JP7035601B2 - 定着装置の制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、定着装置の制御方法に関する。
複写機、ファクシミリ、プリンタ等の電子写真方式を用いる画像形成装置に関しては、今までに種々の提案がなされている。この種の画像形成装置は、像担持体である感光ドラムの表面に静電潜像を形成し、この感光ドラム上の静電潜像を現像剤であるトナーによって現像してトナー像として可視像化し、現像されたトナー像を転写装置によって記録媒体である用紙に転写し、この用紙上に転写されたトナー像を定着装置によって加熱や加圧等して用紙上に定着させるという一連の画像形成プロセスを経て画像を形成するものである。
ところで、定着装置としては、様々な方式を採用するものが提案されている。例えば、所定温度に維持された定着ローラと該定着ローラに圧接された加圧ローラとを備え、互いに圧接された加熱ローラと加圧ローラ間に形成される定着ニップ部(ニップ部)によって、未定着トナー像を担持した用紙を搬送しつつ加熱及び加圧してトナー像を用紙に定着させるローラ定着方式が知られている。
又、他の方式として、加圧ローラに対向配置された定着ローラと、熱源によって加熱される加熱ローラとの間に張架された無端状の定着ベルトとを備え、加圧ローラと定着ローラとの定着ベルトを介しての圧接によって形成されたニップ部において、加熱ローラの熱を定着ベルトを介して用紙に与えることによって、用紙に担持された未定着トナー像を加熱及び加圧して用紙上に定着させるベルト定着方式が知られている。
而して、定着装置においては、加圧ローラと定着ローラ間のニップ部を通過する用紙上の未定着トナー像に最適な熱量を与えて安定した定着性能を得るために、特許文献1には、ニップ部の幅(ニップ幅)を適切に制御することが提案されている。
又、特許文献2には、熱膨張による定着ローラ表面の線速変動が大きな定着装置において、熱膨張量に応じて定着ローラの回転速度を制御することによって該定着ローラの線速変動を小さく抑える技術が提案されている。
しかしながら、特許文献1,2に記載された技術を定着装置に適用した場合、紙間で定着ニップ幅調整制御を実施した後に定着ローラの回転速度調整制御を行って線速調整したいが、定着ニップ幅調整制御を実施してから次の用紙が定着ニップ部に到達するまでの時間が短いため、定着ローラの回転速度調整制御に必要な回転速度のサンプリングが間に合わないという事態が発生する。このような場合は、定着ニップ幅調整制御を実施してから用紙数枚分は所望の線速で通紙することができず、用紙に搬送シワが発生したり、搬送ジャムが発生する等の不具合を招く原因となる。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、紙間でニップ幅調整制御と回転速度調整制御を行うことによって、高い定着性を確保しつつ、搬送性を高めて搬送シワや搬送ジャム等の不具合の発生を防ぐことができる定着装置の制御方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る定着装置の制御方法は、駆動源と、前記駆動源に
よって回転駆動される第1のローラと、従動回転する第2のローラと、前記第1のローラ
に圧接されてニップ部を形成する第3のローラと、前記第1のローラと前記第2のローラ
との間に架け渡された定着ベルトと、前記定着ベルトを加熱するための加熱手段と、
前記第2のローラの回転速度を検出するための回転速度検出手段と、前記回転速度検出手
段によって検出された前記第2のローラの回転速度が一定となるように前記駆動源の回転
速度を制御する制御手段と、前記第1のローラの熱膨張量が閾値以上となった場合に前記
第3のローラの位置を調整してニップ幅を調整制御するニップ幅調整制御手段と、
前記第1のローラの回転速度を調整制御する回転速度調整制御手段
を備えた定着装置の制御方法であって、
前記回転速度調整制御手段は、前記ニップ幅調整制御手段によるニップ幅の調整制御実施
から次の記録媒体がニップ部に到達するまでの間に前記第1のローラの回転速度を調整制
御し、次の記録媒体がニップ部に到達するまでに前記回転速度調整制御手段による前記第
1のローラの回転速度調整制御を実施することができないと判定した場合には、次の記録
媒体のニップ部への到達を一時的に遅らせることを特徴とする
本発明によれば、紙間で定着ニップ幅調整制御と回転速度調整制御を行うことによって高い定着性を確保しつつ、搬送性を高めて搬送シワや搬送ジャム等の不具合の発生を防ぐことができる。
本発明に係る画像形成装置(カラーレーザプリンタ)の概略構成図である。 本発明に係る定着装置の構成を示す概略図である。 本発明に係る定着装置の制御手順を示すフローチャートである。 加熱過程及び冷却過程における定着ローラの芯金温度と熱膨張量との関係を示す図である。 加熱過程及び冷却過程における定着ローラの芯金温度とニップ幅との関係を示す図である。 冷却過程70℃から通紙を開始した場合の定着ローラの芯金温度とニップ幅との関係を示す図である。 次の用紙が定着ニップに到達するまでに回転速度調整制御を実施する方法(用紙搬送を遅らせる方法)を示すタイミングチャートである。 次の用紙が定着ニップに到達するまでに回転速度調整制御を実施する方法(定着ローラの回転速度を増加させる方法)を示すタイミングチャートである。 次の用紙が定着ニップに到達するまでに回転速度調整制御を実施する方法(回転速度検出のサンプリング数を減らす方法)を示すタイミングチャートである。
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
[画像形成装置]
図1は本発明に係る画像形成装置の一例としてのカラーレーザプリンタの概略構成図であり、図示のカラーレーザプリンタ100においては、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(ブラック)の4色分の画像形成ユニット1a,1b,1c,1dが転写ベルト10の走行方向(図示矢印B方向)に沿って順次タンデムに配置されている。
上記画像形成ユニット1a,1b,1c,1dは、像担持体である感光ドラム2a~2d、ドラム帯電器3a~3d、露光装置4a~4d、現像装置5a~5d、転写器6a~6d、清掃装置7a~7dをそれぞれ備えている。
上記感光ドラム2a~2dは、不図示の駆動源によって図示矢印A方向に回転駆動され、前記ドラム帯電器3a~3dは、回転駆動される感光ドラム2a~2dの表面を一様に帯電させる。前記露光装置4a~4dは、ドラム帯電器3a~3dによって表面が帯電された感光ドラム2a~2dの表面にレーザ光を露光走査することによって、画像データに基づく静電潜像を感光ドラム2a~2dの表面にそれぞれ形成する。
そして、前記現像装置5a~5dは、露光装置4a~4dの露光によって感光ドラム2a~2dの表面に形成された静電潜像をトナーによって現像してトナー像として可視像化する。前記転写器6a~6dは、現像装置5a~5dによって感光ドラム2a~2d上に形成されたトナー像を転写ベルト10に転写する。前記清掃装置7a~7dは、トナー像が転写された後の感光ドラム2a~2dの表面を清掃する。
而して、カラーレーザプリンタ100においては、画像形成ユニット1a,1b,1c,1dによって形成されたY,M,C,Kの4色のトナー像が転写ベルト10上に重畳転写されることによって、転写ベルト10上には4色フルカラーのトナー像が形成される。そして、転写ベルト10上に形成されたトナー像は、これが用紙転写器9に到達すると同時に用紙転写器9に印加された高電圧の作用によって、図示矢印H方向に搬送されて転写ベルト10と用紙転写器9との間を通過する用紙P上に転写される。用紙P上に転写されたトナー像は、本発明に係る定着装置11によって用紙P上に定着される。尚、転写ベルト10上に残留する未転写トナーは、ベルト清掃装置8によって回収される。
次に、本発明に係る定着装置11について説明する。
[定着装置]
(定着装置の構成)
図2は定着装置の詳細を示す構成図であり、図示の定着装置11は、定着部材として定着ベルト13を用いたベルト定着方式を採用するものであって、定着ベルト13の他、加熱ローラ14、定着ローラ15、加圧ローラ17、加圧ローラ移動機構18、定着ベルト温度センサ19、加圧ローラ温度センサ20、定着ローラ温度センサ21、制御手段である制御部22等を備えている。
定着部材としての定着ベルト13は、樹脂材料から成るベース層上に、弾性層、離型層が順次積層された多層構造の無端ベルトである。定着ベルト13の弾性層は、フッ素ゴム、シリコーンゴム、発泡性シリコンゴム等の弾性材料で構成されている。定着ベルト13の離型層は、PFA(4フッ化エチレンバーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体樹脂)、ポリイミド、ポリエーテルイミド、PES(ポリエーテルサルファイド)等で構成されている。定着ベルト13の表層に離型層を設けることによって、トナー像Tに対する離型性(剥離性)が担保されることになる。定着ベルト13は、加熱ローラ14と定着ローラ15に張架されて走行可能に支持されている。尚、定着ベルト13に一定のテンションを与えるためのテンションローラを設けても良い。
前記加熱ローラ14は、金属材料から成る薄肉の円筒体部材であって、その内部には加熱手段としてのヒータ24が配置されている。ここで、加熱ローラ14は、その両端軸部が定着装置11の側板に軸受によって回転可能に支持されている。
前記ヒータ24は、例えば、ハロゲンヒータやカーボンヒータであって、その軸方向両端部が定着装置11の不図示の固定板に固定されている。このヒータ24は、カラーレーザプリンタ100の電源部(交流電源)から出力制御された電力が供給されることによって発熱する。ヒータ24からの輻射熱によって加熱ローラ14が加熱され、この加熱された加熱ローラ14からの熱伝導によって加熱された定着ベルト13の表面から用紙P上のトナー像Tに熱が加えれる。
定着ベルト13の表面温度は、定着ベルト13の表面に対向して配置されたサーモパイル等の定着ベルト温度センサ19によって検出され、定着ベルト13の表面温度が所望の制御温度(定着温度)で一定となるように、ヒータ24の出力が制御される。ここで、加熱ローラ14は、金属材料によって構成されており、その線膨張係数は定着ローラ15のそれよりも極めて小さい。このため、加熱ローラ14の外径の温度による変化も極めて小さく、従って、本実施の形態では、加熱ローラ14の回転速度を検出するようにしている。
即ち、加熱ローラ14には、外周部に多数のスリットが等角度ピッチで放射状に形成されたスリット板(不図示)が取り付けられており、このスリット板の近傍には、透過光型のフォトセンサ25が配置されている。このフォトセンサ25は、スリット板における遮光と通光によって発生するパルス状の信号を制御部22に対して出力するものであって、制御部22は、遮光の時間間隔によって加熱ローラ14の回転速度を求め、その回転速度が一定となるように後述のモータ26を制御する。ここで、スリット板とフォトセンサ25は、加熱ローラ14の回転速度を検出する回転速度検出手段を構成している。
定着ローラ15は、ステンレススチール(SUS304、SUS420)等から成る芯金15a上に、フッ素ゴム、シリコーンゴム、発泡性シリコーンゴム等の弾性層15bが形成されたローラ部材である。この定着ローラ15は、その両端軸部が定着装置11の側板に軸受によって回転可能に支持されており、加圧ローラ17の回転に連れて時計回り(図示矢印C方向)に回転する。すると、定着ベルト13も図示矢印D方向に走行する。ここで、定着ローラ15は、駆動源であるモータ25によって図示矢印C方向に回転駆動され、その回転速度は、前述のように制御部22によって制御される。
加圧ローラ17は、ステンレススチール(SUS304、SUS420)等から成る芯金17a上に、フッ素ゴム、シリコーンゴム、発泡性シリコーンゴム等の弾性層17bが形成されたローラ部材である。この加圧ローラ17は、その両端軸部が定着装置11の側板に軸受を介して回転可能に支持されており、モータ等の不図示の駆動源によって回転駆動される。
加圧ローラ温度センサ20は、加圧ローラ17の表面に対向して配置されたサーモパイル等の温度センサであって、加圧ローラ17の表面温度を検知する。
定着装置11においては、加圧ローラ17が定着ベルト13を介して定着ローラ15に圧接されることによってニップ部Nが形成されている。定着装置11は、ニップ部Nを形成するために、定着ローラ15の弾性層15bの厚さを加圧ローラ17の弾性層17bのそれよりも厚くしている。例えば、加圧ローラ17の弾性層17bの厚さを3mm、定着ローラ15の弾性層15bの厚さを15mmに設定している。
前記加圧ローラ移動機構18は、揺動アーム18aを備えており、加圧ローラ17は、その両端が不図示の軸受によって揺動アーム18aに回転可能に支持されている。揺動アーム18aは、その一端側に設けられた揺動軸18bを中心として揺動可能に支持されている。又、揺動アーム18aの他端側には、ベアリング18cが固定されている。そして、ベアリング18cの図中下方に接触する位置には、カム18dが設けられている。このカム18dは、例えばステッピングモータ等のカム回転角を制御可能なモータによって駆動される。又、カム18dには、遮蔽版18eが備えられており、カム位置検出手段18fが遮蔽板18eの位置を検出することによってカム18dの基準位置を把握できるようになっている。
上記カム18dは、揺動アーム18aに接続された揺動アームスプリング18gの張力によってベアリング18cに接触した状態に保たれている。そして、モータの駆動によってカム18dが図示矢印E方向に回転すると、ベアリング18cが図示矢印F方向に移動する。これによって、揺動アーム18aに支持された加圧ローラ17が図示矢印G方向(定着ローラ15に近づく方向)に移動することとなる。一方、モータの駆動によってカム18dが図示矢印E’方向に回転すると、ベアリング18cが図示矢印F’方向に移動する。これによって、揺動アーム18aに支持された加圧ローラ17が図示矢印G’方向(定着ローラ15から離間する方向)に移動することとなる。
前記制御部22は、定着ベルト温度センサ19の検出結果に基づいてヒータ24の出力を制御することによって、定着ベルト13の表面温度が所望の定着温度となるように制御する。このとき、加圧ローラ温度センサ20の検出結果を併せて用いても良い。
(定着装置の制御)
用紙P上のトナー像Tを加熱溶融させて用紙P上に安定的に定着させるには、定着ローラ15と加圧ローラ17との間で用紙Pを挟み込む部分であるニップ部Nの幅(ニップ幅)を、使用する用紙Pの種類に応じて適切に設定し、トナー像Tに最適な熱量を与えるようにする必要がある。このため、本実施の形態では、加圧ローラ移動機構18とこれを制御する制御部22によって構成されるニップ幅調整制御手段によってニップ幅を最適に調整制御するようにしている。
又、用紙Pの搬送速度を適正に制御して紙シワや搬送ジャム等の不具合の発生を防ぐ必要がある。このため、本実施の形態では、制御部22に設けられた回転速度調整制御手段によって定着ローラ15の回転速度を調整制御するようにしている。
而して、本実施の形態に係る定着装置11においては、ニップ部Nに用紙が無い紙間においてニップ幅調整制御手段によってニップ幅の調整制御を行うとともに、このニップ幅の調整制御実施から次の用紙Pがニップ部Nに到達するまでの間に定着ローラ15の回転速度を調整制御する回転速度調整制御を実行するようにしている。
以下、紙間において実施されるニップ幅調整制御と回転速度調整制御についてそれぞれ説明する。
<ニップ幅調整制御>
ニップ幅は、加圧ローラ移動機構18を利用して加圧ローラ17を定着ローラ15に対して接離する方向に移動させ、定着ローラ15に対する加圧ローラ17の位置を制御することによって調整することができる。
しかしながら、定着ローラ15の弾性層15bの温度上昇に伴って膨張する定着ローラ15の外径が大きくなると、定着ローラ15に対する加圧ローラ17の位置を所定位置に設定してもニップ幅に変動が生じ、結果として定着性にバラツキを招いてしまう場合がある。
そこで、本実施の形態に係る定着装置11においては、ニップ幅調整制御手段によって、加圧ローラ移動機構18が加圧ローラ17を定着ローラ15側に移動させる量を制御してニップ幅を調整するようにしているが、ニップ幅調整制御手段は、定着ローラ15の予測された熱膨張量に応じて加圧ローラ17の移動量を制御してニップ幅を調整するようにしている。
即ち、図3のフローチャートに示すように、ジョブがスタートすると(ステップS1)、定着ローラ15の熱膨張量が閾値以上であるか否かが判定され(ステプS2)、熱膨張量が閾値以上である場合(ステップS2:Yes)には、ニップ幅調整制御が実施され(ステップS3)、熱膨張量が閾値未満である場合(ステップS2:No)にはジョブが終了か否かが判定される(ステップS7)。この判定の結果、ジョブが終了している場合(ステップS7:Yes)には、処理が終了し(ステップS8)、ジョブが終了していない場合(ステップS7:No)には、引き続いてニップ幅調整制御が実施される(ステップS3)。
定着装置11は、定着ローラ15の温度を検出するための定着ローラ温度センサ21と、不図示の芯金温度検出手段と、ヒータ24による加熱開始からの経過時間を検出する計測手段を更に備えている。ここで、熱膨張量予測手段は、定着ローラ温度センサ21及び/又は芯金温度検出手段によって検出された温度及び計測手段(タイマー)によって検出された経過時間に基づいて定着ローラ15の熱膨張量を予測する。
尚、芯金温度検出手段は、定着ローラ15の芯金15aの温度を検出する接触式のセンサであって、例えば、芯金15aの端部に設けられ、芯金15aの温度を常時監視する。この芯金温度検出手段の例としては、特許第5598238号公報の図2に開示された芯金端部の回転軸の温度をサーミスタによって検出するものがある。
前記計測手段は、印刷ジョブを受け付けた時点からの経過時間を検出するものであることが好ましく、少なくとも、定着ローラ15が加熱過程にあるか、冷却過程にあるかを検知可能であるものが好ましい。即ち、本実施の形態に係る定着装置11は、定着ローラ15の芯金15aの温度と加熱開始から定着ローラ15の外径変位量を算出し、定着ローラ15の外径変位量に基づいて加圧ローラ移動機構18が加圧ローラ17を定着ローラ15側に移動させる量(以下、「加圧量」とも称する)を制御することによって、最適なニップ幅を得ることができる。
以下、芯金温度検出手段によって検出された定着ローラ15の芯金15aの温度と定着ローラ15の熱膨張量との関係を図4に示し、加圧量が一定の条件下における芯金温度検出手段によって検出された芯金15aの温度とニップ幅との関係を図5に示す。
図4(i)に示すように、定着ローラ15が加熱過程にある場合、芯金温度と定着ローラ15の熱膨張量とは高い相関を有している。又、図5(i)に示すように、芯金温度とニップ幅とも同様に相関を有している。従って、加熱過程においては、芯金温度に応じて加圧量を調整することによってニップ幅を一定に保つことが可能であると考えられる。
一方、定着ローラ15が冷却過程にある場合、図4(ii)及び図5(ii)に示すように、芯金温度は、定着ローラ15の熱膨張量及びニップ幅とそれぞれ相関を有しているものの、加熱過程における熱膨張量及びニップ幅とはズレが発生している。これは、外部加熱及び放熱が原因である。
外部加熱を行った場合、定着ローラ15は、ゴムから成る弾性層15bから温められるため、芯金15aに熱が達するときには、弾性層15bは、十分に加熱されて熱膨張した状態になっている。これに対し、冷却過程においては、放熱が弾性層15bから行われ、芯金15aが冷えるよりも早く弾性層15bが冷えて熱膨張量は小さくなる。
このように、加熱過程及び冷却過程におけるそれぞれの熱膨張量とニップ幅は乖離が大きく、芯金15aの温度のみに基づく制御では、ニップ幅を一意的に決定することが困難である。
そこで、本実施の形態に係る定着装置11においては、定着ローラ15の熱膨張量を、加熱開始からの経過時間と芯金温度の両方から推測し,ニップ幅を一定に維持するようにしている。
図4(iii)及び図5(iii)に示すように、冷却過程から加熱を開始した場合、芯金温度は一定のまま、熱膨張量及びニップ幅だけが加熱過程の値まで上昇する。これは、前述したように加熱過程と冷却過程におけるズレの発生で説明される。このため、本実施の形態では、加熱過程における芯金温度を必ず読むことによってニップ幅を一意的に決定するようにしている。具体的には、通紙開始からの一定時間を除外し、一定時間経過後に検出された芯金温度を用いて加圧量を調整するようにしている。
上述の「一定時間経過後に検出された芯金温度」とは、
(1)加熱開始から一定時間(t)が経過した場合、又は
(2)芯金温度が一定温度(T)だけ上昇した場合
の条件が満たされた場合に検出された芯金温度を言う。
実際の時間tは、100秒~600秒程度であることが好ましく、温度Tは、2℃~5℃程度であることが好ましい。
図6に冷却過程70℃から通紙を開始した場合の定着ローラ15の芯金温度とニップ幅との関係を示す。
図6に示すグラフは、加圧量の補正を行わない「制御なし」、芯金温度のみに基づいて熱膨張量を予測した「制御1」、芯金温度及び経過時間に基づく本実施の形態の「制御2」における関係をそれぞれ示している。尚、狙いのニップ幅は3mmである。
「制御なし」の場合、芯金温度の上昇と共にニップ幅がズレて一定に維持されていない。「制御1」の場合、当初のニップ幅が所望の値からズレている。これに対し、本実施の形態における「制御2」では、芯金温度に関わらずニップ幅が一定に維持されている。
而して、以上説明したニップ幅調整制御においては、加熱過程における芯金温度に基づいて定着ローラ15の熱膨張量を予測し、この予測された熱膨張量に基づいて加圧量を調整するため、用紙Pがニップ幅の適正な調整制御を必要とする場合において最適なニップ幅を得ることができ、定着品質を低下させることなく安定した定着性能を確保することができる。
<回転速度調整制御>
本実施の形態に係る定着装置11においては、前述のように、前記ニップ幅調整制御手段によるニップ幅の調整制御実施から次の用紙Pがニップ部Nに到達するまでの間に定着ローラ15の回転速度を調整制御する回転速度調整制御が実施される。この場合、定着ニップ幅調整制御を実施してから次の用紙Pがニップ部Nに到達するまでの時間が短いため、定着ローラ15の回転速度調整制御に必要な回転速度のサンプリングが間に合わないという事態が発生する。
そこで、本実施の形態では、図3のフローチャートに示すように、ニップ幅調整制御が実施されると(ステップS3)、次の用紙Pがニップ部Nに到達するまでに回転速度調整制御手段による定着ローラ15の回転速度調整制御を実施することが可能であるか否かが判定される(ステップS4)。この判定の結果、次の用紙Pがニップ部Nに到達するまでに定着ローラ15の回転速度調整制御の実施が可能である場合(ステップS4:Yes)には、回転速度調整制御手段によって定着ローラ15の回転速度が調整制御される(ステップS5)。尚、定着ローラ15の回転速度調整制御は、前述のようにフォトセンサ25を含む回転速度検出手段によって検出される加熱ローラ14の回転速度に基づいて制御部22がモータ26をフィードバック制御することによってなされる。
他方、次の用紙Pがニップ部Nに到達するまでに定着ローラ15の回転速度調整制御の実施が不可能であると判定された場合(ステップS4:No)には、以下に示す3つの方法の何れかが実施される(ステップS6)。
(1)次の用紙Pのニップ部Nへの到達を一時的に遅らせる方法
(2)制御部22によって定着ローラ15の回転速度を一時的に上げて回転速度検出手段による加熱ローラ14の速度検出間隔を短縮して回転速度調整制御に必要な速度検出回数(サンプリング数)を確保する方法
(3)定着ローラ15の回転速度調整制御に必要な加熱ローラ14の速度検出回数(サンプリング数)を減らす方法
以下、上記方法のそれぞれについて説明する。
(1)次の用紙Pのニップ部Nへの到達を一時的に遅らせる方法:
この方法においては、図7のタイミングチャートに示すように、フォトセンサ25(図2参照)によるn回(図示例では5回)のサンプリング(速度検出)によって得られる加熱ローラ14の回転速度を平均化する。尚、ニップ幅の調整制御の前後でニップ幅は非連続的に変動するため、同様に検出を続けると回転速度も変動してしまう。このため、ニップ幅の調整制御開始時点でフォトセンサ25の周期検出は中断し、それまでの検出結果をリセットし、ニップ幅の調整制御終了時から回転速度の周期検出を再開して次の用紙Pがニップ部Nに到達する前に回転速度の調整制御を実施する。
而して、本方法においては、次の用紙Pの先端がニップ部Nに到達するタイミングを図7に鎖線にて示す本来のタイミングから実線にて示すタイミングへと遅らせることによって、回転速度調整制御を実施するようにしている。その具体的な方法としては、次の用紙Pの給紙タイミングを遅らせる方法、次の用紙Pを基準位置で停止させる方法、次の用紙Pの搬送速度を低下させる方法等が考えられる。
この方法によれば、フォトセンサ25によるn回(5回)のサンプリングによって得られた定着ローラ15の回転速度(調整前回転速度)を、良好な搬送性が得られる回転速度(調整後回転速度)へと調整することができる。尚、回転速度の切り替えには、図示の時間遅れ(タイムラグ)が存在する。
以上の結果、次の用紙Pがニップ部Nに到達するまでに定着ローラ15の回転速度の調整制御を実施することができる。
(2)制御部22によって定着ローラ15の回転速度を一時的に上げて回転速度検出手段による加熱ローラ14の速度検出間隔を短縮して回転速度調整制御に必要な速度検出回数(サンプリング数)を確保する方法:
この方法においては、図8のタイミングチャートに示すように、ニップ幅の調整制御が終了すると同時に定着ローラ15の回転速度(調整前回転速度Vcur)を図示の回転速度Vmaxまで一次的に高める。尚、この場合、調整前回転速度VcurからVmaxへの切り替えには時間遅れ(タイムラグ)が存在する。
上述のように定着ローラ15の回転速度を一時的に上げると、フォトセンサ25による加熱ローラ14の速度検出間隔が短縮され、次の用紙PがニップNに到達するまでにフォトセンサ25による速度検出回数(サンプリング数n(5回))を確保することができる。そして、n回のサンプリングによって得られた加熱ローラ14の回転速度に基づいて定着ローラ15の回転速度を狙いの回転速度Vtarへと調整することができる。尚、この速度の切り替えにも図示の時間遅れ(タイムラグ)が存在する。
ところで、回転速度調整制御手段による定着ローラ15の回転速度調整制御は、フォトセンサ25によって加熱ローラ14の回転速度を所定回数検出した結果の平均値Vcurと狙いの回転速度Vtar及びモータ26(図2参照)の現在のクロック数CLKcurから次式:
CLKnext=CLKcur×Vtar/Vcur
によって算出される調整後のクロック数CLKnextに基づいてなされる。
而して、本発明においても、次の用紙Pがニップ部Nに到達するまでに定着ローラ15の回転速度の調整制御を実施することができる。
(3)定着ローラ15の回転速度調整制御に必要な加熱ローラ14の速度検出回数(サンプリング数)を減らす方法:
この方法は、図9のタイミングチャートに示すように、定着ローラ15の回転速度調整制御に必要な加熱ローラ14の速度検出回数(サンプリング数n)を減らす方法であって、図示例では、サンプリング数nを5回から3回に減らしている。この方法によれば、フォトセンサ25による加熱ローラ14の回転速度の検出精度が若干落ちるが、次の用紙Pがニップ部Nに到達するまでに定着ローラ15の回転速度の調整制御を実施することができる。
以上3つの方法の何れかを実施し(図3のステップS6)、次の用紙Pがニップ部Nに到達するまでに定着ローラ15の回転速度調整制御を実施すると(ステップS5)、ジョブが終了したか否かの判定がなされる(ステップS7)。この判定の結果、ジョブが終了した場合(ステップS7:Yes)には、全ての処理を終了し(ステップS8)、ジョブか終了していない場合(ステップS7:No)には、ステップS3以降の処理を繰り返す。
以上の説明で明らかなように、本発明によれば、紙間においてニップ幅の調整制御と定着ローラ15の回転速度調整制御を実施するようにしたため、高い定着性を確保しつつ、搬送性を高めて搬送シワや搬送ジャム等の不具合の発生を防ぐことができるという効果が得られる。
11 定着装置
13 定着ベルト
14 加熱ローラ(第2のローラ)
15 定着ローラ(第1のローラ)
17 加圧ローラ(第3のローラ)
18 加圧ローラ移動機構(ニップ幅調整制御手段)
19 定着ベルト温度センサ
20 加圧ローラ温度センサ
21 定着ローラ温度センサ
22 制御部(制御手段)
24 ヒータ(加熱手段)
25 フォトセンサ(回転速度検出手段)
26 モータ(駆動源)
100 カラーレーザプリンタ(画像形成装置)
N ニップ部
P 用紙(記録媒体)
特開2017-097183号公報 特許第4314732号公報

Claims (4)

  1. 駆動源と、
    前記駆動源によって回転駆動される第1のローラと、
    従動回転する第2のローラと、
    前記第1のローラに圧接されてニップ部を形成する第3のローラと、
    前記第1のローラと前記第2のローラとの間に架け渡された定着ベルトと、
    前記定着ベルトを加熱するための加熱手段と、
    前記第2のローラの回転速度を検出するための回転速度検出手段と、
    前記回転速度検出手段によって検出された前記第2のローラの回転速度が一定となるよう
    に前記駆動源の回転速度を制御する制御手段と、
    前記第1のローラの熱膨張量が閾値以上となった場合に前記第3のローラの位置を調整し
    てニップ幅を調整制御するニップ幅調整制御手段と、
    前記第1のローラの回転速度を調整制御する回転速度調整制御手段
    を備えた定着装置の制御方法であって、
    前記回転速度調整制御手段は、前記ニップ幅調整制御手段によるニップ幅の調整制御実施
    から次の記録媒体がニップ部に到達するまでの間に前記第1のローラの回転速度を調整制
    御し、次の記録媒体がニップ部に到達するまでに前記回転速度調整制御手段による前記第
    1のローラの回転速度調整制御を実施することができないと判定した場合には、次の記録
    媒体のニップ部への到達を一時的に遅らせることを特徴とする定着装置の制御方法。
  2. 駆動源と、
    前記駆動源によって回転駆動される第1のローラと、
    従動回転する第2のローラと、
    前記第1のローラに圧接されてニップ部を形成する第3のローラと、
    前記第1のローラと前記第2のローラとの間に架け渡された定着ベルトと、
    前記定着ベルトを加熱するための加熱手段と、
    前記第2のローラの回転速度を検出するための回転速度検出手段と、
    前記回転速度検出手段によって検出された前記第2のローラの回転速度が一定となるよう
    に前記駆動源の回転速度を制御する制御手段と、
    前記第1のローラの熱膨張量が閾値以上となった場合に前記第3のローラの位置を調整し
    てニップ幅を調整制御するニップ幅調整制御手段と、
    前記第1のローラの回転速度を調整制御する回転速度調整制御手段
    を備えた定着装置の制御方法であって、
    前記回転速度調整制御手段は、前記ニップ幅調整制御手段によるニップ幅の調整制御実施
    から次の記録媒体がニップ部に到達するまでの間に前記第1のローラの回転速度を調整制
    御し、
    次の記録媒体がニップ部に到達するまでに前記回転速度調整制御手段による前記第1のロ
    ーラの回転速度調整制御を実施することができないと判定した場合には、前記制御手段に
    よって前記第1のローラの回転速度を一時的に上げて前記回転速度検出手段による前記第
    2のローラの速度検出間隔を短縮して回転速度調整制御に必要な速度検出回数を確保する
    ことを特徴とする定着装置の制御方法。
  3. 前記回転速度調整制御手段による前記第1のローラの回転速度調整制御は、前記回転速度
    検出手段によって前記第2のローラの回転速度を所定回数検出した結果の平均値Vcurと狙いの回転速度Vtar及び前記駆動源の現在のクロック数CLKcurから次式:
    CLKnext=CLKcur×Vtar/Vcur
    によって算出される調整後のクロック数CLKnextに基づいてなされることを特徴とする
    請求項2記載の定着装置の制御方法。
  4. 駆動源と、
    前記駆動源によって回転駆動される第1のローラと、
    従動回転する第2のローラと、
    前記第1のローラに圧接されてニップ部を形成する第3のローラと、
    前記第1のローラと前記第2のローラとの間に架け渡された定着ベルトと、
    前記定着ベルトを加熱するための加熱手段と、
    前記第2のローラの回転速度を検出するための回転速度検出手段と、
    前記回転速度検出手段によって検出された前記第2のローラの回転速度が一定となるよう
    に前記駆動源の回転速度を制御する制御手段と、
    前記第1のローラの熱膨張量が閾値以上となった場合に前記第3のローラの位置を調整し
    てニップ幅を調整制御するニップ幅調整制御手段と、
    前記第1のローラの回転速度を調整制御する回転速度調整制御手段
    を備えた定着装置の制御方法であって、
    前記回転速度調整制御手段は、前記ニップ幅調整制御手段によるニップ幅の調整制御実施
    から次の記録媒体がニップ部に到達するまでの間に前記第1のローラの回転速度を調整制
    御し、
    次の記録媒体がニップ部に到達するまでに前記回転速度調整制御手段による前記第1のロ
    ーラの回転速度調整制御を実施することができないと判定した場合には、前記第1のロー
    ラの回転速度調整制御に必要な前記第2のローラの速度検出回数を減らすことを特徴とす
    る定着装置の制御方法。
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