JP7043644B1 - 通信システム - Google Patents

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Abstract

【課題】周波数を切りかえる場合における受信品質の悪化を抑制する技術を提供する。【解決手段】送信装置100は、第1周波数を使用して信号を送信する。受信装置200は、信号の受信電力が第1しきい値以上であり、かつ信号の誤り率が第2しきい値以上である場合、品質悪化を送信装置100に通知する。送信装置100は、第1周波数と第2周波数とを使用した周波数ダイバーシチにより信号を送信する。受信装置200は、第2周波数の信号の誤り率が第1周波数の信号の誤り率よりも低くなると、周波数の切替を送信装置100に指示する。送信装置100は、第2周波数を使用して信号を送信する。【選択図】図1

Description

本発明は、通信技術に関し、送信装置から受信装置に信号を送信する通信システムに関する。
無線通信における通信品質を向上するために周波数ダイバーシチが使用される。例えば、VoIP(Voice over Internet Protocol)での音声信号がOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)の複数のサブキャリアに重複して割り当てられる(例えば、特許文献1)。
特表2017-506441号公報
音声信号の情報量は一般的に少ない。そのため、1チャネル内のOFDMの複数のサブキャリアに対して音声信号を重複して割り当てることが可能である。しかしながら、音声信号よりも情報量の多い映像信号を伝送する場合、1チャネル内のOFDMの複数のサブキャリアに対して映像信号を重複して割り当て続けると、周波数利用効率が低下する。周波数利用効率の低下を抑制するために、送信側が互いに異なった2つの周波数を切りかえる方が好ましい。この場合、受信側が安定状態になるまで受信品質が悪化する。
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、周波数を切りかえる場合における受信品質の悪化を抑制する技術を提供することである。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の通信システムは、互いに異なった第1周波数と第2周波数を使用可能な通信システムであって、第1周波数を使用し、かつ第2周波数を使用せずに信号を送信する送信装置と、送信装置から第1周波数を使用して送信された信号を受信する受信装置とを備える。受信装置は、信号の受信電力が第1しきい値以上であり、かつ信号の誤り率が第2しきい値以上である場合、品質悪化を送信装置に通知し、送信装置は、受信装置からの品質悪化の通知を受けつけた場合、第1周波数と第2周波数とを使用した周波数ダイバーシチにより信号を送信し、受信装置は、送信装置から周波数ダイバーシチにより送信された信号を受信し、第2周波数の信号の誤り率が第1周波数の信号の誤り率よりも低くなると、周波数の切替を送信装置に指示し、送信装置は、受信装置からの周波数の切替の指示を受けつけた場合、第2周波数を使用し、かつ第1周波数を使用せずに信号を送信し、受信装置は、送信装置から第2周波数を使用して送信された信号を受信する。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、周波数を切りかえる場合における受信品質の悪化を抑制できる。
実施例に係る通信システムの構成を示す図である。 図1の送信装置における動作概要を示す図である。 図1の通信システムによる通信手順を示すシーケンス図である。 図1の受信装置による受信手順を示すフローチャートである。
本実施例を具体的に説明する前に、まず概要を述べる。本実施例は、ドローン等の移動体に搭載された撮像装置において撮像した映像を無線通信により地上局に送信する通信システムに関する。ここでは、移動体に送信装置が搭載され、地上局に受信装置が搭載されている場合を想定する。高精細映像のリアルタイム無線伝送により、移動体からの映像を見ながらの遠隔作業や状況判断の正確性、作業効率が向上する。移動体からの映像無線伝送用周波数として169MHz、2.4GHz、5.7GHz帯が規定されているが、それらの隣接周波数は、ISM(industry Science and Medical)、DSRC(Dedicated Short Range Communications)、無線LAN(Local Area Network)、レーダー、アマチュア無線の二次利用に使用される。
この周波数帯で運用しながら移動体から映像をリアルタイム伝送する状況では、移動体が飛行する場所・時間によって妨害環境が変化し、著しく低画質の受信映像しか得られない場合がある。また複数台の移動体を限定エリアで飛行させ続けた場合、ほぼ同じ方向から近接した周波数で送受信する状況になることがある。ここで、他の無線機からの混信が多い場合、無線LANなどで使われている伝送エラー発生時その部分を再送する手段は遅延時間の点から採用できない。これら場合において、電波状況のよい周波数に変更するべきであるが、移動体は広範囲を飛行するので、飛行場所や時間に応じて混信状況が変わり、周波数の変更が頻繁に発生することがある。デジタル変復調ではクロック同期が引き込まれるまでエラーが発生するので、映像のフリーズ期間が長くなる。また、変更した周波数で良好な通信が得られる保証もないため、一度設定した周波数でエラーの多い伝送を続けてしまうこともある。
近年、無線機の利用が増加しており、JUTM(Japan Unmanned system Traffic & radio Management consortium)で運用調整がなされているが、混信する確率は増大する傾向にある。本実施例は、他システムと共用する無線周波数帯において移動体から映像をリアルタイム伝送するシステムにおいて、無線妨害を受けやすい周波数から別の周波数に切りかえる際に、映像フリーズ発生期間を減らすことを目的とする。
図1は、通信システム1000の構成を示す。通信システム1000は、送信装置100、受信装置200を含む。送信装置100は、映像エンコーダ110、送信処理部112と総称される第1送信処理部112a、第2送信処理部112b、制御部114、合成部116、電力増幅部118、アンテナ120、テレメータコントローラ130を含む。受信装置200は、アンテナ210、低雑音増幅器212、分配部214、受信処理部216と総称される第1受信処理部216a、第2受信処理部216b、制御部218、選択部220、映像デコーダ222、テレメータコントローラ230を含む。
送信装置100は、ドローンのような無人航空機である移動体に搭載され、受信装置200は地上局に搭載される。通信システム1000は、送信装置100と受信装置200との間の無線通信のために複数の周波数を使用可能である。送信装置100の映像エンコーダ110は、撮像装置(図示せず)において撮像した映像を符号化する。映像エンコーダ110は、符号化した映像(以下、これもまた「映像」という)を第1送信処理部112aと第2送信処理部112bに出力する。
第1送信処理部112aは、映像エンコーダ110からの映像を受けつけ、映像に対して、変調と周波数変換を実行することによって映像信号を生成する。映像信号の周波数は第1周波数である。第1送信処理部112aの動作は制御部114により制御される。第2送信処理部112bも、映像エンコーダ110からの映像を受けつけ、第1送信処理部112aと同様に映像信号を生成可能である。この段階において、第2送信処理部112bの動作は制御部114により停止される。
合成部116は、第1送信処理部112aからの映像信号と第2送信処理部112bからの映像信号とを合成し、合成した映像信号(以下、これもまた「映像信号」という)を電力増幅部118に出力する。前述のごとく、この段階において、第2送信処理部112bの動作は停止しているので、合成部116は、第1送信処理部112aからの映像信号をそのまま電力増幅部118に出力する。
電力増幅部118は、合成部116からの映像信号を増幅し、増幅した映像信号(以下、これもまた「映像信号」という)をアンテナ120から送信する。ここで、第1周波数を使用し、かつ第1周波数以外の周波数を使用せずに映像信号を送信する場合、映像信号の送信電力として第1値が電力増幅部118に設定される。
受信装置200の低雑音増幅器212は、アンテナ210を介して、送信装置100から第1周波数を使用して送信された映像信号を受信する。低雑音増幅器212は、受信した映像信号を低雑音増幅する。分配部214は、低雑音増幅器212において低雑音増幅された映像信号を第1受信処理部216aと第2受信処理部216bに出力する。
第1受信処理部216aは、分配部214からの映像信号を受けつけ、周波数変換と復調を実行することによって、映像を取得する。周波数変換は第1周波数に対してなされる。第1受信処理部216aの動作は制御部218により制御される。第2受信処理部216bも、分配部214からの映像信号を受けつけ、第1受信処理部216aと同様に映像を取得可能である。この段階において、第2受信処理部216bは、制御部218により映像信号に対する処理を実行しないように制御される。
選択部220は、制御部218からの指示に応じて第1受信処理部216aと第2受信処理部216bのうちの1つを選択し、選択した受信処理部216からの映像を映像デコーダ222に出力する。この段階において、選択部220は第1受信処理部216aを選択する。映像デコーダ222は、選択部220から受けつけた映像を復号する。映像デコーダ222は、復号した映像(以下、これもまた「映像」という)を出力する。
制御部218は、第1受信処理部216aに対して映像信号に対する処理を実行させている場合に、第2受信処理部216bに対してチャネルスキャンを指示する。第2受信処理部216bは、制御部218からチャネルスキャンを指示されると、第1周波数以外の周波数を順にスキャンし、ノイズ量の最も少ない周波数を第2周波数として制御部218に報告する。これは、第1周波数以外の周波数における妨害波の電力を監視し、妨害波の電力が小さい方の周波数を第2周波数として特定することに相当する。チャネルスキャンに第2受信処理部216bを使用せず、チャネルスキャン専用の受信処理部が追加されてもよい。当該受信処理部では、利得を高く、かつ帯域幅を狭くしてスキャンがなされる。
第1受信処理部216aは、映像信号に対する前述の処理を実行する際に、映像信号の受信電力を測定するとともに、映像信号の誤り率を測定する。これらの測定には公知の技術が使用されればよいので、ここでは説明を省略する。第1受信処理部216aは、測定結果を制御部218に出力する。制御部218は、映像信号の受信電力が第1しきい値以上であり、かつ映像信号の誤り率が第2しきい値以上である場合、品質悪化を認識する。品質悪化を認識した場合、制御部218は、品質悪化の通知をテレメータコントローラ230に出力する。品質悪化の通知には第2周波数の情報も含まれる。テレメータコントローラ230は、送信装置100と受信装置200との間で制御信号を伝送するための無線通信を実行する。そのため、制御信号と映像信号は別に伝送される。テレメータコントローラ230は、制御部218からの通知を受けつけると、品質悪化の通知を送信装置100に送信する。
送信装置100のテレメータコントローラ130は、テレメータコントローラ230から品質悪化の通知を受信すると、品質悪化の通知を制御部114に出力する。制御部114は、品質悪化の通知を受けつけた場合、第1周波数と第2周波数とを使用した周波数ダイバーシチにより映像信号を送信する。そのため、第1送信処理部112aは、これまでと同様の処理を実行して映像信号を合成部116に出力し、第2送信処理部112bは、第1送信処理部112aと同様の処理を実行して映像信号を合成部116に出力する。前述のごとく、合成部116は、第1送信処理部112aからの映像信号と第2送信処理部112bからの映像信号とを合成してから、映像信号を電力増幅部118に出力する。電力増幅部118は、映像信号を増幅してからアンテナ120より送信する。
前述のごとく、映像信号を第1周波数だけで送信する場合の映像信号の送信電力は第1値に設定される。また、映像信号を周波数ダイバーシチにより送信する場合の映像信号の送信電力も第1値に設定される。後者の場合、第1周波数に対する送信電力が第2値に設定され、第2周波数に対する送信電力も第2値に設定されることに相当する。ここで、第2値は、第1値の半分である。つまり、第1周波数の送信電力が第1値から3dB低下させられ、第2周波数が第1値から3dBで低い送信電力で立ち上げられる。その際、送信電力は徐々に変化するように制御される。このような送信電力の調節は、第1送信処理部112aと第2送信処理部112bにおいてなされてもよい。
受信装置200の低雑音増幅器212は、アンテナ210を介して送信装置100から周波数ダイバーシチにより送信された映像信号を受信する。第2受信処理部216bが第2周波数で映像信号に対する処理を開始してから一定期間経過後、つまり回路動作が安定してから、第1受信処理部216aと第2受信処理部216bは、第1周波数と第2周波数による周波数ダイバーシチ受信を実行する。この状況において、第1受信処理部216aは、第2値の送信電力で送信された第1周波数の映像信号に対して周波数変換と復調を実行する。また、第2受信処理部216bは、第2値の送信電力で送信された第2周波数の映像信号に対して周波数変換と復調を実行する。また、第1受信処理部216aと第2受信処理部216bは、映像トランスポートストリームのヘッダ(47h)の同期信号のタイミング調整を実行することによって、第1受信処理部216aから出力される映像と、第2受信処理部216bから出力される映像とを同期させる。制御部218は、選択部220に対して、第1受信処理部216aからの映像の出力を指示する。
第1受信処理部216aと第2受信処理部216bは、誤り率を測定し、測定した誤り率を制御部218に出力する。制御部218は、第2受信処理部216bにおける誤り率が第1受信処理部216aにおける誤り率よりも低くなると、第1周波数から第2周波数への周波数の切替を決定する。この状態は、第2受信処理部216bでのクロック同期が確立した状態に相当する。周波数の切替を決定した場合、制御部218は、切替の指示をテレメータコントローラ230に出力する。テレメータコントローラ230は、制御部218からの指示を受けつけると、切替の指示を送信装置100に送信する。
送信装置100のテレメータコントローラ130は、テレメータコントローラ230から切替の指示を受信すると、切替の指示を制御部114に出力する。制御部114は、切替の指示を受けつけた場合、第1送信処理部112aの動作を停止させ、第2送信処理部112bに動作を継続させる。そのため、第1送信処理部112aは映像信号を合成部116に出力せず、第2送信処理部112bは映像信号を合成部116に出力する。合成部116は、第2送信処理部112bからの映像信号を電力増幅部118に出力する。電力増幅部118は、映像信号を増幅してからアンテナ120より送信する。つまり、送信装置100は、受信装置200からの周波数の切替の指示を受けつけた場合、第2周波数を使用し、かつ第1周波数を使用せずに映像信号を送信する。映像信号を第2周波数だけで送信する場合の映像信号の送信電力は第1値に設定される。このような送信電力の調節は、第2送信処理部112bにおいてなされてもよい。
受信装置200の低雑音増幅器212は、アンテナ210を介して、送信装置100から第2周波数を使用して送信された映像信号を受信する。第2受信処理部216bは、分配部214からの映像信号を受けつけ、周波数変換と復調を実行することによって、映像を取得する。周波数変換は第2周波数に対してなされる。この段階において、第1受信処理部216aは、制御部218により映像信号に対する処理を実行しないように制御される。選択部220は、制御部218からの指示に応じて第2受信処理部216bからの映像を映像デコーダ222に出力する。
図2は、送信装置100における動作概要を示す。横方向に時間が示され、縦方向に送信電力が示される。第1系統150は、第1送信処理部112aにおける送信電力を示し、第2系統152は、第2送信処理部112bにおける送信電力を示す。時間0からT1の間にわたって、第1周波数だけを使用した送信がなされる。第1系統150は第1値に設定され、第2系統152は0に設定される。時間T1からT2の間にわたって、第1周波数だけを使用した送信から周波数ダイバーシチの送信への移行がなされる。第1系統150は第1値から第2値に徐々に減少され、第2系統152は0から第2値に徐々に増加される。
時間T2からT3の間にわたって、周波数ダイバーシチの送信がなされる。第1系統150と第2系統152は第2値に設定される。時間T3からT4の間にわたって、周波数ダイバーシチの送信から第2周波数だけを使用した送信への移行がなされる。第1系統150は第2値から0に徐々に減少され、第2系統152は第2値から第1値に徐々に増加される。時間T4以降において、第2周波数だけを使用した送信がなされる。第1系統150は0に設定され、第2系統152は第1値に設定される。
この構成は、ハードウエア的には、任意のコンピュータのCPU、メモリ、その他のLSIで実現でき、ソフトウエア的にはメモリにロードされたプログラムなどによって実現されるが、ここではそれらの連携によって実現される機能ブロックを描いている。したがって、これらの機能ブロックがハードウエアのみ、ハードウエアとソフトウエアの組合せによっていろいろな形で実現できることは、当業者には理解されるところである。
以上の構成による通信システム1000の動作を説明する。図3は、通信システム1000による通信手順を示すシーケンス図である。送信装置100は第1周波数の信号を受信装置200に送信する(S10)。受信装置200は品質悪化を検知し(S12)、品質悪化の通知を送信装置100に送信する(S14)。送信装置100は第2周波数を使用開始する(S16)。送信装置100は周波数ダイバーシチの信号を受信装置200に送信する(S18)。受信装置200は、第2周波数の品質が第1周波数の品質よりもよくなることを検知する(S20)。受信装置200は切替の指示を送信装置100に送信する(S22)。送信装置100は第1周波数の使用を停止する(S24)。送信装置100は第2周波数の信号を受信装置200に送信する(S26)。
図4は、受信装置200による受信手順を示すフローチャートである。第1受信処理部216aは第1周波数の信号を受信する(S50)。受信電力が第1しきい値以上でないか、あるいは誤り率が第2しきい値以上でなければ(S52のN)、ステップ50に戻る。受信電力が第1しきい値以上であり、かつ誤り率が第2しきい値以上である場合(S52のY)、制御部218は、品質悪化の通知をテレメータコントローラ230に送信させる(S54)。第1受信処理部216aと第2受信処理部216bは周波数ダイバーシチの信号を受信する(S56)。第1周波数よりも第2周波数の方の品質がよくなければ(S58のN)、ステップ56に戻る。第1周波数よりも第2周波数の方の品質がよい場合(S58のY)、制御部218は、切替の指示をテレメータコントローラ230に送信させる(S60)。第2受信処理部216bは第2周波数の信号を受信する(S62)。
本実施例によれば、第1周波数から周波数ダイバーシチを実行し、第2周波数の信号の品質が第1周波数の信号の品質よりもよくなれば、第2周波数に切りかえるので、クロック同期が確立してから周波数を切りかえることができる。また、クロック同期が確立してから周波数が切りかえるので、周波数を切りかえる場合における受信品質の悪化を抑制できる。また、クロック同期が確立するまで、第1周波数の信号の復調結果を出力するので、周波数の切替により映像が切れる可能性を低減できる。また、周波数の切替により映像が切れる可能性が低減されるので、周波数をスムーズに切りかえることができる。
また、周波数ダイバーシチにより信号を送信する場合、第1周波数に対する送信電力として第2値を設定し、第2周波数に対する送信電力として第2値を設定し、第2値は、第1値の半分であるので、送信電力が第1値を超えることを防止できる。また、周波数ダイバーシチにより信号を送信する場合、第1周波数に対する送信電力として第2値を設定し、第2周波数に対する送信電力として第2値を設定するので、品質を容易に比較できる。また、第1周波数以外の周波数における妨害波の電力を監視し、妨害波の電力が小さい方の周波数を第2周波数として特定するので、妨害の少ない周波数を使用できる。また、2つの周波数の映像信号を復調した映像トランスポートストリームのヘッダ(47h)の同期を合わせるので、選択切替による映像同期乱れを防止できる。
以上、本発明の実施例をもとに説明した。この実施例は例示であり、それらの各構成要素の組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
100 送信装置、 110 映像エンコーダ、 112 送信処理部、 114 制御部、 116 合成部、 118 電力増幅部、 120 アンテナ、 130 テレメータコントローラ、 200 受信装置、 210 アンテナ、 212 低雑音増幅器、 214 分配部、 216 受信処理部、 218 制御部、 220 選択部、 222 映像デコーダ、 230 テレメータコントローラ、 1000 通信システム。

Claims (3)

  1. 互いに異なった第1周波数と第2周波数を使用可能な通信システムであって、
    第1周波数を使用し、かつ第2周波数を使用せずに信号を送信する送信装置と、
    前記送信装置から第1周波数を使用して送信された信号を受信する受信装置とを備え、
    前記受信装置は、信号の受信電力が第1しきい値以上であり、かつ信号の誤り率が第2しきい値以上である場合、品質悪化を前記送信装置に通知し、
    前記送信装置は、前記受信装置からの品質悪化の通知を受けつけた場合、第1周波数と第2周波数とを使用した周波数ダイバーシチにより信号を送信し、
    前記受信装置は、前記送信装置から周波数ダイバーシチにより送信された信号を受信し、第2周波数の信号の誤り率が第1周波数の信号の誤り率よりも低くなると、周波数の切替を前記送信装置に指示し、
    前記送信装置は、前記受信装置からの周波数の切替の指示を受けつけた場合、第2周波数を使用し、かつ第1周波数を使用せずに信号を送信し、
    前記受信装置は、前記送信装置から第2周波数を使用して送信された信号を受信する通信システム。
  2. 前記送信装置は、第1周波数を使用し、かつ第2周波数を使用せずに信号を送信する場合、送信電力として第1値を設定し、
    前記送信装置は、第1周波数と第2周波数とを使用した周波数ダイバーシチにより信号を送信する場合、第1周波数に対する送信電力として第2値を設定し、第2周波数に対する送信電力として第2値を設定し
    前記送信装置は、第2周波数を使用し、かつ第1周波数を使用せずに信号を送信する場合、送信電力として第1値を設定し、
    第2値は、第1値の半分である請求項1に記載の通信システム。
  3. 前記受信装置は、前記送信装置から第1周波数を使用して送信された信号を受信する場合に、第1周波数以外の周波数における妨害波の電力を監視し、妨害波の電力が小さい方の周波数を第2周波数として特定するとともに、品質悪化を通知する際に第2周波数も通知する請求項1または2に記載の通信システム。
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