JP7049538B1 - 包装体開封ナイフ - Google Patents

包装体開封ナイフ Download PDF

Info

Publication number
JP7049538B1
JP7049538B1 JP2022012330A JP2022012330A JP7049538B1 JP 7049538 B1 JP7049538 B1 JP 7049538B1 JP 2022012330 A JP2022012330 A JP 2022012330A JP 2022012330 A JP2022012330 A JP 2022012330A JP 7049538 B1 JP7049538 B1 JP 7049538B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
package
opening knife
package opening
end surface
ventral
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2022012330A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2023110723A (ja
Inventor
一臣 墨
章吾 落合
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kaijirushi Hamono Center KK
Original Assignee
Kaijirushi Hamono Center KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kaijirushi Hamono Center KK filed Critical Kaijirushi Hamono Center KK
Priority to JP2022012330A priority Critical patent/JP7049538B1/ja
Priority to PCT/JP2022/004396 priority patent/WO2023145096A1/ja
Priority to JP2022050158A priority patent/JP2023110813A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7049538B1 publication Critical patent/JP7049538B1/ja
Publication of JP2023110723A publication Critical patent/JP2023110723A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B26HAND CUTTING TOOLS; CUTTING; SEVERING
    • B26BHAND-HELD CUTTING TOOLS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B26B27/00Hand cutting tools not provided for in the preceding groups, e.g. finger rings for cutting string, devices for cutting by means of wires
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B26HAND CUTTING TOOLS; CUTTING; SEVERING
    • B26BHAND-HELD CUTTING TOOLS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B26B3/00Hand knives with fixed blades
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65BMACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
    • B65B69/00Unpacking of articles or materials, not otherwise provided for

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Forests & Forestry (AREA)
  • Knives (AREA)
  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
  • Control And Other Processes For Unpacking Of Materials (AREA)

Abstract

【課題】作業者の技術の習熟度に依存することなく容易に包装体を切断して開封することができること。【解決手段】本開示に係る包装体開封ナイフ1において、本体部3は、長尺状の把持部7と、刃先5Aが外部に露出しないようにカバーするカバー部9と、把持部7の頭側X1とカバー部9の背側Y2とを接続し刃体5Aを収容する収容部8と、把持部7の頭側X1の端面7Aとカバー部9の腹側Y1の端面9Aとによって形成されており腹側Y1に開口する挿入部10とを備え、収容部8は、把持部7の頭側X1の端面7Aから隆起し腹側Y1から背側Y2に延在する隆起部8Aを有し、カバー部9は、腹側Y1の端面9Aから背側Y2の端面9Cに渡って隆起部8Aに対向する凹部9Bを有している。【選択図】図1

Description

本開示は、包装体開封ナイフに関する。
現状、多くの食品工場では、作業者が、包丁やペティナイフやハサミや紐切り用カッター等を用いて、収容物を収容する包装体を切断して開封している。
特許第6670887号 特許第6711095号 特許第5431093号
しかしながら、従来の包装体の開封方法では、作業者の技術の習熟度によって、包装体の切断時の切れ味のレベルが変わってしまうという問題点があった。
さらに、従来の包装体の開封方法では、かかる切れ味の劣化が分かり難く、劣化した刃体で切断した際に、包装体の中に、ビニール片等の異物の混入が生じてしまい、安全性の観点で問題があるという問題点があった。
そこで、本開示は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、作業者の技術の習熟度に依存することなく容易に包装体を切断して開封することができる包装体開封ナイフを提供することを目的とする。
本開示の第1の特徴は、頭側と尻側と腹側と背側とを有し、収容物を収容する包装体を切断して開封する包装体開封ナイフであって、本体部と、前記本体部に収容されており、前記腹側を向く刃先を有する刃体と、を備え、前記本体部は、長尺状の把持部と、前記刃先が外部に露出しないようにカバーするカバー部と、前記把持部の前記頭側と前記カバー部の前記背側とを接続し、前記刃体を収容する収容部と、前記把持部の前記頭側の端面と前記カバー部の腹側の端面とによって形成されており、前記腹側に開口する挿入部と、を備え、前記収容部は、前記把持部の前記頭側の端面から隆起し、前記腹側から前記背側に延在する隆起部を有し、前記カバー部は、前記腹側の端部から前記背側の端部に渡って前記隆起部に対向する凹部を有していることを要旨とする。
本開示の第2の特徴は、包装体を切断して開封することができる包装体開封ナイフであって、前記包装体は、少なくとも2枚のシートが重なっており、前記包装体開封ナイフの開口に前記包装体の一方の側縁部を挿入した後、前記包装体開封ナイフを前記包装体の他方の側縁部に向かう方向に進めていくと、前記包装体の切断対象部分が前記開口内部で屈曲されて支持された状態で刃体の刃先によって切断されることを要旨とする。
本開示によれば、作業者の技術の習熟度に依存することなく容易に包装体を切断して開封することができる包装体開封ナイフを提供することができる。
図1は、本実施形態に係る包装体開封ナイフ1の全体構成を示す正面模式図である。 図2は、図1におけるA-A線断面図である。 図3は、図1におけるB-B線断面図である。 図4は、図1におけるC-C線断面図である。 図5は、本実施形態に係る包装体開封ナイフ1の使用形態の一例を説明するための図である。 図6は、本実施形態に係る包装体開封ナイフ1の使用形態の一例を説明するための図である。 図7は、本実施形態に係る包装体開封ナイフ1の使用形態の一例を説明するための図である。 図8は、本実施形態に係る包装体開封ナイフ1の使用形態の一例を説明するための図である。 図9は、本実施形態に係る包装体開封ナイフ1の使用形態の一例を説明するための図である。 図10は、図1のカバー部9を削除した図である。
以下、図1~図10を参照して、本発明の一実施形態について説明する。図1は、本実施形態に係る包装体開封ナイフ1の全体構成を正面視した模式図であり、図2は、図1におけるA-A線断面図であり、図3は、図1におけるB-B線断面図であり、図4は、図1におけるC-C線断面図であり、図5~図9は、本実施形態に係る包装体開封ナイフ1の使用形態の一例を説明するための図であり、図10は、図1のカバー部9を削除して、隆起部8Aを見えるようにした状態の図である。
図1に示すように、本実施形態に係る包装体開封ナイフ1は、頭側X1と尻側X2と腹側Y1と背側Y2とを有している。
本実施形態に係る包装体開封ナイフ1は、収容物を収容する包装体100を切断して開封するように構成されている。
ここで、収容物には、固体、液体、粘性流体、気体のいずれか、又は、これらの1種以上の組合せが包含される。包装体100は、少なくとも2枚のシートが重なって形成されている。包装体100としては、典型的には、紙、段ボール、ビニール、樹脂、金属フィルム等のフィルム材が該当する。「切断」は、包装体100を分離するまで切断する態様、包装体の一部に切れ目を入れる態様のいずれも好適に包含するものとし、「開封」は、収容物を包装体100から取り出すか否かを問わず、包装体100の外部に通じる態様を広く包含する。
なお、本実施形態では、包装体開封ナイフ1として、食品分野の製造工程で使用されるディスポ―サルタイプ(刃体を取り替えないで廃棄する使い捨てタイプ)のナイフを例に挙げて説明するが、本発明は、その他のタイプのナイフにも適用可能である。例えば、包装体開封ナイフ1は、刃体5が交換可能な替刃式であってもよい。
図1に示すように、実施形態に係る包装体開封ナイフ1は、長手方向Lに延在する本体部3と、腹側Y1を向く刃先5Aを有する刃体5を主体として構成されている。例えば、かかる刃体5は、金属製である。
本体部3は、長尺状の把持部7と、カバー部9と、収容部8と、挿入部10とを備えている。
図1に示すように、把持部7は、作業者が包装体開封ナイフ1を用いて作業(包装体100の開封作業、所謂、包装体100の耳切り作業)を行うべく、かかる作業者の手指による把持に供される部材である。
図1~図4に示すように、カバー部9は、刃先5Aが外部に露出しないようにカバーする部材である。
図1に示すように、収容部8は、把持部7の頭側X1とカバー部9の背側Y2とを接続する部材である。また、図1及び図2に示すように、収容部8は、刃体5を収容する。
さらに、図1及び図3に示すように、収容部8は、把持部7の頭X1の端面7Aから隆起し、腹側Y1から背側Y2に延在する隆起部8Aを有している。
図1、図3及び図4に示すように、カバー部9は、腹側Y1の端面9Aから背側Y2の端面9Cに渡って隆起部8Aに対向する凹部9Bを有している。
図1に示すように、挿入部10は、把持部7の頭X1の端面7Aとカバー部9の腹側Y1の端面9Aとによって形成されており、腹側Y1に開口している。例えば、かかる開口は、挿入部10から収容部8までの領域であってもよい。なお、隆起部8Aや凹部9Bは、かかる開口内部に設けられている。
また、図1に示すように、刃先5Aの延在方向BDは、本体部3の長手方向Lに沿っている。
以下、図5~図8を参照して、本実施形態に係る包装体開封ナイフ1を用いて包装体100の切断対象部分(所謂、耳の部分)を開封する作業の一例について説明する。
第1に、図5及び図6に示すように、作業者は、包装体100を作業台200に載置させた状態で、左手で包装体100を把持しながら切断対象部分を少し上に引っ張ると共に、右手で把持した包装体開封ナイフ1の開口(挿入部10)に包装体100の切断対象部分の一方の側縁100E1を接触させて、包装体100の切断対象部分の他方の側縁100E2に向かう進行方向CD(すなわち、略平行方向)に包装体開封ナイフ1を動かす。
その結果、包装体100の切断対象部分は、包装体開封ナイフ1の挿入部10(すなわち、把持部7の頭X1の端面7Aとカバー部9の腹側Y1の端面9Aとの間の隙間部分)に挿入される。
その後、作業者は、包装体開封ナイフ1を進行方向CDに動かし続けると、包装体100の切断対象部分が、図7に示すように、隆起部8A及び凹部9Bによって支持された状態でガイドされて包装体開封ナイフ1の刃先5Aに到達し、図8に示すように、かかる刃先5Aによって切断される。ここで、図7は、かかる進行方向CDの進行先から見た包装体開封ナイフ1及び包装体100の状態を示す図である。
上述の構成によれば、包装体100の切断対象部分が、隆起部8A及び凹部9Bによって支持されてガイドされるため、作業者が、作業者の技術の習熟度に依存することなく容易に且つ真っすぐに包装体100の耳切り作業を実施することができる。
また、図1に示すように、把持部7は、腹側Y1において背側Y2に凹んでいる指載置部7Fを更に備えていてもよい。
ここで、図6及び図9に示すように、作業者は、包装体100の開封作業を行う際に、親指F1を把持部7の背側Y2に載置し、人差し指F2を指載置部7Fに載置する。なお、作業者は、包装体100の開封作業を行う際に、親指F1を指載置部7Fに載置し、人差し指F2を把持部7の背側Y2に載置してもよい。
かかる構成によれば、作業者は、包装体開封ナイフ1を持ちやすくなるため、安定して包装体100の開封作業を行うことができる。
また、把持部7、収容部8及びカバー部9は、樹脂によって一体成型されていてもよい。例えば、かかる樹脂として、食品工場で用いられる次亜塩素酸ナトリウムに対する耐久性を有するPP(ポリプロピレン)やABSやエラストマーやポリカーボネート等から適宜に選択され、更に金属フィラーが混成されて成形されてもよい。ここで、金属フィラーを混成するのは、食品分野の製造工程において、意図しない残留を回避するべく、金属探知器による検出を可能とするためである。
かかる構成によれば、包装体開封ナイフ1の製造コストを抑えることができる。また、かかる構成によれば、把持部7、収容部8及びカバー部9の結合部分等にごみ等が詰まるという事態を回避することができる。
また、図1に示すように、正面視において、把持部7の頭側X1の端面7Aが、本体部3の長手方向Lに対して50°~60°傾斜していてもよい。
かかる構成によれば、包装体開封ナイフ1を用いて包装体100の切断対象部分を開封する作業を行う際の操作性を向上させることができる。
また、図3に示すように、凹部9Bの延在方向に沿って見ると、凹部9Bの底部における角度S1は、10°~150°の範囲にあり、好ましくは30°から120°、更には40°から90°が好ましい。また、隆起部8Aの延在方向に沿って見ると、隆起部8Aの頂部における角度S2は、10°~155°の範囲にあり、好ましくは30°から120°、更には40°から90°が好ましい。
なお、薄い包装体100を対象とする場合は、厚い包装体100を対象とする場合と比べて、上述の角度S1/S2をより鋭角にすることで、より包装体100の切断対象部分を切断しやすくなる。
かかる場合、凹部9Bの延在方向(或いは、隆起部8Aの延在方向)に沿って見ると、包装体100の切断対象部分の折り曲げ角度は、10°~150°の範囲にあり、好ましくは40°から130°、更には50°から110°が好ましい。なお、本実施形態では、凹部9Bの延在方向及び隆起部8Aの延在方向は等しいものとする。
ここで、上述の角度S1及び角度S2は、同じ値になっていてもよいし、異なる値になっていてもよい。
かかる構成によれば、包装体開封ナイフ1を用いて包装体100の切断対象部分を開封する作業を行う際に、包装体100の切断対象部分が撓まずに且つ切断されやすい角度で刃先5Aに到達することができる。
本実施形態に係る包装体開封ナイフ1によれば、図7に示すように、挿入部10から挿入された包装体100の切断対象部分は、隆起部8A及びカバー部9の凹部9Bにより、くの字形になる。このように、包装体100の切断対象部分がくの字形になることにより、かかる切断対象部分に刃先5Aが入る際(切り始めの時)、かかる切断対象部分が厚さ方向で逃げてしまって(曲がってしまい)、刃先5Aが切断対象部分に入りにくくなることを抑制し、かかる切断対象部分を切り込みやすくすることができ、包装体100の切断を容易にすることができる。
その結果、使用者は、一回の操作で刃先5Aが切断対象部分に切り込むことができ、複数の切込み操作を行うことなく切断できる。ここで、複数の切込み操作を行うと包装体100のビニール片等の異物が発生する可能性があるが、一回の操作で切断対象部分を切り込むことで、異物の破片の発生を抑えることができる。
特に、包装体100の厚みが薄い場合、包装体100にコシがなく曲がりやすいため、刃先5Aが切断対象部分に入りにくくなるという事態が発生しやすくなっている。そのため、このようなケースでは、上述の本実施形態に係る包装体開封ナイフ1の構成が効果的である。
また、上述の構成を有していないナイフを鋸のように前又は後に移動させて切り込めば、包装体100が曲がっても切れる可能性がある。しかしながら、その場合は、包装体100の切り始めの動作と、その後の包装体100の切断動作とが異なる方向となるため、かかる動作が変化する際に、包装体100に刃先が引っかかり、切断動作を複数回行う必要があり(二度切り等)、その結果、包装体100のビニール片等の異物が発生する可能性がある。
本実施形態に係る包装体開封ナイフ1によれば、包装体100の切り始めから切り終わりまでを一方向のみの一回の操作で行うことができ、異物の発生を抑制し、食品への異物の混入を抑制することができる。
さらに、図1に示すように、正面視において、把持部7の延在方向Zと刃先5Aの延在方向BDとのなす角度は、0°~60°の範囲にあってもよい。ここで、図1に示すように、正面視において、把持部7の延在方向Zと刃先5Aの延在方向BDとのなす角度は、40°近辺の値になることが好ましい。
図1に示すように、刃先5Aの延在方向BD(長手方向L)に対して把持部7を湾曲させたことにより、図9に示すように、包装体開封ナイフ1の使用時に、使用者の中指F3や薬指F4の第2関節の外面が包装体100に触れやすくなる。
その結果、包装体開封ナイフ1の使用時に、把持部7の頭X1の端面7Aだけでなく、中指F3や薬指F4を包装体100に沿うようにして切断を行うことにより、包装体開封ナイフ1と包装体100との角度が一定となり、包装体100の切断対象部分と刃先5Aとのなす角度も一定となり、使用者は、切断操作を円滑に行うことができ、初心者であっても使いやすい。
かかる場合、包装体開封ナイフ1を用いて包装体100の切断対象部分を開封する作業を行う際に、包装体100の切断対象部分と刃先5Aとのなす角は、30°~70°の範囲にある。
なお、包装体100の切断対象部分の切断容易性を考慮すると、包装体100の切断対象部分の厚みが、0.05mm~0.4mmである場合、包装体100の切断対象部分と刃先5Aとのなす角が、50°~60°となるように設定されていることが好ましい。
かかる構成によれば、包装体開封ナイフ1を用いて包装体100の切断対象部分を開封する作業を行う際に、把持部7を握る作業者の指(例えば、親指以外の指)がガイドになって、包装体開封ナイフ1を安定して進行方向CDに進めることができる。
図10は、図1のカバー部9を削除して、隆起部8Aを見えるようにした状態の図である。
図10に示すように、隆起部8Aは、挿入部10側から刃先5Aに向かうに連れて把持部7の頭X1の端面7Aから緩やかに隆起した形状で、刃先5Aに至るまで連続した峰(頂点)を有している。また、図7に示すように、カバー部9の凹部9Bは、断面V字形状である。
挿入部10から包装体100を挿入する場合、包装体100の切断対象部分を少し上方に引っ張りながら挿入部10に挿入し、把持部7の頭X1の端面7Aの表面に切断対象部分を沿わせて包装体開封ナイフ1を移動させると、かかる切断対象部分は、把持部7の頭X1の端面7Aから隆起部8Aへと案内され、更にはカバー部の凹部9Bと隆起部8Aとの間の空間に円滑に挿入され、図7に示すように、かかる切断対象部分は、くの字形の屈曲した状態となる。
すなわち、包装体開封ナイフ1によれば、隆起部8A及び凹部9Bにより、包装体開封ナイフ1を切断方向に移動させるだけで、かかる切断対象部分をくの字形にすることができる。
ここで、図3、図4及び図7に示すように、隆起部8A及び凹部9Bの断面は、略V字形状である。
また、包装体100の切断対象部は、図7に示すように、隆起部8Aの頂点及びカバー部9の凹部9Bの開口両端部の3点で支持されるため、包装体100が隆起部8Aやカバー部9の凹部9Bに全面的に接触することなく、接触面積が小さくなり、切断操作を円滑に行うことができる。
さらに、図7に示すように、隆起部8Aと凹部9Bとの間の隙間(空間)は、0.1mm以上5.0mm以下であり、好ましくは1.0mm以上3.0mm以下であり、一例として1.5mmに設定されていてもよい。
また、図1に示すように、把持部7及び収容部8の背側Y2は、背側Y2の方向に一様に膨らんだ曲線になっている。
本実施形態に係る包装体開封ナイフ1によれば、作業者の技術の習熟度に依存することなく容易に包装体を切断して開封することができる。
1…包装体開封ナイフ
3…本体部
5…刃体
5A…刃先
7…把持部
7A…把持部の頭側の端面
7F…指載置部
8…収容部
8A…隆起部
9…カバー部
9A…カバー部の腹側の端面
9B…凹部
9C…カバー部の背側の端面
10…挿入部
100…包装体
100E1、100E2…包装体の側縁部
200…台
F1…親指
F2…人差し指
L…長手方向
BD…刃先の延在方向
CD…包装体開封ナイフの進行方向
S1…凹部の底部における角度
S2…隆起部の頂部における角度
X1…頭側
X2…尻側
Y1…腹側
Y2…背側
Z…把持部の延在方向

Claims (6)

  1. 頭側と尻側と腹側と背側とを有し、収容物を収容する包装体を切断して開封する包装体開封ナイフであって、
    本体部と、
    前記本体部に収容されており、前記腹側を向く刃先を有する刃体と、を備え、
    前記本体部は、
    長尺状の把持部と、
    前記刃先が外部に露出しないようにカバーするカバー部と、
    前記把持部の前記頭側と前記カバー部の前記背側とを接続し、前記刃体を収容する収容部と、
    前記把持部の前記頭側の端面と前記カバー部の腹側の端面とによって形成されており、前記腹側に開口する挿入部と、を備え、
    前記収容部は、前記把持部の前記頭側の端面から隆起し、前記腹側から前記背側に延在する隆起部を有し、
    前記カバー部は、前記腹側の端面から前記背側の端面に渡って前記隆起部に対向する凹部を有している、包装体開封ナイフ。
  2. 前記隆起部及び前記凹部の断面は、略V字形状である、請求項1に記載の包装体開封ナイフ。
  3. 前記凹部の延在方向に沿って見ると、前記凹部の底部における角度は、10°~150°の範囲にあり、
    前記隆起部の延在方向に沿って見ると、前記隆起部の頂部における角度は、10°~150°の範囲にある、請求項1又は2に記載の包装体開封ナイフ。
  4. 前記挿入部から挿入された前記包装体の切断対象部分は、前記隆起部及び前記凹部により、くの字形になる、請求項1~3のいずれか一項に記載の包装体開封ナイフ。
  5. 前記把持部は、前記腹側において前記背側に凹んでいる指載置部を更に備える、請求項1~4のいずれか一項に記載の包装体開封ナイフ。
  6. 前記把持部、前記収容部及び前記カバー部は、樹脂によって一体成型されている、請求項1~5のいずれか一項に記載の包装体開封ナイフ。
JP2022012330A 2022-01-28 2022-01-28 包装体開封ナイフ Active JP7049538B1 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022012330A JP7049538B1 (ja) 2022-01-28 2022-01-28 包装体開封ナイフ
PCT/JP2022/004396 WO2023145096A1 (ja) 2022-01-28 2022-02-04 包装体開封ナイフ
JP2022050158A JP2023110813A (ja) 2022-01-28 2022-03-25 包装体開封ナイフ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022012330A JP7049538B1 (ja) 2022-01-28 2022-01-28 包装体開封ナイフ

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022050158A Division JP2023110813A (ja) 2022-01-28 2022-03-25 包装体開封ナイフ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP7049538B1 true JP7049538B1 (ja) 2022-04-06
JP2023110723A JP2023110723A (ja) 2023-08-09

Family

ID=81259190

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022012330A Active JP7049538B1 (ja) 2022-01-28 2022-01-28 包装体開封ナイフ
JP2022050158A Pending JP2023110813A (ja) 2022-01-28 2022-03-25 包装体開封ナイフ

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022050158A Pending JP2023110813A (ja) 2022-01-28 2022-03-25 包装体開封ナイフ

Country Status (2)

Country Link
JP (2) JP7049538B1 (ja)
WO (1) WO2023145096A1 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3096269U (ja) * 2003-03-05 2003-09-12 秀滿 游陳 ボール箱あけ具
JP2011072373A (ja) * 2009-09-29 2011-04-14 Raitekkusu:Kk 平面状及び折り返し重合状紙葉類の切断具
JP2016097973A (ja) * 2014-11-18 2016-05-30 鈴木 哲也 カッター
JP2017189397A (ja) * 2016-04-14 2017-10-19 コクヨ株式会社 シート切断具

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3096269U (ja) * 2003-03-05 2003-09-12 秀滿 游陳 ボール箱あけ具
JP2011072373A (ja) * 2009-09-29 2011-04-14 Raitekkusu:Kk 平面状及び折り返し重合状紙葉類の切断具
JP2016097973A (ja) * 2014-11-18 2016-05-30 鈴木 哲也 カッター
JP2017189397A (ja) * 2016-04-14 2017-10-19 コクヨ株式会社 シート切断具

Also Published As

Publication number Publication date
JP2023110813A (ja) 2023-08-09
WO2023145096A1 (ja) 2023-08-03
JP2023110723A (ja) 2023-08-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3824688A (en) Envelope opener
JP5431723B2 (ja) 媒体切断装置
US5337482A (en) Safety blade for utility knife
EP1677951B1 (en) A knife with an ergonomic handle
JP7049538B1 (ja) 包装体開封ナイフ
EP2913166A1 (en) Knife and scissors provided with protection means
US11708256B2 (en) Bag cutter and piercer
KR20080113244A (ko) 보강된 매체 절단 장치
US20220016797A1 (en) Safety Knife
JP6776593B2 (ja) シート切断具
KR20230158824A (ko) 절단칼이 형성된 용기
JP7435398B2 (ja) 包装箱
JP7450301B2 (ja) カッター器具
JP3229696U (ja) 紙容器の解体具
JP6599587B1 (ja) 包装体開封ナイフおよび包装体開封ナイフパッケージ体
JP3141639U (ja) 容器解体装置
JP7439466B2 (ja) 包装箱
JP3039962U (ja) カッターナイフ
US719906A (en) Envelop-opener or paper-cutter.
JP3002731U (ja) 封筒等の切開具
JP5546325B2 (ja) 容器に切込みを入れることができる器具
JP5072129B1 (ja) ペーパーカッター
FI105328B (fi) Paperiveitsi
JP2005035657A (ja) 袋開封カッター
JP5766417B2 (ja) カッターナイフのホルダー

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220204

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20220204

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220222

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220228

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220315

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220325

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7049538

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150