JP7040261B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、外部記憶媒体に記憶されたファイルを処理する画像形成装置に関する。
従来の画像形成装置は、外部記憶媒体に記憶された個々のファイルに付加情報を付加し、その付加情報を参照して外部記憶媒体に記憶されたファイルを読み出す等の処理を行うようにしている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006-146748号公報
しかしながら、従来の技術においては、外部記憶媒体に記憶された個々のファイルに予め付加情報を付加させる必要があり、利用者に負担がかかってしまい、利用者の利便性を低下させてしまうという問題がある。
本発明は、このような問題を解決することを課題とし、外部記憶媒体に記憶されたファイルを処理する場合の利用者の利便性を向上させることを目的とする。
そのため、本発明は、外部記憶媒体に記憶されたファイルの拡張子が所定の拡張子であることを判定する判定部と、前記所定の拡張子に対応し、前記所定の拡張子を有するファイルを保存するファイル保存領域を有するとともに、前記所定の拡張子を有するファイルの保存規則を表す保存規則情報を記憶する記憶部と、前記保存規則情報は、ファイルの拡張子毎に、該ファイルを前記記憶部に保存する規則と、外部記憶媒体から読み取ったファイルと同一のファイル名称を有するファイルが既に前記記憶部に記憶されている場合、当該ファイルに対して強制的に上書き保存するか否かの強制上書き保存規則と、を前記保存規則として含み、強制的に上書き保存しないファイルの名称を、強制的に上書き保存するファイルの名称より先頭部にソートしてファイル名称の一覧を作成するソート部と、外部記憶媒体から読み取ったファイルを、該ファイルの拡張子に対応する前記保存規則に従って前記ファイル保存領域に保存する制御部と、を有し、前記制御部は、前記ファイル名称の一覧に従って、外部記憶媒体から読み取ったファイルの拡張子に対応する前記保存規則が、強制的に上書き保存しない規則の場合の当該ファイルを上書き保存するか否かを問い合わせる問合せ画面の表示部への表示を、強制的に上書き保存する規則の場合の当該ファイルの前記記憶部への上書き保存より優先して行うことを特徴とする。
このようにした本発明は、外部記憶媒体に記憶されたファイルを処理する場合の利用者の利便性を向上させることができるという効果が得られる。
実施例における画像形成装置の構成を示すブロック図 実施例における画像形成装置の起動処理の流れを示すフローチャート 実施例における可搬記憶媒体装着時の処理の流れを示すフローチャート 実施例におけるファイル保存処理の流れを示すフローチャート 実施例における処理ルールデータの説明図 実施例におけるファイル削除問合せ画面の説明図 実施例におけるファイル削除問合せ画面の説明図
以下、図面を参照して本発明による画像形成装置の実施例を説明する。
図1は実施例における画像形成装置の構成を示すブロック図である。
図1において、画像形成装置1は、外部記憶媒体に記憶された情報を処理するものであり、例えばプリンタである。画像形成装置1は、外部I/F(InterFace)100と、表示部101と、操作部102と、プリンタ部103と、RAM(Random Access Memory)104と、拡張子判定部105と、処理実行部106と、ソート部107と、記憶装置108と、制御部110とを有している。
外部I/F100は、可搬記憶媒体2との間で通信を行うUSB(Universal Serial Bus)ポートやメモリカード(例えば、SDメモリカード)スロット、携帯情報端末やPC(Personal Computer)等の外部装置(デバイス)との間で通信を行う有線LAN(Local Area Network)や無線LAN等の通信部で構成されたものである。
外部記憶媒体としての可搬記憶媒体2は、画像形成装置1に対して着脱可能な記憶媒体であり、例えばUSBメモリ、SDメモリカード、HDD(Hard Disk Drive)等である。なお、可搬記憶媒体2は、画像形成装置1に対して着脱可能な記憶媒体であればUSBメモリ、SDメモリカード、およびHDDに限定されるものではない。
表示部101は、ユーザの入力操作を受け付けるオペレーションパネルの一部であり、入力操作を誘導する文言等や、印刷ジョブ等の可搬記憶媒体2に対する処理の実行状態を表示するディスプレイ等である。
本実施例の表示部101は、拡張子判定部105で検出されたファイルの拡張子が所定の拡張子である場合に、当該ファイルを所定の拡張子に対応するRAM104や記憶装置108のファイル保存領域に保存するための問合せ画面を表示する。
操作部102は、ユーザの入力操作を受け付けるオペレーションパネルの一部であり、操作キーや操作ボタン、タッチパネル等で構成されたものである。
印刷部としてのプリンタ部103は、外部I/F100から受信した印刷ジョブとしての印刷データや、装置情報のレポートなど、外部からの印刷データおよび画像形成装置1の内部で発生した印刷データ等の内外を問わず印刷データを印刷するものである。
また、プリンタ部103は、RAM104や記憶装置108に保存された印刷データを印刷することができるようになっている。
さらに、プリンタ部103は、拡張子判定部105で所定の拡張子を有すると判定されたファイル、例えば試験印刷用の印刷データを印刷することができるようになっている。
記憶部としてのRAM104は、印刷データやフォームデータ等のデータや制御処理中に発生するデータを一時的に記憶するものである。また、RAM104は、可搬記憶媒体2から読み取ったファイルを記憶する記憶領域としてファイル保存領域を有している。
判定部としての拡張子判定部105は、制御部110の指示により、外部I/F100を介して可搬記憶媒体2に記憶されたファイルの拡張子が所定の拡張子であることを判定するものである。この拡張子判定部105は、外部I/F100を介して可搬記憶媒体2に記憶されているファイル名称を読取り、読み取ったファイル名称を文字解析してファイル名称の拡張子を判定し、出力するものである。
ここで、拡張子とは、ファイルの種類を表す識別情報であり、ファイル名と「.」(ピリオド)で区切られ、ファイル名の後に付加されたものである。例えば、ファイル名称をXXXXX.YYYとした場合、「YYY」が拡張子であり、「XXXXX」がファイル名となる。
処理実行部106は、制御部110の指示により、記憶装置108の処理ルールデータ1080に従って可搬記憶媒体2に記憶されているファイルを記憶装置108やRAM104に保存する処理を実行するものである。この処理実行部106は、拡張子判定部105により出力された拡張子に基づいて処理ルールデータ1080に保存されている保存規則(処理規則)としての処理方法を抽出し、その処理方法に従って可搬記憶媒体2に記憶されているファイルを記憶装置108やRAM104に保存する処理を実行する。
ソート部107は、制御部110の指示により、所定のルールに基づいて、可搬記憶媒体2に記憶されているファイルのファイル名称をソートし、ファイル名称の一覧を作成するものである。
記憶部としての記憶装置108は、画像形成装置1に内蔵されたHDD等の記憶手段であり、処理ルールデータ1080と、フォームデータ1081と、装置設定データ1082とを記憶するものである。また、記憶装置108は、可搬記憶媒体2から読み取ったファイルを記憶する記憶領域としてファイル保存領域を有している。
保存規則情報としての処理ルールデータ1080は、ファイルの拡張子毎に、可搬記憶媒体2に記憶されているファイルを記憶装置108やRAM104に保存する場合の処理方法を保持するものである。この処理ルールデータ1080は、ファイルの拡張子に関連付けて上記処理方法の情報を記憶する。
図5に示すように、処理ルールデータ1080は、例えば拡張子1080aと、事前削除確認1080bと、強制上書1080cと、保存先1080dと、パス1080eとにより構成されたものである。また、事前削除確認1080b、強制上書1080c、保存先1080d、およびパス1080eは、可搬記憶媒体2に記憶されているファイルを記憶装置108やRAM104に保存する場合の保存規則としての処理方法を構成している。
この処理ルールデータ1080は、拡張子1080aに関連付けて事前削除確認1080b、強制上書1080c、保存先1080d、およびパス1080eを記憶する。したがって、拡張子1080aに基づいて拡張子1080aに関連付けられた処理方法である事前削除確認1080b、強制上書1080c、保存先1080d、およびパス1080eを抽出することができるようになっている。
拡張子1080aは、上述した拡張子であり、ファイルの種類を表す識別情報を記憶する。この拡張子1080aは、例えば、“prn”、“form”、“mac”、“ini”等の拡張子を記憶する。
事前削除確認1080bは、可搬記憶媒体2に記憶されているファイルの中で拡張子1080aに記憶された拡張子を有するファイルを記憶装置108やRAM104に保存する前に、記憶装置108やRAM104に既に保存されている当該拡張子を有するファイルを削除するか否かの確認の要否である削除規則の情報を記憶する。例えば、確認が必要である場合は“する”を表す情報を記憶し、確認が不要である場合は“しない”等を表す情報を記憶する。
強制上書1080cは、可搬記憶媒体2に記憶されているファイルの中で拡張子1080aに記憶された拡張子を有するファイルを記憶装置108やRAM104に保存する場合に、記憶装置108やRAM104に既に保存されている同一のファイル名称を有するファイルに対して強制的に上書き保存するか否かの強制上書き保存規則の情報を記憶する。例えば、強制的に上書き保存する場合は“する” を表す情報を記憶し、強制的に上書き保存しない場合は“しない” を表す情報を記憶する。
保存先1080dは、可搬記憶媒体2に記憶されているファイルの中で拡張子1080aに記憶された拡張子を有するファイルを保存する装置の情報を記憶する。例えば、保存する装置が記憶装置108の場合は“記憶装置” を表す情報を記憶し、RAM104の場合は“RAM” を表す情報を記憶する。
パス1080eは、可搬記憶媒体2に記憶されているファイルの中で拡張子1080aに記憶された拡張子を有するファイルを格納する格納先であるファイル保存領域としてのフォルダ等を指定するパス情報を記憶する。例えば、格納先として“/data/print_data”等の情報を記憶する。
保存先1080dおよびパス1080eは、ファイル保存領域を格納先とする格納先規則を構成するものである。
フォームデータ1081は、外部I/F100を介してPC等の外部装置から受信した印刷データに重ねて印刷する印刷データを保持するものである。
装置設定データ1082は、画像形成装置1の各種設定情報を保持するものである。
記憶装置108は、拡張子判定部105により判定された所定の拡張子に対応し、所定の拡張子を有するファイルを保存するファイル保存領域を有するとともに、所定の拡張子を有するファイルの保存規則を表す保存規則情報としての処理ルールデータ1080を記憶する。
制御部110は、CPU(Central Processing Unit)等の制御手段を備え、ROM(Read Only Memory)等のメモリに記憶された制御プログラム(ソフトウェア)に基づいて画像形成装置1全体の動作を制御するものである。
制御部110は、外部I/F100、表示部101、操作部102、プリンタ部103、RAM104、拡張子判定部105、処理実行部106、ソート部107、および記憶装置108を制御し、画像形成装置1全体の動作を制御する。
このように構成された画像形成装置1は、制御部110の指示によって作動する拡張子判定部105、処理実行部106、およびソート部107により、可搬記憶媒体2から読み取った所定の拡張子を有するファイルを処理ルールデータ1080に従って記憶装置108やRAM104のファイル保存領域に保存する。
上述した構成の作用について説明する。
まず、画像形成装置の起動処理を図2の実施例における画像形成装置の起動処理の流れを示すフローチャートの図中Sで表すステップに従って図1を参照しながら説明する。
S100:画像形成装置1に電源が投入されると、制御部110は、記憶装置108に記憶された処理ルールデータ1080を参照し、拡張子毎の処理ルールを読み出す。
S101:制御部110は、処理ルールデータ1080に基づいて拡張子毎の処理ルールを拡張子リストとしてRAM104に保持し、本処理を終了する。
次に、可搬記憶媒体を画像形成装置に装着した際の処理を図3の実施例における可搬記憶媒体装着時の処理の流れを示すフローチャートの図中Sで表すステップに従って図1を参照しながら説明する。
ユーザは、可搬記憶媒体2を画像形成装置1に装着し、外部I/F100を介して画像形成装置1と可搬記憶媒体2との間の通信を可能にするものとする。
S200:画像形成装置1の制御部110は、可搬記憶媒体2が画像形成装置1に装着され、外部I/F100を介して可搬記憶媒体2との間の通信が可能になったことを検知すると、可搬記憶媒体2に保存されている1つのファイルのファイル名称を取得する。
S201:制御部110の指示により、拡張子判定部105は、制御部110が取得したファイル名称の拡張子を抽出し、抽出した拡張子と、RAM104に保持された拡張子リスト(図2のS101において作成した拡張子リスト)とを比較し、ファイル名称から抽出した拡張子が拡張子リストに含まれているか否かを判定する。
拡張子判定部105は、ファイル名称から抽出した拡張子が拡張子リストに含まれていると判定すると処理をS202へ移行し、拡張子リストに含まれていないと判定すると処理をS203へ移行する。
S202:拡張子判定部105でファイル名称から抽出した拡張子が拡張子リストに含まれていると判定されると、制御部110は、保存対象ファイルがある旨の情報をRAM104に記憶し、ファイル保存処理を行うため処理をS204へ移行する。
S203:制御部110は、可搬記憶媒体2に保存されているすべてのファイルのファイル名称を取得したか否かを判定し、全ファイル名称を取得したと判定すると処理をS204へ移行し、まだ全ファイル名称を取得していないと判定すると次のファイルのファイル名称を取得するため処理をS200へ移行する。
S204:制御部110は、RAM104に保存対象ファイルがある旨の情報がS202において記憶されているか否かを判定し、記憶されていると判定すると処理をS205へ移行し、記憶されていないと判定すると本処理を終了する。
S205:RAM104に保存対象ファイルがある旨の情報が記憶されていると判定した制御部110は、ファイル保存処理を行い、本処理を終了する。なお、ファイル保存処理の詳細は後述する。
次に、図2のS205において行われるファイル保存処理を図4の実施例におけるファイル保存処理の流れを示すフローチャートの図中Sで表すステップに従って図1および図5を参照しながら説明する。
S300:画像形成装置1の処理実行部106は、制御部110の指示により、可搬記憶媒体2に保存されているすべてのファイルの中から拡張子リストに含まれている拡張子と一致する拡張子を有するすべてのファイル名称を取得し、保存対象ファイル名称リストとしてRAM104に保持する。
S301:処理実行部106は、拡張子リストに含まれている拡張子と一致する拡張子を抽出し、削除対象拡張子リストとしてRAM104に保持する。
S302:処理実行部106は、削除対象拡張子リストに保持した拡張子に基づいて処理ルールデータ1080の拡張子1080aを検索し、一致する拡張子に関連付けられた事前削除確認1080bを抽出し、事前削除確認1080bが確認必要(“する”)か否かを判定し、確認必要であると判定すると処理をS303へ移行し、確認不要(“しない”)であると判定すると処理をS306へ移行する。
S303:確認必要であると判定した処理実行部106は、制御部110の指示により、表示部101に当該拡張子を有するファイルを事前に削除するか否かをユーザに問い合わせる削除問合せ画面を表示する。
この削除問合せ画面は、例えば図6に示す削除問合せ画面60であり、削除を指示する削除ボタン61および削除を行わないことを指示するスキップボタン62で構成された画面である。また、図7に示す削除問合せ画面70としても良い。なお、図6に示す削除問合せ画面60はタッチパネルを有する表示部101に表示し、タッチパネルを操作部102として入力操作を受け付けるものとする。また、図7に示す削除問合せ画面70を表示部101に表示した場合、操作部102の操作ボタンで「ok」または「cancel」入力操作を受け付けるものとする。
このように、処理実行部106は、制御部110の制御により、ファイルを記憶装置108やRAM104から削除する場合、当該ファイルを削除するか否かを問い合わせる問合せ画面を表示部101に表示する。
S304:処理実行部106は、制御部110の指示により、操作部102でファイルを事前に削除する指示が選択されたか否かを判定し、削除する指示が選択されたと判定すると処理をS305へ移行し、削除を行わない指示が選択されたと判定すると処理をS306へ移行する。
S305:処理実行部106は、ファイルを事前に削除する指示が選択されたと判定すると、削除対象として選択された拡張子を有するファイルを画像形成装置1の記憶装置108やRAM104から削除する。
このように、削除対象として選択された拡張子を有するファイルを画像形成装置1の記憶装置108やRAM104から削除するようにしたことにより、記憶装置108やRAM104の記憶容量を増やすことができ、可搬記憶媒体2に保存されているファイルを記憶装置108やRAM104に保存する場合の記憶容量不足を回避することができる。
S306:制御部110は、ソート部107により、S300において作成した保存対象ファイル名称リストを、処理ルールデータ1080の強制上書1080cが“しない”となっている拡張子を有するファイル名称が先頭部に配置されるように並べ替えてソートする。
このとき、ソート部107は、保存対象ファイル名称リストからファイル名称を順次参照し、参照したファイル名称の拡張子に基づいて処理ルールデータ1080の拡張子1080aを検索し、一致する拡張子の強制上書1080cを抽出して強制上書1080cが“しない”となっているか否かを判定する。
このように、制御部110は、ソート部107により、強制的に上書き保存しないファイルを、強制的に上書き保存するファイルより優先して処理するため、保存対象ファイル名称リストをソートすることにより、ソートしない場合と比較して、S309においてファイルを上書き保存するか否かをユーザに問い合わせる上書き問合せ画面を迅速に表示することができるようになる。
S307:処理実行部106は、制御部110の指示により、保存対象ファイル名称リストからファイル名称を取り出し、取り出したファイル名称が処理ルールデータ1080の強制上書1080cが“しない”となっている拡張子を有するファイル名称であるか否かを判定し、強制上書1080cが“しない”となっている拡張子を有するファイル名称であると判定すると処理をS308へ移行し、一方強制上書1080cが“する”となっている拡張子を有するファイル名称であると判定すると処理をS314へ移行する。
S308:強制上書を行わないと判定した処理実行部106は、制御部110の指示により、S307において保存対象ファイル名称リストから取り出したファイル名称と同一のファイル名称を有するファイルが画像形成装置1内に存在するか否かを確認し、存在すると判定すると処理をS309へ移行し、存在しないと判定すると処理をS313へ移行する。
このとき、処理実行部106は、ファイル名称の拡張子に基づいて処理ルールデータ1080の拡張子1080aを検索し、一致する拡張子の保存先1080dおよびパス1080eを抽出し、その保存先1080dおよびパス1080eで示される記憶領域に当該ファイルが存在するか否かを確認するものとする。
S309:処理実行部106は、制御部110の指示により、保存対象ファイル名称リストから取り出したファイル名称と同一のファイル名称を有するファイルが画像形成装置1内に存在すると判定すると、表示部101に当該ファイル名称を有するファイルを上書き保存するか否かをユーザに問い合わせる上書き問合せ画面を表示する。
この上書き問合せ画面は、例えば上書きを指示する上書きボタンおよび上書きを行わないことを指示するスキップボタン等で構成された画面であり、タッチパネルを有する表示部101に表示し、タッチパネルを操作部102として入力操作を受け付けるものとする。
このように、処理実行部106は、ファイルを強制的に上書き保存しない場合、当該ファイルを上書き保存するか否かを問い合わせる問合せ画面を表示部101に表示する。
S310:処理実行部106は、制御部110の指示により、操作部102でファイルを上書きする指示が選択されたか否かを判定し、上書きする指示が選択されたと判定すると処理をS311へ移行し、上書きを行わない指示が選択されたと判定すると処理をS312へ移行する。
S311:上書きする指示が選択されたと判定した処理実行部106は、制御部110の指示により、S307において保存対象ファイル名称リストから取り出したファイル名称と同一のファイル名称を有するファイルを可搬記憶媒体2から読み出し、そのファイルをS308において処理ルールデータ1080から抽出した保存先1080dおよびパス1080eで示される記憶領域に上書き保存し、処理をS317へ移行する。
S312:上書きしない指示が選択されたと判定し処理実行部106は、当該ファイルを上書き保存することなく、処理をS317へ移行する。
S313:一方、S308において、保存対象ファイル名称リストから取り出したファイル名称と同一のファイル名称を有するファイルが画像形成装置1内に存在しないと判定した処理実行部106は、S307において保存対象ファイル名称リストから取り出したファイル名称と同一のファイル名称を有するファイルを可搬記憶媒体2から読み出し、そのファイルをS308において処理ルールデータ1080から抽出した保存先1080dおよびパス1080eで示される記憶領域に保存し、処理をS317へ移行する。
S314:S307において、強制上書を行うと判定した処理実行部106は、制御部110の指示により、S307で保存対象ファイル名称リストから取り出したファイル名称と同一のファイル名称を有するファイルが画像形成装置1内に存在するか否かを確認し、存在すると判定すると処理をS315へ移行し、存在しないと判定すると処理をS316へ移行する。
このとき、処理実行部106は、ファイル名称の拡張子に基づいて処理ルールデータ1080の拡張子1080aを検索し、一致する拡張子の保存先1080dおよびパス1080eを抽出し、その保存先1080dおよびパス1080eで示される記憶領域に当該ファイルが存在するか否かを確認するものとする。
S315:処理実行部106は、制御部110の指示により、保存対象ファイル名称リストから取り出したファイル名称と同一のファイル名称を有するファイルが画像形成装置1内に存在すると判定すると、処理実行部106により、S307において保存対象ファイル名称リストから取り出したファイル名称と同一のファイル名称を有するファイルを可搬記憶媒体2から読み出し、そのファイルをS308において処理ルールデータ1080から抽出した保存先1080dおよびパス1080eで示される記憶領域に上書き保存し、処理をS317へ移行する。
S316:一方、S314において、保存対象ファイル名称リストから取り出したファイル名称と同一のファイル名称を有するファイルが画像形成装置1内に存在しないと判定した処理実行部106は、制御部110の指示により、S307において保存対象ファイル名称リストから取り出したファイル名称と同一のファイル名称を有するファイルを可搬記憶媒体2から読み出し、そのファイルをS308において処理ルールデータ1080から抽出した保存先1080dおよびパス1080eで示される記憶領域に保存し、処理をS317へ移行する。
S317:処理実行部106は、保存対象ファイル名称リストの全保存対象ファイルの保存処理が終了したか否かを判定し、終了していないと判定すると保存対象ファイル名称リストの保存対象ファイルを更新して処理をS307へ移行し、終了したと判定すると本処理を終了する。
このように、画像形成装置1の制御部110および処理実行部106は、可搬記憶媒体2から読み取ったファイルを、そのファイルの拡張子に関連付けられた保存規則情報に従って記憶装置108やRAM104のファイル保存領域に保存するようにしたことにより、外部記憶媒体としての可搬記憶媒体2に記憶された情報を処理する場合の利用者の利便性を向上させることができる。
また、ファイルの拡張子毎に、保存規則情報を設けるようにしたことにより、拡張子と「.」(ピリオド)で区切られたファイル名に依存することなく、ファイルの保存規則を定義することができる。
さらに、ファイルの拡張子毎に、保存規則情報を設けるようにしているため、拡張子と「.」(ピリオド)で区切られたファイル名を自由に変更することができる。
また、制御部110および処理実行部106は、S317において、全保存対象ファイルの保存処理が終了した後、記憶装置108やRAM104のファイル保存領域に保存したファイルをプリンタ部103により印刷するようにしても良い。
このようにすることにより、可搬記憶媒体2に画像形成装置1の試験印刷用の印刷データを保存し、その可搬記憶媒体2を画像形成装置1に装着することにより、試験印刷を行うことができるようになる。特に、ユーザ毎に、試験印刷用の印刷データが異なる場合は、ユーザ固有の試験印刷用の印刷データを予め可搬記憶媒体2に保存しておくことにより、画像形成装置1での試験印刷を容易に行うことができるようになる。
以上説明したように、本実施例では、画像形成装置が、可搬記憶媒体から読み取ったファイルを、そのファイルの拡張子に関連付けられた保存規則情報に従って記憶装置やRAMのファイル保存領域に保存するようにしたことにより、外部記憶媒体としての可搬記憶媒体に記憶された情報を処理する場合の利用者の利便性を向上させることができるという効果が得られる。
このように、ファイルの拡張子毎に、保存規則情報を設けたことにより、ファイル毎に保存規則情報を設ける必要がなくなり、利用者の利便性を向上させることができるという効果が得られる。
また、ファイルの拡張子毎に、保存規則情報を設けるようにしたことにより、ファイル名に依存することなく、ファイルの保存規則を定義することができるという効果が得られる。
さらに、ファイルの拡張子毎に、保存規則情報を設けるようにしているため、ファイル名を自由に変更することができるという効果が得られる。
なお、本実施例では、画像形成装置をプリンタ(SFP:Single Function Printer)として説明したが、それに限られるものでなく、複写機、ファクシミリ装置、または複合機(MFP:MultiFunction Printer)等としても良い。
1 画像形成装置
100 外部I/F
101 表示部
102 操作部
103 プリンタ部
104 RAM
105 拡張子判定部
106 処理実行部
107 ソート部
108 記憶装置
110 制御部
1080 処理ルールデータ
1081 フォームデータ
1082 装置設定データ

Claims (5)

  1. 外部記憶媒体に記憶されたファイルの拡張子が所定の拡張子であることを判定する判定部と、
    前記所定の拡張子に対応し、前記所定の拡張子を有するファイルを保存するファイル保存領域を有するとともに、前記所定の拡張子を有するファイルの保存規則を表す保存規則情報を記憶する記憶部と、
    前記保存規則情報は、ファイルの拡張子毎に、
    該ファイルを前記記憶部に保存する規則と、外部記憶媒体から読み取ったファイルと同一のファイル名称を有するファイルが既に前記記憶部に記憶されている場合、当該ファイルに対して強制的に上書き保存するか否かの強制上書き保存規則と、
    を前記保存規則として含み、
    強制的に上書き保存しないファイルの名称を、強制的に上書き保存するファイルの名称より先頭部にソートしてファイル名称の一覧を作成するソート部と、
    外部記憶媒体から読み取ったファイルを、該ファイルの拡張子に対応する前記保存規則に従って前記ファイル保存領域に保存する制御部と、
    を有し、
    前記制御部は、前記ファイル名称の一覧に従って、外部記憶媒体から読み取ったファイルの拡張子に対応する前記保存規則が、強制的に上書き保存しない規則の場合の当該ファイルを上書き保存するか否かを問い合わせる問合せ画面の表示部への表示を、強制的に上書き保存する規則の場合の当該ファイルの前記記憶部への上書き保存より優先して行うことを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項に記載の画像形成装置において、
    前記保存規則情報は、ファイルの拡張子毎に、該拡張子を有するファイルの前記記憶部におけるファイル保存領域を格納先とする格納先規則を前記保存規則として含み、
    前記制御部は、外部記憶媒体から読み取ったファイルを、該ファイルの拡張子に対応する前記格納先規則に従って、ファイルの拡張子毎に決定されたファイル保存領域に保存することを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項または請求項に記載の画像形成装置において、
    前記保存規則情報は、ファイルの拡張子毎に、該拡張子を有するファイルを前記記憶部から削除する削除規則を前記保存規則として含み、
    前記制御部は、外部記憶媒体から読み取ったファイルを前記ファイル保存領域に保存する前に、外部記憶媒体から読み取ったファイルの拡張子に対応する前記削除規則に従って前記拡張子を有するファイルを前記記憶部から削除することを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項に記載の画像形成装置において、
    前記制御部は、前記拡張子を有するファイルを前記記憶部から削除する場合、当該ファイルを削除するか否かを問い合わせる問合せ画面を表示部に表示することを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項または請求項のいずれか1項に記載の画像形成装置において、
    前記表示部は、前記判定部で検出されたファイルの拡張子が所定の拡張子である場合に、当該ファイルを前記所定の拡張子に対応する前記ファイル保存領域に保存するための問合せ画面を表示することを特徴とする画像形成装置。
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