JP7042100B2 - 衛生用薄葉紙収納容器 - Google Patents

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Description

本発明は、ウェットシートやウェットティッシュ等の衛生用薄葉紙を収納する衛生用薄葉紙収納容器に関する。
従来、家屋の床若しくはトイレ又は人体などを拭くための衛生用薄葉紙を収納する衛生用薄葉紙収納容器として、ロール状態の衛生用薄葉紙を収納することを想定した容器(例えば、特許文献1参照。)と、積層状態の衛生用薄葉紙を収納することを想定した容器(例えば、特許文献2参照。)と、が知られている。
特開2010-280431号公報 特開2017-30865号公報
このような衛生用薄葉紙収納容器においては、特定の形態の衛生用薄葉紙にのみ使用されることが予定されていることから、衛生用薄葉紙の形態に対応した専用の容器を使用する必要があり、複数の形態の衛生用薄葉紙に対し、単一の容器で対応することはできなかった。
本発明の課題は、複数の形態の衛生用薄葉紙に対して使用することができる衛生用薄葉紙収納容器を提供することである。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、衛生用薄葉紙収納容器において、
袋状に形成され、内部に収納された衛生用薄葉紙を取り出す取出孔を有する外装部と、
前記外装部内に収納され、前記外装部を支える骨格部と、
を備え、
前記骨格部は、
変形可能に形成され
矩形状に形成された第一枠部材と、
矩形状に形成された第二枠部材と、
矩形状に形成された第三枠部材と、
矩形状に形成された第四枠部材と、
を備え、
前記第一枠部材と前記第二枠部材とは、長辺の中央部において交差するように接続され、その接続部において回動可能とされ、
前記第三枠部材と前記第四枠部材とは、長辺の中央部において交差するように接続され、その接続部において回動可能とされ、
前記第一枠部材と前記第三枠部材とは、前記第一枠部材の上端部と、前記第三枠部材の下端部とにおいて接続され、その接続部において回動可能とされ、
前記第二枠部材と前記第四枠部材とは、前記第二枠部材の上端部と、前記第四枠部材の下端部とにおいて接続され、その接続部において回動可能とされていることを特徴とする。
本発明によれば、衛生用薄葉紙収納容器を、複数の形態の衛生用薄葉紙に対して使用することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の衛生用薄葉紙収納容器において、
前記骨格部は、水平方向に対して鉛直方向が長い形状と、鉛直方向に対して水平方向が長い形状と、に変形させることができることを特徴とする。
本発明によれば、衛生用薄葉紙収納容器を、水平方向に長い衛生用薄葉紙収納容器と、鉛直方向に長い衛生用薄葉紙収納用機の両者に対して使用することができる
本発明によれば、複数の形態の衛生用薄葉紙に対して使用することができる衛生用薄葉紙収納容器を提供することができる。
実施形態に係る衛生用薄葉紙収納容器の斜視図である。 (a)は、実施形態に係るロール状衛生用薄葉紙の斜視図、(b)は、実施形態に係る積層状衛生用薄葉紙の斜視図である。 実施形態に係る衛生用薄葉紙収納容器の骨格部の斜視図である。 (a)は、骨格部を上下方向に伸ばした状態における実施形態に係る衛生用薄葉紙収納容器の斜視図、(b)は、骨格部を左右方向に伸ばした状態における実施形態に係る衛生用薄葉紙収納容器の斜視図である。 変形例1に係る衛生用薄葉紙収納容器の骨格部の斜視図である。 変形例2に係る衛生用薄葉紙収納容器の骨格部の斜視図である。
以下、本発明の実施形態である衛生用薄葉紙収納容器の具体的な態様について、図1から図6に基づいて説明する。ただし、本発明の技術的範囲は、図示例に限定されるものではない。
なお、以下においては、図1に示すように、X軸、Y軸及びZ軸並びに前後方向、左右方向及び上下方向を定めて説明する。すなわち、外装部2の取出孔221が形成された側を「上」、その反対側を「下」、外装部2の側部開閉部212が形成された側を「右」、その反対側を「左」、右側を向いた状態における右手側を「前」、右側を向いた状態における左手側を「後」とし、前後方向に沿った軸をX軸、左右方向に沿った軸をY軸、上下方向の沿った軸をZ軸とする。
また、この場合、上下方向が鉛直方向となり、鉛直方向に対し垂直な面、すなわちXY面に平行な方向が水平方向となる。
[実施形態の構成]
{全体構成}
衛生用薄葉紙収納容器100は、図1に示すように、衛生用薄葉紙収納容器100の骨組みとなる骨格部1と、骨格部1の周囲を覆い、衛生用薄葉紙収納容器100の外装を形成する外装部2と、を備え、内部に衛生用薄葉紙Pを収納できる空間が形成されている。
{衛生用薄葉紙}
衛生用薄葉紙Pとしては、例えば、図2(a)に示すロール状衛生用薄葉紙P1又は図2(b)に示す積層状衛生用薄葉紙P2が使用される。
ロール状衛生用薄葉紙P1は、長大なウェットシート、ウェットティッシュ等がロール状に巻かれたものであり、長さ方向に一定間隔をおいてミシン目が施されており、そのミシン目に沿って所定の長さで切り離して使用することができる。
積層状衛生用薄葉紙P2は、小型のウェットシート、ウェットティッシュ等が交互に折り重ねられた状態で積層され、1枚のウェットシート、ウェットティッシュ等を引き出した際に次のウェットシート、ウェットティッシュ等も引き出されるように形成された、所謂ポップアップ式のシートである。
{骨格部}
骨格部1は、第一枠部材11と、第二枠部材12と、第一接続ピン131と、第二接続ピン132と、を備え、図3に示すように、第一枠部材11と、第二枠部材12とが、交差するようにして第一接続ピン131及び第二接続ピン132によって接続され、その接続部において回動可能となっている。
(第一枠部材)
第一枠部材11は、図3に示すように、4本の棒状の部材、すなわち第一前辺部111と、第一後辺部112と、第一上辺部113と、第一下辺部114と、を有し、第一上辺部113が、第一前辺部111の上端部と、第一後辺部112の上端部とを繋ぎ、第一下辺部114が、第一前辺部111の下端部と、第一後辺部112の下端部とを繋ぐ矩形状の部材である。また、第一前辺部111の中央部に、前後方向にこれを貫通する中央部接続孔111aを備え、第一後辺部112の中央部に、前後方向にこれを貫通する中央部接続孔(図示せず。)を備える。
第一枠部材11を形成する材料としては、衛生用薄葉紙収納容器100の形状を保つことができる強度を有する硬質な材料であれば任意の材料を使用可能であるが、軽量かつ耐久性のある材料であることが好ましく、例えば、鉄、アルミ等の金属や、PE(ポリエチレン)、PP(ポリプロピレン)、PET(ポリエチレンテレフタレート)、ABS等の樹脂が用いられる。
長辺となる第一前辺部111及び第一後辺部112は、好ましくは160mmから200mm、さらに好ましくは160mmから180mmの長さとなるように形成され、短辺となる第一上辺部113及び第一下辺部114は、好ましくは120mmから150mm、さらに好ましくは120mmから135mmの長さとなるように形成される。
なお、第一前辺部111、第一後辺部112、第一上辺部113及び第一下辺部114の断面形状としては、図3においては矩形状となる場合につき図示したが、これに限られず、例えば、円形、楕円形等となるように形成されていてもよい。
(第二枠部材)
第二枠部材12は、図3に示すように、4本の棒状の部材、すなわち、第二前辺部121と、第二後辺部122と、第二上辺部123と、第二下辺部124と、を有し、第二上辺部123が、第二前辺部121の上端部と、第二後辺部122の上端部とを繋ぎ、第二下辺部124が、第二前辺部121の下端部と、第二後辺部122の下端部とを繋ぐ矩形状の部材である。また、第二前辺部121の中央部に、前後方向にこれを貫通する中央部接続孔(図示せず。)を備え、第二後辺部122の中央部に、前後方向にこれを貫通する中央部接続孔122aを備える。
第二枠部材12を形成する材料としては、第一枠部材11と同様、例えば、鉄、アルミ等の金属や、PE(ポリエチレン)、PP(ポリプロピレン)、PET(ポリエチレンテレフタレート)、ABS等の樹脂が用いられる。
第二前辺部121及び第二後辺部122は、第一枠部材11の第一前辺部111及び第一後辺部112と同一の長さとなるように形成される。
また、第二上辺部123及び第二下辺部124は、第一枠部材11の第一上辺部113及び第一下辺部114と比較して、第一前辺部111及び第一後辺部112の前後方向の幅の分短く形成されている。
これによって、図3に示すように、第一枠部材11の内側に、第二枠部材12が挿入され、第一前辺部111の後側と第二前辺部121の前側とがそれぞれの中央部で接し、第一後辺部112の前側と第二後辺部122の後側とがそれぞれの中央部で接した状態とすることができる。
(第一接続ピン及び第二接続ピン)
図3に示すように、第一接続ピン131は、第一前辺部111の中央部接続孔111aと、第二前辺部121の中央部接続孔(図示せず。)と、を挿通する部材であり、第二接続ピン132は、第一後辺部112の中央部接続孔(図示せず。)と、第二後辺部122の中央部接続孔122aとを挿通する部材である。
これによって、図3に示すように、第一枠部材11の内側に第二枠部材12が挿入され、第一前辺部111の後側と第二前辺部121の前側とがそれぞれの中央部で交差するように接し、第一後辺部112の前側と第二後辺部122の後側とがそれぞれの中央部で交差するように接した状態で、第一枠部材11と第二枠部材12とを接続し、その接続部において回動可能とすることができる。
第一接続ピン131及び第二接続ピン132としては、第一枠部材11と、第二枠部材12とを、第一接続ピン131及び第二接続ピン132を軸心として回動可能に接続可能であれば、任意の材料、形状のものを使用可能である。
ただし、第一枠部材11と、第二枠部材12とが、衛生用薄葉紙収納容器100の使用時に、その自重によって回転してしまうことがなく、かつ、使用者が手でこれを回転させる際には容易に回転させることができる程度の強度をもって、第一枠部材11と、第二枠部材12とを接続できるものである必要がある。
{外装部}
外装部2は、図1に示すように、上部に上部開口部211を備え、側部に側部開閉部212を備えた袋状の部材である外装部本体21と、外装部2の上部開口部211を覆うように配置され、内部の衛生用薄葉紙Pを取り出すための取出孔221を備えた取出孔形成部22と、から形成されている。
(外装部本体)
外装部本体21は、伸縮性を有し、通気性、通水性を有しない材料、例えば、クロロプレンゴムやラテックス等によって形成された袋状の部材であり、上部に上部開口部211を備え、側部に側部開閉部212を備える。
外装部2の大きさとしては、図1に示すように内部に骨格部1を収納可能であり、骨格部1を覆った際に、骨格部1にフィットした略直方体状となる大きさである必要がある。
ただし、外装部2は一定の伸縮性を有することから、その大きさを厳密に骨格部1に合致させることを要しない。また、外装部2が伸縮性を有することによって、第一枠部材11と第二枠部材12とが回動し、骨格部1の形状が変形した場合には、外装部2の形状もこれに対応して変形し、常に骨格部1にフィットした状態とすることができる。
(上部開口部)
上部開口部211は、外装部本体21の上部に形成された矩形状の開口部であり、好ましくは長辺80mmから110mm、短辺50mmから70mmの矩形状、さらに好ましくは長辺80mmから105mm、短辺50mmから60mmの矩形状に形成される。
(側部開閉部)
側部開閉部212は、外装部本体21の側面に、一辺を残した矩形状に切り込みをいれ、当該切り込みにファスナーを備えることによって、外装部本体21の側面に開閉自在の開口部を形成したものであり、内部の衛生用薄葉紙Pの出し入れ等に用いられる。
側部開閉部212の大きさとしては、内部の衛生用薄葉紙Pを出し入れし易い大きさを有することが望ましく、好ましくは長辺100mmから110mm、短辺50mmから70mmの矩形状、さらに好ましくは長辺100mmから110mm、短辺50mmから60mmの矩形状に形成される。
(取出孔形成部)
取出孔形成部22は、TPE(熱可塑性エラストマー)等の材料によって形成され、中央部に取出孔221を備えたシート状の部材であり、外装部本体21の上部開口部211を覆うようにして、外装部本体21に貼付されている。取出孔形成部22は、上部開口部211を覆うことができるよう、上部開口部211よりも僅かに大型の矩形状に形成されている。
(取出孔)
取出孔221は、衛生用薄葉紙収納容器100の使用者が、内部の衛生用薄葉紙Pを取り出すための孔部であり、図1に示すように、取出孔形成部22の中央部に左右方向に切り込みを入れるようにして形成されている。
取出孔221の長さとしては、衛生用薄葉紙収納容器100の使用者が指を入れて内部の衛生用薄葉紙Pを引き出すことができる程度の大きさを有する必要があり、好ましくは、端部から端部までの長さが、50mmから70mm、さらに好ましくは50から60mmの切り込みとして形成される。
なお、取出孔221の形状としては、図1においてはジグザグ状の切り込みとして形成された場合について図示したが、これに限られず、例えば直線状の切り込みとして形成されていてもよい。
[実施形態の効果]
本実施形態に係る衛生用薄葉紙収納容器100によれば、骨格部1の第一枠部材11と、第二枠部材12とを、第一接続ピン131及び第二接続ピン132を介して回動させることによって、衛生用薄葉紙収納容器100の形状を、図4(a)に示すような上下方向に長い形状と、図4(b)に示すような左右方向に長い形状との間で変形させることができる。
これによって、使用する衛生用薄葉紙Pの形状に合わせて衛生用薄葉紙収納容器100の形状を変形させることが可能となり、様々な形態の衛生用薄葉紙に対して使用することができる衛生用薄葉紙収納容器を提供することできる。
特に、一般に、図2(a)に示すロール状衛生用薄葉紙P1は鉛直方向に長く、図2(b)に示す積層状衛生用薄葉紙P2は水平方向に長く形成されるが、本実施形態に係る衛生用薄葉紙収納容器100によれば、骨格部1を上下方向に長くすることでロール状衛生用薄葉紙P1に対応した形状とし、骨格部1を左右方向に長くすることで積層状衛生用薄葉紙P2に対応した形状とすることができる。
また、衛生用薄葉紙収納容器100の不使用時には、骨格部1を上下方向又は左右方向に潰すことで、衛生用薄葉紙収納容器100を略扁平な状態とすることが可能となり、不使用時の収納も容易となる。
[変形例]
以下、本実施形態の変形例につき説明する。なお、いずれの変形例についても、以下において説明する部分以外は、上記実施形態に係る衛生用薄葉紙収納容器100と同様であることから、同一の符号を付して説明を省略する。
{変形例1}
変形例1は、図5に示すように、骨格部につき、第一枠部材11A及び第二枠部材12Aに加え、さらに第三枠部材14及び第四枠部材15を備え、2段構造となる骨格部1Aとしたものである。
(第一枠部材)
第一枠部材11Aは、図5に示すように、第一上辺部113を有しない。また、第一前辺部111Aは、上端部に、X軸方向にこれを貫通する上部接続孔111bを備え、第一後辺部112Aは、上端部に、X軸方向にこれを貫通する上部接続孔(図示せず。)を備える。それ以外は、上記実施形態に係る第一枠部材11と同様である。
(第二枠部材)
第二枠部材12Aは、第二前辺部121Aが、上端部前方に、後方へ凹状となる上部接続穴(図示せず。)を備え、第二後辺部122Aが、上端部後方に、前方へ凹状となる上部接続穴(図示せず。)を備える。それ以外は、上記実施形態に係る第二枠部材12と同様である。
(第三枠部材)
第三枠部材14は、図5に示すように、4本の棒状の部材、すなわち、第三前辺部141と、第三後辺部142と、第三上辺部143と、第三下辺部144と、を有し、第二枠部材12Aと略同一の矩形状に形成されている。
第三前辺部141は、中央部に、X軸方向にこれを貫通する中央部接続孔(図示せず。)を備え、下端部前方に、後方へ凹状となる下部接続穴(図示せず。)を備える。また、第三後辺部142は、中央部に、X軸方向にこれを貫通する中央部接続孔142aを備え、下端部後方に、前方へ凹状となる下部接続穴(図示せず。)を備える。
第三枠部材14を形成する材料としては、第一枠部材11A及び第二枠部材12Aと同様、例えば、鉄、アルミ等の金属や、PE(ポリエチレン)、PP(ポリプロピレン)、PET(ポリエチレンテレフタレート)、ABS等の樹脂が用いられる。
(第四枠部材)
第四枠部材15は、図5に示すように、3本の棒状の部材、すなわち、第四前辺部151と、第四後辺部152と、第四上辺部153と、を有し、第一枠部材11Aと略同一の矩形状に形成されている。
第四前辺部151は、中央部に、X軸方向にこれを貫通する中央部接続孔151aを備え、下端部に、X軸方向にこれを貫通する下部接続孔151bを備える。また、第四後辺部152は、中央部に、X軸方向にこれを貫通する中央部接続孔(図示せず。)を備え、下端部に、X軸方向にこれを貫通する下部接続孔(図示せず。)を備える。
第四枠部材15を形成する材料としては、第一枠部材11A、第二枠部材12A及び第三枠部材14と同様、例えば、鉄、アルミ等の金属や、PE(ポリエチレン)、PP(ポリプロピレン)、PET(ポリエチレンテレフタレート)、ABS等の樹脂が用いられる。
(第三接続ピン及び第四接続ピン)
図5に示すように、第三接続ピン133は、第三前辺部141の中央部接続孔(図示せず。)と、第四前辺部151の中央部接続孔151aとを挿通する部材であり、第四接続ピン134は、第三後辺部142の中央部接続孔142aと、第四後辺部152の中央部接続孔(図示せず。)とを挿通する部材である。
これによって、図5に示すように、第四枠部材15の内側に第三枠部材14が挿入され、第四前辺部151の後側と第三前辺部141の前側とがそれぞれの中央部で交差するように接し、第四後辺部152の前側と第三後辺部142の後側とがそれぞれの中央部で交差するように接した状態で、第三枠部材14と第四枠部材15とを接続し、その接続部において回動可能とすることができる。
(第五接続ピン及び第六接続ピン)
図5に示すように、第五接続ピン135は、第一前辺部111Aの上部接続孔111bを挿通して、第三前辺部141の下部接続穴(図示せず。)に挿入される部材であり、第六接続ピン(図示せず。)は、第一後辺部112Aの上部接続孔(図示せず。)を挿通して、第三後辺部142の下部接続穴(図示せず。)に挿入される部材である。
これによって、図5に示すように、第一枠部材11Aの上端部の内側に第三枠部材14の下端部が挿入され、第一前辺部111Aの上端部後側と第三前辺部141の下端部前側とが接し、第一後辺部112の上端部前側と第三後辺部142の下端部後側とが接した状態で、第一枠部材11Aと第三枠部材14とを接続し、その接続部において回動可能とすることができる。
(第七接続ピン及び第八接続ピン)
図5に示すように、第七接続ピン136は、第四前辺部151の下部接続孔151bを挿通して、第二前辺部121Aの上部接続穴(図示せず。)に挿入される部材であり、第八接続ピン(図示せず。)は、第四後辺部152の下部接続孔(図示せず。)を挿通して、第二後辺部122Aの上部接続穴(図示せず。)に挿入される部材である。
これによって、図5に示すように、第四枠部材15の下端部の内側に第二枠部材12Aの上端部が挿入され、第四前辺部151の下端部後側と第二前辺部121Aの上端部前側とが接し、第四後辺部152の下端部前側と第二後辺部122Aの上端部後側とが接した状態で、第二枠部材12Aと第四枠部材15とを接続し、その接続部において回動可能とすることができる。
なお、第三接続ピン133、第四接続ピン134、第五接続ピン135、第六接続ピン(図示せず。)、第七接続ピン136及び第八接続ピン(図示せず。)のいずれについても、第一接続ピン131及び第二接続ピン132と同様、接続した各枠部材がこれらの接続ピンを軸心として回動可能に接続されるものであれば任意の材料、形状のものを使用可能であるが、各枠部材が衛生用薄葉紙収納容器の自重によって回転してしまうことがなく、かつ、使用者が手でこれを回転させる際には容易に回転させることができる程度の強度をもって、各枠部材を接続できるものである必要がある。
(外装部)
変形例1においては、外装部が、内部に骨格部1Aを収納可能であり、骨格部1Aを覆った際に、骨格部1Aにフィットした略直方体状となるように、上記実施形態に係る外装部2と比較して大型に形成される。この点を除き、上記外装部2と同様である。
(変形例1の効果)
変形例1によれば、骨格部1Aを上下方向に長く伸ばすことが可能となり、上下方向に非常に大きい衛生用薄葉紙Pにも対応することが可能となる。
なお、枠部材の数を増加させずに、第一枠部材11の第一前辺部111及び第一後辺部112並びに第二枠部材12の第二前辺部121及び第二後辺部122の長さを長くすることによっても、骨格部を上下方向に長く伸ばすことは可能となるが、この場合、上下方向に潰した際の左右方向の長さも長くなってしまうことから、不使用時に衛生用薄葉紙収納容器をコンパクトにすることが不可能となる。
変形例1によれば、このような弊害を生じさせることなく、上下方向に非常に大きい衛生用薄葉紙Pにも対応することが可能となる。
なお、さらなる枠部材を備え、骨格部を3段以上とすることも可能である。この場合、骨格部を上下方向にさらに長く伸ばすことが可能となり、さらに上下方向に大きい衛生用薄葉紙Pにも対応することが可能となる。
{変形例2}
変形例2には、図6に示すように、骨格部につき、バネによって形状を変形させることができる骨格部1Bとしたものである。
骨格部1Bは、図6に示すように、12本の棒状の部材、すなわち、上部前辺部161と、上部後辺部162と、上部左辺部163と、上部右辺部164と、下部前辺部165と、下部後辺部166と、下部左辺部167と、下部右辺部168と、左前縦辺部169と、右前縦辺部170と、左後縦辺部171と、右後縦辺部172とによって、略直方体状に形成されている。
いずれの辺部についても中央部に長さを調整する調整部Cを有する。調整部Cとしては、図6に示したようにバネを用いることができる。
また、いずれの辺部についても、好ましくは、調整部Cを伸ばしていない状態において60から100mm、調整部Cを伸ばした状態において180mmから230mmの長さを有し、さらに好ましくは、調整部Cを伸ばしていない状態において60から80mm、調整部Cを伸ばした状態において180から200mmの長さを有する。
変形例2によれば、内部に収納される衛生用薄葉紙Pの大きさに応じて調整部Cを伸縮させることで、様々な形態の衛生用薄葉紙に対応することが可能となる。
100 衛生用薄葉紙収納容器
1、1A 骨格部
11、11A 第一枠部材
12、12A 第二枠部材
14 第三枠部材
15 第四枠部材
161 上部前辺部
162 上部後辺部
163 上部左辺部
164 上部右辺部
165 下部前辺部
166 下部後辺部
167 下部左辺部
168 下部右辺部
169 左前縦辺部
170 右前縦辺部
171 左後縦辺部
172 右後縦辺部
2 外装部
221 取出孔
C 調整部
P 衛生用薄葉紙

Claims (2)

  1. 袋状に形成され、内部に収納された衛生用薄葉紙を取り出す取出孔を有する外装部と、
    前記外装部内に収納され、前記外装部を支える骨格部と、
    を備え、
    前記骨格部は、
    変形可能に形成され
    矩形状に形成された第一枠部材と、
    矩形状に形成された第二枠部材と、
    矩形状に形成された第三枠部材と、
    矩形状に形成された第四枠部材と、
    を備え、
    前記第一枠部材と前記第二枠部材とは、長辺の中央部において交差するように接続され、その接続部において回動可能とされ、
    前記第三枠部材と前記第四枠部材とは、長辺の中央部において交差するように接続され、その接続部において回動可能とされ、
    前記第一枠部材と前記第三枠部材とは、前記第一枠部材の上端部と、前記第三枠部材の下端部とにおいて接続され、その接続部において回動可能とされ、
    前記第二枠部材と前記第四枠部材とは、前記第二枠部材の上端部と、前記第四枠部材の下端部とにおいて接続され、その接続部において回動可能とされていることを特徴とする衛生用薄葉紙収納容器。
  2. 前記骨格部は、水平方向に対して鉛直方向が長い形状と、鉛直方向に対して水平方向が長い形状と、に変形させることができることを特徴とする請求項1に記載の衛生用薄葉紙収納容器。
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