溝加工工程へ進む。或いは、S4の保管工程へ進み、S3完了後の図7に示す中間品を倉庫等で一時的に保管し、最終製品の製造要求があった時点でS5の溝加工工程へ進む。
次に、S5の溝加工工程において、図7に示す中間品の裏面、すなわち台板30の裏面に折り曲げ溝31の加工を行う。これにより、天然木化粧面材1が完成する。具体的には、Vカットマシン等の工作機械により台板30の裏面を切削加工し、V字状の折り曲げ溝31を形成する。折り曲げ溝31は、台板30裏面から表面に向かってV字状に深く形成され、溝最深部と表面との間は僅かな厚み(例えば0.3mm程度)となっている。折り曲げ溝31は、天然木化粧面材1を芯材101に貼り付ける際に折り曲げ位置となる芯材101の複数の角部(外角部101a、内角部101c)に沿って形成される。図8は、芯材101の一例を側面視にて示している。芯材101は、複数の外角部101aと、凹部101bに形成される複数の内角部101cとを有している。図9は、図8の芯材101に貼り付けるために溝加工を施した天然木化粧面材1を示している。天然木化粧面材1の台板30裏面には、複数の折り曲げ溝31が形成されている。
次に、S6の折り曲げ工程において、図8に示す芯材101の外周形状に合わせて、天然木化粧面材1を折り曲げ溝31に沿って折り曲げる。図10は、折り曲げ溝31に沿って折り曲げた天然木化粧面材1を示している。天然木化粧面材1は、各外角部101aに対応する折り曲げ位置1aでは裏面を内側にして折り曲げ溝31を狭める方向に折り曲げられ、各内角部101cに対応する折り曲げ位置1cでは表面を内側にして折り曲げ溝31を広げる方向に折り曲げられる。
続いて、S7の接着工程において、S6で折り曲げられた天然木化粧面材1の裏面を芯材101の外周面に接着する。具体的には、芯材101の外周面又は天然木化粧面材1の裏面に接着剤を塗布し、両面の対応する部分同士を重ね合わせることにより、芯材101に天然木化粧面材1を貼り付ける。図11は、芯材101に天然木化粧面材1が貼り付けられた状態を示している。
次に、S8の木地研磨工程において、天然木化粧面材1の表面、すなわち天然木突板単板11の表面を、例えば♯220〜240ペーパーで研磨する。
次に、S9の下塗り/中塗り工程において、S8の木地研磨工程で研磨した天然木突板単板11の表面に、塗料の下塗り及び中塗りを行う。具体的には、まず、天然木突板単板11の表面に塗料の吹付け等により下塗りを行う。下塗り用の塗料としては、例えば、ウレタン仕上げの場合は木工用の下塗りに適したポリウレタン樹脂塗料を、オイル仕上げの場合は木工用の下塗りに適した油性塗料をそれぞれ用いることができる。次に、天然木突板単板11の表面に塗料の吹付け等により中塗りを行う。中塗り用の塗料としては、例えば、ウレタン仕上げの場合は木工用の中塗りに適したポリウレタン樹脂塗料を、オイル仕上げの場合は木工用の中塗りに適した油性塗料をそれぞれ用いることができる。このように、天然木突板単板11の表面に塗料を2回に分けて塗布した後、乾燥棚にて塗料に応じた所定時間の乾燥処理を行う。
次に、S10の塗膜研磨工程において、天然木突板単板11の表面に形成された塗膜の上面を、例えば♯400ペーパーで研磨する。
最後に、S11の上塗り工程において、天然木突板単板11の表面に上塗りを行う。具体的には、天然木突板単板11の表面に塗料の吹付け等により上塗りを行う。上塗り用の塗料としては、例えば、ウレタン仕上げの場合は木工用の上塗りに適したポリウレタン樹脂塗料を、オイル仕上げの場合は木工用の上塗りに適した油性塗料をそれぞれ用いることができる。塗料の上塗り後、乾燥棚にて塗料に応じた所定時間の乾燥処理を行うことにより、木質系複合材100が完成する。
以上詳述したことから明らかなように、本実施形態の天然木化粧面材1は、木質系複合材100の芯材101の表面に折り曲げて貼り付けられる天然木化粧面材であって、天然木突板単板11を有する突板部材10と、合成樹脂製基材層210を有するシートであって、突板部材10の裏面に第1接着層40を介して積層され、折り曲げ時に天然木突板単板11の割れ又は裂けを防止する補強シート20と、折り曲げ溝31が裏面に形成され、補強シート20の突板部材10とは反対側の面に第2接着層50を介して積層される台板30と、を備える。
この構成によれば、天然木突板単板11を有する突板部材10と、折り曲げ溝31が裏面に形成される台板30との間に補強シート20が積層されているので、芯材101の表面へ天然木化粧面材1を貼り付けるための折り曲げ時に、天然木突板単板11の割れ又は裂けを確実に防止することができる。すなわち、補強シート20は合成樹脂製基材層210を有するため伸び性が高く、折り曲げに対して柔軟に変形するため、折り曲げ後も割れや裂けに対する強度を確保することができる。さらに、天然木化粧面材1の裏面側の折り曲げ溝31を広げて表面を内側にして折り曲げる場合も、補強シート20が柔軟に変形して天然木突板単板11の割れ又は裂けを防止できるので、内角部101cを含む芯材101の凹部101bへも貼り付けできる。また、経時変化で塗膜が硬化する塗料とは異なり、合成樹脂製基材層210を有する補強シート20は経時変化が殆ど生じない。よって、天然木突板単板11の割れや裂けを防止しつつ様々な表面形状の芯材101に折り曲げて貼り付けでき、且つ折り曲げの前後に拘わらず長期保管が可能であるという効果を奏する。
また、補強シート20の合成樹脂製基材層210は、防湿性を有する合成樹脂によって構成される。この構成によれば、台板30の表側に積層された合成樹脂製基材層210によって台板30における吸放湿が防止され、天然木化粧面材1の反りを防止することができる。
また、補強シート20は、合成樹脂製基材層210の台板30側に積層された紙層213を有する。この構成によれば、合成樹脂製基材層210の台板30側に紙層213が積層されているので、接着剤が紙層213に浸み込んで台板30との接着が容易となる。
また、補強シート20は、合成樹脂製基材層210の台板30側の面に蒸着層211が積層され、蒸着層211に接着層212を介して紙層213が積層されている。この構成によれば、合成樹脂製基材層210の台板30側の面に蒸着層211が積層されているので、透湿度性能が向上し、環境温湿度の変化により発生する天然木化粧面材1の反りを防止することができる。
また、突板部材10は、天然木突板単板11の裏面に第3接着層60を介して不織布12を積層したものである。この構成によれば、突板部材10を天然木突板単板11のみで構成した場合よりも強度が向上され、運搬時や天然木化粧面材1の製造時における突板部材10の割れや裂け等の破損を効果的に防止ができると共に、取扱いが容易になる。
また、本実施形態に係る天然木化粧面材1の製造方法は、木質系複合材の芯材の表面に折り曲げて貼り付けられる天然木化粧面材の製造方法であって、天然木突板単板11を有する突板部材10を準備する準備工程としての突板不織布貼り工程S1と、合成樹脂製基材層210を有するシートであって、天然木化粧面材1の折り曲げ時に天然木突板単板11の割れ又は裂けを防止する補強シート20を、台板30の表面に貼り付ける補強シート貼り工程S2と、補強シート貼り工程S2の後、突板部材10の裏面と台板30の補強シート20側の面とを重ね合わせて、突板部材10と台板30とを貼り合わせる貼り合わせ工程S3と、貼り合わせ工程S3の後、台板30の裏面に折り曲げ溝31を加工する溝加工工程S5と、を有する。
この方法によれば、天然木突板単板11を有する突板部材10と、折り曲げ溝31が裏面に形成される台板30との間に、合成樹脂製基材層210を有する補強シート20が積層される構造を有し、芯材101の表面へ貼り付けるための折り曲げ時に天然木突板単板11の割れ又は裂けを防止することができる天然木化粧面材1を確実に製造することができるという効果を奏する。また、貼り合わせ工程S3によって、突板部材10と台板30との間に合成樹脂製基材層210を有する補強シート20が積層され、この状態で溝加工工程S5において台板30の裏面に折り曲げ溝31を加工するので、折り曲げ溝31の加工時に天然木突板単板11の破損を防止することできる。また、折り曲げ溝31の加工前に塗装を行わないことから、各種の塗装を施した天然木化粧面材1の在庫を保管しておく必要が無い。
また、本実施形態に係る木質系複合材100の製造方法は、天然木化粧面材1の製造方法によって製造された天然木化粧面材1を用いて木質系複合材100を製造する方法であって、天然木化粧面材1を折り曲げ溝31に沿って折り曲げる折り曲げ工程S6と、折り曲げ工程S6の後、天然木化粧面材1の裏面を芯材101の表面に接着する接着工程S7と、接着工程S7の後、天然木突板単板11の表面を研磨する木地研磨工程S8と、を有する。
この方法によれば、折り曲げ工程S6において、天然木突板単板11の割れ又は裂けを生じさせることなく天然木化粧面材1を折り曲げることができるので、品質の高い木質系複合材100を製造することができるという効果を奏する。また、塗装が必ずしも必要とはされないため、木質系複合材100を無塗装仕上げとすることも可能であり、最終的に塗装を行う場合であっても、未塗装の状態で保管できるので、各種の塗装を施した在庫を確保しておく必要が無い。
また、本実施形態に係る天然木化粧面材1の製造方法は、木地研磨工程S8の後、天然木突板単板11の表面に塗装を行う塗装工程としての下塗り工程S9〜上塗り工程S11を有する。
この方法によれば、未塗装の木質系複合材100が完成した後、製造の最終段階で塗装工程を行うことにより、所望の塗装仕上げを行うことができるという効果を奏する。
本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々に変更を施すことが可能である。例えば、上記実施形態では、突板部材10が天然木突板単板11の裏面に第3接着層60を介して不織布12を積層した構造を有するものを示したが、これには限られない。図12は、変形例に係る天然木化粧面材1’の構成を示す分解斜視図であり、図13は、変形例に係る天然木化粧面材1’の層構成を示す断面図である。本変形例の天然木化粧面材1’は、上記実施形態における不織布12を積層することなく、天然木突板単板11のみで突板部材10を構成したものである。本変形例によれば、突板部材10(すなわち天然木突板単板11)と台板30との間に有する補強シート20が積層されているので、芯材101の表面へ天然木化粧面材1を貼り付けるための折り曲げ時に、天然木突板単板11の割れ又は裂けを防止することができるという上記実施形態と同様の効果を奏する。さらに、不織布12を用いないため突板部材10の構造が簡単になると共に、不織布貼り工程S1が不要となるため製造工数の低減を図ることができる。
また、上記実施形態では、図4に示す製造工程において、下塗り/中塗り工程S9で下塗り及び中塗りを施す例を示したが、下塗りを行った後、中塗りを省略し、所定時間の乾燥処理に続いて塗膜研磨工程S10及び上塗り工程S11を実施するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、天然木突板単板11の表面に塗装を施す例を示したが、下塗り/中塗り工程S9〜上塗り工程S12の塗装工程を省略し、木質系複合材100を無塗装仕上げとするようにしてもよい。
1 天然木化粧面材(実施形態)
1’ 天然木化粧面材(変形例)
10 突板部材
11 天然木突板単板
12 不織布
20 補強シート
30 台板
31 折り曲げ溝
210 合成樹脂製基材層(樹脂層)
211 蒸着層
213 紙層
S1 突板不織布貼り工程
S2 台板補強シート貼り工程
S3 貼り合わせ工程
S5 溝加工工程
S6 折り曲げ工程
S7 接着工程
S8 木地研磨工程
S9 下塗り/中塗り工程
S10 塗膜研磨工程
S11 上塗り工程

Claims (10)

  1. 木質系複合材の芯材の表面に折り曲げて貼り付けられる天然木化粧面材であって、
    天然木突板単板を有する突板部材と、
    樹脂層を有するシートであって、前記突板部材の裏面に第1接着層を介して積層され、前記折り曲げ時に前記天然木突板単板の割れ又は裂けを防止する補強シートと、
    折り曲げ溝が裏面に形成され、前記補強シートの前記突板部材とは反対側の面に第2接着層を介して積層される台板と、
    を備える、天然木化粧面材。
  2. 前記樹脂層は、防湿性を有する合成樹脂からなる、請求項1に記載の天然木化粧面材。
  3. 前記補強シートは、前記樹脂層の前記台板側に積層された紙層を有する、請求項1又は2に記載の天然木化粧面材。
  4. 前記補強シートは、前記樹脂層の前記台板側の面に蒸着層が積層され、前記蒸着層に接着層を介して前記紙層が積層されている、請求項3に記載の天然木化粧面材。
  5. 前記突板部材は、前記天然木突板単板のみからなる、請求項1乃至4の何れか一項に記載の天然木化粧面材。
  6. 前記突板部材は、前記天然木突板単板の裏面に接着層を介して不織布を積層したものである、請求項1乃至4の何れか一項に記載の天然木化粧面材。
  7. 木質系複合材の芯材の表面に折り曲げて貼り付けられる天然木化粧面材の製造方法であって、
    天然木突板単板を有する突板部材を準備する準備工程と、
    樹脂層を有するシートであって、前記折り曲げ時に前記天然木突板単板の割れ又は裂けを防止する補強シートを、台板の表面に貼り付ける補強シート貼り工程と、
    前記補強シート貼り工程の後、前記突板部材の裏面と前記台板の前記補強シート側の面とを重ね合わせて、前記突板部材と前記台板とを貼り合わせる貼り合わせ工程と、
    前記貼り合わせ工程の後、前記台板の裏面に折り曲げ溝を加工する溝加工工程と、
    を備える天然木化粧面材の製造方法。
  8. 請求項7に記載の製造方法の実行後に、前記天然木化粧面材を用いて木質系複合材を製造する方法であって、
    前記天然木化粧面材を前記折り曲げ溝に沿って折り曲げる折り曲げ工程と、
    前記折り曲げ工程の後、前記天然木化粧面材の裏面を前記芯材の表面に接着する接着工程と、
    前記接着工程の後、前記天然木突板単板の表面を研磨する木地研磨工程と、
    を有する、木質系複合材の製造方法。
  9. 前記木地研磨工程の後、前記天然木突板単板の表面に塗料を塗布する塗装工程を有する請求項8に記載の木質系複合材の製造方法。
  10. 前記塗装工程は、
    前記木地研磨工程の後、前記天然木突板単板の表面に下塗り用塗料を塗布する下塗り工程と、
    前記下塗り工程の後、前記天然木突板単板の表面に中塗り用塗料を塗布する中塗り工程と、
    前記中塗り工程の後、前記天然木突板単板の表面に形成された塗膜の上面を研磨する塗膜研磨工程と、
    前記塗膜研磨工程の後、前記天然木突板単板の表面に上塗り用塗料を塗布する上塗り工程と、を含む請求項9に記載の木質系複合材の製造方法。
JP2018228454A 2018-12-05 2018-12-05 天然木化粧面材及びその製造方法 Pending JP2020090029A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018228454A JP2020090029A (ja) 2018-12-05 2018-12-05 天然木化粧面材及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018228454A JP2020090029A (ja) 2018-12-05 2018-12-05 天然木化粧面材及びその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2020090029A true JP2020090029A (ja) 2020-06-11

Family

ID=71012187

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018228454A Pending JP2020090029A (ja) 2018-12-05 2018-12-05 天然木化粧面材及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2020090029A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3601418B1 (en) Process for production of covered panel
JP2001287208A (ja) 床材用化粧材
US11865827B2 (en) Panel and method for manufacturing a panel
EP3241958B1 (en) Decorative material using cork sheet
JP2003200405A (ja) 化粧材及びその製造方法
JPH11156807A (ja) 木質化粧板およびその製造方法
JP6318830B2 (ja) 化粧シート
JP3149252U (ja) 化粧板及びそれを用いた学童机
US7476436B2 (en) Artist's cradle
JP2020090029A (ja) 天然木化粧面材及びその製造方法
JP2009096143A (ja) 木質化粧板及びその製造方法
JP2002113834A (ja) 化粧シート及び化粧材
JP4706333B2 (ja) 四方巻き込み床材
KR101082236B1 (ko) 수성 도료
US20070009704A1 (en) Louvre blade with covering applied thereto
JP2006255999A (ja) 化粧材
JPH11240001A (ja) 木質複合板
JP2003053892A (ja) 化粧板
JP2002120336A (ja) 家具用化粧シート及びそれを用いた化粧天板
WO2023017770A1 (ja) コンクリート型枠用パネル
KR20190111251A (ko) 건축 자재 및 그 제조 방법
JP2002113995A (ja) 化粧シート及び化粧材
JP7001196B2 (ja) 化粧材及び化粧部材
JPH11348180A (ja) 木質系化粧板及びその製造方法
JP7206584B2 (ja) 床用化粧シート