JP7040296B2 - 遠隔読影管理装置、遠隔読影システム及びプログラム - Google Patents

遠隔読影管理装置、遠隔読影システム及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、遠隔読影管理装置、遠隔読影システム及びプログラムに関する。
近年、医療機関において撮影された医用画像を、読影の専門医集団からなる読影会社が遠隔地において読影し、診断結果を当該医療機関に提供する遠隔読影システムが知られている。遠隔読影サービスは、読影医を有しない医療機関に対して迅速かつ高精度で診断結果を提供することにより、診断精度の向上や治療効率の改善などに寄与している。
遠隔読影システムにおいては、通常、医療機関と読影会社とを仲介する組織が存在する。中継機関のサーバー、医療機関の端末及び読影会社の端末が、インターネット等の通信ネットワークを介してデータ通信可能に接続されており、医療機関が中継機関を介して医用画像を読影会社に送信し、読影会社は作成した読影レポートを、中継機関を介して医療機関に送信する。
一般的には、依頼者側が読影会社あるいは読影医を指定することはせず、中継機関が読影会社及び読影医を振り分けている。しかしながら、読影会社は早急に読影レポートを提供する必要があるため、読影会社に十分なスキルを持った読影医が存在しない場合、結果として提示される読影レポートの品質に満足できないことがある。このような内部事情は通常、依頼者側に開示されないため、読影会社がどの程度の品質を維持しながら読影レポートを作成するのかを、依頼者側が判断することは難しい。
そこで、過去に行われた読影レポートへの品質評価結果に基づいて、依頼者側が読影会社あるいは読影医を指定可能とすることが望ましい。
これに関連して、インターネット上では、複数のユーザーによって映画や飲食店などの商品やサービスに対する評価が行われ、集計された評価値が表示される評価サイトが知られている。しかしながら、同一の評価対象に対する評価であっても、評価サイトごとに3段階評価あるいは5段階評価など評価基準が異なることがある。そこで、特許文献1には、サイトごとに異なる評価基準を統一し、比較可能な評価値に変換して提供する技術が開示されている。
特許第4962984号公報
一方で、評価基準は評価者によっても異なる。例えば、普段から高評価を多くする評価者と、低評価を多くする評価者とでは、同じ評価対象についての同じ評価値であっても意味が異なってくる。さらに、稀にしか評価を行わない者は、頻繁に行う者に比べて評価基準が曖昧になりやすく、また評価結果を恣意的に操作される可能性もある。したがって、評価者毎の評価基準のバラつきを極力排除して、信頼性の高い評価値の集計値を算出する必要がある。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであって、信頼性の高い評価値に基づいて依頼者が依頼先を指定可能とすることにより、より高品質な遠隔読影サービスを提供可能な遠隔読影管理装置、遠隔読影システム及びプログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の遠隔読影管理装置は、
読影レポートの品質に対する評価値を、評価者ごとかつ、読影機関及び/又は読影医ごとに記憶する記憶部から、所定の回数以上の評価を行った評価者による評価値のみを取得する情報取得部と、
前記情報取得部によって取得された評価値に基づいて、一の評価者が行った評価値の統計量を算出して、正規化する計算部と、
前記計算部によって得られた評価者ごとの正規化された評価値を用いて、読影機関ごとあるいは読影医ごとに平均値を算出する集計部と、を備える
ことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の遠隔読影管理装置において、
前記集計部は、予め決定された評価者の評価値に対して重み付けを行ったうえで、平均値を算出する
ことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の遠隔読影管理装置において、
前記評価値のうち、前記集計部によって算出された平均値と比較して所定値以上の差がある評価値を抽出する抽出部と、
前記抽出部によって抽出された評価値を付与された読影レポートを作成した読影医を特定する監視部と、を備える
ことを特徴とする。
請求項4に記載の遠隔読影システムは、
医用画像の遠隔読影を依頼する依頼側端末と、医用画像の遠隔読影を行う読影側端末と、前記依頼側端末による前記読影側端末への読影依頼を中継する遠隔読影管理装置と、の間でデータ通信可能に接続された遠隔読影システムであって、
前記遠隔読影管理装置は、
読影レポートの品質に対する評価値を、評価者ごとかつ、読影機関及び/又は読影医ごとに記憶する記憶部から、所定の回数以上の評価を行った評価者による評価値のみを取得する情報取得部と、
前記情報取得部によって取得された評価値に基づいて、一の評価者が行った評価値の統計量を算出して、正規化する計算部と、
前記計算部によって得られた評価者ごとの正規化された評価値を用いて、読影機関ごとあるいは読影医ごとに平均値を算出する集計部と、を備える
ことを特徴とする。
請求項5に記載のプログラムは、
医療機関による読影機関への読影依頼を中継する遠隔読影管理装置のコンピューターを、
読影レポートの品質に対する評価値を、評価者ごとかつ、読影機関及び/又は読影医ごとに記憶する記憶部から、所定の回数以上の評価を行った評価者による評価値のみを取得する情報取得部、
前記情報取得部によって取得された評価値に基づいて、一の評価者が行った評価値の統計量を算出して、正規化する計算部、
前記計算部によって得られた評価者ごとの正規化された評価値を用いて、読影機関ごとあるいは読影医ごとに平均値を算出する集計部、
として機能させることを特徴とする。
本発明によれば、信頼性の高い評価値に基づいて依頼者が依頼先を指定可能とすることにより、より高品質な遠隔読影サービスを提供可能な遠隔読影管理装置、遠隔読影システム及びプログラムを提供することができる。
本実施形態に係る遠隔読影システムの概略構成を示す図である。 依頼側端末の機能的構成を示す図である。 読影依頼配信サーバーの機能的構成を示す図である。 読影側端末の機能的構成を示す図である。 評価入力処理の流れを示すラダーチャートである。 遠隔読影依頼処理の流れを示すラダーチャートである。 評価結果集計処理における読影依頼配信サーバーの動作を示すフローチャートである。 読影レポート作成処理の流れを示すラダーチャートである。 読影レポート参照処理の流れを示すラダーチャートである。 読影レポート品質管理処理の流れを示すラダーチャートである。
まず、図面を参照して本発明に係る遠隔読影システムの実施の形態について説明する。なお、本発明は、図示例に限定されるものではない。
図1に、本実施の形態における遠隔読影システム100のシステム構成を示す。
図1に示すように、遠隔読影システム100は、医療機関1と読影機関3とを中継機関2を介して連携させるためのシステムである。
医療機関1としては、総合病院、専門病院、検査機関、個人または小規模な診療所等の施設が挙げられる。
中継機関2は、複数の読影機関3と連携し、医療機関1と読影機関3との間の遠隔読影サービスの提供を仲介する組織である。
読影機関3は、放射線診断専門医などの読影医によって構成される読影専門の組織であり、医療機関1から受信したX線画像やMRI、CTなどの医用画像を遠隔地から画像診断し、診断結果として読影レポートを当該医療機関1に返信するサービスを提供する。
図1に示すように、遠隔読影システム100は、医療機関1に設置された依頼側端末10、中継機関2に設置された読影依頼配信サーバー20、読影機関3に設置された読影側端末30がインターネット等の通信ネットワークNを介してデータ通信可能に接続されている。
なお、遠隔読影システム100を構成する医療機関1及び読影機関3の数は特に限定されないが、以下の例では一の読影依頼配信サーバー20に対して複数の読影側端末30が接続されており、中継機関2が複数の読影機関3と連携しているものとする。
また、各医療機関1内の依頼側端末10の数及び読影機関3内の読影側端末30の数は、特に限定されず、各期間内に複数の端末が設置されているものとしてもよい。
依頼側端末10は、医療機関1が、中継機関2を介して読影機関3に対して遠隔読影を依頼し、及び読影機関3から読影レポートを受け取るために用いるコンピューターである。また、依頼側端末10は、中継機関2に対して、読影レポート作成した読影機関3や読影医に対する評価を行うためにも用いられる。
具体的な動作としては、依頼側端末10は通信ネットワークNを介して読影依頼配信サーバー20にアクセスし、読影依頼時には、読影依頼配信サーバー20に対して依頼情報を送信し、読影レポート参照時には、読影依頼配信サーバー20によって管理されている読影レポート情報を受信する。また、依頼側端末10は、評価入力時には、通信ネットワークNを介して読影依頼配信サーバー20にアクセスし、読影医や読影機関3の評価情報を送信する。
依頼側端末10は、LAN(Local Area Network)等の施設内ネットワーク101により、医療機関内に設置されたPACS(Picture Archiving and Communication System)102とデータ通信可能に接続されており、PACS102から医療情報を取り込む。
PACS102は、医療施設内のモダリティー103により生成された医用画像の画像データ等の医療情報を患者情報や検査情報と対応付けて記憶する施設内サーバーである。
モダリティー103として、例えば、CR(Computed Radiography)装置やFPD(Flat Panel Detector)装置等のX線画像撮影装置、超音波検査装置、内視鏡装置、CT(Computed Tomography)装置及びMRI(Magnetic Resonance Imaging)装置といった検査結果に係る画像生成を行う各種医用画像機器が用いられる。
図2に、依頼側端末10のハードウェア構成を示す。
図2に示すように、依頼側端末10は、制御部11、RAM12、通信部13、操作部14、表示部15及び記憶部16を備えて構成されており、各部はバス17によって接続されている。
制御部11は、CPU等により構成され、依頼側端末10の各部の処理動作を統括的に制御する。制御部11は、記憶部16に記憶されている各種プログラムを読み出してRAM12に展開し、当該プログラムとの協働により各種処理を実行する。
RAM12は、制御部11により実行制御される各種処理において、記憶部16から読み出された各種プログラム、入力若しくは出力データ及びパラメーター等を一時的に記憶するワークエリアを形成する。
通信部13は、ネットワークインターフェース等により構成され、通信ネットワークNや施設内ネットワーク101を介して接続された外部機器との間でデータの送受信を行う。具体的に、通信部13は、操作部14により設定された評価結果や遠隔読影の依頼情報等を読影依頼配信サーバー20に送信する。
操作部14は、カーソルキー、数字入力キー及び各種機能キー等を備えたキーボードと、マウス等のポインティングデバイスを備えて構成され、キーボードに対するキー操作やマウス操作により入力された操作信号を制御部11に出力する。
表示部15は、LCD等のモニターを備えて構成されており、制御部11から入力される表示信号の指示に従って、各種画面を表示する。
記憶部16は、HDDや半導体の不揮発性メモリー等により構成される。記憶部16は、制御部11により実行される各種プログラムを記憶しているほか、各種プログラムを実行するために必要なパラメーターやデータを記憶している。
読影依頼配信サーバー20は、遠隔読影管理装置として機能する。具体的には、読影依頼配信サーバー20は、依頼側端末10から受信した依頼情報を蓄積し管理するとともに、ユーザーにより指定された読影機関に依頼情報を送信する。また、読影依頼配信サーバー20は、読影側端末30から受信した読影レポート情報を蓄積し管理するとともに、当該読影レポート情報を依頼側端末10からの要求に応じて提供する。さらに、読影依頼配信サーバー20は、依頼側端末10から受信した、読影機関3や読影医に対する評価値情報及び、評価値を集計して得られた評価平均値情報を評価情報として管理する。
図3に、読影依頼配信サーバー20のハードウェア構成を示す。
図3に示すように、読影依頼配信サーバー20は、制御部21、RAM22、通信部23、記憶部24等を備えて構成されており、各部はバス25により接続されている。
制御部21は、CPU等により構成され、読影依頼配信サーバー20の各部の処理動作を統括的に制御する。制御部21は、記憶部24に記憶されている各種プログラムを読み出してRAM22に展開し、当該プログラムとの協働により各種処理を実行する。
なお、制御部21は、情報取得部、計算部、集計部、抽出部及び監視部として機能する。
RAM22は、制御部21により実行制御される各種処理において、記憶部24から読み出された各種プログラム、入力若しくは出力データ及びパラメーター等を一時的に記憶するワークエリアを形成する。
通信部23は、ネットワークインターフェース等により構成され、通信ネットワークNを介して接続された外部機器との間でデータの送受信を行う。例えば、通信部23は、依頼側端末10から送信された遠隔読影の依頼情報を受信し、読影側端末30へ送信する。また、通信部23は、読影側端末30から送信された読影レポート情報を受信し、依頼側端末10へ送信する。
記憶部24は、HDD(Hard Disk Drive)や半導体の不揮発性メモリー等により構成される。記憶部24は、制御部21により実行される各種プログラムを記憶しているほか、各種プログラムを実行するために必要なパラメーターやデータを記憶している。また、記憶部24には、依頼情報241、読影レポート情報242、評価情報243、ユーザー情報244が記憶されている。
依頼情報241は、依頼側端末10から読影依頼配信サーバー20に対して送信された、読影機関3や読影医の指定、読影を依頼する医用画像のデータ、及び読影に必要な撮影条件や患者の情報などを表す情報である。
読影レポート情報242は、読影レポートに識別情報が付与された情報である。読影レポートは、読影医によって作成され読影側端末30から読影依頼配信サーバー20に対して送信される診断結果であって、読影医によって作成された診断の根拠となる症状をもれなく記述した画像診断報告書であり、読影レポート情報242は、これに作成した読影機関3あるいは読影医を対応付けるための識別情報、及び読影レポートの作成を依頼した医療機関1あるいは医療機関1に所属するユーザーを対応付けるための識別情報が付与された情報である。
評価情報243は、医療機関1のユーザーが読影機関3や読影医に対して行った評価結果を表す情報であって、読影機関3や読影医に対する評価値と当該評価を行った評価者とを対応付けるための識別情報を付与した評価値情報と、当該評価値情報に基づいて読影依頼配信サーバー20が評価値を集計した評価平均値情報と、を含む。
ユーザー情報244は、中継機関2が提供する医療機関1及び読影機関3を利用するユーザーを管理するための情報である。ユーザー情報244には、依頼側端末10のユーザー(医療従事者)ごとに、ユーザーID、パスワード、氏名、所属(医療機関、診療科)、メールアドレス等が対応付けられて格納され、また読影側端末30のユーザー(読影医)ごとに、同様にユーザーID、パスワード、氏名、所属(読影機関)、メールアドレス等が対応付けられて格納されている。
読影側端末30は、読影機関3が中継機関2を介して、医療機関1から依頼情報を受け取り、及び医療機関1に対して読影レポートを送信するために用いるコンピューターである。
具体的な動作としては、読影側端末30は通信ネットワークNを介して読影依頼配信サーバー20にアクセスし、読影依頼配信サーバー20が管理する依頼情報を受信したり、読影依頼配信サーバー20へ読影レポートを送信したりする。
図4に、読影側端末30のハードウェア構成を示す。
図4に示すように、読影側端末30は、制御部31、RAM32、通信部33、操作部34、表示部35及び記憶部36を備えて構成されており、各部はバス37によって接続されている。
制御部31は、CPU等により構成され、読影側端末30の各部の処理動作を統括的に制御する。制御部31は、記憶部36に記憶されている各種プログラムを読み出してRAM32に展開し、当該プログラムとの協働により各種処理を実行する。
RAM32は、制御部31により実行制御される各種処理において、記憶部36から読み出された各種プログラム、入力若しくは出力データ及びパラメーター等を一時的に記憶するワークエリアを形成する。
通信部33は、ネットワークインターフェース等により構成され、通信ネットワークNを介して接続された外部機器との間でデータの送受信を行う。具体的に、通信部33は、操作部34により設定された読影レポート等を読影依頼配信サーバー20に送信する。
操作部34は、カーソルキー、数字入力キー及び各種機能キー等を備えたキーボードと、マウス等のポインティングデバイスを備えて構成され、キーボードに対するキー操作やマウス操作により入力された操作信号を制御部31に出力する。
表示部35は、LCD等のモニターを備えて構成されており、制御部31から入力される表示信号の指示に従って、各種画面を表示する。
記憶部36は、HDDや半導体の不揮発性メモリー等により構成される。記憶部36は、制御部31により実行される各種プログラムを記憶しているほか、各種プログラムを実行するために必要なパラメーターやデータを記憶している。
[評価入力処理]
次に、本実施形態に係る遠隔読影システム100おける、評価入力処理について説明する。評価入力処理は、読影レポートを受け取った医療機関1のユーザーが、読影レポートの品質を評価し、読影を行った読影機関3や読影医を評価対象とする評価を行う。
図5は、依頼側端末10と、読影依頼配信サーバー20と、により行われる評価入力処理を示すラダーチャートである。
まず、医療機関1の依頼側端末10では、ユーザーがユーザー認証を行う(ステップS101)。ユーザー認証は、例えば、操作部14からユーザーIDおよびパスワードを入力し、読影依頼配信サーバー20がユーザー情報244を参照してユーザーを特定することにより実行される。
続いて、医療機関1の依頼側端末10では、ユーザーが中継機関2の読影依頼配信サーバー20に対して評価入力ページの要求を行う(ステップS102)。具体的には、依頼側端末10のユーザーは、表示部15に表示された画面上を操作部14によって操作することで、評価入力ページの要求を、通信部13を介して読影依頼配信サーバー20に送信する。
読影依頼配信サーバー20は、評価入力ページの要求を受信すると、通信部33を介して評価入力ページを形成するためのデータを依頼側端末10に送信する(ステップS103)。
依頼側端末10は、通信部13を介してデータを取得すると、当該データに基づいて評価入力ページを形成して表示部15に表示する(ステップS104)。
ここで評価入力ページとは、依頼側端末10のユーザーが、操作部14を操作することによって評価対象に対する評価を入力するための画面である。
依頼側端末10のユーザーは、表示部15に表示された評価入力ページを参照して、操作部14を操作することにより、評価対象の評価値を入力する(ステップS105)。
なお、評価対象とは、医療機関1のユーザーが受け取った読影レポートを作成した読影機関3や読影医であり、ユーザーは読影レポートの質に基づき、読影機関3あるいは読影医について0~5までの6段階の評価値を入力する。ここでは、評価対象として読影機関3及び読影医のそれぞれに対する評価値を入力するものとする。
依頼側端末10のユーザーは評価値を入力すると、操作部14によって操作することで、通信部13を介して、読影機関3及び読影医それぞれの評価値を読影依頼配信サーバー20に送信する(ステップS106)。
読影依頼配信サーバー20は、通信部23を介して評価結果を取得すると、-評価値と評価者(依頼側端末10のユーザー)とを対応付ける識別番号を付与して評価値情報を生成し、記憶部24に評価情報243として記憶する(ステップS107)。
以上により、評価入力処理を終了する。
[遠隔読影依頼処理]
続いて、遠隔読影の依頼時における遠隔読影システム100の動作について説明する。
図6は、依頼側端末10と、読影依頼配信サーバー20と、により行われる遠隔読影依頼処理を示すラダーチャートである。
まず、医療機関1の依頼側端末10では、ユーザーがユーザー認証を行う(ステップS201)。ユーザー認証は、例えば、操作部14からユーザーIDおよびパスワードを入力し、読影依頼配信サーバー20がユーザー情報244を参照してユーザーを特定することにより実行される。
ユーザー認証が完了すると、依頼側端末10のユーザーは、読影依頼配信サーバー20に対して選択入力ページの要求を行う(ステップS202)。具体的には、依頼側端末10のユーザーは、表示部15に表示された画面上を操作部14によって操作することで、選択入力ページの要求を、通信部13を介して読影依頼配信サーバー20に送信する。
ここで選択入力ページとは、依頼側端末10のユーザーが、中継機関2が提携する複数の読影機関3又はこれらに所属する読影医を選択するための画面であって、依頼側端末10の表示部15に表示されることにより、ユーザーが所望の読影機関3あるいは読影医に対して読影依頼を行うことが可能となる。
読影依頼配信サーバー20は、選択入力ページの要求を受信すると、評価結果集計処理を実行する(ステップS203)。
評価結果集計処理とは、評価入力処理においてユーザーが入力した評価値の統計量を算出し、評価対象ごとに評価値を集計する処理である。
図7は、評価結果集計処理における読影依頼配信サーバー20の動作を示すフローチャートである。なお、図7の処理は、制御部21と記憶部24に記憶されたプログラムとの協働に実現する。
まず、制御部21は、読影機関3あるいは読影医のうち、一の評価対象を特定する(ステップS2031)。以降の処理は、当該一の評価対象について実行する。
続いて、制御部21は、評価対象を評価した評価者の一覧を取得する(ステップS2032)。
具体的には、読影依頼配信サーバー20は、評価情報243として格納された評価値情報を参照して評価対象を評価した全評価者を抽出し、一覧として取得する。
続いて、制御部21は、情報取得部として機能し、評価者数が所定の評価者数以上であるか否かを判断する(ステップS2033)。ここで、所定の評価者数とは信頼度の高い集計値が得られるものとして予め設定された値(例えば、3人)であり、評価対象に対する評価者数が一定の値に満たない場合には、当該評価対象については評価結果の集計は行わない。
したがって、制御部21は、評価者数が所定の評価者数以上であると判断すると(ステップS2033:YES)、ステップS2034へと移行するが、所定の評価者数以上ではないと判断すると(ステップS2033:NO)、評価結果の集計を行わないものとし、評価結果集計処理を終了する。
ステップS2034では、制御部21は、評価者の一覧の中から一の評価者を特定する。以降の処理は、当該一の評価者について実行し、評価者毎の集計を繰り返す。
続いて、制御部21は、評価者の評価回数が所定の回数以上であるか否かを判断する(ステップS2035)。
評価回数とは、当該評価対象に対する評価回数に限らず、当該評価者が過去に中継機関2に対して行ったすべての評価の入力回数を指す。所定の評価回数とは信頼度の高い集計値が得られるものとして予め設定された値(例えば、10回)である。ステップS2035の処理は、頻繁に評価を行う評価者に比べ、稀にしか評価を行わない評価者は評価毎に評価基準に偏りが生じやすいことを踏まえ、評価回数が一定の回数に満たない評価者による評価を集計から除外することによって、評価値の偏りを軽減することを目的としている。
したがって、制御部21は、評価回数が所定の回数以上であると判断すると(ステップS2035:YES)、ステップS2036へと移行するが、所定の回数以上ではないと判断すると(ステップS2035:NO)、ステップS2038へと移行する。
ステップS2036では、制御部21は、計算部として機能し、評価者が行ったすべての評価値の統計量を算出する。
評価者が行った評価値(0、1、2、3、4、5の6段階)をxとすると、評価者が行ったn回の評価の算術平均μは、以下の式(1)によって表される。
μ=1/nΣ(i=1~n) ・・・(1)
また、評価標準偏差σは、以下の式(2)によって表される。
σ=√{1/nΣ(i=1~n)(x-μ)} ・・・(2)
続いて制御部21は、計算部として機能し、評価対象の評価値から評価偏差値を取得する(ステップS2307)。
評価偏差値とは、当該評価者がそれまでに行った評価値の統計量を正規化して得られる値である。例えば高評価を行うことが多い評価者や、逆に低評価を行うことが多い評価者など、評価者毎に評価基準にバラつきがあり、同じ評価対象についての同じ評価値であっても、その評価を行った評価者によって意味が異なってくる。したがって、評価偏差値は、評価値の正規化を行うことにより、複数の評価者の評価値を比較可能な値に変換したものである。
以下に示す(3)の式により評価値の正規化を行い、評価偏差値Tを算出する。
=α(x-μ)/σ+2.5 ・・・(3)
即ち、上記の式(3)により、評価値のデータを正規分布に従うと仮定したうえで、平均が2.5、標準偏差がαとなるように規格化されたTの値が得られる。
例えば、0~5の評価値の最高評価である評価値5を上位10%としたい場合には、αの値を標準正規分布表から求め、α=1.28とする。これを上記の式(3)に代入することで評価偏差値Tの値が得られる。
評価偏差値Tを求めると、制御部21は、全ての評価者について評価偏差値を取得したか否かを判断する(ステップS2038)。制御部21は、全ての評価者について取得していないと判断すると(ステップS2038:NO)、ステップS2034へと戻り、他の評価者について、上記した処理を繰り返す。
一方で、全ての評価者について評価偏差値を取得したと判断すると(ステップS2308:YES)、ステップS2309へと移行する。
ステップS2039では、制御部21は、集計部として機能し、評価者毎に重み付けを行ったうえで、評価偏差値Tの平均値を取得する。
評価者毎の重み付けは、評価結果と採用する評価者の経歴や属性に応じて予め設定される。例えば高名な医師など、信頼度の高い評価者による評価偏差値Tが平均値に強く反映されるようにすることが想定される。例えば、当該評価偏差値を数倍(例えば、3倍)に乗じて、これと整合するように平均値を算出する(例えば、評価者がN人の場合、N+3人の平均値として算出する)ことが可能である。
以上のように評価偏差値の平均値を算出すると、制御部21は、当該平均値を6段階評価の値に変換し(ステップS2040)、評価結果集計処理を終了する。
評価結果集計処理を完了すると、図6へ戻り、読影依頼配信サーバー20は、6段階評価に変換した評価偏差値の平均値(以降、評価平均値と表記)を反映させた選択ページを形成するためのデータを、通信部23を介して依頼側端末10に送信する(ステップS204)。即ち、選択ページには、依頼側端末10のユーザーが選択可能な読影機関3及び読影医のそれぞれについての評価平均値が表示されることになる。
依頼側端末10は、通信部13を介してデータを取得すると、当該データに基づいて選択ページを形成して表示部15に表示する(ステップS205)。
依頼側端末10のユーザーは、選択ページに表示された評価平均値を参照して、操作部14を操作することで遠隔読影を依頼する読影機関3あるいは読影医を選択する(ステップS206)。
続いて、依頼側端末10は、ステップS206における選択と、読影を依頼する医用画像等の画像データと、等を含む依頼情報を、読影依頼配信サーバー20に送信する(ステップS207)。
読影依頼配信サーバー20は、依頼情報を受信すると、依頼情報241として記憶部24に記憶し(ステップS208)、制御を終了する。
[読影レポート作成処理]
続いて、読影レポートの作成時における遠隔読影システム100の動作について説明する。
図8は、読影依頼配信サーバー20と、読影側端末30と、により行われる読影レポート作成処理を示すラダーチャートである。
まず、読影機関3の読影側端末30では、ユーザーがユーザー認証を行う(ステップS301)。ユーザー認証は、例えば、操作部34からユーザーIDおよびパスワードを入力し、読影依頼配信サーバー20がユーザー情報244を参照してユーザーを特定することにより実行される。
ユーザー認証が完了すると、読影側端末30のユーザーは、読影依頼配信サーバー20に対して依頼情報の要求を行う(ステップS302)。具体的には、読影側端末30のユーザーは、表示部35に表示された画面上を操作部34によって操作することで、依頼情報の要求を、通信部33を介して読影依頼配信サーバー20に送信する。
読影依頼配信サーバー20は、依頼情報を受信すると、記憶部24に記憶された依頼情報241を、通信部23を介して読影側端末30に送信する(ステップS303)。
読影側端末30は、通信部33を介して依頼情報を受信すると、表示部35に依頼情報を表示する(ステップS304)。
読影側端末30のユーザーは、依頼情報を参照して自分に対する読影依頼が存在するか否かを確認し、自分宛ての依頼を確認すると、医用画像データをダウンロードして表示部15に表示させ、読影レポートを作成する(ステップS305)。
読影側端末30は、作成した読影レポートに識別情報を付与して、読影レポート情報として通信部33を介して読影依頼配信サーバー20に送信する(ステップS306)。
読影依頼配信サーバー20は、読影レポートを受信すると、読影レポートに識別番号を付与し、記憶部24に読影レポート情報242として記憶して(ステップS307)、制御を終了する。
[読影レポート参照処理]
続いて、読影レポートの参照時における遠隔読影システム100の動作について説明する。
図9は、読影依頼配信サーバー20と、読影側端末30と、により行われる読影レポート参照処理を示すラダーチャートである。
まず、医療機関1の依頼側端末10では、ユーザーがユーザー認証を行う(ステップS401)。
ユーザー認証が完了すると、依頼側端末10のユーザーは、読影依頼配信サーバー20に対して読影レポートの要求を行う(ステップS402)。具体的には、依頼側端末10のユーザーが、表示部15に表示された画面上を操作部14によって操作することで、読影レポートの要求が通信部13を介して読影依頼配信サーバー20に送信される。
読影依頼配信サーバー20は、読影レポートの要求を受信し、依頼側端末10に依頼された読影レポート情報242が記憶されている場合には、通信部23を介して読影レポートを依頼側端末10に送信する(ステップS403)。
依頼側端末10は、通信部13を介して読影レポートを受信すると、表示部15に読影レポートを表示させる(ステップS404)。依頼側端末10のユーザーは、読影レポートを参照して患者を診察するとともに、今後の治療方針を計画し、患者に対して処方・処置を行う。
以上のようにして読影レポート参照処理を終了すると、依頼側端末10のユーザーは、読影レポートに関して図5の評価入力処理を適宜行って、読影機関3あるいは読影医への評価を行う。なお、読影レポート参照処理と評価入力処理とは連続した処理であってもよい。
[読影レポート品質管理処理]
続いて、読影レポートを読影依頼配信サーバー20が受領後に行う、読影レポート品質管理処理における遠隔読影システム100の動作について説明する。
図10は、読影依頼配信サーバー20と、読影側端末30と、により行われる読影レポート品質管理処理を示すラダーチャートである。
まず、読影依頼配信サーバー20では、制御部21は抽出部として機能し、読影レポート情報242として記憶した読影レポートの中から、依頼側端末10のユーザーによって与えられた評価値が極端に低いものを抽出する(ステップS501)。即ち、過去に特定の読影機関3あるいは読影医に与えられた評価値と比較して、極端に低い評価値を与えられた読影レポートは、品質が低いものである蓋然性が高い。したがって、読影レポートの品質の向上のため、このような低品質と想定される読影レポートを特定する。
なお、低評価の読影レポートの抽出方法としては、特定の読影機関3あるいは読影医に対して過去に与えられた評価値を正規分布と仮定して、スミノルフ・グラブス検定あるいはトンプソン検定等を実施することが可能である。
続いて、読影依頼配信サーバー20では、制御部21は監視部として機能し、抽出した読影レポートを作成した読影機関3あるいは読影医を特定し(ステップS502)、当該読影機関3あるいは読影医に対して読影レポート再作成の要請を、通信部23を介して送信する(ステップS503)。
読影側端末30では、ユーザーがユーザー認証を行う。(ステップS504)。続いて、読影側端末30のユーザーは読影レポート再作成の要請を受信していることを確認すると、読影レポートを再作成し(ステップS505)、読影レポートを、通信部33を介して読影依頼配信サーバー20に送信する(ステップS506)。
読影依頼配信サーバー20は、読影レポートを受信すると、読影レポートに識別番号を付与し、記憶部24に記憶された読影レポート情報242を更新して(ステップS507)、制御を終了する。なお、再作成された読影レポートは、適宜依頼側端末10に送信される。
以上説明したように、本実施形態に係る遠隔読影システム100においては、評価値情報の記憶と評価結果の集計とは、別個の独立した処理であることを特徴とする。具体的には、中継機関2の読影依頼配信サーバー20において、読影レポートの品質に対する評価値情報を、評価者ごとかつ、読影機関3及び/又は読影医ごとに記憶部24に記憶する一方で、当該評価値情報を参照して所定の回数以上の評価を行った評価者による評価値のみを取得する。即ち、過去に行った評価回数が多く、評価基準が安定していると考えられる評価者のみを対象とすることができる。
また、評価者毎に統計量を算出して正規化した後に、評価者毎の正規化された評価値を用いて、読影機関3ごとあるいは読影医ごとに、評価偏差値に基づいた評価平均値を算出する。したがって、評価者ごとの評価基準の偏りや、恣意的な操作を極力排除して評価平均値を得ることができる。
また、本実施形態に係る遠隔読影システム100においては、予め決定された評価者の評価値に対して重み付けを行ったうえで、評価平均値を算出する。したがって、信頼度の高い評価者であることが明確な場合には、当該評価者の評価値を強く反映させることができ、評価平均値をより信頼度の高いものにすることができる。
また、本実施形態に係る遠隔読影システム100においては、読影依頼配信サーバー20は極端に低い評価値が与えられた読影レポートを特定する。したがって、中継機関2は読影レポートを作成した読影機関3あるいは読影医に対して読影レポートの再作成を促すなどの方法により、読影レポートの品質向上に貢献することができる。
また、上記実施形態においては、読影機関3及び読影医の両方を評価するものとしたが、これに限らず、いずれか一方のみの評価を行うものとしてもよい。読影機関3に対する評価であっても、読影機関3から読影レポートの作成を行った読影医を特定することができるため、読影医の評価として紐づけることは可能である。
[他の実施形態]
以上、本発明に係る実施形態に基づいて具体的に説明したが、遠隔読影システム100を構成する各装置の細部構成及び各装置の細部動作に関しても、本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。
また、上記の説明では、本発明に係るプログラムのコンピューター読み取り可能な媒体としてHDDや半導体の不揮発性メモリー等を使用した例を開示したが、この例に限定されない。その他のコンピューター読み取り可能な媒体として、CD-ROM等の可搬型記録媒体を適用することが可能である。また、本発明に係るプログラムのデータを、通信回線を介して提供する媒体として、キャリアウエーブ(搬送波)も適用される。
100 遠隔読影システム
1 医療機関
10 依頼側端末
101 施設内ネットワーク
102 PACS
103 モダリティー
2 中継機関
20 読影依頼配信サーバー(遠隔読影管理装置)
21 制御部(情報取得部、計算部、集計部、抽出部、監視部)
23 通信部
24 記憶部
241 依頼情報
242 読影レポート情報
243 評価情報
244 ユーザー情報
3 読影機関
30 読影側端末
N 通信ネットワーク

Claims (5)

  1. 読影レポートの品質に対する評価値を、評価者ごとかつ、読影機関及び/又は読影医ごとに記憶する記憶部から、所定の回数以上の評価を行った評価者による評価値のみを取得する情報取得部と、
    前記情報取得部によって取得された評価値に基づいて、一の評価者が行った評価値の統計量を算出して、正規化する計算部と、
    前記計算部によって得られた評価者ごとの正規化された評価値を用いて、読影機関ごとあるいは読影医ごとに平均値を算出する集計部と、を備える
    ことを特徴とする遠隔読影管理装置。
  2. 前記集計部は、予め決定された評価者の評価値に対して重み付けを行ったうえで、平均値を算出する
    ことを特徴とする請求項1に記載の遠隔読影管理装置。
  3. 前記評価値のうち、前記集計部によって算出された平均値と比較して所定値以上の差がある評価値を抽出する抽出部と、
    前記抽出部によって抽出された評価値を付与された読影レポートを作成した読影医を特定する監視部と、を備える
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の遠隔読影管理装置。
  4. 医用画像の遠隔読影を依頼する依頼側端末と、医用画像の遠隔読影を行う読影側端末と、前記依頼側端末による前記読影側端末への読影依頼を中継する遠隔読影管理装置と、の間でデータ通信可能に接続された遠隔読影システムであって、
    前記遠隔読影管理装置は、
    読影レポートの品質に対する評価値を、評価者ごとかつ、読影機関及び/又は読影医ごとに記憶する記憶部から、所定の回数以上の評価を行った評価者による評価値のみを取得する情報取得部と、
    前記情報取得部によって取得された評価値に基づいて、一の評価者が行った評価値の統計量を算出して、正規化する計算部と、
    前記計算部によって得られた評価者ごとの正規化された評価値を用いて、読影機関ごとあるいは読影医ごとに平均値を算出する集計部と、を備える
    ことを特徴とする遠隔読影システム。
  5. 医療機関による読影機関への読影依頼を中継する遠隔読影管理装置のコンピューターを、
    読影レポートの品質に対する評価値を、評価者ごとかつ、読影機関及び/又は読影医ごとに記憶する記憶部から、所定の回数以上の評価を行った評価者による評価値のみを取得する情報取得部、
    前記情報取得部によって取得された評価値に基づいて、一の評価者が行った評価値の統計量を算出して、正規化する計算部、
    前記計算部によって得られた評価者ごとの正規化された評価値を用いて、読影機関ごとあるいは読影医ごとに平均値を算出する集計部、
    として機能させるためのプログラム。
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