JP7051562B2 - シーリングマットが設けられたコネクタハウジングを取付けるための装置および方法 - Google Patents

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Description

本発明は、請求項1のプリアンブルに記載の、シーリングマットが設けられたコネクタハウジングを、ケーブルの、前もって形成されたケーブル端部に取付けるための装置に関する。本発明はさらに、そのようなコネクタハウジングを取付けるための方法に関する。
取付けは、取付ユニットによって達成される。この取付ユニットにより、ケーブル端部が、取付けられるコネクタハウジングのセル内に導入され得る。そのような取付装置は、しばしば、製造システムの下流にある。しかし、取付装置は、製造システムの構成要素とすることもできる。製造システムは、たとえば、電気ケーブルの切断および剥取りのための剥取りステーションと、剥取りがされたケーブル端部に圧着端子を付加するための圧着ステーションと、必要である場合は、ソケットステーションとを備える場合がある。高価な電気コネクタに関しては、適切な処理ステーションを使用して、剥取りがされたケーブル端部に加えられる場合があるピンまたはスリーブの形態の端子が、圧着端子の代わりに使用され得る。
シーリングマットは、ゴミ、湿気、および水に対してコネクタハウジングをシールし、また、たとえば航空機産業で使用される。シーリングマットが設けられたコネクタハウジングを備えたコネクタを有するMil-C-26500タイプのコネクタは、このタイプのコネクタの代表である。電気コネクタを製造するための、シーリングマットが設けられたコネクタハウジングも、たとえば英国特許出願公開第1371916号明細書に示されるとともに、説明されている。
上述の英国特許第1371916号明細書から既知であるのは、前もって形成されたケーブル端部に、シーリングマットが設けられたコネクタハウジングを取付けるためのマニュアルツールである。ケーブル端部は、ピンとして実施された端子を有する。この端子は、ケーブルとともに、ツール内に置かれ、次いで、ツールにより、ケーブルの貫通穴を通してシーリングマット内に押し込まれる。コネクタハウジング内の端子は、ピン上に配置されたカラーを使用してロックされ、そこで、マニュアルツールがふたたび引き出され得る。
大量生産を可能にする取付装置も、既知であり、一般的に使用されている。複数のセルと、小さいセル間隔とを有するコネクタハウジングが、自動化された取付プロセスにおいて、これら取付装置を使用して、前もって形成されたケーブル端部に取付けられる場合がある。欧州特許出願公開第2317613号明細書は、2つのグリップ用顎部を有するケーブルグリッパを有する取付装置を示している。シーリングマットが設けられたコネクタハウジングを取付けるために、ケーブルグリッパは、端子に近いケーブルをグリップし、複数のステップで、シーリングマット内にケーブルを押し込む。ここで、ケーブルグリッパは、押し込む毎にわずかな距離だけ後退し、次いで、さらに後方のケーブルをふたたびグリップする。実際には、この「ふたたびグリップするプロセス」は、特定のタイプのケーブルには適切ではないことがわかっている。このことは、取付プロセスの間に破損する虞があるために取扱いが困難である細いケーブルを使用する際に、特に当てはまる。
欧州特許第650232号明細書は、別の取付装置を説明している。一般的に比較できる取付ツールは、挿入要素が上に配置されたケーブルグリッパを伴う取付ユニットを有する。挿入要素を伴うケーブルグリッパは、2つのパーツとして構成され、旋回動作を使用して、2つの半体に開くことができる。閉じた位置では、ケーブルグリッパは、コネクタピンとして実施された端子でケーブル端部をグリップする。この方法で保持されたケーブル端部は、ここで、コネクタハウジング内に導入される。ここでは、挿入要素がシーリングマットのケーブル貫通穴を通して案内される。シールには、挿入要素がケーブル貫通穴の開口を貫通する際に、過度にストレスがかかるか、損傷さえする場合があり、それにより、コネクタハウジングのシーリング性能が、特に細いケーブルに関し、著しく弱められる場合がある。この装置の別の欠点は、取付ユニットが、異なる直径を有するケーブルで使用するにはあまり適切ではないことである。
英国特許出願公開第1371916号明細書 欧州特許出願公開第2317613号明細書 欧州特許第650232号明細書
したがって、本発明の目的は、既知の装置の欠点を回避することと、特に、前もって形成されたケーブル端部に、シーリングマットが設けられたコネクタハウジングを取付けるための装置を形成することである。この取付プロセスは、シーリングマットを注意深く取り扱い、取扱いが困難であるケーブルに適切である。挿入要素を有するケーブルグリッパを最適な方式でシーリングマットに導入することは、シンプルでなければならない。シーリングマットは、取付プロセスの間は、過度にストレスがかからないものでなければならない。取付プロセスが終了すると、最終的なコネクタハウジングのシーリング性能は、細いケーブルを使用する場合であっても、厳しい要請を満たすものでなければならない。
これらおよび他の目的は、請求項1に記載の特徴を有する装置ユニットを使用して、本発明に従って達成される。シーリングマットが設けられたコネクタハウジングを、ケーブルの、前もって形成されたケーブル端部に取付けるための装置は、取付ユニットを備える。この取付ユニットにより、ケーブル端部が、たとえばコネクタハウジングのセル内に導入され得る。
コネクタハウジングのシーリングマットは、1つまたは複数のケーブル貫通穴を有し、これら貫通穴の各々は、シールする方式でケーブルを受領し得る。取付ユニットは、ケーブルを案内するとともに、一時的に受領するための、長手軸に沿って延びる挿入要素を有するケーブルグリッパを備える。ケーブルがケーブルグリッパ内に受領される場合、ケーブル軸は、少なくともケーブル端部の領域において、前述の長手軸に対応する。挿入要素は、取付プロセスの間、挿入要素がケーブル貫通穴の1つを通して案内され得るように設計されている。
挿入要素が幅広の先端を有することから、シーリングマットは、取付けの間、注意深く取り扱われる。こうして、シーリング性能に負の影響を有し得る、シーリングマットに対する望ましくない損傷が実質的に除かれる。取付プロセスの間に、最初にシーリングマットのケーブル貫通穴を貫通する挿入要素の前方端部の領域において、幅広になっていることに起因して、挿入要素は、シンプルに、かつ、驚くほど小さい力で、シーリングマットを通して挿入および案内され得る。別の利点は、この構成により、異なるケーブルが、同じ取付ケーブルグリッパで処理され得ることである。
先端を幅広にすることは、幾何学的ものであると理解されるものとされ、また、長手方向に実施された挿入要素の形状にのみ関する。挿入要素は、先端に接続されたシャフトを有する場合がある。シャフトの径方向の寸法は、先端に比べて低減されている。したがって、長手方向に実施され、スリーブ状の構成を有するシャフトは、先端よりも薄く実施される。先端が幅広の挿入要素は、異なる方法で提供され得る。たとえば、挿入要素は、鋳造、成型、または切削の方法さえ使用して、金属(たとえばスチール)から製造され得る。しかし、先端が幅広の挿入要素は、プラスチックをも含み得、射出成型プロセスで形成され得る。
第1の実施形態では、先端は、挿入要素の前方の閉じた部分を形成するために、好ましくは円錐状にテーパが付された前方領域を有し得る。前方領域により、先端が、シーリングマットのケーブル貫通穴内に有効に貫通することが確実になっている。円錐状の前方領域の代わりに、先端は、凸状または凹状の形状を有する、テーパが付された前方領域を有する場合もある。
先端が、ケーブルグリッパの長手軸に対する傾斜角度周りに円錐状にテーパが付されている前方領域を有し、この前方領域において、傾斜角度が40度から80度の間、好ましくは50度から70度の間、特に好ましくは約60度であることが有利である場合がある。ケーブル貫通穴は、そのような先端の幾何学形状を使用して、単純かつ効果的に広がっている場合がある。最適な貫通に加え、鈍角の前方領域により、コンパクトかつ短い先端構造が許容される。テーパが付された前方領域のコーンの中心線は、必ずしも、ケーブルグリッパの長手軸と一致している必要はない。
前方領域からの、コーンの中心線が、ケーブルグリッパの長手軸から離間している実施形態も可能である。挿入要素がたとえば2つの部品として構築され、好ましくはシェル状の、2つの挿入要素の半体を備える場合、円錐状にテーパが付された前方領域は、2つのコーンの半体を構成し、コーンの半体の各々は、1つの挿入要素の半体と関連付けられている。2つのコーンの半体は、各々が、コーンの中心線を有し得、コーンの中心線は、長手軸と平行に通っている。前方領域の円錐形状は、こうして、2つ、または、場合によってはさらに多くのセグメントさえも構成する場合がある。前述のケース、すなわち、2つの挿入要素の半体を有する挿入要素では、各先端が、対応する平行な、コーンの長手方向の中心軸に対する傾斜角度周りに円錐状にテーパが付された前方領域のセグメント(コーン半体)を有し、前述の傾斜角度が、40度から80度の間、好ましくは50度から70度の間、特に好ましくは約60度である。
長手軸に対するケーブルグリッパの外側輪郭は、上述の前方領域、中央領域、およびテーパが付された端部領域を構成し得る。中央領域は、たとえば円筒として実施され得る。挿入要素が2つの部品として構築され、たとえば、好ましくはシェル状の、2つの挿入要素の半体を備える場合、中央領域は、2つの円筒表面を有し得る。これら2つの中央領域の円筒の各々は、異なる円筒の軸を有する場合がある。この場合の円筒の各軸は、同軸ではないが、むしろ、円筒の軸が長手軸に平行な状態で通っている。前方中央領域の円筒形状は、こうして、2つ、または、場合によってはさらに多くのセグメントさえも構成する場合がある。前方領域が円錐状に実施されている場合、コーンの中心線と、挿入要素の半体に関する円筒の軸とは、好ましくは、同軸に実施される。
前方領域と端部領域とは、中央領域よりも小である円状の断面を有し得、前方領域および端部領域における断面の変化は、連続的であるか、ステップ状である場合がある。互いから別れた3つの領域の先端の設計に加え、先端の外側輪郭に関し、他の形状も可能である。たとえば、先端は、球状とすることができる。
挿入要素は、好ましくは、シャフトと、このシャフトに比べて幅広になっている先端とを備える。シャフトは、好ましくは長手軸に延び、先端より細い、長手方向のスリーブ状の要素である。先端とシャフトとの間の遷移は、たとえば、前述の端部領域を使用して形成され得る。
特に有利には、シャフトは、円筒状の外面を有する。この外面は、平滑な円筒状の表面である場合もある。しかし、この外面に外形部(たとえば、長手方向のリブの形態)を設けることも可能である。
たとえば、1mmから3mmのケーブル直径の慣習的なケーブルを使用する場合、挿入要素の先端の長手方向の延長は、短い場合があり、また、最大で5mm、好ましくは約1mmである場合がある。
別の実施形態では、先端の長手方向の延長は、シャフトの長さより、少なくとも7倍短い場合がある。
ケーブルグリッパは、クランプ内に保持するために、互いに対して移動できる2つのクランプ用顎部を有する場合がある。挿入要素は、好ましくは、2つの挿入要素の半体を備える。挿入要素の半体は、好ましくは、シェル形状で実施される。挿入要素の半体の各々は、先端の半体およびシャフトの半体を有するか形成する。1つの挿入要素の半体は、各々のクランプ用顎部に成型されているか、別様に接続されている場合がある。このため、先端の一方の半体と、シャフトの一方の半体とは、各クランプ用顎部と関連付けられている。2つのクランプ用顎部のアセンブリは、クランプユニットを形成する。
挿入要素の先端の、断面における外側輪郭は、特に、前述の2つのパーツの挿入要素の設計において、先がとがった卵型の断面形状を有し得る。
しかし、フラットエリアは、挿入要素の半体間の分離ギャップにおいて、先端の径方向側部上に設けられている場合がある。フラットエリアは、好ましくは、軸方向に平行に通る平坦なエリアである。フラットエリアに起因して、ドラムのタイプのような形状が、フラットエリアの領域における、挿入要素の、先がとがった卵型の断面形状から形成される。
挿入要素は、さらに、少なくとも外側から見て、少なくとも各セグメント、得にシャフトに沿って、基本的に回転対称であるように実施され得る。
挿入要素の断面は、少なくとも各セグメントにおいて、6角形の内側輪郭を有し得る。挿入要素がクランプ用顎部のように2つのパーツとして実施され、2つの挿入要素の半体を有する場合、クランプ用顎部と、挿入要素のパーツの各々とは、別々の内側輪郭を有し、その各断面は、6角形の半分を形成する。挿入要素が6角形の内側輪郭を有する場合、このことは、安定性と耐用期間とに関する利点を有する。さらに、6角形の内側輪郭により、様々なケーブル直径を有する、可能性のある処理可能なケーブルに関する、広い範囲幅に関する要請が満足される。
クランプ用顎部は、挿入要素に接続された前方把持領域と、後方把持領域とを有し得る。2つの把持領域は、ある間隔によって互いから分離されている場合がある。クランプ用顎部が閉じている場合、ケーブルは、間隔にわたっては作用しない。
その中で、しっかりと保持されたケーブルにストレスがかからない自由領域、すなわち、クランプ用顎部が閉じられており、特にこの自由領域を使用して把持する方式で受領されていない場合の自由領域を形成するために、挿入要素は、断面において(すなわち、径方向に見て)、ケーブルの把持を担うクランプ用顎部の内側輪郭の断面よりも大である内側輪郭を有し得る。挿入要素の内側輪郭の断面における表面エリアが拡大されていることに起因して、チャンバが形成され、このチャンバ内で、取付プロセスの間にケーブルのケーブル端部が押し込まれる際に変形するケーブルピースが、依然として十分なスペースを有し、かつ、変形したケーブルピースがチャンバ内に受領されることが可能である。
挿入要素の自由領域は、少なくとも5mmの長さであり、好ましくは、少なくとも8mmの長さであることが特に好ましい。自由領域の長手方向の延長が、好ましくは、挿入要素(先端およびシャフト)の長さとほぼ同じである。そのような長い自由領域により、ケーブルの変形のために十分に大である空間が与えられる。
方法に関し、本目的は、請求項14に記載の特徴を有する方法を使用して達成される。取付けられるケーブルは、ピン、スリーブ、または圧着端子などの端子が取付けられたケーブル端部を含むケーブルである。前述の装置は、好ましくは、取付方法のために使用される。取付方法は、以下の作業ステップを含んでいる。最初に、ケーブルが、取付ユニットのケーブルグリッパによってグリップされる。ケーブルグリッパの挿入要素の先端が端子の後方に配されるように、ケーブルグリッパを配置する。次いで、ケーブルのケーブル端部が、取付ユニットにより、コネクタハウジング内、および、好ましくは、コネクタハウジングの所望のセル内に導入される。挿入要素は、対応するケーブル貫通穴を通して、また、好ましくは、セルに属するケーブル貫通穴を通して案内される。
ケーブルの損傷を防止するために、また、細いケーブルが使用される場合、ケーブルグリッパは、好ましくは、端子のすぐ後ろか、わずかな間隔(特に好ましくは、0.1mm)でケーブルをグリップする。
本発明のさらなる個別の特徴および利点は、例示的実施形態の以下の詳細な説明、および、図面から得られる。
本発明の装置の挿入要素を伴うケーブルグリッパを有する取付ユニットの斜視立面図である。 わずかに異なる視点からの、ケーブルが図1の挿入グリッパによってしっかりと保持されている、図1の挿入グリッパを示す図である。 取付プロセス中の、ケーブルグリッパを伴う、シーリングマットが設けられたコネクタハウジングを通る断面を示す図である。 取付ユニットの拡大側面図である。 取付ユニットの半分が図示されていない、図4による取付ユニットの側面図である。 図2の、ケーブルがグリップされているケーブルグリッパの側面図である。 取付プロセスの間のケーブルグリッパの側面図である。 ケーブルグリッパの挿入要素の先端を通る断面の図である。 挿入要素の前方領域の、大きく拡大した上面図である。
図1は、ケーブルの、前もって形成されたケーブル端部に、シーリングマット(ここでは図示せず)が設けられたコネクタハウジングを取付けるための、全体が1として識別された装置を示している。装置1は、ケーブルグリッパ3を有する取付ユニット2を備える。ケーブルグリッパは、クランプにより、ケーブルをしっかりと保持するための2つのクランプ用顎部13、14を有する。そのようなケーブルグリッパは、以下に詳細に記載する挿入要素5を除き、既知であり、一般的に使用されている。クランプ用顎部13、14は、互いに同調して移動し得る。ケーブルを受領することが可能である開いた位置を形成するための開く動作は、矢印fで示されている。しかし、当然、クランプ用顎部13、14の一方のみが、開いた位置と閉じた位置とを形成するために、移動しなければならない、一方側にのみ移動する変形形態も可能である。例として、欧州特許出願公開第2317613号明細書は、ケーブルグリッパ3の1つの可能性のある実施形態を示しており、この中に、ケーブルグリッパの構造的設計および機能のさらなる詳細を見ることができる。
図1に示す新規のケーブルグリッパ3は、特別に設計された挿入要素5を有する点で、区別される。挿入要素5は、あるタイプのケーブルグリッパ3の延長を形成し、この延長は、20が付された長手軸に沿って延びている。挿入要素5の外側輪郭は、基本的に回転対称である。
挿入要素5は、シャフト9と幅広の先端7とを備える。この幅広は、先端の径方向外側の寸法がシャフト9の径方向外側の寸法より大であることの、幾何学的かつ基本的な手段に過ぎないことを理解されたい。換言すると、先端7は、シャフト9に比べ、径方向外側に突出している。
挿入要素5は、シーリングマットの貫通穴の寸法に適合された、長手方向に実施された挿入部である。幅広の先端7を有する挿入要素5により、特に厚いシーリングマットが設けられたコネクタハウジングを様々なケーブル直径に取付けることも可能になる。特に、破損のリスクが大きい細いケーブルに取付けることが達成可能である。
互いに対して移動可能である2つのクランプ用顎部13、14を有するケーブルグリッパ3と同様に、挿入要素5は、2つのパーツで実施されており、2つの挿入要素の半体22、23を有する。スリーブのように実施されているシャフト9は、このため、2つのシェル状のパーツで構成されている。挿入要素5が2つの半体に分かれていることに起因して形成されている分離ギャップ31を見ることができる。1つの挿入要素の半体22、23は、各クランプ用顎部13、14に成型されているか、別様に接続されている。たとえば、挿入要素の半体22、23と、関連するクランプ用顎部13、14とは、一体に実施され得る。一方では挿入要素の半体22、23と、そして他方では関連するクランプ用顎部13、14とは、結合されることになる別々の構成要素で形成され得る。
図2は、ケーブルグリッパ3およびケーブル6を示している。ケーブル6は、前もって形成されたケーブル端部12を有しており、主として、ピンの形態の端子10がケーブル端部12に取付けられている。図2から見ることができるように、ケーブルグリッパ3は、挿入要素5の先端7が端子10の後方に配されるように配置されている。ケーブル6の望ましくない破損を防止するために、ケーブルグリッパ3は、端子10に可能な限り近接して置かれている(以下の図6参照)。
図3は、取付プロセスの間の、シーリングマット8が設けられ、ケーブルグリッパ3を有する、コネクタハウジング11を示している。コネクタハウジング11は、コネクタハウジングを良好にシールするための、比較的厚いシーリングマット8を有する。シーリングマット8は、弾性材料を備えており、たとえばゴムで形成される場合がある。ケーブルグリッパ3は、端子10がコネクタハウジング11のセル内に完全に挿入された端部位置に配されている。ケーブル端部12をコネクタハウジング11内の定位置に固定するためのキャッチ機構を形成するために、端子10は、コネクタハウジングの戻り止め手段(ここでは図示せず)と協同するカラー21を有する。
図3から見られるように、端部位置では、挿入要素5は、セルに属するケーブル貫通穴27を通して案内されている。端部位置に到達し、コネクタハウジング内に端子10をロックした後は、把持グリッパがわずかに開き、その後に、矢印iで示す移動に起因して、挿入要素5が、ケーブルを引き出すこと、またはシーリングマットを傷付けることなく、ふたたびケーブル貫通穴27から引き出され得る。取付プロセスの前の、27’で示された第2のケーブル貫通穴は、図3に見ることができる。見ることができるように、その元々の状態では、貫通穴27’は、最適なシールを確実にするように、かなり狭く実施されている。ケーブル貫通穴27のシーリング領域は、挿入要素が内部を通して案内される際に、シャフト9上に配されている。この位置では、広げられた先端7が、大きいチャンバ内に配置され、シーリングマット8とは接触していない。
シーリングマット8が設けられたコネクタハウジング11を、端子10がケーブル端部12に取付けられた、ケーブル6の、前もって形成されたケーブル端部12に取付けるための方法は、以下の方法のステップを含んでいる。取付ユニット2のケーブルグリッパ3が、ケーブル6をグリップする。ケーブルグリッパ3を、挿入要素5の先端7が端子10の後方に配されるように、ケーブル端部12に対して配置する。特に、細いケーブルが使用される場合、ケーブルグリッパ3は、端子10のすぐ後ろか、わずかな間隔(a=0.1mm)でケーブル6をグリップする(図2)。次いで、この方式でしっかりと保持されたケーブル端部12は、取付ユニット2によってコネクタハウジング11の所望のセル内に挿入される。ここでは、挿入要素5が、セルに属するケーブル貫通穴27を通して案内される。ケーブルグリッパ3は、挿入要素5(図3)を使用して、端子10をロック位置に、シーリングマットを通して押し込む。このプロセスの間、挿入要素5の内側のケーブルのケーブルピース6’は、わずかに変形する。挿入要素5に関連する自由領域FBは、そのような変形を許容するように設計されている(図7も参照)。挿入要素内におけるケーブル6’の許容された変形により、支持先端部と端子の後方部分との間の任意の潜在的な間隔aが有利な方式で除去されることが確実になっている(図6参照)。コネクタ内では、ケーブルグリッパ3が、ケーブル6を引き出すことなく、かつ、ケーブル6またはシーリングマット8を傷付けることなく、シーリングマット8から引き出すことができるように、十分に広く開いている。
本方法は、損傷のリスクが低い、比較的太いケーブルまたは複数のケーブルに関し、以下の点で異なっている。ケーブル6は、ケーブルグリッパ3がケーブル6を、挿入要素5がシーリングマット8内に入り込むことなく取付けさせるのに十分後方でグリップするように、予備プロセスにおいて管理されている。ケーブルグリッパ3はこうして、端部位置またはロック位置においてケーブルグリッパ3がシーリングマット8に接触しないように、端子10から十分遠位に配置されている。
装置1の取付ユニット2のケーブルグリッパ3の構造的設計に関するさらなる技術的詳細は、図4から図9に示されている。図4は、側部から見たケーブルグリッパを示している。側面図において、先端7は、3つの領域に分割された外側輪郭を有する。先端7は、前方領域15、中央領域16、および端部領域17を備える。前方領域15は、円錐状に実施されている。中央領域16は、分離ギャップ31における、径方向の上側と下側とを除き、円筒状に実施されている。先端7は、前述の上側と下側とにフラットエリア29を有する。フラットエリア29に起因して、シャープな縁部は存在せず、これにより、取付プロセスの間、シーリングマットに対する望ましくない損傷を防止している。端部領域17は、シャフト9へ遷移する部分を形成している。
特に図9に見ることができるように、端部領域は、カーブを伴って、湾曲して推移し、シャフトに向かってテーパが付されている。挿入要素5の長さは、コネクタハウジングおよびシーリングマットの実施形態によって必要とされる挿入長さによって決定されるものとする。長手軸20に対する、先端7とシャフト9との延長は、L1とL2として識別されている。先端7の長手方向の延長L1は、シャフト9の長さL2よりかなり短い。たとえば1mmから3mmのケーブル直径を有するケーブルに関する先端7の長手方向の延長L1は、1mmから5mmの間である。たとえば、1.8mmのケーブル直径を有するか、さらに小さいケーブル直径を有するケーブルを使用する場合、たとえば、長さの延長L1は、1mmである場合があり、シャフト9の長さL2は、6mmから8mmである場合がある。
シャフト9は、円筒状外面18を有し、この外面は平滑である。しかし、平滑な表面に対する代替形態として、たとえば長手方向のリブなどの外形部が、同様に外面に設けられ得る。
図5は、図4と同じケーブルグリッパ3を示しているが、この場合では、観察者に対面し、成型された要素の半体を有するクランプ用顎部が除去されるか、図示されず、それにより、ケーブルグリッパ3の内部が視認できるようになっている。このため、図5から、挿入要素5の、ケーブル(図示せず)を収容するための自由領域FB内のチャンバを形成する、内側輪郭19が、クランプ用顎部13、14で形成された把持ユニットの内側輪郭よりも大であることを容易に見ることができる。
クランプ用顎部は、少なくともケーブルの把持を担うセグメントにおいてより狭い、ケーブル6を把持するための、「KB1」および「KB2」と付された、2つの把持領域を有する。挿入要素5に接続されている、前方の把持領域KB1は、ある間隔により、後方の把持領域KB2から分けられている。
図6は、端子10を、コネクタハウジングの対応するケーブル貫通穴(図示せず)に加える前のケーブルグリッパ3を示している。実際の取付プロセスを開始する前に、ケーブルグリッパ3は、ケーブル6をある位置に固定する。この位置では、挿入要素5が端子の付近に置かれるが、小さい間隔が依然として存在する。この間隔、すなわち、端子10の後ろ側30から挿入要素5の先端7の前方端面までの距離は、aとして識別される。間隔aは、たとえば0.1mmである場合がある。取付プロセスの間、端子10がコネクタハウジングの対応するセル内に完全に挿入されている場合、間隔aは無くなり、挿入要素5が端子10に対してぶつかり、端子10に対して押しつけられる。挿入方向は、図6において、矢印eで示されている。この距離の減少に起因して、ケーブル3は、挿入要素5内の拡大されたチャンバ内に収容され得る変形を経験する。
図7はふたたび、ケーブル端部(ここでは図示せず)がコネクタハウジングの適切なセル内に完全に挿入されている際の、端部位置を示している。この位置では、挿入要素5が端子10に対してぶつかっている。
ケーブルが装填されておらず、具体的には把持されていない、自由領域FBを形成するために、挿入要素5は、前述の内側輪郭19を有する。内側輪郭19は、断面において、クランプ用顎部13の、ケーブルの把持を担う内側輪郭28よりも大である。このことから、拡大されたチャンバが形成される。このチャンバ内では、6’として識別され、取付プロセスの間にケーブル端部が挿入される際に圧縮によって変形するケーブルピースが、収容され得る。自由領域FBは、少なくとも5mmの長さである場合があり、好ましくは、少なくとも8mmから9mmの長さである。自由領域FBにより、保持されたケーブル6が、端子10と先端7との間の間隔aが除去されるのに十分に変形することが許容される。
図8から、挿入要素5が6角形の内側輪郭19を有することを見ることができる。ラインTは、ケーブルグリッパの半体と、挿入要素5との間に配置された分離平面を示している。分離平面Tは主として、対称平面を規定している。挿入要素5のパーツ22、23の各々は、断面が6角形の半分を形成する内側輪郭を有する。6角形の内側輪郭19により、慣習的な矩形の内側輪郭によりも著しく低く、挿入要素5を弱めている。
さらに、フラットエリア29は、図8の先端の径方向の上側と下側とに見ることができる。フラットエリア29は、平坦な表面である。軸方向に延びる、平坦かつ平行なフラットエリア29は、分離ギャップ31の両側に配置されている。フラットエリア29は、こうして、挿入要素の2つの半体を分割する分離平面Tに対して直角に向いている。換言すると、先端7は、頂部と底部とにおいて短縮されている。図8の断面において、この方式で短縮されている先端7に起因して、シャープな縁部が無いことから、貫通させる際にシーリングマットが傷付けられないことが保証されている。
フラットエリア29に加え、前方領域15内および端部領域17内では、先端7は、断面において先がとがった卵型の外側輪郭を有する。フラットエリア29に起因して、ドラムのタイプのような外側輪郭に関する形状が、フラットエリア29の領域における、挿入要素5の先端7の、先がとがった卵型の断面形状から生じる。
幅広の先端7の、先のとがった幾何学形状の詳細を、図9に見ることができる。長手軸20に関し、前方領域15、中央領域16、および端部領域17を備えた先端7の外側輪郭は、シーリング材料を保護する方式で実施されている。図9にαとして示されているのは、円錐状にテーパが付された前方領域15の左側の半体の、長手軸20に対して平行に延びる関連する軸Aに対する傾斜角度である。この例示的実施形態におけるこの傾斜角度αは、約60度である。
端部領域17は、ほぼ等しい半径を有する2つの丸みを構成している。この方式で成形された端部領域により、挿入要素5が引き抜かれる際にも、シーリングマットが傷付かないことを確実にしている。当然、端部領域17が、前方領域のように円錐状に実施されることも可能である。
挿入要素は円錐状の先端7を有し、右側のグリッパサイドと左側のグリッパサイドとは、各々が、別個のコーンの軸A、Aを有する。軸A、Aは、互いから離間しており、それにより、右側のグリッパサイドのコーンの軸Aが、対称ラインTの左側に位置し、左側のグリッパサイドのコーンの軸Aが、対称ラインTの右側に位置するようになっている。これにより、ケーブル端部に取付けられた端子が、規定のポイントを越えて案内されることが可能になり、端子の先端がコネクタハウジングのシーリングマットに接触するとすぐに、端子を良好に調整するための端子周りの十分な自由度が許容される。端子は、コネクタハウジングとの接触ポイント周りに傾けられており、この中で、ケーブルグリッパが、端子がコネクタハウジングに対して適切に向けられるまで、その位置を変化させる。
先端7の中央領域16において、先端7の外部は、2つの筒状の表面を有しており、これら表面の各々は、フラットエリア29によって中断している。これら2つの中央領域の円筒の各々は、関連する上述のコーンの軸A、Aと一致する、異なる円筒軸A、Aを有する。フラットエリア29無しで、先端7の断面は明らかに、中央領域16に、先端がとがった卵型の形状を有する。
1 装置
2 取付ユニット
3 ケーブルグリッパ
5 挿入要素
6 ケーブル
6’ ケーブルピース
7 先端
8 シーリングマット
9 シャフト
10 端子
11 コネクタハウジング
12 ケーブル端部
13、14 クランプ用顎部
15 前方領域
16 中央領域
17 端部領域
18 円筒状外面
19 内側輪郭
20 長手軸
21 カラー
22、23 パーツ、半体
27 ケーブル貫通穴
27’ 貫通穴
28 内側輪郭
29 フラットエリア
30 後ろ側
31 分離ギャップ

Claims (14)

  1. シーリングマット(8)が設けられたコネクタハウジング(11)を、ケーブル(6)の、取付ユニット(2)を有する前もって形成されたケーブル端部(12)に取付けるための装置であって、この取付ユニットにより、ケーブル端部(12)がコネクタハウジング(11)内に導入され、この取付ユニット(2)が、取付プロセスの間、シーリングマット(8)のケーブル貫通穴(27)を通して案内される挿入要素(5)を有するケーブルグリッパ(3)を備え、挿入要素(5)が幅広の先端(7)を有することを特徴とする、装置。
  2. 先端(7)が、テーパが付された前方領域(15)を有することを特徴とする、請求項1に記載の装置。
  3. 先端(7)が、ケーブルグリッパの長手軸(20)に対して、または、長手軸(20)に対して平行に延びるコーンの軸(A、A)に対しての、傾斜角度(α)周りに円錐状にテーパが付された前方領域(15)を有し、傾斜角度(α)が60度から80度の間であることを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の装置。
  4. 先端(7)が、テーパが付された前方領域(15)、中央領域(16)、および、シャフト(9)に向かってテーパが付された端部領域(17)を有することを特徴とする、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の装置。
  5. 円筒状の外面(18)を有するシャフト(9)が、先端(7)に接続されていることを特徴とする、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の装置。
  6. 先端(7)の長手方向の延長(L1)が、シャフト(9)の長さ(L2)より、少なくとも7倍短いことを特徴とする、請求項5に記載の装置。
  7. 挿入要素(5)の先端(7)の長手方向の延長(L1)が、最大で5mm、好ましくは最大で3mm、特に好ましくは1mmであることを特徴とする、請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の装置。
  8. 挿入要素(5)の断面が、6角形の内側輪郭(19、28)を有することを特徴とする、請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の装置。
  9. 自由領域(FB)を形成するために、挿入要素(5)が、断面においてクランプ用顎部(13、14)の内側輪郭(28)よりも大である内側輪郭(19)を有することを特徴とする、請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の装置。
  10. 挿入要素(5)の自由領域(FB)が、少なくとも5mmの長さであり、好ましくは、少なくとも8mmの長さであることを特徴とする、請求項9に記載の装置。
  11. ケーブルグリッパ(3)が、ケーブル(6)を把持するために、互いに対して移動し得る2つのクランプ用顎部(13、14)を有することと、先端(7)および、シャフト(9)を含む挿入要素(5)が、2つの挿入要素の半体(22、23)を備え、挿入要素の各半体(22、23)がクランプ用顎部(13、14)に結合されていることと、を特徴とする、請求項1から請求項10のいずれか一項に記載の装置。
  12. 先端(7)の外側輪郭の断面が、先端がとがった卵形状を有することを特徴とする、請求項1から請求項10のいずれか一項に記載の装置。
  13. フラットエリア(29)が、挿入要素の半体(22、23)間の分離ギャップ(31)において、先端(7)の径方向側部上に設けられていることを特徴とする、請求項11または請求項12に記載の装置。
  14. シーリングマット(8)が設けられたコネクタハウジング(11)を、ケーブル(6)の、前もって形成されたケーブル端部(12)に取付けるための方法であって、ピン、スリーブ、または圧着端子などの端子(10)が、請求項1から請求項13のいずれか一項に記載の装置を使用して、ケーブル端部(12)に取付けられ、
    ケーブル(6)を取付ユニット(2)のケーブルグリッパ(3)でグリップするステップであって、ケーブルグリッパ(3)が、挿入要素(5)の先端(7)が端子(10)の後方に配されるように、配置されている、ステップと、
    ケーブルのケーブル端部(12)を、取付ユニット(2)によってコネクタハウジング(11)内に挿入するステップであって、挿入要素(5)がケーブル貫通穴(27)を通してシーリングマット(8)内に案内される、ステップと、
    を含む、方法。
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