JP7037095B2 - 空調機 - Google Patents
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Description
空気が流通する開口部を有する筐体と、熱媒が流通する熱媒管及び該熱媒の流通を制御するバルブを有し、該筐体内を流通する空気と熱媒とを熱交換させる熱交換器と、該熱交換器で熱交換された空気を前記筐体外に送出する送風機と、を少なくとも備えた空調機であって、
前記筐体内には、該筐体内を流通する空気との熱交換前の熱媒の温度と熱交換後の熱媒の温度とをそれぞれ計測する第1センサと、熱媒との熱交換後の空気の温度を計測する第2センサと、が配設されており、
前記空調機は、熱交換後の空気の目標温度値を設定可能な記憶部と、前記第1センサと前記第2センサとが計測した計測情報が入力される入力部と、前記記憶部が備える前記目標温度値と前記第1及び第2センサからの計測情報に基づき前記バルブの開度を導出する演算部と、前記演算部が導出した値を出力する出力部と、からなる制御ユニットを備え、
前記制御ユニットは、前記第1センサが計測した前記熱媒の温度差に基づき、前記バルブを開方向へ開度調整する通常運転制御を行うことを特徴としている。
この特徴によれば、制御ユニットの第1センサから得た熱媒の熱交換前の温度と熱交換後の温度との温度差に基づいて、通常運転制御として、出力部がバルブの開方向への開度調整を行い熱媒管内の熱媒を十分に循環させるので、熱交換が十分に行われた空調済みの空気が強い力で送出されることから、予熱の必要がなく、いつ起動しても快適な空気を送出する空調機を提供することができる。
前記演算部は、前記記憶部が備える前記目標温度値と前記第1及び第2センサからの計測情報に基づき前記バルブの開度と前記インバータの出力とを導出し、
前記制御ユニットは、前記第1センサが計測した前記熱媒の温度差に基づき、前記バルブを開方向へ開度調整するとともに、前記インバータの出力を上げる通常運転制御を行うことを特徴としている。
この特徴によれば、制御ユニットの第1センサから得た熱媒の熱交換前の温度と熱交換後の温度との温度差に基づいて、通常運転制御として、出力部がバルブの開方向への開度調整を行い熱媒管内の熱媒を十分に循環させ、かつインバータの出力を向上させるので、熱交換が十分に行われた空調済みの空気が強い力で送出されることから、予熱の必要がなく、いつ起動しても快適な空気を送出する空調機を提供することができる。
この特徴によれば、第1センサから得た熱媒の熱交換前の温度と熱交換後の温度との温度差が一定温度未満と計測情報が判定された場合、低速運転制御として、出力部がバルブの閉方向への開度調整を行い熱媒の温度生成を促進させかつ、送風機が低速運転となるように制御されるので、熱交換の不十分な空気を送出することを抑えることができる。
この特徴によれば、空調前の空気の湿度に応じて、筐体内の空気を適宜加湿させることができる。
この特徴によれば、外部から接続する入力機器や表示機器が不要で、空調機の温度状態を視認でき、また設定変更が簡便に行える。
この特徴によれば、筐体内の空気が熱交換器を通過する際に生じる圧力差を利用して、筐体から送出される空調済み空気の正確な流量を導出させることができる。
2 筐体
3 制御盤(制御ユニット)
3A 記憶部
3B 演算部
3C 入力部
3D 出力部
3E 表示部
3F 操作部
5 開口部
6 開口部
7 熱交換器
8 送風機
9 加湿器
11 空調機
12 エアフィルタ
13 制御盤(制御ユニット)
13A 記憶部
13B 演算部
13C 入力部
13D 出力部
13E 表示部
13F 操作部
18 モータ
H 湿度計
P 圧力計
T1 温度計(第1センサ)
T2 温度計(第1センサ)
T3 温度計(第2センサ)
V1 電磁弁(バルブ)
V2 電磁弁
Claims (5)
- 空気が流通する開口部を有する筐体と、熱媒が流通する熱媒管及び該熱媒の流通を制御するバルブを有し、該筐体内を流通する空気と熱媒とを熱交換させる熱交換器と、該熱交換器で熱交換された空気を前記筐体外に送出する送風機と、を少なくとも備えた空調機であって、
前記筐体内には、該筐体内を流通する空気との熱交換前の熱媒の温度と熱交換後の熱媒の温度とをそれぞれ計測する第1センサと、熱媒との熱交換後の空気の温度を計測する第2センサと、が配設されており、
前記空調機は、熱交換後の空気の目標温度値を設定可能な記憶部と、前記第1センサと前記第2センサとが計測した計測情報が入力される入力部と、前記記憶部が備える前記目標温度値と前記第1及び第2センサからの計測情報に基づき前記バルブの開度を導出する演算部と、前記演算部が導出した値を出力する出力部と、からなる制御ユニットと、前記送風機の出力を制御するインバータと、を備え、
前記演算部は、前記記憶部が備える前記目標温度値と前記第1及び第2センサからの計測情報に基づき前記バルブの開度と前記インバータの出力とを導出し、
前記制御ユニットは、前記第1センサが計測した前記熱媒の温度差に基づき、前記バルブを開方向へ開度調整するとともに、前記インバータの出力を上げる通常運転制御を行うことを特徴とする空調機。 - 前記制御ユニットは、前記第1センサが計測した前記熱媒の温度差が一定温度以上と判定された場合、前記通常運転制御を行い、前記第1センサが計測した前記熱媒の温度差が一定温度未満と判定された場合、前記通常運転制御に優先して、前記バルブの閉方向への開度調整と前記インバータの出力を抑える低速運転制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の空調機。
- 前記筐体内の空気を加湿する加湿器と、空調前の空気の湿度を検出する湿度センサが配設されていることを特徴とする請求項1または2に記載の空調機。
- 前記制御ユニットは、前記目標温度値や前記第1及び第2センサが検知した温度を表示するモニタを有する表示部と、前記目標温度値を変更可能な操作部と、を備えることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の空調機。
- 前記制御ユニットは、前記熱交換器の上流側の圧力と、前記熱交換器の下流側の圧力との差圧に基づき前記空調機から送出される風量を導出することを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の空調機。
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- 2020-10-12 JP JP2020171735A patent/JP7037095B2/ja active Active
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