JP7043387B2 - 冷却貯蔵庫 - Google Patents
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Description
よって上記の冷却貯蔵庫によると、凝縮器の温度を検知する温度センサを用いて外気温度を検知する場合の検知精度が向上する。
実施形態1を図1ないし図6によって説明する。以降の説明では図1に示すX方向を左右方向、Z方向を上下方向、図2に示すY方向を前後方向という。また、以降の説明において回転数とは単位時間当たりの回転数のことをいう。
図1に示すように、実施形態1に係る冷却貯蔵庫としての冷蔵庫1は2ドア式の横型(テーブル型)の冷蔵庫である。冷蔵庫1は前側に開口した横長の断熱箱体からなる貯蔵庫本体11、貯蔵庫本体11の開口を開閉する左右一対の観音開き式の断熱扉12、及び、貯蔵庫本体11の左側に配されている機械室13を備えている。
庫内ファン27は蒸発器24によって冷却された空気を貯蔵室18内に循環させるためのものである。庫内ファン27が回転すると庫内の空気が吸い込み口52から冷却室16内に吸い込まれ、蒸発器24によって冷却されて吹き出し口53から庫内に吹き出される。
庫内サーミスタ29は庫内温度を検知するためのものであり、吸い込み口52と蒸発器24との間に配されている。
図5を参照して、冷蔵庫1の電気的構成について説明する。冷蔵庫1は制御基板31(制御部の一例)を備えている。制御基板31にはCPUやRAMなどが1チップ化されたマイクロコンピュータやメモリなどが実装されている。図5に示すように、制御基板31にはインバータ圧縮機20、凝縮器ファン26、目詰まりサーミスタ35、庫内ファン27、除霜サーミスタ36、庫内サーミスタ29、操作パネル15などが電気的に接続されている。以降の説明では制御基板31のことを制御部31という。
制御部31は各種の制御処理を実行する。ここでは制御部31によって実行される制御処理のうちフィルタの目詰まり検知、センターピラー14の結露防止、冷却運転、除霜運転、及び、目詰まりサーミスタ35を用いた外気温度の検知について説明する。
凝縮器21のフィルタが目詰まりすると凝縮器ファン26が回転しても凝縮器21と外気との間で十分に熱交換が行われず、冷却効率が低下する。このため制御部31は目詰まりサーミスタ35を用いてフィルタの目詰まりを検知する。具体的には、制御部31は目詰まりサーミスタ35によって凝縮器21の温度を所定のサンプリング間隔で検知し、凝縮器21の温度が所定の閾値以上である状態が一定時間以上継続した場合は凝縮器ファン26の回転数を上げる。制御部31は、凝縮器ファン26の回転数を上げても凝縮器21の温度が低下しない場合はフィルタが目詰まりしているとして操作パネル15にフィルタの清掃を促す情報を表示する。
センターピラー14は前面が庫外に露出している一方、背面が庫内に露出しているので庫内温度と外気温度との差によって前面に結露が生じる可能性がある。センターピラー14の前面に結露が生じると断熱扉12の裏面に装着されているパッキンが凍り付いて開閉の支障となる虞がある。このため、制御部31は結露防止ヒータ14Dによってセンターピラー14を加熱することによって結露を防止する。
図7を参照して冷却運転について説明する。冷却運転はインバータ圧縮機20及び凝縮器ファン26の運転/停止を切り替えることによって庫内温度を所定の冷却温度範囲内に維持するものである。冷却温度範囲の上限温度は例えば設定温度+1.7K[ケルビン]であり、下限温度は設定温度-2K[ケルビン]である。
前述した冷却運転を行うと蒸発器24に霜が付着する。このため制御部31は所定の除霜開始条件が成立すると蒸発器24を除霜する除霜運転を行う。所定の除霜開始条件は「前回の除霜運転が終了してから一定時間が経過した」、「予め設定されている時刻に達した」、「使用者によって除霜が指示された」などである。除霜開始条件は適宜に決定できる。
図8に示すように、制御部31はオフサイクルデフロストを開始すると10分(所定時間の一例)が経過するまで凝縮器ファン26を回転させて凝縮器21を冷却する。そして、10分が経過すると凝縮器21の温度が外気温度まで低下したと見做し、その時の凝縮器21の温度(あるいは10分が経過した時点の直前又は直後の凝縮器21の温度)を目詰まりサーミスタ35から取得することによって外気温度を取得する(温度検知処理)。
制御部31は、凝縮器21の温度を取得すると、次回オフサイクルデフロストを実行するまでその温度を外気温度として用いる。
実施形態1に係る冷蔵庫1によると、10分が経過する前にオフサイクルデフロストが終了した場合は10分が経過するまで冷却運転の再開を待機するので、凝縮器21の温度が外気温度まで低下してから凝縮器21の温度を検知できる。このため、凝縮器21の温度が外気温度まで低下する前にオフサイクルデフロストが終了しても凝縮器21の温度を外気温度として精度よく検知できる。よって冷蔵庫1によると、凝縮器21の温度を検知する目詰まりサーミスタ35を用いて外気温度を検知する場合の検知精度が向上する。
従来、目詰まりサーミスタ35によって検知される温度(凝縮器21の温度)が所定の温度範囲内になるように凝縮器ファン26の回転数を制御することが行われている。この場合、冷蔵庫1の製造コストを抑制するために性能の低い安価な目詰まりサーミスタ35を用いると、凝縮器21の温度を所定の温度範囲内に維持することが難しかった。
本明細書によって開示される技術は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本明細書によって開示される技術的範囲に含まれる。
Claims (2)
- 冷却貯蔵庫であって、
圧縮機、凝縮器、凝縮器ファン及び蒸発器を有する冷凍回路と、
前記凝縮器の温度を検知する温度センサと、
制御部と、
を備え、
前記制御部は、
前記冷凍回路を運転して庫内を冷却する冷却運転と、
所定の除霜開始条件が成立すると前記圧縮機を停止して前記蒸発器を除霜する除霜運転と、
前記除霜運転において前記凝縮器ファンを回転させ、前記凝縮器ファンの回転を開始した時から所定時間が経過すると前記温度センサによって前記凝縮器の温度を検知する温度検知処理と、
所定の除霜終了条件が成立すると前記除霜運転を終了して前記冷却運転を再開する再開処理であって、前記所定時間が経過する前に前記除霜運転が終了した場合は前記所定時間が経過するまで前記冷却運転の再開を待機する再開処理と、
を実行する、冷却貯蔵庫。 - 請求項1に記載の冷却貯蔵庫であって、
前記蒸発器によって冷却された空気を庫内に循環させる庫内ファンを備え、
前記除霜運転は前記圧縮機を停止して前記庫内ファンを回転させるオフサイクルデフロストであり、
前記制御部は、前記所定時間が経過する前に前記オフサイクルデフロストを終了した場合は前記冷却運転が再開されるまで前記庫内ファンを停止させる、冷却貯蔵庫。
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