JP7049930B2 - 燃料噴射弁 - Google Patents

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Description

本発明は、燃料噴射孔の上流で旋回燃料を生成し、旋回燃料を燃料噴射孔から噴射する燃料噴射弁に関する。
本技術分野の背景技術として、特開2016-169611号公報(特許文献1)に記載された燃料噴射弁が知られている。この燃料噴射弁は、弁体が離接する弁座の下流側に設けられた燃料噴射孔と、燃料噴射孔の入口の周囲に燃料の旋回流路が形成された旋回室と、旋回室の内周壁に開口して旋回室に燃料を供給する横方向通路とを有する(要約参照)。さらにこの燃料噴射弁では、旋回室の内周面は、燃料の旋回方向における上流側端部(始端部)から下流側端部(終端部)まで、半径が一定の円弧形状を成しており、内周面の上流側端部(始端部)に接続される横方向通路側壁(側面)は内周面の円弧に接するように接続されている(段落0051,0054参照)。
特開2016-169611号公報
特許文献1の燃料噴射弁では、旋回室の内周面が一定半径の円弧形状に形成されており、旋回室の構成が単純で、旋回室及び横方向通路からなる旋回用通路の設計が容易である。その一方で、内周面が一定半径の旋回室に横方向通路が直接接続される構成であるため、燃料流量を確保するために横方向通路の通路幅を大きくすると、燃料噴射孔の周囲に旋回流路を確保するために旋回室の半径も大きくする必要がある。しかし、旋回室の半径を大きくすると、弁座及び弁体で構成される弁部の下流側に、燃料が滞留する大きなデッドボリュームが形成されることになる。このようなデッドボリュームは、負圧下において、燃料噴射量の変化を発生させ、デッドボリュームが大きくなるほど、負圧下における燃料噴射量の変化も大きくなり、燃料噴射弁の流量制御性を悪化させる。
本発明の目的は、弁部の下流側に形成されるデッドボリュームを小さくすることができる燃料噴射弁を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の燃料噴射弁は、
弁体が接離する弁座の下流側に設けられた燃料噴射孔と、
前記燃料噴射孔の入口開口面が開口する底面と前記底面の周囲に設けられ半径が一定の円弧面を成す内周壁とを有し、前記入口開口面の周囲に燃料の旋回流路が形成される旋回室と、
一方の側壁が燃料の旋回方向において上流側に位置する前記内周壁の上流側端部の側に接続され、他方の側壁が前記旋回方向において下流側に位置する前記内周壁の下流側端部の側に接続されて、前記旋回室に接続される横方向通路と、
を備え、
前記内周壁の円弧面の半径は前記横方向通路の通路幅よりも小さく、
前記一方の側壁の下流側端部と前記内周壁の上流側端部との間が、前記横方向通路の通路幅以上の半径を有する円弧状の接続壁面で接続され
前記接続壁面の円弧面の中心は、前記一方の側壁と前記接続壁面との接続位置を通り、前記横方向通路の中心線に垂直な直線線分の上に配置されると共に、前記横方向通路の延伸方向において、前記他方の側壁の下流側端部に対して前記横方向通路の上流端の側とは反対側に配置され、
前記接続壁面は、当該接続壁面の円弧面における上流側端部と前記一方の側壁の下流側端部とが接するようにして前記一方の側壁に接続されると共に、当該接続壁面の円弧面における下流側端部と前記内周壁の円弧面における上流側端部とが接するようにして前記内周壁に接続され、
前記接続壁面の円弧面における下流側端部と前記内周壁の円弧面における上流側端部との接続位置は、前記直線線分に沿う方向において、前記内周壁の円弧面の中心に対して前記一方の側壁の側とは反対側に位置する。
本発明によれば、燃料噴射弁において、弁部の下流側に形成されるデッドボリュームを小さくすることができ、燃料噴射弁の流量制御性を向上することができる。
本発明に係る燃料噴射弁1の弁軸心(中心軸線)1aに沿う断面を示す断面図である。 図1の燃料噴射弁1の弁部7及び燃料噴射部21の近傍(ノズル部)を拡大して示す断面図(図3のII-II矢視断面図)である。 図2の矢印III方向から見たノズルプレート21nの平面図である。 図3に示すIV部の拡大平面図である。 図4の変更例を示す拡大平面図である。 旋回室212を備えた燃料噴射弁1におけるデッドボリュームとシート角との関係を示す断面図である。 旋回室212を備えた燃料噴射弁1におけるデッドボリュームとシート角との関係を示す断面図である。 燃料噴射弁1が搭載された内燃機関100の断面図である。
本発明の一実施例について、図面を用いて説明する。
図1を用いて、燃料噴射弁1の全体構成について説明する。図1は、本発明に係る燃料噴射弁1の弁軸心(中心軸線)1aに沿う断面を示す断面図である。
燃料噴射弁1の中心軸線1aは、後述する弁体17が一体に設けられた可動子27の軸心(弁軸心)に一致し、後述する筒状体5の中心軸線に一致している。また、中心軸線1aは、後述する弁座15bの中心線とも一致している。
燃料噴射弁1には、上端部から下端部まで延設された金属材製の筒状体5が設けられている。この筒状体5の内側に燃料流路3がほぼ中心軸線1aに沿うように構成されている。図1において、上端部を基端部と呼び、下端部を先端部と呼ぶことにする。基端部及び先端部という呼び方は、燃料の流れ方向に基づいている。すなわち、燃料の流れ方向において、基端部が上流側となり、先端部が下流側となる。また、本明細書において説明される上下関係は図1を基準とするもので、燃料噴射弁1の内燃機関への実装状態における上下方向とは関係がない。
筒状体5の基端部には燃料供給口2が設けられている。この燃料供給口2に、燃料フィルタ13が取り付けられている。燃料フィルタ13は燃料に混入した異物を取り除くための部材である。
筒状体5の基端部にはOリング11が配設されている。Oリング11は燃料噴射弁1が燃料配管に連結される際に、シール材として機能する。
筒状体5の先端部には、弁体17と弁座部材15(弁座15b)とからなる弁部7が構成されている。弁座部材15は、弁体17を収容する段付きの弁体収容孔15aが形成されている。弁体収容孔15aの途中に円錐面が形成されており、この円錐面上に弁座15bが構成される。弁体収容孔15aの弁座15bよりも上流側(基端側)の部分には、中心軸線1aに沿う方向に弁体17の移動を案内するガイド面15cが形成されている。弁座15bと弁体17とは協働して、燃料通路の開閉を行う。弁体17が弁座15bに当接することにより、燃料通路は閉じられる。また、弁体17が弁座15bから離間することにより、燃料通路は開かれる。
弁座部材15は、筒状体5の先端側内側に挿入され、レーザ溶接19により筒状体5に固定されている。レーザ溶接19は、筒状体5の外周側から全周に亘って実施されている。弁体収容孔15aは、中心軸線1aに沿う方向に、弁座部材15を貫通している。弁座部材15の下端面(先端面)にはノズルプレート21nが取り付けられている。ノズルプレート21nは弁体収容孔15aによって形成された弁座部材15の開口を塞いでいる。
本実施例では、弁座部材15とノズルプレート21nとによって旋回燃料を噴射する燃料噴射部21が構成される。ノズルプレート21nは、弁座部材15に対してレーザ溶接部23により、固定されている。レーザ溶接部23は、燃料噴射孔220-1,220-2,220-3,220-4(図3参照)が形成された噴射孔形成領域を取り囲むようにして、この噴射孔形成領域の周囲を一周している。弁座部材15は、筒状体5の先端側内側に圧入した上で、レーザ溶接により筒状体5に固定してもよい。
本実施例では、弁体17は、球状を成すボール弁を用いている。このため、弁体17におけるガイド面15cと対向する部位には、周方向に間隔を置いて複数の切欠き面17aが設けられている。この切欠き面17aは板座部材15の内周面(ガイド面)15cとの間に隙間を形成する。この隙間によって燃料通路が構成される。なお、ボール弁以外で弁体17を構成することも可能である。例えば、ニードル弁を用いてもよい。
本実施例において、弁座部材15及び弁体17を含む弁部7とノズルプレート21nとは燃料を噴射するためのノズル部を構成する。弁部7が構成されるノズル部本体側の先端面に、後述する燃料噴射孔220や旋回用通路210(横方向通路211及び旋回室212)が形成されたノズルプレート21nが接合される構成である。
筒状体5の中間部には弁体17を駆動するための駆動部9が配置されている。駆動部9は電磁アクチュエータで構成されている。具体的には、駆動部9は、固定鉄心25と、可動子(可動部材)27と、電磁コイル29と、ヨーク33とによって構成されている。
固定鉄心25は、磁性金属材料からなり、筒状体5の長手方向中間部の内側に圧入等により固定されている。固定鉄心25は筒状に形成され、中心部を中心軸線1aに沿う方向に貫通する貫通孔25aを有する。
可動子27は、筒状体5の内部において、固定鉄心25よりも先端側に配置されている。可動子27の基端側には、可動鉄心27aが設けられている。可動鉄心27aは、固定鉄心25と微小ギャップδを介して対向する。可動子27の先端側には小径部(ロッド部)27bが形成されており、この小径部27bの先端に弁体17が溶接により固定されている。小径部27bは可動鉄心27aと弁体17とを接続する接続部を構成する。
可動子27は弁体17を開閉弁方向に変位させる。可動子27は、弁体17が弁座部材15のガイド面15cと接触し、可動鉄心27aの外周面が筒状体5の内周面に接触する。これにより、可動子27は、中心軸線1aに沿う方向(開閉弁方向)における移動を、弁軸心方向(中心軸線1aに沿う方向)に離れた2点で案内される。
電磁コイル29は、固定鉄心25と可動鉄心27aとが微小ギャップδを介して対向する位置で、筒状体5の外周側に外挿され、コネクタ41に設けられたコネクタピン43に配線部材45を介して電気的に接続されている。コネクタ41には図示しない駆動回路が接続され、コネクタピン43及び配線部材45を介して、電磁コイル29に駆動電流が通電される。
ヨーク33は、磁性を有する金属材料で構成され、電磁コイル29の外周側を覆うように配置され、燃料噴射弁1のハウジングを兼ねる。ヨーク33は、可動鉄心27a及び固定鉄心25と共に、電磁コイル29に通電することにより生じる磁束の磁路を構成する。
固定鉄心25の貫通孔25a内に固定されたアジャスタ(調整子)35と可動鉄心27aとの間に、コイルばね39が圧縮状態で配設されている。コイルばね39は、可動子27を、弁体17が弁座15bに当接する方向(閉弁方向)に付勢する付勢部材として機能する。中心軸線1aに沿う方向におけるアジャスタ35の位置を調整することにより、コイルばね39による可動子27(すなわち弁体17)の付勢力が調整される。
筒状体5の先端部には、Oリング46が外挿されている。Oリング46は、燃料噴射弁1が内燃機関に取り付けられる際に、内燃機関側に形成された挿入口109a(図6参照)の内周面とヨーク33の外周面との間で液密及び気密を確保するシールとして機能する。
燃料噴射弁1の中間部から基端側端部の近傍まで、樹脂カバー47がモールドされている。樹脂カバー47は配線部材45を被覆し、樹脂カバー47によりコネクタ41が一体的に形成されている。
次に、燃料噴射弁1の動作について説明する。
電磁コイル29に通電されていない(すなわち駆動電流が流れていない)場合、可動子27はコイルばね39により閉弁方向に付勢され、弁体17が弁座15bに当接(着座)した状態にある。この場合、固定鉄心25の先端側端面と可動鉄心27aの基端側端面との間には、ギャップδが存在する。本実施例では、ギャップδは可動子27(すなわち弁体17)の開弁時のストロークに等しい。
電磁コイル29に通電されて駆動電流が流れると、可動鉄心27aと固定鉄心25とヨーク33とによって構成される磁路に磁束が発生する。この磁束により、ギャップδを挟んで対向する固定鉄心25と可動鉄心27aとの間に磁気吸引力が発生する。この磁気吸引力が、コイルばね39による付勢力や、可動子27に対して閉弁方向に作用する燃料圧力などの合力に打ち勝つと、可動子27が開弁方向に移動し始める。弁体17が弁座15bから離れると弁体17と弁座15bとの間に隙間(燃料流路)が形成され、燃料の噴射が始まる。本実施例では、可動子27が開弁方向にギャップδに等しい距離δだけ移動して、可動鉄心27aが固定鉄心25に当接すると、可動鉄心27aは開弁方向への移動を止められ、開弁して静止した状態に至る。
電磁コイル29の通電を打ち切ると、磁気吸引力が減少し、やがて消失する。磁気吸引力が減少する段階で、磁気吸引力がコイルばね39の付勢力よりも小さくなると、可動子27が閉弁方向へ移動を開始する。弁体17が弁座15bに当接すると、弁体17は弁部7を閉弁して静止した状態に至る。
次に、図2及び図3を用いて、弁部7及び燃料噴射部21の構造について、詳細に説明する。図2は、図1の燃料噴射弁1の弁部7及び燃料噴射部21の近傍(ノズル部)を拡大して示す断面図(図3のII-II矢視断面図)である。図3は、図2の矢印III方向から見たノズルプレート21nの平面図である。
なお、図3の平面図は、ノズルプレート21nを燃料噴射孔の入口側から見た平面図であり、ノズルプレート21nの上端面21nu側の平面図である。上端面21nuは弁座部材15の先端面15tと対向する面である。上端面21nuに対して反対側の端面を下端面21nbと呼ぶ。また、本実施例では、可動子27の中心軸線(弁軸心)27lが燃料噴射弁1の中心軸線1aと完全に重なった状態を示している。
本実施例では、図2に示すように、ノズルプレート21nは両端面が平面で構成された板状部材で構成され、上端面21nuと下端面21nbとは平行である。すなわち、ノズルプレート21nは板厚が均一な平板で構成されている。なお、本実施例では、中心軸線1aがノズルプレート21nと中心21noで交差するように、燃料噴射弁1が構成されている。
弁座部材15の先端面(下端面)15tは、中心軸線1aに垂直な平らな面(平坦面)で構成されている。弁座部材15の先端面15tにはノズルプレート21nが接合されており、先端面15tはノズルプレート21nの上端面21nuと当接している。
ノズルプレート21nには、図3に示すように、横方向通路211-1,211-2,211-3,211-4、旋回室(スワール室)212-1,212-2,212-3,212-4及び燃料噴射孔220-1,220-2,220-3,220-4が形成されている。
横方向通路211-1,211-2,211-3,211-4及び旋回室(スワール室)212-1,212-2,212-3,212-4は、燃料に旋回力を付与して燃料噴射孔220から旋回燃料を噴射するための旋回用通路210-1,210-2,210-3,210-4を構成する。
本実施例では、図3に示すように、旋回用通路210-1は横方向通路211-1と旋回室212-1とで構成され、旋回用通路210-2は横方向通路211-2と旋回室212-2とで構成され、旋回用通路210-3は横方向通路211-3と旋回室212-3とで構成され、旋回用通路210-4は横方向通路211-4と旋回室212-4とで構成される。そして、旋回用通路210-1と燃料噴射孔220-1とが一つの燃料通路を形成し、旋回用通路210-2と燃料噴射孔220-2とが一つの燃料通路を形成し、旋回用通路210-3と燃料噴射孔220-3とが一つの燃料通路を形成し、旋回用通路210-4と燃料噴射孔220-4とが一つの燃料通路を形成している。
本実施例では、旋回用通路と燃料噴射孔とからなる4組の燃料通路はそれぞれが同様に構成されるため、これらを区別せず、旋回用通路210、横方向通路211、旋回室212及び燃料噴射孔220として、説明する。各組で構成を変える場合は、適宜説明する。
旋回用通路210及び燃料噴射孔220は4組に限らず、2組或いは3組であってもよく、5組以上設けられてもよい。或いは、旋回用通路210及び燃料噴射孔220を1組だけにしてもよい。
図2に示すように、弁座部材15には、円錐状(円錐台状)の弁座面15bが下流側に向かって縮径するように形成されている。弁座面15bの下流端は燃料導入孔300に接続されている。燃料導入孔300の下流端は弁座部材15の先端面15tに開口している。燃料導入孔300は旋回用通路210に燃料を導入する燃料通路を構成する。
旋回用通路210は、燃料導入孔300から燃料の供給を受けるために、横方向通路211の上流端部が燃料導入孔300の開口面に対向して設けられている。本実施例では、図3に示すように、4組の横方向通路211-1,211-2,211-3,211-4は上流端部がノズルプレート21nの中心21no部において連通する構成であるが、各横方向通路211-1,211-2,211-3,211-4を独立させて構成してもよい。
本実施例では、図2に示すように、一枚の板状部材で構成したノズルプレート21nに、横方向通路211、旋回室212及び燃料噴射孔220の全てを形成している。ノズルプレート21nは、例えば厚さ方向に分割するなどして、複数のプレートで構成することができる。例えば、横方向通路211及び旋回室212を一枚のプレートに形成し、燃料噴射孔220を別のプレートに形成する。そしてこれら二枚のプレートを積層して、ノズルプレート21nを構成してもよい。
また、本実施例では、図2に示すように、燃料噴射孔220は中心軸線1aに平行に形成されているが、中心軸線1aに対して0°よりも大きな角度で傾斜させてもよい。傾斜方向を異ならせることにより、複数の方向に燃料を噴射するようにしてもよい。
本実施例では、4組の燃料通路は、それぞれがノズルプレート21nの中心21no側から径方向外側に向かって放射状に形成されている。すなわち、横方向通路211は、ノズルプレート21nの中心21no側から外周側に向けて放射状に設けられ、ノズルプレート21nの径方向に延設されている。また、それぞれの燃料通路は周方向に90°の角度間隔で形成されている。
ここで、図4を参照して、旋回用通路210及び燃料噴射孔220の構成について、詳細に説明する。図4は、横方向通路、旋回室及び燃料噴射孔を拡大して示す平面図(図3に示すIV部の拡大平面図)である。
本実施例では、図4の平面図(中心軸線1aに垂直な平面図)上において、旋回室212は半径Rが一定の円形を成している。このため、旋回室212の内周壁(側壁、側面)212cは、O1を中心とする半径Rの円弧形状を成す。O1は旋回室212の中心である。本実施例では、燃料噴射孔220の入口開口220iの中心を旋回室212の中心と一致させているため、O1は入口開口220iの中心でもある。旋回室212の内周壁212cと燃料噴射孔220の入口開口220iとの間には燃料の旋回流路が形成されている。すなわち、旋回室212は、燃料噴射孔220の入口開口面220iが開口する底面212dと底面212dの周囲に設けられ半径R1が一定の円弧面を成す内周壁212cとを有し、入口開口面220iの周囲に燃料の旋回流路が形成される。
旋回室212の範囲と横方向通路211の範囲とは、図4上において、種々の定義が可能であるが、本実施例では、便宜上、内周壁212cと内周壁212cに連続して描いた点線とで囲まれた円形の内側を旋回室212と定義し、円形の外側を横方向通路211と定義する。
この場合の内周壁212cの始端部(旋回燃料の上流側の端部)を点212csで示す。また、内周壁212cの終端部(旋回燃料の下流側の端部)を点212ceで示す。
横方向通路211は、旋回室212の中心O1に対してオフセットするように旋回室212に接続されている。このため、横方向通路211は、入口開口220iの中心に対してもオフセットしている。すなわち横方向通路211は、その中心線211aが旋回室212の中心O1及び入口開口220iの中心に対してオフセットしている。
横方向通路211の通路幅は、一方の側壁(側面)211bと他方の側壁(側面)211cとの間隔寸法であり、図4ではW211として図示されている。また本実施例では、横方向通路211の通路幅は上流端から下流端まで一定の大きさであり、一方の側壁211bと他方の側壁211cとが平行である。
横方向通路211は、その延設方向或いは燃料の流れ方向に対して垂直な断面が矩形状を成し、一方の側壁(側面)211b、他方の側壁(側面)211c及び底面211dはノズルプレート21nによって構成されている。また、横方向通路211の上面(天井面)211e(図2参照)は、弁座部材15の下端面15tで構成されている。
従来の旋回用通路では、旋回室を図4の点線212’で示すように構成することがあった。この場合、旋回室の内周壁は点線212c’で示す形状になる。この構成では、旋回室の内周壁212c’の中心O1’は横方向通路211の側壁211cの延長線上に配置され、内周壁212c’の始端部はcsで示す位置で横方向通路211の側壁(側面)211bに接続される。旋回室を半径が一定の円形状(円弧状)に形成する場合、横方向通路211の側壁211bが始端部csで旋回室の内周壁212c’が成す円(円弧)に接するように、旋回室212’及び横方向通路211を配置する。一方、内周壁212c’の終端部は、ceで示す位置で、横方向通路211の側壁211cに接続される。この場合、旋回室の内周壁212c’の半径R1’は横方向通路211の通路幅(側壁211bと側壁211cとの間隔)W211に等しくなり、本実施例に対して大きな形状になる。
本実施例の旋回室212の内周壁212cの半径R1(直径D1)は、従来の内周壁212’の半径R1’(直径D1’)、すなわち横方向通路211の通路幅W211よりも小さい(R1<W211)。なお、横方向通路211の通路幅W211が変化する場合は、通路幅W211は旋回室212に接続される下流端部における通路幅W211とする。
これにより本実施例では、旋回室212を小さく構成し、弁部7の下流側に形成されるデッドボリュームを小さくしている。すなわち本実施例では、内周壁212cと内周壁212c’との間の空間を削減して、デッドボリュームを小さくすることができる。
しかし本実施例では、旋回室212の内周壁212cの半径R1を小さくしたために、内周壁212cの始端部212csを横方向通路211の側壁211bの下流側端部(終端部)211beに直接接続することができない。そこで、内周壁212cの始端部212csと横方向通路211の側壁211bの下流側端部211beとの間を壁面(側面)213で接続する。以下、壁面213を接続壁面又は接続側面と呼んで説明する。
接続壁面213は、O2を中心とする半径R2の円弧形状を成す。接続壁面213を構成する円弧は、O2を中心とする中心角θの範囲に構成される。接続壁面213は、側壁211bの下流側端部211beに接続される端部213sを始端部(上流側端部)とし、内周壁212cの始端部212csに接続される端部213eを終端部(下流側端部)とする。
接続壁面213は、接続壁面213の円弧面と内周壁212cの円弧面とが接するようにして、内周壁212cの始端部212csで、内周壁212cに接続される。また接続壁面213は、横方向通路211の側壁211bが接続壁面213の円弧面に接するようにして、側壁211bに接続される。接続壁面213の円弧面及び内周壁212cの円弧面の接続構成と、半径R1及び半径R2の関係とから、接続壁面213の中心O2は旋回室212の中心O1よりも横方向通路211の上流端側に配置される。また、接続壁面213の半径R2を横方向通路211の通路幅W211と等しい大きさにしたことから、接続壁面213の中心O2は側壁211cの延長線上に配置した。
接続壁面213の中心O2は、横方向通路211の延伸方向(中心線211aに沿う方向)において、横方向通路211の側壁211bの下流側端部211beで側壁211bと直交する直線線分上に配置され、横方向通路211の側壁211cの下流側端部211ceよりも下流側(中心O1側)に位置する。すなわち、接続壁面213の円弧面の中心O2は、一方の側壁211bと接続壁面213との接続位置211be,213sを通り、横方向通路211の中心線211aに垂直な直線線分上に配置されると共に、横方向通路211の延伸方向において、横方向通路211の側壁211cの下流側端部211ceに対して横方向通路211の上流端とは反対側に配置される。
さらに本実施例では、接続壁面213と内周壁212cとの接続位置213e,212csは、横方向通路211の他方の側壁211cの延長線よりも、他方の側壁211cの延長線と直交する方向に、横方向通路211の一方の側壁211b側とは反対側にずれた位置に配置される。
なお、接続壁面213の中心O2は、側壁211cの延長線に対して、側壁211bから遠ざかる側(方向)に配置してもよい。
本実施例では、旋回室212の中心O1は、側壁211cの延長線に対して、旋回室212の内周壁212c側(側壁211bの延長線(点cs)から遠ざかる方向)に配置されている。すなわち、旋回室212の内周壁212cがなす円弧面の中心O1は、横方向通路211の他方の側壁211cの延長線よりも、他方の側壁21cの延長線と直交する方向に、横方向通路211の一方の側壁側211bとは反対側にずれた位置に配置される。
これにより、旋回流路212dの旋回方向の長さを長くすることができる。本実施例では、旋回室212の中心O1は、ノズルプレート21nの中心21noと接続壁面213の円弧中心O2とを通る直線線分Ln1上に位置しているが、直線線分Ln1に対して側壁211bの延長線(点cs)から遠ざかる側に配置することによって、旋回流路212dの旋回方向の長さをさらに長くすることができる。
横方向通路211から旋回室212に流入する燃料は、円弧形状の接続壁面213及び内周壁212cに誘導されて、燃料噴射孔220の入口開口の220iの周囲を旋回するように流れる。
接続壁面213は、円弧形状に限らず、旋回室212の径方向外側に向かって凸となる曲線(曲面)形状であってもよい。本実施例では、接続壁面213を一定半径Rの円弧形状とすることにより、旋回用通路210の設計を容易にすることができる。
図5は、図4の変更例を示す拡大平面図である。
図5の変更例では、旋回室212の中心O1は、側壁211cの延長線上に配置される。この場合、旋回室212の中心O1は、直線線分Ln1に対して、旋回室212の内周壁212cとは反対側(側壁211bの延長線(点cs)に近づく方向)に配置される。この場合、旋回流路212dの旋回方向の長さが図4に示す構成よりも短くなるが、旋回力を付与されることなく燃料噴射孔220に直接流入する燃料流を増やすことができ、広がりを抑制した噴霧を形成するのに有利である。
また、旋回流路212dにより付与される旋回力の大きさが十分な範囲内で、旋回室212の中心O1は、側壁211cの延長線に対して、旋回室212の内周壁212cとは反対側(側壁211bの延長線(点cs)に近づく方向)に配置されてもよい。
本変更例においても、上述した実施例と同様の作用効果が得られる。
上述した実施例及び変更例では、接続壁面213の半径R2を横方向通路211の通路幅W211と等しい大きさ(R2=W211)にしているが、半径R2は通路幅W211よりも大きく(R2>W211)することができる。この場合、接続壁面213の中心O2は、側壁211cの延長線に対して、側壁211bから遠ざかる側(方向)に配置するようにするとよい。
上述した実施例及び変更例は、半径R2が横方向通路211の通路幅W211以上(R2≧W211)の接続壁面213が側壁211b及び内周壁212cに接するようにして、側壁211bと内周壁212cとの間を接続する。これにより、旋回室212の内周壁212cの半径R1を小さくしても、側壁211b及び内周壁212cが滑らかに接続される。その結果、燃料流れを横方向通路211から旋回室212に滑らかに流入させることができ、旋回流を効率よく発生させることができる。
上述した実施例及び変更例では、旋回室212の加工量が少なくことができることから、生産性が向上する。
図6Aは、旋回室212を備えた燃料噴射弁1におけるデッドボリュームとシート角との関係を示す断面図である。
旋回室212を備えた燃料噴射弁1では、デッドボリュームの低減が課題となっている。図6A及び図6Bに示すように、シート角を90°より大きくすることによりデッドボリュームを低減することができ、シート角を120°以上にすることによりデッドボリュームを更に低減することができる。
図7を参照して、本発明に係る燃料噴射弁を搭載した内燃機関について説明する。図7は、燃料噴射弁1が搭載された内燃機関100の断面図である。
内燃機関100のエンジンブロック101にはシリンダ102が形成されおり、シリンダ102の頂部に吸気口103と排気口104とが設けられている。吸気口103には、吸気口103を開閉する吸気弁105が、また排気口104には排気口104を開閉する排気弁106が設けられている。エンジンブロック101に形成され、吸気口103に連通する吸気流路107の入口側端部107aには吸気管108が接続されている。
燃料噴射弁1の燃料供給口2(図1参照)には燃料配管110が接続される。
吸気管108には燃料噴射弁1の取付け部109が形成されており、取付け部109に燃料噴射弁1を挿入する挿入口109aが形成されている。挿入口109aは吸気管108の内壁面(吸気流路)まで貫通しており、挿入口109aに挿入された燃料噴射弁1から噴射された燃料は吸気流路内に噴射される。二方向噴霧の場合、エンジンブロック101に吸気口103が二つ設けられた形態の内燃機関を対象として、それぞれの燃料噴霧が各吸気口103(吸気弁105)を指向して噴射される。
なお、本発明は上記した実施例及び変更例に限定されるものではなく、一部の構成の削除や、記載されていない他の構成の追加、或いは一部の構成の入れ替えを行うことが可能である。
1…燃料噴射弁、1a…弁軸心(中心軸線)、15b…弁座、17…弁体、211…横方向通路、211a…横方向通路211の中心線、211b…横方向通路211の一方の側壁、211c…横方向通路211の他方の側壁、212…旋回室、212c…旋回室212の内周壁、212d…旋回室212の底面、212ce…内周壁212cの下流側端部(終端部)、212cs…内周壁212cの上流側端部(始端部)、213…接続壁面、220…燃料噴射孔、220i…燃料噴射孔220の入口開口面、O1…内周壁212cがなす円弧面の中心、O2…接続壁面213の円弧面の中心、R1…内周壁212cの円弧面の半径、R2…接続壁面213の円弧面の半径、W211…横方向通路211の通路幅。

Claims (7)

  1. 弁体が接離する弁座の下流側に設けられた燃料噴射孔と、
    前記燃料噴射孔の入口開口面が開口する底面と前記底面の周囲に設けられ半径が一定の円弧面を成す内周壁とを有し、前記入口開口面の周囲に燃料の旋回流路が形成される旋回室と、
    一方の側壁が燃料の旋回方向において上流側に位置する前記内周壁の上流側端部の側に接続され、他方の側壁が前記旋回方向において下流側に位置する前記内周壁の下流側端部の側に接続されて、前記旋回室に接続される横方向通路と、
    を備え、
    前記内周壁の円弧面の半径は前記横方向通路の通路幅よりも小さく、
    前記一方の側壁の下流側端部と前記内周壁の上流側端部との間が、前記横方向通路の通路幅以上の半径を有する円弧状の接続壁面で接続され
    前記接続壁面の円弧面の中心は、前記一方の側壁と前記接続壁面との接続位置を通り、前記横方向通路の中心線に垂直な直線線分の上に配置されると共に、前記横方向通路の延伸方向において、前記他方の側壁の下流側端部に対して前記横方向通路の上流端の側とは反対側に配置され、
    前記接続壁面は、当該接続壁面の円弧面における上流側端部と前記一方の側壁の下流側端部とが接するようにして前記一方の側壁に接続されると共に、当該接続壁面の円弧面における下流側端部と前記内周壁の円弧面における上流側端部とが接するようにして前記内周壁に接続され、
    前記接続壁面の円弧面における下流側端部と前記内周壁の円弧面における上流側端部との接続位置は、前記直線線分に沿う方向において、前記内周壁の円弧面の中心に対して前記一方の側壁の側とは反対側に位置する燃料噴射弁。
  2. 請求項1に記載の燃料噴射弁において、
    前記接続壁面の円弧面の半径は、前記横方向通路の通路幅に等しい燃料噴射弁。
  3. 請求項2に記載の燃料噴射弁において、
    前記内周壁の円弧面の中心は、前記直線線分に沿う方向において、前記横方向通路の前記他方の側壁の延長線に対して、前記一方の側壁の側とは反対側に配置され、
    前記接続壁面の円弧面における下流側端部と前記内周壁の円弧面における上流側端部との接続位置は、前記直線線分に沿う方向において、前記内周壁の円弧面の中心に対して前記一方の側壁の側とは反対側に位置する燃料噴射弁。
  4. 請求項3に記載の燃料噴射弁において、
    前記接続壁面の円弧面の中心は、前記横方向通路の前記他方の側壁の延長線の上に配置される燃料噴射弁。
  5. 請求項4に記載の燃料噴射弁において、
    前記旋回室の前記内周壁がなす円弧面の中心は、前記他方の側壁の前記延長線と直交する方向において、前記横方向通路の前記他方の側壁の前記延長線よりも、前記横方向通路の前記一方の側壁側とは反対側にずれた位置に配置される燃料噴射弁。
  6. 請求項5に記載の燃料噴射弁において、
    前記接続壁面と前記内周壁との接続位置は、前記他方の側壁の前記延長線と直交する方向において、前記横方向通路の前記他方の側壁の前記延長線よりも、前記横方向通路の前記一方の側壁側とは反対側にずれた位置に配置される燃料噴射弁。
  7. 請求項1乃至6のいずれか1項に記載の燃料噴射弁において、
    前記弁座のシート角を90°より大きくした燃料噴射弁。
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