JP2000267915A - ファイル処理装置およびそのプログラム記録媒体 - Google Patents

ファイル処理装置およびそのプログラム記録媒体

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JP2000267915A
JP2000267915A JP11076068A JP7606899A JP2000267915A JP 2000267915 A JP2000267915 A JP 2000267915A JP 11076068 A JP11076068 A JP 11076068A JP 7606899 A JP7606899 A JP 7606899A JP 2000267915 A JP2000267915 A JP 2000267915A
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Japan
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computer
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JP11076068A
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English (en)
Inventor
Masaharu Meki
正治 目木
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ファイルを保存する際に、対象ファイルを単
に指定するだけで、そのコンピュータ固有の環境に即し
た保存場所にファイルを種類別に保存でき、そのコンピ
ュータ環境を知らないユーザであってもその環境を損ね
ることなくファイルを容易に保存する。 【解決手段】 コンピュータ端末PC1、PC2毎に、
環境設定ファイルEP1、EP2はどの種類のファイル
がどのディレクトリに保存されているかを記憶する。端
末PC1側においてファイルのコピー保存が指定された
際に環境設定ファイルEP1を参照してそのファイルの
種類を特定すると共に、その種類対応のディレクトリを
特定して、その中から該当ファイルを読み出して端末P
C2へ送信する。端末PC2は環境設定ファイルEP2
を参照してそのファイルの種類を特定すると共に、その
種類に対応するディレクトリを特定して受信ファイルを
保存する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複数のファイル
を異なるディレクトリに分けて保存管理するファイル処
理装置およびそのプログラム記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、販売管理や人事管理等の業務アプ
リケーションの開発/実行環境において、業務アプリケ
ーション毎に、アプリケーションスペックファイル、イ
メージデータファイル、CSU形式のデータファイル、
プログラムファイル等、複数種のファイルを使用し、こ
の複数種のファイルによって1つの業務アプリケーショ
ンが構築されている。この場合、各種ファイルは環境設
定ファイルや環境変数等により指定されるサーチパスに
よってディスク上の対応する保存場所(ディレクトリ)
に保存管理される。このように業務アプリケーションを
構築する複数種のファイルは、そのコンピュータ固有の
環境下においてその管理形態通りに体系化されて保存管
理されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
にアプリケーション単位でファイルを保存管理する管理
形態ではなく、そのコンピュータ全体において複数種の
ファイルを種類別に異なるディレクトリに分けて保存管
理するような場合に、ユーザはファイルを保存する都
度、どの種類のファイルをどのディレクトリに保存する
かを指定する必要がある。このようにファイルを保存す
る際に、そのコンピュータ固有の環境を意識する必要が
あることは、ユーザに大きな負担をかけると共に、その
指定を間違えると、コンピュータ環境を損ねるおそれが
あった。また、アプリケーション単位でファイルを保存
管理する場合において、あるコンピュータに構築されて
いるアプリケーションのスペックファイルを他の環境の
コンピュータへコピーする際、ユーザはそのスペックフ
ァイルの記述内容を確認して使用ファイルを調べ、それ
を1つずつ指定しながらコピーする必要がある。したが
って、このような場合においてもユーザに大きな負担を
かけると共に、その指定を間違えると、コピー先のアプ
リケーションの実行環境あるいは開発環境を損ねるおそ
れがあった。第1の発明の課題は、ファイルを保存する
際に、対象ファイルを単に指定するだけで、そのコンピ
ュータ固有の環境に即した保存場所にファイルを種類別
に保存できるようにすることで、そのコンピュータ環境
を知らないユーザであってもその環境を損ねることなく
ファイルを容易に保存できるようにすることである。第
2の発明の課題は、任意に指定したアプリケーションス
ペックを他のコンピュータへコピーする際に、そのアプ
リケーションがどのようなファイルによって構成されて
いるかを意識することなく、当該スペックを単に指定す
るだけで、ファイルの管理形態が異なる他のコンピュー
タへそのアプリケーションを構成する複数のファイルを
一括してコピーできるようにすることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明の手段は次の通
りである。請求項1記載の発明は、複数種のファイルを
種類別に異なるディレクトリに分けて保存管理するファ
イル処理装置であって、どの種類のファイルがどのディ
レクトリに保存されているかを示すファイル管理情報を
そのコンピュータ全体における固有の環境情報として記
憶する環境情報記憶手段と、ファイルの保存が指定され
た際に、そのファイルの種類を特定すると共にその種類
に基づいて前記環境情報記憶手段を検索し、該当するデ
ィレクトリをファイルの保存場所として特定する特定手
段と、前記保存指定されたファイルを前記特定手段によ
って特定されたディレクトリに書き込むファイル書込手
段とを具備するものである。なお、前記特定手段によっ
てファイルの種類に対応するディレクトリを特定するこ
とができなかった場合に、新たにそのファイルの種類に
対応するディレクトリを保存場所として作成確保するデ
ィレクトリ確保手段と、このディレクトリ確保手段によ
って新たなディレクトリを確保する場合に、ファイルの
種類とその保存場所との対応関係を定義する新たな環境
情報を前記環境情報記憶手段に追加登録する登録手段と
を設けてもよい。また、複数台のコンピュータがネット
ワーク上に接続されて成るコンピュータシステムにおい
て、ファイルの管理形態がそれぞれ異なる環境を持つ第
1・第2のコンピュータ毎に、前記固有の環境情報を記
憶する第1・第2の環境情報記憶手段と、前記第1のコ
ンピュータから第2のコンピュータへファイルの保存が
指定された際に、そのファイルの種類を特定すると共に
その種類に基づいて前記第1の環境情報記憶手段を検索
し、該当するディレトクリを特定する第1の特定手段
と、この特定手段によって特定されたディレクトリから
前記指定ファイルを呼び出して第2のコンピュータへ送
信する送信手段と、第1のコンピュータからの送信ファ
イルを受信した際に、その受信ファイルの種類を特定す
ると共に、その種類に基づいて前記第2の環境情報記憶
手段を検索し、該当するディレクトリをファイルの保存
場所として特定する第2の特定手段とを設け、前記ファ
イル書込手段は受信ファイルを前記第2の特定手段によ
って特定されたディレクトリに書き込むようにしてもよ
い。この場合、前記第2の特定手段によってファイルの
種類に対応するディレクトリを特定することができなか
った場合に、新たにそのファイルの種類に対応するディ
レクトリを保存場所として作成確保するディレクトリ確
保手段と、このディレクトリ確保手段によって新たなデ
ィレクトリを確保する場合に、第1のコンピュータから
そのファイルの種類に対応する環境情報を取得して第2
の環境情報記憶手段に追加登録する登録手段を設けても
よい。請求項1記載の発明においては、どの種類のファ
イルがどのディレクトリに保存されているかのファイル
管理情報がそのコンピュータ全体における固有の環境情
報として記憶されている場合に、ファイルの保存が指定
された際に、そのファイルの種類を特定すると共に、そ
の種類に基づいて前記環境情報を検索し、該当するディ
レクトリを保存場所として特定し、保存指定されたファ
イルを前記特定されたディレクトリに書き込んで保存す
る。したがって、ファイルを保存する際に、対象ファイ
ルを単に指定するだけで、そのコンピュータ固有の環境
に即した保存場所にファイルを種類別に保存できるよう
にすることで、そのコンピュータ環境を知らないユーザ
であってもその環境を損ねることなくファイルを容易に
保存することができる。
【0005】請求項5記載の発明は、複数台のコンピュ
ータがネットワーク上に接続されて成るコンピュータシ
ステムにおいて、複数のディレクトリに分けて保存管理
されている複数のファイルにより構成されているアプリ
ケーション毎に、アプリケーションの実行環境または開
発環境上必要とされる複数ファイルに対応するファイル
情報をアプリケーションスペックとして記憶するスペッ
ク記憶手段と、任意のアプリケーションスペックを指定
して他のコンピュータへのコピーが指示された際に、指
定されたアプリケーションスペックからファイル情報を
抽出する抽出手段と、この抽出手段によって抽出された
ファイル情報に基づいて該当するディレクトリを特定す
る特定手段と、この特定手段によって特定されたディレ
クトリから複数のファイルを読み出すファイル読出手段
と、このファイル読出手段によって読み出された複数の
ファイルを他のコンピュータへコピーするファイルコピ
ー手段とを具備するものである。なお、ファイルの管理
形態がそれぞれ異なる環境を持つ第1・第2のコンピュ
ータ毎に、固有のファイル管理情報としてどの種類のフ
ァイルがどのディレクトリに保存されているかを定義す
る環境情報を記憶する第1・第2の環境情報記憶手段を
設け、前記特定手段は前記抽出されたファイル情報に基
づいて前記第1の環境情報記憶手段を検索し、そのファ
イルの種類に対応するディレクトリを特定し、前記ファ
イルコピー手段は前記抽出されたファイル情報に基づい
て前記第2の環境情報記憶手段を検索し、そのファイル
の種類に対応するディレクトリをファイルの保存場所と
して特定し、このディレクトリに前記ファイル読出手段
によって読み出された各ファイルをコピーするようにし
てもよい。請求項5記載の発明においては、任意のアプ
リケーションスペックを指定して他のコンピュータへの
コピーが指示された際、指定されたアプリケーションス
ペックからファイル情報を抽出し、抽出されたファイル
情報に基づいてそれが保存されているディレクトリを特
定して該当するファイルをそれぞれ読み出すと共に、読
み出された複数のファイルを他のコンピュータへそれぞ
れコピーする。したがって、任意に指定したアプリケー
ションスペックを他のコンピュータへコピーする際に、
そのアプリケーションがどのようなファイルによって構
成されているかを意識することなく、当該スペックを単
に指定するだけで、ファイルの管理形態が異なる他のコ
ンピュータへそのアプリケーションを構成する複数のフ
ァイルを一括してコピーすることができる。
【0006】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)以下、図1〜図
8を参照してこの発明の第1実施形態を説明する。図1
はコンピュータシステムを示したシステム構成図で、こ
のコンピュータシステムはネットワーク上に複数台のコ
ンピュータ端末PC1、PC2……が公衆電話回線ある
いは専用回線を介して接続された広域ネットワークある
いはローカルネットワークシステムである。各コンピュ
ータ端末PC1、PC2には各種のファイルを管理する
管理情報がそのコンピュータ固有の環境情報として設定
されている環境設定ファイルEP1、EP2が設けられ
ている。この環境設定ファイルEP1、EP2はアプリ
ケーション単位ではなく、コンピュータ全体において、
どの種類のファイルがディスク上のどのディレクトリに
保存されているかを定義するファイル管理情報をそのコ
ンピュータ全体における固有の環境情報として記憶する
もので、図2(A)、(B)はコンピュータ端末PC1
側に設けられた環境設定ファイルEP1、図3(A)、
(B)はコンピュータ端末PC2側に設けられた環境設
定ファイルEP2のデータ構造を示している。
【0007】すなわち、図2(A)、(B)において、
環境設定ファイルEP1はファイル拡張子管理テーブル
EX1、保存ディレクトリ管理テーブルDR1を有し、
ファイル拡張子管理テーブルEX1はファイル拡張子毎
にファイルの種類を記憶するテーブルであり、拡張
子「.SPC」はスペックファイル、「.prt」は部
品ファイル……「.jpg」はイメージデータファイル
の種類に対応付けられている。保存ディレクトリ管理テ
ーブルDR1は「ファイル種類」、「環境変数」、「保
存ディレクトリのバス情報」を記憶する構成となってい
る。ここで、保存ディレクトリ管理テーブルDR1内に
定義されているパス情報は、図4に示すような階層ティ
レクトリ構造に対応付けられたもので、各種ファイルの
保存場所を指示するサーチパスである。ここで、そのル
ートは当該コンピュータ固有の指定ドライブ名であり、
以下、上位層から下位層の順にそのディレクトリ名が順
次付加されたデータ構造となっている。なお、コンピュ
ータ端末PC2側の環境設定ファイルEP2も図3
(A)、(B)に示すようにファイル拡張子管理テーブ
ルEX2、保存ディレクトリ管理テーブルDR2を有す
る構成で、そのデータ構造は図2(A)、(B)で示し
たものと同様であるが、それらはコンピュータ端末PC
1、PC2毎に固有の内容となっている。ここで、図5
(A)はコンピュータ端末PC2側の階層ディレクトリ
構造を示しているが、それは、図4で示したコンピュー
タ端末PC1側の階層ディレクトリ構造と相違し、同じ
種類のファイルであってもその保存場所がそれぞれ異な
る固有のファイル管理の形態となっているため、環境設
定ファイルEP1、EP2はそのファイル管理の環境設
定に応じた内容となっている。
【0008】ここで、コンピュータ端末PC1からファ
イルの管理形態が異なる他のコンピュータ端末PC2に
対してファイルのコピー保存が指定された場合、コンピ
ュータ端末PC1はファイル拡張子管理テーブルEX1
を参照してそのファイルの種類を取得すると共に、この
種類に基づいて保存ディレクトリ管理テーブルDR1を
検索し、その種類に対応するディレクトリパス情報を取
得し、このパス情報によって特定されるディレクトリか
ら該当ファイルを呼び出してコンピュータ端末PC2側
へ送信するようにしている。ここで、コンピュータ端末
PC2側においては、受信ファイルの種類をファイル拡
張子管理テーブルEX2を参照することによって取得す
ると共に、この種類に基づいて保存ディレクトリ管理テ
ーブルDR2を検索し、その種類に対応するディレクト
リパス情報を取得し、このパス情報によって特定される
ディレクトリを保存場所として指定し、この指定ディレ
クトリに受信ファイルを保存するようにしている。この
場合、コンピュータ端末PC2側において、保存場所を
特定することができなかった場合には、そのファイルの
種類に対応するディレクトリを新たに作成確保するが、
その際、コンピュータ端末PC1からそのファイルの種
類に対応する環境情報を取得し、自己のファイル拡張子
管理テーブルEX2、保存ディレクトリ管理テーブルD
R2に追加登録する。なお、図3(C)、(D)はコピ
ー後におけるコンピュータ端末PC2側のファイル拡張
子管理テーブルEX2、保存ディレクトリ管理テーブル
DR2の内容を示し、図中「※印」を付した環境情報
は、コンピュータ端末PC1から取得して追加登録され
たものである。
【0009】図6はコンピュータ端末PC1、PC2の
全体構成を示したブロック図である。CPU1は各種プ
ログラムにしたがってこのコンピュータ端末PC1、P
C2の全体動作を制御する中央演算処理装置である。記
憶装置2はオペレーティングシステムや各種アプリケー
ションプログラム、データベース、文字フォントデー
タ、環境設定ファイルEP1、EP2等が予め格納され
ている記憶媒体3やその駆動系を有している。この記憶
媒体3は固定的に設けたもの、もしくは着脱自在に装着
可能なものであり、フロッピーディスク、ハードディス
ク、光ディスク、RAMカード等の磁気的・光学的記憶
媒体、半導体メモリによって構成されている。また、記
憶媒体3内のプログラムやデータは、必要に応じてCP
U1の制御により、RAM4にロードされる。更に、C
PU1は通信回線等を介して他の機器側から送信されて
来たプログラム、データを受信して記憶媒体3に格納し
たり、他の機器側に設けられている記憶媒体に格納され
ているプログラム、データを通信回線等を介して使用す
ることもできる。また、CPU1にはその入出力周辺デ
バイスである入力装置5、表示装置6、通信装置7がバ
スラインを介して接続されており、入出力プログラムに
したがってCPU1はそれらの動作を制御する。入力装
置5は文字列データ等を入力したり、各種コマンドを入
力するキーボード、マウス等のポインティングデバイス
を有している。なお、表示装置6は液晶表示装置やCR
T表示装置あるいはプラズマ表示装置等であり、また通
信装置7は、通信インターフェイスであり、通信回線を
通してデータの送受信を制御する。
【0010】コンピュータ端末PC1、PC2間におい
てファイルをコピーする際の動作を図7および図8に示
すフローチャートにしたがって説明する。ここで、これ
らのフローチャートに記述されている各機能を実現する
ためのプログラムは、読み取り可能なプログラムコード
の形態で記憶媒体3に格納されており、CPU1はこの
プログラムコードにしたがった動作を逐次実行する。な
お、このことは後述する他の実施形態についても同様で
ある。図7はファイルの管理形態が異なるコンピュータ
端末PC1、PC2間においてファイルをコピー保存す
る際に、コピー元コンピュータの処理を示したフローチ
ャートである。いま、コピー元がコンピュータ端末PC
1であるものとする。先ず、コピー対象のファイル名称
が入力指定されると(ステップA1)、自己の環境設定
ファイルEP1内のファイル拡張子管理テーブルEX1
を参照し、指定されるファイル名称中の拡張子に対応す
るファイル種類を抽出すると共に(ステップA2)、抽
出したファイル種類に基づいて環境設定ファイルEP1
内の保存ディレクトリ管理テーブルDR1を参照し、フ
ァイル種類に対応するディレクトリパス情報を取得する
(ステップA3)。そして、取得したパス情報に該当す
る保存ディレクトリに指定ファイルが存在するかを階層
ディレクトリ上をアクセスすることによって判別し(ス
テップA4)、該当ファイルが無ければ、エラー処理
(ステップA7)を行ってそのファイルのコピー指示を
ノンファンクションとして無効とするが、該当ファイル
が存在していれば、その保存ディレクトリからファイル
を呼び出し(ステップA5)、そのファイルをファイル
名称と共に、コピー先であるコンピュータ端末PC2へ
送信する(ステップA6)。
【0011】例えば、ファイル名称+拡張子が「売上伝
票.SPC」であるファイルがコピー指定された場合に
は、その拡張子に基づいてファイルの種類として「スペ
ックファイル」が抽出され、このファイルの種類に基づ
いてパス情報「A:¥JOBGRP¥HANBAI¥P
S¥」が得られるので、図4に示す階層ディレクトリの
当該位置に保存されている「売上伝票.SPC」がコ
ピー対象として呼び出されてコンピュータ端末PC2へ
送信される。また、ファイル名称+拡張子が「支払明細
書.bmp」であるファイルがコピー指定された場合に
は、そのファイルの種類として「イメージデータファイ
ル」が抽出され、これに基づいてパス情報「A:¥JO
BGRP¥HANBAI¥IMAGE」が得られるの
で、図4に示す階層ディレクトリの当該位置に保存さ
れている「支払明細書.bmp」がコンピュータ端末P
C2へ送信される。
【0012】図8はコピー元から対象ファイルが送信さ
れて来た際に実行開始されるコピー先コンピュータの処
理を示したフローチャートである。先ず、コピー先であ
るコンピュータ端末PC2は、そのファイルおよびファ
イル名称を受信すると(ステップB1)、自己の環境設
定ファイルEP2内のファイル拡張子管理テーブルEX
2を参照し、そのファイル名称中の拡張子に対応するフ
ァイルの種類を検索し(ステップB2)、該当するファ
イルの種類は存在しているかを調べる(ステップB
3)。いま、コピー元からファイル名称「売上伝票.S
PC」で示されるスペックファイルが送信されて来たも
のとすると、コンピュータ端末PC2側の環境設定ファ
イルEP2内には、図3(A)に示すように、その拡張
子に対応するファイルの種類は存在しているため、ステ
ップB3で該当有りが検出されてステップB4に進み、
環境設定ファイルEP2内の保存ディレクトリ管理テー
ブルDR2を参照し、そのファイルの種類に対応するデ
ィレクトリパス情報を取得する。ここで、パス情報を取
得することができた場合には(ステップB5)、このパ
ス情報にしたがって階層ディレクトリをアクセスしそれ
に該当する実際のディレクトリが存在していれば(ステ
ップB6)、受信ファイルをそのディレクトリにコピー
保存する(ステップB8)。ここで、図5(B)はコピ
ー後におけるコンピュータ端末PC2側での階層ディレ
クトリ構造を示し、コピー元から送信されて来た「売上
伝票.SPC」のファイルは、コピー元と同様の環境に
コピーされる(図中参照)。
【0013】一方、コピー先において、環境設定ファイ
ルEP2を検索した結果、該当するファイルの種類が存
在していない場合には(ステップB2、B3)、コピー
元と同様の環境をコピー先に構築するために、コピー元
であるコンピュータ端末PC1からファイルの種類を取
得し、自己のファイル拡張子管理テーブルEX2内に追
加登録する(ステップB9、B10)。例えば、コピー
元からの受信ファイルが「支払明細書.bmp」であれ
ば、コピー元のファイル拡張子管理テーブルEX2には
図3(A)に示すように、その拡張子「bmp」に対応
するファイルの種類は存在していないので、コピー元の
ファイル拡張子管理テーブルEX1からそのファイルの
種類「イメージデータファイル」を取得し(ステップB
9)、これをコピー先であるファイル拡張子管理テーブ
ルEX2に追加登録する(ステップB10)。図3
(C)はこの場合におけるファイル拡張子管理テーブル
EX2の内容を示し、図中※印を付した部分が追加され
た環境情報であり、これによってコピー元と同様の環境
がコピー先の環境設定ファイルEP2に設定される。
【0014】次に、このファイル種類対応のディレクト
リパス情報もコピー先の保存ディレクトリ管理テーブル
DR2に設定されていなければ、コピー元よりファイル
種類対応の環境情報を取得し、自己の保存ディレクトリ
管理テーブルDR2に追加登録する(ステップB11〜
B13)。すなわち、図3(B)に示すようにコピー先
の保存ディレクトリ管理テーブルDR2にはファイルの
種類「イメージデータファイル」に対応する情報は存在
していないのでステップB5でそのことが検出されてス
テップB11に進み、コピー元の保存ディレクトリ管理
テーブルDR1からその種類対応の環境情報を取得す
る。そして、取得したパス情報のドライブ指定の部分を
「コピー先コンピュータの指定ドライブ名」+“¥”+
「コピー元コンピュータ名」に置き換え(ステップB1
2)、それをコピー元の保存ディレクトリ管理テーブル
DR2へ追加登録する(ステップB13)。この場合、
コピー元から取得したパス情報「A:¥JOBGRD¥
HANBAI¥IMAGE」は、「C:¥PCI¥JO
BGRP¥HANBAI¥IMAGE」に置き換えられ
て保存ディレクトリ管理テーブルDR2に追加登録され
る。図3(D)はこの場合における保存ディレクトリ管
理テーブルDR2の内容を示し、図中※印を付した部分
が追加された環境情報であり、これによってコピー元と
同様の環境がコピー先の保存ディレクトリ管理テーブル
DR2に設定される。このようにして環境情報が新たに
設定された場合には、階層ディレクトリ上にそれに応じ
たディレクトリを作成確保し、その新たなディレクトリ
に受信ファイルをコピー保存する(ステップB6〜B
8)。例えば、保存ディレクトリ管理テーブルDR2に
新規登録されたパス情報「C:¥PCI¥JOBGRD
¥HANBAI¥IMAGE¥」に該当するディレクト
リが存在していなければ(ステップB6)、そのディレ
クトリを図5(B)に示すように階層ディレクトリ上に
作成確保し(ステップB7)、この新たなディレクトリ
に受信ファイルをコピー保存する(ステップB8)。
【0015】以上のようにこの第1実施形態において、
コンピュータ端末PC1はファイルの保存が指定された
際、環境設定ファイルEP1を参照してそのファイルの
種類を特定すると共に、その種類に該当するディレクト
リを保存場所として特定し、保存指定されたファイルを
前記特定されたディレクトリに保存するようにしたか
ら、ファイルを保存する際にその対象ファイルを単に指
定するだけで、そのコンピュータ固有の環境設定に即し
た保存場所にファイルを種類別に保存することができ、
そのコンピュータ環境を知らないユーザであってもその
環境を損ねることなく、ファイルを容易に保存すること
が可能となる。また、指定ファイルの種類に関する情報
が環境設定ファイルEP1に設定されていない場合で
も、その種類に関する情報が環境設定ファイルEP1に
自動的に追加登録されたり、新たな保存ディレクトリが
作成確保されるので、新しい種類のファイルを保存する
際にも環境設定ファイルEP1にその情報が登録されて
いるかどうかを意識することなく、ファイルの保存を容
易に行うことができる。このことは、同じ種類のファイ
ルであっても、その保存場所がそれぞれ異なる固有の環
境を持つコンピュータ端末PC1、PC2間において、
あるコンピュータから他のコンピュータへファイルのコ
ピー保存が指定された場合においても同様であり、コピ
ー元、コピー先の環境設定を知らないユーザであっても
コピー先の環境設定通りのディレクトリ構造でコピー保
持することができる。すなわち、コピー先の環境を損ね
ることなく、環境設定通りの保存場所へコピーすること
ができる。また、コピー先において、対象ファイルの種
類に関する情報が環境設定ファイルEP2に設定されて
いない場合であっても、コピー元からその種類に関する
情報を取得し、自己の環境設定ファイルEP2に追加登
録すると共に、新たな保存ディレクトリを確保するた
め、コピー元と同様の環境をコピー先に構築することが
できる。
【0016】(第2実施形態)以下、図9〜図13を参
照してこの発明の第2実施形態を説明する。なお、上述
した第1実施形態は1ファイル毎のコピー指定に応じて
他のコンピュータへ指定ファイルをその種類に対応する
保存ディレクトリにコピーするようにしたが、この第2
実施形態は、アプリケーションスペックを他のコンピュ
ータへコピーする際に、そのスペックを指定するだけで
そのアプリケーションを構成する複数のファイルを他の
コンピュータへ一括してコピーできるようにすることで
ある。図9はこの第2実施形態における環境設定ファイ
ルのデータ構造を示し、コンピュータ端末PC1側に
は、図9(A)、(B)に示すような固有のアプリケー
ションスペックファイルSP1、環境設定ファイルEP
1を有している。ここで、アプリケーションスペックフ
ァイルSP1は売上伝票処理を行う業務アプリケーショ
ンスペックを記憶するもので、このスペックにはそのア
プリケーションの実行環境や開発環境で必要とされる複
数のファイルに関してのファイル情報として「ファイル
種類」、「ファイル名称」が定義されている。環境設定
ファイルEP1は上述した第1実施形態と同様に「ファ
イル種類」、「環境変数」、「保存ディレクトリのパス
情報」から成り、その内容は図10に示す階層ディレク
トリ構造に対応付けられている。ここで、コンピュータ
端末PC1からアプリケーションスペックファイルSP
1を他のコンピュータ端末PC2へコピーする際に、こ
のスペックファイルSP1からファイル情報(ファイル
種類)を抽出し、抽出したファイル種類に基づいて環境
設定ファイルEP1を検索し、その種類のファイルが保
存されているディレクトリを特定して該当ファイルをそ
れぞれ読み出す。このように種類別に複数の該当ファイ
ルをそれぞれ読み出す毎に、他のコンピュータ端末PC
2へその複数のファイルを種類別に分けてコピーする
が、その際、コンピュータ端末PC2側の環境設定ファ
イルEP2を参照し、該当する種類の保存ディレクトリ
を特定してコピーする。ここで、図9(C)はコンピュ
ータ端末PC2側の環境設定ファイルEP2のデータ構
造を示し、その内容は図11(A)に示す階層ディレク
トリ構造に対応し、同じ種類のファイルであってもその
保存場所がコンピュータ端末PC1、PC2毎にそれぞ
れ異なる固有の環境設定となっている。
【0017】次に、図12、図13を参照してこの第2
実施形態の動作を説明する。図12はコンピュータ端末
PC1からアプリケーションスペックを他のコンピュー
タPC2へコピー保存する際に実行開始されるフローチ
ャートである。先ず、アプリケーションスペックファイ
ルおよびコピー先コンピュータが指定されると(ステッ
プC1)、指定されたスペックファイルを読み込んでそ
の内容を解析する(ステップC2、C3)。すなわち、
スペックファイルに定義されているファイルの種類を解
析し、種類毎に部品ファイル、データファイル、イメー
ジデータファイル……は存在するかを調べる(ステップ
C3〜C5)。いま、図9(A)に示す売上伝票のスペ
ックファイルSP1には、部品ファイルが存在している
ため、コピー対象となるファイルの種類として部品ファ
イルを指定し(ステップC6)、その種類のファイルを
他のコンピュータ端末PC2へコピーする処理を行う
(ステップC7)。同様に、図9(A)に示すスペック
ファイルSP1にはデータファイル、イメージデータフ
ァイルも存在しているため、データファイル毎、イメー
ジデータファイル毎にそれをコピー対象種類として指定
し、コピー処理を行う(ステップC8〜C11)。
【0018】ここで、図13は対象種類ファイルのコピ
ー処理(ステップC7、C9、C11)を詳述したフロ
ーチャートである。先ず、コピー元のコンピュータ端末
PC1側の環境設定ファイルEP1を参照し、コピー対
象として指定されたファイルの種類に対応するディレク
トリパス情報を取得する(ステップD1)。同様に、コ
ンピュータ端末PC2側の環境設定ファイルEP2を参
照し、コピー対象として指定されたファイルの種類に対
応するディレクトリパス情報を取得する(ステップD
2)。そして、アプリケーションスペックファイルSP
1からその種類に対応するファイル名称を1つ抽出する
(ステップD3)。この状態においてステップD1で取
得したコピー元のディレクトリパス情報にしたがって図
10の階層ディレクトリを検索し、ファイル種類対応の
ディレクトリの中に、ステップD3で抽出したファイル
名称で示されるファイルは存在するかを調べる(ステッ
プD4)。ここで、該当ファイルが無ければ、エラー処
理に移るが(ステップD7)、有れば該当ファイルをコ
ピー元の取得ディレクトリからコピー先の取得ディレク
トリにコピーする(ステップD5)。そして、アプリケ
ーションスペックファイルSP1内に対象種類のファイ
ルが他に存在しているかを調べ(ステップD6)、有れ
ばステップD3に戻ってファイルコピーを1ファイル毎
に繰り返す。このようなコピー処理がファイルの種類毎
に行われる結果、コピー後におけるコンピュータ端末P
C2側の階層ディレクトリ構造は図11(B)に示す如
くとなる。ここで、図中〜はファイル種類毎にコピ
ーされる順序を示し、図10のコピー元においてファイ
ル種類毎に読み出される順序〜に対応している。こ
のように同じ種類のファイルであってもその保存場所が
それぞれ異なる固有の環境を持つコンピュータ端末PC
1、PC2間でアプリケーションスペックファイルSP
1をコピーする際に、そのアプリケーションを構成する
複数のファイルがコピー先の環境設定通りのディレクト
リ構造でコピーされる。
【0019】以上のようにこの第2実施形態において
は、任意に指定したアプリケーションスペックを他のコ
ンピュータへコピーする際に、そのアプリケーションが
どのようなファイルによって構成されているかを意識す
ることなく、当該スペックを単に指定するだけで、ファ
イルの管理形態が異なる他のコンピュータへそのアプリ
ケーションを構成する複数のファイルを一括してコピー
することができる。この場合、ファイルの種類毎に、複
数ファイルをそれぞれコピーすることができるので、コ
ピー処理を効率良く行うことが可能となる他、コピー先
の環境設定通りのディレクトリ構造でコピーされるの
で、コピー先においてアプリケーションの実行環境ある
いは開発環境を損ねることなく、ファイルコピーが可能
となる。
【0020】なお、上述した各実施形態においてはコピ
ー先をオペレータが指定するようにしたが、予め設定さ
れているコピー先を読み出して自動指定するようにして
もよい。またコンピュータ端末PC1、PC2側のディ
レクトリ構造は上述した各実施形態に限らず、任意であ
り、またファイルの種類はデータ種別、データ構造別、
目的別、作成別等任意である。
【0021】
【発明の効果】第1の発明によれば、ファイルを保存す
る際に、対象ファイルを単に指定するだけで、そのコン
ピュータ固有の環境に即した保存場所にファイルを種類
別に保存できるようにすることで、そのコンピュータ環
境を知らないユーザであってもその環境を損ねることな
くファイルを容易に保存することができる。第2の発明
によれば、任意に指定したアプリケーションスペックを
他のコンピュータへコピーする際に、そのアプリケーシ
ョンがどのようなファイルによって構成されているかを
意識することなく、当該スペックを単に指定するだけ
で、ファイルの管理形態が異なる他のコンピュータへそ
のアプリケーションを構成する複数のファイルを一括し
てコピーすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンピュータシステムを示したシステム構成
図。
【図2】(A)、(B)はコンピュータ端末PC1側に
設けられた環境設定ファイルEP1を示し、(A)はフ
ァイル拡張子管理テーブルEX1、(B)は保存ディレ
クトリ管理テーブルDR1のデータ構造を示した図。
【図3】(A)、(B)はコンピュータ端末PC2側に
設けられた環境設定ファイルEP2を示し、(A)はフ
ァイル拡張子管理テーブルEX2、(B)は保存ディレ
クトリ管理テーブルDR2のデータ構造を示した図、
(C)、(D)はコンピュータ端末PC1からのファイ
ルをコピーした後における環境設定ファイルEP2の内
容を示し、(C)はファイル拡張子管理テーブルEX
2、(D)は保存ディレクトリ管理テーブルDR2の内
容を示した図。
【図4】コンピュータ端末PC1側の階層ディレクトリ
構造を概念的に示した図。
【図5】(A)、(B)はコンピュータ端末PC2側の
階層ディレクトリ構造を示し、(A)はコピー前、
(B)はコピー後の構造を示した図。
【図6】コンピュータ端末PC1、PC2の全体構成を
示したブロック図。
【図7】コンピュータ端末PC1、PC2間においてフ
ァイルをコピー保存する際にコピー元コンピュータの処
理を示したフローチャート。
【図8】コピー元から対象ファイルが送信されて来た際
に実行開始されるコピー先コンピュータの処理を示した
フローチャート。
【図9】第2実施形態において(A)はコンピュータ端
末PC1側のアプリケーションスペックファイルSP
1、(B)はコンピュータ端末PC1側の環境設定ファ
イルEP1、(C)はコンピュータ端末PC2側の環境
設定ファイルEP2のデータ構造を示した図。
【図10】コンピュータ端末PC1側の階層ディレクト
リ構造を示した図。
【図11】(A)、(B)はコンピュータ端末PC2側
の階層ディレクトリ構造を示し、(A)はコピー前、
(B)はコピー後の構造を示した図。
【図12】コンピュータ端末PC1側のアプリケーショ
ンスペックを他のコンピュータ端末PC2へコピー保存
する際に実行開始されるフローチャート。
【図13】図12のステップC7、C9、C11(対象
種類ファイルのコピー処理)を詳述したフローチャー
ト。
【符号の説明】
1 CPU 2 記憶装置 3 記憶媒体 4 RAM 5 入力装置 7 通信装置 PC1、PC2 コンピュータ端末 EP1、EP2 環境設定ファイル EX1、EX2 ファイル拡張子管理テーブル DR1、DR2 保存ディレクトリ管理テーブル SP1 アプリケーションスペックファイル

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数種のファイルを種類別に異なるディレ
    クトリに分けて保存管理するファイル処理装置であっ
    て、 どの種類のファイルがどのディレクトリに保存されてい
    るかを示すファイル管理情報をそのコンピュータ全体に
    おける固有の環境情報として記憶する環境情報記憶手段
    と、 ファイルの保存が指定された際に、そのファイルの種類
    を特定すると共にその種類に基づいて前記環境情報記憶
    手段を検索し、該当するディレクトリをファイルの保存
    場所として特定する特定手段と、 前記保存指定されたファイルを前記特定手段によって特
    定されたディレクトリに書き込むファイル書込手段とを
    具備したことを特徴とするファイル処理装置。
  2. 【請求項2】前記特定手段によってファイルの種類に対
    応するディレクトリを特定することができなかった場合
    に、新たにそのファイルの種類に対応するディレクトリ
    を保存場所として作成確保するディレクトリ確保手段
    と、 このディレクトリ確保手段によって新たなディレクトリ
    を確保する場合に、ファイルの種類とその保存場所との
    対応関係を定義する新たな環境情報を前記環境情報記憶
    手段に追加登録する登録手段とを設けたことを特徴とす
    る請求項1記載のファイル処理装置。
  3. 【請求項3】複数台のコンピュータがネットワーク上に
    接続されて成るコンピュータシステムにおいて、 ファイルの管理形態がそれぞれ異なる環境を持つ第1・
    第2のコンピュータ毎に、前記固有の環境情報を記憶す
    る第1・第2の環境情報記憶手段と、 前記第1のコンピュータから第2のコンピュータへファ
    イルの保存が指定された際に、そのファイルの種類を特
    定すると共にその種類に基づいて前記第1の環境情報記
    憶手段を検索し、該当するディレトクリを特定する第1
    の特定手段と、 この特定手段によって特定されたディレクトリから前記
    指定ファイルを呼び出して第2のコンピュータへ送信す
    る送信手段と、 第1のコンピュータからの送信ファイルを受信した際
    に、その受信ファイルの種類を特定すると共に、その種
    類に基づいて前記第2の環境情報記憶手段を検索し、該
    当するディレクトリをファイルの保存場所として特定す
    る第2の特定手段とを設け、 前記ファイル書込手段は受信ファイルを前記第2の特定
    手段によって特定されたディレクトリに書き込むように
    したことを特徴とする請求項1記載のファイル処理装
    置。
  4. 【請求項4】前記第2の特定手段によってファイルの種
    類に対応するディレクトリを特定することができなかっ
    た場合に、新たにそのファイルの種類に対応するディレ
    クトリを保存場所として作成確保するディレクトリ確保
    手段と、 このディレクトリ確保手段によって新たなディレクトリ
    を確保する場合に、第1のコンピュータからそのファイ
    ルの種類に対応する環境情報を取得して第2の環境情報
    記憶手段に追加登録する登録手段を設けたことを特徴と
    する請求項3記載のファイル処理装置。
  5. 【請求項5】複数台のコンピュータがネットワーク上に
    接続されて成るコンピュータシステムにおいて、 複数のディレクトリに分けて保存管理されている複数の
    ファイルにより構成されているアプリケーション毎に、
    アプリケーションの実行環境または開発環境上必要とさ
    れる複数ファイルに対応するファイル情報をアプリケー
    ションスペックとして記憶するスペック記憶手段と、 任意のアプリケーションスペックを指定して他のコンピ
    ュータへのコピーが指示された際に、指定されたアプリ
    ケーションスペックからファイル情報を抽出する抽出手
    段と、 この抽出手段によって抽出されたファイル情報に基づい
    て該当するディレクトリを特定する特定手段と、 この特定手段によって特定されたディレクトリから複数
    のファイルを読み出すファイル読出手段と、 このファイル読出手段によって読み出された複数のファ
    イルを他のコンピュータへコピーするファイルコピー手
    段とを具備したことを特徴とするファイル処理装置。
  6. 【請求項6】ファイルの管理形態がそれぞれ異なる環境
    を持つ第1・第2のコンピュータ毎に、固有のファイル
    管理情報としてどの種類のファイルがどのディレクトリ
    に保存されているかを定義する環境情報を記憶する第1
    ・第2の環境情報記憶手段を設け、 前記特定手段は前記抽出されたファイル情報に基づいて
    前記第1の環境情報記憶手段を検索し、そのファイルの
    種類に対応するディレクトリを特定し、 前記ファイルコピー手段は前記抽出されたファイル情報
    に基づいて前記第2の環境情報記憶手段を検索し、その
    ファイルの種類に対応するディレクトリをファイルの保
    存場所として特定し、このディレクトリに前記ファイル
    読出手段によって読み出された各ファイルをコピーする
    ようにしたことを特徴とする請求項5記載のファイル処
    理装置。
  7. 【請求項7】コンピュータによって読み取られるプログ
    ラムコードを有する記録媒体であって、 ファイルの保存が指定された際に、そのファイルの種類
    を特定すると共に、どの種類のファイルがどのディレク
    トリに保存されているかのファイル管理情報をそのコン
    ピュータ全体における固有の環境情報として記憶する環
    境情報記憶手段を前記特定されたファイルの種類に基づ
    いて検索し、該当するディレクトリを保存場所として特
    定する機能と、 前記保存指定されたファイルを前記特定されたディレク
    トリに書き込んで保存する機能を実現するためのプログ
    ラムコードを有する記録媒体。
  8. 【請求項8】コンピュータによって読み取られるプログ
    ラムコードを有する記録媒体であって、 複数のディレクトリに分けて保存管理されている複数の
    ファイルにより構築されているアプリケーション毎に、
    アプリケーションの実行環境または開発環境上必要とさ
    れる複数ファイルに対応するファイル情報をアプリケー
    ションスペックとし、任意のアプリケーションスペック
    を指定して他のコンピュータへの指示が指定された場合
    に、指定されたアプリケーションスペックからファイル
    情報を抽出する機能と、 抽出されたファイル情報に基づいて該当するディレクト
    リを特定する機能と、 特定されたディレクトリから複数のファイルを読み出す
    機能と、 読み出された複数のファイルを他のコンピュータへ送信
    してコピーする機能を実現するためのプログラムコード
    を有する記録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019192023A (ja) * 2018-04-26 2019-10-31 株式会社沖データ 画像形成装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019192023A (ja) * 2018-04-26 2019-10-31 株式会社沖データ 画像形成装置
JP7040261B2 (ja) 2018-04-26 2022-03-23 沖電気工業株式会社 画像形成装置

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