JP2024010724A - 燃料噴射弁及び燃料噴射弁の製造方法 - Google Patents

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Eiji Tamura
貴博 齋藤
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Abstract

【課題】本発明の目的は、弁部の下流側に形成されるデッドボリュームを小さくすることができる燃料噴射弁を提供することにある。【解決手段】本発明の燃料噴射弁は、協働して燃料通路の開閉を行う弁体及び弁座と、弁体及び弁座の下流側に設けられた旋回用通路及び燃料噴射孔220と、を備え、旋回用通路は、燃料の旋回流路が形成された旋回室212と、旋回室212の上流側に接続された横方向通路211と、を有し、燃料噴射孔220は、燃料噴射孔220の入口開口220iが旋回室212の底面212dに開口するように形成されると共に、入口開口220iの側から出口開口220oの側に向かって先細りとなる形状に形成される。【選択図】図4

Description

本発明は、燃料噴射孔の上流で旋回燃料を生成し、旋回燃料を燃料噴射孔から噴射する燃料噴射弁及びその製造方法に関する。
特許文献1には、旋回用通路、旋回室、燃料噴射孔、及び凹部(バッファ)を有する燃料噴射弁が記載されている(段落0036参照)。この燃料噴射弁は、凹部(バッファ)を設けることで、燃料噴射孔の内部や出口部における燃料の液膜分布を対称な形状にしている(段落0066及び図5,6参照)。一方、燃料噴射孔は、その入口から出口まで、直径が同じ大きさに形成されている(図4,5参照)。
特開2012-154264号公報
特許文献1では、燃料噴射孔の内部や出口部における燃料の液膜分布を対称な形状にすることに配慮しているものの、燃料の流速を増加することについての配慮が十分に成されているとは言えない。
本発明の目的は、燃料噴射孔の内部で燃料の流速を増加することができる燃料噴射弁と、この燃料噴射弁に適した製造方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の燃料噴射弁は、
協働して燃料通路の開閉を行う弁体及び弁座と、
前記弁体及び前記弁座の下流側に設けられた旋回用通路及び燃料噴射孔と、
を備え、
前記旋回用通路は、燃料の旋回流路が形成された旋回室と、前記旋回室の上流側に接続された横方向通路と、を有し、
前記燃料噴射孔は、当該燃料噴射孔の入口開口が前記旋回室の底面に開口するように形成されると共に、前記入口開口の側から出口開口の側に向かって先細りとなる形状に形成される。
また、上記目的を達成するために、本発明の燃料噴射弁の製造方法は、
協働して燃料通路の開閉を行う弁体及び弁座と、
前記弁体及び前記弁座の下流側に設けられた旋回用通路及び燃料噴射孔と、
を備え、
前記旋回用通路は、燃料の旋回流路が形成された旋回室と、前記旋回室の上流側に接続された横方向通路と、を有し、
前記燃料噴射孔は、当該燃料噴射孔の入口開口が前記旋回室の底面に開口するように形成される燃料噴射弁の製造方法であって、
前記旋回室、前記横方向通路及び前記燃料噴射孔は、プレス加工により形成され、
前記燃料噴射孔は、前記入口開口の側から出口開口の側に向かって先細りとなる形状に形成される。
本発明によれば、燃料噴射弁において、燃料噴射孔の内部で燃料の流速を増加することができる。そして、噴射される燃料の分裂を促進することができ、燃料噴霧の微粒化を向上することができる。また、この燃料噴射弁に適した製造方法を提供することができる。
本発明に係る燃料噴射弁1の弁軸心(中心軸線)1aに沿う断面を示す断面図である。 図1の燃料噴射弁1の弁部7及び燃料噴射部21の近傍(ノズル部)を拡大して示す断面図(図3のII-II矢視断面図)である。 図2の矢印III方向から見たノズルプレート21nの平面図である。 横方向通路、旋回室及び燃料噴射孔を拡大して示す平面図(図3に示すIV部の拡大平面図)である。 図4のV-V矢視断面を示す断面図である。 図4のV-V矢視断面の部分の加工方法を示す概略図である。 燃料噴射弁1が搭載された内燃機関100の断面図である。
本発明の一実施例について、図面を用いて説明する。
図1を用いて、燃料噴射弁1の全体構成について説明する。図1は、本発明に係る燃料噴射弁1の弁軸心(中心軸線)1aに沿う断面を示す断面図である。
燃料噴射弁1の中心軸線1aは、弁体17が一体に設けられた可動子27の軸心(弁軸心)に一致し、後述する筒状体5の中心軸線に一致している。また、中心軸線1aは、後述する弁座15bの中心線とも一致している。
燃料噴射弁1には、上端部から下端部まで延設された金属材製の筒状体5が設けられている。この筒状体5の内側に燃料流路3がほぼ中心軸線1aに沿うように構成されている。図1において、上端部を基端部と呼び、下端部を先端部と呼ぶことにする。基端部及び先端部という呼び方は、燃料の流れ方向に基づいている。すなわち、燃料の流れ方向において、基端部が上流側となり、先端部が下流側となる。また、本明細書において説明される上下関係は図1を基準とするもので、燃料噴射弁1の内燃機関への実装状態における上下方向とは必ずしも一致しない。
筒状体5の基端部には燃料供給口2が設けられている。この燃料供給口2に、燃料フィルタ13が取り付けられている。燃料フィルタ13は燃料に混入した異物を取り除くための部材である。
筒状体5の基端部にはOリング11が配設されている。Oリング11は燃料噴射弁1が燃料配管に連結される際に、シール材として機能する。
筒状体5の先端部には、弁体17と弁座部材15(弁座15b)とからなる弁部7が構成されている。弁座部材15は、弁体17を収容する段付きの弁体収容孔15aが形成されている。弁体収容孔15aの途中に円錐面が形成されており、この円錐面上に弁座15bが構成される。弁体収容孔15aの弁座15bよりも上流側(基端側)の部分には、中心軸線1aに沿う方向に弁体17の移動を案内するガイド面15cが形成されている。
弁座15bと弁体17とは協働して、燃料通路の開閉を行う。弁体17が弁座15bに当接することにより、燃料通路は閉じられる。また、弁体17が弁座15bから離間することにより、燃料通路は開かれる。
弁座部材15は、筒状体5の先端側内側に挿入され、レーザ溶接19により筒状体5に固定されている。レーザ溶接19は、筒状体5の外周側から全周に亘って実施されている。弁体収容孔15aは、中心軸線1aに沿う方向に、弁座部材15を貫通している。弁座部材15の下端面(先端面)にはノズルプレート21nが取り付けられている。ノズルプレート21nは弁体収容孔15aによって形成された弁座部材15の開口を塞いでいる。なお弁体収容孔15aは、ノズルプレート21nに設けられた燃料噴射孔220を通じて、燃料噴射弁1の外部に連通している。
本実施例では、弁座部材15とノズルプレート21nとによって旋回燃料を噴射する燃料噴射部21が構成される。ノズルプレート21nは、弁座部材15に対してレーザ溶接部23により、固定されている。レーザ溶接部23は、燃料噴射孔220が形成された噴射孔形成領域を取り囲むようにして、この噴射孔形成領域の周囲を一周している。弁座部材15は、筒状体5の先端側内側に圧入した上で、レーザ溶接により筒状体5に固定してもよい。
本実施例では、弁体17は、球状を成すボール弁を用いている。このため、弁体17におけるガイド面15cと対向する部位には、周方向に間隔を置いて複数の切欠き面17aが設けられている。この切欠き面17aは板座部材15の内周面(ガイド面)15cとの間に隙間を形成する。この隙間によって燃料通路が構成される。なお、ボール弁以外で弁体17を構成することも可能である。例えば、ニードル弁を用いてもよい。
本実施例において、弁座部材15及び弁体17を含む弁部7とノズルプレート21nとは燃料を噴射するためのノズル部を構成する。弁部7が構成されるノズル部本体側の先端面に、燃料噴射孔220や旋回用通路210(横方向通路211及び旋回室212)が形成されたノズルプレート21n(図4参照)が接合される構成である。
筒状体5の中間部には弁体17を駆動するための駆動部9が配置されている。駆動部9は電磁アクチュエータで構成されている。具体的には、駆動部9は、固定鉄心25と、可動子(可動部材)27と、電磁コイル29と、ヨーク33とによって構成されている。
固定鉄心25は、磁性金属材料からなり、筒状体5の長手方向中間部の内側に圧入等により固定されている。固定鉄心25は筒状に形成され、中心部を中心軸線1aに沿う方向に貫通する貫通孔25aを有する。
可動子27は、筒状体5の内部において、固定鉄心25よりも先端側に配置されている。可動子27の基端側には、可動鉄心27aが設けられている。可動鉄心27aは、固定鉄心25と微小ギャップδを介して対向する。可動子27の先端側には小径部(ロッド部)27bが形成されており、この小径部27bの先端に弁体17が溶接により固定されている。小径部27bは可動鉄心27aと弁体17とを接続する接続部を構成する。
可動子27は弁体17を開閉弁方向(弁軸心方向)に変位させる。可動子27は、弁体17が弁座部材15のガイド面15cと接触し、可動鉄心27aの外周面が筒状体5の内周面に接触する。これにより、可動子27は、中心軸線1aに沿う方向(開閉弁方向)における移動を、弁軸心方向(中心軸線1aに沿う方向)に離れた2点で案内される。
電磁コイル29は、固定鉄心25と可動鉄心27aとが微小ギャップδを介して対向する位置で、筒状体5の外周側に外挿され、コネクタ41に設けられたコネクタピン43に配線部材45を介して電気的に接続されている。コネクタ41には図示しない駆動回路が接続され、コネクタピン43及び配線部材45を介して、電磁コイル29に駆動電流が通電される。
ヨーク33は、磁性を有する金属材料で構成され、電磁コイル29の外周側を覆うように配置され、燃料噴射弁1のハウジングを兼ねる。ヨーク33は、可動鉄心27a及び固定鉄心25と共に、電磁コイル29に通電することにより生じる磁束の磁路を構成する。
固定鉄心25の貫通孔25a内に固定されたアジャスタ(調整子)35と可動鉄心27aとの間に、コイルばね39が圧縮状態で配設されている。コイルばね39は、可動子27を、弁体17が弁座15bに当接する方向(閉弁方向)に付勢する付勢部材として機能する。中心軸線1aに沿う方向におけるアジャスタ35の位置を調整することにより、コイルばね39による可動子27(すなわち弁体17)の付勢力が調整される。
筒状体5の先端部には、Oリング46が外挿されている。Oリング46は、燃料噴射弁1が内燃機関に取り付けられる際に、内燃機関側に形成された挿入口109a(図7参照)の内周面とヨーク33の外周面との間で液密及び気密を確保するシールとして機能する。
燃料噴射弁1の中間部から基端側端部の近傍まで、樹脂カバー47がモールドされている。樹脂カバー47は配線部材45を被覆し、樹脂カバー47によりコネクタ41が一体的に形成されている。
次に、燃料噴射弁1の動作について説明する。
電磁コイル29に通電されていない(すなわち駆動電流が流れていない)場合、可動子27はコイルばね39により閉弁方向に付勢され、弁体17が弁座15bに当接(着座)した状態にある。この場合、固定鉄心25の先端側端面と可動鉄心27aの基端側端面との間には、ギャップδが存在する。本実施例では、ギャップδは可動子27(すなわち弁体17)の開弁時のストロークに等しい。
電磁コイル29に通電されて駆動電流が流れると、可動鉄心27aと固定鉄心25とヨーク33とによって構成される磁路に磁束が発生する。この磁束により、ギャップδを介して対向する固定鉄心25と可動鉄心27aとの間に磁気吸引力が発生する。この磁気吸引力が、コイルばね39による付勢力や、可動子27に対して閉弁方向に作用する燃料圧力などの合力に打ち勝つと、可動子27が開弁方向に移動し始める。弁体17が弁座15bから離れると弁体17と弁座15bとの間に隙間(燃料流路)が形成され、燃料の噴射が始まる。本実施例では、可動子27が開弁方向にギャップδに等しい距離δだけ移動して、可動鉄心27aが固定鉄心25に当接すると、可動鉄心27aは開弁方向への移動を止められ、開弁して静止した状態に至る。
電磁コイル29の通電を打ち切ると、磁気吸引力が減少し、やがて消失する。磁気吸引力が減少する段階で、磁気吸引力がコイルばね39の付勢力よりも小さくなると、可動子27が閉弁方向へ移動を開始する。弁体17が弁座15bに当接すると、弁体17は弁部7を閉弁して静止した状態に至る。
次に、図2及び図3を用いて、弁部7及び燃料噴射部21の構造について、詳細に説明する。図2は、図1の燃料噴射弁1の弁部7及び燃料噴射部21の近傍(ノズル部)を拡大して示す断面図(図3のII-II矢視断面図)である。図3は、図2の矢印III方向から見たノズルプレート21nの平面図である。
なお、図3の平面図は、ノズルプレート21nを燃料噴射孔の入口側から見た平面図であり、ノズルプレート21nの上端面21nu側の平面図である。上端面21nuは弁座部材15の先端面15tと対向する面である。上端面21nuに対して反対側の端面を下端面21nbと呼ぶ。また、本実施例では、可動子27の中心軸線(弁軸心)27lが燃料噴射弁1の中心軸線1aと完全に重なった状態を示している。
本実施例では、図2に示すように、ノズルプレート21nは両端面が平面で構成された板状部材で構成され、上端面21nuと下端面21nbとは平行である。すなわち、ノズルプレート21nは板厚が均一な平板で構成されている。なお、本実施例では、中心軸線1aがノズルプレート21nの中心21noでノズルプレート21nと交差するように、燃料噴射弁1が構成されている。
弁座部材15の先端面(下端面)15tは、中心軸線1aに垂直な平らな面(平坦面)で構成されている。弁座部材15の先端面15tにはノズルプレート21nが接合されており、先端面15tはノズルプレート21nの上端面21nuと当接している。
ノズルプレート21nには、図3に示すように、横方向通路211-1,211-2,211-3,211-4、旋回室(スワール室)212-1,212-2,212-3,212-4及び燃料噴射孔220-1,220-2,220-3,220-4が形成されている。
横方向通路211-1,211-2,211-3,211-4及び旋回室(スワール室)212-1,212-2,212-3,212-4は、燃料に旋回力を付与して燃料噴射孔220から旋回燃料を噴射するための旋回用通路210-1,210-2,210-3,210-4を構成する。
本実施例では、図3に示すように、旋回用通路210-1は横方向通路211-1と旋回室212-1とで構成され、旋回用通路210-2は横方向通路211-2と旋回室212-2とで構成され、旋回用通路210-3は横方向通路211-3と旋回室212-3とで構成され、旋回用通路210-4は横方向通路211-4と旋回室212-4とで構成される。そして、旋回用通路210-1と燃料噴射孔220-1とが一つの燃料通路を形成し、旋回用通路210-2と燃料噴射孔220-2とが一つの燃料通路を形成し、旋回用通路210-3と燃料噴射孔220-3とが一つの燃料通路を形成し、旋回用通路210-4と燃料噴射孔220-4とが一つの燃料通路を形成している。
本実施例では、旋回用通路と燃料噴射孔とからなる4組の燃料通路はそれぞれが同様に構成されるため、これらを区別せず、旋回用通路210、横方向通路211、旋回室212及び燃料噴射孔220として、説明する。各組で構成を変える場合は、適宜説明する。
旋回用通路210及び燃料噴射孔220は4組に限らず、2組或いは3組であってもよく、5組以上設けられてもよい。或いは、旋回用通路210及び燃料噴射孔220を1組だけにしてもよい。
図2に示すように、弁座部材15には、円錐状(円錐台状)の弁座面15bが下流側に向かって縮径するように形成されている。弁座面15bの下流端は燃料導入孔300に接続されている。燃料導入孔300の下流端は弁座部材15の先端面15tに開口している。燃料導入孔300は旋回用通路210に燃料を導入する燃料通路を構成する。
旋回用通路210は、燃料導入孔300から燃料の供給を受けるために、横方向通路211の上流端部が燃料導入孔300の開口面に対向して設けられている。本実施例では、図3に示すように、4組の横方向通路211-1,211-2,211-3,211-4は上流端部がノズルプレート21nの中心21no部において連通する構成であるが、各横方向通路211-1,211-2,211-3,211-4を独立させて構成してもよい。
本実施例では、図2に示すように、一枚の板状部材で構成したノズルプレート21nに、横方向通路211、旋回室212及び燃料噴射孔220の全てを形成している。ノズルプレート21nは、例えば厚さ方向に分割するなどして、複数のプレートで構成することができる。例えば、横方向通路211及び旋回室212を一枚のプレートに形成し、燃料噴射孔220を別のプレートに形成する。そしてこれら二枚のプレートを積層して、ノズルプレート21nを構成してもよい。
また、本実施例では、図2に示すように、燃料噴射孔220は中心軸線1aに平行に形成されているが、中心軸線1aに対して傾斜させてもよい。傾斜方向を異ならせることにより、複数の方向に燃料を噴射するようにしてもよい。
本実施例では、4組の燃料通路は、それぞれがノズルプレート21nの中心21no側から径方向外側に向かって放射状に形成されている。すなわち、横方向通路211は、ノズルプレート21nの中心21no側から外周側に向けて放射状に設けられ、ノズルプレート21nの径方向に延設されている。また、それぞれの燃料通路は周方向に90°の角度間隔で形成されている。
ここで、図4を参照して、旋回用通路210及び燃料噴射孔220の構成について、詳細に説明する。図4は、横方向通路211、旋回室212及び燃料噴射孔220を拡大して示す平面図(図3に示すIV部の拡大平面図)である。
本実施例では、図4の平面図(中心軸線1aに垂直な平面図)上において、旋回室212の内周壁(側壁)212cは、上流側端部から下流側端部に向かって、旋回室212の中心との距離が小さくなるように渦巻き形状に形成されている。内周壁212cの上流側端部は、点212cs1と点212cs2とを結ぶ線分の位置であり、下流側端部は点212ce1と点212ce2とを結ぶ線分の位置である。すなわち、4つの点212cs1,212cs2,212ce1,212ce2に囲まれた面S1が、旋回室212と横方向通路211との境界面となる。
なお、渦巻き形状としては、例えば、半径Rの異なる複数の円弧を接続したり、インボリュート曲線を採用したりすることができる。また、旋回室212の内周壁212cは、渦巻き形状に限らず、半径Rが一定の円弧を描くように形成してもよい。
燃料噴射孔220は旋回室212の底面212dに開口する。本実施例では、燃料噴射孔220の入口開口220iの中心を旋回室212の中心と一致させているため、O1は入口開口220iの中心でもある。旋回室212の内周壁212cと燃料噴射孔220の入口開口220iとの間には燃料の旋回流路が形成されている。すなわち、旋回室212は、燃料噴射孔220の入口開口面220iが開口する底面212dと、底面212dの周囲に設けられた渦巻き形状の内周壁212cと、を有し、入口開口面220iの周囲に燃料の旋回流路が形成される。なお、旋回室212の底面212dは、ノズルプレート21nの上端面21nuに平行な平面で構成される。
燃料噴射孔220の入口開口220iの中心は、旋回室212の中心O1と一致している必要はなく、燃料噴射孔220の入口開口220iの中心を旋回室212の中心O1から外れた位置に配置してもよい。
横方向通路211は、旋回室212の中心O1に対してオフセットするように旋回室212に接続されている。このため、横方向通路211は、燃料噴射孔220の入口開口220iの中心に対してもオフセットしている。すなわち横方向通路211は、その中心線211aが旋回室212及び燃料噴射孔220の入口開口220iの中心O1に対してオフセットしている。
横方向通路211の通路幅は、上流側から下流側(旋回室212側)に向かって一定の大きさに形成されている。すなわち横方向通路211は、中心線211aに沿う方向において、その通路幅が一定に形成されている。横方向通路211の底面211dは、旋回室212の底面212dと共に、1つの平面を成すように、形成されている。このため、横方向通路211の底面211dは、その幅W211dが上流側から下流側(旋回室212側)に向かって一定の大きさに形成されている。
ただし、横方向通路211は、中心線211aに沿う方向において、その通路幅が変化していてもよい。
横方向通路211は、一方の側壁(側面)211b、他方の側壁(側面)211c及び底面211dがノズルプレート21nによって構成され、横方向通路211の上面(天井面)211e(図2参照)は、弁座部材15の下端面15tで構成される。
横方向通路211の通路幅は、一方の側壁211bと他方の側壁211cとの間隔寸法であるが、本実施例では、一方の側壁211bと他方の側壁211cとは横方向通路211の底面211dに対して垂直でなく、底面211dに垂直な線(例えば中心軸線1a)に対して傾斜した傾斜面を成すように構成されているため、一方の側壁211bと他方の側壁211cとの間隔は横方向通路211の底面211dから垂直方向に離れるに従って大きくなる。すなわち、側壁211bと側壁211cとは、底面211dから弁座部材15の先端面(下端面)15tに向かうに従って、その間隔が大きくなるように形成されている。
横方向通路211の底面211dと側壁211bとの境界線の延長線(第1延長線)211baと、横方向通路211の底面211dと側壁211cとの境界線の延長線(第2延長線)211caとを仮想した場合に、延長線211caは延長線211baに対して燃料噴射孔220の入口開口面220iの中心O1側にあり、燃料噴射孔220の入口開口220iは延長線211caを越えて延長線211baの側(内周壁212cの上流側端部の側)にはみ出すように形成されている。
一方、燃料噴射孔220の出口開口220oは、延長線211caに対して、延長線211baの側とは反対側に収まるように形成されている。すなわち、燃料噴射孔220の出口開口220oは、延長線211caに対して、横方向通路211の側壁211bの上端縁の延長線211cbの側(内周壁212cの下流側端部の側)に収まるように形成されている。また、燃料噴射孔220の出口開口220oは、延長線211cbを越えて延長線211caの側にはみ出すように形成されている。
燃料噴射孔220の入口開口220iは延長線211caを越えて延長線211baの側にはみ出すように形成されていることにより、横方向通路211を流下してきた燃料の一部は、旋回室212を旋回することなく、延長線211caを越えて延長線211baの側にはみ出した入口開口220iから直接、燃料噴射孔220に流入する。
本実施例では、燃料噴射孔220の出口開口220oが延長線211caに対して延長線211cbの側に収まるように形成されていることにより、延長線211caから延長線211ba側への入口開口220iのはみ出し量を抑えるように調整し、燃料に付与される旋回力の低下を抑制することができる。
また、燃料噴射孔220の出口開口220oが延長線211cbを越えて延長線211caの側にはみ出すように形成されていることにより、横方向通路211における下流側に延長した範囲W211内に、出口開口220oを配置することができる。これにより、旋回室212を旋回することなく、直接、燃料噴射孔220に流入する燃料の効果を得ることができる。
次に、図4と共に図5を参照して、旋回室212及び燃料噴射孔220の構成について、詳細に説明する。図5は、図4のV-V矢視断面を示す断面図である。
旋回室212の内周壁212cは、底面212dに対して垂直ではなく、底面212dに垂直な線(例えば中心軸線1a)に対して傾斜した傾斜面として形成されている。この場合、旋回室212の内周壁212cは、底面212d側に対して弁座部材15の先端面(下端面)15t側が、旋回室212の中心(中心線)O1からより離れる向きに傾斜している。すなわち、旋回室212の内周壁212cは、底面212d側から垂直方向に離れるに従って、燃料噴射孔の入口開口から離れる向きに傾斜している。弁座部材15の先端面15tの位置は、図5では、ノズルプレート21nの上端面21nuの位置とほぼ一致する。
旋回室212の内周壁212cの上流側端部212cs1,212cs2における傾斜は、上述した横方向通路211の側壁211bの傾斜と一致し、内周壁212cを構成する傾斜面と側壁211bの傾斜面とが連続した傾斜面を成す。内周壁212cの下流側端部212ce1,212ce2は、図4に示すように、接続部211fを介して横方向通路211の側壁211cに接続される。本実施例では、内周壁212cの傾斜角(底面212dに垂直な線に対する傾斜角)は、上流側端部212cs1,212cs2から下流側端部212ce1,212ce2まで一定の大きさであるが、変化させてもよい。
旋回室212は、上述したような構成により、旋回室212の中心線O1に垂直な断面の面積(断面積)が、弁座部材15の先端面15tの位置又はノズルプレート21nの上端面21nuの位置から旋回室212の底面212dに向かって漸減するように形成されている。
燃料噴射孔220は、その断面積が入口開口220i側から出口開口220o側に向かって漸減するように、形成されている。すなわち、燃料噴射孔220は、入口開口220i側から見た内周面220cが、燃料の流れ方向に沿って先細りとなる形状に形成されている。すなわち、燃料噴射孔220は、入口開口220i側から見て、テーパー形状(テーパー面)を成す。或いは、燃料噴射孔220は、入口開口220i側から出口開口220o側に向かって先細りとなる形状に形成されている。このため、燃料噴射孔220の内周面220cは、燃料噴射孔220の中心線に対して傾斜している。
本実施例では、燃料噴射孔220の中心線は、中心線O1に一致している。すなわち、燃料噴射孔220は、その中心線O1がノズルプレート21nの上端面21nu及び旋回室212の底面212dに垂直となるように、形成されている。ただし、燃料噴射孔220の中心線O1は、ノズルプレート21nの上端面21nu及び旋回室212の底面212dに対して傾斜していてもよい。
燃料噴射孔220の内周面220cは、その傾斜により、上流から来た燃料をすり鉢のように出口開口220o側へ誘導することが可能となり、また、出口開口220o付近で最も断面積が絞られる形状となるため、燃料の流速を増加させて、燃料の分裂を促進させることができる。その結果、燃料噴射弁1から噴射される燃料噴霧の微粒化を促すことができ、エンジンの燃焼効率の改善を図ることができる。
本実施例では、旋回室212の内周壁212cも燃料噴射孔220の中心線O1に対して傾斜しており、中心線O1に対する旋回室212の内周壁212cの傾斜方向は、燃料噴射孔220の内周面220cの傾斜方向と同じである。このため、旋回室212を旋回する燃料の燃料噴射孔220への流入を円滑にし、燃料噴射孔220に流入する燃料の流速を高めることができる。この場合、旋回室212の内周壁212cが傾斜していることで、旋回室212の底面212dの幅W212dが小さくなり、旋回室212を旋回する燃料の燃料噴射孔220への流入を円滑にする効果が向上する。
図6を参照して、旋回用通路210及び燃料噴射孔220の加工方法について説明する。図6は、図4のV-V矢視断面の部分の加工方法を示す概略図である。
本実施例では、ノズルプレート21nにプレス加工を行って、旋回用通路210及び燃料噴射孔220を形成する。プレス加工には、上金型(第1金型)301と下金型(第2金型)302とを用いる。上金型301は、旋回室212の内周壁212cを形成するプレス面301aと、旋回室212の底面212dを形成するプレス面301bと、燃料噴射孔220の内周面220cを形成すると共に燃料噴射孔220の出口開口220oを打ち抜くプレス面301cと、を有する。下金型302は、旋回室212の内周壁212cの外側面を形成するプレス面302aと、旋回室212の底面212dの外側面を形成するプレス面302bと、燃料噴射孔220の内周面220cの外側面を形成するプレス面302cと、燃料噴射孔220の出口開口220oを打ち抜くための穴302dと、を有する。その他、上金型301と下金型302とには、横方向通路211をプレス加工するための図示しないプレス面が設けられる。
本実施例では、上金型301と下金型302とを用いてノズルプレート21nにプレス加工を行い、旋回用通路210及び燃料噴射孔220を形成する。旋回用通路210及び燃料噴射孔220をエンドミルによる切削加工により形成する場合、切削加工に多大な加工時間を要していた。本実施例では、旋回用通路210及び燃料噴射孔220をプレス加工で形成することにより、加工時間を格段に短縮することが可能となる。また、プレス加工時の上金型の抜き角度を旋回用通路210及び燃料噴射孔220に転写することで、上述した横方向通路211の側壁211b及び側壁211cの傾斜面と、旋回室212の内周壁212cの傾斜面と、燃料噴射孔220のテーパー面とを、同時に形成することができる。
図7を参照して、本発明に係る燃料噴射弁を搭載した内燃機関について説明する。図7は、燃料噴射弁1が搭載された内燃機関100の断面図である。
内燃機関100のエンジンブロック101にはシリンダ102が形成されおり、シリンダ102の頂部に吸気口103と排気口104とが設けられている。吸気口103には、吸気口103を開閉する吸気弁105が、また排気口104には排気口104を開閉する排気弁106が設けられている。エンジンブロック101に形成され、吸気口103に連通する吸気流路107の入口側端部107aには吸気管108が接続されている。
燃料噴射弁1の燃料供給口2(図1参照)には燃料配管110が接続される。
吸気管108には燃料噴射弁1の取付け部109が形成されており、取付け部109に燃料噴射弁1を挿入する挿入口109aが形成されている。挿入口109aは吸気管108の内壁面(吸気流路)まで貫通しており、挿入口109aに挿入された燃料噴射弁1から噴射された燃料は吸気流路内に噴射される。二方向噴霧の場合、エンジンブロック101に吸気口103が二つ設けられた形態の内燃機関を対象として、それぞれの燃料噴霧が各吸気口103(吸気弁105)を指向して噴射される。
上述した実施例の燃料噴射弁1は、下記特徴を有する。
(1)協働して燃料通路の開閉を行う弁体17及び弁座15bと、
弁体17及び弁座15bの下流側に設けられた旋回用通路210及び燃料噴射孔220と、
を備え、
旋回用通路210は、燃料の旋回流路が形成された旋回室212と、旋回室212の上流側に接続された横方向通路211と、を有し、
燃料噴射孔220は、燃料噴射孔220の入口開口220iが旋回室212の底面212dに開口するように形成されると共に、入口開口220iの側から出口開口220oの側に向かって先細りとなる形状に形成されている。
(2)旋回室212の内周壁212cは、旋回室212の底面212dの側から垂直方向に離れるに従って、燃料噴射孔220の入口開口220iから離れる向きに傾斜した傾斜面で構成される。
(3)横方向通路211の両側壁211b、211cは、横方向通路211の底面211dから垂直方向に離れるに従って、横方向通路211の通路幅が大きくなるように傾斜した傾斜面で構成される。
(4)横方向通路211の底面211dと横方向通路211の一方の側壁211bとの境界線の延長線である第1延長線211baと、横方向通路211の底面211dと横方向通路211の他方の側壁211cとの境界線の延長線である第2延長線211caと、を仮想した場合に、
第2延長線211caは、第1延長線211baに対して、燃料噴射孔220の入口開口220iの中心O1側にあり、
燃料噴射孔220の入口開口220iは、第2延長線220caを越えて第1延長線211baの側にはみ出すように形成されている。
(5)燃料噴射孔220の出口開口220oは、第2延長線220caに対して、第1延長線220baの側とは反対側に収まるように形成されている。
(6)弁座15bが形成された弁座部材15と、
弁座部材15の先端面15tに取り付けられるノズルプレート21nと、
を備え、
旋回室212、横方向通路211及び燃料噴射孔220は、ノズルプレート21nの弁座部材15の先端面15tと対向する面21nuに形成されている。
上述した実施例の燃料噴射弁1は、下記製造方法により製造される。
協働して燃料通路の開閉を行う弁体17及び弁座15bと、
弁体17及び弁座15bの下流側に設けられた旋回用通路210及び燃料噴射孔220と、
を備え、
旋回用通路210は、燃料の旋回流路が形成された旋回室212と、旋回室212の上流側に接続された横方向通路211と、を有し、
燃料噴射孔220は、燃料噴射孔220の入口開口220iが旋回室212の底面212dに開口するように形成される燃料噴射弁1の製造方法であって、
旋回室212、横方向通路211及び燃料噴射孔220は、プレス加工により形成され、
燃料噴射孔220は、入口開口220iの側から出口開口220oの側に向かって先細りとなる形状に形成される。
なお、本発明は上記した実施例及び変更例に限定されるものではなく、一部の構成の削除や、記載されていない他の構成の追加、或いは一部の構成の入れ替えを行うことが可能である。
1…燃料噴射弁、1a…弁軸心(中心軸線)、15b…弁座、17…弁体、210…旋回用通路、211…横方向通路、211b…横方向通路211の一方の側壁、211ba…第1延長線、211c…横方向通路211の他方の側壁、211ca…第2延長線、211d…横方向通路211の底面、212…旋回室、212c…旋回室212の内周壁、212d…旋回室212の底面、220…燃料噴射孔、220c…燃料噴射孔220の内周面、220i…燃料噴射孔220の入口開口、220o…燃料噴射孔220の出口開口、O1…燃料噴射孔220の入口開口面220iの中心。

Claims (7)

  1. 協働して燃料通路の開閉を行う弁体及び弁座と、
    前記弁体及び前記弁座の下流側に設けられた旋回用通路及び燃料噴射孔と、
    を備え、
    前記旋回用通路は、燃料の旋回流路が形成された旋回室と、前記旋回室の上流側に接続された横方向通路と、を有し、
    前記燃料噴射孔は、当該燃料噴射孔の入口開口が前記旋回室の底面に開口するように形成されると共に、前記入口開口の側から出口開口の側に向かって先細りとなる形状に形成されている燃料噴射弁。
  2. 請求項1に記載の燃料噴射弁において、
    前記旋回室の内周壁は、当該旋回室の底面の側から垂直方向に離れるに従って、前記燃料噴射孔の前記入口開口から離れる向きに傾斜した傾斜面で構成される燃料噴射弁。
  3. 請求項2に記載の燃料噴射弁において、
    前記横方向通路の両側壁は、当該横方向通路の底面から垂直方向に離れるに従って、当該横方向通路の通路幅が大きくなるように傾斜した傾斜面で構成される燃料噴射弁。
  4. 請求項3に記載の燃料噴射弁において、
    前記横方向通路の前記底面と前記横方向通路の一方の側壁との境界線の延長線である第1延長線と、前記横方向通路の前記底面と前記横方向通路の他方の側壁との境界線の延長線である第2延長線と、を仮想した場合に、
    前記第2延長線は、前記第1延長線に対して、前記燃料噴射孔の前記入口開口の中心側にあり、
    前記燃料噴射孔の前記入口開口は、前記第2延長線を越えて前記第1延長線の側にはみ出すように形成されている燃料噴射弁。
  5. 請求項4に記載の燃料噴射弁において、
    前記燃料噴射孔の出口開口は、前記第2延長線に対して、前記第1延長線の側とは反対側に収まるように形成されている燃料噴射弁。
  6. 請求項3に記載の燃料噴射弁において、
    前記弁座が形成された弁座部材と、
    前記弁座部材の先端面に取り付けられるノズルプレートと、
    を備え、
    前記旋回室、前記横方向通路及び前記燃料噴射孔は、前記ノズルプレートの前記弁座部材の先端面と対向する面に形成されている燃料噴射弁。
  7. 協働して燃料通路の開閉を行う弁体及び弁座と、
    前記弁体及び前記弁座の下流側に設けられた旋回用通路及び燃料噴射孔と、
    を備え、
    前記旋回用通路は、燃料の旋回流路が形成された旋回室と、前記旋回室の上流側に接続された横方向通路と、を有し、
    前記燃料噴射孔は、当該燃料噴射孔の入口開口が前記旋回室の底面に開口するように形成される燃料噴射弁の製造方法であって、
    前記旋回室、前記横方向通路及び前記燃料噴射孔は、プレス加工により形成され、
    前記燃料噴射孔は、前記入口開口の側から出口開口の側に向かって先細りとなる形状に形成される燃料噴射弁の製造方法。
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