JP7049969B2 - 遊技情報表示システム - Google Patents

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本発明は、遊技情報表示システムに関する。
従来、例えば特許文献1に記載されているように、遊技場内に設置された各種の遊技装置に対して営業案内や宣伝広告などの表示コンテンツをダウンロードし、遊技者に対して表示することが一般的に行われている。この場合、表示コンテンツのダウンロードは営業終了後に行うのが普通であるが、営業終了後は当日の営業データを確定させるための締め処理を実行する必要があり、表示コンテンツのダウンロード中に締め処理が実行されるとダウンロードが強制終了により失敗することがあった。
特開2005-6807号公報
本発明は、上記事情に鑑み、表示コンテンツのダウンロードを確実に実行することが可能な遊技情報表示システムを提供するものである。
ダウンロードが禁止される締め処理開始時刻が近づいたときには、ダウンロード開始の是非を慎重に判断させるべく報知がされるので、その時点でダウンロードが締め処理開始時刻までに終了しないと判断した場合にはダウンロードの開始操作が回避され、無理なダウンロードを強行して結局ダウンロードが失敗してしまうという事態を防ぐことができる。
本発明の一実施形態における遊技情報表示システムの全体構成を示す概略図 遊技機とともに示す計数貸出ユニットの正面図 計数貸出ユニットを中心に示す機能ブロック図 液晶表示部の表示状態の推移を示す図(その1) 液晶表示部の表示状態の推移を示す図(その2) 液晶表示部の表示状態の推移を示す図(その3) 液晶表示部の表示状態の推移を示す図(その4) 液晶表示部の表示状態の推移を示す図(その5)
以下、本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、遊技情報表示システム100の全体構成を示す概略図である。遊技場内には多数の遊技機1が設置されており、各遊技機1に対応して計数貸出ユニット2及び呼出表示装置3が設置されている。これら遊技機1、計数貸出ユニット2及び呼出表示装置3は、中継装置4及びLAN5を介して管理装置6(サーバ装置、操作手段、締め処理手段、報知手段、制限手段に相当)と接続されている。中継装置4は、遊技機1、呼出表示装置3、及び計数貸出ユニット2と、管理装置6との通信を中継している。呼出表示装置3は、遊技者の呼出操作に応じて従業員を呼び出すための呼出表示を実行するとともに、遊技者の表示切替操作に応じて各種の遊技情報(大当たり回数、大当たり確率、出玉数など)を表示する。
管理装置6は、遊技場内の例えば事務室等に設置されており、遊技場の管理者が操作するキーボード6k、モニタ6m、図示しないプリンタ等が接続されている。尚、図1では図示を省略したが、実際には例えば数百台の遊技機1が管理装置6の管理対象となっている。
管理装置6は、遊技場内に設置される遊技機1、計数貸出ユニット2等の各種設備機器からの遊技信号に基づいてこれらの稼動状況を管理する。また、管理装置6は、遊技者が遊技により獲得した遊技媒体(持玉数、貯玉数(会員の場合))、入金残高を遊技者毎に区別して記憶管理する。また、管理装置6は、計数貸出ユニット2へ表示コンテンツをダウンロードする。管理装置6は、計数貸出ユニット2に対して表示コンテンツをダウンロード可能なサーバ装置として機能する。
管理装置6は、遊技機側(遊技機1、計数貸出ユニット2等)から送信される遊技信号を受信することにより遊技機1毎の遊技データを管理する共に、会員登録された会員毎の個人データも管理する。尚、持玉とは当日中に計数した玉である。貯玉には当日貯玉と前日貯玉が含まれる。当日貯玉とは当日に計数され管理装置6に記憶させた持玉であり、前日貯玉とは前日までに計数され管理装置6に記憶させた持玉である。
遊技場には、景品交換端末(POS)7、精算機8も設置されており、LAN5を介して管理装置6と接続されている。景品交換端末7は、付属するカードリーダライタ7aにより読取った一般カード9或いは会員カード10(図3参照)により特定される遊技価値(持玉数、貯玉数)、又は遊技者の貯玉口座から読出した貯玉数に基づいて景品交換処理を実行すると共に、後述するように一般カード9及び会員カード10の両方を受付けたときは両カード9、10により特定される遊技価値を合算して景品交換を行う。
一般カード9は、当日限り有効なカードであり、ICチップ9aが内蔵されている。ICチップ9aには、カードを特定可能な一般IDが記憶されているとともに、計数貸出ユニット2に入金された入金残高や持玉数が記憶される。この一般カード9の持玉数は当日のみ有効で、入金残高は翌日以降も利用可能とされている。
会員カード10は、予め設定されている有効期限(例えば3年間)まで有効なカードであり、ICチップ10aが内蔵されている。ICチップ10aには、会員登録を行った遊技者を特定可能な会員IDが記憶されているとともに入金残高が記憶される。会員カード10に対応する持玉数や貯玉数は管理装置6の会員口座に記憶される。この会員カード10の持玉数、貯玉数、並びに入金残高は、翌日以降も利用可能とされている。
精算機8は、一般カード9又は会員カード10がカード挿入口8aに挿入されると、挿入されたカード9、10に記録されている入金残高をカードリーダ(図示せず)により読取り、その読取った入金残高に対応する現金を返却口8bから返却する。尚、景品交換端末7及び精算機8においてカード9、10に記録されている遊技価値を取扱うときは、管理装置6がカード9、10に対応して予め記憶している遊技価値と照合し、真であると判定したことを条件として遊技価値の取扱いを有効とする。
図2で示す遊技機1はCR(カードリーダ)パチンコ機であり、盤面11に玉を発射する発射装置を構成する操作ハンドル12、上部受皿13、下部受皿14を有すると共に、盤面11に、液晶表示部15、始動口16、大入賞口17を有する。
遊技機1は以下に示す動作を行う。
(1)操作ハンドル12が操作されたことにより盤面11に発射された玉が始動口16に入賞(始動入賞)することに応じて大当たり抽選を行い、抽選結果に基づいて所謂特別図柄(特図)による図柄変動を液晶表示部15にて実行し、その結果に応じて大当たりを発生させる。尚、所謂保留玉の上限は各4個ずつであり、保留中に始動入賞した場合は上限まで保留し、図柄変動終了後に順次保留した図柄変動を実行する。
(2)大当たり抽選の当選確率(大当たり確率)は1/300であり、大当たりのうち大当たり後に確変状態(確変)となる大当たりの割合は66.6%(2/3)である。大当たりが発生すると対応するラウンド数(R)に応じた分だけ大入賞口17を開放する。尚、1Rの上限入賞数(上限数)は8個、上限開放時間は30秒であり、上限数又は上限開放時間の何れかが満たされた場合に1Rを終了する。
(3)大当たりに対応するラウンド数は5Rと16Rとがあり、その振分割合は5Rが25%であり、16Rが75%である。
(4)確変中は大当たり確率が1/30に向上する。確変は次回大当たりまで継続するため、大当たり後に通常状態(通常)となる大当たり(通常大当たり)が発生するまで継続し、通常大当たりが発生した場合は通常状態へと戻る。
遊技機1及び当該遊技機1に付設された周辺機器は、遊技者による玉の打込みや始動口16への始動入賞等の遊技の進行に伴って、以下に示す遊技信号を出力する。
・アウト信号:使用玉を回収するアウトBOX(図示せず)から出力される使用遊技価値(使用媒体数、アウト)を特定可能な信号である。回収玉(使用玉、打込玉)10玉に対して1パルスが出力されるので、アウト信号数×10をアウトとして特定する。尚、遊技機1から直接出力される信号であってもよい。アウト信号により特定されるアウトは、遊技に使用された遊技価値の量に相当する。
・セーフ信号:遊技機1から出力される払出遊技価値(払出媒体数、セーフ)を特定可能な信号である。払出玉10玉に対して1パルスが出力されるので、セーフ信号数×10をセーフとして特定する。尚、補給装置(図示せす)から出力される補給信号をセーフ信号としてもよい。セーフ信号により特定されるセーフは、入賞により付与された遊技価値の量に相当する。
・始動入賞信号:遊技機1から出力される始動口16への入賞(始動入賞)を特定可能な信号である。始動口16への入賞1回につき1パルスが出力されるので、始動入賞信号の受信に応じて始動入賞を特定する。
・図柄変動信号(スタート信号):遊技機1から出力される始動口16への始動入賞により変動(作動)を開始する図柄変動(役物作動)を特定可能な信号である。図柄変動の確定時(終了時)に出力されるので、図柄変動信号の受信に応じて図柄変動(スタート)を特定する。尚、図柄変動の開始時に出力される信号であってもよい。
・大当たり信号:遊技機1から出力される大当たり状態である期間を特定可能な信号である。大当たり状態中にレベル出力されるので、大当たり信号受信中を大当たり状態中として特定する。
・確率変動信号:遊技機1から出力される大当たりの当選確率が高い確変状態中である期間を特定可能な信号である。確変状態中にレベル出力されるので、確率変動信号受信中を確変状態中として特定する。
図2は遊技機1とともに示す計数貸出ユニット2の正面図である。計数貸出ユニット2は、遊技機1に付設されており、遊技機1の遊技状態を示す状態表示部20、紙幣が投入される紙幣投入口21、遊技者からの操作入力を受付けると共に、挿入された一般カード9や会員カード10が記憶している入金残高、持玉数、あるいは会員の貯玉数など遊技媒体の貸出に必要なデータや、遊技者に対する通常案内画面、番組案内画面及び処理内容画面を表示するタッチパネル式の液晶表示部22、1単位分(500円相当)の玉を払出すための払出ボタン23、払出された玉が通過する払出ノズル24、一般カード9或いは会員カード10が挿入されるカードリーダライタ25、遊技機1の下部受皿14の下方に位置する着脱可能な計数受皿26、この計数受皿26から流入する玉数(遊技者が遊技機1での遊技により獲得した遊技価値の大きさ)を計数し特定する計数部27等を備えている。
計数貸出ユニット2は遊技に関する各種のコンテンツを表示可能な遊技情報表示装置として機能する。また、遊技機1及び計数貸出ユニット2が遊技情報表示装置として機能するものとしてもよい。
遊技価値は玉(遊技媒体)として払出しされることで遊技に使用可能な状態となる。遊技価値の払出しは、遊技価値を遊技に使用可能な状態にする遊技価値使用処理に相当する。
計数貸出ユニット2は、遊技機1毎に設置され、投入された貨幣金額の範囲内で遊技媒体の貸出処理を行う。また、計数貸出ユニット2は、遊技機1から払出される遊技媒体(遊技価値)を受け入れて計数する。また、計数貸出ユニット2は、現金の入金残高及び持玉の計数結果(持玉数)を一般カード9又は会員カード10に記録して発行する。
一般カード9又は会員カード10を受け付けたときは、入金残高及び計数結果の範囲内で貸出・持玉返却処理を行う。一般カード9には入金残高と持玉数が記憶され、会員カード10には入金残高が記憶されるが、貯玉は記憶されない。
図3は、計数貸出ユニット2を中心に示す機能ブロック図である。計数貸出ユニット2は、CPU30a、ROM30b、RAM30c、I/O30dを有するマイクロコンピュータにより構成される制御部30、当該制御部30と接続された周辺部を備えて構成されている。
周辺部としては、管理装置6及び遊技機1との間で各種信号や各種情報を送受信するI/F部31、紙幣投入口21に投入された紙幣の真贋を判定する紙幣処理部32、液晶表示部22、当該液晶表示部22上に設けられたタッチパネル33、カード9、10に記録されている各種情報を読取ったり、書込んだりするカードリーダライタ25、最大10枚の一般カード9をストック可能なカードストック部34、払出ボタン23が所定の操作(払出操作)をされたときに1単位分(例えば500円分)の玉を払出ノズル24から払出す払出部35、計数部27を備えている。
計数貸出ユニット2は、以下に示す機能を備えている。
(1)計数貸出ユニット2は、遊技機1毎に設置されており、入金残高の範囲内で遊技媒体の貸出処理を行う。また計数貸出ユニット2は、遊技機1から払い出される遊技媒体(遊技価値)を受け入れて計数する。具体的には、紙幣投入口21に投入された紙幣の金額(1000円単位)を記憶すると共に、貸出可能な度数(1度数=125玉)を液晶表示部22に表示する。会員カードの未挿入状態で紙幣を受け入れたときは、カードストック部34から一般カード9を繰り出し、その一般カード9に金額を記憶する。会員カード10の挿入状態で紙幣を受け入れたときは、その会員カード10に金額を記憶する。
(2)計数貸出ユニット2は、入金残高及び持玉数(計数玉数)を一般カード9又は会員カード10に記録して発行する。計数貸出ユニット2は、一般カード9を受け入れたときは、入金残高及び持玉数の範囲内で貸出・返却処理を行う。計数貸出ユニット2は、会員カード10を受け付けたときは、入金残高、持玉数・貯玉数の範囲内で貸出・返却処理を行う。
(3)遊技機1に設けられた貸出ボタン36(図2、図3参照)の操作に応じて入金残高の範囲内で1度数(500円)に相当する数の玉(125玉)を遊技機1内部の払出機構から払出す。このとき、遊技機1から計数貸出ユニット2に1度数分の玉を払出したことを示す信号が出力されるので、液晶表示部22に表示されている入金残高から1度数に相当する金額(500円)を減額すると共に売上信号を出力する。この売上信号は1度数の玉の払出し毎に1パルスが出力されるので、1パルスを500円分の売上額として特定する。遊技機1の下部受皿14から落下して計数受皿26で受けられた玉が計数部27に流入することで玉数を計数して液晶表示部22に表示する。払出ボタン23の操作に応じて計数玉数(持玉数)又は貯玉数(会員の場合)の範囲内で1度数(125玉)ずつ払出す。
(4)一般カード9は入金残高及び持玉数を記憶し、入金残高は翌日以降も利用可能だが持玉は当日のみ有効である。会員カード10は入金残高を記憶し、持玉数・貯玉数は管理装置6のみに記憶される。会員カード10に記憶された入金残高、持玉数・貯玉数は翌日以降も使用可能である。
(5)遊技機1に設けられた返却ボタン37(図2、図3参照)の操作に応じて入金残高及び計数玉(持玉)数をカードリーダライタ25に挿入されている一般カード9又は会員カード10に記憶して発行する。カード9、10を発行する場合は、発行情報を管理装置6へ送信し、管理装置6側にも記憶する。
(6)一般カード9はカードストック部34に最大10枚までストックされており、返却ボタン37の操作に応じてカードストック部34からカードリーダライタ25に繰り出される。
(7)一般カード9がカードリーダライタ25に挿入された場合は、一般カード9に記録されている入金残高及び持玉数を読出して液晶表示部22に表示する。会員カード10が挿入された場合は、会員カード10に記録されている入金残高を読出して液晶表示部22に表示すると共に暗証番号の入力を条件として、会員カード10の会員IDにより対応付けられて特定される貯玉数(遊技価値の大きさ)を管理装置6から受信して液晶表示部22に表示する。入金残高及び持玉数を会員IDと対応付けて管理装置6へ送信し、記憶する。
(8)遊技者による払出ボタン23の操作に応じて持玉数又は貯玉数(会員の場合)を一定数(125玉)ずつ払出す。つまり、遊技者が会員の場合は、管理装置6が記憶する遊技価値の大きさ(貯玉数)を読み出して特定し、さらに、遊技価値を払出すことにより遊技に使用可能な状態とする。
(9)液晶表示部22に対する操作入力に応じて対応する遊技機1あるいは指定された他の遊技機1の遊技データを表示したり、遊技場からのメッセージを表示したり、遊技者が会員であることが特定された場合は遊技機1の遊技データを表示する。
(10)一般カード9の挿入状態で会員カード10が挿入されたときは、計数部27で特定され一般カード9に記録されている持玉数(遊技価値の大きさ)を管理装置6に送信し、会員IDの貯玉として管理装置6が記憶する貯玉数(遊技価値の大きさ)に合算して記憶させる。これらの処理は計数貸出ユニット2の制御部30によって制御されている。このように一般カード9の挿入状態で会員カード10が挿入されたときは、一般カード9の記録情報を初期化してからカードストック部34に回収する。
上述のように計数貸出ユニット2(制御部30)は制御部として機能している。以下、計数貸出ユニット2の機能を、制御部30として機能する場合も含めて説明する。
管理装置6は、記憶しているコンピュータプログラムにしたがって作動し、遊技機1の稼動状況を示す遊技データを表示する遊技情報表示サービス、並びに遊技者が遊技により獲得した遊技媒体を一旦貯蓄し、当日或いは後日遊技に再利用できるようにする貯玉サービスを実行可能となっている。これらのサービスを実行するために、遊技機1や計数貸出ユニット2等から入出力部に入力される遊技信号に基づいて、遊技機1の稼動状態を特定して遊技機1毎に遊技データを管理するようになっている。
遊技機1毎に管理する遊技データは次の通りである。
・アウト
・セーフ
・差玉=セーフ-アウト
・出玉率=セーフ÷アウト
・大当たり確率=大当たり回数÷スタート回数
次に、上記構成の作用について説明する。遊技機1で獲得した玉を計数する場合は、遊技機1の下部受皿14から玉を落下させる。落下した玉は計数貸出ユニット2の計数受皿26で受けられて計数貸出ユニット2内に流入し、計数部27にて計数される。計数貸出ユニット2は、計数部27で玉を計数すると、計数玉数を持玉数として液晶表示部22に表示する。払出ボタン23により持玉の払出操作が行われると、持玉数の範囲内で1度数(125玉)の玉が払出ノズル24から遊技機1に払出されると共に、液晶表示部22に表示されている持玉数が更新される。尚、持玉数が1度数未満の場合には全ての持玉数が払出される。
カード発行操作が行われると、その時点の入金残高・持玉数が記録された一般カード9が発行される(予め会員カード10がカードリーダライタ25に挿入されている場合は、その会員カード10に入金残高だけが記録されて発行される。持玉数は管理装置6の会員口座の当日貯玉に合算して記憶される)。そして、発行された一般カード9(会員カード10)を移動先の計数貸出ユニット2に挿入することにより当該一般カード9に記録(会員カード10の場合は当該会員カード10に対応して管理装置6に記憶)されている入金残高・持玉数(貯玉数)が表示されるので、その範囲内で玉の貸出、或いは払戻しを受けて遊技することができる。つまり、カード9、10は玉箱として機能する。
次に、計数貸出ユニット2の液晶表示部22における各種の遊技情報、案内・広告情報等のコンテンツの表示について、図4から図9を参照しながら説明する。なお、コンテンツは、遊技場の営業案内、宣伝広告の情報を含む静止画又は動画である。
計数貸出ユニット2は、液晶表示部22において、入金残高、計測玉数、貯玉数など遊技に必要な各種の遊技情報、各種案内・広告情報等のコンテンツを表示する。例えば図6(a)等に示されるように、液晶表示部22には、貸出単位玉数を表示する貸出単位玉数表示部22a、貸出玉単価を表示する貸出玉単価表示部22b、情報を表示する領域である情報表示部22c、一般カード9に対応して入金残高を表示する入金残高表示部22d、持玉数(計数玉数)を表示する持玉数表示部22e、持玉又は貯玉の払出が可能であることを表示する払出情報表示部22fを備えている。会員カード10に対応する貯玉を読み出した場合には入金残高表示部22dには貯玉数が表示される。
また、液晶表示部22には、貸出単位玉数表示部22a、貸出玉単価表示部22b、情報表示部22c、入金残高表示部22d、持玉数表示部22e、及び払出情報表示部22fのうち、表示されるコンテンツに応じて必要な表示部だけが表示され、さらに特定の表示部が拡大されて表示される場合がある。例えば図4(a)から(d)では、貸出単位玉数表示部22a、貸出玉単価表示部22b及び拡大された情報表示部22cが表示されており、その他の表示部は表示されていない。
計数貸出ユニット2は、液晶表示部22に表示するコンテンツ、表示ルールの設定を管理装置6からダウンロードする。また、計数貸出ユニット2は、中継装置4から受信する同期信号に基づいて案内・広告情報の表示タイミングを制御する。
次に、コンテンツのダウンロードについて説明する。
(1)計数貸出ユニットにおけるコンテンツのダウンロードの実行
管理装置6に営業案内や宣伝広告のコンテンツを記憶しておき、営業終了後に各計数貸出ユニット2に対して、これらコンテンツがダウンロードされる。コンテンツのダウンロードは、管理者によるダウンロード開始操作に応じて開始する。管理装置6はダウンロードの開始を指示するために操作する操作手段として機能する。コンテンツのダウンロードはコンテンツのボリュームにより30分から40分程度の時間を要する。
(2)コンテンツのバージョン管理
管理装置6はダウンロードするコンテンツにはバージョンを付与し、計数貸出ユニット2は受信したコンテンツのバージョンと記憶済のコンテンツのバージョンとを照合して不一致の場合に受信したコンテンツを最新コンテンツとして更新処理を実行する。基本的に一度ダウンロードしたバージョンを繰り返しダウンロードする必要はないが、不具合が発生した計数貸出ユニット2を取り替えた場合には同一バージョンのコンテンツを再度ダウンロードすることがある。
(3)ダウンロード失敗時のリトライ
計数貸出ユニット2は、ダウンロード終了後に正常終了したか否かを確認し、正常終了しなかった場合すなわちデータの取りこぼしがあった場合には個別に管理装置6に対してリトライを要求し、再度ダウンロードを実行する。
(4)管理装置における締め処理
計数貸出ユニット2は、例えば営業終了時刻が22時45分の場合に、当日の営業に関する各種データを締めて確定させる処理(すなわち締め処理)を、予め設定された時刻(例えば24時00分)に実行する。締め処理の実行中はコンテンツダウンロードを含むその他の処理がキャンセルされる。管理装置6は締め処理を実行する締め処理手段として機能する。
(5)ダウンロードの注意喚起処理・禁止処理
ダウンロードには30分から40分程度の時間を要するため、締め処理開始時刻である24時00分のおよそ30分から40分前付近の時刻以降にダウンロードを開始すると、締め処理の開始までにダウンロードが終了しない可能性がある。
そこで、ダウンロードの開始の是非について注意すべき旨の報知を実施するダウンロード注意喚起期間を設ける。締め処理開始の1時間前から30前までにダウンロードを開始すると、締め処理の開始までにダウンロードが終了しない可能性があるため、この期間をダウンロード注意喚起期間とする。例えば、第1所定時間を1時間とし、第2所定時間を30分とすると、ダウンロード注意喚起期間は、23時00分(第1所定時間前)から23時30分(第2所定時間前)と設定される。すなわち、ダウンロード注意喚起期間は、締め処理開始の第1所定時間前から第2所定時間前までと設定される。
ダウンロード注意喚起期間においては、管理装置6は、締め処理の開始時刻の第1所定時間前になったときは、管理装置6の画面の一部にダウンロードの開始の是非について注意すべき旨の報知を示すダウンロード注意喚起メッセージを表示する。すなわち管理装置6は、遊技機1の管理者に対してダウンロードの開始の是非について注意すべき旨の報知を実行する報知手段として機能する。ダウンロードの開始の是非について注意すべき旨の報知を受けることにより、管理者は、ダウンロード開始の是非を慎重に判断する機会を付与される。
締め処理の開始時刻よりも前にダウンロードが終了すると見込まれるのであれば、ダウンロード開始可能であるが、ダウンロードが締め処理の開始前に終了しなかった場合にはダウンロード失敗となり、締め処理終了後に再度ダウンロードを実行することとなる。
次に、締め処理開始の第2所定時間前から締め処理の終了時刻までを、ダウンロード開始操作を禁止するダウンロード禁止期間とする。例えば第2所定時間を30分とすると、ダウンロード禁止期間は、24時00分の30分前(第2所定時間前)である23時30分から締め処理終了までとなる。締め処理の開始時刻の第2所定時間前は、第1所定時間前以降である。上記ダウンロード禁止期間では、ダウンロードが締め処理開始時刻までに終了しないと見込まれるため、これを回避するためにダウンロード開始処理が禁止され、ダウンロードを開始することが不可能となる。管理装置6は、ダウンロードの開始を指示するために操作する操作手段による操作を制限する制限手段として機能する。
ダウンロードされた各種データは、計数貸出ユニット2によって以下のように表示制御される。
待機中すなわち一般カード9又は会員カード10の非挿入状態においては、通常案内画面、及び番組案内画面が表示される。通常案内画面では、例えば図4(a)から(d)に示すように、情報表示部22cにおいて「紙幣を挿入できます」、「カードを挿入できます」、「再プレイを利用できます」、「画面をタッチしてください」の順で表示画面が切り替わる。
また、待機中すなわち一般カード9又は会員カード10の非挿入状態においては、通常案内画面の表示の後には番組案内画面が表示される。番組案内画面では、例えば情報表示部22cにおいて図5(a)から(e)に示すように表示画面が切り替わる。
図4(a)から(d)の各画面は例えば5秒間表示され、順にローテーション表示され、次に、図5(a)から(e)の各画面は例えば5秒間表示され、順にローテーション表示され、以後これが繰り返される。
遊技中すなわち一般カード9又は会員カード10の挿入状態においては、図6(a)及び(b)に示す通常案内画面、図7(a)から(d)に示す番組案内画面、図8(a)から(c)に示す各処理実行中画面が表示される。
通常案内画面では、図6(a)に示すように、遊技者による一般カード9又は会員カード10の挿入に応じて、情報表示部22cに例えば「本日はご来店ありがとうございます」等の表示がなされる。次に、図6(b)のように「払出ボタンで持ち玉を払い出します」等の表示がなされ、遊技者に払出ボタンの押下を促す。図6(a)及び(b)の各画面は例えば5秒間表示され、順にローテーション表示される。
遊技者が払出ボタンを押下するまでの期間は、図7(a)から(d)に例示するように、番組案内画面が順に表示される。図7(a)から(d)の各画面は例えば5秒間表示され、順にローテーション表示される。
次いで、遊技者による払出ボタン23の押下に応じて、図8(a)から(c)に示される画面が表示される。貸出ボタン36の押下に応じて図8(a)に示すように払出情報表示部22fに貸玉払出中画面が表示される。払出ボタン23の押下に応じて図8(b)に示すように払出情報表示部22fに持玉払出中画面が表示される。持玉の計数中には図8(c)に示すように持玉計数中画面が表示される。図8(a)から(c)の情報表示部22cの各画面は例えば5秒間表示され、順にローテーション表示される。
上記に説明した実施形態によれば、次のような効果を奏する。
ダウンロードが禁止される締め処理開始時刻が近づいたときには、ダウンロード開始の是非を慎重に判断させるべく報知がされるので、その時点でダウンロードが締め処理開始時刻までに終了しないと判断した場合にはダウンロードの開始操作が回避され、無理なダウンロードを強行して結局ダウンロードが失敗してしまうという事態を防ぐことができる。
(その他の実施形態)
本発明は、上記実施形態に限定されることなく、次のように変形または拡張できる。
遊技者からの注目を特に集めたい案内情報を表示する際には、状態表示部20のLEDを高速で点滅させたり、表示色を高速で切り替えたりする演出を実行してもよい。
また、コンテンツのダウンロード中は、ダウンロード中であることが認識できる専用画面を表示するように構成し、コンテンツのダウンロード中において従業員の所定の作業例えばカードの補充、紙幣回収などを行う際には、その作業に必要な情報を画面に一部に表示するようにしてもよい。
また、番組案内を表示しているときにエラーが発生した場合、表示している情報が店舗の営業案内であればそのエラー情報を画面に一部に重ねて表示する一方、表示している情報が宣伝広告であればその表示を一旦中断した上でエラー情報を表示するのが望ましい。宣伝広告は、広告主との契約上表示内容を変更することが許されないからである。
また、遊技場外にサーバを設け、その場外サーバから場内サーバへ公衆通信回線を利用して表示コンテンツをダウンロードするようにしてもよい。
また、呼出表示装置3を実施形態における遊技情報表示装置としてもよい。
計数貸出ユニット2に計数部27を付設したが、計数部27はなくてもよい。
一般カード9及び会員カード10には持玉数を記憶するようにしたが、識別情報のみを記憶し、その識別情報に基づいて管理装置6が記憶している持玉数を特定するようにしてもよい。
遊技機1は、遊技媒体を払出さず、電子データとして加算記憶する封入式遊技機であってもよい。また、パチンコ遊技機に限定されず、例えばスロットマシンであってもよい。
図面中、1は遊技機、2は計数貸出ユニット(制御部、遊技情報表示装置)、6は管理装置(サーバ装置、操作手段、締め処理手段、報知手段、制限手段)、30は制御部、100は遊技情報表示システムである。

Claims (2)

  1. 遊技機に付設され、遊技に関する各種のコンテンツを表示可能な遊技情報表示装置と、当該遊技情報表示装置に対して前記コンテンツをダウンロード可能なサーバ装置と、を備える遊技情報表示システムにおいて、
    前記サーバ装置は、
    遊技機の管理者が前記ダウンロードの開始を指示するために操作する操作手段と、
    予め設定された時刻となったときに、当日の営業に関する各種データを確定させるための締め処理を実行する締め処理手段と、
    前記時刻の第1所定時間前となったときに、前記ダウンロードの開始の是非について注意すべき旨の報知を実行する報知手段と、
    前記時刻の第1所定時間前以降で第2所定時間前となったときに、前記操作手段による操作を制限する制限手段と、
    を備えたことを特徴とする遊技情報表示システム。
  2. 前記コンテンツは、遊技場の営業案内、宣伝広告の情報を含む静止画又は動画であることを特徴とする請求項1に記載の遊技情報表示システム。
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