JP7043870B2 - ニップルを製造する製造装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ニップルを製造する製造装置関する。
下記特許文献1には、ニップルとソケットとの間にホースを挿入し、ソケットが半径方向外側から加締られることで、ニップルとソケットとの間にホースを固定した継手構造が開示されている。
特開平7-83374号公報
上記特許文献1に記載の継手構造では、ニップルの外周面の形状については記載されていない。例えば、継手では、ニップルに対するホースのズレを抑制するために、ニップルの外周面に軸方向に間隔をあけて複数の溝部を設ける場合がある。このニップルの構成では、ニップルの外周面に切削加工によって複数の溝部を形成する方法が考えられる。しかし、この方法では、ニップルの製造とは別工程の切削加工によりニップルの外周面に複数の溝部を形成するため、工数が多く、作業が煩雑となると共に、削られた材料が無駄となる。
本発明は上記事実を考慮し、ニップルの外周面に軸方向に間隔をあけて複数の溝部を効率よく形成することができるニップルを製造する製造装置を得ることが目的である。
第1態様に記載の製造装置は、ニップルを製造する製造装置であって、円筒状のパイプの周囲に複数配置され、前記パイプの半径方向に進出及び後退すると共に、軸方向に間隔をあけて複数の円弧状の凸部が形成されたダイスと、複数の前記ダイスを前記パイプに向かって半径方向に進出させ、複数の前記凸部を前記パイプの外周面に押し付けることで、圧造により前記パイプの外周面に軸方向に間隔をあけて複数の溝部を形成させる移動装置と、を有する。
第1態様に記載の製造装置によれば、軸方向に間隔をあけて複数の円弧状の凸部が形成されたダイスが、円筒状のパイプの周囲に複数配置されており、複数のダイスがパイプの半径方向に進出及び後退する。そして、移動装置により、複数のダイスをパイプに向かって半径方向に進出させ、複数の凸部をパイプの外周面に押し付けることで、圧造によりパイプの外周面に複数の溝部が形成される。これにより、切削加工と比較して、ニップルの外周面に軸方向に間隔をあけて複数の溝部を効率よく形成することができる。
第2態様に記載の製造装置は、第1態様に記載の製造装置において、 複数の前記ダイスの外側に設けられ、内周面側に前記パイプが挿入される側と反対側に向かって内径が徐々に小さくなるテーパ部を備えた筒状の金型ケースと、複数の前記ダイスの外側面に形成され、少なくとも一部が前記テーパ部と接触すると共に前記パイプが挿入される側と反対側に向かって外径が徐々に小さくなる傾斜部と、前記金型ケースの内側における前記パイプが挿入される側に、複数の前記ダイスと隣接して配置された円筒金型と、を有し、前記移動装置は、前記円筒金型と接触して前記円筒金型及び複数の前記ダイスを前記金型ケースに対して前記パイプが挿入される側と反対側に押すことで、前記テーパ部に前記傾斜部が押されて複数の前記ダイスを前記パイプに向かって半径方向に進出させる構成とされている。
第3態様に記載の製造装置は、第2態様に記載の製造装置において、複数の前記ダイスの半径方向内側には、前記パイプを内側から支持する円柱状の芯部が設けられている。
第3態様に記載の製造装置によれば、円柱状の芯部にパイプが内側から支持されていることで、複数のダイスに設けられた複数の凸部をパイプの外周面に押し付けたときに、パイプの内径収縮が抑制され、圧造によりパイプの外周面に複数の溝部がより深く形成される。
第4態様に記載の製造装置は、第3態様に記載の製造装置において、前記芯部の半径方向外側には、前記芯部と、前記円筒金型及び複数の前記ダイスと間で軸方向に移動し、前記パイプを複数の前記ダイスから蹴り出す蹴出ピンが設けられている。
第5態様に記載の製造装置は、第1態様から第4態様までのいずれか1つの態様に記載の製造装置において、前記金型ケースの内側における前記パイプが挿入される側と反対側には、複数の前記ダイスの半径方向内側に配置された保持部が設けられており、前記保持部と複数の前記ダイスとの間に、複数の前記ダイスを前記金型ケースの側に付勢する戻し用スプリングが設けられている。
本発明に係るニップルを製造する製造装置によれば、ニップルの外周面に軸方向に間隔をあけて複数の溝部を効率よく形成することができる。
(A)は、第1実施形態に係るニップルを製造する製造装置におけるパイプを挿入する前の断面図であり、(B)は、第1実施形態に係るニップルを製造する製造装置における複数のダイスをパイプの外周面に押し付けた状態を示す断面図である。 図1(B)に示す製造装置の複数のダイスをパイプの外周面に押し付けた状態を拡大して示す拡大断面図である。 圧造加工前のパイプを示す正面図及び半裁断面図である。 (A)は、パイプを圧造加工した後のニップルを示す正面図及び半裁断面図であり、(B)は、圧造加工後のニップルの外周面の複数の溝部を示す拡大断面図である。 第1実施形態に係るニップルを備えた継手を示す断面図である。 (A)は、第2実施形態に係るニップルを示す側面図であり、(B)は、第2実施形態に係るニップルの外周面の複数の溝部を示す拡大断面図である。 第3実施形態に係るニップルの外周面の複数の溝部を示す拡大断面図である。 第4実施形態に係るニップルを示す側面図である。 (A)~(C)は、第5実施形態に係るニップルを製造する製造方法を示す概略側面図である。 第6実施形態に係るニップルを用いてホースを締結した状態を示す断面図である。 第6実施形態に係るニップルを用いてニップルの引抜力を測定する測定方法を示す断面図である。
以下、図1~図5を用いて、本発明の第1実施形態に係るニップル、このニップルを製造する製造装置及び製造方法について説明する。
〔第1実施形態〕
図1(A)には、第1実施形態に係るニップルを製造する製造装置におけるパイプを挿入する前の状態が示されており、図1(B)には、第1実施形態に係るニップルを製造する製造装置における複数のダイスをパイプの外周面に押し付けた状態が示されている。図1(A)、(B)に示されるように、製造装置10は、筒状の筐体12と、筐体12の軸方向の一端側(パイプ50が挿入される側)に取り付けられた筒状の金型ケース14と、を備えている。製造装置10は、金型ケース14の内側における軸方向の一端側(パイプ50が挿入される側)に配置される円筒金型16と、金型ケース14の内側における円筒金型16の側面と隣接する位置に配置される複数のダイス18と、を備えている。
また、製造装置10は、金型ケース14の内側における軸方向の他端側(パイプ50が挿入される側と反対側)に、複数のダイス18を保持する保持部20を備えている。また、円筒金型16と複数のダイス18と保持部20の半径方向内側には、金型ケース14及び筐体12に跨って配置されると共に、挿入されるパイプ50を内側から支持する円柱状の芯部22を備えている。さらに、芯部22の半径方向外側には、芯部22と円筒金型16と複数のダイス18と保持部20との間で軸方向に移動し、パイプ50を蹴り出す蹴出ピン24が設けられている。
また、製造装置10は、筐体12の軸方向の他端部(パイプ50が挿入される側と反対側の端部)に配置された側壁部26と、側壁部26に形成された孔部26Aに挿通され、蹴出ピン24を移動させる操作部28が設けられている。さらに、操作部28の周囲には、蹴出ピン24をガイドするガイド部30が設けられている。
金型ケース14の内周面側には、軸方向の他端側(パイプ50が挿入される側と反対側)に向かって内径が徐々に小さくなるテーパ部14Aが設けられている。言い換えると、金型ケース14のテーパ部14Aは、先端側、すなわち軸方向の一端側(パイプ50が挿入される側)に向かって先細り形状となるように形成されている。また、複数のダイス18の外周面には、少なくとも一部がテーパ部14Aと接触すると共に、軸方向の他端側(パイプ50が挿入される側と反対側)に向かって外径が徐々に小さくなる傾斜部18Aが設けられている。本実施形態では、複数のダイス18として、例えば、金型ケース14の周方向に4分割された4個のダイス18が設けられているが、これに限定されるものではなく、他の個数のダイスを用いてもよい。
複数のダイス18の内周面は、パイプ50の外周面50Aに沿って凹状に湾曲した形状とされている。各々のダイス18の内周面には、軸方向に間隔をあけて複数の円弧状の凸部18B(図2参照)が形成されている(図2参照)。複数の円弧状の凸部18Bの間には、溝が形成されている。複数のダイス18は、半径方向内側に移動した状態で、それぞれ複数の円弧状の凸部18Bが周方向(パイプ50の周方向)に連続するように構成されている。ダイス18の複数の凸部18Bでパイプ50が押し付けられることで、パイプ50の外周面50Aにおける複数の凸部18Bに対応する位置に、圧造により複数の溝部52が形成されるようになっている。言い換えると、パイプ50の外周面50Aに軸方向に間隔をあけて複数の環状の溝部52が形成されるようになっている。ここで、圧造とは、素材に強い力を加えて成形する金属加工方法(すなわち、塑性加工)のことをいう。
また、ダイス18の外周面側には、円筒金型16と反対側に軸方向に延びた延設部18Cが形成されている。また、保持部20の内周面側には、延設部18Cと対向するようにダイス18の凸部18Bの側に向かって延びた筒状の突出部20Aが形成されている。ダイス18の延設部18Cと保持部20の突出部20Aとの間には、複数のダイス18を金型ケース14の側に付勢する複数の戻し用スプリング34が設けられている。戻し用スプリング34は、各ダイス18にそれぞれ対応するように配置されている。すなわち、戻し用スプリング34とダイス18の個数は同じである。
移動装置36は、円筒金型16と接触して円筒金型16及び複数のダイス18を金型ケース14に対して軸方向の他端側(パイプ50が挿入される側と反対側)に押す構成とされている。円筒金型16及び複数のダイス18を金型ケース14に対して軸方向の他端側に押すことで、複数のダイス18の傾斜部18Aが金型ケース14のテーパ部14Aに押されて、複数のダイス18が半径方向内側に移動する。これにより、複数のダイス18の凸部18Bがパイプ50の外周面50Aに押し付けられ、圧造によりパイプ50の外周面50Aに軸方向に間隔をあけて複数の環状の溝部52が形成されるようになっている。
蹴出ピン24は、外径が小さい本体部24Aと、本体部24Aの軸方向の奥側の端部(パイプ50と反対側)に形成されたフランジ部24Bと、を備えている。蹴出ピン24の本体部24Aは、図示しない挿入装置によりパイプ50が円筒金型16の内周側に挿入されたときに、パイプ50に押されて軸方向の他端側(パイプ50が挿入される側と反対側)に移動するようになっている。蹴出ピン24のフランジ部24Bは、ガイド部30の内周面と接触することで、芯部22とガイド部30との間でフランジ部24Bがガイドされた状態で蹴出ピン24が芯部22に沿って軸方向に移動するようになっている。蹴出ピン24の本体部24Aの外周側には、フランジ部24Bと接触するように円筒状の補強部38が固定されている。補強部38は、蹴出ピン24の本体部24Aとフランジ部24Bとの角部に接触するように設けられている。補強部38は、蹴出ピン24が芯部22に対して軸方向の一端側(パイプ50が挿入される側)に移動したときに、補強部38が保持部20に当たることで、蹴出ピン24の移動を止めるストッパとして機能している。
操作部28は、図示しない駆動部により、蹴出ピン24のフランジ部24Bを軸方向の一端側(パイプ50が挿入される側)に向かって押す構成とされている。これにより、パイプ50の圧造加工後に、蹴出ピン24の本体部24Aによりパイプ50(後述するニップル60)を金型ケース14の軸方向外側に蹴り出すようになっている。
図3には、圧造加工前のパイプ50の状態が正面図及び半裁断面図にて示されている。図3に示されるように、パイプ50は、略円筒状であり、金属製とされている。パイプ50の外周面50Aは、滑らかな曲面とされている。本実施形態では、例えば、パイプ50の直径はφ3.0~5.0mm、パイプ50の厚さは0.3~0.5mmとされている。なお、パイプ50の寸法は、これらに限定するものではなく、変更が可能である。
図4(A)には、製造装置10(図1参照)により圧造加工されたニップル60が正面図及び半裁断面図にて示されている。また、図4(B)には、ニップル60の外周面側が拡大断面図にて示されている。図2に示されるように、製造装置10の複数のダイス18によりパイプ50の外周面50Aが押し付けられることで、ダイス18の複数の円弧状の凸部18Bに押されて、図4に示されるように、圧造によりパイプ50の外周面50Aに複数の環状の溝部52が形成されている。その際、ダイス18の凸部18Bをパイプ50の外周面50Aに押し付けたときに溝部52の軸方向両側に半径方向外側に向かって溝部52の部分の材料が膨出することにより、変形部54が形成されている。本実施形態では、溝部52は、軸方向に沿って切断した断面視にて略台形状とされている。すなわち、溝部52は、外周面50Aから深くなるにしたがって軸方向の長さが徐々に小さくなるような、例えば、略台形状とされている。
図5には、本実施形態のニップル60(図4参照)が用いられた継手70が示されている。継手70は、接続部材72とソケット74とから構成されている。接続部材72は、円筒状で軸芯部に貫通孔76が形成されている。貫通孔76は、ソケット74の軸方向と交差する方向(本実施形態では直交する方向)に設けられている。貫通孔76の内周面には、貫通孔76を拡径する環状の溝78が形成されている。溝78は、接続部材72の外周面から穿設された取付孔80と連通している。取付孔80には、ソケット74の一端が絞り加工されて縮径された円筒状の管体82が挿入され、銅ろう付けによって管体82と取付孔80の壁部とが接合されている。
ソケット74には、軸芯に沿って連通路84が形成されている。連通路84の中間部には、拡径された拡径部86が形成されている。拡径部86には、ソケット74の開口部74A側からニップル60の先端部が挿入され、銅ろう付けによってニップル60の先端部と拡径部86とが接合されている。
また、ソケット74の開口部74Aは、略円筒状の薄肉状とされている。ソケット74の開口部74A側からソケット74とニップル60との間にホース(フレキシブルホース)88が挿入された後、ソケット74が外側から加締られることでホース88が接続されている。ホース88には、ニップル60が挿通されており、ニップル60の外周面に軸方向に間隔をあけて複数の環状の溝部52が形成されていることで、継手70に内圧が作用したときにニップル60からのホース88のズレが抑制されるようになっている。また、ニップル60の外周面に軸方向に間隔をあけて複数の環状の溝部52が形成されていることで、ニップル60とホース88との間のシール性を保持するようになっている。
このような継手70は、例えば、油圧ホース用の継手であり、自動車のブレーキシステムに用いられている。ホース88の他端は、図示しないマスシリンダへ接続されている。さらに、接続部材72は、図示しないブレーキキャリパのシリンダブロックに締結具により固定されている。
これにより、ホース88によって送られてくるブレーキオイルが、管体82、溝78、及び図示しないシリンダブロックに形成された連通路を介してシリンダ部に送られるようになっている。
次に、本実施形態の作用並びに効果を説明する。
図1(A)に示されるように、製造装置10では、蹴出ピン24の先端が円筒金型16の端面の位置まで移動している。この状態で、図示しない操作部により、パイプ50を円筒金型16の内周側に挿入する。これにより、パイプ50に押されて蹴出ピン24が軸方向の他端側(パイプ50が挿入される側と反対側)に移動する。
この状態で、移動装置36により、円筒金型16を芯部22に対して軸方向の他端側(パイプ50が挿入される側と反対側)に押す。これにより、図1(B)及び図2に示されるように、円筒金型16と共に、複数のダイス18が芯部22に対して軸方向の他端側(パイプ50が挿入される側と反対側)に移動する。これと共に、複数のダイス18の傾斜部18Aが金型ケース14のテーパ部14Aに押されて、複数のダイス18が半径方向内側に移動する。これにより、複数のダイス18にそれぞれ設けられた複数の円弧状の凸部18Bがパイプ50の外周面50Aを押し付けられることで、圧造によりパイプ50の外周面50Aに軸方向に間隔をあけて複数の環状の溝部52が形成される(図4参照)。このような工程により、ニップル60が製造される。
図2及び図4に示されるように、ダイス18の凸部18Bをパイプ50の外周面50Aに押し付けたときに溝部52の軸方向両側に半径方向外側に向かって溝部52の部分の材料が膨出することにより、変形部54が形成されている。
このようなニップル60では、パイプ50の外周面50Aには、軸方向に間隔をあけて複数の環状の溝部52が形成されており、溝部52の軸方向両側とパイプ50の外周面50Aとの縁部には、溝部52から半径方向外側に溝部52の材料が膨出した変形部54が形成されている(図4参照)。このニップル60は、例えば、軸方向に間隔をあけて複数の円弧状の凸部18Bが形成された複数のダイス18をパイプ50の外周面50Aに押し付けることで、圧造によりパイプ50の外周面50Aに軸方向に間隔をあけて複数の環状の溝部52を形成することができる。これにより、切削加工と比較して、ニップル60の外周面に軸方向に間隔をあけて複数の溝部52及び変形部54を効率よく形成することができる。
また、製造装置10では、軸方向に間隔をあけて複数の円弧状の凸部18Bが形成されたダイス18が、円筒状のパイプ50の周囲に複数配置されており、複数のダイス18がパイプ50の半径方向に進出及び後退する。そして、移動装置36により、複数のダイス18をパイプ50に向かって半径方向に進出させ、複数の凸部18Bをパイプ50の外周面50Aに押し付けることで、圧造によりパイプ50の外周面50Aに複数の溝部52が形成される。これにより、切削加工と比較して、ニップル60の外周面に軸方向に間隔をあけて複数の溝部52及び変形部54を効率よく形成することができる。
さらに、ニップル60の製造方法では、図1(A)に示されるように、複数のダイス18の中心部に、円筒状のパイプ50をセットする。そして、図1(B)及び図2に示されるように、複数のダイス18をパイプ50に向かって半径方向に進出させ、複数のダイス18に形成された複数の円弧状の凸部18Bをパイプ50の外周面50Aに押し付けることで、圧造によりパイプ50の外周面50Aに複数の環状の溝部52を形成する。これにより、ニップル60の外周面に軸方向に間隔をあけて複数の溝部52及び変形部54を効率よく形成することができる。
なお、上記実施形態において、ニップルの外周面に軸方向に間隔をあけて形成される複数の環状の溝部は、図4(B)に示す形状に限定されるものではなく、変更が可能である。ニップルの外周面に、例えば、U字状又はV字状の複数の溝部を設ける構成でもよい。
また、上記実施形態では、複数の溝部52を備えたニップル60を形成した後に、ニップル60を継手70のソケット74の拡径部86に接合したが、本発明はこの構成に限定するものではない。例えば、パイプ50を継手70のソケット74の拡径部86に予め接合しておき、製造装置10によりパイプ50の外周面50Aに複数の環状の溝部52を形成してニップル60としてもよい。
〔第2実施形態〕
次に、図6を用いて、第2実施形態のニップルについて説明する。なお、前述した第1実施形態と同一構成部分については、同一番号を付してその説明を省略する。
図6(A)には、第2実施形態のニップル130が側面図にて示されており、図6(B)には、ニップル130の外周面が拡大された断面図にて示されている。図6(A)、(B)に示されるように、ニップル130は、パイプ50の外周面50Aに軸方向に間隔をあけて形成された複数の円弧状の溝部132を備えている。複数の円弧状の溝部132は、それぞれパイプ50の外周面50Aの周方向に沿って複数に分離して形成されている。言い換えると、ニップル130には、パイプ50の外周面50Aの軸方向に間隔をあけて複数(本実施形態では12列)の溝列136が設けられており、それぞれの溝列136は、周方向に沿って分離した複数の円弧状の溝部132を備えている。ニップル130には、溝部132の軸方向両側とパイプ50の外周面50Aとの縁部に、溝部132から半径方向外側に膨出した変形部134が形成されている。また、溝部132は、軸方向に沿って切断した断面視にて略V字状とされている。本実施形態では、隣り合う複数の溝列136において、複数の円弧状の溝部132の周方向の位置が略一致するように配置されている。また、本実施形態では、それぞれの溝列136において、円弧状の溝部132は、例えば、周方向に長さを変えて4つ配置され、又は、周方向に同じ長さで5つ配置されている。
ニップル130は、製造装置10(図1参照)により圧造加工されることで製造されている。製造装置10の複数のダイス18(図1参照)には、溝部132に対応する形状の複数の円弧状の凸部(図示省略)を備えている。製造装置10の複数のダイス18によりパイプ50の外周面50Aが押し付けられることで、ダイス18の複数の円弧状の凸部に押されて、圧造によりパイプ50の外周面50Aに複数の円弧状の溝部132が形成される。その際、ダイス18の複数の凸部(図示省略)をパイプ50の外周面50Aに押し付けたときに溝部132の軸方向両側に半径方向外側に向かって溝部132の部分の材料が膨出することにより、変形部134が形成される。
上記のニップル130では、ダイス18(図1参照)の複数の凸部(図示省略)によって圧造により複数の円弧状の溝部132を形成するときに、複数の凸部(図示省略)が離れているため、ダイス18(図1参照)の負荷が低減される。また、複数の円弧状の溝部132を形成するときのパイプ50の内径収縮が抑制され、溝部132の深さをさらに深くできる。そして、溝部132の深さがさらに深くなることで、ニップル130にホース88(図5参照)を外挿して外側からソケット74(図5参照)で加締めて固定したときに、溝部132にホースが入り込むことにより、ニップル130の引抜力が向上する。
なお、本実施形態のニップル130では、パイプ50の軸方向に12列の溝列136が形成されているが、溝列136の数は変更可能であり、他の複数列の溝列を設けてもよい。パイプ50の軸方向に間隔をおいて配置される溝列の数を多くすることで、ニップルの引抜力を向上させることができる。
〔第3実施形態〕
次に、図7を用いて、第3実施形態のニップルについて説明する。なお、前述した第1及び第2実施形態と同一構成部分については、同一番号を付してその説明を省略する。
図7には、第3実施形態のニップル140の外周面が拡大された断面図にて示されている。図7に示されるように、第3実施形態のニップル140では、第2実施形態のニップル130(図6参照)と比較して、複数の溝部142の形状が異なる。第3実施形態では、溝部142の形状は、軸方向に沿って切断した断面視にて略U字状とされている。ニップル140には、溝部142の軸方向両側とパイプ50の外周面50Aとの縁部に、溝部142から半径方向外側に膨出した変形部144が形成されている。複数の溝部142の配置は、第2実施形態のニップル130の複数の溝部132(図6参照)と同じである。
上記のニップル140では、第2実施形態のニップル130(図6参照)と同様の効果が得られる。
〔第4実施形態〕
次に、図8を用いて、第4実施形態のニップルについて説明する。なお、前述した第1~第3実施形態と同一構成部分については、同一番号を付してその説明を省略する。
図8には、第4実施形態のニップル110が側面図にて示されている。図8に示されるように、ニップル110は、パイプ50の外周面50Aに軸方向に間隔をあけて配置される複数(本実施形態では12列)の溝列116A、116B、116C・・・116N、116Lが形成されている。それぞれの溝列116A、116B、116C・・・116N、116Lには、パイプ50の外周面50Aの周方向に沿って複数に分離して形成された円弧状の溝部112が設けられている。本実施形態では、それぞれの溝列116A、116B、116C・・・116N、116Lにおいて、円弧状の溝部112は、周方向に4つ配置されている。また、ニップル110には、溝部112の軸方向両側とパイプ50の外周面50Aとの縁部に、溝部112から半径方向外側に膨出した変形部114が形成されている。また、溝部112は、軸方向に沿って切断した断面視にて略V字状とされている。
ニップル110の外周面50Aの側(例えば、ニップル110の軸方向と直交する方向)から見て、複数の溝部112は、略千鳥状に形成されている。言い換えると、隣り合う溝列116A、116B、116C・・・116N、116L(例えば、溝列116Aと溝列116B)において、複数の溝部112の周方向の位置は、異なる位置に配置されており(周方向にずらして配置されており)、一つおきに配置された溝列116A、116B、116C・・・116N、116L(例えば、溝列116Aと溝列116C)において、複数の溝部112の周方向の位置は、略一致するように配置されている。
ニップル110は、製造装置10(図1参照)により圧造加工されることで製造されている。製造装置10の複数のダイス18(図1参照)には、複数の溝列116A、116B、116C・・・116N、116Lにおける複数の円弧状の溝部112に対応する形状の複数の円弧状の凸部(図示省略)が設けられている。製造装置10の複数のダイス18によりパイプ50の外周面50Aが押し付けられることで、ダイス18の複数の円弧状の凸部に押されて、圧造によりパイプ50の外周面50Aに複数の円弧状の溝部112が形成される。その際、ダイス18の複数の凸部(図示省略)をパイプ50の外周面50Aに押し付けたときに溝部112の軸方向両側に半径方向外側に向かって溝部112の部分の材料が膨出することにより、変形部114が形成される。
上記のニップル110では、ダイス18(図1参照)の複数の凸部(図示省略)によって圧造により複数の円弧状の溝部112を形成するときに、複数の凸部(図示省略)が離れているため、ダイス18(図1参照)の負荷が低減される。また、複数の円弧状の溝部112を形成するときのパイプ50の内径収縮が抑制され、溝部112の深さをさらに深くできる。そして、溝部112の深さがさらに深くなることで、ニップル110にホース88(図5参照)を外挿して外側からソケット74(図5参照)で加締めて固定したときに、溝部112にホースが入り込むことにより、ニップル110の引抜力が向上する。
なお、本実施形態のニップル110では、パイプ50の軸方向に12列の溝列116A、116B、116C・・・116N、116Lが設けられているが、溝列の数は、変更が可能であり、他の複数列の溝列を設けてもよい。パイプ50の軸方向に配置される溝列の数を多くすることで、ニップルの引抜力を向上させることができる。
また、本実施形態のニップル110では、軸方向に沿って切断した断面視にて略V字状の溝部112が設けられているが、溝部の断面形状は、他の形状(略U字状、略台形状など)に変更可能である。
〔第5実施形態〕
次に、図9を用いて、第5実施形態のニップルの製造方法の一例について説明する。なお、前述した第1~第5実施形態と同一構成部分については、同一番号を付してその説明を省略する。
図9(A)~図9(C)には、第5実施形態のニップル150(図9(C)参照)の製造方法の一例が示されている。製造装置10の複数のダイス18(図1参照)には、複数の円弧状の凸部(図示省略)が設けられている。図9(A)に示されるように、製造装置10の複数のダイス18をパイプ50の外周面50Aに押し付けることで、ダイス18の複数の円弧状の凸部に押されて、圧造によりパイプ50の外周面50Aに複数の円弧状の溝部152Aが形成される。
さらに、図9(B)に示されるように、パイプ50の外周面50Aの周方向の角度をずらす(圧造位置をずらす)ことで、パイプ50の外周面50Aの複数の溝部152Aの間に、溝部152Aと一部が重なるように別の溝部152Bを形成する。本実施形態では、パイプ50の外周面50Aの周方向の角度を約45°ずらしている。これにより、溝部152Aと溝部152Bとが連通し、図9(C)に示されるように、パイプ50の外周面50Aに周方向に沿って連続した環状の溝部152を備えたニップル150が製造される。本実施形態では、ニップル150には、パイプ50の軸方向に3列の環状の溝部152が形成されている。なお、図9では、製造方法を分かりやすくするため、圧造により溝部152の材料が半径方向外側に膨出した変形部の図示を省略している。
上記のニップル150の製造方法では、複数のダイス18の凸部が周方向に連続していなくても、ニップル150に環状の溝部152を形成することができる。
なお、本実施形態のニップル150では、パイプ50の軸方向に3列の環状の溝部152が形成されているが、本発明のニップルは、3列の溝部152に限定するものではなく、複数列の溝部152であれば、何列でもよい。
〔第6実施形態〕
次に、図10及び図11を用いて、第6実施形態のニップルのホース締結構造の一例について説明する。なお、前述した第1~第5実施形態と同一構成部分については、同一番号を付してその説明を省略する。
図10には、第6実施形態のニップル170をホース182の中間部で中間金具184によって固定したホース締結構造180が示されている。図10に示されるように、ニップル170は、ホース182の中間部に挿入されており、ニップル170の挿入位置におけるホース182の半径方向外側に中間金具184が配置されている。中間金具184は、筒状の本体部184Aと、本体部184Aの中間部に設けられた大径の工具締付部184Bと、本体部184Aから延びた筒状の加締部184Cと、を備えている。加締部184Cの厚さは、本体部184Aの厚さより薄い。ホース締結構造180では、加締部184Cを外側から加締めることで、ニップル170と加締部184Cとの間にホース182が固定されている。
ニップル170は、パイプ50の外周面50Aに軸方向に間隔をあけて形成された複数(本実施形態では12列)の環状の溝部172を備えている。複数の環状の溝部172は、製造装置10の複数のダイス18(図1参照)に設けられた複数の凸部を押し当てることで、圧造により形成されている。本実施形態では、複数の溝部172は、ニップル170の周方向に連続して形成されている。本実施形態では、溝部172の軸方向両側とパイプ50の外周面50Aとの縁部に変形部が形成されているが、図10では、変形部の図示を省略している。
図11には、ニップル170の引抜力の測定方法が示されている。図11に示されるように、測定のための治具190は、長手方向に沿ってほぼ均一な外径を有する芯棒190Aと、芯棒190Aの端部に設けられると共に芯棒190Aの外径よりも外径が大きい固定部190Bと、を備えている。治具190の芯棒190Aをニップル170の一端側(図11中のニップル170の長手方向左側)から挿入し、芯棒190Aの端部の固定部190Bをニップル170の一端側の端面に接触させる。この状態で、固定部190Bと反対側から芯棒190Aを矢印F方向に引っ張り、ニップル170を中間金具184及びホース182から引き抜く際の最大荷重(N)を測定装置(図示省略)で測定する。
図11に示す測定方法で、ニップル170の引抜力を測定したところ、190~215Nであった。また、図6に示すように、パイプ50の外周面50Aに軸方向に間隔をあけて形成された12列の円弧状の溝部132(パイプ50の周方向に複数に分離された溝部132)を備えたニップル130を用い、同様に引抜力を測定した。その結果、ニップル130の引抜力は、265~285Nであり、ニップル170よりも引抜力がさらにアップしていることが確認された。
なお、図6~図8に示すニップル130、140、110では、複数の溝部の断面形状、複数の溝部の軸方向の長さ、複数の溝部の周方向の長さ、複数の溝部の周方向の数などは、上記実施形態に限定するものではなく、変更が可能である。
また、本発明を特定の実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の実施形態が可能であることは当業者にとって明らかである。
10 製造装置
18 ダイス
18B 凸部
22 芯部
36 移動装置
50 パイプ
50A 外周面
52 溝部
54 変形部
60 ニップル
110 ニップル
112 溝部
114 変形部
130 ニップル
132 溝部
134 変形部
140 ニップル
142 溝部
144 変形部
150 ニップル
152 溝部
170 ニップル
172 溝部

Claims (4)

  1. ニップルを製造する製造装置であって、
    円筒状のパイプの周囲に複数配置され、前記パイプの半径方向に進出及び後退すると共に、軸方向に間隔をあけて複数の円弧状の凸部が形成されたダイスと、
    複数の前記ダイスを前記パイプに向かって半径方向に進出させ、複数の前記凸部を前記パイプの外周面に押し付けることで、圧造により前記パイプの外周面に軸方向に間隔をあけて複数の溝部を形成させる移動装置と、
    複数の前記ダイスの外側に設けられ、内周面側に前記パイプが挿入される側と反対側に向かって内径が徐々に小さくなるテーパ部を備えた筒状の金型ケースと、
    複数の前記ダイスの外側面に形成され、少なくとも一部が前記テーパ部と接触すると共に前記パイプが挿入される側と反対側に向かって外径が徐々に小さくなる傾斜部と、
    前記金型ケースの内側における前記パイプが挿入される側に、複数の前記ダイスと隣接して配置された円筒金型と、
    を有し、
    前記移動装置は、前記円筒金型と接触して前記円筒金型及び複数の前記ダイスを前記金型ケースに対して前記パイプが挿入される側と反対側に押すことで、前記テーパ部に前記傾斜部が押されて複数の前記ダイスを前記パイプに向かって半径方向に進出させる構成とされており、
    複数の前記ダイスの半径方向内側には、前記パイプを内側から支持する円柱状の芯部が設けられている製造装置。
  2. 前記芯部の半径方向外側には、前記芯部と、前記円筒金型及び複数の前記ダイスと間で軸方向に移動し、前記パイプを複数の前記ダイスから蹴り出す蹴出ピンが設けられている請求項1に記載の製造装置。
  3. 前記金型ケースの内側における前記パイプが挿入される側と反対側には、複数の前記ダイスの半径方向内側に配置された保持部が設けられており、
    前記保持部と複数の前記ダイスとの間に、複数の前記ダイスを前記金型ケースの側に付勢する戻し用スプリングが設けられている請求項1又は請求項2に記載の製造装置。
  4. ニップルを製造する製造装置であって、
    円筒状のパイプの周囲に複数配置され、前記パイプの半径方向に進出及び後退すると共に、軸方向に間隔をあけて複数の円弧状の凸部が形成されたダイスと、
    複数の前記ダイスを前記パイプに向かって半径方向に進出させ、複数の前記凸部を前記パイプの外周面に押し付けることで、圧造により前記パイプの外周面に軸方向に間隔をあけて複数の溝部を形成させる移動装置と、
    複数の前記ダイスの外側に設けられ、内周面側に前記パイプが挿入される側と反対側に向かって内径が徐々に小さくなるテーパ部を備えた筒状の金型ケースと、
    複数の前記ダイスの外側面に形成され、少なくとも一部が前記テーパ部と接触すると共に前記パイプが挿入される側と反対側に向かって外径が徐々に小さくなる傾斜部と、
    前記金型ケースの内側における前記パイプが挿入される側に、複数の前記ダイスと隣接して配置された円筒金型と、
    を有し、
    前記移動装置は、前記円筒金型と接触して前記円筒金型及び複数の前記ダイスを前記金型ケースに対して前記パイプが挿入される側と反対側に押すことで、前記テーパ部に前記傾斜部が押されて複数の前記ダイスを前記パイプに向かって半径方向に進出させる構成とされており、
    前記金型ケースの内側における前記パイプが挿入される側と反対側には、複数の前記ダイスの半径方向内側に配置された保持部が設けられており、
    前記保持部と複数の前記ダイスとの間に、複数の前記ダイスを前記金型ケースの側に付勢する戻し用スプリングが設けられている製造装置
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