JP7035857B2 - 検査方法、検査システム及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、部品が搭載される物品の検査に係る技術分野に属する。
基板に対する部品の実装状態などを検査する装置として、自動外観検査装置が広く使われている。このような装置では、部品が実装された基板(はんだ付けの前の状態のものも含む)の外観情報がセンサにより取得され、部品毎にその部品に応じた項目の計測が行われる。そして、得られた結果を所定の検査基準と照合することにより、良品・不良品の判別が行われる。
ここで、設定される検査項目や検査基準が適切なもので無ければ、実際には良品であるものを不良品と判断する「見過ぎ」や、実際には不良品であるものを良品と判断する「見逃し」が発生する。「見過ぎ」は検査効率の悪化を招き、「見逃し」は製造工程の信頼性を低下させ後工程における作業効率を悪化させる。そして、いずれも製造工程の費用を増大させる原因となるため、「見過ぎ」及び「見逃し」は最小化させることが望ましい。
しかしながら、「見逃し」を減少させるために検査基準を厳しくすると「見過ぎ」が増加し、「見過ぎ」を減少させるために検査基準を緩和すると「見逃し」が増加することになるため、適切な検査項目及び検査基準を設定する必要がある。
このため、量産品における検査の実施に先立ち、基板や部品の検証画像で検査項目や検査基準の調整が行われ、この調整の完了後に前述の検査項目や検査基準が実際の生産ラインに適用される。しかしながら、従来は、一つの基板上に配置された全ての部品品番に対する検査項目や検査基準の調整後に、量産検査で実施できるように量産プログラムに展開されていたため、部品品番によっては品質が一定しないものも存在し得、「見過ぎ」や「見逃し」が発生する場合があった。
ここで、部品毎のデータの信頼性を認識可能とする技術に関して、電子部品装着装置のパターンプログラムに使用する電子部品の部品ライブラリのデータを作成するときに、作成状態によって信頼度のランク分けを行い、ランク分けした作成状態を当該データに付加することで、段取り作業時等に、部品ライブラリを使用する場合に、どの電子部品が信頼できるものかどうかが一目で分かるようにする技術が提案されている(特許文献1参照)。しかしながら、上記の従来技術は、基板検査等における検査項目や検査基準を部品毎に最適化することを可能とするものではなかった。
特開2014-183216号公報(特許第6219579号公報) 特開2008-45952号公報 特開2006-250610号公報 特開2001-24321号公報
本発明は、上記のような実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、部品毎に検査項目及び/又は検査基準の質を管理可能とすることで、基板検査等における検査項目や検査基準を部品毎に最適化可能とする技術を提供することである。
前記の目的を達成するために、本発明は以下の構成を採用する。
本発明に係る検査方法は、部品が搭載された物品の品質を判定する検査プログラムにより、前記物品の検査を行う検査方法であって、
前記検査における前記部品の検査項目及び/又は検査基準を含む検査情報が部品毎に設定される設定ステップと、
前記検査プログラムにより、前記物品の品質が判定される判定ステップと、を有し、
前記検査情報は、該検査情報の信頼性の指標である検査品質レベル情報をさらに含み、
前記設定ステップにおいては、前記検査情報が、前記部品の品番毎に設けられ前記検査情報の変更毎に更新される品番データ群に基づいて設定され、
前記判定ステップにおいては、前記品番データ群を参照して取得される前記検査情報に基づいて前記部品毎に品質が判定されることを特徴とする、検査方法である。
これによれば、部品が搭載された物品の検査において、検査項目や検査基準を部品毎に最適化することが可能となり、検査品質を部品毎に管理することができる。また、部品毎に設定された検査情報を、検査品質レベル情報として設定された品質レベルに基づいて管理することが可能となる。
本発明においては、前記検査品質レベル情報は、高い品質レベルを示す第1レベルと、低い品質レベルを示す第2レベルを含み、
前記設定ステップにおいて、前記検査情報が変更され品番データ群が更新された際には、前記検査品質レベル情報は前記第2レベルに設定されるようにしてもよい。
これによれば、検査項目や検査基準が変更され、それらに基づく検査の品質レベルが不明の場合には、検査品質レベル情報が第2レベルに設定されるので、ユーザが当該検査項目や検査基準の品質レベルを容易に確認することができる。なお、例えば、検査品質レベル情報としては、第1レベルの場合「OK」、第2レベルの場合「NG」などと設定可能にしてもよい。そうすれば、ユーザが直観的に当該検査項目や検査基準の品質レベルを認識することが可能である。
また、本発明においては、前記品番データ群における検査情報は、複数のユーザによって設定可能であり、
前記設定ステップにおいて、前記検査品質レベル情報が所定のユーザにより第2レベルに設定された場合には、該所定のユーザ以外のユーザによる前記検査品質レベル情報の第1レベルへの変更が制限されるようにしてもよい。
そうすれば、検査情報が複数のユーザによって設定可能とされている場合に、所定のユーザによって検査品質が第2レベル(例えば「NG」)に設定された場合には、事情を知らない他のユーザによって検査品質が変更されることを抑制できる。そうすれば、品質レベルの低い検査項目や検査基準が意図せず検査に用いられてしまうことを抑制できる。
また、本発明においては、前記検査情報は、前記検査プログラムによる前記品番データ群への参照の有無を示す参照有無情報をさらに含むようにしてもよい。そうすれば、検査プログラムは、この参照有無情報に基づいて、当該品番データ群における検査項目や検査基準を参照して検査するか否かを決定できる。また、ユーザは、この参照有無情報を変更することで、当該品番データ群における検査項目や検査基準を実際の検査に適用するか否かを容易に管理することができる。
また、本発明においては、前記参照有無情報は、前記検査プログラムによる前記品番データ群への参照を有りとするON情報と、前記検査プログラムによる前記品番データ群への参照を無しとするOFF情報とを含み、
前記設定ステップにおいて、前記検査情報が変更され前記品番データ群が更新された際には、参照有無情報はOFF情報に設定されるようにしてもよい。
これによれば、検査項目や検査基準が変更され品番データ群が更新された際には、参照有無情報が自動的にOFF情報に設定され、不用意に未確認の検査項目や検査基準が検査に適用されてしまうことを抑制できる。
また、本発明においては、前記品番データ群における検査情報は、複数のユーザによって設定可能であり、
前記設定ステップにおいて、前記参照有無情報が所定のユーザによってOFF情報に設定された場合には、該所定のユーザ以外のユーザによる前記参照有無情報のON情報への変更が制限されるようにしてもよい。
これによれば、検査情報が複数のユーザによって設定可能とされている場合に、所定のユーザによって参照有無情報が「OFF」に設定された場合には、事情を知らない他のユーザによって参照有無情報が例えば「ON」に変更されることを抑制できる。そうすれば、品質レベルの低い検査項目や検査基準が意図せず検査プログラムにより参照されることが抑制され、品質レベルの低い検査項目や検査基準が実際の検査に用いられてしまうことを抑制できる。
また、本発明においては、前記検査品質レベル情報は、前記第1レベル及び前記第2レベルの他、特定の検査プログラムにおいて前記品番データ群に参照させることで該品番データ群における検査情報の検査品質レベルを確認中であることを示す第3レベルをさらに含み、
前記設定ステップにおいて、前記品番データ群における検査品質レベル情報が第3レベルから第1レベルに変更された場合に、前記参照有無情報がON情報に変更されるようにしてもよい。
これによれば、当該品番データ群における検査項目や検査基準が、特定の検査プログラムによって確認中であることを、容易に判別することが可能となる。なお、その際の検査品質レベル情報を、第3レベルである「TRY」などと設定するようにしてもよい。また、これによれば、検査項目や検査基準が確認中の状態(例えば「TRY」に設定された状態)から高い品質を示す状態(例えば「OK」に設定された状態)に変更された場合に、参照有無情報が自動的に「ON」に変更され、高い品質の検査項目や検査基準が自動的に検査プログラムに適用されるようにすることができる。
また、本発明においては、前記検査品質レベル情報は、高い品質レベルを示す第1レベルと、低い品質レベルを示す第2レベルに設定可能であり、
前記検査情報は、前記検査プログラムによる前記品番データ群への参照の有無を示す参照有無情報をさらに含み、
前記参照有無情報は、前記検査プログラムによる前記品番データ群への参照を有りとするON情報と、前記検査プログラムによる前記品番データ群への参照を無しとするOFF情報に設定可能であり、
前記設定ステップにおいて、前記品番データ群における前記検査品質レベル情報が第2レベルに設定されるとともに、前記参照有無情報がON情報に設定されている場合に、
前記判定ステップにおいては、該品番データ群に係る部品の検査は、前記検査プログラムによらないで行うようにしてもよい。
これによれば、検査項目や検査基準が低い品質を示す第2レベル(例えば「NG」)に設定され、且つ、参照有無情報が「ON」に設定されている場合には、当該検査項目や検査基準が適用される部品の検査は、検査プログラムにより自動検査により実施されずに、手動検査により実施されるようにできる。その結果、品質に低い検査項目や検査基準によって自動検査が行われて「見逃し」や「見過ぎ」が発生することを抑制できるとともに、手動検査により、当該検査項目や検査基準の品質を製造工程で確認することが可能である。
また、本発明は、部品が搭載された物品の品質を判定する検査プログラムにより、前記物品の検査を行う検査システムであって、
前記検査における、前記部品の検査項目及び/又は検査基準を含む検査情報が組み入れられた品番データ群を記憶する記憶部と、
前記検査プログラムに前記物品の品質を判定させる処理部と、を備え、
前記検査情報は、該検査情報の信頼性の指標である検査品質レベル情報をさらに含み、
前記品番データ群は、前記部品の品番毎に設けられるとともに前記検査情報の変更毎に更新され、
前記検査プログラムは、前記品番データ群を参照して取得される前記検査情報に基づいて前記部品毎に品質を判定する、検査システムであってもよい。
また、上記の検査システムにおいて、前記検査情報は、前記検査プログラムによる前記品番データ群への参照の有無を示す参照有無情報をさらに含むようにしてもよい。
また、上記の検査システムにおいて、前記検査品質レベル情報は、高い品質レベルを示す第1レベルと、低い品質レベルを示す第2レベルを含み、
前記検査情報が変更され品番データ群が更新された際には、前記検査品質レベル情報を前記第2レベルに設定するデータ管理部をさらに備えるようにしてもよい。
また、上記の検査システムにおいて、前記参照有無情報は、前記検査プログラムによる前記品番データ群への参照を有りとするON情報と、前記検査プログラムによる前記品番データ群への参照を無しとするOFF情報とを含み、
前記データ管理部は、前記検査情報が変更され前記品番データ群が更新された際には、参照有無情報はOFF情報に設定するようにしてもよい。
また、上記の検査システムにおいて、複数のユーザによる、前記品番データ群における検査情報の設定を受付ける情報設定部をさらに備え、
前記情報設定部は、前記検査品質レベル情報が所定のユーザにより第2レベルに設定された場合には、該所定のユーザ以外のユーザによる前記検査品質レベル情報の第1レベルへの変更を制限するようにしてもよい。
また、上記の検査システムにおいて、複数のユーザによる、前記品番データ群における検査情報の設定を受付ける情報設定部をさらに備え、
前記情報設定部は、前記参照有無情報が所定のユーザによってOFF情報に設定された場合には、該所定のユーザ以外のユーザによる前記参照有無情報のON情報への変更を制限するようにしてもよい。
また、上記の検査システムにおいて、前記検査品質レベル情報は、前記第1レベル及び前記第2レベルの他、特定の検査プログラムにおいて前記品番データ群に参照させることで該品番データ群における検査情報の検査品質レベルを確認中であることを示す第3レベルをさらに含み、
前記データ管理部は、前記品番データ群における検査品質レベル情報が第3レベルから第1レベルに変更された場合に、前記参照有無情報がON情報に変更するようにしてもよい。
また、上記の検査システムにおいて、
前記検査情報は、前記検査プログラムによる前記品番データ群への参照の有無を示す参照有無情報をさらに含み、
前記検査品質レベル情報は、高い品質レベルを示す第1レベルと、低い品質レベルを示
す第2レベルを含み、
前記参照有無情報は、前記検査プログラムによる前記品番データ群への参照を有りとするON情報と、前記検査プログラムによる前記品番データ群への参照を無しとするOFF情報とを含み、
前記品番データ群における検査情報の設定を受付ける情報設定部をさらに備え、
前記情報設定部は、前記品番データ群における前記検査品質レベル情報が第2レベルに設定され、且つ、前記参照有無情報がON情報に設定可能としてもよい。
また、本発明は、上記の設定ステップおよび/または判定ステップをコンピューターに実行させるプログラムであってもよい。なお、上記の課題を解決するための手段は可能なかぎり、組み合わせて使用することが可能である。
本発明によれば、部品毎に検査項目及び/又は検査基準の質を管理可能とすることで、基板検査等における検査項目や検査基準を部品毎に最適化することができ、当該部品を搭載した物品の検査の信頼性を向上させることができる。
本発明の実施例に係る基板検査システムのハードウェア構成を示す図である。 本発明の実施例に係る基板検査システムにおける機能を示すブロック図である。 本発明の実施例における品質データテーブルの例を示す図である。 本発明の実施例における検査プログラムの品質参照データテーブルの例を示す図である。 本発明の実施例1における検査情報管理ルーチンの処理を示すフローチャートである。 本発明の実施例1における検査プログラムの品質参照データテーブルの更新の態様例を示す図である。 本発明の実施例2における検査情報管理ルーチン2の処理を示すフローチャートである。 本発明の実施例2における検査システム制御ルーチンの処理を示すフローチャートである。 本発明の実施例2における検査プログラムの品質参照データテーブルの更新の態様例を示す図である。
<適用例>
以下に図面を参照して、この発明の適用例について説明する。なお、以下では本発明が、電子部品が搭載される基板の検査システムに適用された場合について説明するが、本発明の対象は基板の検査に限られず、他の物品を検査の対象とするものであっても構わない。また、この適用例に記載されている具体的な構成は、特に記載がない限りは、この発明
の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
図1は、本適用例に係る検査システム9のハードウェア構成例を示す。この実施例の検査システム9は、制御端末1、データ管理用サーバ2、基板検査装置3、が通信回線を介して相互に接続されることで構成されている。制御端末1は、ディスプレイモニタ、プリンタなどの出力部101、キーボードやマウスなどの入力部102、HDD、RAMなどのメモリ103、CPUなどの処理部104を備えた据え置き型の端末であるが、モバイル型、タブレット型の端末であっても構わないし、基板検査装置3と一体に構成されていてもよい。
制御端末1は基板検査装置3において実行される検査プログラムの作成(修正を含む、以下同じ)や、各検査プログラムにおいて参照される品番データ群の設定・登録といった作業を実施するための端末である。品番データ群には部品について検査されるべき検査項目、各検査項目における検査基準、当該部品の寸法や部品種などの部品情報、当該部品に付された品番の情報等が含まれる。また、後述する各部品の検査項目や検査基準などの検査情報も含む。
データ管理用サーバ2には、複数種類のデータが記憶されており、上記の検査プログラムや、品番データ群が保存されるほか、制御端末1における処理に必要な様々な情報が管理される。
基板検査装置3(以下、単に「検査装置3」ともいう。)は、部品実装工程又はリフロー工程を経た部品実装基板を撮像し、生成された画像をあらかじめ登録された検査プログラムを用いて処理することにより、基板上の部品の実装状態の良・不良を判定する。そのためのハードウェア構成として、撮像センサ、照明装置、基板保持部、RAM、CPUなどを含む。また、検査装置3にもモニタなどの出力部や、マウス、キーボードなどの入力部を備えていてもよい。
図2は、上記の検査内容データの作成に関わる制御端末1、データ管理用サーバ2および検査装置3の機能を示す機能ブロック図である。データ管理用サーバ2には、基板情報記憶部21、部品情報記憶部22、検査プログラム記憶部23、検査情報記憶部24、検査履歴記憶部25などが設けられる。
基板情報記憶部21には、基板色・搭載部品・部品位置などの情報を含む基板情報や、基板の良品モデル画像・不良品実績画像を含む基板画像などが保存されている。部品情報記憶部22には、部品品番・部品種・色・形状・電極情報・使用基板などの情報を含む部品情報、部品の品番毎の良品モデル画像、不良品実績画像を含む部品画像情報などが保存されている。検査プログラム記憶部23には、基板毎の検査プログラム、検査プログラムの変更履歴をリビジョン毎に蓄積する検査プログラム履歴情報などが保存されている。
検査情報記憶部24には、部品の品番毎に設定された特徴量(検査項目ともいう)及び検査基準、検査項目及び検査基準の品質レベル情報(後述)、検査項目及び検査基準などの検査情報の検査プログラムへの展開可否情報(後述)、これらの情報の品番毎の設定履歴とそれに対応するコメントなどをリビジョン毎に蓄積する検査情報履歴情報などが保存されている。検査履歴記憶部25には、検査装置3により実施された検査結果、検査画像などが保存されている。そして、これらの各種情報は相互に参照・連動可能である、いわゆる関係データベースとして機能する。
検査装置3では、検査プログラム記憶部23から検査対象の基板に対応する検査プログラムを、検査情報記憶部24から検査対象の基板に対応する検査情報を読み出して検査を
実行する。一連の検査の結果や検査の際に生成された画像などは、検査装置3からデータ管理用サーバ2に送信されて、検査履歴記憶部25に格納される。
制御端末1には、ユーザーインターフェース(以下、UI)制御部11、読出処理部12、品番データ処理部13、登録処理部14、検査プログラム処理部15などの機能が設定される。
UI制御部11は、作業画面を表示してユーザの操作を受け付け、他の処理部12~14と協働して操作に応じた処理を実行する。読出処理部12は、UI制御部11及び検査プログラム処理部15の処理に必要な情報を基板情報記憶部21、部品情報記憶部22から読み出して、UI制御部11及び検査プログラム処理部15に提供する。品番データ処理部13は、検査項目及び検査基準、検査項目及び検査基準の品質レベル情報(後述)、検査項目及び検査基準などの検査情報の検査プログラムへの展開可否情報(後述)、検査情報履歴情報などを、検査情報記憶部24から読み出す。また、部品情報などを部品情報記憶部22から読み出す。そして、これらの情報から品番データ群(後述)を作成してUI制御部11に提供する。また、登録処理部14から情報を受け取って品番データ群に係る情報を変更する。
登録処理部14は、UI制御部11から設定情報を受け取って、品番データ処理部13及び検査プログラム処理部15に渡すと共に、検査情報記憶部に記憶される各情報を変更する。検査プログラム処理部15は、読出処理部12から必要な情報を、登録処理部14から設定情報を受け取り、これらに基づいて基板の検査プログラムを作成したうえで、検査プログラム記憶部23に当該情報を登録する。なお、本実施例における検査プログラムは、品番データ群を紐付けた検査ロジックに基づいて基板の良・不良の判定を行うものである。
本適用例に係る発明は、上記の検査システム9に適用されるものである。そして、上述のように、基板に搭載される部品の品番毎に設定された、部品情報、検査項目、検査基準に加え、検査項目及び検査基準の検査品質レベル情報、検査項目及び検査基準を含む検査情報の検査プログラムへの展開可否情報を品番データ群として、変更毎にリビジョン管理する。
この品質レベル情報は、例えば、検査項目及び検査基準などの検査情報が作成中で信頼性を未確認の場合には「NG」、特定の検査プログラムのみに適用して確認中の場合には「TRY」、信頼性の確認が終了して量産に適用可能な場合には「OK」とされるものである。また、展開可否情報は、検査項目及び検査基準を含む検査情報を、当該品番データ群を参照する検査プログラムに適用しない場合には「OFF」、適用する場合には「ON」とされるものである。そして、各検査プログラムは、部品を検査する際に、展開可否情報が「ON」となっている中で最新リビジョンの品番データ群を参照し、その情報を用いて検査を実行する。
本適用例においては、このように、検査システム9の検査装置3によって基板検査を行う際に、検査項目や検査基準を部品毎に最適化することができ、検査品質を部品毎に管理することができる。よって、複数の部品が搭載された基板検査において、全ての部品について最適な検査情報に基づいて検査を行うことができる。また、部品毎に設定された検査情報を、品質レベル情報に基づいて容易に管理することが可能となる。
なお、本適用例において、品番データ群を構成する情報は、部品情報記憶部22及び、検査情報記憶部24に記憶されている。よって、部品情報記憶部22及び、検査情報記憶部24は記憶部に相当する。また、出力部101に表示した品番データ群をメモリ103
にセーブするような場合には、メモリ103を記憶部とすることも可能である。また、本適用例における処理部104または、検査装置3におけるCPUは、処理部に相当する。また、本適用例における制御端末1は、データ管理部及び、情報設定部を構成する。
<実施例1>
次に、本発明の実施例1について詳細に説明する。図3には、本実施例における品番データテーブル30の例を示す。この品番データテーブル30は、先述のように、データ管理用サーバ2の部品情報記憶部22及び、検査情報記憶部24に記憶された情報を基に、品番データ処理部13において作成し、出力部101により表示される。品番データテーブル30は、検査すべき基板に搭載される部品の各々に対応する品番IDと、各品番IDに対応する品番データ群が記録されたテーブルである。図3においては、品番ID001が付されたチップ抵抗である部品1608RSと、品番ID002が付されたQFP(QuadFlat Package)である部品QFP4848についての品番データ群が
表示されている。このように、複数の品番IDに係る部品の品番データ群を合わせたものが本実施例における品番データテーブルである。
ここで、品番ID001に係る部品の品番データ群について詳細に説明する。本実施例では、品番ID001に係る部品について形状、部品種、検査項目、検査基準などが記録されている。検査基準は、検査における搭載部品の良・不良の判断の閾値や判断指標である。そして、品番ID001に係る部品について検査項目や検査基準が変更される毎に、品番データ群のリビジョンが更新され各品番IDに対応する欄の最上段に記載される。図3における品番ID001に係る部品については、検査項目や検査基準に対して11回の変更が加えられ、最新のリビジョンはリビジョン12であることが分かる。
また、本実施例の品番データテーブルでは、各部品に対応する品番データ群には、各リビジョン毎に品質レベル及び展開可否のデータが含まれている。この品質レベルは、各リビジョンにおける品番データ群の検査項目や検査基準の品質または信頼性が、検査装置3における検査に使用し得るレベルか否かを示す指標である。例えば品質レベルがNGである場合とは、作成途中の品番データ群であり実際の検査には使用不可のレベルであることを示す。また、品質レベルがTRYである場合は、特定の検査プログラムに検査項目や検査基準の検査情報を展開して信頼性の確認をしている品番データ群であり、もうすぐ量産適用が可能となるレベルになることを示す。さらに、品質レベルがOKである場合は、特定の検査プログラムに検査項目や検査基準の検査情報が展開され信頼性の確認が終了した品番データ群であり、量産適用が可能なレベルであることを示す。
また、展開可否データは、各リビジョンの品番データ群を全ての検査プログラムに適用するか否かを示す指標である。展開可否データがOFFの場合には、当該リビジョンの品番データ群は全ての検査プログラムに適用されない。展開可否データがONの場合には、当該リビジョンの品番データ群は全ての検査プログラムに展開される。この展開可否データは、品質レベルデータとは独立にユーザが設定することができる。なお、図3において品質レベルデータは検査品質レベル情報に相当する。展開可否データは参照有無情報に相当する。
次に、図4には、本実施例における検査プログラムに対する、品番参照データテーブルの例を示す。本実施例に係る検査システム9では、前述のように複数の検査プログラムを用いて、基板上の複数の部品についての検査を行っている。図4では、多くの検査プログラムのうち検査プログラム1及び2に対する品番参照データテーブル35a及び35bを示している。品番参照データテーブル35a、35bにおいては、基板における複数の回路に付された回路ID、各回路IDが付された回路に搭載された部品の品番ID、各品番IDが付された部品の搭載位置、各品番IDに係る品番データ群のうち参照するリビジョ
ンである参照リビジョン、参照リビジョンの品番データ群における品質レベル、展開可否、各品番IDに係る品番データ群の最新リビジョン、最新リビジョンの品番データ群における品質レベル及び展開可否データ、品番データ群の状態である品番展開のステータスが表示されている。
図4(a)に示す、検査プログラム1に対する品番参照データテーブル35aによれば、回路ID1~4に係る回路には、品番ID001に係る部品が使用されており、基板における当該部品の搭載位置がLeft、Topである点、当該部品についての品番データ群の最新リビジョンはリビジョン12である点が分かる。また、リビジョン12の品番データ群は、現在、品質レベルとしてNGであるが展開可否についてはONとされており、更新が必要である点が分かる。さらに、検査プログラム1は、最新リビジョンの品番データ群ではなく、リビジョン9の品番データ群を参照している点、リビジョン9の品番データ群は、現在、品質レベルとしてOKであり展開可否はONであることが分かる。
すなわち、本実施例における検査システム9では、基板上の各部品に対する検査項目と検査基準は、品番データ群により管理されている。そして、品番データ群は、その検査項目、検査基準とともに、品番データ群自体の品質レベル、展開可否をリビジョン毎に管理されている。そして、各検査プログラムにおいて参照される品番データ群が、品番参照データテーブルにより管理されている。
次に、図5を用いて、本実施例の検査システム9における、品番データ群の品質レベル、展開可否の内容の管理フローについて説明する。本フローは制御端末1のメモリ103に記憶されるようにしてもよく、入力部102から、新規品番データ群を作成する旨の入力がなされた場合に全てのステップが自動的に実行されるようにしてもよい。図5は、検査情報管理ルーチンのフローチャートである。本フローが実行されると、まず、ステップS101において、新規の検査対象部品について品番が作成される。品番が作成されると、当該品番に対応する品番データ群が生成される。この状態の品番データ群においては、品番レベルはNG、展開可否はOFFに設定される。
ステップS102においては、作成された品番データ群に対応するウィンドウ画面が自動的に作成され制御端末1の出力部101に表示される。さらにステップS103において作成された品番データ群に対応する部品の良品モデル画像、不良品実績画像の他、部品の形状、部品種、現時点で仮に設定された検査項目及び検査基準などが部品情報記憶部22に登録される。このことにより、図3の品番データテーブル30における品番名、形状、部品種、検査項目、検査基準等が表示される。
次にステップS104においては、検証画像が登録される。より具体的には、ステップS103の処理において登録された検査項目及び検査基準によって「見過ぎ」または「見逃し」が発生するか否かを事前検証するためのサンプルの画像が登録される。ステップS104の処理が終了するとステップS105に進む。ステップS105においては、品番調整が行われる。すなわち、ステップS104で登録された検証画像に対して、適切と思われる検査項目及び検査基準が調整される。ステップS105の処理が終了するとステップS106に進む。
ステップS106においては、ステップS104で登録した検証画面に対して「見過ぎ」あるいは「見逃し」がなかったか否かが判定される。ここで、「見過ぎ」あるいは「見逃し」が発生した場合には、品番データ群における検査項目または検査基準が適切ではないと判定されるので、ステップS105の処理の前に戻り、さらにこれらの調整が行われる。そして、ステップS106において、検証画面について「見過ぎ」も「見逃し」も発生しなくなるまで、ステップS105及びステップS106の処理が繰り返し行われる。
ステップS106において、検証画面について「見過ぎ」も「見逃し」も発生しなくなった際には、ステップS107に進む。ステップS107においては、ユーザにより、品質レベルがTRYに変更される。ステップS107の処理が終了するとステップS108に進む。ステップS108においては、品番データ群が、特定の検査プログラムに適用される。より詳細には、出力部101に表示された別ウィンドウにおいて、当該品番データ群が適用される特定の検査プログラムを指定するようにしてもよい。これにより、特定の検査プログラムの品番参照データテーブルにおいて、当該品番データ群に対応する展開可否がONに設定される。なお、特定の検査プログラムは一つであっても二つ以上であってもよい。
ステップS108の処理が終了するとステップS109に進む。ステップS109においては、ステップS108において適用の処理がなされた検査プログラムを用いて検査装置3において基板検査が実施される。そして、ステップS110において、ステップS109で行われた検査で「見過ぎ」または「見逃し」が発生したか否かが判定される。ここで「見過ぎ」または「見逃し」が発生したと判定された場合には、ステップS109の処理に戻り、検査項目や検査基準の調整を再度行う。一方、「見過ぎ」または「見逃し」が発生しないと判定された場合には、ステップS111に進む。
ステップS111では、当該品番データをさらに多くの複数の検査プログラムに適用して、検査装置3において複数の検査を実施する。ステップS111の処理が終了するとステップS112に進む。そして、ステップS112においては、ステップS111の複数の検査において「見過ぎ」または「見逃し」が発生したか否かが判定される。ステップS112において「見過ぎ」または「見逃し」が発生した場合には、ステップS111の処理に戻り、検査項目や検査基準の調整を再度行う。一方、「見過ぎ」または「見逃し」が発生しないと判定された場合には、ステップS113に進む。
ステップS113においては、当該品番データ群における品質レベルをOKに設定し、且つ展開可否をONに設定する。これで、当該品番データ群を参照すべき全ての検査プログラムに当該品番データ群が適用されるようになる。ステップS113の処理が終了すると、本ルーチンを一旦終了する。なお、本実施例における検査情報管理ルーチンのステップS101、S107、S113は設定ステップに相当する。また、ステップS106、S110、S112は判定ステップに相当する。
図5に記載されたフローチャートの右側には、各ステップが実行される段階での品番データ群における品質レベル及び展開可否の設定について示す。これによると、ステップS101において新規品番が作成された際には、品質レベルはNG、展開可否はOFFに設定される。その後、ステップS105における、検証画像を用いた品番データ群の調整において、「見過ぎ」や「見逃し」が発生しなかった場合には、ステップS107において、品質レベルはTRYに、展開可否はOFFに設定される。そして、複数の検査プログラムにおいて「見過ぎ」や「見逃し」が発生しなかった場合には、ステップS113において、品質レベルはOKに、展開可否はONに設定される。
図6には、上記のフローでも説明したように、品番データ群の検査項目や検査基準の調整検討を進め、品番の品質レベルがOKに達した場合の、品番参照データテーブルの変化について示す。図6は、検査プログラム1及び2についての品番参照データテーブルを示す。
図6(a)では、品番ID001に係る部品について、検査プログラム1においてはリビジョン5が参照され、検査プログラム2においては、リビジョン6が参照されている。
そして、リビジョン5においては、品番データ群の品質レベルはTRYに設定されており、リビジョン6においては、品番データ群の品質レベルはOKに設定されている。また、リビジョン5においても、リビジョン6においても、展開可否はONに設定されていることが分かる。また、品番ID001の部品の品番データ群については、最新リビジョンがリビジョン7であり、リビジョン7の品質レベルは既にOK、展開可否は既にONに設定されている。すなわち、リビジョン7は既に完成した品番データ群であることが分かる。
この状態で、品番ID001の品番データ群について、最新リビジョンの全検査プログラムへの適用を行う。より具体的には、別ウィンドウを出力部101に表示させ、当該別ウィンドウにおいて、検査プログラム1について、最新の参照リビジョン適用の指令を実行するようにしてもよい。そうすると、図6(b)に示すように、検査プログラム1においても、検査プログラム2においても、最新リビジョンであるリビジョン7の品番データ群が参照されるようになり、品質レベルはOKと変更される。このように、本実施例においては、完成した品番データ群については、一括して全検査プログラムに適用することが可能で、効率的に最適な検査項目と検査基準を適用することが可能となっている。
なお、本実施例において、検査システム9が複数のユーザによって使用可能となっている場合に、特定のユーザによって品番データ群の品質レベルがNGまたは、TRYに設定された場合、他のユーザによって品質レベルがOKに変更されることを制限してもよい。より具体的には、特定のユーザ以外のユーザによって品質レベルがOKに変更されることを一切禁止してもよいし、特定の他のユーザ、例えば上記特定のユーザの上司等によってのみ、変更されることが許可されるようにしてもよい。
また、同様に、検査システム9が複数のユーザによって使用可能となっている場合に、特定のユーザによって品番データ群の展開可否がOFFに設定された場合、他のユーザによって展開可否がONに変更されることを制限してもよい。より具体的には、特定のユーザ以外のユーザによって展開可否がONに変更されることを一切禁止してもよいし、特定の他のユーザ、例えば上記特定のユーザの上司等によってのみ、変更されることが許可されるようにしてもよい。
これにより、事情を知らない他のユーザによって品番データ群の品質レベルや展開可否の設定内容が変更されることを抑制できる。そうすれば、品質レベルの低い検査項目や検査基準が意図せず検査に用いられてしまうことを抑制できる。
<実施例2>
次に、本発明の実施例2について説明する。実施例2においては、既に全ての検査プログラムに信頼性の確認済の品番データ群が適用されている状態で、製造工程において「見逃し」が発生した場合の処理について説明する。図7は、品番データ群における品番レベルがOKに設定され、展開可否はONに設定された状態において、検査時に「見逃し」が発生した場合に実行される検査情報管理ルーチン2の処理を示すフローチャートである。本フローは制御端末1のメモリ103に記憶されるようにしてもよく、検査装置3から「見逃し」検出のデータが送信された際に、自動的に実行されるようにしてもよい。なお、手動検査が行われるステップについては、検査プログラムは、作業者からの結果入力待ち状態となってもよい。
本ルーチンが実行されると、まず、ステップS201において、検査時の「見逃し」が発生したことが検出される。この場合には、不良品が工程で発見されずに通過してしまう危険性があるので緊急の対応が必要になる。よって、ステップS202において、品番データ群の品質レベルはNGに設定される。ステップS202の処理が終了するとステップS203に進む。
ステップS203においては、品番データ群が全検査プログラムに適用される。この場合には、全検査プログラムにおいて、品質レベルがNGの品番データ群が適用されることになる。本実施例における検査システム9では、このような場合には、「見逃し」が発生した品番データ群を参照する検査に関しては、検査プログラムによる自動検査は停止し、手動検査が行われる。その際の表示としては、検査システム9における出力部101に表示された品番データ群に係るウィンドウで品番の品質がNGと表示されるのみでも良いし、他に何等かのアラート表示がされてもよい。ステップS203の処理が終了するとステップS104に進む。
ステップS104~ステップS113の処理において、図5に示した検査情報管理ルーチンとの相違点は、S206の処理において、ステップS104で登録した検証画面に対して「見過ぎ」あるいは「見逃し」がなかったか否かが手動検査にて判定される点である。また、ステップS210において、ステップS109で行われた検査で「見過ぎ」または「見逃し」が発生したか否かが手動検査で判定される点である。また、ステップS212においては、ステップS111の複数の検査において「見過ぎ」または「見逃し」が発生したか否かが手動検査にて判定される点である。
図8には、上記のように、製造工程において「見過ぎ」が生じた場合に手動検査が行われるようにする、検査システム制御ルーチンについて説明する。本フローは検査プログラム記憶部23に記憶されるようにしてもよく、検査装置3による検査実施時に実行されるようにしてもよい。本ルーチンが実行されると、まず、ステップS301において、検査プログラムが読み込まれる。ステップS301が終了するとステップS302に進む。ステップS302においては、ステップS301で読み込まれた検査プログラムにおいて参照されている品番データ群が読み込まれる。ステップS302の処理が終了するとステップS303に進む。ステップS303においては検査画像が取得される。そして、ステップS304において検査が実施される。
次に、ステップS305では、品番データ群における品質レベルがOKに設定されているか否かが判定される。ここで、品番データ群における品質レベルがOKに設定されていれば、ステップS309に進み自動検査が実施される。一方、ステップS305において品番データ群における品質レベルがOKに設定されていないと判定された場合には、ステップS306に進む。ステップS306においては、品番データ群の品質レベルがTRYに設定されているか否かが判定される。ここで、品質レベルがTRYに設定されていると判定された場合には、ステップS309に進み自動検査が実施される。一方、品質レベルがTRYに設定されていないと判定された場合には、ステップS307に進む。
ステップS307においては、品番データ群の品質レベルがNGに設定されているか否かが判定される。ここで、品番データ群の品質レベルがNGに設定されていると判定された場合には、ステップS308に進み、手動検査が実施される。一方、品質レベルがNGに設定されていないと判定された場合には、ステップS309に進み、自動検査が実施される。ステップS309の自動検査または、ステップS308の手動検査が終了すると、ステップS310に進む。
ステップS310においては検査が終了したか否かが判定される。ステップS310において検査が終了したと判定された場合には、一旦本ルーチンが終了する。検査が終了していないと判定された場合には、ステップS304の処理に戻り、検査が継続される。なお、本ルーチンにおいて、品番データ群の品質レベルのデータが、「OK」、「TRY」、「NG」の3通りしかない場合には、S306において品番データ群の品質レベルが「TRY」ではないと判定された場合に、直接S308の処理に進んでも構わない。
図9は、図7及び図8において説明したように、検査システム9において「見逃し」が発生した場合の、品番参照データテーブルの変更の例について示している。図9(a)には、品番ID003の部品について、検査プログラム3においてはリビジョン9の品番データ群が参照され、検査プログラム4においては、リビジョン10の品番データ群が参照されている。そして、リビジョン9、リビジョン10ともに、品質レベルはOK、展開可否はONに設定されていることが分かる。また、品番ID003の部品の品番データ群については、最新リビジョンがリビジョン12であり、リビジョン12については品質レベルはNGに設定されている。そして、品番展開のステータスは、「要更新」とされていることが分かる。
この状態で、いずれかの検査プログラムにおける検査で「見逃し」が発生した場合には、緊急な対応が必要なために、図9(b)に示すように、強制的に品番ID003の部品について最新リビジョン12の品番データが参照される。そして、その品質レベルはNGに設定されている。そうすると、図8のステップS307及びステップS308に示したとおり、品番ID001の部品については、自動検査ではなく手動検査が行われることになる。そして、品番展開のステータスとしては、見逃し対応中と表示される。
これにより、検査システム9において「見逃し」が発生した場合には、緊急避難的に自動検査を中止し手動検査が行われるようにすることができる。そして、製造工程における検査品質に影響を及ぼすことなく、同時に品番データ群における検査項目や検査基準の最適化を継続することが可能となる。なお、本実施例において、いずれかの検査プログラムにおける検査で「見逃し」が発生した場合には、自動的に品質レベルがNGである最新リビジョンの品番データ群が参照されてもよいし、出力部101に、品質レベルがNGである最新リビジョンの品番データ群を全ての検査プログラムに適用可能な表示をさせ、ユーザが手動で、品質レベルがNGである最新リビジョンの品番データ群に参照させてもよい。なお、上記の適用例及び各実施例においては、品番データ群がリビジョン管理され、検査情報が変更された際には、新たなリビジョンが作成される例について説明した。しかしながら、本発明は、検査情報が変更された際にも、品番データ群が書き換えられるのみで、新たなリビジョンの品番データ群が作成されない場合、すなわち、品番データ群がリビジョン管理されない場合についても適用可能であることは当然である。
なお、以下には本発明の構成要件と実施例の構成とを対比可能とするために、本発明の構成要件を図面の符号付きで記載しておく。
<発明1>
部品が搭載された物品の品質を判定する検査プログラムにより、前記物品の検査を行う検査方法であって、
前記検査における前記部品の検査項目及び/又は検査基準を含む検査情報が部品毎に設定される設定ステップ(S101、S107、S113)と、
前記検査プログラムにより、前記物品の品質が判定される判定ステップ(S106、S110、S112)と、を有し、
前記検査情報は、該検査情報の信頼性の指標である検査品質レベル情報をさらに含み、
前記設定ステップにおいては、前記検査情報が、前記部品の品番毎に設けられ前記検査情報の変更毎に更新される品番データ群に基づいて設定され、
前記判定ステップにおいては、前記品番データ群を参照して取得される前記検査情報に基づいて前記部品毎に品質が判定されることを特徴とする、検査方法。
<発明9>
部品が搭載された物品の品質を判定する検査プログラムにより、前記物品の検査を行う検査システム(9)であって、
前記検査における、前記部品の検査項目及び/又は検査基準を含む検査情報が組み入れ
られた品番データ群を記憶する記憶部(22、24、104)と、
前記検査プログラムに前記物品の品質を判定させる処理部(1、104)と、を備え、
前記検査情報は、該検査情報の信頼性の指標である検査品質レベル情報をさらに含み、
前記品番データ群は、前記部品の品番毎に設けられるとともに前記検査情報の変更毎に更新され、
前記検査プログラムは、前記品番データ群を参照して取得される前記検査情報に基づいて前記部品毎に品質を判定することを特徴とする、検査システム。
1・・・制御端末
2・・・データ管理用サーバ
3・・・基板検査装置
11・・・ユーザーインターフェース制御部
12・・・読出処理部
13・・・品番データ処理部
14・・・登録処理部
15・・・検査プログラム処理部
16・・・シミュレーション処理部
21・・・基板情報記憶部
22・・・部品情報記憶部
23・・・検査プログラム記憶部
24・・・検査情報記憶部
25・・・検査履歴記憶部

Claims (18)

  1. 部品が搭載された物品の品質を判定する検査プログラムにより、前記物品の検査を行う検査方法であって、
    前記検査における前記部品の検査項目及び/又は検査基準を含む検査情報が部品毎に設定される設定ステップと、
    前記検査プログラムにより、前記物品の品質が判定される判定ステップと、を有し、
    前記検査情報は、該検査情報の信頼性の指標である検査品質レベル情報をさらに含み、
    前記設定ステップにおいては、前記検査情報が、前記部品の品番毎に設けられ前記検査情報の変更毎に更新される品番データ群に基づいて設定され、
    前記判定ステップにおいては、前記品番データ群を参照して取得される前記検査情報に基づいて前記部品毎に品質が判定されることを特徴とする、検査方法。
  2. 前記検査品質レベル情報は、高い品質レベルを示す第1レベルと、低い品質レベルを示す第2レベルを含み、
    前記設定ステップにおいて、前記検査情報が変更され品番データ群が更新された際には、前記検査品質レベル情報は前記第2レベルに設定されることを特徴とする、請求項1に記載の検査方法。
  3. 前記品番データ群における検査情報は、複数のユーザによって設定可能であり、
    前記設定ステップにおいて、前記検査品質レベル情報が所定のユーザにより第1レベル以外に設定された場合には、該所定のユーザ以外のユーザによる前記検査品質レベル情報の第1レベルへの変更が制限されることを特徴とする、請求項2に記載の検査方法。
  4. 前記検査情報は、前記検査プログラムによる前記品番データ群への参照の有無を示す参照有無情報をさらに含むことを特徴とする、請求項1に記載の検査方法。
  5. 前記検査情報は、前記検査プログラムによる前記品番データ群への参照の有無を示す参照有無情報をさらに含むことを特徴とする、請求項2または3に記載の検査方法。
  6. 前記参照有無情報は、前記検査プログラムによる前記品番データ群への参照を有りとす
    るON情報と、前記検査プログラムによる前記品番データ群への参照を無しとするOFF情報とを含み、
    前記設定ステップにおいて、前記検査情報が変更され前記品番データ群が更新された際には、参照有無情報はOFF情報に設定されることを特徴とする、請求項5に記載の検査方法。
  7. 前記品番データ群における検査情報は、複数のユーザによって設定可能であり、
    前記設定ステップにおいて、前記参照有無情報が所定のユーザによってOFF情報に設定された場合には、該所定のユーザ以外のユーザによる前記参照有無情報のON情報への変更が制限されることを特徴とする、請求項6に記載の検査方法。
  8. 前記検査品質レベル情報は、前記第1レベル及び前記第2レベルの他、特定の検査プログラムにおいて前記品番データ群に参照させることで該品番データ群における検査情報の検査品質レベルを確認中であることを示す第3レベルをさらに含み、
    前記設定ステップにおいて、前記品番データ群における検査品質レベル情報が第3レベルから第1レベルに変更された場合に、前記参照有無情報がON情報に変更されることを特徴とする、請求項6または7に記載の検査方法。
  9. 前記検査品質レベル情報は、高い品質レベルを示す第1レベルと、低い品質レベルを示す第2レベルに設定可能であり、
    前記検査情報は、前記検査プログラムによる前記品番データ群への参照の有無を示す参照有無情報をさらに含み、
    前記参照有無情報は、前記検査プログラムによる前記品番データ群への参照を有りとするON情報と、前記検査プログラムによる前記品番データ群への参照を無しとするOFF情報に設定可能であり、
    前記設定ステップにおいて、前記品番データ群における前記検査品質レベル情報が第2レベルに設定されるとともに、前記参照有無情報がON情報に設定されている場合に、
    前記判定ステップにおいては、該品番データ群に係る部品の検査は、前記検査プログラムによらないで行うことを特徴とする、請求項1に記載の検査方法。
  10. 部品が搭載された物品の品質を判定する検査プログラムにより、前記物品の検査を行う検査システムであって、
    前記検査における、前記部品の検査項目及び/又は検査基準を含む検査情報が組み入れられた品番データ群を記憶する記憶部と、
    前記検査プログラムに前記物品の品質を判定させる処理部と、を備え、
    前記検査情報は、該検査情報の信頼性の指標である検査品質レベル情報をさらに含み、
    前記品番データ群は、前記部品の品番毎に設けられるとともに前記検査情報の変更毎に更新され、
    前記検査プログラムは、前記品番データ群を参照して取得される前記検査情報に基づいて前記部品毎に品質を判定することを特徴とする、検査システム。
  11. 前記検査情報は、前記検査プログラムによる前記品番データ群への参照の有無を示す参照有無情報をさらに含むことを特徴とする、請求項10に記載の検査システム。
  12. 前記検査品質レベル情報は、高い品質レベルを示す第1レベルと、低い品質レベルを示す第2レベルを含み、
    前記検査情報が変更され品番データ群が更新された際には、前記検査品質レベル情報を前記第2レベルに設定するデータ管理部をさらに備えることを特徴とする、請求項11に記載の検査システム。
  13. 前記参照有無情報は、前記検査プログラムによる前記品番データ群への参照を有りとするON情報と、前記検査プログラムによる前記品番データ群への参照を無しとするOFF情報とを含み、
    前記データ管理部は、前記検査情報が変更され前記品番データ群が更新された際には、参照有無情報はOFF情報に設定することを特徴とする、請求項12に記載の検査システム。
  14. 複数のユーザによる、前記品番データ群における検査情報の設定を受付ける情報設定部をさらに備え、
    前記情報設定部は、前記検査品質レベル情報が所定のユーザにより第1レベル以外に設定された場合には、該所定のユーザ以外のユーザによる前記検査品質レベル情報の第1レベルへの変更を制限することを特徴とする、請求項12または13に記載の検査システム。
  15. 複数のユーザによる、前記品番データ群における検査情報の設定を受付ける情報設定部をさらに備え、
    前記情報設定部は、前記参照有無情報が所定のユーザによってOFF情報に設定された場合には、該所定のユーザ以外のユーザによる前記参照有無情報のON情報への変更を制限することを特徴とする、請求項13に記載の検査システム。
  16. 前記検査品質レベル情報は、前記第1レベル及び前記第2レベルの他、特定の検査プログラムにおいて前記品番データ群に参照させることで該品番データ群における検査情報の検査品質レベルを確認中であることを示す第3レベルをさらに含み、
    前記データ管理部は、前記品番データ群における検査品質レベル情報が第3レベルから第1レベルに変更された場合に、前記参照有無情報がON情報に変更することを特徴とする、請求項12または13に記載の検査システム。
  17. 前記検査情報は、前記検査プログラムによる前記品番データ群への参照の有無を示す参照有無情報をさらに含み、
    前記検査品質レベル情報は、高い品質レベルを示す第1レベルと、低い品質レベルを示す第2レベルを含み、
    前記参照有無情報は、前記検査プログラムによる前記品番データ群への参照を有りとするON情報と、前記検査プログラムによる前記品番データ群への参照を無しとするOFF情報とを含み、
    前記品番データ群における検査情報の設定を受付ける情報設定部をさらに備え、
    前記情報設定部は、前記品番データ群における前記検査品質レベル情報が第2レベルに設定され、且つ、前記参照有無情報がON情報に設定可能とすることを特徴とする、請求項10に記載の検査システム。
  18. 請求項1から9のいずれか一項に記載の設定ステップおよび/または判定ステップをコンピューターに実行させるプログラム。
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