JP6776593B2 - シート切断具 - Google Patents
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Description
前記刃の尖端部よりも後の位置に、前記刃によって切断された一方のシート部分の軌道と前記刃によって切断された他方のシート部分の軌道を異ならせるためのシート案内手段を設けているものであり、前記刃を保持する刃保持要素を備え、この刃保持要素が、切断されるべき前記シートが挿入し得るシート挿入空間と、前記シート挿入空間に配されたシート誘導部とを備えたものであり、前記シート誘導部が、前記刃の尖端部に接する前記シートの部分を上側に向かって凸をなすように湾曲させる傾斜面を有したものであり、前記シート案内手段が、前記刃保持要素に設けられ前記一方のシート部分の切断端縁を案内するための一方の溝状部分と、前記刃保持要素に設けられ前記他方のシート部分の切断端縁を案内するための他方の溝状部分とを備えているものであり、前記刃保持要素が、前記刃を備えた刃ユニットを着脱可能に保持し得る支持体本体、及び、前記刃ユニットを構成し前記刃を支持するユニット部材により構成されたものであり、これら支持体本体及びユニット部材のそれぞれに前記一方及び他方の溝状部分が形成されているシート切断具である。
シート切断具Aは、シートf2を切断するための刃1を備えた刃ユニットCと、この刃ユニットCを着脱可能に支持し得る支持体本体Dとを主体に構成されている。シート切断具Aにおける刃ユニットCは、使用を重ねることにより刃1の劣化が生じた場合等に、交換用である同一形状をなす他の刃ユニットと取り替え可能に構成されている。
刃ユニットCは、平板状に形成された刃1と、この刃1を支持するユニット部材2とを備えている。ユニット部材2は、刃1における先端に形成された鋭利な部分である尖端部11の一端側すなわち側面視における上側に配された一方のユニット形成部材たる上のユニット形成部材21と、刃1の尖端部11の他端側すなわち側面視における下側に配された他方のユニット形成部材たる下のユニット形成部材22と、刃1の基端側すなわち側面視における後側に配された基端側ユニット形成部材23を備えている。
刃ユニットCを着脱可能に保持し得る支持体本体Dについて説明する。なお、本明細書において、「刃保持要素B」とは、支持体本体D、及び、ユニット部材2により構成された概念である。
シート案内手段E、Hは、刃1によって切断された一方のシート部分f21の軌道と刃1によって切断された他方のシート部分f22の軌道を異ならせるためものであり、刃1の尖端部11よりも後の位置に設けられている。シート案内手段E、Hは、一方のシート部分f21を上方向に案内し得るものであり、他方のシート部分f22を下方向に案内し得るものである。換言すれば、シート案内手段E、Hは、背面視において(特に図3を参照)、一方のシート部分f21における切断端縁e1の高さ位置と他方のシート部分f22における切断端縁e2の高さ位置を異ならせるためのものである。
B…刃保持要素
C…刃ユニット
D…支持体本体
1…刃
11…尖端部
2…ユニット部材
3…柄部
4…ユニット支持部
5…シート誘導部
E…シート案内手段
H…シート案内手段
F…封筒
f2…シート
f21…一方のシート部分
f22…他方のシート部分
Claims (6)
- シートを切断するための刃を備えたシート切断具であって、
前記刃の尖端部よりも後の位置に、前記刃によって切断された一方のシート部分の軌道と前記刃によって切断された他方のシート部分の軌道を異ならせるためのシート案内手段を設けているものであり、
前記刃を保持する刃保持要素を備え、この刃保持要素が、切断されるべき前記シートが挿入し得るシート挿入空間と、前記シート挿入空間に配されたシート誘導部とを備えたものであり、
前記シート誘導部が、前記刃の尖端部に接する前記シートの部分を上側に向かって凸をなすように湾曲させる傾斜面を有したものであり、
前記シート案内手段が、前記刃保持要素に設けられ前記一方のシート部分の切断端縁を案内するための一方の溝状部分と、前記刃保持要素に設けられ前記他方のシート部分の切断端縁を案内するための他方の溝状部分とを備えているものであり、
前記刃保持要素が、前記刃を備えた刃ユニットを着脱可能に保持し得る支持体本体、及び、前記刃ユニットを構成し前記刃を支持するユニット部材により構成されたものであり、
これら支持体本体及びユニット部材のそれぞれに前記一方及び他方の溝状部分が形成されているシート切断具。 - 前記尖端部が上下方向に延びてなるものであり、
前記シート案内手段が、前記一方のシート部分を上方向に案内し得るものであり、前記他方のシート部分を下方向に案内し得るものである請求項1記載のシート切断具。 - 前記尖端部が、略直線状に設定されたものであり、
前記尖端部が、切断箇所のシート面に直交する角度よりも傾いた角度で前記シートに当接し得るように前記刃保持要素に設けられている請求項1又は2記載のシート切断具。 - 前記尖端部が、略直線状に設定されたものであり、
前記尖端部が、前記シートの進行方向に直交する角度よりも傾いた角度で前記シートに当接し得るように前記刃保持要素に設けられている請求項1、2又は3記載のシート切断具。 - 前記刃保持要素が、使用者が把持して操作し得る柄部を備えた支持体本体を備えている請求項1、2、3又は4記載のシート切断具。
- 前記刃保持要素が、切断されるべき前記シートが挿入し得るシート挿入空間を備えている請求項1、2、3、4又は5記載のシート切断具。
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JP2016080696A JP6776593B2 (ja) | 2016-04-14 | 2016-04-14 | シート切断具 |
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JP2017189397A JP2017189397A (ja) | 2017-10-19 |
JP6776593B2 true JP6776593B2 (ja) | 2020-10-28 |
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ID=60084304
Family Applications (1)
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JP2016080696A Active JP6776593B2 (ja) | 2016-04-14 | 2016-04-14 | シート切断具 |
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JP (1) | JP6776593B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
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JP7049538B1 (ja) * | 2022-01-28 | 2022-04-06 | 株式会社貝印刃物開発センター | 包装体開封ナイフ |
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2016
- 2016-04-14 JP JP2016080696A patent/JP6776593B2/ja active Active
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JP2017189397A (ja) | 2017-10-19 |
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