JP7050821B2 - 対応関係生成装置 - Google Patents

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Description

本明細書は、対応関係生成装置に関する技術を開示する。
特許文献1には、実装基板の検査用データの作成方法が開示されている。具体的には、特許文献1に記載の方法は、基板上に実装される部品の部品名および当該部品の実装されるべき位置を示す搭載位置データを含む上流側生産データを取得する。そして、特許文献1に記載の方法は、部品名に対応づけられた部品データを部品データベースから取得し、上流側生産データおよび部品データに基づいて検査用データを作成する。
特開2006-86323号公報
しかしながら、特許文献1に記載の方法は、部品名に対応づけられた部品データを用いて、検査用データを作成する。そのため、例えば、実装機と検査機において製造メーカが異なり、同一部品について異なる部品名が付与されていると、部品名と部品データとの対応づけが困難になる可能性がある。
このような事情に鑑みて、本明細書は、対基板作業ラインの対象機について、基板における位置を特定する位置特定情報を対応づけ可能な対応関係生成装置を開示する。
本明細書は、対応関係規定部を備える対応関係生成装置を開示する。前記対応関係規定部は、基板における位置を特定する情報として、前記基板に形成される回路の回路番号もしくは前記基板におけるはんだの印刷領域を特定するパッド情報を含んだ位置特定情報が前記基板に所定の作業を行う対基板作業ラインを構成する複数の作業機毎に付与され前記複数の作業機のうちの少なくとも二つの作業機である対象機のうちの一の前記対象機の制御プログラムに含まれる前記位置特定情報と、他の前記対象機の制御プログラムに含まれる前記位置特定情報とを、前記基板の位置座標に基づいて対応づける。
上記の対応関係生成装置によれば、対応関係規定部を備える。これにより、対応関係生成装置は、対象機のうちの一の対象機の制御プログラムに含まれる位置特定情報と、他の対象機の制御プログラムに含まれる位置特定情報とを、基板の位置座標に基づいて対応づけることができる。
対基板作業ライン10Lおよび管理装置20の構成例を示す構成図である。 部品装着機10cにおける回路番号R11,C13,S13の付与例を示す模式図である。 外観検査機10dにおける回路番号R11-1,C13-1,S13-1の付与例を示す模式図である。 部品装着機10cにおける割基板MB1のボード番号B1~B4の付与例を示す模式図である。 外観検査機10dにおける割基板MB1のボード番号B1~B4の付与例を示す模式図である。 外観検査機10dにおいてボード番号B1~B4が付与されない場合の回路番号R11-1~R11-4,C13-1~C13-4,S13-1~S13-4の付与例を示す模式図である。 対応関係生成装置30による制御手順の一例を示すフローチャートである。 直交座標系CS11の配置例を示す模式図である。 直交座標系CS12の配置例を示す模式図である。 対応関係CP1の一例を示す模式図である。 割基板MB1における対応関係CP2の一例を示す模式図である。 割基板MB1における対応関係CP3の一例を示す模式図である。 印刷検査機10bにおけるパッド情報PA1~PL6の付与例を示す模式図である。 部品P1~P3の平面形状および部品装着機10cにおける回路番号R11,C13,S13の付与例を示す模式図である。 パッド情報PA1~PC6で示されるパッド領域と、部品P1~P3の各々に外接する外接矩形との重なり状態の一例を示す模式図である。 ボード番号B1の対応関係CP4の一例を示す模式図である。
1.実施形態
1-1.対基板作業ライン10L
対基板作業ライン10Lは、基板90に所定の作業を行う。対基板作業ライン10Lを構成する作業機10の種類および数は、限定されない。図1に示すように、本実施形態では、対基板作業ライン10Lは、印刷機10a、印刷検査機10b、部品装着機10cおよび外観検査機10dの複数(4つ)の作業機10を備えている。複数(4つ)の作業機10は、上流側から、印刷機10a、印刷検査機10b、部品装着機10c、外観検査機10dの順に配置されている。基板90は、対基板作業ライン10Lの先頭に位置する印刷機10aに搬入される。そして、基板90は、対基板作業ライン10Lの基板搬送装置(図示略)によって下流側へ搬送され、対基板作業ライン10Lの末尾に位置する外観検査機10dから搬出される。
印刷機10aは、基板90における部品P1~P3の装着位置にはんだを印刷する。基板90に印刷されるはんだは、ペースト状であり、所定の粘性を有する。はんだは、基板90と、基板90に装着される部品P1~P3とを接合する接合材として機能する。印刷検査機10bは、印刷機10aによって印刷されたはんだの印刷状態を検査する。部品装着機10cは、印刷機10aによって印刷されたはんだの上に部品P1~P3を装着する。部品装着機10cは、一つであっても良く、複数であっても良い。部品装着機10cが複数設けられる場合は、複数の部品装着機10cが分担して、部品P1~P3を装着することができる。
外観検査機10dは、部品装着機10cによって装着された部品P1~P3の装着状態を検査する。具体的には、外観検査機10dは、基板90に装着された部品P1~P3の適否、部品P1~P3の装着位置および姿勢などの基板90における部品P1~P3の装着状態を認識し、管理装置20に送出する。このように、対基板作業ライン10Lは、複数(4つ)の作業機10を用いて、基板90を順に搬送し、検査処理を含む生産処理を実行して基板製品を生産する。
なお、対基板作業ライン10Lは、作業機10であるリフロー炉および機能検査機を備えることができる。リフロー炉は、部品装着機10cによって部品P1~P3が装着された基板90を加熱し、はんだを溶融させて、はんだ付けを行う。機能検査機は、リフロー炉によって、はんだ付けされた基板90の機能検査を行う。また、対基板作業ライン10Lは、例えば、生産する基板製品の種類などに応じて、対基板作業ライン10Lの構成を適宜追加することができ、構成を適宜変更することができる。対基板作業ライン10Lは、例えば、バッファ装置、基板供給装置、基板反転装置、シールド装着装置、接着剤塗布装置、紫外線照射装置などの作業機10を備えることもできる。
対基板作業ライン10Lを構成する複数(4つ)の作業機10および管理装置20は、通信可能に接続されている。管理装置20は、対基板作業ライン10Lを構成する複数(4つ)の作業機10の制御を行い、対基板作業ライン10Lの動作状況を監視する。管理装置20には、複数(4つ)の作業機10を制御する種々のデータが記憶されている。管理装置20は、複数(4つ)の作業機10に当該データを送信する。また、対基板作業ライン10Lを構成する複数(4つ)の作業機10は、管理装置20に動作状況および生産状況を送信する。
管理装置20は、印刷機10aの制御プログラムおよび印刷条件などを作成する。管理装置20は、印刷検査機10bの制御プログラムおよび検査条件などを作成する。管理装置20は、部品装着機10cの制御プログラムおよび部品P1~P3の装着条件などを作成する。管理装置20は、外観検査機10dの制御プログラムおよび検査条件などを作成する。これらの制御プログラム、装着条件および検査条件などには、基板90における位置を特定する位置特定情報が含まれる。位置特定情報には、例えば、基板90に形成される回路の回路番号R11,C13,S13が含まれる。
図2Aは、部品装着機10cにおける回路番号R11,C13,S13の付与例を示している。基板90には、複数(3つ)の部品P1~P3が装着されている。回路番号R11で特定される位置には、部品P1が装着されている。回路番号C13で特定される位置には、部品P2が装着されている。回路番号S13で特定される位置には、部品P3が装着されている。また、部品装着機10cでは、基板90の座標系CS1として、直交座標系CS11が採用されている。直交座標系CS11は、直交座標軸の一方の座標軸(X軸)の正の方向が紙面右方向に設定され、直交座標軸の他方の座標軸(Y軸)の正の方向が紙面上方向に設定されている。
図2Bは、外観検査機10dにおける回路番号R11-1,C13-1,S13-1の付与例を示している。図2Aと同様に、基板90には、複数(3つ)の部品P1~P3が装着されている。回路番号R11-1で特定される位置には、部品P1が装着されている。回路番号C13-1で特定される位置には、部品P2が装着されている。回路番号S13-1で特定される位置には、部品P3が装着されている。また、外観検査機10dでは、基板90の座標系CS1として、直交座標系CS12が採用されている。直交座標系CS12は、直交座標軸の一方の座標軸(X軸)の正の方向が紙面左方向に設定され、直交座標軸の他方の座標軸(Y軸)の正の方向が紙面上方向に設定されている。
このように、例えば、部品装着機10cと外観検査機10dにおいて、回路番号R11,R11-1の付与方法が異なると、部品装着機10cと外観検査機10dとの間において、回路番号R11,R11-1に基づいて、部品P1の基板90における位置を対応づけることは困難である。また、例えば、部品装着機10cと外観検査機10dにおいて、座標系CS1が異なると、部品装着機10cと外観検査機10dとの間において、位置座標に基づいて、部品P1の基板90における位置を対応づけることは困難である。部品P1について上述したことは、部品P2および部品P3についても同様に言える。
図2Cは、部品装着機10cにおける割基板MB1のボード番号B1~B4の付与例を示している。同図に示す基板90は、複数(4つ)の単位基板91が分割可能に結合されている割基板MB1である。この場合、位置特定情報は、例えば、割基板MB1において複数(4つ)の単位基板91の各々を特定するボード番号B1~B4を含むことができる。ボード番号B1は、紙面左上の単位基板91を示している。ボード番号B2は、紙面右上の単位基板91を示している。ボード番号B3は、紙面左下の単位基板91を示している。ボード番号B4は、紙面右下の単位基板91を示している。複数(4つ)の単位基板91の各々には、図2Aに示す部品P1~P3が装着されている。
図2Dは、外観検査機10dにおける割基板MB1のボード番号B1~B4の付与例を示している。図2Cと同様に、基板90は、複数(4つ)の単位基板91が分割可能に結合されている割基板MB1である。但し、ボード番号B2は、紙面左下の単位基板91を示している。ボード番号B3は、紙面右上の単位基板91を示している。ボード番号B1およびボード番号B4の単位基板91の配置は、図2Cと同様である。複数(4つ)の単位基板91の各々には、図2Aに示す部品P1~P3が装着されている。
このように、例えば、部品装着機10cと外観検査機10dにおいて、ボード番号B1~B4の付与方法が異なると、例えば、部品装着機10cにおけるボード番号B2の単位基板91の位置と、外観検査機10dにおけるボード番号B2の単位基板91の位置とは異なる。上述したことは、ボード番号B3の単位基板91についても同様に言える。よって、部品装着機10cと外観検査機10dとの間において、ボード番号B1~B4に基づいて、単位基板91を特定し、部品P1~P3の割基板MB1における位置を対応づけることは困難である。
図2Eは、外観検査機10dにおいてボード番号B1~B4が付与されない場合の回路番号R11-1~R11-4,C13-1~C13-4,S13-1~S13-4の付与例を示している。図2Cと同様に、基板90は、複数(4つ)の単位基板91が分割可能に結合されている割基板MB1である。また、複数(4つ)の単位基板91の各々には、図2Aに示す部品P1~P3が装着されている。但し、図2Eに示す割基板MB1には、ボード番号B1~B4が付与されていない。
紙面左上の単位基板91では、部品P1は、回路番号R11-1で特定される位置に装着されている。紙面右上の単位基板91では、部品P1は、回路番号R11-2で特定される位置に装着されている。紙面左下の単位基板91では、部品P1は、回路番号R11-3で特定される位置に装着されている。紙面右下の単位基板91では、部品P1は、回路番号R11-4で特定される位置に装着されている。部品P1について上述したことは、部品P2および部品P3についても同様に言える。
図2Cおよび図2Eに示すように、例えば、部品装着機10cでは、ボード番号B1~B4が付与されているが、外観検査機10dでは、ボード番号B1~B4が付与されていない。この場合、部品装着機10cと外観検査機10dとの間において、ボード番号B1~B4に基づいて、単位基板91を特定し、部品P1~P3の割基板MB1における位置を対応づけることは困難である。
本実施形態のように、同一の管理装置20が各作業機10の制御プログラムなどを作成する場合、上述した回路番号、割基板MB1のボード番号などの位置特定情報の付与方法は、各作業機10において一致し易い。しかしながら、例えば、対基板作業ライン10Lを構成する複数(4つ)の作業機10のうちの少なくとも二つの作業機10である対象機10TGにおいて製造メーカが異なると、位置特定情報の付与方法が異なる可能性があり、これらが一致しない可能性がある。上述したことは、座標系についても同様に言える。そこで、本実施形態の対応関係生成装置30は、対基板作業ライン10Lの対象機10TGについて、基板90における位置を特定する位置特定情報を対応づけ可能にする。
1-2.対応関係生成装置30
対応関係生成装置30は、制御ブロックとして捉えると、対応関係規定部32を備えている。また、対応関係生成装置30は、座標系設定部31をさらに備えると好適である。図1に示すように、本実施形態の対応関係生成装置30は、座標系設定部31および対応関係規定部32を備えている。本実施形態では、座標系設定部31および対応関係規定部32は、管理装置20の制御装置(図示略)に設けられている。
また、対応関係生成装置30は、図3に示すフローチャートに従って、制御を実行する。座標系設定部31は、ステップS1に示す判断を行う。また、座標系設定部31は、ステップS2に示す処理を行う。対応関係規定部32は、ステップS3に示す処理を行う。なお、対象機10TGの各々について基板90の座標系CS1が揃っている場合、座標系設定部31は、省略することができる。
1-2-1.座標系設定部31
座標系設定部31は、対象機10TGの各々について基板90の座標系CS1を揃える。対象機10TGは、対基板作業ライン10Lを構成する複数(4つ)の作業機10のうちの少なくとも二つの作業機10であれば良く、限定されない。本明細書では、対象機10TGは、例えば、印刷検査機10b、部品装着機10cおよび外観検査機10dとする。また、本明細書では、説明の便宜上、二つの作業機10について対応関係生成装置30が説明されているが、三つ以上の作業機10についても同様にして、対応関係生成装置30を適用することができる。
座標系CS1は、直交座標系であると好適である。また、座標系設定部31は、直交座標軸の一方の座標軸(X軸)の正の方向、および、直交座標軸の他方の座標軸(Y軸)の正の方向のうちの少なくとも一方が異なる直交座標系の中から一の直交座標系CS11を選択して、座標系CS1が異なる少なくとも一つの作業機10について座標系CS1を修正すると好適である。
図2Aに示すように、例えば、部品装着機10cでは、基板90の座標系CS1として、直交座標系CS11が採用されている。また、図2Bに示すように、例えば、外観検査機10dでは、基板90の座標系CS1として、直交座標系CS12が採用されている。図4Aは、直交座標系CS11の配置例を示しており、図4Bは、直交座標系CS12の配置例を示している。これらの場合において、座標系設定部31が基板90の座標系CS1を直交座標系CS11に揃えることを想定する。なお、直交座標軸は、X軸およびY軸によって形成される4つの象限のうちの一の象限(例えば、第一象限)に、部品P1~P3が含まれるように設定されるものとする。
座標系設定部31は、座標系CS1が一致しているか否かを判断する(図3に示すステップS1)。例えば、直交座標系CS11における部品P1~P3の座標データ(X座標およびY座標)の集合を第一座標データ群とする。例えば、図4Aに示すX座標X11およびY座標Y11は、直交座標系CS11における部品P1の座標データ(例えば、部品P1の中心の座標データ)を示している。座標系設定部31は、第一座標データ群の座標データのうちのX座標が最も小さい座標データによって特定される位置座標を、直交座標系CS11におけるX軸方向の原点(X座標がゼロ)として仮設定する。座標系設定部31は、第一座標データ群の座標データのうちのY座標が最も小さい座標データによって特定される位置座標を、直交座標系CS11におけるY軸方向の原点(Y座標がゼロ)として仮設定する。このようにして、図4Aに示す直交座標系CS11が設定される。
同様に、直交座標系CS12における部品P1~P3の座標データ(X座標およびY座標)の集合を第二座標データ群とする。例えば、図4Bに示すX座標X12およびY座標Y12は、直交座標系CS12における部品P1の座標データ(例えば、部品P1の中心の座標データ)を示している。座標系設定部31は、第二座標データ群の座標データのうちのX座標が最も小さい座標データによって特定される位置座標を、直交座標系CS12におけるX軸方向の原点(X座標がゼロ)として仮設定する。座標系設定部31は、第二座標データ群の座標データのうちのY座標が最も小さい座標データによって特定される位置座標を、直交座標系CS12におけるY軸方向の原点(Y座標がゼロ)として仮設定する。このようにして、図4Bに示す直交座標系CS12が設定される。
例えば、座標系設定部31は、第一座標データ群に含まれる部品P1~P3の座標データのX座標の平均値(第一X座標平均値)を算出し、第二座標データ群に含まれる部品P1~P3の座標データのX座標の平均値(第二X座標平均値)を算出する。座標系設定部31は、第一X座標平均値と第二X座標平均値との差(絶対値)が所定値を超えているときに、対象機10TGである部品装着機10cと外観検査機10dとの間において、基板90の座標系CS1が不一致であると判断する。同様に、座標系設定部31は、第一座標データ群に含まれる部品P1~P3の座標データのY座標の平均値(第一Y座標平均値)を算出し、第二座標データ群に含まれる部品P1~P3の座標データのY座標の平均値(第二Y座標平均値)を算出する。座標系設定部31は、第一Y座標平均値と第二Y座標平均値との差(絶対値)が所定値を超えているときに、対象機10TGである部品装着機10cと外観検査機10dとの間において、基板90の座標系CS1が不一致であると判断する。なお、所定値は、例えば、ゼロとすることができる。また、所定値は、例えば、部品P1~P3の中心のオフセット値とすることもできる。
図4Aおよび図4Bに示すように、直交座標系CS11のX軸の正の方向(紙面右方向)と、直交座標系CS12のX軸の正の方向(紙面左方向)とは、異なる。直交座標系CS11のY軸の正の方向(紙面上方向)と、直交座標系CS12のY軸の正の方向(紙面上方向)とは、一致している。よって、この場合、第一X座標平均値と第二X座標平均値との差(絶対値)が所定値を超え、座標系設定部31は、対象機10TGである部品装着機10cと外観検査機10dとの間において、基板90の座標系CS1が不一致であると判断する。座標系CS1が不一致の場合(図3に示すステップS1でYesの場合)、座標系設定部31は、座標系CS1を修正する(ステップS2)。そして、制御は、ステップS3に移行する。なお、座標系CS1が一致している場合(ステップS1でNoの場合)、制御は、ステップS3に移行する。
本実施形態では、座標系設定部31は、直交座標軸の一方の座標軸(X軸)の正の方向、および、直交座標軸の他方の座標軸(Y軸)の正の方向のうちの少なくとも一方が異なる直交座標系の中から一の直交座標系CS11を選択して、座標系CS1が異なる外観検査機10dについて座標系CS1を修正する。直交座標系には、既述した直交座標系CS11および直交座標系CS12が含まれる。直交座標系には、直交座標軸の一方の座標軸(X軸)の正の方向が紙面右方向に設定され、直交座標軸の他方の座標軸(Y軸)の正の方向が紙面下方向に設定される座標系が含まれる。直交座標系には、直交座標軸の一方の座標軸(X軸)の正の方向が紙面左方向に設定され、直交座標軸の他方の座標軸(Y軸)の正の方向が紙面下方向に設定される座標系が含まれる。つまり、直交座標系には、四種類の直交座標系が含まれる。また、X軸およびY軸の名称(ラベリング)を入れ替えた直交座標軸を想定すれば、直交座標系には、八種類の直交座標系が含まれる。
座標系設定部31は、外観検査機10dについて、四種類の直交座標系または八種類の直交座標系の中から任意の一の直交座標系(現在設定されている直交座標系を除く。)を選択する。同様にして、座標系設定部31は、選択した直交座標系について、X軸方向の原点(X座標がゼロ)を仮設定し、Y軸方向の原点(Y座標がゼロ)を仮設定する。また、座標系設定部31は、選択した直交座標系について、第一X座標平均値と第二X座標平均値との差(絶対値)および第一Y座標平均値と第二Y座標平均値との差(絶対値)を算出する。座標系設定部31は、第一X座標平均値と第二X座標平均値との差(絶対値)が所定値以下になり、かつ、第一Y座標平均値と第二Y座標平均値との差(絶対値)が所定値以下になるまで、直交座標系の選択を繰り返す。座標系設定部31は、第一X座標平均値と第二X座標平均値との差(絶対値)が所定値以下であり、かつ、第一Y座標平均値と第二Y座標平均値との差(絶対値)が所定値以下のときに、座標系CS1が直交座標系CS11に修正されたと判断することができる。また、座標系設定部31は、このときのX軸方向の仮の原点(X座標がゼロ)をX軸方向の原点(X座標がゼロ)として確定し、このときのY軸方向の仮の原点(Y座標がゼロ)をY軸方向の原点(Y座標がゼロ)として確定する。
本実施形態によれば、対応関係生成装置30は、座標系設定部31を備える。これにより、対応関係生成装置30は、座標系CS1が異なる作業機10が対象機10TGに含まれるときに、対象機10TGの各々について基板90の座標系CS1を揃えることができる。また、座標系設定部31は、直交座標軸の一方の座標軸(X軸)の正の方向、および、直交座標軸の他方の座標軸(Y軸)の正の方向のうちの少なくとも一方が異なる直交座標系の中から一の直交座標系CS11を選択して、座標系CS1が異なる少なくとも一つの作業機10について座標系CS1を修正する。これにより、対応関係生成装置30は、基板90の座標系CS1を容易に揃えることができる。
なお、座標系CS1が一致しているか否かの判断は、種々の方法をとり得る。座標系設定部31は、例えば、第一座標データ群に含まれる部品P1~P3の座標データを、X座標の昇順または降順に配列した第一数列を導出することができる。X座標が同値の座標データが存在する場合、座標系設定部31は、X座標が同値の座標データについて、Y座標の昇順または降順に配列する。同様に、座標系設定部31は、例えば、第二座標データ群に含まれる部品P1~P3の座標データを、X座標の昇順または降順に配列した第二数列を導出することができる。X座標が同値の座標データが存在する場合、座標系設定部31は、X座標が同値の座標データについて、Y座標の昇順または降順に配列する。但し、座標系設定部31は、第一数列において、座標データをX座標の昇順に配列するときは、第二数列において、座標データをX座標の昇順に配列する。座標系設定部31は、第一数列において、座標データをX座標の降順に配列するときは、第二数列において、座標データをX座標の降順に配列する。上述したことは、X座標が同値の座標データについて、Y座標の昇順または降順に配列する場合についても同様に言える。
座標系設定部31は、例えば、第一数列の第一項(初項)の座標データのX座標と、第二数列の第一項(初項)の座標データのX座標との差(絶対値)が所定値を超えているときに、対象機10TGである部品装着機10cと外観検査機10dとの間において、基板90の座標系CS1が不一致であると判断する。同様に、座標系設定部31は、第一数列の第一項の座標データのY座標と、第二数列の第一項の座標データのY座標との差(絶対値)が所定値を超えているときに、対象機10TGである部品装着機10cと外観検査機10dとの間において、基板90の座標系CS1が不一致であると判断する。座標系設定部31は、第一数列および第二数列の第二項以降の座標データについても、同様にして座標系CS1の不一致を判断することができる。なお、所定値は、例えば、ゼロとすることができる。また、所定値は、例えば、部品P1~P3の中心のオフセット値とすることもできる。
少なくとも一組の座標データについて座標系CS1の不一致が判断された場合、座標系設定部31は、既述した例と同様にして、四種類の直交座標系または八種類の直交座標系の中から任意の一の直交座標系(現在設定されている直交座標系を除く。)を選択し、上述した処理および判断を行う。座標系設定部31は、すべての座標データ(1から第一数列および第二数列の要素数までのすべての自然数K)について、所定条件が成立するときに、座標系CS1が直交座標系CS11に修正されたと判断することができる。所定条件は、第一数列の第K項の座標データのX座標と、第二数列の第K項の座標データのX座標との差(絶対値)が所定値以下であり、かつ、第一数列の第K項の座標データのY座標と、第二数列の第K項の座標データのY座標との差(絶対値)が所定値以下である場合をいう。
1-2-2.対応関係規定部32
対応関係規定部32は、対象機10TGの各々の位置特定情報を、基板90の位置座標に基づいて対応づける(図3に示すステップS3)。対応関係規定部32は、基板90の所定位置Q1について、部品装着機10cにおける位置座標と、外観検査機10dにおける位置座標とが所定の座標範囲CR1に含まれるときに、部品装着機10cにおける位置特定情報と外観検査機10dにおける位置特定情報とを対応づけると好適である。
座標範囲CR1は、例えば、部品P1の外形形状より若干大きく設定することができる。また、座標範囲CR1は、例えば、部品P1のはんだの印刷領域(パッド領域)の少なくとも一部と重なるように設定することができる。図4Aに示すように、例えば、所定位置Q1が部品P1の中心(X座標X11およびY座標Y11)とする。このとき、部品装着機10cにおける位置座標(X座標X11およびY座標Y11)と、外観検査機10dにおける位置座標(X座標X11およびY座標Y11)とは、座標範囲CR1に含まれる。よって、対応関係規定部32は、部品装着機10cにおける位置特定情報(例えば、回路番号R11)と、外観検査機10dにおける位置特定情報(例えば、回路番号R11-1)とを対応づける。なお、外観検査機10dにおける位置座標は、座標系CS1が直交座標系CS12から直交座標系CS11に修正されたことに伴い、図4Bに示すX座標X12からX座標X11に修正され、図4Bに示すY座標Y12からY座標Y11に修正されている。
同様に、対応関係規定部32は、基板90の所定位置Q2について、部品装着機10cにおける位置座標と、外観検査機10dにおける位置座標とが所定の座標範囲CR2に含まれるときに、部品装着機10cにおける位置特定情報(例えば、回路番号C13)と外観検査機10dにおける位置特定情報(例えば、回路番号C13-1)とを対応づける。対応関係規定部32は、基板90の所定位置Q3について、部品装着機10cにおける位置座標と、外観検査機10dにおける位置座標とが所定の座標範囲CR3に含まれるときに、部品装着機10cにおける位置特定情報(例えば、回路番号S13)と外観検査機10dにおける位置特定情報(例えば、回路番号S13-1)とを対応づける。座標範囲CR2および座標範囲CR3は、座標範囲CR1と同様にして設定することができる。
このように、対応関係規定部32は、基板90の所定位置Q1について、対象機10TGのうちの一の作業機10における位置座標と、対象機10TGのうちの他の作業機10における位置座標とが所定の座標範囲CR1に含まれるときに、一の作業機10における位置特定情報と他の作業機10における位置特定情報とを対応づけることができる。対応関係規定部32は、所定位置Q2および所定位置Q3についても同様にして、位置特定情報を対応づけることができる。
位置特定情報は、基板90に形成される回路の回路番号R11,C13,S13,R11-1,C13-1,S13-1を含むと好適である。図5は、対応関係CP1の一例を示している。対応関係CP1は、部品装着機10cにおける回路番号R11,C13,S13と、外観検査機10dにおける回路番号R11-1,C13-1,S13-1とを対応づけている。具体的には、対応関係CP1によって、部品装着機10cにおける回路番号R11と、外観検査機10dにおける回路番号R11-1とが対応づけられている。対応関係CP1によって、部品装着機10cにおける回路番号C13と、外観検査機10dにおける回路番号C13-1とが対応づけられている。対応関係CP1によって、部品装着機10cにおける回路番号S13と、外観検査機10dにおける回路番号S13-1とが対応づけられている。
また、位置特定情報は、割基板MB1において複数(4つ)の単位基板91の各々を特定するボード番号B1~B4、および、複数(4つ)の単位基板91の各々に形成される回路の回路番号R11,C13,S13のうちの少なくとも回路番号R11,C13,S13を含むと好適である。図6Aは、割基板MB1における対応関係CP2の一例を示している。同図の対応関係CP2は、部品装着機10cにおけるボード番号B1~B4および回路番号R11,C13,S13と、外観検査機10dにおけるボード番号B1~B4および回路番号R11,C13,S13とを対応づけている。
具体的には、対応関係CP2によって、部品装着機10cにおけるボード番号B1および回路番号R11と、外観検査機10dにおけるボード番号B1および回路番号R11とが対応づけられている。対応関係CP2によって、部品装着機10cにおけるボード番号B1および回路番号C13と、外観検査機10dにおけるボード番号B1および回路番号C13とが対応づけられている。対応関係CP2によって、部品装着機10cにおけるボード番号B1および回路番号S13と、外観検査機10dにおけるボード番号B1および回路番号S13とが対応づけられている。ボード番号B1について上述したことは、ボード番号B2~B4についても同様に言える。
図6Bは、割基板MB1における対応関係CP3の一例を示している。同図の対応関係CP3は、部品装着機10cにおけるボード番号B1~B4および回路番号R11,C13,S13と、外観検査機10dにおける回路番号R11-1~R11-4,C13-1~C13-4,S13-1~S13-4とを対応づけている。具体的には、対応関係CP3によって、部品装着機10cにおけるボード番号B1および回路番号R11と、外観検査機10dにおける回路番号R11-1とが対応づけられている。対応関係CP3によって、部品装着機10cにおけるボード番号B1および回路番号C13と、外観検査機10dにおける回路番号C13-1とが対応づけられている。対応関係CP3によって、部品装着機10cにおけるボード番号B1および回路番号S13と、外観検査機10dにおける回路番号S13-1とが対応づけられている。ボード番号B1について上述したことは、ボード番号B2~B4についても同様に言える。
また、位置特定情報は、基板90におけるはんだの印刷領域を特定するパッド情報PA1~PL6を含むと好適である。図7Aは、印刷検査機10bにおけるパッド情報PA1~PL6の付与例を示している。図7Bは、部品P1~P3の平面形状および部品装着機10cにおける回路番号R11,C13,S13の付与例を示している。図7Cは、パッド情報PA1~PC6で示されるパッド領域と、部品P1~P3の各々に外接する外接矩形との重なり状態の一例を示している。
図7Aおよび図7Bに示す基板90は、図2Cと同様に、複数(4つ)の単位基板91が分割可能に結合されている割基板MB1である。複数(4つ)の単位基板91の各々には、図4Aに示す部品P1~P3が装着される。図7A~図7Cに示すように、パッド情報PA1およびパッド情報PA2で特定される位置には、ボード番号B1の回路番号R11の部品P1が装着される。パッド情報PB1およびパッド情報PB2で特定される位置には、ボード番号B1の回路番号C13の部品P2が装着される。パッド情報PC1~パッド情報PC6で特定される位置には、ボード番号B1の回路番号S13の部品P3が装着される。ボード番号B1について上述したことは、ボード番号B2~B4についても同様に言える。
図7Cに示すように、パッド情報PA1およびパッド情報PA2で示されるパッド領域の一部と、部品P1に外接する外接矩形SH1とが重なっている。よって、パッド情報PA1およびパッド情報PA2によって、基板90における部品P1が装着される位置を特定することができる。図4Aに示す座標範囲CR1は、パッド情報PA1およびパッド情報PA2で示されるパッド領域の少なくとも一部と重なるように設定することができる。同様に、パッド情報PB1およびパッド情報PB2で示されるパッド領域の一部と、部品P2に外接する外接矩形SH2とが重なっている。パッド情報PC1~パッド情報PC6で示されるパッド領域の一部と、部品P3に外接する外接矩形SH3とが重なっている。よって、部品P1および座標範囲CR1について上述したことは、部品P2および座標範囲CR2についても同様に言える。部品P1および座標範囲CR1について上述したことは、部品P3および座標範囲CR3についても同様に言える。
図8は、ボード番号B1の対応関係CP4の一例を示している。同図の対応関係CP4は、印刷検査機10bにおけるパッド情報PA1~パッド情報PC6と、部品装着機10cにおけるボード番号B1および回路番号R11,C13,S13とを対応づけている。具体的には、対応関係CP4によって、印刷検査機10bにおけるパッド情報PA1およびパッド情報PA2と、部品装着機10cにおけるボード番号B1および回路番号R11とが対応づけられている。対応関係CP4によって、印刷検査機10bにおけるパッド情報PB1およびパッド情報PB2と、部品装着機10cにおけるボード番号B1および回路番号C13とが対応づけられている。対応関係CP4によって、印刷検査機10bにおけるパッド情報PC1~パッド情報PC6と、部品装着機10cにおけるボード番号B1および回路番号S13とが対応づけられている。ボード番号B1について上述したことは、ボード番号B2~B4についても同様に言える。
このように、対応関係規定部32は、一の作業機10におけるパッド情報と、他の作業機10におけるボード番号および回路番号とを対応づけることができる。なお、対応関係規定部32は、一の作業機10におけるパッド情報と他の作業機10におけるパッド情報とを対応づけることもできる。また、基板90が割基板MB1のときに、対応関係規定部32は、一の作業機10におけるパッド情報と他の作業機10における回路番号とを対応づけることもできる。さらに、基板90が割基板MB1でない場合においても、対応関係規定部32は、一の作業機10におけるパッド情報と他の作業機10における回路番号とを対応づけることができる。
2.対応関係生成装置30の使用例
対応関係生成装置30は、例えば、対基板作業ライン10Lの対象機10TGの動作状況および生産状況のうちの少なくとも一方をトレース(追跡)する際に用いることができる。例えば、部品装着機10cと外観検査機10dにおいて、回路番号(例えば、回路番号R11および回路番号R11-1)の付与方法が異なる場合を想定する。この場合、トレースを行う作業者は、図5に示す対応関係CP1を用いて、部品装着機10cにおける回路番号R11と、外観検査機10dにおける回路番号R11-1とを対応づけて、トレースを行うことができる。
3.対応関係生成方法
対応関係生成装置30について既述したことは、対応関係生成方法についても同様に言える。具体的には、座標系設定部31が行う制御は、座標系設定工程に相当する。つまり、座標系設定工程は、対象機10TGの各々について基板90の座標系CS1を揃える工程である。座標系設定工程は、直交座標軸の一方の座標軸(X軸)の正の方向、および、直交座標軸の他方の座標軸(Y軸)の正の方向のうちの少なくとも一方が異なる直交座標系の中から一の直交座標系CS11を選択して、座標系CS1が異なる少なくとも一つの作業機10について座標系CS1を修正する工程であると好適である。
また、対応関係規定部32が行う制御は、対応関係規定工程に相当する。つまり、対応関係規定工程は、対象機10TGの各々の位置特定情報を、基板90の位置座標に基づいて対応づける工程である。対応関係規定工程は、基板90の所定位置Q1について、対象機10TGのうちの一の作業機10における位置座標と、対象機10TGのうちの他の作業機10における位置座標とが所定の座標範囲CR1に含まれるときに、一の作業機10における位置特定情報と他の作業機10における位置特定情報とを対応づける工程であると好適である。対応関係規定工程は、所定位置Q2および所定位置Q3についても同様にして、位置特定情報を対応づける工程であると好適である。対応関係生成方法においても、対応関係生成装置30の作用効果と同様の作用効果を得ることができる。
4.実施形態の効果の一例
本実施形態の対応関係生成装置30によれば、対応関係規定部32を備える。これにより、対応関係生成装置30は、対象機10TGの各々の位置特定情報を、基板90の位置座標に基づいて対応づけることができる。
10:作業機、10L:対基板作業ライン、10TG:対象機、
10a:印刷機、10b:印刷検査機、
10c:部品装着機、10d:外観検査機、
30:対応関係生成装置、
31:座標系設定部、32:対応関係規定部、
90:基板、91:単位基板、MB1:割基板、
R11,C13,S13:回路番号、
R11-1,C13-1,S13-1:回路番号、
B1~B4:ボード番号、
PA1~PL6:パッド情報、
CS1:座標系、CS11:直交座標系、
CR1~CR3:座標範囲、
P1~P3:部品、Q1~Q3:所定位置。

Claims (6)

  1. 基板における位置を特定する情報として、前記基板に形成される回路の回路番号もしくは前記基板におけるはんだの印刷領域を特定するパッド情報を含んだ位置特定情報が前記基板に所定の作業を行う対基板作業ラインを構成する複数の作業機毎に付与され
    前記複数の作業機のうちの少なくとも二つの作業機である対象機のうちの一の前記対象機の制御プログラムに含まれる前記位置特定情報と、他の前記対象機の制御プログラムに含まれる前記位置特定情報とを、前記基板の位置座標に基づいて対応づける対応関係規定部を備える対応関係生成装置。
  2. 前記対象機の各々について前記基板の座標系を揃える座標系設定部を備える請求項1に記載の対応関係生成装置。
  3. 前記座標系は、直交座標系であり、
    前記座標系設定部は、直交座標軸の一方の座標軸の正の方向、および、前記直交座標軸の他方の座標軸の正の方向のうちの少なくとも一方が異なる前記直交座標系の中から一の前記直交座標系を選択して、前記座標系が異なる少なくとも一つの作業機について前記座標系を修正する請求項2に記載の対応関係生成装置。
  4. 前記対応関係規定部は、前記基板の所定位置について、前記対象機のうちの一の前記作業機における前記位置座標と、前記対象機のうちの他の前記作業機における前記位置座標とが所定の座標範囲に含まれるときに、一の前記作業機における前記位置特定情報と他の前記作業機における前記位置特定情報とを対応づける請求項1~請求項3のいずれか一項に記載の対応関係生成装置。
  5. 前記基板は、複数の単位基板が分割可能に結合されている割基板であり、
    前記位置特定情報は、前記割基板において前記複数の単位基板の各々を特定するボード番号、および、前記複数の単位基板の各々に形成される回路の回路番号のうちの少なくとも前記回路番号を含む請求項1~請求項4のいずれか一項に記載の対応関係生成装置。
  6. 前記対基板作業ラインは、前記基板における部品の装着位置にはんだを印刷する印刷機と、前記印刷機によって印刷された前記はんだの印刷状態を検査する印刷検査機と、前記印刷機によって印刷された前記はんだの上に前記部品を装着する部品装着機と、前記部品装着機によって装着された前記部品の装着状態を検査する外観検査機とを備える請求項1~請求項のいずれか一項に記載の対応関係生成装置。
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