JP7039275B2 - 車両用シート、及び、パッド振動特性の調整方法 - Google Patents

車両用シート、及び、パッド振動特性の調整方法 Download PDF

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Description

本発明は、車両用シート、及び、パッド振動特性の調整方法、に関する。
一般用の自動車には、快適性を重視したタイプや、アウトドアでの走行を重視したタイプなど、種々のタイプがある。そのため、自動車のシートは、例えば発泡体等のクッション性の異なるパッド材を用いるなど、その自動車のタイプに合わせた振動特性を実現できるように設計されている。
従来、車両用シートの振動特性は、シートの構成要素であるバネやパッド材の特性を操作することによって調整されてきた。つまり、自動車のタイプに合わせた振動特性を実現可能な材料特性及び構造特性を有するバネやパッド材を利用することにより調整されてきた。特許文献1には、上記調整の際に用いるパッド材として、共振周波数が3.6Hz以下、共振倍率が3.0以下、6.0Hzにおける振動倍率が0.9以下であり、コア密度が48kg/m以上60kg/m以下、かつ通気度30ml/cm/s以下で、反発弾性率が65±5%である、シート用パッド材が開示されている。
特開2003-259933号公報
しかしながら、上述の調整方法では、バネやパッド材が決まると、シートの振動特性も決まるため、例えば搭乗者の体重差や個人的な好み等の個人差、に応じて振動特性を調整することができない。また、上述の調整方法では、特性の異なる別のバネやパッド材に代えることなく、製造時に振動特性の細かな調整をすることが困難である。
更に、特許文献1に記載のシート用パッド材では、ウレタンフォームの通気度を設定することで、振動特性の1つとしての振動伝達率(共振倍率)を調整しているが、振動特性の1つとしての共振周波数を調整するものではない。
本発明は、パッド自体を変更することなく、パッドの共振周波数を調整可能な、車両用シート、及び、パッド振動特性の調整方法、を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様としての車両用シートは、発泡体を含むパッドと、前記発泡体の体積を調整可能な体積調整機構と、を備える。
上記構成を備えることにより、パッド自体を変更することなく、パッドの共振周波数を調整可能である。
本発明の1つの実施形態として、前記体積調整機構は、前記発泡体の体積を、自然状態の体積に対する割合で所定の範囲内で調整可能である。
上記構成を備えることにより、パッドの共振周波数を、ある範囲内で任意に調整可能である。
本発明の1つの実施形態として、前記体積調整機構は、前記発泡体を圧縮可能であり、前記所定の範囲は、自然状態の体積に対して、40%~99%の中で設定されている。
上記構成を備えることにより、パッドの振動伝達率の変化を抑制しつつ、共振周波数を変化させることができる。
本発明の1つの実施形態として、前記所定の範囲は、自然状態の体積に対して、70%~99%の中で設定されている。
上記構成を備えることにより、パッドの振動伝達率の変化を、より抑制しつつ、共振周波数を変化させることができる。
本発明の1つの実施形態として、前記体積調整機構は、前記発泡体を、水平方向及び鉛直方向のうち少なくとも一方の方向に圧縮可能である。
上記構成を備えることにより、パッドの共振周波数を、容易に調整可能である。
本発明の1つの実施形態として、前記発泡体において、水平方向及び鉛直方向のうち他方の方向の少なくとも一方側に位置する面は、凸状の形状を有している。
上記構成を備えることにより、発泡体の座屈を抑制することができる。
本発明の1つの実施形態として、前記パッドを支持するフレームを更に備え、前記体積調整機構は、前記フレームに対して移動可能に取り付けられている押圧部材を備え、前記押圧部材は、前記フレームに対して移動して、前記発泡体を押圧することにより、前記発泡体を圧縮可能である。
上記構成を備えることにより、簡易な構成で体積調整機構を実現できる。
本発明の1つの実施形態として、前記発泡体はポリウレタンフォームである。
上記構成を備えることにより、汎用性が高い発泡体を用いて共振周波数の調整を実現することができる。
本発明の第2の態様としての、パッド振動特性の調整方法は、パッドに含まれる発泡体の体積を調整し、前記パッドの振動特性を調整する。
上記方法によれば、パッド自体を変更することなく、パッドの共振周波数を調整可能である。
本発明によれば、パッド自体を変更することなく、パッドの共振周波数を調整可能な、車両用シート、及び、パッド振動特性の調整方法、を提供することである。
本発明の一実施形態としての車両用シートを示す斜視図である。 図1に示す車両用シートの着座部の縦断面図であり、発泡体が体積調整機構により圧縮されていない状態を示している。 図2と同断面視であり、発泡体が体積調整機構により圧縮されている状態を示している。 図2に示すメインパッド部材の1つの変形例を示す図である。 図2に示すメインパッド部材の別の変形例を示す図である。 ポリウレタンフォームについて通気性と振動伝達率との関係を示すグラフである。 ポリウレタンフォームについて硬度と共振周波数との関係を示すグラフである。 図1に示す車両用シートにより実行される制御フローの一例を示すフローチャートである。
以下、本発明に係る、車両用シート、及び、パッド振動特性の調整方法、の実施形態について、図1~図8を参照して説明する。各図において共通する部材・部位には同一の符号を付している。
図1は、本発明に係る車両用シートの一実施形態としての車両用シート1を示す図である。図2、図3は、車両用シート1の着座部1aの縦断面図である。
図1~図3に示すように、車両用シート1は、発泡体2aを含むパッド2と、発泡体2aの体積を調整可能な体積調整機構3と、を備えている。
体積調整機構3により、パッド2の発泡体2aの体積を調整することによって、発泡体2aの静ばね定数、ひいては動ばね定数を変化させることができる。これにより、パッドの振動特性の1つとしての共振周波数を変化させ、調整することができる。
図3は、パッド2の発泡体2aを、体積調整機構3により、図2に示す自然状態よりも圧縮した状態を示している。図3に示すように、パッド2の発泡体2aを圧縮することにより、発泡体2aの静ばね定数、ひいては動ばね定数を大きくすることができる。これにより、発泡体2aを体積調整機構3により圧縮しない場合と比較して、共振周波数を高周波数側に移動させることができる。逆に、パッド2の発泡体2aの圧縮を解除することにより、発泡体2aの静ばね定数、ひいては動ばね定数を小さくすることができる。これにより、発泡体2aを体積調整機構3により圧縮している場合と比較して、共振周波数を低周波数側に移動させることができる。
以下、本実施形態の車両用シート1の更なる詳細について説明する。
本実施形態の車両用シート1は、シートパッドを備えている。図1に示すように、本実施形態の車両用シート1は、クッションパッドを含む着座部1aと、バックパッドを含む背もたれ部1bと、を備えている。シートパッドは、上述のクッションパッドとバックパッドとを含んで構成されている。搭乗者は、着座部1aの鉛直方向の上方に位置する上面上に着座する。着座部1aは、着座している搭乗者を鉛直方向の下方から支持する。また、搭乗者は、着座部1aに着座した状態で、背もたれ部1bに寄りかかることができる。つまり、背もたれ部1bは、着座部1aに着座している搭乗者の背中を支持可能である。
図2、図3に示すように、本実施形態の車両用シート1は、上述のパッド2としてのシートパッドに加えて、フレーム4と、押圧部材5と、を備えている。なお、詳細は後述するが、押圧部材5は、上述の体積調整機構3を構成している。
本実施形態のパッド2は、上述のシートパッド、より具体的には、搭乗者が着座するクッションパッドである。本実施形態のパッド2は、メインパッド部材11と、サイドパッド部材12と、メインパッド部材11及びサイドパッド部材12を覆うカバー部材13と、を備えている。
メインパッド部材11は、着座部1aを鉛直方向の上方から見た場合に、着座部1aの中央の位置に配置されている。つまり、メインパッド部材11は、着座している搭乗者の鉛直方向の下方に位置するように配置されている。メインパッド部材11は、発泡体2aとしての軟質の発泡合成樹脂により形成されている。より具体的に、本実施形態の発泡体2aは、ポリウレタンフォームである。
図2、図3に示すように、本実施形態のメインパッド部材11を構成する発泡体2aは、扁平形状を有しており、その厚み方向が鉛直方向と略一致している。また、本実施形態の発泡体2aは、鉛直方向の上方又は下方から見た場合、略矩形状の外形を有している(図1参照)。
より具体的に、本実施形態のメインパッド部材11を構成する発泡体2aの上面のうち、左右方向Aの中央部11aは、左右両側の端部11bよりも、鉛直方向の上方に位置している。本実施形態の中央部11a及び端部11bはいずれも略水平な平面であり、中央部11a及び端部11bは鉛直方向に延在する鉛直面である段差部11cを介して連続している。換言すれば、メインパッド部材11は、中央部11a、端部11b及び段差部11cにより、切欠周縁部14を形成している。なお、「左右」とは、車両用シート1を、着座部1aを挟んで背もたれ部1bと対向するように正面側から見た場合の、左右方向Aを意味する。
サイドパッド部材12は、着座部1aの左右両側の外縁部の位置に配置されている。つまり、サイドパッド部材12は、メインパッド部材11の左右両側に隣接して配置されている。サイドパッド部材12は、発泡体2bとしての軟質の発泡合成樹脂により形成されている。より具体的に、本実施形態の発泡体2bは、発泡体2aと同様、ポリウレタンフォームである。
図2、図3に示すように、本実施形態のサイドパッド部材12を構成する発泡体2bは、メインパッド部材11を構成する発泡体2aよりも鉛直方向の厚みが厚い。そして、本実施形態のサイドパッド部材12を構成する発泡体2bは、メインパッド部材11を構成する発泡体2aの左右両側で、発泡体2aよりも鉛直方向の上方に突出するように配置されている。このようなサイドパッド部材12を設けることにより、メインパッド部材11の鉛直方向の上方の位置で着座している搭乗者が、慣性力等により左右に移動することを抑制することができ、搭乗者の着座時の位置安定性を高めることができる。
図2、図3に示すように、本実施形態のサイドパッド部材12を構成する発泡体2bには、メインパッド部材11を構成する発泡体2aの上述の切欠周縁部14に入り込む被覆部12aが設けられている。被覆部12aは、メインパッド部材11の上面の端部11bと、鉛直方向に重なる位置に配置されている。そのため、後述する押圧部材5が左右方向Aに移動しても、被覆部12aにより、押圧部材5が露出し難い。そのため、搭乗者が誤って押圧部材5と後述するフレーム4との間に手を差し込むような危険動作を抑制することができる。また、サイドパッド部材12とメインパッド部材11との間に間隙が形成され難く、間隙によって座り心地性能が低下することを抑制することができる。
カバー部材13は、メインパッド部材11及びサイドパッド部材12を覆っている。カバー部材13は、例えば布製、革製など、通気性を有する材料から形成することができる。
フレーム4は、パッド2を支持している。具体的に、本実施形態のフレーム4は、メインパッド部材11を鉛直方向の下方から支持するフレーム本体部4aと、このフレーム本体部4aの左右両側の端部から鉛直方向の上方に突設され、サイドパッド部材12を支持する左側フレーム側壁部4b及び右側フレーム側壁部4cと、を備えている。フレーム4は、例えば、鋼材により形成することができる。
図2、図3に示すように、本実施形態のフレーム本体部4aは鋼板により形成されている。また、本実施形態の左側フレーム側壁部4b及び右側フレーム側壁部4cは、フレーム本体部4aと同様、鋼板により形成されており、フレーム本体部4aの左右両側それぞれから鉛直方向の上方に向かって突出している。フレーム本体部4a、左側フレーム側壁部4b及び右側フレーム側壁部4cは、一体で成形されていてもよく、別体で成形された後に接合されて一体化されたものであってもよい。
メインパッド部材11を構成する発泡体2aは、左側フレーム側壁部4bと右側フレーム側壁部4cとの間の位置で、フレーム本体部4aの上面上に配置されている。サイドパッド部材12を構成する発泡体2bは、左側フレーム側壁部4b及び右側フレーム側壁部4cそれぞれに取り付けられている。
押圧部材5は、フレーム4に対して移動可能に取り付けられている。具体的に、本実施形態の押圧部材5は、左側フレーム側壁部4b及び右側フレーム側壁部4cの間の位置で、フレーム本体部4aに対して、左右方向Aに移動可能に取り付けられている。
より具体的に、本実施形態の押圧部材5は、メインパッド部材11の左右両側に配置されている第1押圧片5a及び第2押圧片5bを備えている。第1押圧片5aは、メインパッド部材11の左側で、左側フレーム側壁部4bとの間の位置に配置されている。第2押圧片5bは、メインパッド部材11の右側で、右側フレーム側壁部4cとの間の位置に配置されている。換言すれば、メインパッド部材11は、第1押圧片5a及び第2押圧片5bにより、左右両側を挟まれている。そして、第1押圧片5a及び第2押圧片5bは、左側フレーム側壁部4b及び右側フレーム側壁部4cにより、左右両側を挟まれている。
第1押圧片5a及び第2押圧片5bは、左右方向Aに移動可能であり、互いの対向距離を変動させることで、メインパッド部材11を構成する発泡体2aの左右方向Aでの圧縮状態を調整可能である。また、第1押圧片5a及び第2押圧片5bは、左右方向Aでの位置を固定可能である。したがって、第1押圧片5a及び第2押圧片5bは、左右方向Aでの位置が固定されることで、発泡体2aの左右方向Aでの圧縮状態を保持することができる。押圧部材5の第1押圧片5a及び第2押圧片5bの移動機構は、特に限定されるものではなく、例えばボールねじを用いた機構など、各種の移動機構を使用することができる。また、本実施形態では、メインパッド部材11の左右方向Aの両側に第1押圧片5a及び第2押圧片5bを設けているが、いずれか一方のみであってもよい。かかる場合には、第1押圧片5a及び第2押圧片5bのいずれか一方と、メインパッド部材11を挟んで反対側に位置する右側フレーム側壁部4c又は左側フレーム側壁部4bと、の間で、メインパッド部材11を左右方向Aで圧縮すればよい。
このように、本実施形態の体積調整機構3は、フレーム4に対して移動可能に取り付けられている押圧部材5を備えている。そして、この押圧部材5が、フレーム4に対して移動して、発泡体2aを押圧することにより、発泡体2aを圧縮することができる。このような押圧部材5を用いれば、簡易な構成で体積調整機構3を実現できる。
ここで、本実施形態の体積調整機構3は、発泡体2aの体積を、自然状態の体積に対する割合で所定の範囲内で調整可能である。このように、発泡体2aの圧縮状態を所定の範囲内で調整可能とすれば、発泡体2aの静ばね定数及び動ばね定数を、ある範囲内で任意に調整することができる。そのため、発泡体2aの共振周波数を、ある範囲内で任意に調整可能な構成を実現することができる。
但し、体積調整機構3による発泡体2aの体積の調整タイミングは特に限定されない。つまり、車両用シート1の製造時に調整されてもよく、使用時に搭乗者により調整されてもよい。製造時の調整としては、例えば、所望のパッド振動特性を得るための微調整が挙げられる。また、使用時の調整としては、例えば、搭乗者が個人的な好みに応じて自ら実行する手動又は電動での調整や、後述する制御部15及び荷重センサ16が搭乗者の体重に応じて一定のパッド振動特性を実現するように圧縮状態を自動で制御する調整(図1、図8参照)など、各種調整が挙げられる。
また、本実施形態では、発泡体2aを、自然状態(図2参照)から圧縮状態(図3参照)に変化させることにより、発泡体2aの静及び動ばね定数を大きくする、すなわち、共振周波数を高周波数側に移動させる例を示しているが、この構成に限られない。例えば、発泡体2aを異なる圧縮状態に変化させることにより、発泡体2aの静ばね定数及び動ばね定数を変化させてもよい。具体的に、発泡体2aの圧縮状態として3つ以上の圧縮量が異なる圧縮状態を実現可能な構成とする。例えば、第1圧縮状態と、この第1圧縮状態よりも圧縮量が小さい第2圧縮状態と、この第2圧縮状態よりも更に圧縮量が小さい第3圧縮状態と、の3つの圧縮状態を実現可能な構成とする。このようにすれば、例えば、第2圧縮状態から第1圧縮状態とすることで静ばね定数及び動ばね定数を大きくする調整が可能となる。更に、第2圧縮状態から第3圧縮状態とすることで静ばね定数及び動ばね定数を小さくする調整も可能となる。また、発泡体2aを、自然状態から伸長させることにより、発泡体2aの静ばね定数及び動ばね定数を変化させてもよい。但し、本実施形態のように、発泡体2aの圧縮を利用してばね定数を変化させることが好ましい。
更に、図2、図3に示すように、本実施形態の体積調整機構3は、発泡体2aを水平方向の1つである左右方向Aに圧縮しているが、圧縮方向は水平方向に限られるものではなく、鉛直方向を圧縮方向にしてもよい。また、水平方向及び鉛直方向の両方に圧縮してもよい。このように、体積調整機構3が、発泡体2aを、水平方向及び鉛直方向の少なくとも一方に圧縮可能な構成とすれば、パッド2の共振周波数を、容易に調整することができる。但し、本実施形態のように、発泡体2aを、体積調整機構3により、水平方向に圧縮することが好ましい。このようにすれば、車両用シート1のパッド2としてのクッションパッドに対して体積調整機構3を用いる場合に、この体積調整機構3の構成を、より簡素化し易い。
また更に、発泡体2aにおいて、鉛直方向の少なくとも一方側に位置する面は、凸状の形状を有していることが好ましい。図4は、メインパッド部材11の変形例としてのメインパッド部材51を示す図である。図4に示すメインパッド部材51は発泡体52aにより構成されている。発泡体52aは、発泡体2aと同様、ポリウレタンフォームである。
図4に示す発泡体52aの鉛直方向の下方の面である下面は、凸状の形状を有しており、鉛直方向の上方の面である上面は、凹状の形状を有している。より具体的に、図4に示す例では、発泡体52aの下面は、左右方向Aの中央位置が頂部となるような凸状の湾曲面52a1により構成されている。また、発泡体52aの上面は、左右方向Aの中央位置が底部となるような凹状の湾曲面52a2を備えている。そのため、図4に示す発泡体52aを左右両側から圧縮すると、発泡体52aは、その左右方向Aの中央位置が鉛直方向の下方に向かって座屈するように変形し易い。換言すれば、発泡体52aは、下面を凸状に形成すると共に、上面を凹状に形成することにより、左右方向Aでの圧縮時の座屈方向が予め癖付けされている。このように、所定方向に座屈し易い形状とすれば、所定方向以外の意図しない方向への座屈を抑制できると共に、所定方向への座屈を抑制する機構を設けることで、所定方向への座屈に対しても対処し易くなる。
図4に示す例では、上述したように、発泡体52aの左右方向Aの中央位置が、左右両側からの圧縮時に、鉛直方向の下方に座屈し易い。このようにすることで、例えば鉛直方向の上方など、意図しない方向への座屈を抑制することができる。また、図4に示す例では、発泡体52aが、フレーム4のフレーム本体部4aにより、鉛直方向の下方から支持されている。そして、仮に発泡体52aの左右方向Aの中央位置が下方に座屈変形しようとしても、フレーム本体部4aにより、その変形が抑制される。つまり、フレーム本体部4aにより、発泡体52aの座屈変形を抑制することができる。つまり、フレーム本体部4aを設けることで、鉛直方向の下方への座屈を、容易に抑制することができる。なお、フレーム本体部4aの形状は、発泡体52aを支持すると共に、発泡体52aの座屈変形を抑制できる形状であれば、特に限定されるものではないが、図4に示すフレーム本体部4aのように、その上面が、発泡体52aの凸状の湾曲面52a1に対応した凹状の湾曲面により構成されていることが好ましい。
図4では、発泡体52aの下面を凸状に形成し、上面を凹状に形成した例を示したが、図5に示す別の変形例としての発泡体62aのように、下面及び上面を凸状に形成してもよい。具体的に、図5に示す例では、発泡体62aの下面は、左右方向Aの中央位置が頂部となるような凸状の湾曲面62a1により構成されている。また、発泡体62aの上面も、左右方向Aの中央位置が頂部となるような凸状の湾曲面62a2を備えている。このようにすれば、発泡体の上面及び下面を共に水平な平面のみで形成する構成と比較して、左右両側から圧縮された発泡体62aが、鉛直方向の上方及び下方に座屈することを、抑制することができる。
このように、発泡体を左右方向Aで圧縮する場合、発泡体の鉛直方向の少なくともいずれか一方側に位置する面に、凸状の形状を設けることが好ましい。このようにすれば、上述した発泡体52a(図4参照)及び発泡体62a(図5参照)のように、左右方向Aで圧縮されても座屈変形を抑制し易い(図4参照)、又は、座屈自体が発生し難い(図5参照)、構成を実現することができる。
なお、上述した発泡体2a、52a及び62aは、いずれも水平方向の1つである左右方向Aに圧縮される構成であり、左右方向Aと直交する鉛直方向に位置する面に凸状の形状が設けられているが、この構成に限らず、鉛直方向に圧縮される構成にすると共に、水平方向の少なくともいずれか一方側の面に、凸状の形状を設けてもよい。但し、図4に示す発泡体52aのように、左右方向Aから圧縮され、かつ、鉛直方向の下面が凸状に形成され、かつ、鉛直方向の上面が凹状に形成される、構成とすることが特に好ましい。このようにすれば、上述したように、座屈変形を抑制し易くなると共に、鉛直方向の上面に着座する搭乗者の位置安定性を、より高めることができる。
次に、本実施形態の体積調整機構3による発泡体2aの体積調整の具体例について説明する。本実施形態の体積調整機構3は、上述したように、発泡体2aの体積を、自然状態の体積に対する割合で所定の範囲内で調整可能である。より具体的に、本実施形態の体積調整機構3は、発泡体2aを圧縮可能であり、上述の所定の範囲は、40%~99%の範囲内で設定されることが好ましく、70%~99%の範囲内で設定されることがより好ましい。換言すれば、上述の所定の範囲の下限値及び上限値が、上記数値範囲内で設定されることが好ましい。発泡体2aの圧縮状態を上記数値範囲内の所定の範囲で調整することにより、発泡体2aの振動伝達率の変動を抑制しつつ、発泡体2aの共振周波数を調整することができる。以下、発泡体2aの共振周波数及び振動伝達率の関係について説明する。
図6は、ポリウレタンフォームについて、通気性と振動伝達率との関係を示すグラフである。図6に示す4つのグラフは、通気性の異なるポリウレタンフォームについての共振周波数及び振動伝達率を示している。各グラフでピークを示す周波数が共振周波数である。具体的に、図6の「X1」が最も通気性が高いポリウレタンフォームである。そして、図6の「X2」、「X3」、「X4」の順に、通気性が小さくなっている。図6に示すように、ポリウレタンフォームの通気性を変動させることで、振動伝達率を変化させることができることが分かる。具体的に、通気性が小さくなる程、振動伝達率も小さくなることが分かる。また、図6に示すように、ポリウレタンフォームの通気性を変動させても、共振周波数はほとんど変化しないことが分かる。
図7は、ポリウレタンフォームについて、硬度と共振周波数との関係を示すグラフである。図7に示す3つのグラフは、硬度の異なるポリウレタンフォームについての共振周波数及び振動伝達率を示している。具体的に、図7の「Y1」が最も硬度が高いポリウレタンフォームである。そして、図7の「Y2」、「Y3」の順に、硬度が小さくなっている。図7に示すように、ポリウレタンフォームの硬度を変動させることで、共振周波数を変化させることができることが分かる。しかしながら、図7に示すように、ポリウレタンフォームの硬度を変動させると、共振周波数のみならず、振動伝達率も大きく変化することが分かる。
つまり、発泡体の通気性を調整することや、硬度の異なる発泡体を利用することでは、振動伝達率の変化を抑制しつつ、共振周波数を変化させることはできない(図6、図7参照)。
本発明者は、振動伝達率と共振周波数とを別々に制御可能とすることで、振動伝達率及び共振周波数それぞれを、個人差等に応じて容易に調整し易くなるという知見を得るに至った。そして、本発明者は、鋭意検討を重ねた結果、発泡体の体積を、自然状態との体積比で所定の範囲内で変化させることにより、振動伝達率の変化を抑制しつつ、共振周波数を変化させることができるという知見を得るに至った。
図6に示すように、発泡体2aの振動伝達率は、発泡体2aの通気性の影響が大きく、通気性の変化によって大きく変化することが知られている。したがって、通気性の変化を小さくすれば、振動伝達率の変化を抑制しつつ、共振周波数を変化させることができる。発泡体2aの気泡は、発泡体2aを圧縮変形させることにより潰れるため、搭乗者の体重(例えば50kg)を負荷することにより、発泡体2aの通気性は低下する。しかしながら、発泡体2aに搭乗者の体重(例えば50kg)を負荷した状態で、発泡体2aの圧縮状態を更に変化させたとしても、その圧縮状態の更なる変化量が所定範囲内であれば、発泡体2aにおける気泡がそれ以上潰れずに維持され、通気性が変化しない状態を実現できるものと考えられる。したがって、この通気性が変化しない状態を利用すれば、振動伝達率の変化を抑制しつつ、共振周波数を変化させる構成を実現可能である。
本実施形態の車両用シート1では、上述の発泡体2aの気泡がそれ以上潰れることなく維持される状態を利用すべく、発泡体2aの体積を、搭乗者の体重が負荷されていない自然状態、との体積比で40%~99%の範囲内、より好ましくは70%~99%の範囲内となるように、発泡体2aを圧縮している。発泡体2aを、自然状態との体積比で40%未満まで圧縮すると、気泡が潰れてしまう可能性が高く、通気性が低下し、振動伝達率が大きく低下する可能性が高いため、好ましくない。換言すれば、車両用シート1の体積調整機構3を、発泡体2aの体積を上述の範囲内で調整可能な構成とすることで、搭乗者の体重が加わった状態で、振動伝達率の変化を抑制しつつ、共振周波数を、1Hz~10Hz、好ましくは2Hz~7Hz、より好ましく3Hz~5Hzの範囲で、変化させる調整を実行することができる。
以上のとおり、車両用シート1によれば、発泡体2aの体積を調整可能な体積調整機構3を備えるため、発泡体2aの共振周波数を調整することができる。更に、本実施形態の車両用シート1によれば、発泡体2aの体積を自然状態との体積比で所定の範囲内で調整するため、振動伝達率の変化を抑制しつつ、共振周波数を変化させることができる。これにより、パッド振動特性を、製造時や使用時の各種条件に合わせて、調整し易くなる。例えば、製造時に調整する場合は、発泡体2a自体を変えることなく、同一の発泡体2aを用いて共振周波数を微調整することができる。また、使用時に調整する場合は、例えば、搭乗者の体重によらず一定の共振周波数を実現するための調整や、搭乗者の個人差に合わせた共振周波数を実現するための調整など、を実行することができる。
最後に、本実施形態の車両用シート1が、搭乗者の体重に応じて自動で共振周波数を調整する制御フローを例示説明する。図8は、車両用シート1が、搭乗者の体重に応じて自動で共振周波数を調整する制御フローの一例である。図1に示すように、車両用シート1は、制御部15及び荷重センサ16を備えている。荷重センサ16は、搭乗者が着座部1aに着座することで、搭乗者の体重情報を検出する(体重検出工程S1)。制御部15は、荷重センサ16の検出した体重情報に基づき、体積調整機構3を駆動し、発泡体2aの体積を調整し、共振周波数を調整する(自動調整工程S2)。制御部15は、一例として、車両供給者又は搭乗者により予め設定された、体重によらない共振周波数となるように、発泡体2aの体積を調整する。
なお、図8に示すように、制御部15が振動特性の調整を完了した後で、手動又は電動により、搭乗者の好みに応じて、発泡体2aの体積を調整してもよい(搭乗者調整工程S3)。
本発明に係る、車両用シート、及び、パッド振動特性の調整方法は、上述した実施形態の具体的な構成及び工程に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載を逸脱しない限り、種々の変形・変更が可能である。例えば、上述した体積調整機構3の押圧部材5は、左右方向Aの両側から発泡体2aを圧縮する構成であるが、左右方向Aの両側に加えて又は代えて、他の水平方向から発泡体2aを圧縮してもよい。また、上述の実施形態では、発泡体2aとしてポリウレタンフォームを用いているが、他の発泡体であってもよい。但し、ポリウレタンフォームは汎用性が高いため、ポリウレタンフォームを利用して共振周波数の調整を実現できることが好ましい。本発明に係る車両用シートによれば、発泡体としてポリウレタンフォームを利用し、上述の共振周波数の調整を実現することができる。
また、上述の実施形態における体積調整機構3は、発泡体2aを押圧する押圧部材5を含む構成であるが、この構成に限られるものではなく、例えば、発泡体2aを覆う袋体と、この袋体の内部の空気量を調整可能な吸引機と、を含む構成としてもよい。
本発明は、車両用シート、及び、パッド振動特性の調整方法、に関する。
1:車両用シート、 1a:着座部、 1b:背もたれ部、 2:パッド、
2a:発泡体、 2b:発泡体、 3:体積調整機構、 4:フレーム、
4a:フレーム本体部、 4b:左側フレーム側壁部、
4c:右側フレーム側壁部、 5:押圧部材、 5a:第1押圧片、
5b:第2押圧片、 11:メインパッド部材、 11a:中央部、
11b:端部、 11c:段差部、 12:サイドパッド部材、
12a:被覆部、 13:カバー部材、 14:切欠周縁部、 15:制御部、
16:荷重センサ、 51:メインパッド部材、 52a:発泡体、
52a1:下面の湾曲面、 52a2:上面の湾曲面、 62a:発泡体、
62a1:下面の湾曲面、 62a2:上面の湾曲面、 A:左右方向

Claims (6)

  1. 扁平形状の発泡体を含むパッドと、
    前記発泡体の体積を調整可能な体積調整機構と、
    前記パッドを支持するフレームと、を備え
    前記体積調整機構は、前記発泡体を、水平方向、かつ、前記発泡体の厚み方向に直交する方向、に圧縮可能であり、
    前記発泡体において、鉛直方向、かつ、前記発泡体の前記厚み方向、の少なくとも一方側に位置する面は、凸状の形状を有しており、
    前記体積調整機構は、前記フレームに対して移動可能に取り付けられている押圧部材を備え、
    前記押圧部材は、前記フレームに対して移動して、前記発泡体を押圧することにより、前記発泡体を圧縮可能である、車両用シート。
  2. 前記体積調整機構は、前記発泡体の体積を、自然状態の体積に対する割合で所定の範囲内で調整可能である、請求項1に記載の車両用シート。
  3. 前記体積調整機構は、前記発泡体を圧縮可能であり、
    前記所定の範囲は、自然状態の体積に対して、40%~99%の中で設定されている、請求項2に記載の車両用シート。
  4. 前記所定の範囲は、自然状態の体積に対して、70%~99%の中で設定されている、請求項3に記載の車両用シート。
  5. 前記発泡体はポリウレタンフォームである、請求項1乃至のいずれか1つに記載の車両用シート。
  6. 扁平形状のパッドに含まれる発泡体の体積を体積調整機構により調整し、前記パッドの振動特性を調整する、パッド振動特性の調整方法であって、
    前記体積調整機構は、前記発泡体を、水平方向、かつ、前記発泡体の厚み方向に直交する方向、に圧縮可能であり、
    前記発泡体において、鉛直方向、かつ、前記発泡体の前記厚み方向、の少なくとも一方側に位置する面は、凸状の形状を有しており、
    前記体積調整機構は、前記パッドを支持するフレームに対して移動可能に取り付けられている押圧部材を備え、
    前記押圧部材は、前記フレームに対して移動して、前記発泡体を押圧することにより、前記発泡体を圧縮可能であり、
    前記押圧部材により前記発泡体の圧縮状態を変化させることにより、前記パッドの前記振動特性を調整する、パッド振動特性の調整方法
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