JP7046318B2 - 水洗大便器 - Google Patents

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Description

本発明は、水洗大便器に係り、特に、洗浄水源から供給される洗浄水により便器を洗浄して汚物を排出する水洗大便器に関する。
例えば、特許文献1に開示されているように、便器本体の後方上部には、貯水タンクから供給された洗浄水をボウル部に吐水する導水路が形成され、この導水路の上方においてボウル部の上縁部に沿って形成されたリム部が形成されている。このリム部においては、便器本体の内側に形成された内側コーナー部の半径と、便器本体の外側に形成された外側コーナー部の半径とがほぼ同じ大きさ且つ非常に小さい半径に形成されている。
特許第4941796号公報
しかしながら、特許文献1の水洗大便器及び、図7に示すような従来の水洗大便器101においては、使用者が、使用者の手指Hの掌Ha及び/又は指の掌側の部分Hbをリム上面部116cに接するように配置しながらリム部116を清掃するとき、リム上部内側コーナー部116dが比較的小さな半径の円弧(リム上部外側コーナー部116eとほぼ同様の半径の円弧)を形成しているので、リム上部内側コーナー部116dの円弧に指の第2関節部分Hc等の指の曲り部分を沿わせて配置することができない。従って、リム上面部116cとリム上部内側コーナー部116dと内周壁面116aとを効率よく清掃することができないといった課題があった。
また、使用者が無理に手指を曲げてこれらの面を清掃しようとする場合には、使用者が清掃のために必要とする力を手指Hにかけることが困難となるという課題があった。
そこで、本発明は、上述した従来技術の問題点を解決するためになされたものであり、使用者が、リム部の拭き掃除を行う場合に、自身の手指がリム部の上面からリム上部内側コーナー部の丸みに沿うように内側壁までかかっている状態で、リム部の上面、リム上部内側コーナー部及び内側壁を効率よく清掃することができ、さらに、使用者が、拭き掃除をしようとする比較的強い力を容易にリム部全体にかけることができ、清掃性を向上させることができる水洗大便器を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明は、洗浄水源から供給される洗浄水により便器を洗浄して汚物を排出する水洗大便器であって、ボウル形状の汚物受け面と、この汚物受け面の上方外側に形成されて便器の上部縁を形成するリム部と、を備えたボウル部と、このボウル部の下方にその入口が接続され汚物を排出する排水路と、ボウル部に洗浄水を吐水して旋回流を形成する吐水部と、吐水部に洗浄水を供給する導水路と、を有し、リム部は、汚物受け面の上端から上方に向けて直線状に延びる内側壁と、内側壁の上端から外側に形成されると共にリム部の上面と内側壁との間に形成されるリム上部内側コーナー部と、上記リム部の上面と外側壁との間に形成されるリム上部外側コーナー部と、を備え、内側壁の上端がリム上部内側コーナー部の外側端よりも内側に位置し、リム部の全周の少なくとも一部において、リム上部内側コーナー部の丸みが、リム上部外側コーナー部の丸みよりも大きく形成され、リム上部内側コーナー部の下端は吐水部よりも上方に設けられ、吐水部の出口におけるリム部の横断面において、リム上部内側コーナー部の上端は、吐水部より外側に位置し、リム上部内側コーナー部の下端は、吐水部より内側に位置すると共に汚物受け面の上端より外側に位置し、リム上部内側コーナー部の上端と下端との間の横方向の幅は、吐水部の横方向の幅よりも大きく、リム上部内側コーナー部の丸みは、上端から下端まで内側に向けて下降するように形成され、上面視で汚物受け面が吐水部より外側のリム上部内側コーナー部の上端まで、さらに外側まで拡がったような印象を与えることを特徴としている。
このように構成された本発明においては、リム部の全周の少なくとも一部において、リム上部内側コーナー部の丸みが、リム上部外側コーナー部の丸みよりも大きく形成されている。よって、使用者が、リム部の拭き掃除を行う場合に、自身の手指がリム部の上面からリム上部内側コーナー部の丸みに沿うように内側壁までかかっている状態で、リム部の上面、リム上部内側コーナー部及び内側壁を効率よく清掃することができる。さらに、リム部の上面からリム上部内側コーナー部及び内側壁に比較的均等に力をかけながら拭き掃除をすることができるため、使用者が、拭き掃除をしようとする比較的強い力を容易にリム部全体にかけることができ、清掃性を向上させることができる。
さらに、このように構成された本発明においては、吐水部から吐水された洗浄水は、リム上部内側コーナー部の下端よりも下方の領域に沿って旋回されるので、洗浄水がリム上部内側コーナー部を越えて便器外に水飛びすることを防止することができる。また、このように洗浄水がリム上部内側コーナー部の下端よりも下方の領域に沿って旋回されるので、リム上部内側コーナー部の幅を比較的大きく形成することができる。
また、本発明において、好ましくは、上記リム上部内側コーナー部の上記上端と上記下端との間の横方向の幅は、上記リム上部外側コーナー部の上端と下端との間の横方向の幅よりも大きい。
本発明において、好ましくは、リム上部外側コーナー部を形成する円弧の半径と、リム上部内側コーナー部を形成する円弧の半径との比率が、1:2~1:5の範囲の比率に形成されている。
このように構成された本発明においては、リム上部内側コーナー部を形成する円弧の半径が、使用者の手指の曲りによって握りやすい半径に形成されている。よって、使用者が、リム部の拭き掃除を行う場合に、自身の手指をリム上部内側コーナー部を形成する円弧形状に沿うようにかけやすくなっている。
本発明において、好ましくは、リム部は、その内側壁の少なくとも一部が内側に向かってオーバーハングした形状に形成されている。
このように構成された本発明においては、施工者、製造者等が便器の運搬をする際に、手指をオーバーハングした形状に形成されたリム部にかけることにより、手指を引っかけた状態で、便器の運搬を良好にすることができる。
本発明において、好ましくは、吐水部は、ボウル部の前方側領域から前方に向かって吐水するように形成され、ボウル部の前端から後方に向かって流れる旋回流を形成する。
このように構成された本発明においては、吐水部が、ボウル部の前端から後方に向かって流れる旋回流を形成することができ、節水をしながらボウル部を十分に洗浄することができる。
本発明において、好ましくは、リム部は、ボウル部の上記吐水部から前方側において、上部が内側に向かってオーバーハングした形状に形成されている。
このように構成された本発明においては、吐水部から吐水された洗浄水がリム部を越えて便器外に水飛びを生じやすいボウル部の吐水部から前方側の領域において、リム部の上部が内側に向かってオーバーハングした形状に形成されているので、洗浄水が便器外に水飛びすることを防ぐことができる。
本発明において、好ましくは、水洗大便器は、洗浄水源から水道の給水圧を直接利用した水道直圧式の給水装置により供給される洗浄水により便器を洗浄して汚物を排出する水洗大便器である。
このように構成された本発明においては、水道直圧式の給水装置により供給される洗浄水は、吐水時の水勢の強さが比較的抑制される。従って、吐水部から吐水された洗浄水がボウルからリム部を越えて水飛びしにくくなり、リム上部内側コーナー部の幅を大きく形成することができる。
本発明の水洗大便器によれば、使用者が、リム部の拭き掃除を行う場合に、自身の手指がリム部の上面からリム上部内側コーナー部の丸みに沿うように内側壁までかかっている状態で、リム部の上面、リム上部内側コーナー部及び内側壁を効率よく清掃することができ、さらに、使用者が、拭き掃除をしようとする比較的強い力を容易にリム部全体にかけることができ、清掃性を向上させることができる。
本発明の一実施形態による水洗大便器の便器本体及び給水装置を概略的に示す概略平面図である。 図1のII-II線に沿って見た中央断面図である。 図1のIII-III線に沿って見た断面図である。 図1のIV-IV線に沿って見た断面図である。 図1のV-V線に沿って見た断面図である。 本発明の一実施形態による水洗大便器のリム上部内側コーナー部に沿うように使用者の手指がかけられた状態を示す図である。 従来の水洗大便器のリム上部内側コーナー部に使用者の手指がかけられた状態を示す図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の一実施形態による水洗大便器の構成について説明する。
図1は本発明の一実施形態による水洗大便器の便器本体及び給水装置を概略的に示す概略平面図であり、図2は図1のII-II線に沿って見た中央断面図である。
図1乃至図4に示すように、水洗大便器1はボウル部内の水の落差による流水作用で汚物を押し流す、いわゆる、洗い落し式の水洗大便器であり、この水洗大便器1は、陶器製の便器本体2を備え、この便器本体2の上部の前方側には、ボウル部4が形成され、便器本体2の正面から見て左側の上部には導水路6が、便器本体2の中央後方側の下方にはボウル部4と連通する排水トラップ管路8が、それぞれ形成されている。なお、水洗大便器1は、洗い落し式の便器以外のサイホン式便器やサイホンジェット式便器等にも、適用可能である。さらに、便器本体2は、陶器製の便器以外の、樹脂製の便器、ディストリビュータを使用する便器等にも適用可能である。
本実施形態における水洗大便器1は、水道から直接洗浄水が供給される水道直圧式水洗大便器であり、水道の水圧を利用して給水する水道直圧式の給水装置10を備えている。この給水装置10は、洗浄水を、フラッシュバルブの開閉操作により給水管12を通して導水路6に供給するように構成されている。水道直圧式の給水装置10を適用する場合、後述する吐水口部(吐水部)20から吐水される洗浄水の吐水時の水勢の強さが、従来の重力式の貯水タンクを用いた場合と比較して、比較的抑制される。
なお、水洗大便器1の給水装置10は、水道直圧式の給水装置以外にも適用可能である。例えば、この便器本体2の後部に取り付けられた洗浄水を貯水して給水する重力給水式の洗浄水給水手段である貯水タンクを備え、この貯水タンクには排水弁が設けられ、使用者の操作レバー等の操作等により、排水弁が開いて便器本体2の導水路6に洗浄水が供給されるようになっている給水装置を水洗大便器1に適用してもよい。
ボウル部4は、ボウル形状に形成された汚物受け面14と、ボウル部4の全周の上方外側に形成されて便器の上部縁を形成するリム部16とを備えている。また、ボウル部4の下方には、溜水部18が形成されている。この溜水部18には洗浄水が毎回の洗浄後に所定量まで貯溜されて溜水面W0が形成されている。この溜水部18の下方には、上述した排水トラップ管路8の入口8aが開口し、排水トラップ管路8の下降路8bの下端は排水ソケット(図示せず)を介して床下の排出管(図示せず)に接続されている。
なお、本実施形態の水洗大便器1においては、排水トラップ管路8の下降路8bの下端が床下の排出管(図示せず)に接続されている床排水形の大便器を一例として説明しているが、このような形態に限定されず、下降路8bの末端が水洗大便器の後壁側に配置されて床上の排出管と接続される床上排水形の大便器においても適用可能である。
導水路6は、給水装置10から延びる給水管12に接続される入口部6aから前方に延び、便器の左側の前方側領域において前向きに開口する吐水口部20と連通している。吐水口部20は、洗浄水をボウル部4の前方側領域から前方に吐水し、ボウル部4の前端に向かう流れを形成し、さらにボウル部4の前端4aから折り返して後方側に向かう流れを形成するようになっている。
給水装置10から供給される洗浄水は、給水管12から導水路6を経て、吐水口部20からリム部16と汚物受け面14との間の面上且つリム部16の内周壁面(内側壁)16a上に便器前方方向に吐水されて旋回流が形成され、この旋回流がリム部16の内周壁面16aから汚物受け面14上を溜水部18の方向に旋回しながら流下する下降流が形成されるようになっている。
つぎに、図1~図5により、上述したリム部16について詳細に説明する。
図3は図1のIII-III線に沿って見た断面図であり、図4は図1のIV-IV線に沿って見た断面図であり、図5は図1のV-V線に沿って見た断面図である。
リム部16は、リム部16の最内周面を形成し且つ汚物受け面14の上端14aから便器本体2の頂部まで立ち上がるように立壁状に形成されている内周壁面16aと、リム部16の最外周面を形成し且つ便器本体2の外面上を頂部まで立ち上がるように立壁状に形成されている外周壁面(外側壁)16bと、リム部16の上面を形成するリム上面部16cと、リム上面部16cと内周壁面16aとの間において、リム部16の上部の内側(汚物受け面14側)の縁を形成するリム上部内側コーナー部16dと、リム上面部16cと外周壁面16bとの間において、リム部16の上部の外側(便器本体2の外側)の縁を形成するリム上部外側コーナー部16eとを備えている。
内周壁面16aは、リム部16の内側の全周にわたって形成されている。内周壁面16aは、ほぼ垂直に立ち上がるように形成されていてもよく、或いは、下方から上方に上がるにつれて内側に向けて傾斜するように形成されていてもよい。すなわち、内周壁面16aは、リム部16の全周又は一部において、その内壁の少なくとも一部が内側に向かってオーバーハングした形状に形成されることができる。
また、リム部16は、内周壁面16aとリム上部内側コーナー部16dとの組み合わさった形状で、リム部16の全周又は一部において、内側に向かってオーバーハングした形状に形成されてもよい。特に、リム部16は、ボウル部4の吐水口部20から前方側において、内周壁面16aの上部及びリム上部内側コーナー部16dがボウル部4の内側に向かってオーバーハングした形状に形成されている。
また、リム部16は、内周壁面16aとリム上部内側コーナー部16dとの組み合わさった形状で、ボウル部4の吐水口部20から前方側において、上部が内側に向かってオーバーハングした形状に形成されている。ボウル部4の吐水口部20から前方側の領域においては、洗浄水が吐水口部20から吐水され水勢が高い状態で前方向きから後方向きへと向きを変更することから、一般的には水飛びが生じやすい領域となっているが、この領域においてリム部16のオーバーハング形状により洗浄水が便器外に水飛びすることを防ぐことができる。
リム上面部16cは、水平方向に延びる平坦面を形成し、且つ便器本体2の頂面を形成している。便器本体2のリム部16を清掃しようとする場合に、使用者はこのリム上面部16cに掌等を水平に沿うように配置した状態で、且つ指を曲げてリム上部内側コーナー部及び内周壁面16aを清掃することが必要になる。なお、リム上面部16Cは水平面に限定されず、ボウル部4に向かった下り傾斜あるいは上り傾斜の面として形成しても良い。また、リム上面部16cは、曲面により形成してもよい。さらに、リム上面部16cをリム上部内側コーナー部16dの外側端を外側まで延長した曲面の一部として形成してもよく、又はリム上面部16cをリム上部外側コーナー部16eの内側端を内側まで延長した曲面の一部として形成してもよい。例えば、リム上面部16cをリム上部内側コーナー部16dの一部として形成する場合には、リム上部内側コーナー部16dの外側端とリム上部外側コーナー部16eの内側端とを比較的滑らかに接続し、リム部16の上面を形成することも可能である。
リム上部内側コーナー部16dは、横向きのリム上面部16cと縦向きの内周壁面16aとをなめらかに連結する湾曲部を形成している。リム上部内側コーナー部16dは、外側に突出するアール形状を形成している。別の言い方によれば、リム上面部16cと内周壁面16aとを接続する円弧形状を形成している。リム上部内側コーナー部16dは、その表面上の接線の傾きが位置に応じて連続的に変化するような円弧形状に形成されている。従って、使用者が自身の手指をリム上部内側コーナー部16dに沿わせるように配置する場合に、自身の手指とリム上部内側コーナー部16dの面との間に空間を生じさせることを抑制し、手指を全体的に曲面に沿うように自然に配置することができる。なお、リム上部内側コーナー部16dは、人の手指の曲り方に合わせるような他の形状の湾曲面により形成されていてもよい。
なお、上述の使用者が自身の手指をリム上部内側コーナー部16dに沿わせるように配置する場合には、手指全体のみならず、掌、指のみを沿わせる場合も含む。さらに、使用者が手指をリム上部内側コーナー部16dに沿わせる場合には、使用者が便器の清掃等の場合に清掃用の布、トイレットペーパー等の紙等を介して手指をリム上部内側コーナー部16dに沿わせる場合を含んでいる。また、使用者が手指をリム上部内側コーナー部16dに沿わせる場合には、使用者が手指に手袋等をはめた状態で、上記清掃用の布等を介して手指をリム上部内側コーナー部に沿わせる場合を含んでいる。
上面視で見た場合に、便器本体2の左右中央には、中央側に湾曲しながら下降する曲面を形成する汚物受け面14が配置され、汚物受け面14の外周側には、同様に内側に下降する曲面を形成するリム上部内側コーナー部16dが配置されることになる。従って、上面視で見た場合に、汚物受け面14と類似するような、内側に向かって緩やかに下降する曲面のリム上部内側コーナー部16dが汚物受け面14の外側の曲面を連続的に形成しているような印象を、使用者に与えることが可能となる。すなわち、使用者は、汚物受け面14がリム上部内側コーナー部16dにさらに外側にひとまわり拡がったような印象を受けることができる。例えば、男性の使用者が便器本体2の前に立った状態から小便の用を足すような場合に、汚物受け面14が拡がっているような印象を使用者に与えることは、小便を汚物受け面14から外してしまう不安感を抑制し、使用者に安心して小便を行えるという安心感を与えることが可能となる。さらに、例えば、使用者が便器本体2上の弁座(図示せず)に座った状態から用便をするような場合にも、弁座(図示せず)を便器本体2上に降ろす前に汚物受け面14が拡がっているような印象を使用者に与えることは、用便を汚物受け面14から外してしまう不安感を抑制し、使用者に安心して用便を行えるという安心感を与えることが可能となる。
図3に示すように、リム上部内側コーナー部16dの下端16fは吐水口部20よりも上方に設けられている。より詳細には、リム上部内側コーナー部16dの下端16fは吐水口部20の頂部20aよりも上方に設けられている。別の言い方によれば、内周壁面16aが吐水口部20の頂部20aよりも高い高さまで形成されている。従って、吐水口部20は、洗浄水をその近傍の下流側の内周壁面16aに接するように吐水するようになっている。
上述のようなリム上部内側コーナー部16dは、比較的緩やかなアール形状に形成され、左右方向の幅が比較的大きく形成されている。リム上部内側コーナー部16dの上端16gと下端16fとの間の左右方向の幅は、吐水口部20の開口の左右の幅よりも大きく形成されている。リム上部内側コーナー部16dの下端16fは吐水口部20よりも上方に設けられているので、リム上部内側コーナー部16dの横方向の幅を比較的大きく形成することができ、リム上部内側コーナー部16dを半径の大きな緩やかな円弧形状に沿って内側に下り傾斜するように形成することができる。
リム上部外側コーナー部16eは、横向きのリム上面部16cと縦向きの外周壁面16bとをなめらかに連結する湾曲部を形成している。リム上部外側コーナー部16eは、外側上方に向かって突出するアール形状を形成している。別の言い方によると、リム上面部16cと外周壁面16bとを接続する円弧形状を形成している。
リム上部外側コーナー部16eは、縦断面で見た場合に、5mm~8mmの半径を有する円弧により形成されている。リム上部内側コーナー部16dは、縦断面で見た場合に、10mm~25mmの半径を有する円弧により形成されている。よって、リム上部外側コーナー部16eを形成する円弧の半径と、リム上部内側コーナー部16dを形成する円弧の半径との比率が、1:2~1:5の範囲の比率に形成されている。また、リム上部内側コーナー部16dの横方向(便器本体の内側方向から外側方向に向かう方向)の幅は、リム上部外側コーナー部16eの横方向(便器本体の内側方向から外側方向に向かう方向)の幅よりも大きく形成されている。リム上部内側コーナー部16dは、10mm~25mmの半径を有する円弧により形成されているので、使用者が手指をリム上部内側コーナー部16dに掛けた場合に、手指を上部内側コーナー部16dに沿って自然に配置することができ、手指とリム部16との間に空間を比較的大きな空間を生じることなく、握りやすい形状に形成されている。
なお、リム上部外側コーナー部16eは、リム上面部16cと外周壁面16bとの間の面の丸みが連続的に変化していてもよい。すなわち、リム上部外側コーナー部16eは、リム上面部16cと外周壁面16bとの間の面の曲率半径が連続的に変化していてもよい。リム上部外側コーナー部16eの丸みが比較的小さいとは、リム上面部16cと外周壁面16bとの間をつなぐ曲面のうち最小の曲率半径が比較的小さい曲率半径、例えば5mm~8mmの曲率半径に形成されることをいう。
また、リム上部内側コーナー部16dは、リム上面部16cと内周壁面16aとの間が丸みを帯びるように連続的に変化する曲面により形成されていてもよい。すなわち、リム上部内側コーナー部16dは、リム上面部16cと内周壁面16aとの間の面の曲率半径が連続的に変化していてもよい。リム上部内側コーナー部16dの丸みが比較的大きいとは、リム上面部16cと内周壁面16aとの間をつなぐ曲面のうち最小の曲率半径が比較的大きい曲率半径、例えば10mm~25mmの曲率半径に形成されることをいう。
従って、リム上部内側コーナー部16dの丸みが、リム上部外側コーナー部16eの丸みよりも大きく形成され、リム上部内側コーナー部16dの曲面のうち最小の曲率半径が、リム上部外側コーナー部16eの曲面のうち最小の曲率半径よりも大きく形成されている。
リム上部内側コーナー部16dは、リム上面部16cと内周壁面16aとの間の面の一部に比較的平坦な面を含みながら、全体的に丸みを帯びるように曲げられている面形状に形成されていてもよい。
また、上述のように、内周壁面16a及びリム上部内側コーナー部16dが少なくとも一部において、内側に向かってオーバーハングした形状に形成されているので、施工者、製造者等が手指を、リム部16のオーバーハング形状の内側にかけながら持ち上げるようにリム部16を掴みやすくなっている。従って、施工者、製造者等が便器の運搬をする際に、手指をオーバーハング形状に形成されたリム部16にかけることにより、手指の先をリム上部内側コーナー部16dの下方側に引っかけたような状態で、上方に引上げる荷重をリム部16に作用させやすくなり、便器の運搬を良好にすることができる。
つぎに、図6及び図7により、上述した使用者がリム部16を清掃しようとする状態について詳細に説明する。
図6は本発明の一実施形態による水洗大便器のリム上部内側コーナー部に沿うように使用者の手指がかけられた状態を示す図であり、図7は従来の水洗大便器のリム上部内側コーナー部に使用者の手指がかけられた状態を示す図である。使用者の手指にHの参照符号を付して説明する。
本発明の実施形態において、使用者がリム部16を清掃しようとする状態においては、使用者は、使用者の手指Hの掌Ha及び/又は指の掌側の部分Hbをリム上面部16cに接するように配置しながら清掃し、指先Hd側において内周壁面16a側を清掃する。ここで、リム上面部16cは概ね水平の平面を形成し、内周壁面16aは概ね鉛直方向の壁面を形成していることから、使用者は、指の関節を曲げて内周壁面16a側を清掃する。このとき、リム上部内側コーナー部16dが比較的大きな半径の円弧を形成しているので、指の曲り部分(例えばHc、Hd)を緩やかにでき且つリム上部内側コーナー部16dの円弧に指の曲り部分(例えばHc)に沿わせて配置することができる。従って、使用者は、例えば、使用者の手指Hの指の付け根側の掌側の部分Hbとリム上面部16cとを接した状態とし、指の第2関節部分Hcとリム上部内側コーナー部16dとを接した状態とし、指の指先部分Hdと内周壁面16aとを接した状態とし、同時にリム上面部16cとリム上部内側コーナー部16dと内周壁面16aとを効率よく清掃することができる。さらに、使用者が手指Hを無理に曲げることなくリム上面部16cとリム上部内側コーナー部16dと内周壁面16aと接した状態とすることができるので、使用者が容易に清掃のために必要とする力を手指Hにかけることができる。従って、リム上面部16c、リム上部内側コーナー部16d及び内周壁面16aの清掃性も向上されることとなる。
また、使用者がリム上面部16c側からリム上部内側コーナー部16dを越えて内周壁面16aを清掃しようとする場合に、リム上部内側コーナー部16dに清掃力を十分に作用させることができずに、リム上部内側コーナー部16dの清掃に不具合が生じ、さらなる清掃の手間が生じることを抑制することができる。
これに対し、従来の水洗大便器101においては、使用者がリム部116を清掃しようとする状態においては、使用者が、使用者の手指Hの掌Ha及び/又は指の掌側の部分Hbをリム上面部116cに接するように配置しながら清掃するとき、リム上部内側コーナー部116dが比較的小さな半径の円弧(リム上部外側コーナー部116eとほぼ同様の半径の円弧)を形成しているので、リム上部内側コーナー部116dの円弧に指の第2関節部分Hc等の指の曲り部分を沿わせて配置することができない状態となっている。すなわち、使用者の手指Hの指の第2関節部分Hcは、リム上部内側コーナー部116dから離間した状態となり、指の指先部分Hdは内周壁面116aから離間した状態となる。
この状態から、指の指先部分Hdを内周壁面116aと接した状態とするためには、掌Ha及び指の掌側の部分Hbをやや持ち上げるようにして、リム上面部116cから離間させることが必要となる。
また、従来の水洗大便器101においては、人間の手指の関節の可動範囲が限られることから、仮に無理に手指を曲げて、使用者の手指Hの指の付け根側部分Hbとリム上面部116cとを接した状態とし、指の第2関節部分Hcとリム上部内側コーナー部116dの上部の一部を接した状態とするとしても、指の第2関節部分Hcとリム上部内側コーナー部116dの下部との接触ができないのみならず、指の指先部分Hdと内周壁面116aとも接した状態とすることができない。従って、リム上部内側コーナー部116d及び内周壁面116aの清掃に不具合が生じ、さらなる清掃の手間が生じる。
また、従来の水洗大便器101においては、人間の手指の関節の可動範囲が限られることから、仮に無理に手指を曲げて、使用者の手指Hの指の付け根側部分Hbとリム上面部116cとを接した状態とし、指の指先部分Hdと内周壁面116aとを接した状態とするとしても、同時に指の第2関節部分Hcとリム上部内側コーナー部116dとを接した状態とすることができない。従って、リム上部内側コーナー部116dの清掃に不具合が生じ、さらなる清掃の手間が生じる。
さらに、使用者が手指Hを無理に曲げないと、リム上面部116cと一部の他の曲面を同時に接した状態とすることができないため、使用者が清掃のために必要とする力を手指Hにかけることが困難となる。従って、リム上面部116c、リム上部内側コーナー部116d及び内周壁面116aの清掃性に問題が生じることとなる。
上述した本発明の実施形態による水洗大便器によれば、リム部16の全周の少なくとも1部において、リム上部内側コーナー部16dの丸みが、リム上部外側コーナー部16eの丸みよりも大きく形成されている。よって、使用者が、リム部16の拭き掃除を行う場合に、自身の手指がリム部16の上面からリム上部内側コーナー部16dの丸みに沿うように内周壁面16aまでかかっている状態で、リム部16のリム上面部16c、リム上部内側コーナー部16d及び内周壁面16aを効率よく清掃することができる。さらに、リム部16のリム上面部16cからリム上部内側コーナー部16d及び内周壁面16aに比較的均等に力をかけながら拭き掃除をすることができるため、使用者が、拭き掃除をしようとする比較的強い力を容易にリム部全体にかけることができ、清掃性を向上させることができる。
また、リム上部内側コーナー部16dの丸みが、リム上部外側コーナー部16eの丸みよりも大きくされる。よって汚物受け面14の上方外側に形成されたリム上部内側コーナー部16dが、汚物受け面14がさらに外側に拡がっているような印象を使用者に与えることができ、ボウル部4を従来よりも比較的大きく見せることができ使用者に使用時に尿をボウル部4内へ排出しやすいという安心感を与えることができる。
また、上述した本発明の実施形態による水洗大便器によれば、吐水口部20から吐水された洗浄水は、リム上部内側コーナー部16dの下端16fよりも下方の領域に沿って旋回されるので、洗浄水がリム上部内側コーナー部16dを越えて便器外に水飛びすることを防止することができる。また、洗浄水がリム上部内側コーナー部16dの下端16fよりも下方の領域に沿って旋回されるので、リム上部内側コーナー部16dの幅を比較的大きくすることができる。ただし、本発明はこのような実施形態に限定されるものではなく、例えば、吐水口部20から吐水される洗浄水が到達すると想定される最大高さよりもリム上部内側コーナー部の下端の位置が高ければ、同様の効果を得ることができる。例えば、吐水口部20から吐水される洗浄水が吐水口部20の中心の高さにまでしか高さが到達しない場合、リム上部内側コーナー部16dの下端16fを吐水口部20の中心の高さよりも高い位置になるよう設ければよい。
また、上述した本発明の実施形態による水洗大便器によれば、リム上部内側コーナー部16dを形成する円弧の半径が、使用者の手指の曲りによって握りやすい半径に形成されている。よって、使用者が、リム部16の拭き掃除を行う場合に、自身の手指をリム上部内側コーナー部16dを形成する円弧形状に沿うようにかけやすくなっている。
また、上述した本発明の実施形態による水洗大便器によれば、施工者、製造者等が施工時、製造時等に便器の運搬をする際に、手指をオーバーハングした形状に形成されたリム部16にかけることにより、手指を引っかけた状態で、便器の運搬を良好にすることができる。
また、上述した本発明の実施形態による水洗大便器によれば、吐水口部20が、ボウル部4の前端から後方に向かって流れる旋回流を形成することができ、節水をしながらボウル部4を十分に洗浄することができる。
また、上述した本発明の実施形態による水洗大便器によれば、吐水口部20から吐水された洗浄水がリム部16を越えて便器外に水飛びを生じやすいボウル部4の吐水口部20から前方側の領域において、リム部16の上部が内側に向かってオーバーハングした形状に形成されているので、洗浄水が便器外に水飛びすることを防ぐことができる。
また、上述した本発明の実施形態による水洗大便器によれば、水道直圧式の給水装置10により供給される洗浄水は、吐水時の水勢の強さが比較的抑制される。従って、吐水口部20から吐水された洗浄水がボウル部4からリム部16を越えて水飛びしにくくなり、リム上部内側コーナー部16dの幅を大きく形成することができる。
1 水洗大便器
2 便器本体
4 ボウル部
4a 前端
6 導水路
6a 入口部
8 排水トラップ管路
8a 入口
8b 下降路
10 給水装置
12 給水管
14 汚物受け面
14a 上端
16 リム部
16a 内周壁面
16b 外周壁面
16c リム上面部
16d リム上部内側コーナー部
16e リム上部外側コーナー部
16f 下端
16g 上端
18 溜水部
20 吐水口部
20a 頂部
101 水洗大便器
116 リム部
116a 内周壁面
116c リム上面部
116d リム上部内側コーナー部
116e リム上部外側コーナー部
H 手指
Ha 掌
Hb 指の掌側の部分
Hc 指の第2関節部分
Hd 指の指先部分
0 溜水面

Claims (7)

  1. 洗浄水源から供給される洗浄水により便器を洗浄して汚物を排出する水洗大便器であって、
    ボウル形状の汚物受け面と、この汚物受け面の上方外側に形成されて便器の上部縁を形成するリム部と、を備えたボウル部と、
    このボウル部の下方にその入口が接続され汚物を排出する排水路と、
    上記ボウル部に洗浄水を吐水して旋回流を形成する吐水部と、
    上記吐水部に洗浄水を供給する導水路と、を有し、
    上記リム部は、
    上記汚物受け面の上端から上方に向けて直線状に延びる内側壁と、
    上記内側壁の上端から外側に形成されると共に上記リム部の上面と上記内側壁との間に形成されるリム上部内側コーナー部と、
    上記リム部の上面と外側壁との間に形成されるリム上部外側コーナー部と、を備え、
    上記内側壁の上記上端が上記リム上部内側コーナー部の外側端よりも内側に位置し、
    上記リム部の全周の少なくとも一部において、上記リム上部内側コーナー部の丸みが、上記リム上部外側コーナー部の丸みよりも大きく形成され、
    上記リム上部内側コーナー部の下端は上記吐水部よりも上方に設けられ、
    上記吐水部の出口における上記リム部の横断面において、上記リム上部内側コーナー部の上端は、上記吐水部より外側に位置し、上記リム上部内側コーナー部の上記下端は、上記吐水部より内側に位置すると共に上記汚物受け面の上端より外側に位置し、上記リム上部内側コーナー部の上記上端と上記下端との間の横方向の幅は、上記吐水部の横方向の幅よりも大きく、上記リム上部内側コーナー部の丸みは、上記上端から上記下端まで内側に向けて下降するように形成され、
    上面視で上記汚物受け面が上記吐水部より外側の上記リム上部内側コーナー部の上記上端まで、さらに外側まで拡がったような印象を与えることを特徴とする水洗大便器。
  2. 上記リム上部内側コーナー部の上記上端と上記下端との間の横方向の幅は、上記リム上部外側コーナー部の上端と下端との間の横方向の幅よりも大きい、請求項1記載の水洗大便器。
  3. 上記リム上部外側コーナー部を形成する円弧の半径と、上記リム上部内側コーナー部を形成する円弧の半径との比率が、1:2~1:5の範囲の比率に形成されている、請求項1又は2に記載の水洗大便器。
  4. 上記リム部は、その内壁の少なくとも一部が内側に向かってオーバーハングした形状に形成されている、請求項1乃至3の何れか1項に記載の水洗大便器。
  5. 上記吐水部は、上記ボウル部の前方側領域から前方に向かって吐水するように形成され、上記ボウル部の前端から後方に向かって流れる旋回流を形成する、請求項1乃至4の何れか1項に記載の水洗大便器。
  6. 上記リム部は、上記ボウル部の上記吐水部から前方側において、上部が内側に向かってオーバーハングした形状に形成されている、請求項1乃至5の何れか1項に記載の水洗大便器。
  7. 上記水洗大便器は、洗浄水源から水道の給水圧を直接利用した水道直圧式の給水装置により供給される洗浄水により便器を洗浄して汚物を排出する水洗大便器である、請求項1乃至6の何れか1項に記載の水洗大便器。
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