JP7037823B2 - 現場情報管理装置 - Google Patents

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Description

本明細書によって開示される技術は、施工現場に関係する情報を管理するための現場情報管理装置に関する。
特許文献1には、施工現場に関係する現場管理情報を管理するための現場情報管理システムが開示されている。このシステムでは、ネットワーク上に設けられたサーバに、施主別の現場管理情報が記憶されている。サーバに記憶された現場管理情報は、対象の施工現場に関係する各種情報(住所、着工スケジュール等の基本情報)等を含む。現場管理情報は、着工日毎(即ち、工事を行った日毎)の現場画像、施工業者等の説明コメント等も含む。施主及び施工業者等の現場関係者は、自身が所有する端末装置を介してパスワード等を入力することにより、サーバに記憶されている現場管理情報にアクセスし、その閲覧、編集等を行うことができる。例えば、施工業者は、着工日毎に、現場の画像を含めた情報をサーバにアップロードすることができる。
特開2001-227162号公報
特許文献1の技術において、現場関係者が現場管理情報にアクセスすると、サーバは、まず当該現場に関する基本情報を含むメインページを表示させる。メインページには、着工日毎のリンクボタンが表示されている。現場関係者が特定の着工日のリンクボタンを選択すると、当該着工日の情報を表示する詳細画面に移行する。詳細画面は、当該着工日に行われた工事の説明コメント、及び、現場画像等を含む。
詳細画面に含まれる現場画像等は、現場のうちの特定の一部のみを撮影した画像が中心である。そのため、特許文献1の技術では、説明コメント、現場画像の画像タイトル等において、現場画像が現場全体のどの部分に対応する画像であるのかが説明されている。しかしながら、現場画像をアップロードした者と異なる現場関係者が後でそれらの説明コメント等を読んだ場合、説明コメント等を読んだだけでは、説明コメントが現場のどの部分に関する説明をしているのか、また、現場画像が現場のうちのどの部分に対応する画像を示すのか、等を適切に把握できない場合がある。
本明細書では、ユーザに、各種情報が対象の施工現場のどの位置に対応する情報であるのかを適切に把握させることができる技術を開示する。
本明細書で開示する一つの現場情報管理装置は、制御部と、対象の施工現場に関係する現場管理情報であって、前記対象の施工現場を表す主画像を含む前記現場管理情報を記憶するメモリと、を備えている。前記制御部は、前記メモリに記憶された前記現場管理情報を編集するための編集画面であって、前記主画像を含む前記編集画面が第1の表示部に表示されている間に、前記主画像のうちのリンク位置を指定した上で、前記対象の施工現場に関係する関連情報の対応付けを指示するリンク指示が入力されると、前記リンク位置と前記関連情報とを対応付けて前記メモリに記憶させる対応付け処理を実行し、表示指示が入力される場合に、前記メモリに記憶された前記現場管理情報を表示するための表示画面であって、前記主画像を含む前記表示画面を第2の表示部に表示させ、前記対応付け処理が行われた後で、前記表示画面が前記第2の表示部に表示されている間に、前記主画像のうちの前記リンク位置が指示される場合に、前記リンク位置に対応付けられた前記関連情報の少なくとも一部を出力させる。
ここで言う「リンク位置」とは、主画像(映像である場合も含む)のうちのポイント(一部)を含むものである。
上記の構成によると、制御部は、対応付け処理が行われた後で、表示されている表示画面中の主画像のうちのリンク位置が指示される場合には、リンク位置に対応付けられた関連情報の少なくとも一部を出力させることができる。そのため、表示画面中の主画像のうちのリンク位置を指示したユーザ(例えば、施主、施工業者等)は、指示したリンク位置に対応する現場中の位置に関して、何らかの情報(例えば、説明のための画像、テキスト、音声等)が存在することを直感的に把握することができる。ユーザが、関連情報が主画像内のどの位置に対応付けられているのかを適切に把握することができる。そして、主画像は、対象の施工現場を撮影した画像である。従って、上記の構成によると、ユーザに、関連情報が対象の施工現場のどの位置に対応付けられている情報であるのかを適切に把握させることができる。
前記表示画面における前記主画像のうちの前記リンク位置には、前記リンク位置を示す第1種のマーカが表示されてもよい。
この構成によると、ユーザは、表示画面中の主画像の第1種のマーカの位置を見れば、容易にリンク位置を把握することができる。そして、ユーザは、リンク位置に対応する現場中の位置に関して、何らかの関連情報(例えば、説明のための画像、テキスト、音声等)が存在することを容易に把握することができる。
前記関連情報は、関連テキストデータ、関連音声データ、関連画像データ、のうちの少なくとも1つを含んでもよい。
この構成によると、ユーザ(例えば施工業者等)は、現場管理情報の編集時に、リンク位置に種々の態様のデータを対応付けることができる。ユーザは、状況に応じて適切なデータを対応付け得る。
前記関連情報は、前記関連テキストデータを含んでもよい。前記関連テキストデータは、音声入力されたデータをテキストデータに変換することによって取得されてもよい。
この構成によると、ユーザ(施工業者等)は、例えば、細かい文字入力操作を行いにくい現場等においても、関連テキストデータを容易に入力し得る。
前記制御部は、さらに、前記編集画面が前記第1の表示部に表示されている間に、前記主画像のうちの特定部分の詳細を表す特定画像を登録するための画像登録指示が入力される場合において、前記画像登録指示に含まれる前記特定画像と、前記主画像と、に基づいて、前記主画像のうちから前記特定画像が示す前記特定部分に対応する特定位置を特定し、前記特定位置と前記特定画像とを対応付けて前記メモリに記憶させる画像登録処理を実行し、前記画像登録処理が行われた後で、前記表示画面が前記第2の表示部に表示されている間に、前記主画像のうちの前記特定位置が指示される場合に、前記特定位置に対応付けられた前記特定画像を表示させてもよい。
この構成によると、編集画面が第1の表示部に表示されている間に、ユーザ(施工業者等)が特定画像を含む画像登録指示を入力すれば、制御部が、特定画像と主画像とに基づいて特定位置を特定した上で、特定画像を特定位置に対応付けてメモリに記憶させる画像登録処理を実行する。そして、制御部は、画像登録処理が行われた後、第2の表示部に表示された表示画面中の主画像のうちの特定位置が指示される場合には、特定位置に対応付けられた特定画像を表示させる。即ち、ユーザは、特定画像を含む画像登録指示を入力すれば、主画像のうちの特定位置を指示しなくても、特定位置と特定画像を対応付けて記憶させることができる。ユーザは、特定位置と特定画像との対応付けを容易に行い得る。また、表示画面中の主画像のうちの特定位置を指示したユーザ(例えば、施主、施工業者等)は、指示した特定位置に対応する特定画像を見ることができる。即ち、ユーザが、特定画像が主画像内のどの位置に対応付けられているのかを適切に把握することができる。従って、上記の構成によると、ユーザに、特定画像が対象の施工現場のどの位置に対応付けられている画像であるのかを適切に把握させることができる。
本明細書で開示する他の一つの現場情報管理装置は、制御部と、対象の施工現場に関係する現場管理情報であって、前記対象の施工現場を表す主画像を含む前記現場管理情報を記憶するメモリと、を備えている。前記制御部は、前記メモリに記憶された前記現場管理情報を編集するための編集画面であって、前記主画像を含む前記編集画面が第1の表示部に表示されている間に、前記主画像のうちの特定部分の詳細を表す特定画像を登録するための画像登録指示が入力される場合において、前記画像登録指示に含まれる前記特定画像と、前記主画像と、に基づいて、前記主画像のうちから前記特定画像が示す前記特定部分に対応する特定位置を特定し、前記特定位置と前記特定画像とを対応付けて前記メモリに記憶させる画像登録処理を実行し、表示指示が入力される場合に、前記メモリに記憶された前記現場管理情報を表示するための表示画面であって、前記主画像を含む前記表示画面を第2の表示部に表示させ、前記画像登録処理が行われた後で、前記表示画面が前記第2の表示部に表示されている間に、前記主画像のうちの前記特定位置が指示される場合に、前記特定位置に対応付けられた前記特定画像を表示させる。
上記の構成によると、編集画面が第1の表示部に表示されている間に、ユーザ(施工業者等)が特定画像を含む画像登録指示を入力すれば、制御部が、特定画像と主画像とに基づいて特定位置を特定した上で、特定画像を特定位置に対応付けてメモリに記憶させる画像登録処理を実行する。そして、制御部は、画像登録処理が行われた後、第2の表示部に表示された表示画面中の主画像のうちの特定位置が指示される場合には、特定位置に対応付けられた特定画像を表示させる。即ち、ユーザは、特定画像を含む画像登録指示を入力すれば、主画像のうちの特定位置を指示しなくても、特定位置と特定画像を対応付けて記憶させることができる。ユーザは、特定位置と特定画像との対応付けを容易に行い得る。また、表示画面中の主画像のうちの特定位置を指示したユーザ(例えば、施主、施工業者等)は、指示した特定位置に対応する特定画像を見ることができる。即ち、ユーザが、関連情報が主画像内のどの位置に対応付けられているのかを適切に把握することができる。そして、主画像は、対象の施工現場を撮影した画像である。従って、上記の構成によると、ユーザに、特定画像が対象の施工現場のどの位置に対応付けられている画像であるのかを適切に把握させることができる。
前記表示画面における前記主画像のうちの前記特定位置には、前記特定位置を示す第2種のマーカが表示されてもよい。
この構成によると、ユーザは、表示画面中の主画像の第2種のマーカの位置を見れば、容易に特定位置を把握することができる。そして、ユーザは、特定位置に対応する現場中の位置に関して、何らかの説明等のための特定画像が存在することを容易に把握することができる。
前記制御部は、前記編集画面が前記第1の表示部に表示されている間に、前記画像登録指示が行われる場合において、前記画像登録指示に含まれる前記特定画像と前記主画像とを比較し、前記主画像のうち、前記特定画像に対応する特徴を表す前記特定部分に対応する位置を前記特定位置として特定してもよい。
この構成によると、制御部は、特定画像と主画像とを比較し、主画像のうち、特定画像に対応する特徴を表す特定部分に対応する位置を特定位置として特定する。言い換えると、制御部は、特定画像と主画像とを比較して画像認識を行い、主画像のうちの特定画像に対応する特定部分をまず特定する。そして制御部は、主画像のうち、特定部分に対応する位置を特定位置として特定する。そのため、ユーザは、主画像のうちの特定位置を指示しなくても、特定位置と特定画像を適切に対応付けて記憶させることができる。
前記制御部は、前記メモリ内の前記現場管理情報を出力するための出力指示が入力されると、前記現場管理情報に含まれる前記主画像と、前記主画像に対応付けられた情報と、を対応関係が示された態様で出力するようにしてもよい。
この構成によると、制御部は、出力指示が入力されると、主画像と、主画像に対応付けられた情報(即ち、上記の関連情報、特定情報、のうちの少なくとも一方)とを、互いの対応関係が示された態様で出力する。そのため、ユーザは、出力結果を見れば、主画像と、主画像に対応付けられた情報との対応関係を直感的に把握することができる。
前記主画像は、前記対象の施工現場を複数の異なる角度から撮影した複数個の撮影画像を含んでもよい。
この構成によると、ユーザは、主画像を見ることで、複数の異なる角度から対象の施工現場を把握することができる。
なお、上記の現場情報管理装置を実現するための制御方法、コンピュータプログラム、及び、当該コンピュータプログラムを記憶するコンピュータ読取可能機能媒体も、新規で有用である。また、上記の現場情報管理装置、及び、各ユーザ(施主、施工業者等)が使用する端末装置を備える現場情報管理システム全体も、新規で有用である。
現場情報管理システム2の概要を示す。 現場データベース80の内容の一例を示す。 現場情報管理システム2の具体的な動作を表すシーケンス図を示す。 現場メイン画面200の一例を示す。 編集画面300の一例を示す。 図3の続きのシーケンス図を示す。 表示画面400の一例を示す。 出力画面500の一例を示す。
(実施例)
(システムの構成;図1)
図1に示されるように、本実施例の現場情報管理システム2は、建築現場等の施工現場に関する各種情報(例えば、施主に関する情報、現場の住所等の基本情報、工事の進行に関する情報、等)を、各種施工関係者が適切に管理するためのシステムである。現場情報管理システム2は、端末装置10a、10bと、サーバ50と、を備える。端末装置10a、10bは、それぞれ、第1のユーザ30a、第2のユーザ30bによって所持(又は設置)されている。本実施例では、第1のユーザ30a、第2のユーザ30bは、それぞれ、例えば工務店、各種工事業者等、建築現場で仕事を行う施工業者を想定している。
サーバ50及び端末装置10a、10bは、いずれも、インターネット4に接続されている。サーバ50と端末装置10a、10bとは、インターネット4を介して通信可能である。以下、本明細書では、端末装置10a、10bを区別せずに呼ぶ場合、「a」、「b」を省略して単に「端末装置10」と呼ぶ場合がある。端末装置10a、10bが備える各要素についても同様である。同様に、第1のユーザ30a、第2のユーザ30bを区別せずに総称する場合も、単に「ユーザ30」と呼ぶ場合がある。なお、図1の例では、第1のユーザ30a、第2のユーザ30bによって使用される端末装置10a、10bのみを図示しているが、実際の現場情報管理システム2は、これら以外にも端末装置を備えていてもよい。
(端末装置10の構成;図1)
図1に示す端末装置10a、10bは、基本的には同様の構成を有する。そのため、以下では、代表して端末装置10aの構成を詳しく説明し、端末装置10bの構成については詳しい説明を省略する。上記の通り、端末装置10aは、第1のユーザ30aによって所持又は設置される端末である。端末装置10aは、ノートPC、タブレットPC、スマートフォンのような可搬式の端末装置であってもよいし、デスクトップPCのような据置式の端末装置であってもよい。
図1に示すように、端末装置10aは、通信インターフェース12aと、表示部14bと、操作部16aと、マイク18aと、スピーカ19aと、制御部20aと、メモリ22aと、を備える。なお、以下では、インターフェースのことを「I/F」と記載する。
通信I/F12aは、インターネット4を介してサーバ50と通信を実行するためのI/Fである。表示部14aは、様々な情報を表示させるためのディスプレイである。操作部16aは、複数個のキー等を備える。また、表示部14aと操作部16aは、両者が一体に構成されたタッチパネルであってもよい。ユーザは、操作部16aを操作して、様々な指示を端末装置10に入力することができる。
マイク18aは、音声(例えばユーザの話声)を入力するための入力部である。ユーザは、マイク18aを介して、端末装置10に様々な指示や情報を音声入力することができる。スピーカ19aは、音声を出力するための出力部である。
制御部20aは、メモリ22aに記憶されるプログラム(アプリケーション24a等)に従って様々な処理を実行する。メモリ22aは、ROM、RAM、ハードディスク等によって構成される。メモリ22aは、アプリケーション24aを含む様々なプログラムを記憶している。アプリケーション24aは、現場情報管理システム2の提供事業者によって提供され、現場情報管理システム2を利用して、現場の情報を管理、閲覧、編集等するための様々な処理を実行するためのアプリケーションプログラムである。制御部20aは、アプリケーション24aに従って様々な処理を実行することで、現場情報管理システム2による情報管理サービスを利用することができる。
アプリケーション24aは、現場情報管理システム2の提供事業者によって設置されるインターネット4上のアプリ提供サーバ(図示しない)から端末装置10aにインストールされる。他の例では、アプリケーション24aは、サーバ50から端末装置10aにインストールされてもよい。さらに他の例では、アプリケーション24aは、現場情報管理システム2の提供事業者によって配布される記録媒体(例えばCD-ROM等)から端末装置10aにインストールされてもよい。また、メモリ22aには、アプリケーション24aがインストールされた際のユーザ登録時に第1のユーザ30aに割り当てられるユーザID「U1」が記憶されている。この他にも、メモリ22aは、制御部20aの処理に伴って生成される様々な情報を記憶する領域も有している。
以上、端末装置10aの構成を説明した。上記の通り、端末装置10bの構成も基本的に端末装置10aの構成と同様である。ただし、端末装置10bのメモリ22bには、アプリケーション24bがインストールされた際のユーザ登録時に第2のユーザ30bに割り当てられたユーザID「U2」が記憶されている。
(サーバ50の構成;図1、図2)
サーバ50は、現場情報管理システム2の提供事業者によって設置される管理装置である。図1に示すように、サーバ50は、通信I/F52と、制御部60と、メモリ62と、を備えている。通信I/F52は、インターネット4を介して端末装置10と通信を実行するためのI/Fである。制御部60は、メモリ62に記憶されたプログラム64に従って様々な処理を実行する。メモリ62は、ROM、RAM等によって構成される。さらに、メモリ62内には、ユーザデータベース70と、現場データベース80(図2参照)と、が備えられている。ユーザデータベース70は、アプリケーション24をインストールした際にユーザ登録を行ったことで割り当てられたユーザID毎の各種情報を記憶するための記憶領域である。現場データベース80は、ユーザによって登録された施工現場毎の各種情報を記憶するための記憶領域である。
上記の通り、ユーザデータベース70は、ユーザID毎の各種情報を記憶する。具体的には、ユーザデータベース70は、ユーザID毎に異なる複数個のユーザデータ(図示しない)を記憶している。各ユーザデータには、当該ユーザIDに対応するユーザの基本情報(例えば、ユーザの名称(会社名、個人名等)、代表者名、連絡先、住所、取扱業務内容等の情報)のほか、施工業者として参加中の現場の現場ID、知り合いのユーザのユーザID、などの各種個人情報が含まれる。各ユーザは、自身の端末装置10の表示部にマイページ(図示省略)を表示させることにより、自身のユーザデータ内の各情報を確認することができる。各ユーザデータは、各ユーザのユーザ登録の際に生成され、ユーザデータベース70内に記憶される。その後、登録済みの各ユーザの行動に伴って、各ユーザデータの内容は随時更新される。
図2に示すように、現場データベース80は、施工現場毎の各種情報を記憶する。具体的には、現場データベース80は、現場ID毎に異なる複数個の現場管理データ82a、82b、82c等を記憶している。現場管理データ82a、82b、82cは、それぞれ、現場ID「C1」、「C2」、「C3」に対応する現場に関する各種情報を含む。現場管理データ82a、82b、82cは、ユーザ30によって登録され、現場データベース80内に記憶される。
現場管理データ82aは、現場基本情報84aと、作業関係情報86aとを含む。現場基本情報84aは、現場ID「C1」に対応する現場の各種基本情報を含む。具体的には、例えば、施主の氏名、現場の住所、現場管理責任者名等を含む。
作業関係情報86aは、当該現場の現場図面90、工程表92、作業報告情報94等を含む。現場図面90は、建築予定の建物の設計図等を含む。工程表92は、現場における作業毎の期間や工数を示した表である。作業報告情報94は、現場を撮影した画像、現場において作業を行った結果に関する報告情報などを含む。例えば、作業報告情報94は、例えば、自工程の完了報告のための現場画像、次工程を担当する施工業者に対して申し送りを行うための現場画像、完了した自工程を説明するための情報、次工程への申し送り事項を説明するための情報等を含む。本実施例では、作業報告情報94には、作業日ごとに記録された複数個の作業報告情報が含まれる。
各ユーザは、現場ID(「C1」)、及び、所定のパスワードを用いた認証に成功する場合に限り、現場管理データ82aへのアクセスが許可される。以上、現場管理データ82aについて説明した。図2中の他の現場管理データ82b、82c等も、上述の現場管理データ82aと同様の構成を有する。各現場管理データ82a~82cは、登録ユーザからのリクエストに応じて生成され、現場データベース80内に記憶される。その後、アクセスを許可された(即ち認証に成功した)各ユーザの行動に伴って、各現場管理データ82a~82cの内容は随時更新される(図3等参照)。
(インストール及びユーザ登録)
続いて、各ユーザが、端末装置10を利用して現場情報管理サービスの提供を受けるために事前に行っておくインストール及びユーザ登録について説明しておく。以下では、第1のユーザ30aが、端末装置10aにアプリケーション24aをインストールし、ユーザ登録を行う場合を例として説明する。本実施例の現場情報管理システム2による現場情報管理サービスの利用を希望する第1のユーザ30aは、まず、端末装置10aの操作部16aを操作して、インターネット4を介してアプリ提供サーバ(図示しない)にアクセスし、アプリケーション24aをアプリ提供サーバからダウンロードする。端末装置10aの制御部20aは、ダウンロードされたアプリケーション24aをメモリ22aにインストールする。そして、制御部20aは、アプリケーション24aを起動させる。この際、制御部20aは、所定の初期設定画面を表示部14aに表示させる。初期設定画面には、ユーザが利用するユーザID「U1」、ログインに利用するパスワード、その他のユーザ情報(名称(会社名、個人名等)、代表者名、連絡先、住所、主な取り扱い業務内容等)を入力するための各入力欄が含まれる。
第1のユーザ30aは、操作部16aを操作して、各入力欄に必要な情報を入力する。制御部20aは、ユーザが初期設定画面で入力した各情報を含むユーザ登録リクエストをサーバ50に送信する。
サーバ50の制御部60は、端末装置10aからユーザ登録リクエストを受信すると、新規ユーザ登録リクエストに含まれるユーザID「U1」を含む新たなユーザデータを作成し、メモリ62のユーザデータベース70に記憶させる。この際、新たなユーザデータには、ユーザ登録リクエストに含まれる各情報が含まれる。以上の各処理が実行されることで、インストール及びユーザ登録が完了し、第1のユーザ30aは、端末装置10aを用いて現場情報管理サービスの提供を受けることが可能になる。一旦ユーザ登録が完了した後は、第1のユーザ30aは、メモリ22aに記憶させたアプリケーション24aを起動させ、登録済みのユーザID及びパスワードを用いてサーバ50との間で認証を行うことにより、端末装置10a(又は、アプリケーション24aが記憶された他の端末装置)を用いて現場情報管理サービスの提供を受けることが可能になる。
インストール及びユーザ登録が完了した場合、又は、登録済みのユーザID及びパスワードを用いた認証が成功した場合、サーバ50の制御部60は、ユーザID「U1」を含むユーザデータに含まれる情報を含むマイページ画面データを端末装置10aに送信する。端末装置10aの制御部20aは、マイページ画面データを受信すると、マイページ画面(図示しない)を表示部14aに表示させる。マイページ画面には、ユーザID「U1」の第1のユーザ30aに対応するユーザデータの一部が表示されている。また、マイページ画面が表示されている間に、第1のユーザ30aは、サーバ50に登録されている現場情報を確認するためのアクセス指示、サーバ50への現場情報の新規登録指示、知り合いのユーザとの連絡を行うための連絡指示等の各種指示を行うことができる。
(具体例;図3~図8)
続いて、図3~図8を参照して、本実施例の現場情報管理システム2の動作の具体例を説明する。この例では、ユーザID「U1」に対応する第1のユーザ30aが、現場ID「C1」に対応する現場管理データ82a(図2参照)にアクセスした上で、作業報告情報(テキストデータ、画像データ等)を追加する場合について説明する(図3~図5参照)。さらにこの例では、その後、ユーザID「U2」に対応する第2のユーザ30bが、追加後の作業報告情報を閲覧し、作業報告情報を出力する場合について説明する(図6~図8参照)。また、以下では、サーバ50の制御部60が実行する各処理のことをサーバ50の動作として説明する。同様に、端末装置10の制御部20が実行する各処理のことも端末装置10の動作として説明する。
図3の具体例の開始時点において、端末装置10a、10bには、それぞれアプリケーション24a、24bがインストールされ、各ユーザのユーザ登録が既に完了している。そして、この時点では、端末装置10aにおいてログインが完了しており、表示部14aには上述のマイページ画面(図示しない)が表示されている。
この状態で、S10において、第1のユーザ30aは、現場ID「C1」に対応する現場管理データ82a(図2参照)にアクセスするための所定のアクセス操作を行うことができる。アクセス操作には、現場ID「C1」を指定する操作、及び、予め定められた現場管理データ82aにアクセスするためのパスワードを入力する操作が含まれる。
その場合、S12において、端末装置10aは、アクセスリクエストをサーバ50に送信する。S12で送信されるアクセスリクエストは、現場ID「C1」及びS10で入力されたパスワードを含む。
S14では、サーバ50は、受信されたアクセスリクエストに含まれるパスワードを用いて、現場管理データ82aにアクセスするための認証を実行する。図3の例では、S14の認証が成功する。続くS16において、サーバ50は、現場管理データ82aに基づいて現場ID「C1」の現場(以下この例では「対象現場」と呼ぶ場合がある)についての現場メイン画面データを生成し、端末装置10aに送信する。
S18では、端末装置10aは、サーバ50から受信した現場メイン画面データに基づいて、対象現場についての現場メイン画面200(図4参照)を表示部14aに表示させる。
図4を参照して、S18において表示部14aに表示される現場メイン画面200の一例を説明する。なお、図4に示す現場メイン画面200はあくまで一例であり、実際の現場情報管理システム2において、これ以外の表示形式、インターフェース等が採用されてもよい。以後本明細書で図面を参照して説明される各画面300、400、500(図5、図7、図8参照)についても同様とする。
図4に示すように、現場メイン画面200は、基本情報表示領域201と、主画像表示領域202と、図面及び工程表リンク部203と、最新作業報告リンク部204と、過去作業報告リンク部205と、編集ボタン206と、を含む。
基本情報表示領域201には、現場の各種基本情報が表示されている。図4の例では、基本情報表示領域201には、現場ID、施主名、責任業者、住所等の各情報が含まれる。
主画像表示領域202には、対象現場の概観を表す主画像210が表示される。この例では、主画像210は、対象現場である建物212の概観を表す画像である。主画像210には、建物212を、その周囲360度から撮影した多数枚の画像が含まれる。本実施例では、主画像210は、いわゆる天球画像であると言い換えてもよい。主画像210は、対象現場の全体を表す画像、と言い換えてもよい。第1のユーザ30aは、主画像210ともに表示されている調整部214を操作することにより、主画像210の表示角度を変更することができる。主画像210に用いられる画像は、建物212の現況を表す直近の画像であってもよいし、建物212が完成した時点の画像(即ち過去の画像)であってもよい。
図面及び工程表リンク部203は、図面と工程表へのリンクである。第1のユーザ30aは、図面及び工程表リンク部203を操作することで、図面及び工程表にアクセスすることができる。
最新作業報告リンク部204は、最新の作業報告情報を表示するためのリンクである。第1のユーザ30aは、最新作業報告リンク部204を操作することで、最新の作業報告情報を表示させることができる。
過去作業報告リンク部205は、過去の作業報告情報を表示するためのリンクである。第1のユーザ30aは、過去作業報告リンク部205を操作することで、過去の作業報告情報を表示させることができる。過去の作業報告情報が2個以上存在する場合、第1のユーザ30aは、所望の作業報告情報を選択して表示させることができる。
編集ボタン206は、作業報告情報を新たに追加するためのボタンである。第1のユーザ30aは、編集ボタン206を操作(即ち後述の編集開始操作)することで、作業報告情報の追加のための編集画面(図5参照)を表示させることができる。
図3のS20において、第1のユーザ30aは、表示部14aに現場メイン画面200(図4)が表示されている間に、所定の編集開始操作(具体的には、上記の編集ボタン206を押す操作)を行うことができる。その場合、S22において、端末装置10aは、編集開始指示をサーバ50に送信する。
サーバ50は、編集開始指示(S22)を受信すると、S24において、現場管理データ82aに基づいて対象現場のための編集画面データを生成し、端末装置10aに送信する。
S26では、端末装置10aは、サーバ50から受信された編集画面データに基づいて、表示部14aに所定の編集画面300(図5参照)を表示させる。
図5を参照して、S26において表示部14aに表示される編集画面300の一例を説明する。図5の例では、編集画面300は、タイトル表示領域301と、主画像表示領域302と、画像登録ボタン303と、編集完了ボタン304と、を含む。
タイトル表示領域301には、作業報告情報のタイトル(この例では「2019年7月10日報告」)が表示されている。
主画像表示領域302には、対象現場を表す主画像310が表示される。この例における主画像310も、図4の主画像210と同様である。即ち、主画像310は、対象現場である建物312の概観を表す画像であるとともに、建物312を、その周囲360度から撮影した多数枚の画像を含む。主画像表示領域302には、図3の調整部214と同様の調整部314も含まれている。
本実施例では、第1のユーザ30aは、ポインタ330によって主画像310内の所望のリンク位置を指示することができる。リンク位置とは、主画像310のうち、第1のユーザ30aが、対象現場に関係する各種の関連情報を対応付けることを希望する位置である。また、リンク位置とは、主画像310のうちのポイント(一部)であると言い換えてもよい。また、関連情報とは、対象現場に関係するテキストデータ(例えば工事に関係する報告メモ等)、画像データ(例えば現場の一部の拡大画像等)、音声データ(例えば、工事に関係する連絡用の音声メッセージ等)等である。リンク位置を指示する操作は、例えば、当該位置の長押し操作(操作部16aがタッチパネルの場合)、当該位置におけるクリック操作等、任意の操作であってもよい。
第1のユーザ30aによってリンク位置が指示されると、編集画面300には、リンク位置に対応する操作ウィンドウ340が表示される。操作ウィンドウ340は、テキスト入力ボタン342、テキスト音声入力ボタン344、画像入力ボタン346、及び、音声入力ボタン348を含む。
テキスト入力ボタン342及びテキスト音声入力ボタン344は、指示されたリンク位置に対応付けるべきテキストデータを入力するためのボタンである。第1のユーザ30aは、テキスト入力ボタン342を操作した後で、操作部16aを操作してリンク位置に対応付けるべきテキストデータを入力することができる。第1のユーザ30aは、テキスト音声入力ボタン344を操作した後で、マイク18aを介して希望するメッセージを音声入力することができる。その場合、制御部20aが、音声認識技術を用いて、音声入力されたデータをテキストデータに変換する。この結果、入力されたテキストデータが、リンク位置に対応付けられる。
画像入力ボタン346は、指示されたリンク位置に対応付けるべき画像データを入力するためのボタンである。第1のユーザ30aは、画像入力ボタン346を操作した後で、操作部16aを操作して所望の画像を選択し、入力することができる。この結果、入力された画像データが、リンク位置に対応付けられる。
音声入力ボタン348は、指示されたリンク位置に対応付けるべき音声データを入力するためのボタンである。第1のユーザ30aは、音声入力ボタン348を操作した後で、マイク18aを介して、希望するメッセージを音声入力する。この結果、入力された音声データが、リンク位置に対応付けられる。
画像登録ボタン303は、対象現場の一部分の詳細を表す特定画像を主画像310のうちの適切な位置に対応付けた上で登録するためのボタンである。第1のユーザ30aは、画像登録ボタン303を操作した後で、登録を希望する特定画像(例えば、図5の画像350)を指定することができる。なお、図5の例で指定される画像350は、建物312のドア部分の拡大画像(とくに、補修が必要なドア表面の傷部分を拡大した画像)である。画像350には、画像タイトル(「ドア画像.jpg」)が付されている。この場合、後で説明するように、サーバ50が、指定された特定画像と主画像310とに基づいて、特定画像が表す特定部分に対応する特定位置を特定し、特定画像の画像データを、その特定位置に対応付ける。即ち、第1のユーザ30aは、画像登録ボタン303を操作した後で、登録を希望する特定画像を指定すれば、リンク位置を自分で指定しなくても、自動的に特定された特定位置に特定画像を対応付けることができる。
編集完了ボタン304は、編集の完了を指示するためのボタンである。第1のユーザ30aが編集完了ボタン304を操作すると、編集画面300の表示が終了する。
図3のS26において編集画面300が表示された後、S28において、第1のユーザ30aは、テキストデータを入力するためのリンク操作を行うことができる。ここで、「リンク操作」とは、リンク位置を指示した上で、指示されたリンク位置に所望の関連情報(テキストデータ、画像データ、又は音声データ)を対応付けるための操作のことである。具体的な操作の内容は上記の通りである。S28では、第1のユーザ30aは、テキストデータを入力するためのリンク操作を行う。
その場合、S30において、端末装置10aは、リンク指示をサーバ50に送信する。リンク指示は、指定されたリンク位置に、入力された関連情報の対応付けを指示するリクエスト信号である。S30では、リンク指示は、S28のリンク操作において第1のユーザ30aによって指示されたリンク位置を示すリンク位置情報と、入力されたテキストデータと、を含む。
S32では、サーバ50は、受信されたリンク指示に含まれるリンク位置情報とテキストデータとに基づいて、現場管理データ82aを更新する。具体的には、S30では、サーバ50は、現場管理データ82aに、タイトル「2019年7月10日報告」(図5参照)で識別される作業報告情報を新たに追加する。その際、追加される作業報告情報は、リンク位置情報が示すリンク位置に対応付けられたテキストデータ(即ちリンク指示に含まれるテキストデータ)を含む。
さらに、S34では、第1のユーザ30aは、表示中の編集画面300において、音声データ(例えば、工事に関係する連絡用の音声メッセージ)を入力するためのリンク操作を続けて行うことができる。具体的な操作の内容は上記の通りである。
その場合、S36において、端末装置10aは、リンク指示をサーバ50に送信する。S36では、リンク指示は、S34のリンク操作において第1のユーザ30aによって指示されたリンク位置を示すリンク位置情報と、入力された音声データと、を含む。
S38では、サーバ50は、受信されたリンク指示に含まれるリンク位置情報とテキストデータとに基づいて、現場管理データ82aを更新する。S38では、サーバ50は、現場管理データ82aに含まれるタイトル「2019年7月10日報告」(図5参照)で識別される作業報告情報に、さらに、リンク位置情報が示すリンク位置に対応付けて、音声データ(即ちリンク指示に含まれる音声データ)を追加する。
さらに、S40では、第1のユーザ30aは、表示中の編集画面300において、所望の画像を登録するための画像登録操作を行うことができる。ここで、「画像登録操作」とは、上記したように、画像登録ボタン303(図5参照)を操作した後で、登録を希望する特定画像を指定する操作である。S40では、第1のユーザ30aは、特定画像として、建物312のドア部分の拡大画像(とくに、補修が必要なドア表面の傷部分を拡大した画像)である画像350を指定する。
その場合、S42において、端末装置10aは、画像登録指示をサーバ50に送信する。画像登録指示は、指定された画像350を、主画像310のうちの画像350が表す特定部分に対応する特定位置に対応付けることを指示するリクエスト信号である。S42では、画像登録指示は、S40の画像登録操作において第1のユーザ30aによって指定された画像350を含む。
S44では、サーバ50は、受信された画像登録指示に含まれる画像350と、編集画面300に含まれる主画像310と、に基づいて、特定位置を特定する。具体的には、サーバ50は、主画像310と画像350とを用いて画像認識処理を行い、両者に共通する特徴点を抽出することにより、主画像310のうちから、画像350が示す特定部分に対応する特定位置を特定する。この例では、画像350は、建物312のドア部分を表す(図5参照)。そのため、S44では、サーバ50は、主画像310のうち、建物312のドア部分(即ち特定部分)に対応する位置を特定位置として特定する。
続くS46では、サーバ50は、S44で特定された特定位置と、画像登録指示に含まれる画像350とに基づいて、現場管理データ82aを更新する。S46では、S38では、サーバ50は、現場管理データ82aに含まれるタイトル「2019年7月10日報告」(図5参照)で識別される作業報告情報に、さらに、特定位置に対応付けて、画像350の画像データを追加する。
その後、S48において、第1のユーザ30aは、表示部14aに表示中の編集画面300(図5参照)の完了ボタン304を操作して、編集を終了させることができる。これにより、表示部14aへの編集画面300の表示が終了する。
さらにその後、図6のS60において、ユーザID「U2」に対応する第2のユーザ30bは、現場ID「C1」に対応する現場管理データ82a(図2参照)にアクセスするためのアクセス操作を行うことができる。アクセス操作は、図3のS10と同様の操作である。
S62において、端末装置10bは、アクセスリクエストをサーバ50に送信する。S64では、サーバ50は、受信されたアクセスリクエストに含まれるパスワードを用いて、現場管理データ82aにアクセスするための認証を実行する。図6の例では、S64の認証が成功する。続くS66において、サーバ50は、現場管理データ82aに基づいて対象現場についての現場メイン画面データを生成し、端末装置10bに送信する。
S68では、端末装置10bは、サーバ50から受信した現場メイン画面データに基づいて、対象現場についての現場メイン画面200(図4参照)を表示部14bに表示させる。S68で表示される現場メイン画面200は、図3のS18で表示される現場メイン画面200と同様である。
S70では、第2のユーザ30bは、表示部14bに現場メイン画面200(図4)が表示されている間に、最新の作業報告情報を表示するための作業報告表示操作(具体的には、図4の最新作業報告リンク部204を操作すること)を行うことができる。その場合、S72において、端末装置10bは、作業報告表示指示をサーバ50に送信する。S72で送信される作業報告表示指示は、最新の作業報告情報の表示を要求するリクエスト信号である。
サーバ50は、作業報告表示指示(S72)を受信すると、S74において、この時点の現場管理データ82aに含まれる最新の作業報告情報(具体的には、タイトル「2019年7月10日報告」(図5参照)で識別される作業報告情報)に基づいて、その最新の作業報告情報を表示するための表示画面データを生成する。サーバ50は、生成された表示画面データを端末装置10bに送信する。
S76では、端末装置10bは、サーバ50から受信された表示画面データに基づいて、表示部14bに、最新の作業報告情報を表示するための表示画面400(図7参照)を表示させる。
図7を参照して、S76において表示部14bに表示される表示画面400の一例を説明する。図7の例では、表示画面400は、タイトル表示領域401と、主画像表示領域402と、出力ボタン450と、を含む。
タイトル表示領域401には、作業報告情報のタイトル(この例では「2019年7月10日報告」)が表示されている。
主画像表示領域402には、対象現場を表す主画像410が表示される。この例における主画像410も、図4の主画像210及び図5の主画像310と同様である。即ち、主画像410は、現場である建物412を表す画像であるとともに、建物412を、その周囲360度から撮影した多数枚の画像を含む。主画像表示領域402にも、図3の調整部214と同様の調整部414が含まれている。
図7の表示画面400では、主画像410内に、テキストマーカ420と、画像マーカ422と、音声マーカ424と、がさらに含まれる。
テキストマーカ420は、その表示位置にテキストデータが対応付けられていることを示すマーカである。この例では、テキストマーカ420の表示位置(具体的には建物412の窓サッシ部分)は、図3のS28のリンク操作の際に指示されたリンク位置に対応する。表示画面400を見る第2のユーザ30bは、ポインタ430でテキストマーカ420を指示することができる。第2のユーザ30bによってテキストマーカ420が指示されると、テキストマーカ420の位置(即ちリンク位置)に対応する態様でテキスト440(「サッシ修理完了しました」)が表示される。テキスト440は、図3のS28のリンク操作の際に入力されたテキストデータによって表されるテキストである。
画像マーカ422は、その表示位置に画像データが対応付けられていることを示すマーカである。この例では、画像マーカ422の表示位置(具体的には建物412のドア部分)は、図3のS44において特定された特定位置に対応する。表示画面400を見る第2のユーザ30bは、ポインタ430で画像マーカ422を指示することができる。第2のユーザ30bによって画像マーカ442が指示されると、画像マーカ422の位置(即ち特定位置)に対応する態様で画像442が表示される。画像442は、図3のS40の画像登録操作の際に第1のユーザ30aによって指定された画像(図5の画像350参照)である。画像442は、建物412のドア部分の拡大画像(とくに、補修が必要なドア表面の傷部分を拡大した画像)である。
なお、他の例では、画像マーカの表示位置は、リンク操作の際に指示されたリンク位置に対応する位置であってもよい。その場合、画像マーカが指示された際に表示される画像は、リンク操作の際に入力された画像データによって表される画像であってもよい。
音声マーカ424は、その表示位置に音声データが対応付けられていることを示すマーカである。この例では、音声マーカ424の表示位置(具体的には建物412の屋根部分)は、図3のS34のリンク操作の際に指示されたリンク位置に対応する。表示画面400を見る第2のユーザ30bは、ポインタ430で音声マーカ424を指示することができる。第2のユーザ30bによって音声マーカ424が指示されると、リンク位置に対応付けられた音声データが再生される。なお、図7では、理解の容易のために、音声データに基づいて再生された音声メッセージ444(「屋根も補修必要かな」)を図示しているが、実際には音声メッセージ444は目視できない点に留意されたい。再生される音声メッセージ444は、図3のS34のリンク操作の際に入力された音声データによって表される音声である。
出力ボタン450は、表示中の表示画面400で表されている作業報告情報の内容を、主画像410に対応付けられている各情報(テキスト、画像、音声等)も含めて出力(例えば、印刷、メール送信、ファクス等)するためのボタンである。第2のユーザ30bが出力ボタン450を操作すると、表示画面400に代えて、出力画面(後述の図8参照)が表示される。
以上の通り、第2のユーザ30bは、表示部14bに表示画面400が表示されている間に、ポインタ430によって各マーカ420~424を指示することによって、主画像410に対応付けられている各情報を確認することができる。
図6のS78において、第2のユーザ30bは、表示部14bに表示画面400が表示されている間に、所定の出力操作(具体的には、上記の出力ボタン450を操作すること)を行うことができる。
その場合、S80において、端末装置10bは、出力指示をサーバ50に送信する。出力指示は、作業報告情報の内容を出力(例えば、印刷、メール送信、ファクス等)が可能な態様で提供することを要求するリクエスト信号である。
S82では、サーバ50は、表示画面400で表されている作業報告情報の内容を、主画像410に対応付けられている各情報(テキスト、画像、音声)も含めて出力するための出力画面データを生成する。サーバ50は、生成された出力画面データを端末装置10bに送信する。
S84では、端末装置10bは、サーバ50から受信された出力画面データに基づいて、表示部14bに、最新の作業報告情報を、印刷やメール送信等によって外部に出力するための出力画面500(図8参照)を表示させる。
図8を参照して、S84において表示部14bに表示される出力画面500の一例を説明する。図8の例では、出力画面500は、タイトル表示領域501と、主画像表示領域502と、テキスト550と、画像552と、テキスト554と、を含む。
タイトル表示領域501には、作業報告情報のタイトル(この例では「2019年7月10日報告」)が表示されている。
主画像表示領域502には、対象現場を表す主画像510が表示される。この例における主画像510は、図7の主画像410と基本的に同様である。即ち、主画像510は、現場である建物512を表す画像である。ただし、出力画面500に含まれる主画像510は、図7の主画像410に含まれる多数枚の画像のうち、代表的な角度から撮影された1枚の画像である。そのため、出力画面500内の主画像表示領域502には、図7の調整部414に相当する部分が含まれていない。これらの相違は、出力画面500が、印刷等によって出力されることを前提とする情報を表示するための画面であることによるものである。
図8の出力画面500では、主画像510内に、マーカ(A)520と、マーカ(B)522と、マーカ(C)524と、がさらに含まれる。マーカ(A)520と、マーカ(B)522と、マーカ(C)524は、それぞれ、主画像510内において、「A」「B」「C」の各マークで表示される。マーカ(A)520は、図7のテキストマーカ420に対応する位置(即ち、図3のS28で指示されたリンク位置に対応する位置)に表示されている。マーカ(B)522は、図7の画像マーカ422に対応する位置(即ち、図3のS44で特定された特定位置に対応する位置)に表示されている。マーカ(C)524は、図7の音声マーカ424に対応する位置(即ち、図3のS34で指示されたリンク位置に対応する位置)に表示されている。
テキスト550は、マーカ(A)520と同じ「A」のマークで識別される。即ち、テキスト550は、同じ「A」のマークで識別されるマーカ(A)520に対応する。テキスト550(「サッシ修理完了しました」)は、図7のテキスト440と同じ内容である。即ち、テキスト550は、図3のS28のリンク操作の際に入力されたテキストデータによって表されるテキストである。
画像552は、マーカ(B)522と同じ「B」のマークで識別される。即ち、画像552は、同じ「B」のマークで識別されるマーカ(B)522に対応する。画像552は、図7の画像442と同じ画像である。即ち、画像552は、図3のS40の画像登録操作の際に指定された画像である。
テキスト554は、マーカ(C)524と同じ「C」のマークで識別される。即ち、テキスト554は、同じ「C」のマークで識別されるマーカ(C)524に対応する。テキスト554(「屋根も補修必要かな」)は、図7の音声メッセージ444と同じ内容である。ただし、出力画面500では、図7の音声メッセージ444に基づいて変換されたテキスト554として表示されている。
このように、出力画面500を見れば、第2のユーザ30bは、主画像510のどの位置に、どのような情報が対応付けられているのかを直感的に把握することができる。第2のユーザ30bは、表示部14bに出力画面500が表示されている間に、出力画面500の表示内容の印刷、メール送信、ファクス送信、外部ディスプレイへの表示、外部記憶媒体へのエクスポート等、任意の出力処理を実行することができる。
以上、本実施例の現場情報管理システム2の動作の具体例を説明した。上記の具体例はあくまで一例であり、現場情報管理システム2を稼働させる場合に実際には異なる動作が行われる場合もある。例えば、他の例では、ユーザID「U1」に対応する第1のユーザ30aが、作業報告情報(テキストデータ、画像データ等)の追加を行った後で(図3~図5参照)、追加後の作業報告情報を自ら閲覧し、作業報告情報を出力してもよい(図6~図8参照)。即ち、本実施例では、編集画面300を表示させる端末装置10と、表示画面400を表示させる端末装置10とが、同じであっても異なっていてもよい。
以上、本実施例の現場情報管理システム2の構成及び動作の具体例について説明した。上記の通り、本実施例では、編集画面300(図5参照)が表示されている間に、ユーザ30は、主画像310のうちの所望のリンク位置を指定した上で、関連情報の対応付けを行うためのリンク操作を行うことができる(図3のS28、S34参照)。サーバ50は、端末装置10からリンク指示を受信すると、リンク位置と関連情報とを対応付けてメモリ62内に記憶させる(即ち現場管理データ82aを更新する。S32、S38参照)。その後、サーバ50は、端末装置10から作業報告表示指示を受信することに応じて(図6のS72)、更新後の現場管理データ82aに基づいて、端末装置10の表示部14に表示画面400(図7参照)を表示させることができる(S76)。表示画面400において、ユーザ30が、主画像410中のテキストマーカ420を指示すると、テキストマーカ420の位置(即ちリンク位置)に対応する態様で関連情報(例えば、テキスト440)が表示される。即ち、表示画面400中の主画像410のうちのリンク位置を指示したユーザ30は、指示したリンク位置に対応する現場中の位置に関して、何らかの情報(例えば、説明のための画像、テキスト、音声等)が存在することを直感的に把握することができる。ユーザが、関連情報が主画像410内のどの位置に対応付けられているのかを適切に把握することができる。従って、本実施例によると、表示画面400を見るユーザ30に、関連情報が、対象現場のどの位置に対応付けられている情報であるのかを適切に把握させることができる。
また、ユーザ30が実行可能なリンク操作(図3のS28、S34)は、基本的には、所望のリンク位置の指示と、対応付けられるべき関連情報の入力、の2操作のみで行うことができる。即ち、ユーザ30は、主画像410内の所望の位置に関連情報を対応付ける対応付けを、直感的かつ容易に行うこともできる。
また、上記の通り、本実施例では、編集画面300(図5参照)が表示されている間に、ユーザ30は、登録を希望する特定画像を指定することを含む画像登録操作を行うこともできる(図3のS40参照)。サーバ50は、端末装置10から画像登録指示を受信すると、受信された画像登録指示に含まれる画像350と、編集画面300に含まれる主画像310と、に基づいて、特定位置を特定する(S44)。そして、サーバ50は、特定位置と特定画像とを対応付けてメモリ62内に記憶させる(即ち現場管理データ82aを更新する。S46参照)。その後、表示画面400において、ユーザ30が、主画像410中の画像マーカ422を指示すると、画像マーカ422の位置(即ち特定位置)に対応する態様で特定画像(即ち画像442)が表示される。即ち、表示画面400中の主画像410のうちの特定位置を指示したユーザ30は、指示した特定位置に対応する特定画像を見ることができる。即ち、ユーザが、特定画像が主画像410内のどの位置に対応付けられているのかを適切に把握することができる。従って、本実施例によると、ユーザ30に、特定画像が、対象現場のどの位置に主画像410内のどの位置に対応付けられている画像であるのかを適切に把握させることができる。
また、上記の通り、ユーザ30が実行する画像登録操作(図3のS40)は、基本的には、画像登録ボタン303(図5参照)を操作した後で、登録を希望する特定画像を指定する操作のみを含む。即ち、本実施例によると、ユーザ30は、画像登録ボタン303を操作した後で、登録を希望する特定画像を指定すれば、リンク位置を自分で探して指定しなくても、自動的に特定された特定位置に特定画像を対応付けることができる。ユーザ30は、特定位置への特定画像の対応付けを容易に行うことができる。
また、本実施例では、表示画面400の主画像表示領域402には、テキストマーカ420と、画像マーカ422と、音声マーカ424と、が含まれる。ユーザ30は、表示画面400中の主画像410のマーカ420、422、424の位置を見れば、容易に、特定位置及びリンク位置を把握することができる。ユーザ30は、マーカ420、422、424の位置を見れば、現場のうちの当該位置に、何らかの関係する情報が存在することを直感的かつ容易に把握することができる。
本実施例では、ユーザ30は、リンク指示の際に入力するべき関連情報を、テキストデータ、音声データ、画像データのうちから選択することができる。ユーザ30は、状況に応じて適切な種類のデータを関連情報として対応付けることができる。例えば、ユーザ30がテキスト入力を行いにくい環境下にある場合には、関連情報として、細かい入力操作が必要ない音声データや画像データを積極的に選択することなども可能である。
また、本実施例では、関連情報の入力の際、テキストデータを音声入力することも可能である。そのため、ユーザ30は、例えば、細かい入力操作を行いにくい現場等においても、テキストデータを容易に入力し得る。
また、本実施例では、表示画面400(図7参照)が表示されている間に、端末装置10から出力指示を受信すると、表示画面400で表されている作業報告情報の内容を、主画像410に対応付けられている各情報(テキスト、画像、音声)も含めて出力するための出力画面データを生成し、端末装置10に送信する。端末装置10は、出力画面500(図8参照)を表示することができる。上記の通り、出力画面500を見れば、ユーザ30は、主画像510のどの位置に、どのような情報が対応付けられているのかを直感的に把握することができる。
また、本実施例では、主画像210、310、410は、対象現場を、その周囲360度から撮影した多数枚の画像を含む。そのため、ユーザ30は、主画像を見ることで、複数の異なる角度から対象現場を把握することができる。
(対応関係)
サーバ50が「現場情報管理装置」の一例である。図3のS32、S38が「対応付け処理」の一例である。図3のS44、S46が「画像登録処理」の一例である。図7のテキストマーカ420、音声マーカ424が「第1種のマーカ」の一例である。図7の画像マーカ422が「第2種のマーカ」の一例である。
以上、本明細書で開示する技術の実施例を詳細に説明したが、上記の実施例は例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。例えば、以下の変形例を採用してもよい。
(変形例1)上記の実施例では、主画像210、310、410は、対象現場を、その周囲360度から撮影した多数枚の画像を含むいわゆる天球画像である。これに限られず、主画像は、対象現場を異なる角度から撮影した複数枚の画像を含んでいればよい。例えば、主画像は、対象現場を東西南北から撮影した4枚の画像を含んでいてもよい。さらに他の例では、主画像は、対象現場を特定の角度から撮影した1枚の画像であってもよい。また、主画像は、手書き図面、設計図面等、撮影画像以外の画像であってもよい。一般的に言うと、主画像は、対象現場の概観(もしくは対象現場の全体)を表す画像であればよく、任意の態様の画像を採用することができる。
(変形例2)上記の実施例では、サーバ50は、図3のS44において、主画像310と画像350(即ち特定画像)とを用いて画像認識処理を行い、両者に共通する特徴点を抽出することにより、主画像310のうちから、画像350が示す特定部分に対応する特定位置を特定する。しかしながら、特定位置の特定手法は、画像認識処理に限られず、任意の手法によってもよい。例えば、サーバ50は、特定画像が撮影された際の座標情報、特定画像が撮影された際の時間等の情報を用いて、特定画像が示す特定部分に対応する特定位置を特定するようにしてもよい。
(変形例3)上記の実施例では、表示画面400において、マーカ(例えばテキストマーカ420)がポインタ430によって指示された際には、リンク位置に対応付けられている関連情報(例えばテキストデータ)のすべてが出力(即ち表示又は再生)される。これに限られず、リンク位置が指示された場合、リンク位置に対応付けられている関連情報のうちの一部が出力されてもよい。
(変形例4)現場情報管理システム2において、サーバ50は、リンク指示に応じた対応付け処理(図3のS32、S38)と、画像登録指示に応じた画像登録処理(図3のS44、S46)とのうちの一方のみを実行可能であってもよい。
(変形例5)上記の実施例では、第1のユーザ30a、第2のユーザ30bは、それぞれ、例えば工務店、各種工事業者等、建築現場で仕事を行う施工業者である。これに限られず、ユーザ30には、施主が含まれていてもよい。
(変形例6)上記の実施例では、表示画面400において、ユーザ30が、主画像410中のテキストマーカ420を指示(具体的には、ポインタを合わせる等)すると、テキストマーカ420の位置(即ちリンク位置)に対応する態様で関連情報(例えば、テキスト440)が表示される。変形例では、表示画面400においてテキストマーカ420が配置された箇所が表示されたことをトリガとして関連情報が表示されるようにしてもよい。この場合も「リンク位置が指示される場合」の一例である。
また、本明細書又は図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書又は図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
2:現場情報管理システム
4:インターネット
10a、10b:端末装置
12a、12b:通信I/F
14a、14b:表示部
16a、16b:操作部
18a、16b:マイク
19a、19b:スピーカ
20a、20b:制御部
22a、22b:メモリ
24a、24b:アプリケーション
30a:第1のユーザ
30b:第2のユーザ
50:サーバ
52:通信I/F
60:制御部
62:メモリ
64:プログラム
70:ユーザデータベース
80:現場データベース
82a、82b、82c:現場管理データ
84a:現場基本情報
86a:作業関係情報
90:現場図面
92:工程表
94:作業報告情報
200:現場メイン画面
201:基本情報表示領域
202:主画像表示領域
203:工程表リンク部
204:最新作業報告リンク部
205:過去作業報告リンク部
206:編集ボタン
210:主画像
212:建物
214:調整部
300:編集画面
301:タイトル表示領域
302:主画像表示領域
303:画像登録ボタン
304:編集完了ボタン
310:主画像
312:建物
314:調整部
330:ポインタ
340:操作ウィンドウ
342:テキスト入力ボタン
344:テキスト音声入力ボタン
346:画像入力ボタン
348:音声入力ボタン
350:画像
400:表示画面
401:タイトル表示領域
402:主画像表示領域
410:主画像
412:建物
414:調整部
420:テキストマーカ
422:画像マーカ
424:音声マーカ
430:ポインタ
440:テキスト
442:画像
442:画像マーカ
444:音声メッセージ
450:出力ボタン
500:出力画面
501:タイトル表示領域
502:主画像表示領域
510:主画像
512:建物
550:テキスト
552:画像
554:テキスト

Claims (9)

  1. 現場情報管理装置であって、
    制御部と、
    対象の施工現場に関係する現場管理情報であって、前記対象の施工現場を表す主画像を含む前記現場管理情報を記憶するメモリと、
    を備えており、
    前記制御部は、
    前記メモリに記憶された前記現場管理情報を編集するための編集画面であって、前記メモリに予め記憶された前記主画像を含む前記編集画面が第1の表示部に表示されている間に、前記主画像のうちのリンク位置を指定した上で、前記対象の施工現場に関係する関連情報の対応付けを指示するリンク指示が入力されると、前記リンク位置と前記関連情報とを対応付けて前記メモリに記憶させる対応付け処理を実行し、
    表示指示が入力される場合に、前記メモリに記憶された前記現場管理情報を表示するための表示画面であって、前記主画像を含む前記表示画面を第2の表示部に表示させ、前記対応付け処理が行われた後で、前記表示画面が前記第2の表示部に表示されている間に、前記主画像のうちの前記リンク位置が指示される場合に、前記リンク位置に対応付けられた前記関連情報の少なくとも一部を出力させ
    前記主画像は、前記対象の施工現場を複数の異なる角度から撮影した複数個の撮影画像を含む、
    現場情報管理装置。
  2. 前記表示画面における前記主画像のうちの前記リンク位置には、前記リンク位置を示す第1種のマーカが表示される、請求項1に記載の現場情報管理装置。
  3. 前記関連情報は、関連テキストデータ、関連音声データ、関連画像データ、のうちの少なくとも1つを含む、請求項1又は2に記載の現場情報管理装置。
  4. 前記関連情報は、前記関連テキストデータを含み、
    前記関連テキストデータは、音声入力されたデータをテキストデータに変換することによって取得される、請求項3に記載の現場情報管理装置。
  5. 前記制御部は、さらに、
    前記編集画面が前記第1の表示部に表示されている間に、前記主画像のうちの特定部分の詳細を表す特定画像を登録するための画像登録指示が入力される場合において、前記画像登録指示に含まれる前記特定画像と、前記主画像と、に基づいて、前記主画像のうちから前記特定画像が示す前記特定部分に対応する特定位置を特定し、前記特定位置と前記特定画像とを対応付けて前記メモリに記憶させる画像登録処理を実行し、
    前記画像登録処理が行われた後で、前記表示画面が前記第2の表示部に表示されている間に、前記主画像のうちの前記特定位置が指示される場合に、前記特定位置に対応付けられた前記特定画像を表示させる、請求項1から4のいずれか一項に記載の現場情報管理装置。
  6. 現場情報管理装置であって、
    制御部と、
    対象の施工現場に関係する現場管理情報であって、前記対象の施工現場を表す主画像を含む前記現場管理情報を記憶するメモリと、
    を備えており、
    前記制御部は、
    前記メモリに記憶された前記現場管理情報を編集するための編集画面であって、前記メモリに予め記憶された前記主画像を含む前記編集画面が第1の表示部に表示されている間に、前記主画像のうちの特定部分の詳細を表す特定画像を登録するための画像登録指示が入力される場合において、
    前記画像登録指示に含まれる前記特定画像と、前記主画像と、に基づいて、前記主画像のうちから前記特定画像が示す前記特定部分に対応する特定位置を特定し、前記特定位置と前記特定画像とを対応付けて前記メモリに記憶させる画像登録処理を実行し、
    表示指示が入力される場合に、前記メモリに記憶された前記現場管理情報を表示するための表示画面であって、前記主画像を含む前記表示画面を第2の表示部に表示させ、前記画像登録処理が行われた後で、前記表示画面が前記第2の表示部に表示されている間に、前記主画像のうちの前記特定位置が指示される場合に、前記特定位置に対応付けられた前記特定画像を表示させ
    前記主画像は、前記対象の施工現場を複数の異なる角度から撮影した複数個の撮影画像を含む、
    現場情報管理装置。
  7. 前記表示画面における前記主画像のうちの前記特定位置には、前記特定位置を示す第2種のマーカが表示される、請求項5又は6に記載の現場情報管理装置。
  8. 前記制御部は、前記編集画面が前記第1の表示部に表示されている間に、前記画像登録指示が行われる場合において、前記画像登録指示に含まれる前記特定画像と前記主画像とを比較し、前記主画像のうち、前記特定画像に対応する特徴を表す前記特定部分に対応する位置を前記特定位置として特定する、請求項5から7のいずれか一項に記載の現場情報管理装置。
  9. 前記制御部は、
    前記メモリ内の前記現場管理情報を出力するための出力指示が入力されると、前記現場管理情報に含まれる前記主画像と、前記主画像に対応付けられた情報と、を対応関係が示された態様で出力する、請求項1から8のいずれか一項に記載の現場情報管理装置。
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