JP2003050822A - コンテンツ探索装置、コンテンツ探索方法、コンテンツ探索プログラム、および当該プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

コンテンツ探索装置、コンテンツ探索方法、コンテンツ探索プログラム、および当該プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

Info

Publication number
JP2003050822A
JP2003050822A JP2002133057A JP2002133057A JP2003050822A JP 2003050822 A JP2003050822 A JP 2003050822A JP 2002133057 A JP2002133057 A JP 2002133057A JP 2002133057 A JP2002133057 A JP 2002133057A JP 2003050822 A JP2003050822 A JP 2003050822A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
content
search
site
location information
keyword
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002133057A
Other languages
English (en)
Inventor
Haruhisa Ito
晴久 井藤
Kazumi Watanabe
和巳 渡辺
Hiroaki Kawase
裕明 河瀬
Takeshi Yamada
威 山田
Keiko Yanagisawa
圭子 柳澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Nippon Telegraph and Telephone East Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Nippon Telegraph and Telephone East Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp, Nippon Telegraph and Telephone East Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP2002133057A priority Critical patent/JP2003050822A/ja
Publication of JP2003050822A publication Critical patent/JP2003050822A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 探索効率が良く、かつ探索コストの低いコン
テンツ探索装置、コンテンツ探索方法、コンテンツ探索
プログラム、および当該プログラムを記録したコンピュ
ータ読み取り可能な記録媒体を提供する。 【解決手段】 コンテンツ探索装置1は、探索対象のコ
ンテンツのコンテンツIDを記憶しておき、そのコンテ
ンツから連想されるキーワードを検索エンジン2に送信
し、検索された各サイトと、そのサイトとリンクされて
いるサイトにコンテンツIDが含まれていた場合、キー
ワードとそのサイトのURLを記憶する。次回のコンテ
ンツ探索時、キーワードが記憶されたキーワードと同じ
場合、初回の探索時に記憶したURLのサイトから検索
を始める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワーク上で
不正に利用されたコンテンツを探索するコンテンツ探索
装置、コンテンツ探索方法、コンテンツ探索プログラ
ム、および当該プログラムを記録したコンピュータ読み
取り可能な記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】インターネット上に公開されているサイ
トのコンテンツにも著作権がある。しかし、そのような
コンテンツに対し、著作権の侵害となるような使い方が
されることもある。従来、ネットワーク上において、コ
ンテンツが正当に利用されているかどうかを調べるため
には、コンテンツから連想されるキーワードを元にし
て、検索エンジンによって当該コンテンツの掲載されて
いそうな場所を捜す方法がある。この方法では、多くの
検索結果が出た場合、その各々のサイトのリンク先も含
めて探索するコンテンツが存在するかどうかを調べる必
要がある。
【0003】例えば、図15において、検索対象のコン
テンツから連想されるキーワードは「大阪城」、「桜」
であるものとする。検索エンジンで、このキーワードに
より検索対象のコンテンツの掲載されているサイトを検
索した結果、複数のURL(Uniform Resource Locato
r)が検索された。複数のサイトから、まず一つのサイ
ト(例えば、URLn0)を開いてコンテンツを検索
し、さらにそのサイトとリンクされているサイト(UR
Ln11、URLn12)を各々開いてコンテンツを検
索する。次に他のサイト(例えば、URL1)を開いて
コンテンツを検索し、さらにそのサイトとリンクされて
いるサイトを開いてコンテンツを検索する、という動作
を繰り返さなくてはならない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、リンク先
のサイトも検索するため膨大な時間が必要となり、通信
コスト、オペレータコストが高くついていた。
【0005】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、探索効率が良く、かつ探索コストの低いコンテ
ンツ探索装置、コンテンツ探索方法、コンテンツ探索プ
ログラム、および当該プログラムを記録したコンピュー
タ読み取り可能な記録媒体を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の本発明は、通信ネットワーク上のサ
イトを検索する検索エンジンに前記通信ネットワークを
介して接続され、コンテンツの探索を行うコンテンツ探
索装置において、コンテンツを一意に識別できる情報で
あるコンテンツIDを記憶するID記憶部と、コンテン
ツを検索するためのキーワードを前記検索エンジンに送
信し、前記検索エンジンからの前記キーワードにより検
索されたサイトの場所を示す情報である所在情報を受信
するネットワークアクセス部と、前記所在情報によって
示されたサイトに、前記ID記憶部内に記憶されている
コンテンツIDが含まれているかどうかを検索するID
読み出し部と、を備えたことを要旨とする。
【0007】また、請求項2記載の本発明は、前記コン
テンツ探索装置において、前記検索エンジンを利用して
検索されたサイト及び各サイトからリンクの張られたサ
イトを探索する範囲を記憶する探索深度記憶部をさらに
備え、前記ID読み出し部は、前記探索深度記憶部に記
憶されている範囲内で検索することを要旨とする。
【0008】また、請求項3記載の本発明は、前記コン
テンツ探索装置において、前記所在情報によって示され
たサイトに前記ID記憶部内に記憶されているコンテン
ツIDが含まれている場合、前記キーワードと、前記所
在情報を記憶するコンテンツ所在情報記憶部をさらに備
え、前記ID読み出し部は、前記キーワードが前記コン
テンツ所在情報記憶部に既に記憶されている場合、前記
コンテンツ所在情報記憶部に記憶されている所在情報に
よって示されたサイトを検索することを要旨とする。
【0009】また、請求項4記載の本発明は、前記コン
テンツ探索装置において、前記ID読み出し部は、検索
の結果コンテンツが見つからない場合、前記コンテンツ
所在情報記憶部に記憶された全てのコンテンツ所在情報
のサイトを探索することを要旨とする。
【0010】また、請求項5記載の本発明は、前記コン
テンツ探索装置において、前記コンテンツ所在情報記憶
部は、前記ID読み出し部により検索された前記コンテ
ンツIDを含むサイトを参照しているサイトである親サ
イトをさらに記憶し、前記ID読み出し部は、検索の結
果コンテンツが見つからない場合、前記コンテンツ所在
情報記憶部に記憶されている親サイト、及び親サイトか
らリンクされているサイトを探索することを要旨とす
る。
【0011】これにより、キーワードにより検索された
サイトからコンテンツを探索し、次回、同じキーワード
により検索されたサイトから別の、あるいは同じコンテ
ンツを探索する場合、検索範囲が小さくなる。その効果
として、コンテンツが不正に利用されやすいサイトを集
中的に探索対象にできるので、探索コストを低くするこ
とができる。
【0012】また、請求項6記載の本発明は、前記コン
テンツ探索装置において、前記キーワードと類似のキー
ワードを記憶するシソーラスデータベースをさらに備
え、前記ネットワークアクセス部は、前記キーワードに
類似するキーワードを前記シソーラスデータベースから
検索し、検索された類似するキーワードを含めて前記検
索エンジンに送信することを要旨とする。
【0013】これにより、コンテンツの含まれるサイト
をより多く検索することができる。
【0014】また、請求項7記載の本発明は、前記コン
テンツ所在情報記憶部は、同一の前記コンテンツIDを
含むサイトを検出したキーワード間の関連付けを行うこ
とを要旨とする。
【0015】請求項7記載の本発明によれば、コンテン
ツ所在情報記憶部が共通の不正サイトを検出したキーワ
ードの関連付けを行い、次回のコンテンツ探索時にはこ
の関連付けに基づいた探索を行うことにより、効率のよ
いコンテンツ探索を行うことができる。
【0016】また、請求項8記載の本発明は、通信ネッ
トワーク上のサイトを検索する検索エンジンに前記通信
ネットワークを介して接続され、コンテンツの探索を行
うコンテンツ探索装置が実行するコンテンツ探索方法に
おいて、コンテンツを一意に識別できる情報であるコン
テンツIDを記憶する過程と、コンテンツを検索するた
めのキーワードを前記検索エンジンに送信し、前記検索
エンジンからの前記キーワードにより検索されたサイト
の場所を示す情報である所在情報を受信する過程と、前
記所在情報によって示されたサイトに、前記ID記憶部
内に記憶されているコンテンツIDが含まれているかど
うか検索する過程と、からなることを要旨とする。
【0017】また、請求項9記載の本発明は、前記所在
情報によって示されたサイトに、前記ID記憶部内に記
憶されているコンテンツIDが含まれているかどうかを
検索する過程で検索した結果に基づいて、同一の前記コ
ンテンツIDを含むサイトを検出したキーワード間の関
連付けを行う過程をさらに有することを要旨とする。
【0018】請求項9記載の本発明によれば、共通のコ
ンテンツIDを含む複数の不正サイトの関連付けを行
い、次回のコンテンツ探索時にはこの関連付けに基づい
た探索を行うことにより、効率のよいコンテンツ探索を
行うことができる。
【0019】また、請求項10記載の本発明は、通信ネ
ットワーク上のサイトを検索する検索エンジンに前記通
信ネットワークを介して接続され、コンテンツの探索を
行うコンテンツ探索装置に、コンテンツを一意に識別で
きる情報であるコンテンツIDを記憶するステップと、
コンテンツを探索するためのキーワードを前記検索エン
ジンに送信し、前記検索エンジンからの前記キーワード
により検索されたサイトの場所を示す情報である所在情
報を受信するステップと、前記所在情報によって示され
たサイトに、前記ID記憶部内に記憶されているコンテ
ンツIDが含まれているかどうか検索するステップと、
を実行させることを要旨とする。
【0020】また、請求項11記載の本発明は、前記コ
ンテンツ探索装置に、前記所在情報によって示されたサ
イトに、前記ID記憶部内に記憶されているコンテンツ
IDが含まれているかどうか検索するステップで検索し
た結果に基づいて、同一の前記コンテンツIDを含むサ
イトを検出したキーワード間の関連付けを行うステッ
プ、をさらに実行させることを要旨とする。
【0021】請求項11記載の本発明によれば、コンテ
ンツ所在情報記憶部が共通の不正サイトを検出したキー
ワードの関連付けを行い、次回のコンテンツ探索時には
この関連付けに基づいた探索を行うことにより、効率の
よいコンテンツ探索を行うことを可能にするコンテンツ
探索プログラムを提供することができる。
【0022】また、請求項12記載の本発明は、通信ネ
ットワーク上のサイトを検索する検索エンジンに前記通
信ネットワークを介して接続され、コンテンツの探索を
行うコンテンツ探索装置に、コンテンツを一意に識別で
きる情報であるコンテンツIDを記憶するステップと、
コンテンツを検索するためのキーワードを前記検索エン
ジンに送信し、前記検索エンジンからの前記キーワード
により検索されたサイトの場所を示す情報である所在情
報を受信するステップと、前記所在情報によって示され
たサイトに、前記ID記憶部内に記憶されているコンテ
ンツIDが含まれているかどうか検索するステップと、
を実行させるためのコンテンツ探索プログラムを記録し
たことを要旨とする。
【0023】また、請求項13記載の本発明は、前記コ
ンテンツ探索装置に、前記所在情報によって示されたサ
イトに、前記ID記憶部内に記憶されているコンテンツ
IDが含まれているかどうか検索するステップで検索し
た結果に基づいて、同一の前記コンテンツIDを含むサ
イトを検出したキーワード間の関連付けを行うステッ
プ、をさらに実行させるコンテンツ探索プログラムを記
録したことを要旨とする。
【0024】請求項13記載の本発明によれば、コンテ
ンツ所在情報記憶部が共通の不正サイトを検出したキー
ワードの関連付けを行い、次回のコンテンツ探索時には
この関連付けに基づいた探索を行うことにより、効率の
よいコンテンツ探索を行うことを可能にするコンテンツ
探索プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な
記録媒体を提供することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。 (第1の実施形態)図1は、本発明の第1の実施形態に
係るコンテンツ探索装置の構成を示したブロック図であ
る。この図において、1はコンテンツ探索装置である。
著作権のあるコンテンツが不正に使用されていないか監
視するサービス会社等は、コンテンツ探索装置1を利用
してコンテンツを探索する。50はNW(NetWork、ネ
ットワーク)であり、本実施形態ではインターネットで
あるものとする。3はNW50上に存在するサイトであ
る。例えば、サイト3aがサイト3b、サイト3cへと
リンクしているように、各サイトにはリンクが張られて
いる。2はプロバイダ等のサービス提供者の提供する検
索エンジンである。検索エンジン2は、指定されたキー
ワードを含むサイトをNW50から検索する。コンテン
ツ探索装置1、及び検索エンジン2は、NW50と接続
されている。
【0026】コンテンツ探索装置1において、11は入
力部であり、キーボードやマウス等の入力デバイスであ
る。12はID記憶部であり、コンテンツを一意に識別
するコンテンツIDを記憶している。本実施形態では、
コンテンツIDは、プロバイダ等のコンテンツを管理す
るサービスを提供するサービス提供者が、コンテンツを
登録する際に発行したIDであるものとする。このコン
テンツIDは、例えば、電子透かしとしてコンテンツに
埋め込まれたり、コンテンツのファイルのヘッダー情報
として持ち回られるものとする。
【0027】13はID読み出し部であり、検索エンジ
ン2の検索したサイトのソースを読み出し、指定された
コンテンツIDが含まれているかどうか検索する。例え
ばコンテンツIDが電子透かしの場合には、通常用いら
れる電子透かし読み出しソフトをID読み出し部13と
して利用する。14はNW(ネットワーク)アクセス部
であり、通信インターフェイスである。15は出力部で
あり、ディスプレイやプリンタ等である。16は探索深
度記憶部であり、コンテンツの探索深度を記憶してい
る。17はコンテンツ所在情報記憶部であり、探索の結
果コンテンツが見つかった場合、得られたコンテンツの
所在情報等を記憶する。次回コンテンツを探索する時
は、コンテンツ所在情報記憶部17に記憶されているサ
イトから検索を始める。
【0028】次に、動作を説明する。図2は、対象のコ
ンテンツを初めて探索する動作を説明する図である。コ
ンテンツ探索の操作を行う探索オペレータは、入力部1
1を用いて探索の範囲を示す情報を入力する。入力した
情報は探索深度記憶部16に記憶される(図2における
)。本実施形態では、検索エンジン2により検索され
たサイトのうち探索する件数mと、そのサイトにリンク
されているサイトをたどる段階(ホップ数)iを入力す
るものとする。探索深度記憶部16の構成の一例を図5
に示す。
【0029】なお、探索件数mおよびホップ数iの値と
しては、例えばm=6〜14、i=3〜8が想定され、
m=9、10、11程度である一方、i=4、5、6程
度であればより好ましい。しかしながら、本実施形態が
このような場合にのみ特有の効果を有するものでないこ
とは勿論である。
【0030】次に、探索オペレータは、入力部11を用
いて、対象のコンテンツのコンテンツIDを入力する。
入力されたコンテンツIDは、ID記憶部12に記憶さ
れる(図2における)。次に、そのコンテンツが不正
に利用されているかもしれないサイトで、当該コンテン
ツに対してどのような情報が記載されているか想定し、
そのサイトを連想するようなキーワードを決定し、入力
部1を用いてキーワードを入力する。コンテンツ探索装
置1は、入力されたキーワードがコンテンツ所在情報記
憶部17に記憶されていないので、キーワードを検索エ
ンジン2に送信する(図2における)。
【0031】検索エンジン2はそのキーワードからサイ
トを検索し、ヒットしたサイトのURL一覧をコンテン
ツ探索装置1に返す。本実施形態では、探索深度記憶部
16には図5のように検索サイト数(m)、ホップ数
(i)と記憶されているため、ID読み出し部13は、
検索エンジン2によって得られたサイトのうちm個に対
し、ID記憶部12に記憶されているコンテンツIDが
含まれているかどうか検索する。検索エンジン2により
検索されたサイト数が多かった場合、探索を行うサイト
の決定は、例えばアクセス回数の多い順で決定してもよ
い。また、ID読み出し部13は、そこからリンクの張
られたサイトに対し、ID記憶部12に記憶されている
コンテンツIDが含まれているかどうか検索する。この
リンクの張られたサイトに対する検索は、探索深度記憶
部16に記憶されているホップ数(i)だけ行う(図2
における)。
【0032】探索しているコンテンツが見つかれば、見
つかったサイトのURLとキーワードを、コンテンツ所
在情報記憶部17に格納する(図2における)。その
一例を図6に示す。また、コンテンツ所在情報記憶部1
7は、見つかったサイトの親サイトのURLと、見つか
ったサイトのURLを、キーワードと共にコンテンツ所
在情報記憶部17に格納する。その一例を図7に示す。
図7において、キーワード「桜」に対して親ディレクト
リが無いのは、当該キーワードを元に検索エンジン2で
検索した結果、「http://www.△△△△.jp/sakura/inde
x.html」というURLのサイトの中に探索対象のIDを
もつコンテンツが存在したが、そのURLはそれ以上さ
かのぼれない、すなわちこのURLがキーワード入力後
の検索時にすでに発見されたということを示している。
以上で、初回の探索は終了する。
【0033】初回の探索から時間が経過し、探索オペレ
ータが、コンテンツを初回の探索で用いたキーワードと
同じキーワードにより探索する場合のコンテンツ探索装
置1の動作を、図3を参照して説明する。この段階では
コンテンツ所在情報記憶部17には、前回の探索で探索
対象のコンテンツが存在した所在情報(URL)とキー
ワードが格納されている。
【0034】コンテンツ探索の操作を行う探索オペレー
タは、まず、入力部11を用いて探索の範囲を示す情報
を入力する。入力した情報は探索深度記憶部16に記憶
される(図3における)。本実施形態では、検索エン
ジン2により検索されたサイトのうち探索する件数m
と、そのサイトにリンクされているサイトをたどる段階
(ホップ数)iを入力するものとする。
【0035】次に、探索オペレータは、対象のコンテン
ツのコンテンツIDを、入力部11を用いて入力する。
入力されたコンテンツIDは、ID記憶部12に記憶さ
れる(図3における)。次に、そのコンテンツが不正
に利用されているかもしれないサイトで、当該コンテン
ツに対してどのような情報が記載されているか想定し、
そのサイトを連想するようなキーワードを決定し、入力
部11を用いてキーワードを入力する(図3における
)。
【0036】このとき、コンテンツ探索装置1は、探索
オペレータの入力したキーワードと同じキーワードがコ
ンテンツ所在情報記憶部17に格納されているかチェッ
クする(図3における)。ここでは、コンテンツ所在
情報記憶部17には、探索オペレータの入力したキーワ
ードと同じキーワードが格納されているので、ID読み
出し部13は、コンテンツ所在情報記憶部17に記憶さ
れている探索オペレータの入力したキーワードと同じキ
ーワードと関連付けて記憶されているURLのサイトに
対しコンテンツの検索を行う(図3における)。この
検索は、上述と同様に、探索深度記憶部16に記憶され
ている階層(深度)だけコンテンツを探索する。その結
果、探索対象のIDが見つかれば、キーワードと共にコ
ンテンツ所在情報記憶部17に登録する(図3における
)。
【0037】探索オペレータの入力したキーワードに対
応するURLのサイトに探索対象のコンテンツが見つか
らない場合には、キーワードの区別を外して、コンテン
ツ所在情報記憶部17に格納されている不正なコンテン
ツ所在場所全てを探索範囲にする。
【0038】上述の動作によっても探索対象のIDを持
つコンテンツが見つからない場合には、コンテンツ所在
情報記憶部17内に記憶している親サイト及び親サイト
からリンクされているサイトのうち、すでに探索済みの
サイト以外のサイトを探索する。
【0039】なお、図3に示す動作は2回目の検索に限
られることは無く、図2に示す動作が少なくとも1回は
実施されていればよい。
【0040】図8は、本実施形態に係るコンテンツ探索
方法において、初回のコンテンツ探索のより具体的な画
面遷移例を与える説明図である。
【0041】同図においては、キーワードとして「山」
と「雲」の二つを入力し(以後「山&雲」と表記す
る)、この二つのキーワードを両方含むサイトに画像コ
ンテンツが不正に掲載されているかどうかを検索してい
る。以後、不正に画像コンテンツを掲載するサイトのこ
とを不正サイトと称することもある。
【0042】なお、図8で探索する画像コンテンツとし
て想定されるのは、JPEG(Joint Photographic Exp
erts Group)形式やGIF(Graphic Interchange Form
at)形式、あるいはビットマップ形式等から構成される
ファイル等である。
【0043】画面101は、入力した「山&雲」という
キーワードに対し、検索エンジン2が検索した結果(m
個の検索サイト)の一覧を表示する画面である。画面1
01においては、各サイトのURLがリンクキーになっ
ており、この中から適宜選択してクリックすると、その
URLのサイトにリンクする。本実施形態に係るコンテ
ンツ探索装置1では、画面101を出発サイトとして、
探索深度記憶部16に予め設定されたホップ数(i)の
分だけ階層(深度)が下のサイトまで自動的に探索を行
う。
【0044】以後、図8で表示されている各画面をサイ
トと称する。後述する図10および図11についても同
様である。
【0045】サイト111は、サイト101から適当な
ものを一つ選択してリンクしたサイトの表示画面であ
る。サイト111には探索対象コンテンツIDを有する
画像コンテンツがないので、そこからさらにリンクが張
られているサイトを探索する。図8の場合には、サイト
121およびサイト123がサイト111のリンク先と
なる。
【0046】図8は、サイト101から出発してコンテ
ンツ探索を続け、サイト121のリンク先であるサイト
131に不正に使用された画像コンテンツαが含まれて
いる場合を表している。不正サイトを見つけた後の処理
については、図2を用いて上述した通りである。
【0047】なお、図8においては説明の簡単化のため
にホップ数iが3の場合を与えているが、これはあくま
でも一例であり、本実施形態がこのような場合に限られ
るものでないことはいうまでもない。
【0048】また、図8の画面遷移例は、あくまでもサ
イト101に表示された検索結果のうち一つのサイトに
ついてコンテンツ探索を行った場合を表しているが、サ
イト101に表示されたその他(m−1)個のサイトに
ついても全く同じようにして不正サイトの有無を探索す
るのは勿論である。
【0049】図9は、上述した不正コンテンツ探索の簡
易な表記法を説明するための説明図である。同図におい
て、長方形型をしている部分101、111、121、
123、131、133、135はコンテンツ探索を行
うサイトを表しており、各サイトに付与された符号は図
8と同じサイトであることを意味している。
【0050】図9において、右向き矢印の右側に図示さ
れている簡略図100は、コンテンツ探索のプロセスを
簡易に表記したものであり、最上部にある長方形型をし
たキーワード表示部100aに記載されている「山&
雲」は、このキーワードでコンテンツ探索を開始したこ
とを表している。
【0051】通常はコンテンツ探索を行って深度(階
層)を下げていくにつれて探索対象サイト数は増加して
いく。この様子を簡易に表記したのがキーワード表示部
100の下部に位置する台形型をした探索過程表示部1
00bである。この探索過程表示部100bの中でαと
示された場所は、コンテンツ探索時に不正に使用された
画像コンテンツαが見つかったサイトの位置を概ね表示
している。
【0052】探索過程表示部100bの高さは実質的に
ホップ数iに相当しており、その上底部分の長さが検索
エンジン2により検索されたサイトから実際に探索する
件数mに相当している。
【0053】なお、後述する第3の実施形態において
も、この簡易な表記法を併用して説明する。
【0054】図10は、初回のコンテンツ探索後、再度
同じキーワードについてのコンテンツ探索を行うときの
画面遷移例を示す説明図である。同図においては、すで
に一度探索が行われている「山&雲」というキーワード
を入力したので、最初のコンテンツ探索時に発見された
不正サイト131のURLもサイト101に表示されて
いる(具体的には「http://www.○○○.co.jp/yama
/」)。
【0055】図10の画面遷移例は、サイト101から
不正サイト131を経由してホップ数分(図ではi=
3)だけリンクを辿って探索を行ったときに、新たな不
正サイト151(画像コンテンツγを不正使用)が発見
された場合を表している。
【0056】なお、サイト101の検索結果には合計m
個のサイトが表示されるので、不正サイト131のUR
L以外にも、さらに(m−1)個のURLが表示されて
いる。この中には、前回探索時に発見されたサイト13
1以外の不正サイトも勿論表示されている。それら他の
サイトについても上記同様のコンテンツ探索が行われる
のはいうまでもない。
【0057】以後のコンテンツ探索においても、2回目
のコンテンツ探索と同様の処理が行われる。したがっ
て、各回の探索において最初に検索・表示される不正サ
イトは回を追うごとに増えていくことが想定される。
【0058】以上説明した本発明の第1の実施形態によ
れば、2回目以降のコンテンツ探索時、コンテンツ所在
情報記憶部17に既にサイトの所在情報、キーワード等
が入っている場合には検索範囲を小さくすることになる
ので、コンテンツが不正に利用されやすいサイトを集中
的に探索対象にでき、探索コストが安くなるという効果
がある。
【0059】(第2の実施形態)図4は本発明の第2の
実施形態を示したものである。この図において、18a
はシソーラスDB(データベース)であり、単語の同意
語、関連のある言葉をまとめて並べた辞書DBである。
第2の実施形態は、上述のコンテンツ探索装置1に、こ
のシソーラスDB18aをさらに備えたコンテンツ探索
装置1aを用いてコンテンツの探索を行うものである。
ここでは、上記第1の実施形態と第2の実施形態を区別
するために、図1に示す各部を入力部11a、ID記憶
部12a、ID読み出し部13a、NWアクセス部14
a、出力部15a、探索深度記憶部16a、コンテンツ
所在情報記憶部17aとする。第2の実施形態の動作に
ついては上述した動作とほぼ同じであるが、簡単に説明
する。
【0060】コンテンツ探索の操作を行う探索オペレー
タは、まず、入力部11aを用いて探索の範囲を示す情
報を入力し、情報は探索深度記憶部16aに記憶させる
(図4における)。次に、探索オペレータは、対象の
コンテンツのコンテンツIDを、入力部11aを用いて
入力し、ID記憶部12aに記憶させる(図4における
)。次に、そのコンテンツが不正に利用されているか
もしれないサイトで、当該コンテンツに対してどのよう
な情報が記載されているか想定し、そのサイトを連想す
るようなキーワードを決定し、入力部11aを用いてキ
ーワードを入力する(図4における)。
【0061】コンテンツ探索装置1aは、シソーラスD
B18aから、探索オペレータが入力したキーワードと
類似するキーワードを検索する。次に、探索オペレータ
が入力したキーワードとシソーラスDB18aから得ら
れた類似するキーワードどちらかがコンテンツ所在情報
記憶部17aに記憶されているかチェックする。
【0062】その結果、コンテンツ所在情報記憶部17
aに記憶されていない場合、探索オペレータが入力した
キーワードと共に検索エンジン2に渡す(図4における
)。検索エンジン2は、探索オペレータが入力したキ
ーワードとシソーラスDB18aから得られた類似する
キーワードとからサイトを検索し、そのURLをコンテ
ンツ探索装置1aに送信する。ID読み出し部13a
は、探索深度記憶部16aに記憶されている範囲でコン
テンツIDを検索し(図4における)、コンテンツが
見つかった場合、コンテンツ所在情報記憶部17aに記
憶する(図4における)。
【0063】チェックの結果、コンテンツ所在情報記憶
部17aに記憶されている場合、ID読み出し部13a
は、記憶されているURLのサイトからコンテンツID
を検索し(図4における)、コンテンツが見つかった
場合、コンテンツ所在情報記憶部17aに記憶する(図
4における)。
【0064】なお、上記第1の実施形態(図8および図
9参照)で説明したより具体的なコンテンツ探索につい
ては、シソーラスDB18aにおいてキーワードが類似
のものを検索し、それらのキーワードを一括してコンテ
ンツ探索を行う点を除けば、本質的に本実施形態におい
ても同じである。
【0065】以上説明した本発明の第2の実施形態によ
れば、上記第1の実施形態同様の効果を得ることができ
るのは勿論である。
【0066】さらに本実施形態によれば、シソーラスD
B18aを用いて類似のキーワード全てについて探索す
るので、不正コンテンツの含まれるサイトをより多く検
索することができる。
【0067】(第3の実施形態)本発明の第3の実施形
態は、コンテンツ所在情報記憶部17(a)が、初回の
コンテンツ探索時には関連性を想定することができない
キーワードのうち、共通の不正サイトを検出したキーワ
ード同士を探索結果に基づいて関連付けて記憶すること
により、それ以降のコンテンツ探索時において、不正サ
イトの発見をさらに効率よく行うための機能を具備した
ことを特徴とするものである。
【0068】なお、本実施形態においても、コンテンツ
探索装置の構成は図1に示したものと同じである。以後
の説明においては、コンテンツ探索装置およびその装置
を構成する各部の符号は第1の実施形態に準ずるものと
するが、これは説明の便宜上の措置であり、第2の実施
形態に係るコンテンツ探索装置を用いて本実施形態を適
用したとしても、その作用に本質的な変化が生じるもの
ではない。
【0069】まず、初回のコンテンツ探索時について説
明する。コンテンツ探索装置1の動作については、図3
を用いて説明した上記第1の実施形態と同じであるの
で、より具体的な場合について説明する。
【0070】「山&雲」という複合キーワードで探索し
た結果、不正サイトが検出されたとする。このときのコ
ンテンツ探索については、上記第1の実施形態において
図8および図9を用いて説明したものと同じである。
【0071】次に、「山」というキーワードでコンテン
ツ探索を行ったとする。
【0072】図11は、このコンテンツ探索の結果、上
記不正サイト131以外にも画像コンテンツβを不正使
用している不正サイト221が検出された場合の画面遷
移例を示す説明図である。同図においては、キーワード
「山」に対する検索結果表示サイト201を出発サイト
として階層をホップ数(今の場合i=3)分だけ下げて
探索を行う場合を表している。
【0073】上記二つのキーワードに加え、さらに「岩
山」というキーワードでコンテンツ探索を行い、このコ
ンテンツ探索の結果不正サイト221(画像コンテンツ
βを不正使用)が再び検出されたとする。この場合の画
面遷移については図示しないが、図8および図11と同
様のものであることは勿論である。
【0074】以上3つのキーワードによる探索が行われ
た時点では、「山&雲」および「山」入力時に共通して
発見される不正サイト131と、「山」および「岩山」
入力時に共通して発見される不正サイト221とが検出
されたことになる。
【0075】この様子を簡略化して表した説明図が図1
2である(簡略図については上記第1の実施形態におけ
る記載と図9を参照)。同図においては、不正サイト1
31が簡略図100および200の双方に含まれてお
り、不正サイト221が簡略図200および300に含
まれていることが示されている。なお、3つの簡略図が
右下方にずれて表記されているのは、共通部分を明確に
示すための便宜上のものである。
【0076】コンテンツ探索装置1のコンテンツ所在情
報記憶部17は、上述した初回のコンテンツ探索に基づ
いて、二つの不正サイト131および221の関連付け
を行う。これにより、2回目以降のコンテンツ探索に関
連付けられた内容を反映させることができる。
【0077】図13は、コンテンツ所在情報記憶部17
で初回のコンテンツ探索の結果発見された不正サイトU
RLとキーワード間の関連情報を格納するテーブルの一
例を表す説明図である。
【0078】同図において、画像コンテンツαを掲載し
た不正サイト131のURLが「http://www.○○○.c
o.jp/yama/」であり、画像コンテンツβを掲載した不正
サイト221のURLが「http://www.○×△.co.jp/mo
untain/」である。前述した図6と異なる点は、関連す
るキーワードをテーブルに追加している点である。
【0079】例えば「山&雲」の場合、このキーワード
で発見された不正サイト131は「山」というキーワー
ドを用いたコンテンツ探索でも発見されているので、こ
の両者が不正サイト131を介して関連付けられる。
【0080】さらにキーワード「山」によるコンテンツ
探索では別な不正サイト221も発見され、この不正サ
イト221はキーワード「岩山」でのコンテンツ探索時
にも発見されているため、「岩山」というキーワードは
「山」に関連付けされるのと同時に、この「山」に関連
付けられたキーワード「山&雲」にも間接的に関連付け
られることになる。
【0081】したがって、「山&雲」というキーワード
に関する情報を与えるテーブルには、このキーワードで
発見された不正サイト131のURL(http://www.○
○○.co.jp/yama/)に加え、関連付けされたキーワード
として「山」および「岩山」が登録されることになる。
【0082】なお、図13に示すテーブルの「山」およ
び「岩山」に登録される情報(URL、関連するキーワ
ード)についても、前述した「山&雲」の場合と同様に
してそれぞれ記憶される。
【0083】図14は、2回目のコンテンツ探索時にキ
ーワード「山&雲」を入力した場合のコンテンツ探索を
簡略図400によって示した説明図である。
【0084】同図に示す場合、コンテンツ所在情報記憶
部17は図13に示したテーブルに基づいて管理を行う
ので、検索結果を表示するサイトには、不正サイト13
1は勿論のこと、不正サイト221も表示される。これ
は前述したように、「山&雲」と関連するキーワードと
して「山」(不正サイト131および221を発見)お
よび「岩山」(不正サイト221を発見)が前記テーブ
ルに登録されているためである。
【0085】以後、二つの不正サイト131、221を
含むm個の親サイトの各々を出発点として、予め定めら
れたホップ数だけ深度(階層)を下げ、さらに不正サイ
トの検出を行う。
【0086】図14は、不正サイト131から探索を行
うことにより、画像コンテンツγを掲載した不正サイト
を検出されたのに加え、不正サイト221から探索を行
うことにより、画像コンテンツδを掲載した不正サイト
を検出された場合を表している。
【0087】簡略図400では、コンテンツ所在情報記
憶部17が有するキーワード関連付けの機能をより明確
にするために最も簡単な場合を例示しているが、実際に
は他の不正サイトが探索によって新たに発見されること
もありうる。
【0088】このように、上記二つの実施形態において
は、2回目の検索において「山&雲」というキーワード
での探索時に不正サイト131のみ検出するのに対し、
本実施形態においてはキーワード間の関連性により不正
サイト221の検出も可能になる。
【0089】したがって、不正サイト131から探索を
行って検出される不正サイト(画像コンテンツγを不正
使用)に加え、不正サイト221から探索を行って検出
される不正サイト(画像コンテンツδを不正使用)を検
出することが可能になる。
【0090】特に画像コンテンツδを掲載した不正サイ
トは、上記二つの実施形態においては、2回目のコンテ
ンツ探索時に「山&雲」というキーワードを入力しても
検出することのできないものである。
【0091】3回目以降のコンテンツ探索についても、
前述した2回目のコンテンツ探索と同様の処理が行われ
る。
【0092】以上説明した本発明の第3の実施形態によ
れば、最初の不正サイト検出結果に基づいて異なるキー
ワードを関連付けることにより、上記第1および第2の
実施形態では想定されないような関連性の薄いキーワー
ド間で登録された不正サイトについても探索・発見する
ことが可能になり、さらに効率のよいコンテンツ探索を
行うことができる。
【0093】また本実施形態によれば、コンテンツ所在
情報記憶部17が、探索結果とキーワードの関係を図1
3に示すようなテーブルで管理して有機的に関連付ける
ことにより、探索結果を絞り込む際に検索範囲が必要以
上に狭くなりすぎる可能性を抑止し、検索範囲を適正な
範囲に保つことができるという効果を有する。したがっ
て、上記二つの実施形態よりもさらに効率よくコンテン
ツ探索を行うことが可能になる。
【0094】なお、以上説明した本発明の第1乃至第3
の実施形態において、ID記憶部12(a)、探索深度
記憶部16(a)、コンテンツ所在情報記憶部17
(a)、シソーラスDB18aは、ハードディスク装置
や光磁気ディスク装置、フラッシュメモリ等の不揮発性
のメモリや、CD−ROM等の読み出しのみが可能な記
録媒体、RAM(Random Access Memory)のような揮発
性のメモリ、あるいはこれらの組み合わせにより構成さ
れるものとする。
【0095】また、ID読み出し部13(a)は専用の
ハードウェアにより実現されるものであってもよく、ま
た、ID読み出し部13はメモリおよびCPU(Centra
l Processing Unit:中央処理装置)により構成され、
ID読み出し部13(a)の機能を実現するためのプロ
グラムをメモリにロードして実行することによりその機
能を実現させるものであってもよい。
【0096】また、図1におけるID読み出し部13
(a)の機能の一部またはすべてを実現するためのプロ
グラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録し
て、この記録媒体に記憶されたプログラムをコンピュー
タシステムに読み込ませ、実行することによりその機能
を実現させてもよい。なお、ここでいう「コンピュータ
システム」とは、OS(Operating System)や周辺機器
等のハードウェアを含むものとする。
【0097】また、「コンピュータシステム」は、WW
W(World Wide Web)システムを利用している場合であ
れば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含
むものとする。
【0098】また、「コンピュータ読み取り可能な記録
媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、
ROM(Read Only Memory)、CD−ROM等の可搬媒
体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク
等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み
取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネット
ワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送
信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプロ
グラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアン
トとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのよ
うに、一定時間プログラムを保持しているものも含むも
のとする。また上記プログラムは、前述した機能の一部
を実現するためのものであっても良く、さらに前述した
機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプ
ログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良
い。
【0099】(その他の実施形態)本発明は、以上説明
した第1乃至第3の実施形態においてのみ特有の効果を
奏するものと理解されるべきではない。
【0100】例えば、具体的な構成は必ずしも上記実施
形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しな
い範囲の設計変更等も含まれるのは勿論である。
【0101】したがって、本発明は、上記実施形態同様
の効果を奏する様々な実施の形態等を含みうるものであ
ることはいうまでもない。
【0102】
【発明の効果】以上説明した本発明によれば、一度探索
されたキーワードと同じキーワードにより検索されたサ
イトから再びコンテンツ探索を行う場合、探索範囲を適
正な規模に保ち、コンテンツが不正に利用されやすいサ
イトを集中的に探索対象にできるので、探索効率が良
く、かつ探索コストの低いコンテンツ探索装置、コンテ
ンツ探索方法、コンテンツ探索プログラム、および当該
プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録
媒体を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るコンテンツ探索
装置の構成を表すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施形態に係るコンテンツ探索
方法において、あるキーワードを初めて探索するときの
処理の流れを表す説明図である。
【図3】本発明の第1の実施形態に係るコンテンツ探索
方法において、すでに探索したことのあるキーワードを
再度探索するときの処理の流れを表す説明図である。
【図4】本発明の第2の実施形態に係るコンテンツ探索
方法において、あるキーワードを初めて探索するときの
処理の流れを表す説明図である。
【図5】本発明の第1の実施形態において、探索深度記
憶部で記憶されるデータの構成例を表す説明図である。
【図6】本発明の第1の実施形態において、コンテンツ
所在情報記憶部で記憶されるデータの構成例を表す説明
図である。
【図7】本発明の第1の実施形態において、コンテンツ
所在情報記憶部で親サイト情報を含めて記憶されるデー
タの構成例を表す説明図である。
【図8】本発明の第1の実施形態に係るコンテンツ探索
方法において、あるキーワード(「山&雲」)を初めて
探索するときの画面遷移例を示す説明図である。
【図9】本発明の第1の実施形態に係る初回のコンテン
ツ探索を示す簡易な表記法を説明する説明図である。
【図10】本発明の第1の実施形態に係るコンテンツ探
索方法において、すでに探索したことのあるキーワード
(「山&雲」)を再度探索するときの画面遷移例を示す
説明図である。
【図11】本発明の第3の実施形態に係るコンテンツ探
索方法において、あるキーワード(「山」)を初めて探
索するときの画面遷移例を示す説明図である。
【図12】本発明の第3の実施形態に係るコンテンツ探
索方法において、異なるキーワード間の関連付けを簡易
な表記法を用いて示した説明図である。
【図13】本発明の第3の実施形態において、コンテン
ツ所在情報記憶部で記憶されるデータの構成例を表す説
明図である。
【図14】本発明の第3の実施形態に係るコンテンツ探
索方法において、すでに探索したことのあるキーワード
(「山&雲」)の2回目の探索を簡易な表記法を用いて
示した説明図である。
【図15】従来のコンテンツ探索方法における画面遷移
例を示す説明図である。
【符号の説明】
1(a) コンテンツ探索装置 2 検索エンジン 11(a) 入力部 12(a) ID記憶部 13(a) ID読み出し部 14(a) NWアクセス部 15(a) 出力部 16(a) 探索深度記憶部 17(a) コンテンツ所在情報記憶部 18a シソーラスDB 50 NW(ネットワーク) 100、200、300、400 簡略図 100a キーワード表示部 100b 探索過程表示部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 河瀬 裕明 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 東日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 山田 威 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 東日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 柳澤 圭子 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 東日 本電信電話株式会社内 Fターム(参考) 5B075 KK07 ND20 NK02 NK44 PP22 PQ02 PQ42 QS20

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信ネットワーク上のサイトを検索する
    検索エンジンに前記通信ネットワークを介して接続さ
    れ、コンテンツの探索を行うコンテンツ探索装置におい
    て、 コンテンツを一意に識別できる情報であるコンテンツI
    Dを記憶するID記憶部と、 コンテンツを検索するためのキーワードを前記検索エン
    ジンに送信し、前記検索エンジンからの前記キーワード
    により検索されたサイトの場所を示す情報である所在情
    報を受信するネットワークアクセス部と、 前記所在情報によって示されたサイトに、前記ID記憶
    部内に記憶されているコンテンツIDが含まれているか
    どうかを検索するID読み出し部と、を備えたことを特
    徴とするコンテンツ探索装置。
  2. 【請求項2】 前記検索エンジンを利用して検索された
    サイト及び各サイトからリンクの張られたサイトを探索
    する範囲を記憶する探索深度記憶部をさらに備え、 前記ID読み出し部は、前記探索深度記憶部に記憶され
    ている範囲内で検索することを特徴とする請求項1に記
    載のコンテンツ探索装置。
  3. 【請求項3】 前記所在情報によって示されたサイトに
    前記ID記憶部内に記憶されているコンテンツIDが含
    まれている場合、前記キーワードと、前記所在情報を記
    憶するコンテンツ所在情報記憶部をさらに備え、 前記ID読み出し部は、前記キーワードが前記コンテン
    ツ所在情報記憶部に既に記憶されている場合、前記コン
    テンツ所在情報記憶部に記憶されている所在情報によっ
    て示されたサイトを検索することを特徴とする請求項1
    または請求項2に記載のコンテンツ探索装置。
  4. 【請求項4】 前記ID読み出し部は、検索の結果コン
    テンツが見つからない場合、前記コンテンツ所在情報記
    憶部に記憶された全てのコンテンツ所在情報のサイトを
    探索することを特徴とする請求項3に記載のコンテンツ
    探索装置。
  5. 【請求項5】 前記コンテンツ所在情報記憶部は、前記
    ID読み出し部により検索された前記コンテンツIDを
    含むサイトを参照しているサイトである親サイトをさら
    に記憶し、 前記ID読み出し部は、検索の結果コンテンツが見つか
    らない場合、前記コンテンツ所在情報記憶部に記憶され
    ている親サイト、及び親サイトからリンクされているサ
    イトを探索することを特徴とする請求項4に記載のコン
    テンツ探索装置。
  6. 【請求項6】 前記キーワードと類似のキーワードを記
    憶するシソーラスデータベースをさらに備え、 前記ネットワークアクセス部は、前記キーワードに類似
    するキーワードを前記シソーラスデータベースから検索
    し、検索された類似するキーワードを含めて前記検索エ
    ンジンに送信することを特徴とする請求項1乃至5のい
    ずれか一項記載のコンテンツ探索装置。
  7. 【請求項7】 前記コンテンツ所在情報記憶部は、同一
    の前記コンテンツIDを含むサイトを検出したキーワー
    ド間の関連付けを行うことを特徴とする請求項3乃至6
    のいずれか一項記載のコンテンツ探索装置。
  8. 【請求項8】 通信ネットワーク上のサイトを検索する
    検索エンジンに前記通信ネットワークを介して接続さ
    れ、コンテンツの探索を行うコンテンツ探索装置が実行
    するコンテンツ探索方法において、 コンテンツを一意に識別できる情報であるコンテンツI
    Dを記憶する過程と、 コンテンツを検索するためのキーワードを前記検索エン
    ジンに送信し、前記検索エンジンからの前記キーワード
    により検索されたサイトの場所を示す情報である所在情
    報を受信する過程と、 前記所在情報によって示されたサイトに、前記ID記憶
    部内に記憶されているコンテンツIDが含まれているか
    どうか検索する過程と、からなることを特徴とするコン
    テンツ探索方法。
  9. 【請求項9】 前記所在情報によって示されたサイト
    に、前記ID記憶部内に記憶されているコンテンツID
    が含まれているかどうかを検索する過程で検索した結果
    に基づいて、同一の前記コンテンツIDを含むサイトを
    検出したキーワード間の関連付けを行う過程をさらに有
    することを特徴とする請求項8記載のコンテンツ探索方
    法。
  10. 【請求項10】 通信ネットワーク上のサイトを検索す
    る検索エンジンに前記通信ネットワークを介して接続さ
    れ、コンテンツの探索を行うコンテンツ探索装置に、 コンテンツを一意に識別できる情報であるコンテンツI
    Dを記憶するステップと、 コンテンツを探索するためのキーワードを前記検索エン
    ジンに送信し、前記検索エンジンからの前記キーワード
    により検索されたサイトの場所を示す情報である所在情
    報を受信するステップと、 前記所在情報によって示されたサイトに、前記ID記憶
    部内に記憶されているコンテンツIDが含まれているか
    どうか検索するステップと、を実行させることを特徴と
    するコンテンツ探索プログラム。
  11. 【請求項11】 前記コンテンツ探索装置に、 前記所在情報によって示されたサイトに、前記ID記憶
    部内に記憶されているコンテンツIDが含まれているか
    どうか検索するステップで検索した結果に基づいて、同
    一の前記コンテンツIDを含むサイトを検出したキーワ
    ード間の関連付けを行うステップ、 をさらに実行させることを特徴とする請求項10記載の
    コンテンツ探索プログラム。
  12. 【請求項12】 通信ネットワーク上のサイトを検索す
    る検索エンジンに前記通信ネットワークを介して接続さ
    れ、コンテンツの探索を行うコンテンツ探索装置に、 コンテンツを一意に識別できる情報であるコンテンツI
    Dを記憶するステップと、 コンテンツを検索するためのキーワードを前記検索エン
    ジンに送信し、前記検索エンジンからの前記キーワード
    により検索されたサイトの場所を示す情報である所在情
    報を受信するステップと、 前記所在情報によって示されたサイトに、前記ID記憶
    部内に記憶されているコンテンツIDが含まれているか
    どうか検索するステップと、を実行させるためのコンテ
    ンツ探索プログラムを記録したことを特徴とするコンテ
    ンツ探索プログラムを記録したコンピュータ読み取り可
    能な記録媒体。
  13. 【請求項13】 前記コンテンツ探索装置に、前記所在
    情報によって示されたサイトに、前記ID記憶部内に記
    憶されているコンテンツIDが含まれているかどうか検
    索するステップで検索した結果に基づいて、同一の前記
    コンテンツIDを含むサイトを検出したキーワード間の
    関連付けを行うステップ、をさらに実行させるコンテン
    ツ探索プログラムを記録したことを特徴とする請求項1
    2記載のコンテンツ探索プログラムを記録したコンピュ
    ータ読み取り可能な記録媒体。
JP2002133057A 2001-05-29 2002-05-08 コンテンツ探索装置、コンテンツ探索方法、コンテンツ探索プログラム、および当該プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 Pending JP2003050822A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002133057A JP2003050822A (ja) 2001-05-29 2002-05-08 コンテンツ探索装置、コンテンツ探索方法、コンテンツ探索プログラム、および当該プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001161021 2001-05-29
JP2001-161021 2001-05-29
JP2002133057A JP2003050822A (ja) 2001-05-29 2002-05-08 コンテンツ探索装置、コンテンツ探索方法、コンテンツ探索プログラム、および当該プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003050822A true JP2003050822A (ja) 2003-02-21

Family

ID=26615886

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002133057A Pending JP2003050822A (ja) 2001-05-29 2002-05-08 コンテンツ探索装置、コンテンツ探索方法、コンテンツ探索プログラム、および当該プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003050822A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009217661A (ja) * 2008-03-12 2009-09-24 Kddi Corp 違法コンテンツ判定支援システムおよび違法コンテンツ判定支援システムの制御プログラム
JP2014178902A (ja) * 2013-03-14 2014-09-25 Ricoh Co Ltd 検索システム、検索語辞書生成装置、プログラム、記憶媒体及び検索語辞書生成方法
JP2015504542A (ja) * 2011-10-11 2015-02-12 マカフィー, インコーポレイテッド インターネット上のコンテンツの違法購入の検出および防止
JP2018180910A (ja) * 2017-04-12 2018-11-15 日本電信電話株式会社 違法コンテンツ探索装置及び違法コンテンツ探索方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009217661A (ja) * 2008-03-12 2009-09-24 Kddi Corp 違法コンテンツ判定支援システムおよび違法コンテンツ判定支援システムの制御プログラム
JP2015504542A (ja) * 2011-10-11 2015-02-12 マカフィー, インコーポレイテッド インターネット上のコンテンツの違法購入の検出および防止
JP2014178902A (ja) * 2013-03-14 2014-09-25 Ricoh Co Ltd 検索システム、検索語辞書生成装置、プログラム、記憶媒体及び検索語辞書生成方法
JP2018180910A (ja) * 2017-04-12 2018-11-15 日本電信電話株式会社 違法コンテンツ探索装置及び違法コンテンツ探索方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4007596B2 (ja) サーバ及びプログラム
USRE42413E1 (en) Web search engine with graphic snapshots
JP2996937B2 (ja) サーバ
US7401287B2 (en) Device, method, and computer program product for generating information of link structure of documents
US7702811B2 (en) Method and apparatus for marking of web page portions for revisiting the marked portions
US20070260588A1 (en) Selective, contextual review for documents
US20060059133A1 (en) Hyperlink generation device, hyperlink generation method, and hyperlink generation program
US20070220145A1 (en) Computer product, access-restricting method, and proxy server
US20090313536A1 (en) Dynamically Providing Relevant Browser Content
JP2009301335A (ja) 画像処理装置、画像処理方法及びコンピュータプログラム
JP5302149B2 (ja) Webアクセスログ確認システムと方法およびプログラム
US7085801B1 (en) Method and apparatus for printing web pages
JP2003050822A (ja) コンテンツ探索装置、コンテンツ探索方法、コンテンツ探索プログラム、および当該プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JPH1115724A (ja) 文書管理方法および装置
JP4513437B2 (ja) 木構造情報作成のためのプログラム及び装置
JP2004192212A (ja) ファイルの自動格納システム、自動格納プログラム及び自動格納方法
US20020191032A1 (en) Method and apparatus for viewing and managing information in a history
JP2005339580A (ja) 文書データ管理装置およびプログラム
US20070061276A1 (en) Device and method for registering a plurality of types of information
KR100573091B1 (ko) 퍼스널 배너 작성 프로그램
JP3989929B2 (ja) ブラウザ・ナビゲーション関係を維持するため、および新規文書用にブラウザ・ウィンドウを選択するための方法および装置
JP3725087B2 (ja) 知識情報収集システムおよび知識情報収集方法
JP4917057B2 (ja) 情報収集方法及び情報収集装置
JP3725837B2 (ja) 知識情報収集システムおよび知識情報収集方法
JPH1145259A (ja) ハイパーテキスト閲覧装置及び方法及び記憶媒体