JP7037072B2 - 空気調和装置 - Google Patents

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Description

ケーシング内に熱源側熱交換器および利用側熱交換器を収容する空気調和装置。
特許文献1(特開2006-242510号公報)は、凝縮器と蒸発器を両方とも1つの筐体に収容し、局所的な冷房を行う空気調和装置を開示している。
特許文献1の空気調和装置においては、操作部は、上面パネルに配置されている。室内の局所冷房を行う場合には、特に問題にならないと思われる。しかし、このような空気調和装置を屋外に配置することを想定すれば、雨風が直接操作部にかかるという課題も起こりうる。
第1観点の空気調和装置は、屋外に配置される空気調和装置である。空気調和装置は、ケーシングと、熱源側熱交換器と、利用側熱交換器と、制御器と、カバーとを備えている。熱源側熱交換器および利用側熱交換器は、ケーシング内に収容されている。制御器は、空気調和装置を制御する。カバーは、制御器の前面側に配置される。制御器は、ユーザが操作する操作部と、表示部と、を有する。カバーは、表示部を視認可能な透明部分を有する。
第1観点の空気調和装置は、カバーを備えているので、雨風が直接制御器にかかるのを防止できる。また、カバーは透明部分を有し、表示部を視認可能である。
第2観点の空気調和装置は、第1観点の装置であって、操作部を操作可能なように、カバーを開閉可能である。
第2観点の空気調和装置は、カバーを開閉可能であり、カバーを開にすることにより、操作部を操作できる。
第3観点の空気調和装置は、第1観点または第2観点の装置であって、カバーを、制御器またはケーシングから着脱可能である。
第3観点の空気調和装置は、カバーを着脱可能であり、カバーを取り外した状態で、操作部の操作ができる。また、メンテナンス時に作業しやすい。
第4観点の空気調和装置は、第1観点の装置であって、カバーは制御器に接している。
第4観点の空気調和装置は、カバーが制御器に接しているので、カバーの上から、制御器の操作が可能である。
第5観点の空気調和装置は、第1観点~第4観点のいずれかの装置であって、さらに、カバーとケーシングの間にシール部材を、備えている。
第5観点の空気調和装置は、シール部材を備えているので、制御器への雨風の侵入をより確実に防止できる。
第6観点の空気調和装置は、第1観点~第5観点のいずれかの装置であって、さらに、カバーの外側に配置される化粧部材を、備えている。
第6観点の空気調和装置は、カバーの外側に化粧部材を備えているので、より、確実に、制御器への雨風の侵入を防止できる。
第7観点の空気調和装置は、第6観点の装置であって、表示部の表示を視認できるように化粧部材を開閉可能である。
第7観点の空気調和装置は、化粧部材を開閉可能であり、化粧部材を開にすることにより、表示部の表示を視認できる。
第8観点の空気調和装置は、第1観点~第7観点のいずれかの装置であって、さらに、電装品を備える。電装品は、端子接続部を有する。ケーシングは、4つの側面を有する。表示部と端子接続部とが同一の側面に向けて配置されている。
第8観点の空気調和装置は、表示部と端子接続部とが同一の側面に向けて配置されているので、メンテナンスが容易である。
第1実施形態の空気調和装置100の冷媒回路を示す図。 第1実施形態の空気調和装置100の外観斜視図。 第1実施形態の空気調和装置100の内部の構成を示す斜視図。 第1実施形態の空気調和装置100の内部の構成を示すたて断面図。 第1実施形態の制御器およびカバー付近の斜視図。 第1実施形態の制御器40、カバー45、電装品55付近の斜視図。
<第1実施形態>
(1)空気調和装置100の冷媒回路の構成
第1実施形態の空気調和装置100の冷媒回路を図1に、外観の斜視図を図2に示す。本実施形態の空気調和装置は、屋外に配置され、ヒートポンプを用いて、屋外の暖房、冷房、除湿などを行う空気調和装置である。ここで、屋外とは、外気にさらされる空間を意味する。たとえば、公園、野外競技場など、屋根の無いところの場合もあれば、屋根がある戸外空間、東屋や、ベランダのような場所、レストランの戸外の席であってもよい。
空気調和装置100は、冷房、または、除湿のみを行う冷房専用機であってもよい。空気調和装置100は、暖房のみを行う、暖房専用機であってもよい。空気調和装置100は、冷房、除湿に加えて、暖房を行う、空気調和装置であってもよい。
本実施形態の空気調和装置100は、図1に示すような冷媒回路全体を一つのケーシングの中に含む、空気調和装置である。空気調和装置100は、図1に示すように、圧縮機1、アキュムレーター8、四方切換弁2、利用側熱交換器3、膨張弁5、熱源側熱交換器6を備えている。これらの機器は、配管で接続され、冷媒は各機器を循環して、蒸気圧縮式の冷凍サイクルが行われる。空気調和装置100は、さらに、利用側熱交換器3、熱源側熱交換器6にそれぞれ空気を送る第2ファン4、第1ファン7を備えている。言い換えると、本実施形態の利用側熱交換器3、熱源側熱交換器6は、ともに、冷媒と空気で熱交換を行う熱交換器である。
冷房、除湿の場合は、利用側熱交換器3、熱源側熱交換器6は、それぞれ冷凍サイクルの蒸発器、放熱器として機能する。暖房の場合は、利用側熱交換器、熱源側熱交換器は、それぞれ放熱器、蒸発器として機能する。冷房と暖房の切換は、四方切換弁2の切換により冷媒の流れを変更することにより、行われる。空気調和装置100が冷房専用機である場合には、四方切換弁2は不要である。空気調和装置100が暖房兼用機である場合には、圧縮機から熱源側熱交換器へ冷媒を流すことで熱源側熱交換器の除霜を行うデフロスト運転のために、四方切換弁2を備えていてもよい。
空気調和装置100において用いる冷媒としては、たとえば、R32単体、R32を含む混合冷媒である。R32を含む混合冷媒の例としては、R452B、R410A、R454Bである。R452Bは、R32が67.0wt%、R125が7.0wt%、R1234yfが26.0%である。R410Aは、R32が50wt%、R125が50wt%である。R454Bは、R32が72.5wt%、R1234yfが27.5wt%である。
(2)空気調和装置100の各部品の配置
(2-1)空気調和装置の主要部品の配置
空気調和装置100の外観の斜視図を図2に、化粧部材、一部の支柱等を取り除いて、主な内部の構成を表示した斜視図、縦断面図を図3A、図3Bに示す。
本実施形態の空気調和装置100では、ケーシング10の中に、圧縮機1、熱源側熱交換器6、利用側熱交換器3、第1ファン7、第2ファン4、制御器40、電装品55が収容されている。ケーシング10は、水平断面が、略正方形の直方体形状を有している。水平断面は、多角形、長方形であってもよい。円形であってもよい。ケーシング10は、4本の支柱11a~11dと、天板13と底板12とを有している。またケーシング10の内部の空間は中間板14~17によって仕切られている。中間板は、ケーシング10の構造の補強にも寄与している。中間板14~17は設計により適宜の枚数、適宜の位置に配置される。4本の支柱11a~11dは、上面視水平な正方形の四隅に、鉛直に配置されている。天板13、底板12、および複数の中間板14、15、16、17は、4本の支柱11a~11dに固定されている。また、本明細書においては、上記支柱、中間板等に直接または間接に取り付けられた構造部材を含めてケーシング10と呼ぶことがある。
ケーシング10の4側面20a~20dの外側には、化粧部材50が取り付けられている。熱交換器3,6の前面において、化粧部材50には複数の孔が形成されており、孔を通じて空気が流通可能になっている。各側面20a~20dの化粧部材は、適宜、上下、左右に分割されている。
ケーシング10の内部には、上から順に、第1ファン7、熱源側熱交換器6、第2ファン4、利用側熱交換器3、圧縮機1が配置されている。第1ファン7は、熱源側熱交換器6に空気を流通させる。第2ファン4は、利用側熱交換器3に空気を流通させる。底板12と中間板17の間には、圧縮機1だけでなく、アキュムレーター8が配置されている。
底板12のさらに下には、4つのキャスターが取り付けられている。したがって、空気調和装置100は、移動可能である。
第1ファン7は、プロペラファンである。ターボファン、シロッコファンであってもよい。第1ファン7は、天板13の中央部に吹出し口を開けて、天板の中央部から上方に空気を排出できるように取り付けられている。図示されていないが天板13の中央部の吹出し口にはさらにメッシュ状の板が配置されている。
熱源側熱交換器6は、冷媒を流通させる伝熱管と、冷媒と空気との熱交換を推進する金属製フィンを含んでいる。熱源側熱交換器6は、ケーシング10の4側面20a~20dの全ての面に配置されている。
第2ファン4は、ターボファンである。プロペラファン、シロッコファンであってもよい。第2ファン4は、中間板15、16の間に、中間板15の中央部に吊り下げるように取り付けられている。第2ファン4は、第1ファン7のモータと別のモータで駆動され、独立に制御可能である。
利用側熱交換器3は、冷媒を空気と熱交換させながら流通させる伝熱管と、冷媒と空気との熱交換を促進する金属製フィンとを含んでいる。利用側熱交換器3は、ケーシング10の4側面20a~20dの全ての面に配置されている。
空気調和装置100の最下部、ケーシング10の4側面20a~20d、中間板17および底板12に挟まれた空間には、圧縮機1、アキュムレーター8、制御器40、電装品55が配置されている。
(2-2)制御器40
制御器40は、利用側熱交換器3の下の空間に配置されている。制御器40は、ケーシング10の4側面20a~20dの内の1つの側面20aに向けて配置されている。
制御器40は、空気調和装置100を制御する。制御器40は、通常の空気調和装置においては、リモートコントローラーとして、空気調和装置の本体と有線または無線で接続され、本体とは離れて配置されているのが普通である。本実施形態の空気調和装置100においては、屋外に配置されるという特殊性に鑑み、ケーシング10と一体に配置されている。制御器40の制御内容としては、通常の空気調和装置のリモートコントローラーと同様である。たとえば、空気調和装置100の空気調和運転のオンオフ、冷房暖房の切換、風量、風向などの切換などである。制御器40は、有線または無線で、電装品55に接続される。本実施形態においては、制御器40は、有線で電装品55に接続されている。
制御器40は、操作部41と、表示部42とを有している。操作部41は、ユーザが操作することにより、空気調和装置の運転を制御することができる。表示部42は、空気調和装置の運転状態を表示する。たとえば、空気調和装置の空気調和運転のオンオフ、冷房暖房運転のいずれか、風量、風向、トラブルの発生の有無などである。操作部41と表示部42は、一体であってもよい。操作部41は、タッチパネルであっても良い。
制御器40の前面には、カバー45が配置されている。カバー45は、操作部41を操作可能なように、開閉可能である。図4は、カバー45が開いた状態を開示している。カバー45は、ヒンジ47によって、ケーシング10に取り付けられている。カバー45はヒンジ47によって、開閉可能となる。
カバー45は、閉じられた状態で、留め具48が回転することによって、閉の状態に固定される。
カバー45は、閉じた状態において、表示部42を、外から視認可能な透明部分を有している。本実施形態においては、カバー45は、アクリルの板である。したがって、全体が透明部分である。
カバー45は、制御器40を雨や風に当てないように覆う。本実施形態の空気調和装置100は屋外に配置して使用することを想定しているので、雨風が制御器40に当たると、制御器40の機能に支障をきたす恐れがある。また、カバー45は、表示部42が視認可能な透明部分を有しているので、カバー45が閉じた状態で、ユーザが空気調和装置の運転状態を知ることができる。
本実施形態の空気調和装置100は、さらに、カバー45とケーシング10の間にシール部材46を、備えている。シール部材46は、制御器40の周囲のケーシング10に配置されている。シール部材46は、カバー45に配置されていても良い。カバー45を閉めたときに、シール部材46は、カバー45とケーシングの間で、両者を密着させる。これによって、カバー45とケーシング10の間の空間、言い換えると、制御器40の配置された空間に、雨風が侵入するのをより確実に防止する。
本実施形態の空気調和装置100は、さらに、化粧部材50aを備えている。化粧部材50aは、不透明である。化粧部材50aは、風を通さない。化粧部材50aは、たとえば、金属製である。
化粧部材50aは、カバー45の外側に配置されている。図4は、化粧部材50aが制御器40およびカバー45の下方にスライドされて、下の化粧部材50の前にある開であることを示している。図4は、カバー45および化粧部材50aがともに開であって、ユーザは、操作部41の操作が可能な状態である。
図4に示すように、ケーシング10の制御器40の両側には、磁石43が配置されている。化粧部材50aをカバー45の前にスライドさせると、磁石43に化粧部材50aが接着され、化粧部材50aは閉に固定される。少なくとも化粧部材50aの磁石43に接着される部分には、磁石43に接着される金属材料が使用されている。たとえば、鉄である。磁石を利用して化粧部材を開閉することで、ネジを利用した場合に比べて、簡単に化粧部材の開閉が可能になる。
ユーザは、カバー45を閉とすることにより、操作部41の操作はできなくなるが、表示部42の表示を視認することはできる。さらに、化粧部材50aを上にスライドさせて閉とすることにより、表示部42の表示を視認することもできなくなる。化粧部材50aを閉とすることにより、上下の化粧部材50と連続した意匠となる。なお、本実施形態の化粧部材は、図4の開の状態であっても、下側の化粧部材50とは、連続した意匠となっている。
(2-3)電装品55
次に、図5を用いて、電装品55について、説明する。図5は、制御器40、電装品55が分かるように、制御器40より下の化粧部材50a、50等を除いて示した図である。図5には、配線等も記載されていない。
電装品55は、制御器40の下に配置されている。電装品55は、端子接続部56と、電気回路57とを含む。電装品55は、制御器40、圧縮機1、ファン4、7と接続されている。電装品55は、制御器40の指令を受けて、圧縮機1、ファン4、7などを制御する。
表示部42と端子接続部56は、ケーシング10の同一の側面20aに向けて配置されている。
(3)空気調和装置100における空気を流す構成と、空気の流れの説明
(3-1)利用側熱交換器3側の空気の流れ
図面を参照して、利用側熱交換器3側の空気の流れを詳細に説明する。図3A、図3Bには、本実施形態の空気調和装置100における、主な空気の流れを矢印に示している。
第2ファン4が運転されると、空気は、空気調和装置100の外部、4側面20a~20dの利用側熱交換器3の前面から、化粧部材50を通過して、中間板16、17の間の空間に取り込まれる。空気は、利用側熱交換器3を通過し、利用側熱交換器3において、冷媒と熱交換を行う。冷媒によって加熱または冷却された空気は、第2ファン4を通過し、中間板15、16の間の空間へ移動し、4側面20a~20dに設けられた吹出し口31a~31dから外の空間に、概略水平方向に吹出される。吹出し口31a~31dは、ケーシング10に形成された穴である。
(3-2)熱源側熱交換器6側の空気の流れ
第1ファン7が運転されると、空気は、空気調和装置100の外部の、熱源側熱交換器6が配置されている前面から、化粧部材50を通過して、中間板14、15の間の空間に、取り込まれる。外気は、4側面20a~20dにおいて、取り込まれる。外部から取り込まれた空気は、熱源側熱交換器6を通過して、冷媒と熱交換を行う。冷媒によって、加熱または冷却された空気は、空気調和装置100の内部で第1ファン7、天板13の中央の吹出し口を通過して、空気調和装置100の外の上部に、上向きに吹出される。
(4)特徴
(4-1)
本実施形態の空気調和装置100は、ケーシング10の内部に、熱源側熱交換器6と、利用側熱交換器3と、制御器40とを収容している。制御器40は、一般の空気調和装置におけるリモートコントローラに対応している。制御器40は、ユーザが操作する操作部41と、表示部42とを有している。
本実施形態の空気調和装置100は、屋外で不特定多数のユーザに利用される可能性があるのに鑑み、制御器40をケーシング10に固定している。制御器40が、ケーシング10に固定されていることにより、制御器40の紛失や制御器40が乱暴に扱われるのを防いでいる。
本実施形態の空気調和装置100は、さらに、制御器40の前面側に配置されるカバー45を備えている。本実施形態の空気調和装置100は、屋外での利用を想定している。空気調和装置100はカバーを備えているので、制御器40が露出せず、雨風が直接制御器40にかかるのを防止できる。
さらに、本実施形態の空気調和装置100においては、カバー45は、表示部を視認可能な透明部分を有する。
本実施形態の空気調和装置100においては、カバー45は表示部42を視認可能な透明部分を有するので、カバー45が表示部42の前面に配置されていても、表示部42の表示を視認可能である。
(4-2)
本実施形態の空気調和装置100は、操作部41を操作可能なように、カバー45を開閉可能である。
本実施形態の空気調和装置100は、カバー45を開閉可能であり、カバー45を開にすることにより、操作部41を操作できる。
(4-3)
本実施形態の空気調和装置100は、カバー45を、ケーシング10から着脱可能である。
本実施形態の空気調和装置100は、カバー45を着脱可能であり、カバー45を取り外した状態にできるで、メンテナンス時の作業が容易になる。
(4-4)
本実施形態の空気調和装置100は、さらに、カバー45とケーシング10の間にシール部材46を、備えている。本実施形態においては、シール部材46は、ケーシング10に接着している。シール部材は、カバー45が閉のときに、カバー45とケーシング10の間の隙間を防ぐ。
本実施形態の空気調和装置100は、シール部材46を備えているので、制御器40への雨風の侵入をより確実に防止できる。
(4-5)
本実施形態の空気調和装置100は、カバー45の外側にさらに、化粧部材50aを備えている。本実施形態においては、化粧部材50aは、金属製である。化粧部材50aは、透明ではない。
本実施形態の空気調和装置100は、化粧部材50aを備えているので、より、確実に、制御器40への雨風の侵入を防止できる。
化粧部材50aは、周りの化粧部材50と同様のデザインを有しているので、化粧部材を閉とすることにより、統一した外見とすることができる。また、化粧部材50aを閉とすることにより、制御器40が外部から見えなくなる。したがって、不特定多数の人が、制御器40を操作するのを防止することができる。
さらに、本実施形態の空気調和装置100においては、化粧部材50aを開閉可能である。化粧部材50aは、下かつ前方にスライドさせることにより、閉から開にすることがきる。
本実施形態の空気調和装置100は、化粧部材を開にすることにより、表示部42の表示を視認できる。したがって、本実施形態の空気調和装置は、使用しないときや、操作をしないときは、化粧部材50aを閉にしておき、操作部41の操作をしたいときや表示部42の表示を見たいときには、化粧部材50aを開にする。
(5)変形例
(5-1)変形例1A
第1実施形態のカバー45は、平板状の板で制御器40から離れて配置されていた。変形例1Aのカバーは、制御器40に接している。したがって、変形例1Aのカバーは、制御器40の表面部分と同様の形状を有している。変形例1Aにおいては、カバーは、制御器に密着している。変形例1Aのカバーの原料は、可撓性の高分子フィルムである。高分子フィルムを制御器40の表面の形状に変形させて、カバーを形成する。その他の変形例1Aの構成は、第1実施形態と同様である。
変形例1Aのカバーは、制御器40に接しているので、隙間に雨風が浸入するのを抑制できる。また、変形例1Aのカバーは、制御器40に接しているので、カバーを取り外さなくても、カバーの上から操作部41を操作できる。
また、変形例1Aのカバーは、制御器40から着脱可能であっても良い。着脱可能とすることにより、メンテナンス性が向上する。
(5-2)変形例1B
第1実施形態の制御器40は、操作部41と表示部42が別個に配置されていた。変形例1Bにおいては、操作部41と表示部42は、一体である。変形例1Aの表示部は、タッチパネルである。表示部42の表示に操作ボタンが表示され、ユーザが表示されたボタンをタッチすることにより操作する。変形例1Bのその他の構成は、第1実施形態と同様である。
変形例1Bの制御器40は、操作部41と表示部42が一体となっているため、スペースを節約できる。
(5-3)変形例1C
変形例1Cの空気調和装置は、第1実施形態の空気調和装置に加えて、さらに、リモートコントローラを備えている。リモートコントローラは、空気調和装置を制御する。変形例1Cのリモートコントローラは、無線で空気調和装置の本体と通信する。
変形例1Cのリモートコントローラは、制御器40と全く同じ機能を有しても良い。ユーザは、状況に応じて、リモートコントローラと、制御器を使い分ければよい。
変形例1Cのリモートコントローラは、制御器40と機能が重複しても良い。たとえば、リモートコントローラは、空気調和装置のオンオフと空調機能の強弱の変更の機能だけを備え、制御器はその他の機能、タイマーの設定なども可能としていても良い。ユーザは、通常は、リモートコントローラで操作し、少し複雑な設定をするときは、リモートコントローラを使うようにしても良い。
(5-4)変形例1D
第1実施形態の空気調和装置100の制御器40は、有線で電装品55に接続されていた。変形例1Dの空気調和装置100の制御器40は、無線で電装品55に接続されている。その他は、第1実施形態と全く同様である。変形例1Dの空気調和装置も第1実施形態の空気調和装置と同様の作用効果を有する。
また、変形例1Dの空気調和装置の制御器は、着脱可能に構成されていても良い。
この場合、ユーザは、用途に応じて、ケーシング10に固定して利用するか、取り外して利用するかを使い分けることができる。
(5-5)変形例1E
第1実施形態の空気調和装置100においては、制御器40およびカバー45は、利用側熱交換器3よりも下側に配置されていた。制御器40およびカバー45は、他の位置に配置されていても良い。変形例1Eにおいては、制御器40およびカバー45は、熱源側熱交換器6と、利用側熱交換器3との間に配置されている。より具体的には、中間板15、16の間であり、4つの吹出し口31a~31dのいずれかの下、第2ファン4のベルマウスの横である。その他の構成、作用効果は、第1実施形態と同様である。
変形例1Eの制御器40およびカバー45は、ユーザが立って操作がしやすいという利点を有する。
(5-6)変形例1F
第1実施形態においては、熱源側熱交換器6が利用側熱交換器3の上に配置されていた。変形例1Aでは、逆に、利用側熱交換器が熱源側熱交換器の上にある。変形例1Fの空気調和装置は、下側の熱源側交換器で熱交換した空気を上に向けて排気する。したがって、空気の流れとしては、第1実施形態とは異なる。しかし、その他の構成と作用効果は、第1実施形態と同様である。
以上、本開示の実施形態を説明したが、特許請求の範囲に記載された本開示の趣旨及び範囲から逸脱することなく、形態や詳細の多様な変更が可能なことが理解されるであろう。
1 圧縮機
3 利用側熱交換器
6 熱源側熱交換器
10 ケーシング
20a~20d 側面
40 制御器
41 操作部
42 表示部
45 カバー
46 シール部材
50、50a 化粧部材
55 電装品
56 端子接続部
100 空気調和装置
特開2006-242510号公報

Claims (8)

  1. 屋外に配置される空気調和装置(100)であって、
    4つの側面(20a~20d)を有するケーシング(10)と、
    前記ケーシング内に収容されている熱源側熱交換器(6)および利用側熱交換器(3)と、
    前記空気調和装置の制御を行う制御器(40)と、
    前記制御器の前面側に配置されるカバー(45)と、
    端子接続部(56)を有する電装品(55)と、
    を備え、
    前記4つの側面の内2以上の側面に吹出口を有し、
    前記制御器は、ユーザが操作する操作部(41)と、表示部(42)と、を有し、
    前記カバーは、前記表示部を視認可能な透明部分を有し、
    前記表示部と前記端子接続部とが同一の側面(20a)に向けて配置されている、
    空気調和装置。
  2. 前記カバーは、前記制御器または前記ケーシングから着脱可能である、
    請求項1に記載の空気調和装置。
  3. 屋外に配置される空気調和装置(100)であって、
    4つの側面(20a~20d)を有するケーシング(10)と、
    前記ケーシング内に収容されている熱源側熱交換器(6)および利用側熱交換器(3)と、
    前記空気調和装置の制御を行う制御器(40)と、
    前記制御器の前面側に配置されるカバー(45)と、
    端子接続部(56)を有する電装品(55)と、
    を備え、
    前記制御器は、ユーザが操作する操作部(41)と、表示部(42)と、を有し、
    前記カバーは、前記表示部を視認可能な透明部分を有し、
    前記表示部と前記端子接続部とが同一の側面(20a)に向けて配置されており、
    前記カバーは、前記制御器または前記ケーシングから着脱可能である、
    気調和装置。
  4. 前記カバーは、前記操作部を操作可能なように開閉可能である、
    請求項1~3のいずれか1項に記載の空気調和装置。
  5. 前記カバーは、前記制御器に接している、
    請求項1~4のいずれか1項に記載の空気調和装置。
  6. 前記空気調和装置は、さらに、前記カバーと前記ケーシングの間にシール部材(46)を、備えている、
    請求項1~のいずれか1項に記載の空気調和装置。
  7. 前記空気調和装置は、さらに、前記カバーの外側に配置される化粧部材(50a)を、
    備えている、
    請求項1~のいずれか1項に記載の空気調和装置。
  8. 前記化粧部材は、前記表示部の表示を視認できるように開閉可能である、
    請求項に記載の空気調和装置。
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