JP7044247B2 - 野菜の端部の切断装置 - Google Patents
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Description
図1は、本発明に係る野菜の端部の切断装置の一実施形態の全体構造を示している。なお、本発明の野菜の端部の切断装置を構成する部材の多くはステンレス鋼によって形成されている。これは、食材である野菜を取り扱う関係上、洗浄を行い易い金属を選択したためである。ここに示す野菜の端部切断装置1は、基台2と、基台2上に設けられた筐体3と、筐体3の上に設けられた野菜受け4と、筐体3の上に設けられた上カバー5とを有している。図2は、図1において野菜受け4及び上カバー5を筐体3から取り外した状態を示している。図2において、筐体3の内部に野菜切断ユニット8が設けられている。
図3は、図2において基台2から筐体3を取り外した状態を示している。図3において野菜切断ユニット8が基台2の水平テーブル部分2aの上に固定されている。野菜切断ユニット8は図4に示すように、下位置に置かれた野菜台9と、その上の駆動盤10と、その上の上面盤11とを有している。上面版11の一部は図1において野菜受け4と上カバー5との間において外部から見えている。
図4において、中段の駆動盤10の外周縁にギヤ歯10aが設けられている。上段の上面盤11の外周縁にもギヤ歯11aが設けられている。上面盤11は複数の支柱15によって駆動盤10に固定されている。これにより、駆動盤10が中心線X0を中心として回動する場合、上面盤11は駆動盤10と一体になって回動する。図2において電動モータ16が筐体3の内側に固定されている。図5に示すように電動モータ16の出力軸にギヤ17が取付けられている。このギヤ17の歯は駆動盤10のギヤ歯10aに噛み合っている。このため、電動モータ16が作動してギヤ17が回転すると駆動盤10が中心線X0を中心として矢印Cのように回動する。
図4において、上面盤11に複数(本実施形態では6個)の円形状の貫通孔20が開けられている。駆動盤10にも同じ数の円形状の貫通孔21が開けられている。これらの孔内に野菜支持手段としての支持管22が嵌め込まれている。支持管22は上下方向に延在している。下方向は重力が作用する方向である。支持管22は外管22aと内管22bとを有している。内管22bは外管22aの内部に嵌り込んでいる。内管22bは外管22aの内部において上下方向へ移動自在(すなわち摺動自在)である。内管22bは自重によって外管22aの下端にぶら下がった状態で止まっている。内管22bが外管22aの下端にぶら下がった状態において、内管22bの下端と搬送台9aの上面との間に隙間δが形成されている。
図2において、左側の筐体3にストッパ28が取付けられている。ストッパ28は作業者が取っ手29をつかんで矢印F方向へ引き出すことにより、筐体3から取り外すことができる。さらに、図6において、ストッパ28は取っ手29に対する固定位置を変化させることができる。取っ手29に対するストッパ28の固定位置を変化させることにより、ストッパ28の昇降台9bに対する高さ(すなわち距離)を変化させることができる。
ストッパ28の近傍に、図3、図4、図5及び図9に示すように、第1の切断刃33が設けられている。第1の切断刃33はストッパ28よりも下方の位置に配置されている。第1の切断刃33は、薄い円盤状の刃であり、例えば硬度の高いステンレス鋼によって形成されている。図5において、第1の切断刃33の回転軸にギヤ列34が連結されている。ギヤ列34の1段ギヤ35が上面盤11のギヤ刃11aに噛み合っている。このため、モータ16によって駆動されて駆動盤10が矢印C方向へ回動するとき、上面盤11が同時に回転し、この回転が1段ギヤ35を含むギヤ列34を介して第1の切断刃33へ伝達されて、第1の切断刃33が図9の反時計方向(矢印H方向)へ回転する。
第1の切断刃33によって上端部が切断されたキュウリYを収容した支持管22が図5に示すように昇降台9bの下流側の前端部(すなわち補助台9dの近傍の部分)まで移動すると、マイクロスイッチM1がOFFとなり、図6のエアシリンダ14がOFFとなり、昇降台9bが搬送台9aと同じ高さまで降下する。
作業者は、図2において、電動モータ16を作動させて、駆動盤10及び上面盤11を矢印C方向へ回動させる。さらに、作業者は、図1において、両端部を切断しようとする野菜、例えばキュウリYを必要な数だけ野菜受け4に載せる。上面盤11は矢印C方向へ回動している。作業者は上面盤11と共に回動している支持管22の中へキュウリYを1個ずつ挿入する。
従来の野菜の端部切断装置においては、野菜は横置きの状態で搬送された。野菜の外形形状が一定に決まっていれば、このような横置き状態でも野菜の両端部の位置を一定の位置に置くことができるので、野菜の両端部の切断を正確に行うことができる。しかしながら、通常、野菜の外形形状は様々である。従って、通常は、横置きされた野菜の両端部は上下方向でばらついている。この結果、従来の野菜の端部切断装置においては、両端部の切断位置がばらつくという問題があった。
以上、好ましい実施形態を挙げて本発明を説明したが、本発明はその実施形態に限定されるものでなく、請求の範囲に記載した発明の範囲内で種々に改変できる。
Claims (8)
- 野菜の端部を切断する野菜の端部の切断装置において、
野菜を立った状態で載せる野菜台と、
前記野菜台上で野菜を立った状態で支持する野菜支持手段と、
前記野菜を前記野菜台上で搬送する野菜搬送手段と、
野菜台に関する第1の位置で野菜を上昇又は下降させる第1の野菜昇降手段と、
野菜台に関する第1の位置よりも下流側の位置である第2の位置で野菜を前記第1の野菜昇降手段による上昇又は下降の反対側へ下降又は上昇させる第2の野菜昇降手段と、
前記第1の位置で上昇又は下降した野菜の端部を切断する第1の切断刃と、
前記第2の位置で下降又は上昇した野菜の端部を切断する第2の切断刃と
を有することを特徴とする野菜の端部の切断装置。
- 前記野菜支持手段は、上下方向に延在する筒状の管部材であることを特徴とする請求項1記載の野菜の端部の切断装置。
- 前記野菜搬送手段は、湾曲形状の搬送路に沿って野菜を搬送することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の野菜の端部の切断装置。
- 前記野菜搬送手段は、前記管部材を搬送する駆動盤を有することを特徴とする請求項2記載の野菜の端部の切断装置。
- 前記野菜台は、投入された野菜が置かれる搬送台を有しており、
前記第1の野菜昇降手段は、前記搬送台に対して上下移動する昇降台を有しており、
前記第2の野菜昇降手段は、前記搬送台よりも低い低位置台を有する
ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1つに記載の野菜の端部の切断装置。
- 前記昇降台の上方位置に配置されたストッパを有しており、
昇降台の上方移動によって上昇する野菜は前記ストッパに当たって止まることにより野菜の上端位置が決まる
ことを特徴とする請求項5記載の野菜の端部の切断装置。
- 前記ストッパは昇降台に対する距離が変更可能であることを特徴とする請求項6記載の野菜の端部の切断装置。
- 前記野菜が前記低位置台に落下することにより野菜の下端位置が決まることを特徴とする請求項5記載の野菜の端部の切断装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2018107571A JP7044247B2 (ja) | 2018-06-05 | 2018-06-05 | 野菜の端部の切断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018107571A JP7044247B2 (ja) | 2018-06-05 | 2018-06-05 | 野菜の端部の切断装置 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019208434A JP2019208434A (ja) | 2019-12-12 |
JP7044247B2 true JP7044247B2 (ja) | 2022-03-30 |
Family
ID=68843792
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2018107571A Active JP7044247B2 (ja) | 2018-06-05 | 2018-06-05 | 野菜の端部の切断装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2062739A (en) | 1935-10-18 | 1936-12-01 | Reid Murdoch & Co | Corn cutting apparatus |
US3738258A (en) | 1971-09-17 | 1973-06-12 | R Goodale | Apparatus for trimming the ends off vegetables |
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Family Cites Families (1)
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2018
- 2018-06-05 JP JP2018107571A patent/JP7044247B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2008017810A (ja) | 2006-07-14 | 2008-01-31 | Daisey Machinery Co Ltd | もやしの両端部除去方法 |
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Publication number | Publication date |
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JP2019208434A (ja) | 2019-12-12 |
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