JP7036180B1 - 作業車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】最適な植付深さで植え付けることができる作業車両を提供する。【解決手段】作業車両は、走行車体と、走行車体に対して昇降可能に取付けられる苗植付部50と、苗植付部50の位置を変更することで、苗の植付深さを調整する深さ調整部132と、圃場の硬さを検出する硬軟センサと、硬軟センサによって検出された圃場の硬さに基づいて決定した植付深さに応じて深さ調整部132を制御する制御装置とを備える。【選択図】図3

Description

本発明は、作業車両に関する。
従来、圃場で作業を行う際に用いる苗移植機等の作業車両において、苗の取り量(以下、苗取量)を手動で調整する調整機構を備えた作業車両がある(例えば、特許文献1参照)。
特開2017-55704号公報
しかしながら、苗取量を調整する場合、作業途中に苗取量を調整することは難しいため、作業前に苗取量を決定する必要があるが、決定した苗取量を誤ってしまうと、圃場作業後に、苗が余ってしまったり、作業途中に苗が不足してしまうおそれがあった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、目的の苗量を圃場に高精度に植えることができる作業車両を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、実施形態の一態様に係る作業車両(1)は、走行車体(2)と、苗載置台(51)と、前記苗載置台(51)に載置された苗を取って圃場に植え付ける苗植付装置(60)とを有し、前記走行車体(2)に対して昇降可能に取付けられる苗植付部(50)と、前記苗載置台(51)の位置を変更することで、前記苗植付装置(60)の苗取量を調整する苗取量調整部と、前記圃場に植え付ける前記苗の総量に基づいて算出した前記苗取量に応じて前記苗取量調整部を制御する制御装置(150)とを備える。
実施形態の一態様によれば、目的の苗量を圃場に高精度に植えることができる。
図1は、作業車両である苗移植機の側面図である。 図2は、苗移植機の一部を省略した正面図である。 図3は、植え付け部の拡大側面図である。 図4は、実施形態に係る苗移植機の機能ブロック図である。 図5は、コントローラによる苗取量の自動調整処理の処理手順を示すフローチャートである。 図6は、コントローラによる植付経路情報の取得処理の処理手順を示すフローチャートである。 図7は、コントローラによる株間情報の取得処理の処理手順を示すフローチャートである。 図8は、コントローラによる横送り速度情報の取得処理の処理手順を示すフローチャートである。 図9は、コントローラによる苗枚数の決定処理の処理手順を示すフローチャートである。 図10は、コントローラによる苗取量の決定処理の処理手順を示すフローチャートである。 図11は、コントローラによる苗取量の調整処理の処理手順を示すフローチャートである。 図12は、コントローラによる苗取量の調整処理の処理手順を示すフローチャートである。 図13は、コントローラによる中間補正処理の処理手順を示すフローチャートである。 図14は、コントローラによる植付深さの調整処理の処理手順を示すフローチャートである。 図15は、コントローラによる植付深さの調整処理の処理手順を示すフローチャートである。 図16は、コントローラによる植付深さの調整処理の処理手順を示すフローチャートである。
以下に、本発明の実施形態に係る作業車両について、図面を参照しながら具体的に説明する。なお、下記の実施形態における構成要素には、当業者が置換可能なもの、あるいは実質的に同一のもの、いわゆる均等の範囲のものが含まれる。さらに、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
まず、図1および図2を参照して作業車両の全体構成について説明する。図1は、作業車両である苗移植機の側面図である。図2は、苗移植機の一部を省略した正面図である。
本実施形態に係る苗移植機1は、制御装置であるコントローラ150(図3参照)を備えており、コントローラ150により制御されて自動走行しながら苗の植付作業を行うことができる。
図1および図2に示すように、苗移植機1は、それぞれ左右一対の前輪4および後輪5を備えて圃場を走行可能な走行車体2を備える。走行車体2は、作業者が着座可能な操縦座席28が設けられるとともに、後部には作業機である苗植付部50が昇降自在に連結されている。なお、苗植付部50は、走行車体2に対して着脱自在に構成される。
前輪4は、操舵輪であるハンドル32を含む操舵装置110(図3参照)によって左右に回動する転舵輪となっている。なお、以下の説明において、苗移植機1の前後、左右の方向基準は、操縦座席28に正当な姿勢で着座した作業者からみた方向とする。
また、前述のコントローラ150が、転舵輪である前輪4の舵角(切れ角)と、当該苗移植機1の位置情報とに基づき、操舵装置110の動作を制御することによって、圃場における苗移植機1の自動走行を支援する機能を有する。なお、舵角を前輪4の切れ角としているが、例えば、ハンドル32の操舵角を舵角として検出するようにしてもよい。また、苗移植機1の位置情報は、走行車体2に設けられた位置情報取得装置120により取得される。
図1に示すように、苗移植機1の走行車体2には、昇降装置である苗植付部昇降機構40を介して苗植付部50が昇降可能に取付けられている。走行車体2は、前述の前輪4とともに、左右一対の後輪5とが共に駆動する四輪駆動車としており、ハンドル32が回動されることによって転舵輪となる前輪4が操舵され、圃場や畦道などを走行する。
走行車体2は、車体の略中央に配置されたメインフレーム7と、このメインフレーム7の上に搭載された原動機であるエンジン10と、エンジン10の動力を前・後輪4,5と苗植付部50とに伝える動力伝達装置15とを備える。この苗移植機1では、動力源であるエンジン10には、ディーゼル機関やガソリン機関等の内燃機関が用いられ、発生した動力は、走行車体2を前進や後進させるために用いるのみでなく、苗植付部50を駆動させるためにも使用される。
また、動力伝達装置15は、エンジン10から伝達される駆動力を変速して出力する、いわゆるHST(Hydro Static Transmission)と云われる油圧式無段変速装置16と、この油圧式無段変速装置16にエンジン10からの動力を伝える動力伝達部17とを有する。
また、動力伝達装置15は、複数のギアが組み合わされて構成されたトランスミッション18を有し、エンジン10からの駆動力は、動力伝達部17を介して油圧式無段変速装置16に伝達され、この油圧式無段変速装置16で変速した動力が、トランスミッション18に伝達される。トランスミッション18は、メインフレーム7の前部に取り付けられる。なお、メインフレーム7の先端にはバンパ700が設けられている。
トランスミッション18から前輪4および後輪5に伝達される動力は、一部が左右の前輪ファイナルケース13を介して前輪4に伝達可能であり、残りが左右の後輪ファイナルケース22を介して後輪5に伝達可能となっている。左右それぞれの前輪ファイナルケース13は、トランスミッション18の左右それぞれの側方に配設される。左右の前輪4は、車軸131を介して左右の前輪ファイナルケース13に連結される。かかる前輪ファイナルケース13は、ハンドル32の操舵操作に応じて駆動し、前輪4を転舵させることができる。
同様に、左右それぞれの後輪ファイナルケース22には、車軸220を介して後輪5が連結されている。一方、トランスミッション18からは、図示しない作業機駆動軸から走行車体2の後部に設けた植付クラッチ500を介して苗植付部50へ動力が伝達される。なお、植付クラッチ500は、コントローラ150に接続された植付クラッチモータ510によって動作する(図3)。
ところで、エンジン10は、走行車体2の左右方向における略中央で、且つ、作業者が乗車時に足を載せるフロアステップ26よりも上方に突出させた状態で配置される。フロアステップ26は、走行車体2の前部とエンジン10の後部との間に亘って設けられてメインフレーム7上に取り付けられており、その一部が格子状になることにより、靴に付いた泥を圃場に落とすことができる。また、フロアステップ26の後方には、後輪5のフェンダを兼ねたリアステップ27が設けられる。リアステップ27は、後方に向うに従って上方に向う方向に傾斜した傾斜面を有し、エンジン10の左右それぞれの側方に配置される。
また、エンジン10は、これらのフロアステップ26とリアステップ27とから上方に突出しており、これらのステップ26,27から突出している部分には、エンジン10を覆うエンジンカバー11が配設される。
そして、エンジンカバー11の上部に、作業者が着席する操縦座席28が設置され、かかる操縦座席28の前方で、且つ走行車体2の前側中央部に操縦部30が設けられる。かかる操縦部30は、フロアステップ26の床面から上方に突出した状態で配置されており、フロアステップ26の前部側を左右に分断している。
操縦部30には、ステアリングポスト315が設けられ、このステアリングポスト315の上部には、作業者による操舵が可能なハンドル32が設けられるとともに、表示装置として機能する計器パネル33が設けられている。計器パネル33は、タッチパネル式の表示画面33a(図2参照)が設けられている。そして、画像表示が可能であるとともに、図3に示すように、直進サポート開始スイッチ83を含む各種スイッチ153などが設けられる。
また、操縦部30には、ステアリングポスト315の下側部分に着脱自在に取付けられた、後述するタブレット端末装置140を備えている。また、操縦部30の所定位置には、例えば、ランプやブザーなどの報知装置200が設けられる(図3)。かかる報知装置200を用いて、例えば自動走行のサポート状況や、各装置類の異常発生などを報知することができる。
さらに、操縦部30には、ステアリングポスト315の近傍に主変速レバー81と副変速レバー82とが設けられる。主変速レバー81は、操縦部30の右側に設けられ、副変速レバー82はハンドル32の下方に設けられている。
主変速レバー81は、走行車体2の前後進と走行出力を切替操作するレバーであり、作業者が操作することにより、油圧式無段変速装置16のトラニオン(不図示)の回動角度を調節して走行車体2の速度調節を行うことができる。
他方、副変速レバー82は、走行車体2の走行速度を規定する走行モードを、走行する場所に応じて低速モードと高速モードとに切替えるレバーである。ここで、低速モードとは、苗移植機1が圃場で植付作業を行うに相応しい速度範囲に規定される走行モードである。
また、高速モードとは、例えば、苗移植機1を畦道などで移動させたりする際の走行モードであり、低速モードのときよりも高速で走行することが可能となる。これらのモード切替えは、副変速レバー82の位置に応じて、トランスミッション18内に設けられた副変速機構により行われる。
また、操縦部30の前部には、開閉可能なフロントカバー31が設けられる。そして、このフロントカバー31の前端中央に位置するように、走行の指標となる指標部材としてのセンターマスコット353が取り付けられている。なお、図1では、便宜上、図示を省略しているが、走行車体2の前側左右には、図2に示すように、操縦部30との間に作業通路Qをあけて予備苗載置部400が設けられている。
また、本実施形態に係る苗移植機1は、位置情報取得装置120として、受信アンテナ122と接続したGNSSユニット121が走行車体2に配設されている。このGNSSユニット121は、受信アンテナ122で一定時間毎にGNSS座標を取得することにより、地球上での位置情報を所定間隔で取得することができる。また、本実施形態に係るGNSSユニット121には、図示しないが、ジャイロセンサや加速度センサを利用した慣性航法装置と、これらを制御する制御基板が内蔵されている。
GNSSユニット121は、図1および図2に示すように、前輪4の車軸131の直上方に位置するように、走行車体2の前端側に基端が連結されたアンテナフレーム124の頂部に取り付けられる。通常状態におけるアンテナフレーム124の高さは、標準的な一般男性がフロアステップ26上で起立しても頭部と干渉しない程度の高さに設定される。
アンテナフレーム124は、図1および図2に示すように、左右の下部フレーム124a,124aと、これらの上端に連結具124f,124fを介して連結され、途中にそれぞれ設けられた回動連結プレート125を介して後方へ所定角度だけ回動可能な左右の上部フレーム124b,124bとから構成される(図1の二点鎖線を参照)。回動連結プレート125,125間には、回動支軸124dが架設されており、この回動支軸124dを中心に上部フレーム124bは回動する。
そして、左右の上部フレーム124b,124bの上部間に、GNSSユニット121が配設される。なお、GNSSユニット121は、アルミブロック124g上に設けられる。すなわち、GNSSユニット121と鋼管製のアンテナフレーム124との間に非磁性体のアルミブロック124gを介在させることによって受信感度を向上させることが可能となるからである。なお、アルミブロック124gを用いる代わりに、アンテナフレーム124自体を非磁性体の材料で形成することもできる。
このように、アンテナフレーム124は、その上部の一部が後方へ所定角度だけ回動可能に構成されている。具体的には、上部フレーム124bの中途に設けた回動連結プレート125を介して、上部フレーム124bの上部側が回動して折り畳まれる。そのため、折り畳んだ状態であっても、作業者は操縦座席28に座して通常の作業を行うことができる。
また、上述してきた構成としたため、GNSSユニット121がエンジン10から比較的に遠い位置になり、エンジン10の振動による悪影響を受けるおそれがない。また、アンテナフレーム124を、操縦部30の保護フレームとして機能させることもできる。さらに、左右の下部フレーム124a,124aと左右の上部フレーム124b,124bとを、作業者の手摺として利用することも可能となり、利便性が向上する。
また、下部フレーム124a,124aの上端に設けられた連結具124f,124fとフロントカバー31との間には第1補強フレーム124eが掛け渡される。そして、第1補強フレーム124eの基端部と上部フレーム124bに設けた回動連結プレート125とは、第2補強フレーム124cにより連結される。
次に、苗植付部50およびその他の構成について説明する。図1に示すように、苗植付部50は、走行車体2の後部に、苗植付部昇降機構40を介して昇降可能に取付けられている。苗植付部昇降機構40は昇降リンク装置41を備えており、この昇降リンク装置41は、走行車体2の後部と苗植付部50とを連結させる平行リンク機構を備える。かかる平行リンク機構は、上リンク41aと下リンク41bとを有し、これら上下リンク41a,41bが、メインフレーム7の後部端に立設した背面視門型のリンクベースフレーム43に回動自在に連結される。そして、上下リンク41a,41bの他端側が苗植付部50に回転自在に連結されている。こうして、苗植付部50は走行車体2に昇降可能に連結されることになる。
また、苗植付部昇降機構40は、油圧によって伸縮する油圧昇降シリンダ44を有し、油圧昇降シリンダ44の伸縮動作によって、苗植付部50を昇降させることができる。油圧昇降シリンダ44は、前述した油圧式無段変速装置16により駆動され、苗植付部昇降機構40の昇降動作によって、苗植付部50を非作業位置まで上昇させたり、対地作業位置(植付位置)まで下降させたりすることができる。
苗植付部50は、苗を植え付ける範囲を、複数の区画、あるいは複数の列で植え付けることができる。例えば、苗を6つの区画で植付可能な、いわゆる6条植の苗植付部50とすることができる。
また、苗植付部50は、苗植付装置60と、苗載置台51及びフロート47(48,49)を備える。このうち、苗載置台51は、走行車体2の後部に複数条の苗を積載する苗載置部材として設けられており、走行車体2の左右方向において仕切られた植付条数分の苗載せ面52を有し、それぞれの苗載せ面52に土付きのマット状苗を載置することが可能である。また、苗載置台51は、不図示のアクチュエータ(例えば、モータ)に接続され、かかるアクチュエータにより上下方向に移動可能となっている。この苗載置台51が上下方向に移動することで、苗載置台51と苗植付装置60との距離が変更され、この結果、苗植付装置60が苗載置台51に載置された苗の取り量(以下、苗取量)が調整される。
苗植付装置60は、苗を載置する苗載置台51の下部に配設され、苗を苗載置台51から取って圃場に植え付ける装置である。苗植付装置60は、苗載置台51の前面側に配設される植付支持フレーム55によって支持される。苗植付装置60は、植付伝動ケース64と植付体61とを備える。植付体61は、苗載置台51から苗を取って圃場に植え付けることができるように一対の植込杆62を有し、植付伝動ケース64に回転可能に連結されている。
植付伝動ケース64は、エンジン10から苗植付部50に伝達された動力を植付体61に供給可能に構成されている。また、植付体61は、苗載置台51から苗を取って圃場に植え付ける植込杆62と、この植込杆62を回転可能に支持し、植付伝動ケース64に対して回転可能に連結されるロータリケース63とを有する。ロータリケース63は、植付伝動ケース64から伝達された駆動力によって植込杆62を回転させる際に、回転速度を変化させながら回転させることのできる不等速伝動機構(不図示)を内装している。これにより、植付体61の回転時において、植込杆62は、ロータリケース63に対する回転角度によって回転速度が変化しながら回転する。
このように構成される苗植付装置60は、2条毎に1つずつ配設される。すなわち、6条植であれば、3つの苗植付装置60が設けられる。また、各植付伝動ケース64は、2条分の植付体61を回転可能に備える。つまり、1つの植付伝動ケース64には、2つのロータリケース63が、機体左右方向の両側に連結される。
また、フロート47は、走行車体2の移動と共に、圃場面上を滑走して整地するものであり、走行車体2の左右方向における苗植付部50の中央に位置するセンターフロート48と、左右方向における苗植付部50の両側に位置するサイドフロート49とを有する。
本実施形態におけるセンターフロート48には、圃場の状況に合わせて苗植付部50を上下へ昇降させる油圧感度機構として機能するフロートポテンショメータ154a(図3参照)が設けられる。かかるフロートポテンショメータ154aは、センターフロート48の上下動を検出する感度の幅を変更することができる。例えば、感度を敏感にすれば、センターフロート48の小さな上下動についても検出してコントローラ150へ検出信号を送信するようになる。一方、感度を鈍感にすれば、センターフロート48の小さな上下動については検出することなく、一定振幅以上の上下動のみ検出して検出信号をコントローラ150へ送信するようになる。
また、苗植付部50の下方側の位置における前側には、圃場の整地を行う複数の整地用ロータ(ここでは左右および中央の3つのロータ)67が設けられる。この整地用ロータ67は、後輪ファイナルケース22を介して伝達されるエンジン10からの出力によって回転可能に構成されるとともに、電動モータであるロータ用モータ165(図3参照)によって昇降可能に設けられている。
このように、複数の整地用ロータ67,67をロータ用モータ165により独立して駆動可能とすれば、例えば、機体の向きが左右いずれかにぶれると、ぶれた側の整地用ロータ67の回転を速めることで、機体の向きが真っ直ぐとなるように修正することができる。なお、複数の整地用ロータ67,67の駆動力としては、ロータ用モータ165からではなくエンジン10から受けるようにしてもよい。
また、苗植付部50の左右両側には、次の植付条に進行方向の目安になる線を形成する線引きマーカ68が備えられる。線引きマーカ68は、苗移植機1が圃場内における直進前進時に、圃場の畦際で転回した後に直進前進する際の目印を圃場上に線引きする。本実施形態に係る苗移植機1は、GNSSを利用して直進サポートを実行することができるため、線引きマーカ68を廃止しても構わない。
走行車体2における操縦座席28の後方には、施肥装置70が搭載される。施肥装置70は、肥料を貯留する左右の貯留ホッパ71と、貯留ホッパ71から供給される肥料を設定量ずつ繰り出す繰出し装置72と、繰出し装置72により繰り出される肥料を圃場に供給する施肥通路である施肥ホース74と、施肥ホース74に搬送風を供給するブロア73とを備える。このブロア73により、施肥ホース74内の肥料が苗植付部50側に移送される。さらに、施肥装置70は、施肥ホース74によって肥料が移送される施肥ガイド75と、施肥ホース74によって移送された肥料を苗植付条の側部近傍に形成される施肥溝内に落とし込む作溝器76とを有する。
次に、図3を用いて、実施形態に係る植付部50の詳細構成について説明する。図3は、植付部50の拡大側面図である。図3に示すように、植付部50は、上方側に駆動力発生装置550が設けられる。駆動力発生装置550は、苗取量調節部130および深さ調節部132を駆動する駆動力を発生する装置である。駆動力発生装置550は、発生した駆動力を、苗取量調節駆動力伝達部材600を介して苗取量調整部130へ伝達するとともに、深さ調節駆動力伝達部材700を介して深さ調整部132へ伝達する。
苗取量調整部130は、駆動力発生装置550の駆動力に従って、昇降することで、植付部50を昇降させることで、苗植付装置60の苗取量を調整する。具体的には、苗取量調整部130は、昇降動作によって上下方向に移動することで、苗載置台51と苗植付装置60との距離が変更され、この結果、苗植付装置60が苗載置台51に載置された苗の取り量(以下、苗取量)が調整される。
また、深さ調整部132は、駆動力発生装置550の駆動力に従って、苗植付装置60の位置を変更(昇降)することで、苗の植付深さを調整することができる。
次に、図3を用いて、実施形態に係る苗移植機1の機構構成について説明する。図3は、実施形態に係る苗移植機1の機能ブロック図である。図3に示すように、苗移植機1は、電子制御によって自動走行のサポートを実行するとともに、各部を制御するコントローラ150(制御装置の一例)を備えている。このコントローラ150は、CPU(Central Processing Unit)等を有する処理部や、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等の記憶部、さらには入出力部が設けられ、これらは互いに接続されて互いに信号の受け渡しが可能である。
記憶部には、苗移植機1を制御するコンピュータプログラムが格納される。また、記憶部には、圃場に関する情報なども種々記憶されている。圃場に関する情報には、例えば、作業エリアの名称および代表座標あるいは座標中央値、圃場が多角形の場合であれば頂点の座標情報、頂点間の任意の位置座標、圃場に設定された出入口の位置座標情報を含むようにしておくとよい。なお、記憶部に記憶される情報は、タブレット端末装置140の記憶部143に記憶するようにしてもよい。
CPUは、たとえば、ROMに記憶されたプログラムを読み出して実行することによって、図3に示すエリア認識部150a、往復走行回数算出部150b、作業開始位置設定部150c、機体沈降判定部150dとして機能する。また、エリア認識部150a、往復走行回数算出部150b、作業開始位置設定部150c、機体沈降判定部150dの少なくとも一つまたは全部をASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等のハードウェアで構成することもできる。
図3に示すように、コントローラ150には、タブレット端末装置140をはじめ、各種アクチュエータ類や、各部の情報を取得するセンサ類等が通信可能に接続されている。なお、本実施形態においては、コントローラ150とタブレット端末装置140とは、所定の無線通信規格による無線接続としている。
コントローラ150には、アクチュエータ類として、例えば、エンジン10の吸気量を調節するスロットルモータ100、整地用ロータ67を昇降させるロータ用モータ165、植付クラッチ500を作動させる植付クラッチモータ510が接続される。なお、図示は省略したが、油圧式無段変速装置16のトラニオンの回動角度を変化させるトラニオン駆動モータもコントローラ150に接続される。
また、コントローラ150には、操縦部30に設けられた計器パネル33が接続されている。計器パネル33には、表示装置331として機能する表示画面33(図2参照)がタッチパネルにより構成されている。表示画面33aに表示される直進サポート開始スイッチ83や、その他の各種スイッチ153を操作することにより、各種装置の駆動および停止を行うことができる。
さらに、コントローラ150には、舵角センサ160、方位センサ170、姿勢センサ175、傾きセンサ180、着座センサ190、さらには、主変速レバー81や副変速レバー82の操作量を傾動角度で検出するレバーセンサなどを含む各種のセンサ199が接続される。コントローラ150は、各センサ160,170,175,180,190,199が検出した値を、記憶部のRAMに格納する。
舵角センサ160は、例えば、操舵輪であるハンドル32の回動角度を検出するセンサ、あるいは、ハンドル32の操作によって転舵輪である前輪4が操舵された際の切れ角を検出するセンサである。
方位センサ170は、機体の向きを検出するセンサであり、自動車のカーナビゲーションシステムなどに一般的に採用されている。コントローラ150は、かかる方位センサ170から取得した値に基いて、機体の実際の進行方向を導出することができる。
姿勢センサ175は、走行車体2の姿勢が、自動直進ラインに対してどの程度斜め姿勢になっているかを検出するもので、ジャイロセンサなどで構成される。
傾きセンサ180は、走行車体2の上下方向の傾き、すなわち前傾姿勢または後傾姿勢の程度を検出するもので、車体傾き検出装置として機能するもので、例えば、加速度センサなどで構成される。
前述したように、苗移植機1は、苗植付装置60を有する苗植付部50を備えるとともに、相対的に低速なギアから高速なギヤまでが含まれる変速ギアを備えるトランスミッション18を備えている。コントローラ150の機体沈降判定部150dは、傾きセンサ180の検出結果に基づいて、苗植付装置60が作動中における走行車体2の圃場に対する沈降状態を判定し、走行車体2が所定時間継続して沈降状態にあると判定した場合、トランスミッション18の選択ギアを低速ギアに切替えて苗植付装置60により植付けられる苗の植付株間距離を拡げるようにする。すなわち、苗植付装置60は、車速に応じた植付ピッチで動作しているが、植付ピッチは変わらない状態で実際の車速は機体沈降によって低下しているため、植付ピッチを変更するために、トランスミッション18の選択ギアを低速ギアに切替える。こうして、機体が沈降しながらも、あるていど整然と苗を植えることが可能となる。
すなわち、自動走行による作業では、圃場の状態によっては、機体の沈降を避けることが難しいが、沈降しながらでも苗植え付けが可能となる。したがって、自動走行による苗の植付作業後に補植作業が不要となる。また、圃場内における苗の植付姿勢の乱れを可及的に抑えることも可能となる。なお、傾きセンサ180としては、走行車体2の上下方向の傾きのみならず、左右方向への傾きも検出可能としておけば、機体の左右の傾き状態から沈降傾向にあることを判定することも可能である。
また、着座センサ190は、ロードセルや感圧フィルムセンサなどにより構成されたセンサであり、作業者が操縦座席28に着座した際の圧力を検出することができる。
かかる構成により、着座センサ190が圧力を検出すると、コントローラ150は、作業者が着座したと判定することができる。逆に、着座センサ190に圧力が加わっていない場合は、コントローラ150は、作業者が着座していないと判定する。
また、苗移植機1は、操舵装置110と、位置情報取得装置120を構成するGNSSユニット121および受信アンテナ122と、情報処理端末装置であるタブレット端末装置140とを備えており、これらがコントローラ150に接続されている。
操舵装置110は、ハンドル32と、かかるハンドル32の軸体と連動連結する伝動機構112を備えるとともに、任意の回転力をハンドル32の軸体に付与する直進サポート機構310を備えており、コントローラ150による自動操舵を可能にしている。伝動機構112には、ハンドル32を回動させるステアリングモータが含まれる。コントローラ150は、例えば、直進サポート開始スイッチ83が操作されると、GNSSユニット121が取得した位置情報に基づき、直進サポート機構310を介して転舵輪(前輪4)を自動操舵することにより、走行車体2を直進方向に維持することができる。
GNSSユニット121は、GNSSで使用される人工衛星からの信号を受信する受信アンテナ122(図4参照)を有し、地球上における苗移植機1の位置情報(座標情報)を取得し、取得した位置情報をコントローラ150に伝達する。
かかるGNSSユニット121で取得した機体の位置データと、コントローラ150の記憶部に記憶した圃場の地図データに基づく作業エリアWとから、苗移植機1は、作業エリアWから外へはみ出ることのないように走行しながら苗の植付行を行う。また、作業エリアWに非作業エリアXが設定されていれば、かかる非作業エリアXには苗の植付けを行わないようにコントローラ150により制御される。
なお、GNSSユニット121は、苗移植機1の実速度を導出することもできる。すなわち、一定時間内における機体の移動量から実走行速度を逐次算出することができるため、コントローラ150は、例えば走行車輪(前輪4,後輪5)がスリップなどした場合でも、後輪5の回転量と関係なく、苗移植機1の実車速を取得することができる。
ここで、図4~図15を用いて、制御装置であるコントローラ150による制御内容について説明する。
図4は、コントローラ150による苗取量の自動調整処理の処理手順を示すフローチャートである。
図4に示すように、コントローラ150は、まず、植付経路情報を取得する(ステップS101)。植付経路情報とは、圃場における植付作業を行う作業経路に関する情報である。
つづいて、コントローラ150は、株間情報を取得する(ステップS102)。株間情報とは、苗を植え付ける株間(植付ピッチ)の情報である。
つづいて、コントローラ150は、横送り速度情報を取得する(ステップS103)。横送り速度情報とは、植込杆62によって取られた苗を機体の左右方向へ横送りする際の横送り速度に関する情報である。
つづいて、コントローラ150は、例えば、情報処理端末装置140によって作業者等のユーザから入力された苗枚数情報を取得する(ステップS104)。苗枚数情報は、圃場に植え付ける苗の総量に関する情報であり、例えば、苗マットの数として入力される。なお、苗枚数情報は、圃場に植え付ける予定のマットの総数が入力されてもよく、例えば、1反辺りのマット数として入力されてもよい。
つづいて、コントローラ150は、ステップS101~ステップS104で得られた情報に基づいて、苗取量を算出する(ステップS105)。なお、苗取量の詳細の算出方法については後述する。
つづいて、コントローラ150は、算出した苗取量に基づいて、苗取量調整部130を制御し(ステップS106)、処理を終了する。すなわち、コントローラ150は、算出した苗取量となるように、不図示のアクチュエータを駆動して苗載置台51の位置を変更する制御を行う。
次に、図5を用いて、植付経路情報の取得処理について説明する。図5は、コントローラ150による植付経路情報の取得処理の処理手順を示すフローチャートである。
図5に示すように、コントローラ150は、まず、ティーチングによる作業エリア情報を取得する(ステップS201)。具体的には、コントローラ150は、圃場の外周を苗移植機1に自動走行させることで、外周内の領域である作業エリアのサイズや形状に関する作業エリア情報を取得する。
つづいて、コントローラ150は、作業エリア情報に基づいて苗移植機1が走行する走行経路(植付を行う作業経路)を生成する(ステップS202)。つづいて、コントローラ150は、苗移植機1の現在の位置情報を取得する(ステップS203)。
つづいて、コントローラ150は、位置情報に基づいて苗移植機1が作業中であるか否かを判定する(ステップS204)。コントローラ150は、苗移植機1が作業中である場合(ステップS204:Yes)、植付経路の全長から作業済経路分を差し引き(ステップS205)、植付経路情報を生成(ステップS206)し、処理を終了する。
すなわち、コントローラ150は、圃場の外周と、外周内に設定された作業経路である複数の往復経路のうちの少なくとも1つの往復経路とを自動走行させることで植付経路情報を取得する。
一方、コントローラ150は、苗移植機1が作業中ではない場合(ステップS204:No)、ステップS206を実行する。
なお、植付経路情報は、例えば、植付面積に基づいて生成されてもよい。具体的には、植付面積を条数で割り、端数を切り上げた値を植付経路情報として生成する。
次に、図6を用いて、株間情報の取得処理について説明する。図6は、コントローラ150による株間情報の取得処理の処理手順を示すフローチャートである。
図6に示すように、コントローラ150は、不図示のポテンショメータにより不図示の株間変速機のポテンショ値を取得する(ステップS301)。株間変速機は、株数変更レバーの操作位置に応じて、予め設定された所定面積における苗植付装置60の苗の植え付け間隔(株間)を変更する機器である。苗植付装置60は、カム機構や、ギヤ機構を有しており、株数変更レバーの操作位置に応じて、カム機構や、ギヤ機構を用いて、苗送りベルトの搬送速度、および植付爪の回動数(回動速度)を変更することによって、苗の植え付け間隔を変更する。コントローラ150は、複数段の主変速レバーおよび複数段の副変速レバーで構成される株数変更レバーについて、主変速レバーおよび副変速レバーの変速段の位置をポテンショメータでポテンショ値として読み取る。
つづいて、コントローラ150は、取得したポテンショ値に基づいて株間を決定し(ステップS302)、株間情報を生成(ステップS303)、処理を終了する。
なお、株間情報の取得方法としては、他に、トランスミッション18に連結される軸の回転数に基づく方法がある。具体的には、コントローラ150は、トランスミッション18から前輪4および後輪5に連結される走行軸の回転数と、上記した作業機駆動軸の回転数とを取得する。そして、コントローラ150は、かかる2つの回転数の相対関係から株間を決定する。
次に、図7を用いて、横送り速度情報の取得処理について説明する。図7は、コントローラ150による横送り速度情報の取得処理の処理手順を示すフローチャートである。
図7に示すように、コントローラ150は、不図示のポテンショメータにより不図示の横送りレバーのポテンショ値を取得する(ステップS401)。つづいて、コントローラ150は、ポテンショ値に基づいて横送り速度を決定し(ステップS402)、横送り速度情報を生成し(ステップS403)、処理を終了する。
なお、横送り速度情報の取得方法としては、他に植付伝動ケース64における植付体61の回転数に基づく方法がある。具体的には、コントローラ150は、植付体61の横送りチェンジ前と後との回転数を検出し、かかる2つの回転数の相対関係から横送り速度を決定する。
次に、図8を用いて、苗枚数の決定処理について説明する。図8は、コントローラ150による苗枚数の決定処理の処理手順を示すフローチャートである。
図8に示すように、コントローラ150は、植付経路情報、株間情報および横送り速度情報を取得する(ステップS501)。つづいて、コントローラ150は、苗取量の範囲指定を受け付ける(ステップS502)。
苗取量の範囲指定は、情報処理端末装置140を介してユーザから受け付けてもよく、予め設定された範囲としてもよい。
つづいて、コントローラ150は、ステップS501およびステップS502で取得(受付)された情報に基づいて、苗枚数の選択範囲を決定する(ステップS503)。
つづいて、コントローラ150は、情報処理端末装置140を介して苗枚数の入力を受け付ける(ステップS504)。つづいて、コントローラ150は、入力された苗枚数が決定した選択範囲内であるか否かを判定する(ステップS505)。
コントローラ150は、入力された苗枚数が選択範囲内であった場合(ステップS505:Yes)、入力された苗枚数を確定値として決定し(ステップS506)、処理を終了する。
一方、コントローラ150は、入力された苗枚数が選択範囲外であった場合(ステップS505:No)、ステップS504を実行する。
なお、図8では、入力された苗枚数が選択範囲内ではない場合に、苗枚数の再入力を受け付ける場合を示したが、例えば、株間や横送り速度の変更を受け付けてもよい。
次に、図9を用いて、苗取量の決定処理について説明する。図9は、コントローラ150による苗取量の決定処理の処理手順を示すフローチャートである。
図9に示すように、コントローラ150は、植付経路(A)を取得する(ステップS601)。つづいて、コントローラ150は、苗枚数(B)を取得する(ステップS602)。つづいて、コントローラ150は、株間(C)を取得する(ステップS603)。つづいて、コントローラ150は、横送り速度(D)を取得する(ステップS604)。
そして、コントローラ150は、取得した各設定値(A)~(D)に基づいて、苗取量(E)を決定し(ステップS605)。具体的には、苗取量(E)は、E=A÷B÷C÷Dにより算出する。
次に、図10を用いて、苗取量の調整処理について説明する。図10は、コントローラ150による苗取量の調整処理の処理手順を示すフローチャートである。
図10に示すように、コントローラ150は、取得した苗取量情報から苗載置台51のポテンショ値を決定する(ステップS701)。つづいて、コントローラ150は、決定したポテンショ値となるまで苗載置台51を上下移動させるアクチュエータを駆動し(ステップS702)、処理を終了する。これにより、ポテンショ値に応じた苗取量に調整される。
次に、図11を用いて、ガタ寄せ処理を加味した苗取量の調整処理について説明する。図11は、コントローラ150による苗取量の調整処理の処理手順を示すフローチャートである。
図11に示すように、コントローラ150は、取得した苗取量情報から苗載置台51の第1ポテンショ値を決定する(ステップS801)。つづいて、コントローラ150は、決定した第1ポテンショ値よりも大きい第2ポテンショ値となるまで苗載置台51を上下移動させるアクチュエータを駆動する(ステップS802)。つづいて、コントローラ150は、第2ポテンショ値に到達後、第1ポテンショ値となるまで苗載置台51を上下移動させるアクチュエータを駆動し(ステップS803)、処理を終了する。これにより、第1ポテンショ値に応じた苗取量に調整される。つまり、ガタ寄せポジションとして第2ポテンショ値を設定する。
なお、ガタ寄せポジションである第2ポテンショ値は、第1ポテンショ値よりも少し大きい値に設定してもよいが、例えば、第2ポテンショ値を最大値に設定してもよい。
次に、図12を用いて、中間補正処理について説明する。中間補正処理とは、植付作業途中における前記苗の実残量と、作業済経路に基づく想定残量とに基づいて植付パラメータ(苗取量、株間および横送り速度)を補正(調整)する処理である。
図12は、コントローラ150による中間補正処理の処理手順を示すフローチャートである。
図12に示すように、コントローラ150は、苗載置台51に設けられた不図示の苗送りベルト回転数に基づいて苗の実残量を検出する(ステップS901)。具体的には、苗送りベルト回転数に基づき算出される苗の消費量を苗の総量から減算することで実残量を検出する。
つづいて、コントローラ150は、作業済経路に基づく想定残量を検出する(ステップS902)。具体的には、作業済経路に基づいて算出される想定消費量を苗の総量から減算することで想定残量を検出する。
つづいて、コントローラ150は、実残量と想定残量とが乖離しているか否かを判定する(ステップS903)。コントローラ150は、実残量と想定残量とが所定量以上乖離していた場合(ステップS903:Yes)、残りの作業経路の距離に基づいて植付パラメータ調整処理を行い(ステップS904)、処理を終了する。なお、植付パラメータ調整処理では、苗取量、株間および横送り速度のうち少なくとも1つを調整する。
一方、コントローラ150は、実残量と想定残量とが所定量以上乖離していない場合(ステップS903:No)、処理を終了する。
なお、苗の実残量を検出する場合、例えば、苗載置台51にカメラと設置し、かかるカメラで撮像された画像の解析結果により実残量を検出してもよい。かかる場合、カメラは、例えば、3軸に回転可能なジンバルにカメラを設置し、苗マットの位置に応じてカメラの撮像範囲を変更可能とすることが好ましい。
次に、図13を用いて、植付深さの自動調整処理について説明する。図13は、コントローラ150による植付深さの調整処理の処理手順を示すフローチャートである。
図13に示すように、コントローラ150は、まず、不図示の硬軟センサにより圃場の硬さを検出する(ステップS1001)。つづいて、コントローラ150は、検知結果に基づいて植付深さを決定する(ステップS1002)。つづいて、コントローラ150は、決定した植付深さに応じてアクチュエータを駆動し(ステップS1003)、処理を終了する。つまり、コントローラ150は、深さ調整部として機能する苗植付部昇降機構40のアクチュエータである油圧昇降シリンダ44を伸縮させて苗植付部50を昇降させることで植付深さを調整する。例えば、コントローラ150は、圃場が硬い程、植付深さを深くし、圃場が軟らかい程、植付深さを浅くする。
なお、硬軟センサは、例えば、接地圧が異なる複数の接地体の位置(深さ)をポテンショメータで読み取るセンサである。また、硬軟センサをカメラとして構成してもよい。カメラとして硬軟センサの場合、圃場に植え付けた苗をカメラで撮像し、苗の植付状態に基づいて硬軟を検知する。具体的には、植付状態が不良(倒れた状態等)である場合、植付深さを深くする。
なお、コントローラ150は、例えば、センターフロート48およびサイドフロート49が固定される不図示の植付フレームをアクチュエータであるモータを駆動することで植付深さを調整してもよい。かかる点について、図14を用いて説明する。
図14は、コントローラ150による植付深さの調整処理の処理手順を示すフローチャートである。
図14に示すように、コントローラ150は、不図示の硬軟センサにより圃場の硬さを検出する(ステップS1101)。つづいて、コントローラ150は、検知結果である圃場の硬さに基づいて、植付深さに対応した植付フレームのポテンショ値を決定する(ステップS1102)。つづいて、コントローラ150は、決定したポテンショ値となるまでアクチュエータであるモータを駆動して植付フレームを移動させ(ステップS1103)、処理を終了する。
なお、コントローラ150は、圃場の水分量を検出し、水分量に基づいて植付深さを決定してもよい。具体的には、コントローラ150は、施肥装置70で利用している回転電極(水分量検出センサの一例)を用いて、かかる回転電極の電池抵抗値から圃場の水分量を割り出し圃場の硬軟を推定する。例えば、水分量が多い程、植付深さを深くし、水分量が少ない程、植付深さを浅くする。
また、硬軟検知の方法として、例えば、フロートポテンショメータ154aのポテンショ値に基づく角度の累積値を用いる方法がある。具体的には、コントローラ150は、一定区間内の累積角度変化をカウントすることで、硬軟を検知する。例えば、累積角度変化が大きい場合、圃場が硬いため植付深さを深くし、累積角度変化が小さい場合、圃場が軟らかいため、植付深さを浅くする。
次に、図15を用いて、植付深さの自動調整処理における応用例について説明する。図15は、コントローラ150による植付深さの調整処理の処理手順を示すフローチャートである。
図15に示すように、コントローラ150は、まず、不図示の硬軟センサにより圃場の硬さを検出する(ステップS1201)。つづいて、コントローラ150は、圃場の硬さに応じて、フロート(センターフロート48およびサイドフロート49)の迎角を調整する(ステップS1202)。つづいて、コントローラ150は、フロート迎角調整後に再度圃場の硬さを検出する(ステップS1203)。
つづいて、コントローラ150は、圃場の硬さに応じてアクチュエータを駆動して植付深さを調整する(ステップS1204)。つづいて、コントローラ150は、決定した植付深さに応じて整地用ロータ67の高さを調整し(ステップS1205)、処理を終了する。
以下、コントローラ150における他の処理について説明する。
まず、オートデフロックについて説明する。例えば、コントローラ150は、トルクを計測し、トルクが一定値未満であれば空転とみなしデフロックを作動させる。また、コントローラ150は、位置情報および車軸回転を検出し、車軸回転数分だけ移動していなければ空転とみなしデフロックを作動させる。また、コントローラ150は、機体が旋回中に前輪4の左右輪において回転数差が所定値以上であればデフロックを作動させる。
次に、自動ポンピングブレーキについて説明する。例えば、コントローラ150は、前輪4または後輪5のスリップが検知された場合、ポンピングブレーキを作動させる。また、コントローラ150は、機体が旋回中において、前輪4の左右輪における回転数差が所定値以上である場合には、ポンピングブレーキを作動させる。また、コントローラ150は、直進時において、前輪4の左右輪における回転数が生じた場合、後輪5においてポンピングブレーキを作動させる。なお、この場合、旋回時よりも細かいインターバルでポンピングブレーキを行う。
なお、オートデフロックと自動ポンピングブレーキは協調して行われてもよい。
上述したように、実施形態に係る実施形態の一態様に係る作業車両1は、走行車体2と、苗載置台51と、苗載置台51に載置された苗を取って圃場に植え付ける苗植付装置60とを有し、走行車体2に対して昇降可能に取付けられる苗植付部50と、苗載置台51の位置を変更することで、苗植付装置60の苗取量を調整する苗取量調整部130と、圃場に植え付ける苗の総量に基づいて算出した苗取量に応じて苗取量調整部130を制御する制御装置150とを備える。これにより、高精度に苗取量を調整できるため、目的の苗量を圃場に高精度に植えることができる。
また、上述したように、実施形態に係る実施形態の一態様に係る作業車両1は、走行車体2と、走行車体2に対して昇降可能に取付けられる苗植付部50と、苗植付部50の位置を変更することで、苗の植付深さを調整する深さ調整部132と、圃場の硬さを検出する硬軟センサと、硬軟センサによって検出された圃場の硬さに基づいて決定した植付深さに応じて深さ調整部132を制御する制御装置150とを備える。これにより、最適な植付深さで植え付けることができる。
さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。このため、本発明のより広範な態様は、以上のように表しかつ記述した特定の詳細および代表的な実施形態に限定されるものではない。したがって、添付の特許請求の範囲およびその均等物によって定義される総括的な発明の概念の精神または範囲から逸脱することなく、様々な変更が可能である。
1 :苗移植機
2 :走行車体
4 :前輪
5 :後輪
7 :メインフレーム
10 :エンジン
11 :エンジンカバー
13 :前輪ファイナルケース
15 :動力伝達装置
16 :油圧式無段変速装置
17 :動力伝達部
18 :トランスミッション
22 :後輪ファイナルケース
26 :フロアステップ
27 :リアステップ
28 :操縦座席
30 :操縦部
31 :フロントカバー
32 :ハンドル
33 :計器パネル
33a :表示画面
40 :苗植付部昇降機構
41 :昇降リンク装置
43 :リンクベースフレーム
44 :油圧昇降シリンダ
47 :フロート
48 :センターフロート
49 :サイドフロート
50 :苗植付部
51 :苗載置台
52 :苗載せ面
55 :植付支持フレーム
60 :苗植付装置
61 :植付体
62 :植込杆
63 :ロータリケース
64 :植付伝動ケース
67 :整地用ロータ
68 :線引きマーカ
70 :施肥装置
71 :貯留ホッパ
72 :繰出し装置
73 :ブロア
74 :施肥ホース
75 :施肥ガイド
76 :作溝器
81 :主変速レバー
82 :副変速レバー
83 :直進サポート開始スイッチ
100 :スロットルモータ
110 :操舵装置
112 :伝動機構
120 :位置情報取得装置
121 :GNSSユニット
122 :受信アンテナ
124 :アンテナフレーム
124a :下部フレーム
124b :上部フレーム
124c :第2補強フレーム
124d :回動支軸
124e :第1補強フレーム
124f :連結具
124g :アルミブロック
125 :回動連結プレート
130 :苗取量調整部
131 :車軸
132 :深さ調整部
140 :情報処理端末装置
143 :記憶部
150 :コントローラ
150a :エリア認識部
150b :往復走行回数算出部
150c :作業開始位置設定部
150d :機体沈降判定部
153 :スイッチ
154a :フロートポテンショメータ

Claims (5)

  1. 走行車体と、
    前記走行車体に対して昇降可能に取付けられる苗植付部と、
    前記苗植付部の位置を変更することで、苗の植付深さを調整する深さ調整部と、
    圃場の硬さを検出する硬軟センサと、
    前記硬軟センサによって検出された前記圃場の硬さに基づいて決定した前記植付深さに応じて前記深さ調整部を制御する制御装置と
    前記圃場を整地するフロートと、
    前記圃場を整地する整地用ロータと、
    を備え
    前記制御装置は、
    前記硬軟センサによって検出された前記圃場の硬さに応じて前記フロートの迎角を調整し、迎角調整後に前記硬軟センサによって検出された前記圃場の硬さに応じて前記植付深さを調整するとともに、前記植付深さに応じて前記整地用ロータの高さを調整すること
    を特徴とする作業車両。
  2. 前記圃場の水分量を検出する水分量検出センサをさらに備え、
    前記制御装置は、
    前記水分量検出センサによって検出された前記水分量に基づいて前記植付深さを決定すること
    を特徴とする請求項1に記載の作業車両。
  3. 前記深さ調整部は、
    前記植付深さを調整する植付フレームと、前記植付フレームの位置を検出するフレーム位置センサとを有し、
    前記制御装置は、
    算出した前記植付深さに応じた位置まで前記植付フレームを移動させる制御を行うこと
    を特徴とする請求項1または2に記載の作業車両。
  4. 整地フロートと、
    前記整地フロートの上下動を検出するフロートセンサと、
    をさらに備え、
    前記制御装置は、
    前記フロートセンサの検知結果および前記硬軟センサの検知結果に基づいて前記植付深さを決定すること
    を特徴とする請求項1~3のいずれか1つに記載の作業車両。
  5. 前記制御装置は、
    決定した前記植付深さに応じて前記整地フロートの高さを調整すること
    を特徴とする請求項4に記載の作業車両。
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