JP7052273B2 - 信号送受信装置、送信機、受信機、信号送受信装置の制御方法、およびプログラム - Google Patents
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Description
図1~図7を参照して、実施形態1に係わる構成を以下に説明する。
図1は、本実施形態1に係わる信号送受信システム100の構成を概略的に示す図である。図1に示すように、信号送受信システム100は、送信機200と、受信機300とを備えている。
図2を参照して、本実施形態1に係わる送信機200の構成を説明する。図2に示すように、送信機200は、符号化部1、差動変調部2、ACマッピング部3、パイロットマッピング部4、OFDMフレーマ5(マルチキャリア生成手段)、IFFT(inverse fast Fourier transform)&GI(Guard Interval)部6、D(Digital)/A(Analog)部7、アップコンバータ8a、電力増幅部8b、および送信アンテナ210を備えている。
一変形例において、OFDMフレーマ5は、AC信号キャリアよりも、パイロット信号キャリアを優先して、妨害波の影響を受けるデータキャリアと入れ替えてもよい。また、妨害波の帯域幅が比較的狭く、妨害波の影響を受けるデータキャリアの本数が、パイロット信号キャリアの本数よりも少ない場合、OFDMフレーマ5は、妨害波の影響を受けるAC信号キャリアも、パイロット信号キャリアと入れ替えてもよい。
図4を参照して、本実施形態1に係わる受信機300の構成を説明する。図4に示すように、受信機300は、ダウンコンバータ9、AGC(Automatic Gain Control)部10、A/D変換部11、妨害波除去部12、FFT部13、OFDMデフレーマ14、差動復調部15、復号部16、ACデマッピング部17、および受信アンテナ310を備えている。受信機300は、受信アンテナ310を用いて、送信アンテナ210から出力されたアナログOFDM信号を受信する。
図6および図7を参照して、妨害波除去部12の詳細な構成を説明する。図6は、妨害波除去部12の構成を示すブロック図である。図7は、データキャリアに妨害波が重畳しているOFDM信号の一例を示す図である。
以上のように、妨害波除去部12は、デジタルOFDM信号から、妨害波を除去することができる。妨害波の周波数が変化した場合、妨害波除去部12は、ノッチフィルタ124の係数を変化させる代わりに、デジタルOFDM信号における妨害波の周波数に、ノッチ周波数を追従させる。そのため、妨害波除去部12は、受信機300に実装し易いという利点も有する。
本実施形態1の構成によれば、データキャリア(主データを搬送するキャリア)に妨害波が重畳している場合、当該データキャリアを、AC信号キャリア(AC信号を搬送するキャリア)および/またはパイロット信号キャリア(パイロット信号を搬送するキャリア)と入れ替える。これにより、データキャリアが妨害波の影響を受けないようにすることができる。
前記実施形態1では、OFDM方式にしたがって変調されたマルチキャリア信号から、妨害波を除去する方法を説明した。しかしながら、前記実施形態1で説明した妨害波を除去する方法は、OFDM以外の方式にも、適用することができる。
本実施形態2の構成によれば、前記実施形態1で説明した効果を、OFDM方式以外のマルチキャリア変調方式においても実現する。すなわち、妨害波が重畳しているデータキャリア(主データを搬送するキャリア)から、妨害波を除去することができる。したがって、データキャリアと同じ帯域に妨害波がある環境下であっても、マルチキャリア信号を安定して搬送することができる。
本実施形態3では、前記実施形態1で説明した信号送受信装置100の最小構成を説明する。
図8を参照して、本実施形態3に係わる信号送受信装置400の構成を説明する。図8は、本実施形態3に係わる信号送受信装置400の構成を示すブロック図である。
図8に示すように、信号送受信装置400は、差動変調部410、I/Qマッピング部420、マルチキャリア生成部430、および妨害波除去部440を備えている。
本実施形態3の構成によれば、主データによって変調された搬送波に妨害波が重畳している可能性がある場合、当該搬送波と、AC信号またはパイロット信号によって変調された搬送波とが入れ替えられる。これにより、主データによって変調された搬送波は、妨害波の影響を受けなくなる。
本実施形態4に係わる信号送受信装置500は、CPU(Central Processing Unit)およびメモリを含むコンピュータ装置として実現される。あるいは、信号送受信装置500の送信機200および受信機300の制御機能が、電子回路および機械によって実現されてもよい。この場合、送信機200および受信機300は、ハードウェア装置である。
本実施形態4の構成によれば、前記実施形態1において説明した信号送受信装置100の構成を、コンピュータ装置またはハードウェア装置によって実現する。これにより、前記実施形態1で説明したように、例えば、データキャリアが妨害波の影響を受けないよう
5にすることができる。
3 ACマッピング部
4 パイロットマッピング部
5 OFDMフレーマ
6 IFFT&GI付加部
13 FFT部
14 OFDMデフレーマ
15 差動復調部
16 復号部
17 ACデマッピング部
100 信号送受信システム
121 FFT部
122 妨害波検出部
123 周波数シフト部
124 ノッチフィルタ
125 周波数レストア部
200 送信機
210 送信アンテナ
300 受信機
310 受信アンテナ
400 信号送受信装置
410 差動変調部
420 I/Qマッピング部
430 マルチキャリア生成部
440 妨害波除去部
500 信号送受信装置
Claims (7)
- 送信機および受信機を備え、
前記送信機は、
主データをI/Q信号にマッピングし、かつ位相変調する差動変調手段と、
AC(Auxiliary Channel)信号およびパイロット信号をI/Q信号にマッピングするI/Qマッピング手段と、
マルチキャリア信号に含まれる複数の搬送波を、それぞれ、前記差動変調手段により差動変調された主データ、前記AC信号、または、前記パイロット信号によって変調するマルチキャリア生成手段と、を備え、
前記受信機は、
前記マルチキャリア信号から妨害波を除去する妨害波除去手段を備え、
前記差動変調された主データによって変調された搬送波に前記妨害波が重畳している可能性がある場合、前記マルチキャリア生成手段は、前記マルチキャリア信号において、前記差動変調された主データによって変調された搬送波と、前記パイロット信号によって変調された搬送波とを入れ替える
ことを特徴とする信号送受信装置。 - 前記妨害波除去手段は、妨害波検出手段と、ノッチフィルタと、周波数シフト手段とを備えており、
前記妨害波検出手段は、前記マルチキャリア信号から前記妨害波を検出し、
前記周波数シフト手段は、前記マルチキャリア信号を周波数軸方向にシフトさせることによって、前記妨害波の中心周波数を前記ノッチフィルタのノッチ周波数と一致させ、
前記ノッチフィルタは、前記マルチキャリア信号から、前記ノッチ周波数と一致する周波数を有する搬送波を除去する
ことを特徴とする請求項1に記載の信号送受信装置。 - 前記マルチキャリア生成手段は、前記差動変調された主データによって変調された搬送波と、前記パイロット信号によって変調された搬送波とを、優先的に入れ替えて、前記パイロット信号によって変調された搬送波の全てを、前記差動変調された主データによって変調された搬送波と入れ替えたのち、前記差動変調された主データによって変調された搬送波と、前記AC信号によって変調された搬送波とを入れ替える
ことを特徴とする請求項1または2に記載の信号送受信装置。 - 請求項1に記載の信号送受信装置が備えた送信機であって、
前記差動変調手段と、
前記マルチキャリア生成手段と、
前記マルチキャリア信号を、周波数領域から時間領域へ逆フーリエ変換するIFFT変換手段と、
時間領域の前記マルチキャリア信号を送信する送信アンテナと、
を備えた
ことを特徴とする送信機。 - 請求項1に記載の信号送受信装置が備えた受信機であって、
時間領域の前記マルチキャリア信号を受信する受信アンテナと、
前記妨害波除去手段と、
前記マルチキャリア信号を、時間領域から周波数領域へフーリエ変換するFFT変換手段と、
前記マルチキャリア信号の搬送波を差動復調する差動復調手段と、
を備えた
ことを特徴とする受信機。 - 主データをI/Q信号にマッピングし、かつ位相変調し、
AC信号およびパイロット信号をI/Q信号にマッピングし、
マルチキャリア信号に含まれる複数の搬送波を、それぞれ、差動変調された主データ、前記AC信号、または、前記パイロット信号によって変調し、
前記マルチキャリア信号から妨害波を除去する、信号送受信装置の制御方法であって、
前記差動変調された主データによって変調された搬送波に前記妨害波が重畳している可能性がある場合、前記マルチキャリア信号において、前記差動変調された主データによって変調された搬送波と、前記パイロット信号によって変調された搬送波とを入れ替える
ことを特徴とする信号送受信装置の制御方法。 - 主データをI/Q信号にマッピングし、かつ位相変調することと、
AC信号およびパイロット信号をI/Q信号にマッピングすることと、
マルチキャリア信号に含まれる複数の搬送波を、それぞれ、差動変調された主データ、前記AC信号、または、前記パイロット信号によって変調することと、
前記マルチキャリア信号から妨害波を除去することと、をコンピュータに実施させるプログラムであって、
前記プログラムは、
前記差動変調された主データによって変調された搬送波に前記妨害波が重畳している可能性がある場合、前記マルチキャリア信号において、前記差動変調された主データによって変調された搬送波と、前記パイロット信号によって変調された搬送波とを入れ替えること
をコンピュータに実施させるプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017189423A JP7052273B2 (ja) | 2017-09-29 | 2017-09-29 | 信号送受信装置、送信機、受信機、信号送受信装置の制御方法、およびプログラム |
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JP2019068160A JP2019068160A (ja) | 2019-04-25 |
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Citations (6)
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JP2012191430A (ja) | 2011-03-10 | 2012-10-04 | Sony Corp | 受信装置、受信方法、およびプログラム |
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-
2017
- 2017-09-29 JP JP2017189423A patent/JP7052273B2/ja active Active
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Non-Patent Citations (1)
Title |
---|
中川 孝之,3章3-2 新周波数対応FPUの伝送方式,映像情報メディア学会誌,69 巻 5 号,2015年01月30日,p. 389-393 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2019068160A (ja) | 2019-04-25 |
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