JP3229696U - 紙容器の解体具 - Google Patents

紙容器の解体具 Download PDF

Info

Publication number
JP3229696U
JP3229696U JP2020004159U JP2020004159U JP3229696U JP 3229696 U JP3229696 U JP 3229696U JP 2020004159 U JP2020004159 U JP 2020004159U JP 2020004159 U JP2020004159 U JP 2020004159U JP 3229696 U JP3229696 U JP 3229696U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper container
paper
cut
rectangular parallelepiped
opening edge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2020004159U
Other languages
English (en)
Inventor
洋一 澁木
洋一 澁木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2020004159U priority Critical patent/JP3229696U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3229696U publication Critical patent/JP3229696U/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Control And Other Processes For Unpacking Of Materials (AREA)
  • Knives (AREA)

Abstract

【課題】紙容器類を安全、安価、容易に平面紙に展開する解体具を提供する。【解決手段】直方体形状の紙容器1が挿入できてかつその側部の四面に密接できる形の側部分2から成る把持枠体において、側部分の前端の開口縁3の下位の辺に、その辺から所定間隔だけ前方に位置し挿入した紙容器の前進を阻止する突起4を連設した直方体形状の紙容器の底部の切断器である。紙容器類を把持枠体で固定してその底部に近い三つの側面を市販品のカッターで切断する。【選択図】図1

Description

本考案は、主として飲料用に用いられる紙容器解体具に関する。
牛乳パックを代表とする飲料用紙容器のリサイクル運動においては、使用済みの紙容器を洗浄後、解体し薄い平面紙にして収集する事が行われている。かかる解体は、通常のはさみを用いて行うことが一般的であるが、個々の紙容器を家庭において解体する労力を解消すべく、解体を容易にする特殊な解体具が考案されている。
特許公開2002−19746 特許公開2001−79282
紙容器を簡便に解体する補助具としては特許文献1の「牛乳パック、果汁パック類の解体器」が知られている。
しかし、内枠材にパックをかぶせる方法では紙パックと内枠材に対し紙パックが密着していることが目視できず適切にパックの底部を切断できず、薄い平面紙に解体出来ない。
また、特許文献2の「紙パック解体器」では、紙パックを専用刃物で切断するので、刃物が劣化して交換する際、容易に交換することが難しい。
イ)紙容器類の側面3ヵ所を切断して側部と底部を切り離す。
(1)紙容器を、紙容器の側部の四面に密接できる形の側部分から成る把持枠体の中に挿入し、紙容器をその底部から所定の間隔離れた位置で切断する。
「所定の間隔」とは各種の容器に適した望ましい間隔を意味し、例えば牛乳パックならば数ミリとする。
紙容器の底部の切断は、その底部を先にして紙容器を把持枠体に挿入し突起で前進が阻止されて、底部が把持枠体の開口縁から所定間隔だけ前方に露出した状態になった時に行われる。ところで、紙容器には大きさ、素材の硬さ、切断しやすさ等各種のものがある。露出させる距離もそれぞれによって異なる。したがって、所定間隔は、これらの諸条件を勘案し最適のものが決められなければならない。そのため、この構成を採用した。
把持枠体の側部分を紙容器の側部に密接する形にした意味は直方体形状の紙容器が挿入できてかつその側部の三面をスムーズに切断しやすいようにするためである。
(2)指止め兼カッターガイド体5を把持枠体の側部分の前端の開口縁に付設する。
(3)把持枠体の開口縁を形成する四つの辺のうちの下位の辺に位置決め用の突起位置決め体4を連設する。
開口縁の他の上位の三つの辺に近い紙容器の三面を切断するためこの構成とした。
(4)把持枠体の前端の開口縁に付設した「指止め兼カッターガイド体5」に沿って、紙容器の底部に近い三面を市販のカッターで切断する。
突起が連設されている面を下側にして紙容器を把持枠体に挿入し、上から把持枠体で押さえつけながらカッターで切断できるから、紙容器の底部に近い三面が確実に切断される。紙容器の底部に近い三面を切断する際、把持枠体を把持する手がカッターに触れ思わぬ怪我をする事が有る。また切断するカッターのガイドは広い一枚板状になっている方がガイドしやすい。そのため請求項2の構成を採用した。
ロ)側面長辺部分の任意の1か所を切断して平面紙にする。
(1)2分割された紙容器類を「把持枠体」から外して、市販のカッター7又は市販のハサミ6で、側面長辺部分の任意の1か所を切断することで、平面紙にすることが出来る。
把持枠体の形は紙容器が挿入できる形になっているので特許文献1のものと異なり、紙容器の切断部を目視でき適切に紙容器の底部を切断できる。しかもその上、把持枠体の側部分が紙容器の側部の四面に密接できる形になっているから、紙容器の底部に近い三面が確実に切断できる。すなわち、底部を切断する際に紙容器の底部に近い二面を切断すると、紙容器のその部分は把持枠から離れて直方体形状が保てなくなる。
しかし、把持枠体の直方体形状は維持されていて紙容器の残る一面に密接しているから、残るその部分もスムーズに切断される。
「指止め兼カッターガイド体5」を設けることで、把持枠体を把持する手がカッターの作動範囲に入ることがなく傷つけられる恐れがない。カッターをガイドする面は開口縁より広く一枚板状になっているから切断作業がスムーズに行える。また、把持枠体とカッターガイドは別々に製作でき、その上、指止めとカッターガイド体は兼用されているから部品が少なくて済み、製作コストも低減できる。
専用の刃物を使わず市販のカッター又は市販のハサミで切断できる。
紙容器類の側面の角を切る必要が無い。
以上のように、本考案によれば紙パック類の解体を安全・安価・容易に行うことが出来、特に家庭に於けるリサイクルの促進に役立つものである。
紙容器の解体具の基本的な使用形態を示した図 紙容器の底部に近い側面3ヵ所を切断する図 紙容器の側面長辺部を切断する図 紙容器を平面紙に解体した図 把持枠体、指止め兼カッターガイド体5、位置決め体4を分割して構成する図 一体構造で作製する図 置決め間隔を変更する構造を示す図
以下、添付図面に従って実施例を説明する。
図1に示す2,3,4は把持枠体で、2は把持枠体の側部分、3は側部分2の開口縁で指止め兼カッターガイド、4は開口縁3の下位の辺から前方に位置する突起で、紙容器の開口縁からの特出量を決める。
図2は、保持枠体の開口縁から所定の間隔離れた位置を市販のカッターで紙容器の上位の三つの辺を切断することを示す。
保持枠体2,3,4は、木材でそれぞれの形を作製することが出来る。また2,3,4一体のプラスチックで作製する事も出来る。
図5に示す2,3,4は保持枠体で、2,3,4それぞれを厚紙又はプラスチックで作製し組み合わせる。接合方法は接着剤、両面テープなどで行うことが出来る。
図6は、保持枠体2,3,4を一体構造で作製した例を示す。材質は厚紙又はプラスチック、各種金属などで作る事が出来る。
図7は、紙容器をその底部から所定の間隔離すために、位置決め体4の取り付け位置を穴a,から穴bに組み替えることを示す。
1:紙容器
2:側部分
3:開口縁
4:位置決め体
5:指止め兼カッターガイド体
6:市販のハサミ
7:市販のカッター

Claims (2)

  1. 直方体形状の紙容器が挿入できてかつその側部の四面に密接できる形の側部分から成る把持枠体において、側部分の前端の開口縁の下位の辺に、その辺から所定間隔だけ前方に位置し挿入した紙容器の前進を阻止する突起を連設した直方体形状の紙容器の底部の切断器。
  2. 側部分の前端の開口縁に、開口と同じ形の中孔がありかつ側部分の側面から外方へ突出する外形をもつ一枚板状の指止め兼カッターガイド体を付設したことを特徴とする請求項1に記載の直方体形状の紙容器の底部の切断器。
JP2020004159U 2020-09-07 2020-09-07 紙容器の解体具 Expired - Fee Related JP3229696U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020004159U JP3229696U (ja) 2020-09-07 2020-09-07 紙容器の解体具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020004159U JP3229696U (ja) 2020-09-07 2020-09-07 紙容器の解体具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3229696U true JP3229696U (ja) 2020-12-17

Family

ID=73740787

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020004159U Expired - Fee Related JP3229696U (ja) 2020-09-07 2020-09-07 紙容器の解体具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3229696U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6840395B2 (en) Package with integrated utensil
US5285575A (en) Cutter
AU2015100884B4 (en) Pizza Box Bib
JP3229696U (ja) 紙容器の解体具
PL333519A1 (en) Apparatus for and method of making and packaging plastic film bags in particular those intended to be used as beverage holding containers
JP2018117863A (ja) 納豆パックカッター
KR101814872B1 (ko) 커터가 부착된 수납상자
JP6664643B1 (ja) カップシール用カッター
KR20160003642U (ko) 절단 띠를 구비한 일회용 보관용기
JP7360108B1 (ja) 鶏卵および納豆パックカッター
JP2011121616A (ja) 段ボール紙製品の把手構造
JP2006347589A (ja) 包装箱
JP2003246320A (ja) 切裂帯付き段ボール箱及びその製造方法
JP7507942B1 (ja) 2wayコーナーパンチ
JP3173920U (ja) 切断カッター
JP5728286B2 (ja) 持ち手付き包装箱
CN211766912U (zh) 一种六角的罐装产品包装盒裁片
JP1733053S (ja) 包装用容器
JP2023091774A (ja) 食品カップのパックに分離線を形成するためのツール
KR20230158824A (ko) 절단칼이 형성된 용기
JP7058819B2 (ja) 深絞り包装容器
JP6202511B1 (ja) 食パン用簡易スライス補助器
JPH11482A (ja) 保持具つき刃物
JP2002210268A (ja) 牛乳パック切断治具
JP2002284177A (ja) ラップフィルムの収納箱

Legal Events

Date Code Title Description
A80 Written request to apply exceptions to lack of novelty of invention

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A80

Effective date: 20200907

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3229696

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees